JPH0688870A - 自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ - Google Patents
自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダInfo
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- JPH0688870A JPH0688870A JP4238725A JP23872592A JPH0688870A JP H0688870 A JPH0688870 A JP H0688870A JP 4238725 A JP4238725 A JP 4238725A JP 23872592 A JP23872592 A JP 23872592A JP H0688870 A JPH0688870 A JP H0688870A
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Abstract
することによって、それを運転者に知らせることができ
る自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダを提供する
ことを目的とする。 【構成】高周波信号を増幅した後、その周波数を所定倍
数に逓倍して信号分岐手段を介して前方の他車や障害物
へ出力し、その反射波を増幅した後、該信号分岐手段で
分岐された一方の高周波信号と混合し、この混合された
信号の周波数成分を演算処理手段で検出処理することに
より、自車と該他車や障害物との相対距離及び相対距離
情報を検知して衝突防止に役立てる自動車衝突防止レー
ダを構成する増幅器、逓倍器等の各デバイスの構成回路
であるトランジスタの各ゲート電流を検出し、この結
果、ゲート電流Igが流れていないと判断した場合に運
転者に自己レーダの故障を知らせる信号を出力するよう
に構成する。
Description
車衝突防止レーダに関する。現在、自動車衝突防止レー
ダとしてレーザ光を用いたものが存在するが、これは原
理的に霧、雨に弱いといった欠点がある。
用いた自動車衝突防止レーダの開発が進んでおり、近い
将来実現されようとしている。しかし、その開発中の自
動車衝突防止レーダにおいて、自己の動作不良を検知す
ることができるタイプのものが要望されている。
ロック構成図を示し、その説明を行う。
器1と、送信側アンプ2と、逓倍器3と、ハイブリッド
回路4と、アンテナ5と、受信側アンプ6と、ミキサ7
と、信号処理部8とを具備して構成されている。
の信号S2を出力するものである。但し、設定信号S1
は所定周波数波であり、この波のレベルを変更すること
によって、発振器1から出力される信号S2の周波数が
変化するものとする。また、信号S2はFM波となり、
例えば30GHzの周波数となる。
信号S3が逓倍器3へ入力される。逓倍器3は入力信号
S3の周波数を逓倍して出力するものであり、例えば2
逓倍したとすると、逓倍器3から60GHzの信号S4
が出力される。
され、一方の信号S5はアンテナ5から電波M1とし
て、このレーダが搭載された自車の前方に出力される。
この出力された電波M1は例えば図示せぬ前方を走行す
る他車で反射し、反射波M2として返ってくる。
プ6で増幅される。この増幅された信号S7と、ハイブ
リッド回路4から出力される他方の信号S5′とがミキ
サ7で混合され、信号S8として出力される。
ラ周波数成分と、逓倍器3から出力された周波数成分と
の混合信号なので、マイコン等で構成される信号処理部
8により、周波数成分が検出処理されることによって、
自車と他車との相対速度、及び相対距離が検知され、信
号S9として出力される。
示させれば運転者に知らしめることができ、また危険な
場合に運転者に警報を出して知らせることもできる。
動車衝突防止レーダにおいては、レーダ自体が故障した
場合に、運転者に誤ったデータを知らせることになるの
でかえって危険であるといった問題がある。
ものであり、レーダ自己の故障を検知できるようにする
ことによって、それを運転者に知らせることができる自
己故障検知機能付自動車衝突防止レーダを提供すること
を目的としている。
第1原理による自己故障検知機能付自動車衝突防止レー
ダの構成を説明する。
振器1から出力される高周波信号を送信側増幅器2で増
幅した後、その周波数を逓倍器3で所定倍数に逓倍して
信号分岐手段を介して前方の他車や障害物へ出力し、そ
の反射波を受信側増幅器6で増幅した後、該信号分岐手
段で分岐された一方の高周波信号とミキサ7により混合
し、この混合された信号の周波数成分を演算処理手段で
検出処理することにより、自車と該他車や障害物との相
対距離及び相対距離情報を検知して衝突防止に役立てる
自動車衝突防止レーダにおいて、発振器1、送信側増幅
器2、逓倍器3、受信側増幅器6、ミキサ7を構成する
トランジスタの各ゲート電流Igを検出し、この検出結
果、ゲート電流Igからゲートショートと判断した場合
に運転者に自己レーダの故障を知らせる信号を出力する
ゲート電流検出診断回路11を設けて構成したものであ
る。
1に、発振器1、送信側増幅器2、逓倍器3、受信側増
幅器6、ミキサ7を構成するトランジスタに流れる適正
な幅のゲート電流Ig値を設定し、トランジスタの各ゲ
ート電流Igの検出値が設定されたゲート電流Ig値で
ないと判断した場合に、運転者に自己レーダの故障を知
らせる信号を出力するように構成してもよい。
己故障検知機能付自動車衝突防止レーダの構成を説明す
る。第2原理は、自車に搭載されたレーダの発振器1か
ら出力される高周波信号を送信側増幅器2で増幅した
後、その周波数を逓倍器3で所定倍数に逓倍して信号分
岐手段を介して前方の他車や障害物へ出力し、その反射
波を受信側増幅器6で増幅した後、信号分岐手段で分岐
された一方の高周波信号とミキサ7により混合し、この
混合された信号の周波数成分を演算処理手段で検出処理
することにより、自車と該他車や障害物との相対距離及
び相対距離情報を検知し、この検知結果に応じて、自車
のブレーキ及びアクセルの動作を制御する運転制御を行
う自動車衝突防止レーダにおいて、発振器1、送信側増
幅器2、逓倍器3、受信側増幅器6、ミキサ7を構成す
るトランジスタの各ゲート電流Igを検出し、この検出
結果、ゲート電流Igからゲートショートと判断した場
合に、前記した運転制御を解除すると共に、解除したこ
とを運転車に知らせる警報を出力するゲート電流検出診
断回路12を設けて構成したものである。
振器1、送信側増幅器2、逓倍器3、受信側増幅器6、
ミキサ7を構成するトランジスタに流れる適正な幅のゲ
ート電流Ig値を設定し、トランジスタの各ゲート電流
Igの検出値が、設定されたゲート電流Ig値でないと
判断した場合に、前記した運転制御を解除すると共に、
解除したことを運転車に知らせる警報を出力するように
構成してもよい。
前記したようにゲート電流Igからゲートショートと判
断した場合、或いはトランジスタの各ゲート電流Igの
検出値が、設定されたゲート電流Ig値でないと判断し
た場合に、ブレーキをかけるか、又はアクセルを緩める
かの制御を行う信号を出力し、且つその制御を行ったこ
とを知らせる警報を出力するように構成してもよい。
流検出診断回路11によって、自己レーダの発振器1、
送信側増幅器2、逓倍器3、受信側増幅器6、ミキサ7
を構成するトランジスタの各ゲート電流Igが検出さ
れ、ゲート電流Igからゲートショートと判断された場
合か、或いはトランジスタの各ゲート電流Igの検出値
が設定されたゲート電流Ig値でないと判断された場合
に、運転者に自己レーダの故障を知らせる信号が出力さ
れるので、従来のように、レーダ自体が故障した場合に
運転者に誤ったデータを知らせることになり、かえって
危険であるといったことがなくなる。
路12によって、発振器1、送信側増幅器2、逓倍器
3、受信側増幅器6、ミキサ7を構成するトランジスタ
の各ゲート電流Igが検出され、ゲート電流Igからゲ
ートショートと判断された場合か、或いはトランジスタ
の各ゲート電流Igの検出値が、設定されたゲート電流
Ig値でないと判断された場合に、前記した運転制御が
解除されると共に、解除されたことを運転車に知らせる
警報が出力される。
た運転制御を行われるといったことがなくなり、レーダ
の故障も運転者が認識することができる。また、ゲート
電流検出診断回路12が自己レーダの故障を検知した際
に、ゲート電流検出診断回路12からブレーキをかける
か、又はアクセルを緩めるかの制御を行う信号が出力さ
れ、且つその制御を行ったことを知らせる警報が出力さ
れた場合、自動的に自車が減速、或いは停止し、この自
動制御も運転者が警報によって確認することができるの
で、追突防止効果がより向上する。
て説明する。図1は本発明の第1実施例による自己故障
検知機能付自動車衝突防止レーダのブロック構成図であ
る。この図において、図3に示した従来例の各部に対応
する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
説明する。従来例に記述した自動車衝突防止レーダの故
障、つまり、レーダを構成するミリ波等の高周波回路内
の動作不良の大半は、使用される半導体デバイスの故障
劣化である。
スが用いられるが、それらが劣化故障すると、それらの
消費電流が変化する。この場合、必ずゲート電流が変化
することになる。
ト電流をモニタリングし、当初の設定値と大きく異なっ
ている場合に、回路動作不良と認識し、この認識結果を
用いて、運転者に警報を発するか、或いはレーダによる
運転制御を解除すると共に、解除したことを運転者に警
報で知らせるかすればよい。
れないのでモニタリングしやすいといったメリットがあ
る。次に、このような概念に基づいて構成した自己故障
検知機能付自動車衝突防止レーダを図1を参照して説明
する。
2に示す従来例のレーダと異なる点は、発振器1、送信
側アンプ2、逓倍器3、受信側アンプ6、及びミキサ7
(これら1,2,3,6,7をデバイスと呼ぶことにす
る)のゲート電流Igを検出し、且つその検出されたゲ
ート電流Igが適正な動作電流であるかどうかを判断す
るゲート電流検出診断回路11を設けたことである。
れかのデバイス1,2,3,6,7に適正なゲート電流
Igが流れていないことを判断すると、それを運転者に
知らせるアラーム信号ALM1を出力する。
バイス1,2,3,6,7に適正なゲート電流Igが流
れているかどうかの判断を行う基準は、ゲート電流Ig
からゲートがショートしているか、或いは、検出された
ゲート電流Igが回路11内に予め故障診断用に定めら
れた電流値幅内に入っていない場合とする。
ーダの故障を検知してそれを運転者に知らせることがで
きるので、従来のように、レーダ自体が故障した場合に
運転者に誤ったデータを知らせることになり、かえって
危険であるといったことがなくなる。
る。但し、図2において、図1に示す第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。第2実施例が第1実施例と異なる点は、ゲート電流
検出診断回路12が、何れかのデバイス1,2,3,
6,7に適正なゲート電流Igが流れていないことを判
断すると、制御解除信号S10を出力することにより、
信号処理部8から出力される信号S9をカットすること
によってレーダによる運転制御を解除すると共に、解除
したことを運転者に知らせるアラーム信号ALM2を出
力するようにしたことである。
ルの制御である。また、ゲート電流検出診断回路12
が、適正なゲート電流Igが流れていないことを判断し
た場合に、ブレーキをかけるようにするか、アクセルを
解除するような信号を出力するようにしてもよい。
施例と同様、レーダが故障したことを運転者に知らせる
ことができると共に、運転制御を解除したり、又は、ブ
レーキをかけたり、アクセルを緩めたりすることができ
るので、衝突防止により効果を発揮できるものである。
検知機能付自動車衝突防止レーダによれば、レーダ自己
の故障を検知することができる効果があるので、レーダ
自体が故障した場合にそれを運転者に知らせることがで
きる効果がある。
をかけたり、アクセルを緩めたりすることにより追突防
止を行うことができる効果がある。
自動車衝突防止レーダのブロック構成図である。
自動車衝突防止レーダのブロック構成図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 自車に搭載されたレーダの発振器(1) か
ら出力される高周波信号を信号分岐手段を介して前方の
他車や障害物へ出力し、その反射波を該信号分岐手段で
分岐された一方の高周波信号とミキサ(7) により混合
し、この混合された信号の周波数成分を演算処理手段で
検出処理することにより、自車と該他車や障害物との相
対距離及び相対距離情報を検知して衝突防止に役立てる
自動車衝突防止レーダにおいて、 前記発振器(1) 、前記ミキサ(7) を構成するトランジス
タの各ゲート電流(Ig)を検出し、この検出の結果、該ゲ
ート電流(Ig)からゲートショートと判断した場合に運転
者に故障を知らせる信号を出力するゲート電流検出診断
回路(11)を設けたことを特徴とする自己故障検知機能付
自動車衝突防止レーダ。 - 【請求項2】 前記ゲート電流検出診断回路(11)に、前
記発振器(1) 、前記ミキサ(7) を構成するトランジスタ
に流れる適正な幅のゲート電流(Ig)値を設定し、該トラ
ンジスタの各ゲート電流(Ig)の検出値が該設定されたゲ
ート電流(Ig)値でないと判断した場合に、運転者に自己
レーダの故障を知らせる信号を出力するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の自己故障検知機能付自動車
衝突防止レーダ。 - 【請求項3】 自車に搭載されたレーダの発振器(1) か
ら出力される高周波信号を信号分岐手段を介して前方の
他車や障害物へ出力し、その反射波を該信号分岐手段で
分岐された一方の高周波信号とミキサ(7) により混合
し、この混合された信号の周波数成分を演算処理手段で
検出処理することにより、自車と該他車や障害物との相
対距離及び相対距離情報を検知し、この検知の結果に応
じて、自車のブレーキ及びアクセルの動作を制御する運
転制御を行う自動車衝突防止レーダにおいて、 前記発振器(1) 、前記ミキサ(7) を構成するトランジス
タの各ゲート電流(Ig)を検出し、この検出結果、該ゲー
ト電流(Ig)からゲートショートと判断した場合に、前記
運転制御を解除すると共に、該解除したことを運転車に
知らせる警報を出力するゲート電流検出診断回路(12)を
設けたことを特徴とする自己故障検知機能付自動車衝突
防止レーダ。 - 【請求項4】 前記ゲート電流検出診断回路(12)に、前
記発振器(1) 、前記ミキサ(7) を構成するトランジスタ
に流れる適正な幅のゲート電流(Ig)値を設定し、該トラ
ンジスタの各ゲート電流(Ig)の検出値が該設定されたゲ
ート電流(Ig)値でないと判断した場合に、前記運転制御
を解除すると共に、該解除したことを運転車に知らせる
警報を出力するようにしたことを特徴とする請求項3記
載の自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ。 - 【請求項5】 前記ゲート電流検出診断回路(12)が、前
記したようにゲート電流(Ig)が流れていないと判断した
場合、或いは前記トランジスタの各ゲート電流(Ig)の検
出値が前記設定されたゲート電流(Ig)値でないと判断し
た場合に、ブレーキをかけるか、又はアクセルを緩める
かの制御を行う信号を出力し、且つその制御を行ったこ
とを知らせる警報を出力するようにしたことを特徴とす
る請求項3又は4記載の自己故障検知機能付自動車衝突
防止レーダ。
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JP23872592A JP3244797B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JPH0688870A true JPH0688870A (ja) | 1994-03-29 |
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ID=17034336
Family Applications (1)
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JP23872592A Expired - Fee Related JP3244797B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ |
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- 1992-09-08 JP JP23872592A patent/JP3244797B2/ja not_active Expired - Fee Related
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