JPH0689402A - 光磁気記録用磁気ヘッド - Google Patents

光磁気記録用磁気ヘッド

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JPH0689402A
JPH0689402A JP24089192A JP24089192A JPH0689402A JP H0689402 A JPH0689402 A JP H0689402A JP 24089192 A JP24089192 A JP 24089192A JP 24089192 A JP24089192 A JP 24089192A JP H0689402 A JPH0689402 A JP H0689402A
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head
recording
yoke
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JP24089192A
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Takashi Ogata
隆司 緒方
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上特性を向上させ、記録効率を高める。 【構成】 磁界変調用ヘッドと光変調用ヘッドとを兼用
する磁気ヘッド2に、夫々磁性体よりなる第1乃至第3
のヨーク部10,12,14を設ける。ヨーク部10と
14との間と、ヨーク部12と14との間に、非磁性体
よりなる第1及び第2の磁気的ギャップ20,22を夫
々形成する。第1のヨーク部10に磁界変調用の第1の
コイル10を取り付け、光変調用の第2のヨーク部12
に第2のコイル18を取り付ける。第1のギャップ20
と第2のギャップ22とのX軸方向の長さを、磁界変調
時及び光変調時に最適な強度の磁界を印加するように異
ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に対し
て情報の記録再生を行う記録再生装置に用いられ、光磁
気記録媒体に記録用の磁界を印加する光磁気記録用磁気
ヘッドに関する。ここで記録再生装置とは、光磁気記録
媒体に情報を記録する記録装置と、光磁気記録媒体に記
録されている情報を再生する再生装置と、これら記録と
再生との両方を行う記録再生装置との総称である。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気用の記録再生装置として
は、一定の強度の磁界を光磁気記録媒体に印加してお
き、レーザ光の強度を記録信号に応じて変化させる光変
調方式を採用したものが知られている。この装置を図1
2を用いて説明する。
【0003】この装置では、光磁気記録媒体、例えば光
磁気ディスク(以下、単に「ディスク」と称する)60
の基板62上に形成された磁性膜よりなる記録膜64に
対して、レーザダイオード66により射出され、レンズ
68により集光される一定強度のレーザ光を照射して、
記録膜64の温度を記録膜64のキューリー点付近まで
上昇させておく。これとともに、磁界印加装置70によ
って記録膜64に対して所定方向の磁界、即ち消去磁界
を印加し、記録膜64を消去方向に一様に磁化する。
【0004】この後、消去方向とは逆方向の磁界(記録
磁界)を磁界印加装置70によって記録膜64に印加す
ると共に、レーザダイオード66から射出されるレーザ
光の強度を光変調回路72によって記録信号に応じて変
化させつつ記録膜64上に照射する。
【0005】この様にすると、レーザ光の強度が弱いと
きには記録膜64の温度はキューリー点にまで上昇せ
ず、磁化の方向は消去磁界の方向に保たれ、逆に強度が
強いときには記録膜64の温度がキューリー点付近へ上
昇し、記録膜64の保磁力が弱められて記録膜64の磁
化の方向が消去磁界の方向から記録磁界の方向へと反転
される。かくして、記録信号に応じた磁化パターンが形
成される。
【0006】この様な光変調方式の記録再生装置に対し
て、消去と記録とを同時に行って記録時間の短縮化を目
指した磁界変調方式を採用した記録再生装置の研究・開
発が進められている。
【0007】この装置では、予め一定強度のレーザ光を
光磁気ディスクに照射しておき、磁化膜をキューリー点
温度まで上昇させておくと共に、磁界印加装置による磁
界を記録信号に応じて変調させ、磁化膜に磁界の変化に
応じた磁気パターンを残すことにより情報の記録を行っ
ている。
【0008】この様な磁界変調方式で高密度記録を行う
場合、一般に数百Oe以上の大きな磁界の極性を記録信
号に応じて高速に切り替えることが要求されるため、記
録効率(励磁電流当たりの発生磁界効率)が高く、か
つ、高周波励磁でも低インピーダンスの磁気ヘッドが必
要となる。この要求を満たす磁気ヘッドとして、磁気ヘ
ッドと光磁気ディスクとの間の距離を数μm程度と非常
に小さくくすることにより記録効率を高め、かつ、コア
の断面積や長さを小さくして低インピーダンスとした浮
上型磁気ヘッドが提案されている。
【0009】浮上型磁気ヘッド70は、図13に示すよ
うに、浮上スライダ74と、コア76と、コイル78
と、ジンバルばね80とから構成されている。浮上スラ
イダ74はジンバルばね80によってディスク60側に
付勢されており、ディスク60が回転していないときに
はディスク60と接触している。ディスク60が回転す
ると、この回転によって生じる空気流が浮上スライダ7
4に生じる浮上力とジンバルばね80の付勢力とをバラ
ンスさせて、最適な浮上量を得ている。
【0010】この様な浮上型磁気ヘッドを使用する場合
には、記録膜64の上面に保護膜81をコーティングす
ることにより、ヘッドのローディング時のディスク60
との接触に伴ったヘッド及び記録膜64の損傷を防止し
なければならない。
【0011】以上説明したように、光変調方式と磁界変
調方式とでは、磁界印加装置やディスクの表面コーティ
ングなどが異なるため、光変調方式で記録されたディス
クを磁界変調方式の記録再生装置で使用するような互換
性を持たせることは困難である。例えば、磁界変調方式
に用いられる浮上型磁気ヘッドを使用して光変調方式用
のディスクに記録を行う場合には、光変調方式用のディ
スクに保護膜がないために、このディスクに対して浮上
型磁気ヘッドを接触させることが出来ない。従って、デ
ィスクが回転していない状態でもディスクとヘッドとを
ある程度離間させなければならない。この結果、磁気ヘ
ッドによる磁界が光スポットによって照射されるディス
クの部分に到達せずに十分な磁界強度が得られない、と
いう問題と、前述の空気流による磁気ヘッドの浮上力と
ジンバルばねの付勢力とをバランスさせることができ
ず、ディスクに対して磁気ヘッドが傾いてしまい、印加
する磁界の中心との方向が光スポットに対して傾斜して
光スポットと印加する磁界の範囲とがずれてしまう、と
いう問題とが生じる。
【0012】このような問題を解決する手段として、例
えば特開平3−216836号公報には、磁界変調用磁
気ヘッドと光変調用磁気ヘッドとが一体化された光磁気
記録用磁気ヘッドを有する記録再生装置が開示されてい
る。
【0013】図14及び図15に示すように、この磁気
ヘッド82は、磁界変調用の第1のコイル83と、光変
調用の第2のコイル84とを有している。これら第1及
び第2のコイル83,84は、弱磁性体よりなるスライ
ダコア86に巻回されている。このスライダコア86
は、ジンバルばね88によって図示しない装置のハウジ
ングに支持されている。
【0014】この装置では、磁界変調用のディスクに対
しては、図14に示すように、ヘッド82をディスク6
0上に接触させた後に、ディスク60の回転から生じる
空気流によってヘッド82を浮上させ、記録信号に応じ
て流れの方向が変化する電流を第1のコイル83に流す
ことにより、磁界を印加して磁界変調記録を行ってい
る。
【0015】光変調用のディスクに対しては、図15に
示すように、ヘッド82をディスク60から離間させた
状態で固定しておき、記録時と消去時とで流れの方向が
変化し、かつ、記録信号によらず流れの方向が不変であ
る電流を第2のコイル84に流すことにより光変調記録
を行っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な複合型の光磁気記録用磁気ヘッドでは、第2のコイル
84の周囲に磁性体がなく空中に開放された状態である
ので、ヘッド82のうちディスク60に対向する面が均
一になっておらず凹凸があるため、ディスク回転による
空気流を利用した磁界変調記録時では、安定した浮上状
態が得られなかったり、ヘッドとディスクとが接触した
ときにディスクを損傷する等の問題が生じる。
【0017】また、前述のコイルの開放部分が大きい
と、コイルに流れる電流の周囲に形成される磁路の磁気
抵抗が大きくなるので、流す電流に対して発生磁界が少
なくなってしまい、記録効率が低くなってしまう。
【0018】この様な状態で記録効率を上げるために、
第2のコイル84による一定磁界の大きさを、第1のコ
イル83が巻回された主磁極部分90より発生する変調
磁界の振幅と同程度にするには、第2のコイル84の巻
数を増やすか、第2のコイル84に流す電流を大きくす
る必要がある。
【0019】第2のコイル84の巻数を増やす場合に
は、コイルが大きくなってヘッドの重量が増加したり、
コイルの開放部分がさらに広がって、前述したような欠
点が拡大化されてしまう。電流を大きくした場合は、コ
イルや励磁回路の消費電力が増加してしまう。
【0020】一方、記録再生装置内には、光スポットを
照射する光ピックアクチュエータによる一定強度の直流
的な漏れ磁界が存在しており、この漏れ磁界、即ち外部
磁界が磁気ヘッドに印加される。一般的に、所定の方向
から見て断面積や長さの小さい磁性体に、この方向の磁
界が外部から印加されると、磁性体は磁気的に飽和し易
くなる。従って、上述の場合に、第1のコイルの巻かれ
ているスライダコアの部分が一方向に磁気飽和すると、
第1のコイルの流される交番電流を増やしても記録に十
分な磁界が得られない、という欠点がある。
【0021】即ち、外部磁界がなく磁気飽和していない
状態において、第1のコイルによる磁界Hと第1のコイ
ル内に発生する磁束Φとの関係が図16であるとする
と、スライダコアが一方向に磁気飽和したときには、図
17に示すように、外部磁界92が印加された分だけ、
第1のコイルによる高周波の磁界の振幅ΔHがシフトす
る。このため、磁束Φが増加しなくなり、この分だけ磁
束変化ΔΦが少なくなる。この磁束変化ΔΦが小さい
と、消去および記録に必要な磁界の強度が得られなくな
り、記録効率が低下してしまう。
【0022】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、ヘッドのロー
ディング時にディスクに損傷を与えることなくヘッドを
安定して浮上させることができ、ヘッドの重量及び消費
電力を増加させることなく記録効率を高めることができ
る光磁気記録用磁気ヘッドを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1に記載
された発明の光磁気記録用磁気ヘッドは、光磁気記録媒
体に対して、記録信号に応じて極性が変化する第1の磁
界と、消去時と記録時とで極性が異なり、記録信号に対
しては極性が不変である第2の磁界とを印加する磁界印
加手段を具備しており、磁性体よりなり前記光磁気記録
媒体と対向する対向面を有するヨークと、このヨークの
対向面内に部分的に位置するように配置された非磁性体
よりなる第1及び第2の磁気的ギャップと、前記ヨーク
に巻回され、前記第1及び第2の磁気的ギャップと共同
して前記光磁気記録媒体に前記第1及び第2の磁界を夫
々印加する第1及び第2のコイルとをさらに具備し、前
記対向面と前記光磁気記録媒体との距離に応じて前記第
1及び第2の磁界の強さが夫々最大となるように、前記
第1の磁気的ギャップの大きさと前記第2のギャップの
大きさが異なっていることを特徴としている。
【0024】また、請求項2に記載された発明の光磁気
記録用磁気ヘッドにおいては、前記ヨークは、第1のコ
イルに電流を流したときに発生する磁束による第1の磁
気回路が通る第1の部分と、第2のコイルに電流を流し
たときに発生する磁束による第2の磁気回路が通る第2
の部分とを有しており、前記第1の磁気回路と前記第2
の磁気回路とが互いに直交するように前記第1の部分と
前記第2の部分とが配設されていることにより、前記ヨ
ークの外部から発生する漏洩磁界に対して前記第2の部
分が前記第1の部分を磁気的に遮蔽することを特徴とし
ている。
【0025】
【作用】請求項1に記載された発明では、第1及び第2
のコイルが第1及び第2の磁気的ギャップとそれぞれ共
同して、ヨークの対向面と光磁気記録媒体との間の距離
に応じてそれぞれの磁界が最大となるように、光磁気記
録媒体に対して第1及び第2の磁界を印加する。
【0026】請求項2に記載された発明では、第1のコ
イルに電流が流されたときには、この電流によって磁束
が発生し、この磁束によって、第1の磁気回路がヨーク
の第1の部分に形成される。第2のコイルに電流が流さ
れた時には、この電流によって磁束が発生し、この磁束
によって、第1の磁気回路と直交する第2の磁気回路が
ヨークの第2の部分に形成される。
【0027】
【実施例】以下に、本発明による光磁気記録用磁気ヘッ
ドの第1実施例を図1乃至図6を用いて詳細に説明す
る。なお、図1において、X軸はディスクのタンジェン
シャル方向を、Y軸はディスクのラジアル方向を、Z軸
はディスクに対して垂直な方向を、それぞれ示してい
る。
【0028】図1において、符号2は、本実施例の光磁
気記録用磁気ヘッド(以下、単に「ヘッド」と称する)
を示す。このヘッド2は、符号4で示す面で光記録媒
体、例えば図示しない光磁気ディスク(以下、単に「デ
ィスク」と称する)に対向しており、符号6で示す面で
図示しないジンバルばねによって支持されている。以
下、面4を「対向面」と称し、面6を「支持面」と称す
る。また、このヘッド2は、矢印Y1 側の面が図示しな
いディスクの外周側に位置し、Y2 側の面がディスクの
内周側に位置している。
【0029】このヘッド2は、フェライトなどの磁性体
よりなるヨーク8を具備している。このヨーク8は、第
1のヨーク部10と、第2のヨーク部12と、これらヨ
ーク部10,12と支持面6側の端部で磁気的に結合さ
れた第3のヨーク部14とを有している。これら、第1
のヨーク部10と、第2のヨーク部12と、第3のヨー
ク部14とは、本実施例では各々別個に構成されている
ものであるが、これらを一体的に形成したものをヨーク
8として使用しても良い。
【0030】第1のヨーク部10のX1 側の部分は、X
Y平面の断面形状がほぼ正方形状となっており、この部
分に磁界変調用の第1のコイル16が巻回されている。
第2のヨーク部12のX2 側の部分は、XY平面の断面
形状が細長い長方形状となっており、この部分に光変調
用の第2のコイル18が巻回されている。この結果、第
1のコイル16がほぼ円筒形状となっているのに対し
て、第2のコイル18は楕円の筒状となっている。
【0031】第3のヨーク部14の対向面4側の端部1
4aは、図示しないディスクに照射される光スポットに
対向するようにして配置される。この端部14aは、非
磁性体よりなりX軸に沿った長さが夫々異なる第1及び
第2の磁気的ギャップ(以下、単に「第1及び第2のギ
ャップ」と称する)20,22と接合されている。第1
のギャップ20は第1のヨーク部10と接合されてお
り、第2のギャップ22は第2のヨーク部12と接合さ
れている。
【0032】この様なヨーク8には、以下に記す3つの
磁路が形成されている。即ち、図2に示すように、第1
の磁路(第1の磁気回路)24は、第1のヨーク部10
と第3のヨーク部14との中を通りつつ、第1のギャッ
プ20を避けるようにしてヨーク8の外部で閉じられて
いる。第2の磁路(第2の磁気回路)26は、第2のヨ
ーク部12と第3のヨーク部14との中を通りつつ、第
2のギャップ22を避けるようにしてヨーク8の外部で
閉じられている。第3の磁路(第3の磁気回路)28
は、第1のヨーク部10と第2のヨーク部12と第3の
ヨーク部14の支持面6側の端部とを通りつつ、第1及
び第2のギャップ20,22と第3のヨーク部14の対
向面4側の端部とを避けるようにしてヨーク8の外部で
閉じられている。
【0033】ヨーク8には、セラミックなどの非磁性体
よりなるスライダ30が密着状態で取り付けられてい
る。このスライダ30には、図示しない部分に接着剤用
の溜まり溝が形成されており、この溝に接着剤を入れる
ことによりヨーク8に取り付けられている。
【0034】このスライダ30のX1 側の端部及びX2
側の端部には、Y軸に沿って延出した溝32,34が夫
々形成されている。これら溝32,34は、第1及び第
2のコイル16,18が所定の遊びをもって入り得るだ
けの厚さ及び奥行きを有している。この結果、ヨーク8
とスライダ30とを接合した後でも、第1及び第2のコ
イル16,18を第1及び第2のヨーク部10,12に
巻回することができる。この様に構成された第1実施例
のヘッドでディスクに記録する動作を以下に説明する。
【0035】本実施例のヘッドで磁界変調記録を行う場
合には、図3に示すように、ヘッド2をディスク36の
上方に移動させ、ディスク36の回転によって生じる空
気流によってディスク36から浮上させる。この場合の
ヘッド2とディスク36の記録膜38との間隔S1は、
保護膜40からのヘッド2の浮上量と保護膜40自体の
厚みとの和である。この値は、ディスク36の線速度に
も依存するが、約数μm〜数十μmである。
【0036】次に、図示しない磁界変調回路から記録信
号に応じて極性の変化する電流が第1のコイル16に流
される。すると、図2に示す第1の磁路24の磁気抵抗
が第3の磁路28の磁気抵抗より小さい場合には、主と
して第1の磁路24を磁束が通る。そして、図3に示す
ように第3のヨーク部14の対向面4側の端部から漏れ
る磁界の垂直成分がディスク36の記録膜38に印加さ
れると共に、ヘッド2と対向する光ピックアップ42か
ら一定強度のレーザ光が記録膜38上に集光され、磁界
変調記録が行われる。
【0037】また、本実施例のヘッドで光変調記録を行
う場合には、図4に示すように、磁界変調時のヘッド2
の浮上量以上にヘッド2をディスク36の記録膜38か
ら離間させた位置に固定配置する。この場合のヘッド2
とディスク36の記録膜38との間隔S2は、ディスク
36の面振れ量やヘッド2に外部から加わる振動などに
よってヘッド2とディスク36とが衝突しない間隔に設
定される。この間隔S2としては、本実施例では数10
0μm以上に設定される。
【0038】次に、図示しない磁界印加回路から消去時
と書き込み時とで極性が変化する一定の電流が第2のコ
イル18に流される。すると、図2に示す第2の磁路2
6の磁路回路が第3の磁路28の磁気抵抗よりも小さい
場合には、主として第2の磁路26を磁束が通る。そし
て、図4に示すように第3のヨーク部14の対向面4側
の端部から漏れる磁界の垂直成分が記録膜38に印加さ
れると共に、磁気ヘッド2と対向する光ピックアップ4
2から記録信号に応じて強度の変化するレーザ光が記録
膜38に集光され、光変調記録が行われる。
【0039】上述したように、磁界変調記録時と光変調
記録時とでは、ヘッド2とディスク36の記録膜38と
の間隔が異なる。従って、本実施例での第1及び第2の
ギャップ22の長さは、各々の場合に少ない電流で最適
な磁界強度を得るように設定される。このギャップ長さ
と磁界強度との関係、換言すればギャップ長さと磁束と
の関係を図5及び図6を用いて説明する。
【0040】図5に、一般的な磁気ヘッドの一例を示
す。この磁気ヘッド44の起磁力NIを一定とし、ギャ
ップ46から所定の距離Sだけ離れた位置にある記録膜
38に磁界を印加する場合を仮定する。この場合におい
て、ギャップ46の長さGP を小さくすると、その分だ
け磁束が通り易くなるのでヘッド44の磁気抵抗が減少
する。この結果、ギャップ46内を通過する磁束Φ1は
増加するが、ギャップ46より漏れる磁束Φ2は周囲に
対して遠くに及びにくくなり、磁束Φ2の記録膜38へ
の垂直成分Φ2Pは減少する。
【0041】逆にギャップ46の長さGP を大きくする
場合、漏れ磁束Φ2は増加するが、これと同時にヘッド
44の磁気抵抗も大きくなるので、ある範囲以上にギャ
ップ46を広げると、今度はΦ1、Φ2共に減少する。
かくして、この場合の垂直成分Φ2Pも減少する。従っ
て、ヘッドとディスク記録膜との間の距離Sに応じて、
記録磁界に相当する漏れ磁界の垂直成分が最大となるよ
うなギャップの長さが存在する。
【0042】ディスク記録膜38に印加されるギャップ
46からの漏れ磁束の垂直成分Φ2Pのギャップ46の長
さGP に対する変化を示したのが図6のグラフである。
このグラフでは、磁界変調記録時のヘッドとディスク記
録膜との距離にほぼ対応する距離S1(=20μm)
と、光変調記録時の距離にほぼ対応する距離S2(=1
00μm)とについて、上記関係が示してある。距離S
1の時に垂直成分Φ2Pが最大となるのは、ギャップが約
35μm前後のところGP1であり、距離S2の時にはギ
ャップは約140μm前後のところGP2である。従っ
て、本実施例においては、磁界変調記録用の第1のギャ
ップ20は35μmに、光変調記録用の第2のギャップ
22は140μmに設定される。
【0043】この様にして、ヘッドのヨークに長さの異
なるギャップを2つ設け、この2つのギャップの長さ
を、磁界変調記録時及び光変調記録時における各々のヘ
ッド・ディスク間の距離に対して、ディスクに印加する
磁界が最大のものとなるように設定すれば、磁界変調
時、光変調時、いずれの場合にも常に最大の記録効率を
達成することができる。
【0044】即ち、本実施例のヘッドを用いれば、ヘッ
ド・ディスク間距離に応じて最も他界記録効率で記録で
きるため、第1のコイル16及び第2のコイル18の起
磁力NIを低減して、コイルとコイル励磁回路との低消
費電力化や、コイルの小型軽量化による浮上の安定化が
実現できる。
【0045】また、図1に示すように、ヨーク8の第1
及び第2のギャップ20,22をセラミックス等の非磁
性体により形成して、スライダ30の対向面4と同一面
として対向面4での凹凸を小さくすることにより、安定
した浮上特性が得られる。
【0046】さらに、スライダ30に形成した溝32,
34により、第1及び第2のヨーク部10,12に巻回
された第1及び第2のコイル16,18が対向面4付近
で露出することがないので浮上特性を損なうことがな
く、ヘッドの加工も容易になる。次に第2実施例のヘッ
ドを図7乃至図9を用いて説明する。なお、第1実施例
ど同一の部材には同一の参照符号を付し、異なるところ
のみを説明する。
【0047】本実施例のヘッドは、第1実施例における
第1の磁路と第2の磁路とが互いに垂直になるように第
1のヨーク部と第2のヨーク部とが配設されている点
が、第1実施例と異なっている。
【0048】本実施例では、第2のヨーク部12のXZ
平面での外形は、第1及び第3のヨーク部10,14の
外形とほぼ同様となっている。又、第2のヨーク部12
は、ヘッド2のX1 側に位置していると共にY軸に沿っ
て延出している。従って、ヨーク8(第1乃至第3のヨ
ーク部10,12,14)のYZ平面での断面積は、第
1実施例のものと比べて非常に大きくなっている。
【0049】この第2のヨーク部12は、第1のヨーク
部10のY1 側面に磁気的に接合されている。第2のギ
ャップ22は第1実施例のものよりもやや長く形成され
ているが、本実施例においても、第1実施例と同様に各
々のギャップ20,22はヘッド・ディスク記録膜間の
距離に応じて記録効率が最大となるように設定されてい
る。本実施例によれば、第1実施例の効果を保ちながら
も、以下に記す効果を得ることができる。
【0050】1. 第1実施例及び第2実施例の双方に
おいて、記録信号に応じて極性の変化する交番磁界をデ
ィスクに印加する第1のコイル16のインダクタンスを
下げるためには、このコイル16による磁路、即ち第1
の磁路24が通るヨークの部分の断面積、即ち太さを小
さくしなければならない。なお、ヨークの太さを小さく
した場合には磁路の磁気抵抗が大きくなることはいうま
でもない。
【0051】一方、第2のコイル18においては、これ
が印加する磁界が直流的であるので(記録時と消去時に
おいてのみ極性の変化する直流磁界であるので)、イン
ダクタンスとは無関係である。従って、第2のコイル1
8が巻かれている第2のヨーク部12を太くしてこのヨ
ーク部12の磁気抵抗を下げることはできる。しかし、
第1実施例においては、第2のコイル18による第2の
磁路26は前述した第3のヨーク部14を通っており、
第3のヨーク部14を太くすることは、インダクタンス
との関係からみて非常に不利である。第2のヨーク部1
2を幾ら太くしても、第3のヨーク部14を太くできな
いので、第1実施例においては第2の磁路26の磁気抵
抗を小さくすることは出来ない。
【0052】しかし、第2実施例においては、第1のヨ
ーク部10と第3のヨーク部14との双方が第2のギャ
ップ22を介して第2の磁路26となるので、第1実施
例と比べてみると第2のヨーク部12の断面積が増えた
分だけ磁気抵抗が減少し、第2のコイル18による磁束
を高めることができる。
【0053】2. 本実施例において、磁界変調用のヘ
ッドに相当する第1のヨーク部10に、光ピックアップ
などの外部からディスクタンジェンシャル方向、即ち、
1方向の直流的な漏れ磁界48が図9に示すように印
加された場合、漏れ磁界48の方向(X1 方向)から見
たヨーク8の断面積が、第1実施例のものや従来の磁界
変調用の磁気ヘッドのものよりも大きいので、これらよ
りもよりも磁気飽和が起こりにくくなる。これによっ
て、磁界変調に用いられる第1のヨーク部10のDC的
な磁気飽和をなくして、高周波磁界発生効率が低下する
のを防止することができる。
【0054】3. 一般的に、磁界変調記録時には、上
述のタンジェンシャル方向からの外部磁界の他にも、光
ピックアップなどからディスクに垂直な方向(Z軸方
向)に印加される外部磁界が存在しており、これがディ
スクに印加されることがある。この場合には、Z軸方向
の外部磁界を打ち消すだけのバイアス直流磁界を磁気ヘ
ッドからディスクに印加する必要がある。
【0055】従って、本実施例では、磁界変調記録時に
も第2のコイル18に電流を流して、ディスク36にバ
イアス直流磁界を印加し、Z軸方向の外部磁界をキャン
セルするようにしている。
【0056】なお、バイアス直流磁界を印加する手段と
して、第2のコイル18を使用する場合、第1実施例で
は主として第3のヨーク部14にのみバイアス直流磁界
が印加され、第3のヨーク部14が磁気飽和しやすくな
る。即ち、第1のコイル16のヨークである第1のヨー
ク部10及び第3のヨーク部14のうち、第3のヨーク
部14のみにバイアス磁界が印加されるので、第1のコ
イルのヨークが部分的に磁気飽和してしまう。これに対
して第2実施例では、第1のヨーク部10及び第3のヨ
ーク部14全体にバイアス磁界が印加されるため、第1
のコイル16のヨークが部分的に磁化されることはな
く、磁気飽和が起こりにくいので、記録効率は第1実施
例よりも良い。
【0057】次に図10及び図11を用いて第3実施例
を説明する。なお、本実施例でのヘッドは、第2実施例
のヘッドとほぼ同じ構成であるので、異なる部分のみを
説明する。
【0058】第2実施例のヘッドは、第1のヨーク部1
0及び第3のヨーク部14が、図11に示すように、ア
モルファス合金やセンダスト合金よりなる磁性薄膜50
と非磁性薄膜52との積層体よりなっており、高周波励
磁でも低損失となるような材料としている。又、第2の
ヨーク部12は、直流磁界及び低周波交流磁界において
磁気特性の優れたフェライト材料で構成されている。
【0059】高周波において磁気特性に優れた材料とし
ては、一般的には、高密度フェライトや、本実施例でも
使用している薄膜等が用いられる。この様な材料は、体
積当たりのコストが低周波用の材料に比べて高くなる。
【0060】例えば、高密度デジタル磁気ヘッド用のM
n−Zn系フェライト材料は、ハードディスクドライブ
用磁気ヘッドなどに用いられるため、精密加工ができる
ように粒径を小さくして高密度化したり、高い保磁力の
媒体に記録するため飽和時速密度を高くしたりする等、
高い製造技術が要求される。このため、通常のオーディ
オに使用される低周波用フェライト材料に比べてコスト
が高い。
【0061】従って、本実施例においては、体積が大き
く光変調に係わる第2のヨーク部12を、磁界変調に関
わる第1のヨーク部10及び第3のヨーク部14の材料
と異なる安価な低周波用磁性材料で形成することによ
り、ヨーク8全体を単一の高周波用磁性材料で形成する
場合よりも、低コストの磁気ヘッドが得られる。又、ヨ
ーク部材として、磁界変調用及び光変調用に各々最適な
特性の磁性材料を選ぶことができるため、両変調方式で
のヘッドの記録効率を高めることも可能となる。
【0062】以上のように本発明によれば、光変調記録
及び磁界変調記録のどちらの場合においても、高い磁界
発生高率(記録効率)を得ることができる。記録効率が
向上するので、小さな起磁力で記録の十分な磁界が得ら
れるため、ヘッドコイルの小型軽量化による浮上特性の
安定化や、ヘッド及びヘッド駆動回路の低消費電力化が
可能となる。
【0063】また、ヘッドのギャップ部を、非磁性材料
により形成し、かつ、ヘッドのコイルがスライダ面に露
出しないようにすることにより、ヘッドのスライダ面の
凹凸を少なくして、ヘッドの安定した浮上特性が得られ
る。
【0064】さらに、ヨーク部の形状によっては、ヘッ
ド外部からの一定の漏れ磁界に対して、磁界変調記録に
係わる磁気ヘッドのヨーク部の磁気飽和による記録効率
の低下を防ぐことができる。
【0065】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、様々な実施例・変形例が可能である。例えば、上
記3つの実施例では、スライダに溝を設け、この溝に接
着剤を入れることによってスライダとヨークとを接合す
るものとしたが、スライダとヨークとの間に極く薄い接
着層或いはガラス溶着層を設けてこれらを接合しても良
い。
【0066】
【発明の効果】本発明の光磁気記録用磁気ヘッドによれ
ば、ヘッドのローディング時にディスクに損傷を与える
ことなくヘッドを安定して浮上させることができ、ヘッ
ドの重量及び消費電力を増加させることなく記録効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第1実
施例を示す斜視図。
【図2】図1に示すヘッドのヨーク部及びコイルを示す
断面図。
【図3】図1に示すヘッドの磁界変調記録時の動作を説
明するための断面図。
【図4】図1に示すヘッドの光変調記録時の動作を説明
するための断面図。
【図5】ギャップと磁束との関係を説明するためにヘッ
ドの一例を示す断面図。
【図6】図5に示すヘッドにおけるギャップと磁束との
関係を示すグラフ。
【図7】第2実施例のヘッドを示す斜視図。
【図8】図7に示すヘッドの正面図。
【図9】図7に示すヘッドの第1のヨークを側方から示
す断面図。
【図10】第3実施例のヘッドを示す斜視図。
【図11】図10に示すヘッドの第1のヨークを部分的
に拡大して示す断面図。
【図12】光変調方式の記録再生装置を示す側面図。
【図13】浮上型磁気ヘッドを採用した磁界変調方式の
記録再生装置を示す部分的に破断した側面図。
【図14】複合型の磁気ヘッドを採用した記録再生装置
を示し、磁界変調記録時のヘッドの動作を示す部分的に
破断した側面図。
【図15】図14に示す装置において光変調記録時のヘ
ッドの動作を示す部分的に破断した側面図。
【図16】図14に示す装置磁界変調用のコイルによる
磁束と磁界との関係を示すグラフであり、スライダコア
が磁気飽和していないときの状態を示すグラフ。
【図17】図14に示す装置磁界変調用のコイルによる
磁束と磁界との関係を示すグラフであり、スライダコア
が磁気飽和したときの状態を示すグラフ。
【符号の説明】
2…ヘッド、4…対向面、10…第1のヨーク部、12
…第2のヨーク部、14…第3のヨーク部、16…第1
のコイル、18…第2のコイル、20…第1のギャッ
プ、22…第2のギャップ、24…第1の磁路、26…
第2の磁路、30…スライダ、36…ディスク、38…
記録膜。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この様な磁界変調方式で高密度記録を行う
場合、一般に数百Oe以上の大きな磁界の極性を記録信
号に応じて高速に切り替えることが要求されるため、記
録効率(励磁電流当たりの発生磁界効率)が高く、か
つ、高周波励磁でも低インピーダンスの磁気ヘッドが必
要となる。この要求を満たす磁気ヘッドとして、磁気ヘ
ッドと光磁気ディスクとの間の距離を数μm程度と非常
に小さくすることにより記録効率を高め、かつ、コアの
断面積や長さを小さくして低インピーダンスとした浮上
型磁気ヘッドが提案されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】浮上型磁気ヘッド73は、図13に示すよ
うに、浮上スライダ74と、コア76と、コイル78
と、ジンバルばね80とから構成されている。浮上スラ
イダ74はジンバルばね80によってディスク60側に
付勢されており、ディスク60が回転していないときに
はディスク60と接触している。ディスク60が回転す
ると、この回転によって生じる空気流が浮上スライダ7
4に生じる浮上力とジンバルばね80の付勢力とをバラ
ンスさせて、最適な浮上量を得ている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図14及び図15に示すように、この磁気
ヘッド82は、磁界変調用の第1のコイル83と、光変
調用の第2のコイル84とを有している。これら第1及
び第2のコイル83,84は、磁性体よりなるスライダ
コア86に巻回されている。このスライダコア86は、
ジンバルばね88によって図示しない装置のハウジング
に支持されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に対して、記録信号に応
    じて極性が変化する第1の磁界と、消去時と記録時とで
    極性が異なり、記録信号に対しては極性が不変である第
    2の磁界とを印加する磁界印加手段を具備する光磁気記
    録用磁気ヘッドにおいて、磁性体よりなり前記光磁気記
    録媒体と対向する対向面を有するヨークと、このヨーク
    の対向面内に部分的に位置するように配置された非磁性
    体よりなる第1及び第2の磁気的ギャップと、前記ヨー
    クに巻回され、前記第1及び第2の磁気的ギャップと共
    同して前記光磁気記録媒体に前記第1及び第2の磁界を
    夫々印加する第1及び第2のコイルとを具備し、前記対
    向面と前記光磁気記録媒体との距離に応じて前記第1及
    び第2の磁界の強さが夫々最大となるように、前記第1
    の磁気的ギャップの大きさと前記第2のギャップの大き
    さが異なっていることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記ヨークは、前記第1のコイルに電流
    を流したときに発生する磁束による第1の磁気回路が通
    る第1の部分と、前記第2のコイルに電流を流したとき
    に発生する磁束による第2の磁気回路が通る第2の部分
    とを有しており、前記第1の磁気回路と前記第2の磁気
    回路とが互いに直交するように前記第1の部分と前記第
    2の部分とが配設されていることにより、前記ヨークの
    外部から発生する漏洩磁界に対して前記第2の部分が前
    記第1の部分を磁気的に遮蔽することを特徴とする、請
    求項1に記載の光磁気記録用磁気ヘッド。
JP24089192A 1992-09-09 1992-09-09 光磁気記録用磁気ヘッド Withdrawn JPH0689402A (ja)

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JP24089192A JPH0689402A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 光磁気記録用磁気ヘッド
US08/116,360 US5444678A (en) 1992-09-09 1993-09-03 Magneto-optic recording magnetic head having magnetic gap which has different sizes in magnetic field modulation mode and light modulation recording mode

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