JPH0688994A - 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ - Google Patents

磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ

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JPH0688994A
JPH0688994A JP23961492A JP23961492A JPH0688994A JP H0688994 A JPH0688994 A JP H0688994A JP 23961492 A JP23961492 A JP 23961492A JP 23961492 A JP23961492 A JP 23961492A JP H0688994 A JPH0688994 A JP H0688994A
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JP
Japan
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frame
film
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magnetic recording
magnetic
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Withdrawn
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JP23961492A
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English (en)
Inventor
Yasushi Toizumi
安司 戸泉
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】各駒に対応する情報を重複して記録すること
で、所定の駒の磁気記録部に何等かのダメージを受けて
も正確に記録情報を読み出すこと。 【構成】駒位置検出回路11がフィルム13の駒位置を
検出すると、この検出された所定の駒位置に対応する情
報と少なくとも上記所定の駒位置の前後の駒位置に対応
する情報とを、上記フィルム13の各駒に対応する所定
の情報を記憶しているメモリ12から読み出し、該情報
を磁気記録再生回路7が磁気ヘッドを介して上記磁気記
録部14の所定位置に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに設けられた
磁気記録部に、各駒に対応する情報を記録する磁気記録
部付きフィルムを用いるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムに磁気記録部を設け、該
磁気記録部に例えば、撮影情報、撮影日時等の所望とす
る情報を書き込む技術が提案されている。
【0003】例えば、特開平4−3037号公報では、
重要な情報の書き込みを1駒に対して複数回行うことを
特徴とした「磁気記録部付フィルムを用いるカメラ」に
関する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術では、ある駒への情報の書き込み時にエラーを起こす
と、その駒に関する情報がたとえ複数個書かれていよう
とも、読み出し時には読み出し不可能、或いは間違った
情報として読み出されてしまう。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、各駒に対応する情報を磁
気記録部の複数位置に重複して記録することで、所定の
駒の磁気記録部に何等かのダメージを受けても、正確に
記録情報を読み出すことを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による磁気記録部付きフィルム
を用いるカメラでは、磁気記録部を有するフィルムへの
情報の書き込みを行う磁気ヘッド手段と、上記フィルム
の各駒に対応する所定の情報を記憶する記憶手段と、上
記フィルムの所定の駒に関する情報と、該所定の駒の少
なくとも前後のいずれか一方の駒に関する情報とを上記
記憶手段から読み出し、該情報を上記磁気ヘッド手段を
介して上記磁気記録部の所定位置に書き込むように制御
する書き込み制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】また、第2の態様による磁気記録部付きフ
ィルムを用いるカメラでは、少なくとも第1及び第2の
磁気記録部を有するフィルムへの情報の書き込みを行う
少なくとも第1及び第2の磁気ヘッド手段と、上記フィ
ルムの所定の駒に関する情報を、上記第1及び第2の磁
気ヘッド手段を介して、上記第1及び第2の磁気記録部
の所定位置に重複して同時に書き込むように制御する書
き込み制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による磁気記録部付
きフィルムを用いるカメラは、磁気ヘッド手段が磁気記
録部を有するフィルムへの情報の書き込みを行い、記憶
手段が上記フィルムの各駒に対応する所定の情報を記憶
する。そして、書き込み制御手段が上記フィルムの所定
の駒に関する情報と、該所定の駒の少なくとも前後のい
ずれか一方の駒に関する情報とを上記記憶手段から読み
出し、該情報を上記磁気ヘッド手段を介して上記磁気記
録部の所定位置に書き込むように制御する。
【0009】また、第1の態様による磁気記録部付きフ
ィルムを用いるカメラは、第1及び第2の磁気ヘッド手
段が少なくとも第1及び第2の磁気記録部を有するフィ
ルムへの情報の書き込みを行い、書き込み制御手段が上
記フィルムの所定の駒に関する情報を上記第1及び第2
の磁気ヘッド手段を介して、上記第1及び第2の磁気記
録部の所定位置に重複して同時に書き込むように制御す
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。先ず、本発明の第1の実施例に係る磁気
記録部付きフィルムを用いるカメラについて説明する。
図1は、第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【0011】同図に示すように、カメラ全体の制御を司
るCPU1には、露出のための絞り(AV)や、シャッ
タ秒時(TV)などを制御する露出回路2を始めとし
て、測光回路3、測距回路4、フィルム給送を制御する
フィルム駆動回路5、ピント合わせをするレンズ制御回
路6、フィルム13の磁気トラック14に対して情報の
書き込み/読み出しを行う磁気記録再生回路7、フィル
ム13の巻き戻しを行う巻き戻しスイッチ8、ファース
トレリーズスイッチ9、センカンドレリーズスイッチ1
0、駒位置を検出する駒位置検出回路11、各駒位置に
対応する情報を記憶するメモリ12がそれぞれ接続され
ている。
【0012】そして、上記フィルム13上の磁気トラッ
ク14には、図2に示すように磁気記録再生回路7に接
続された磁気ヘッド16が当接され、該磁気ヘッド16
を介して、CPU1から送られたデータが上記磁気トラ
ック14に記録される。
【0013】さらに、上記磁気トラック14に書き込ま
れたデータの様子は、図3に示すようになっており、あ
る駒に対応する磁気トラックの所定位置には、その駒の
情報と、その駒の一つ前の駒に関する情報とが記録され
る。即ち、例えば駒番号“5”の駒に対応する磁気トラ
ックの所定位置には、駒番号“4”の駒に関する情報と
駒番号“5”に関する情報とが記録され、駒番号“6”
の駒に対応する磁気トラックの所定位置には、駒番号
“5”の駒に関する情報と駒番号“6”に関する情報と
が記録される。以下、図4のフローチャートを参照し
て、第1の実施例の動作について説明する。
【0014】不図示のメインスイッチが“オン”される
と、フィルム13のオートローディングを行うか否かを
判断して(ステップS101)、オートローディングを
行う場合には、所定の駒までフィルム13の給送を行う
(ステップS102)。そして、オートローディングが
終了した後、或いはオートローディングしない場合に
は、次のステップS103に進む。
【0015】このステップS103では、巻き戻しスイ
ッチ8の状態の検出、あるいはフィルムエンドの検出に
より、フィルム巻き戻しを行うか否かを判断し、巻き戻
しを行う場合には、巻き戻しを行った後(ステップS1
04)、ステップS101に戻る。そして、巻き戻しを
しない場合には、次のステップS105に進む。
【0016】このステップS105では、1stレリー
ズスイッチ9が“オン”か“オフ”かを判断する(ステ
ップS105)。そして、スイッチ9が“オフ”であれ
ばステップS101に戻り、“オン”であれば、測光回
路3を用いて測光値を求め、これをA/D変換し、露出
制御に必要なAV,TV情報を決定し(ステップS10
6)、続いて、測距回路4を用いて被写体までの距離を
求め、レンズの合焦動作を行う(ステップS107)。
【0017】続いて、2ndレリーズスイッチ10が
“オン”か“オフ”かを判断する(ステップS10
8)。そして、2ndレリーズスイッチ10が“オフ”
のときは、1stレリーズズイッチ9が“オン”か“オ
フ”かを再び判断して(ステップS111)、“オフ”
であれば上記ステップS101に戻る。
【0018】そして、不図示のレリーズ釦が第1ストロ
ークのときは、2ndレリーズスイッチ10が“オフ”
状態で、1stレリーズスイッチ9が“オン”状態であ
るので、ステップS108に戻り、2ndレリーズスイ
ッチ10が“オン”するのを待つ。そして、ステップS
108にて、スイッチ10が“オン”であれば、次のス
テップS109に進む。
【0019】このステップS109では、先に算出した
露出情報に基づき、露出動作を行うと共に、撮影駒に関
する情報をCPU1内のRAMに記憶しておく。そし
て、次のステップS110では、フィルムの巻き上げを
行う。本実施例では、撮影後の1駒送りの巻き上げに同
期して、撮影駒に関する情報をフィルムに書き込んでい
る。次に、図5のフローチャートを参照して、上記オー
トローディングのサブルーチンの動作について説明す
る。
【0020】オートローディングのサブルーチンでは、
フィルム巻き上げを開始し(ステップS201)、フィ
ルム13の磁気トラック14に記録されたデータの読み
込みを行う(ステップS202)。ここで、フィルムが
途中まで露光されているものであれば、以前に磁気記録
したデータを読み出して、CPU1内のRAMに記憶し
ておく。また、このとき停止すべき駒位置情報が記録さ
れていれば、該駒位置情報も読み取る。続いて、停止駒
位置を設定して(ステップS203)、停止駒位置に達
するまで巻き上げを行い(ステップS204)、所定位
置に達したら巻き上げを終了し(ステップS205)、
メインルーチンに戻る(ステップS206)。次に、図
6のフローチャートを参照して、上記巻き上げ及びデー
タのフィルムへの書き込みのサブルーチンの動作につい
て説明する。
【0021】本サブルーチンでは、まず、フィルムの磁
気トラックに記録すべき現在駒(駒番号=i)の撮影デ
ータを設定する(ステップS301)。尚、現在駒が2
駒目以後であれば、前駒(駒番号=i−1)の撮影デー
タも今までのカメラのシーケンスにおいて設定されてC
PU1のRAMに保持されている。
【0022】次に、巻き上げを開始する(ステップS3
02)。この巻き上げと同時に磁気記録再生回路7を制
御して、先に設定した現在駒(駒番号=i)の撮影デー
タをフィルム13の磁気トラック14に記録する(ステ
ップS303)。
【0023】続いて、この巻き上げと同時に磁気記録再
生回路7を制御して、先に設定した前駒(駒番号=i−
1)の撮影データをフィルム13の磁気トラック14に
記録する(ステップS304)。こうして、1駒分の駒
送りが終了したら(ステップS305)、巻き上げを停
止して(ステップS306)、メインルーチンに戻る
(ステップS307)。
【0024】以上説明したように、第1の実施例では、
ある駒に対応する磁気情報を、その駒に対応する磁気ト
ラックと、その駒の一つ後の駒に対応する磁気トラック
に重複して記録することができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施例に係る磁気記
録部付きフィルムを用いるカメラについて説明する。
尚、本実施例の構成の主要部は、上記第1の実施例と同
じであるので、詳細な説明を省略する。
【0026】第2の実施例では、撮影後の1駒送りの巻
き上げ時には撮影駒に関する情報をフィルムに書き込ま
ないで、巻き戻し時に撮影駒に関する情報をまとめて書
くことに特徴を有している。以下、第2の実施例の動作
について説明する。尚、メインルーチンの動作は、上記
第1の実施例と同様である。先ず、図7のフローチャー
トを参照して、本実施例の巻き上げのサブルーチンの動
作について説明する。
【0027】本サブルーチンでは、駒毎のデータを設定
し、メモリに記憶した後(ステップS401)、巻き上
げを開始する(ステップS402)。そして、1駒分の
駒送りが終了したら(ステップS403)、巻き上げを
停止し(ステップS213)、メインルーチンに戻る
(S405)。次に、図8のフローチャートを参照し
て、本実施例の巻き戻しのサブルーチンの動作について
説明する。
【0028】先ず、駒位置カウンタiに、現駒位置をセ
ットする(ステップS501)。ここでは、iは最終駒
となっている。続いて、巻き戻しを開始する(ステップ
S502)。そして、この巻き戻し開始と同時に、現駒
位置に対して磁気記録再生回路7を制御して撮影データ
DATA(i),DATA(i(i=最終駒)−1),
DATA(1)を順に書き込む(ステップS503〜S
505)。
【0029】そして、1駒分の巻き戻しを判別したら
(ステップS506)、i=1であるか否かを判別し
て、i=1でない場合にはステップS508に進む(ス
テップS507)。このステップS508では、iをデ
クリメントして、撮影データDATA(i)、DATA
(i−1)、DATA(i+1)を順に書き込み(ステ
ップS509〜S511)、上記ステップS506に戻
る。
【0030】一方、上記ステップS507において、i
=1である場合には、次のステップS512に進む。そ
して、ステップS512以後では、DATA(i),D
ATA(最終駒)、DATA(i+1(i=1))を順
に書き込み(ステップS512〜S514)、巻き戻し
最後まで巻き戻しを続け、巻き戻しが最終になったら
(ステップS515)、巻き戻しを停止し(ステップS
516)、本サブルーチンを終了する(ステップS51
7)。
【0031】このように、本サブルーチンでは、予め各
撮影駒(i;i=1〜最終駒)に関する情報DATA
(i)が、CPU1のRAMに保持されており、巻き戻
しと同時に、現駒位置(i)に対して、磁気記録再生回
路7を制御して、撮影データDATA(i)、DATA
(i+1)、DATA(1)を順に書き込むようにして
いる。さらに、巻き戻し時には、駒位置検出回路11に
より、どこまで巻き戻したかの駒位置が判別できる。
尚、本実施例では、1駒分の長さのフィルム磁気トラッ
ク14の領域内に、3駒分のデータが納まるようにし
て、巻き戻し速度と記録速度との同調を取っている。次
に、図9は、上記磁気情報が磁気トラック14上に書き
込まれた様子を示す図である。
【0032】同図に示すように、本実施例では、ある駒
に対応する磁気情報を、その駒に対応する磁気トラック
と、その駒の一つ後、及び一つ前の駒に対応する磁気ト
ラックに重複して記録する。例えば、駒番号“4”の駒
に対応する磁気トラック14の所定位置には、駒番号
“5”に関する情報と、駒番号“3”に関する情報と、
駒番号“4”に関する情報とが順に記録される。
【0033】以上説明したように、第2の実施例では、
ある駒に対応する磁気情報を、その駒に対応する磁気ト
ラックと、その駒の一つ後、及び一つ前の駒に対応する
磁気トラックに重複して記録することができる。
【0034】次に、本発明の第3の実施例に係る磁気記
録部付きフィルムを用いるカメラについて説明する。
尚、本実施例の構成の主要部は、上記第1の実施例と同
じであるので、詳細な説明を省略する。図10は、磁気
記録部の詳細な構成を示す図である。
【0035】同図に示すように、フィルム13には2つ
の磁気トラックが14a,14bが設けられており、磁
気記録再生回路7には各トラック14a,14bに対応
する2つの磁気ヘッド16a,16bが接続されてい
る。
【0036】以下、第3の実施例の巻き上げ及びデータ
のフィルムへの書き込みについて説明する。尚、メイン
ルーチンは上記第1の実施例と同様であるので、説明を
省略する。先ず、図11のフローチャートを参照して、
巻き上げのサブルーチンについて説明する。
【0037】まず、フィルム13の磁気トラック14
a,14bに記録すべき現在駒(駒番号=i)の撮影デ
ータを設定し(ステップS601)、巻き上げを開始す
る(ステップS602)。そして、この巻き上げと同時
に、磁気記録再生回路7を制御して、ヘッド16a,1
6bを用いて、先に設定した現在駒(駒番号=i)の撮
影データを、フィルム13の磁気トラック14a,14
bに記録する(ステップS603)。尚、そして、トラ
ック13が隣接している場合には、アジマスを持たせて
おきクロストークを減少するようにすることが望まし
い。ここで、撮影データは対応する撮影駒位置とその次
の撮影予定駒位置とに同時に書き込まれる。こうして、
1駒分の駒送りが終了したら(ステップS604)、巻
き上げを停止し(ステップS605)、本サブルーチン
を終了する(S606)。次に、図12は、磁気データ
が記録された様子を示す図である。
【0038】同図に示すように、本実施例では、ある駒
に関する磁気情報を、磁気トラック14a,14bに重
複して記録する。即ち、例えば駒番号“i+1”に関す
る情報は、駒番号“i+1”の駒に対応する磁気トラッ
ク50aの所定位置と、駒番号“i”の駒に対応する磁
気トラック50bの所定位置とに重複して記録され、駒
番号“i”に関する情報は、駒番号“i”の駒に対応す
る磁気トラック51aの所定位置と、駒番号“i−1”
の駒に対応する磁気トラック51bの所定位置とに重複
して記録される。以上説明したように、第3の実施例で
は、撮影駒毎の記録データを、複数駒にわたって保持し
ておく必要がないので、RAM容量を低減することがで
きる。尚、本実施例は磁気ヘッドを2つ設けた構成につ
いて説明したが、磁気ヘッドが2つであることに限定さ
れないことは勿論である。次に、本発明の第4の実施例
に係る磁気記録部付きフィルムを用いるカメラについて
説明する。図13は第4の実施例の構成を示すブロック
図である。
【0039】同図に示すように、本実施例は第1の実施
例の構成に、更にマイクロフォン19、音声処理回路1
8、録音釦17を具備し、磁気記録再生回路7としては
上記第3の実施例と同様のものを用いている。
【0040】このような構成において、録音釦17が
“オン”されると、カメラはフィルム駆動回路5で速度
制御しながらフィルム13を駆動する。それと同時に、
マイク19からの音声信号を処理して磁気記録再生回路
7へ送る。そして、磁気記録再回路7からの指示によ
り、不図示の磁気ヘッドにより上記磁気トラック14に
音声情報が記録される。
【0041】以上説明したように、第4の実施例では、
複数駒分の長さのトラックを使って、例えば音声を記録
することに特徴を有しており、記録する情報は撮影駒毎
の情報で無くても良い。そして、撮影とは独立して、録
音ボタン“オン”によって、数秒間音声のフィルムへの
書き込みができる。
【0042】以上詳述したように、本発明では、複数の
トラックに書く位置をずらして、信号を書いているの
で、何等かの理由で磁気トラックのある部分の書き込み
がうまくいかなかったり、ダメージを受けたりした場合
でも、再生時に複数のトラックからの信号を用いて信号
の復元を行うことができる。である。
【0043】尚、本発明において、ある駒に対応する磁
気記録部に記録される情報は、その駒に関する情報と、
その駒と前後する駒に関する情報とに限定さることな
く、1駒内に3〜4個、或いはそれ以上の他の駒のデー
タを書き込んでも良く、該情報は撮影駒毎の情報でなく
ても良い事は勿論である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、各駒に対応する情報を
重複して記録することで、所定の駒の磁気記録部に何等
かのダメージを受けても、正確に記録情報を読み出すこ
とを可能とした磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る磁気記録部付きフ
ィルムを用いるカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例において、磁気記録再生部7とフ
ィルム13との関係を示す図である。
【図3】第1の実施例において、フィルム13の磁気ト
ラック14に書き込まれたデータを示す図である。
【図4】第1の実施例のメインシーケンスを説明するた
めのフローチャートである。
【図5】第1の実施例のサブルーチン“オートローディ
ング”のシーケンスを説明するためのフローチャートで
ある。
【図6】第1の実施例のサブルーチン“巻き上げ”のシ
ーケンスを説明するためのフローチャートである。
【図7】第2の実施例のサブルーチン“巻き上げ”のシ
ーケンスを説明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施例のサブルーチン“巻き戻し”のシ
ーケンスを説明するためのフローチャートである。
【図9】第2の実施例において、フィルム13の磁気ト
ラック14に書き込まれたデータを示す図である。
【図10】第2の実施例において、磁気記録再生部7と
フィルム13との関係を示す図である。
【図11】第3の実施例のサブルーチン“巻き上げ”の
シーケンスを説明するためのフローチャートである。
【図12】第3の実施例において、フィルム13の磁気
トラック14に書き込まれたデータを示す図である。
【図13】第4の実施例に係る磁気記録部付きフィルム
を用いるカメラの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…露出回路、3…測光回路、4…測距回
路、5…フィルム駆動回路、6…レンズ制御回路、7…
磁気記録再生回路、8…Rewスイッチ、9…1stレ
リーズスイッチ、10…2ndレリーズスイッチ、11
…駒位置検出回路、12…メモリ、13…フィルム、1
4…磁気記録部、15…パトローネ、16…ヘッド、1
7…録音釦、18…音声処理回路、19…マイク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部を有するフィルムへの情報の
    書き込みを行う磁気ヘッド手段と、 上記フィルムの各駒に対応する所定の情報を記憶する記
    憶手段と、 上記フィルムの所定の駒に関する情報と、該所定の駒の
    少なくとも前後のいずれか一方の駒に関する情報とを上
    記記憶手段から読み出し、該情報を上記磁気ヘッド手段
    を介して上記磁気記録部の所定位置に書き込むように制
    御する書き込み制御手段と、を具備することを特徴とす
    る磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1及び第2の磁気記録部を
    有するフィルムへの情報の書き込みを行う少なくとも第
    1及び第2の磁気ヘッド手段と、 上記フィルムの所定の駒に関する情報を、上記第1及び
    第2の磁気ヘッド手段を介して、上記第1及び第2の磁
    気記録部の所定位置に重複して同時に書き込むように制
    御する書き込み制御手段と、を具備することを特徴とす
    る磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ。
JP23961492A 1992-09-08 1992-09-08 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ Withdrawn JPH0688994A (ja)

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