JP4614646B2 - 車輌の障害物検出レーダー装置 - Google Patents

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本発明は、車輌のレーダー装置に係り、更に詳細には車輌の障害物検出レーダー装置に係る。
自動車等の車輌に於いてミリ波の如きレーダー波の反射波により障害物を検出するレーダー装置の一つとして、例えば下記の特許文献1に記載されている如く、障害物との距離、相対速度、方位角度の少なくとも一つを検出するレーダー装置であって、レーダー測定によって得られた検知データをフィルタ処理して検知データの推定値を求めるフィルタ手段を有し、障害物がレーダー装置により測定可能な範囲の何れの領域に存在するかに応じてフィルタ手段のゲインが可変設定されるよう構成された障害物検出レーダー装置が従来より知られている。
かかる障害物検出レーダー装置によれば、障害物がレーダー装置により測定可能な範囲内の周辺領域にある場合にも、障害物が測定可能な範囲内の中心領域にある場合と同等の検出精度にて障害物の検出を行うことができ、従ってフィルタ手段のゲインが可変設定されない場合に比して測定可能な範囲内の周辺領域に於ける障害物検出精度を向上させることができる。
特開2001−242242号公報
しかし上述の如き従来の車輌の障害物検出レーダー装置に於いては、測定可能な範囲内の周辺領域に於ける障害物検出精度を向上させることはできるが、検出された障害物がその検出された位置に存在する確度(存在することの確からしさ)を判定することができず、検出された障害物存在の確度に応じてエアバッグ装置の如き衝突影響低減装置を無駄なく効果的に作動させるためには、この点で改善の余地がある。尚障害物の存在の確度を判定することができない点はフィルタ手段のゲインが可変設定されない一般的な障害物検出レーダー装置の場合も同様である。
本発明は、レーダー波の反射波により障害物を検出するよう構成された従来の車輌の障害物検出レーダー装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、それぞれ独自の領域と互いに共通の領域とよりなる複数の範囲について障害物を検出することにより、検出された障害物がその検出された位置に存在する確度を正確に判定し、検出された障害物の存在の確度に応じて衝突影響低減装置を無駄なく効果的に作動させることを可能にすることである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ちレーダー波を送信する送信手段と、第一の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第一の受信手段と、第二の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第二の受信手段と、前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物存在する確度を判定する判定手段とを有し、前記第一及び第二の範囲はそれぞれ固有の領域と互いに共通の領域とよりなる車輌の障害物検出レーダー装置に於いて、
前記判定手段は
前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物が存在する位置を推定して障害物が前記共通の領域に存在するか否かを判定し、
障害物が前記共通の領域に存在すると判定したときには、前記第一の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置と前記第二の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置とが同一であるか否かを判定し、
前記推定された障害物の位置が同一であると判定したときには前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づく障害物に関する物理量が同一であるか否かを判定し、
前記推定された障害物の位置が同一であるか否か及び前記障害物に関する物理量が同一であるか否かに応じて障害物が前記推定された位置に存在する確度を判定する
ことを特徴とする車輌の障害物検出レーダー装置によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記送信手段は第一の周波数の前記第一の範囲用レーダー波と、前記第一の周波数とは異なる第二の周波数の前記第二の範囲用レーダー波とを送信可能であるよう構成される(請求項2の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於いて、前記判定手段は、前記推定された障害物の位置が同一であると判定したときには前記推定された障害物の位置が同一ではないと判定したときに比して障害物が前記推定された位置に存在する確度を高く判定し、前記推定された障害物の位置が同一であり且つ前記障害物に関する物理量が同一であると判定したときには、前記推定された障害物の位置が同一であり且つ前記障害物に関する物理量が同一ではないと判定したときに比して障害物が前記推定された位置に存在する確度を高く判定するよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至の何れか一つの構成に於いて、前記判定手段は前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき少なくとも障害物に対する相対距離及び障害物の方向を判定し、前記障害物に対する相対距離及び前記障害物の方向に基づき前記位置を推定するよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の何れか一つの構成に於いて、前記障害物に関する物理量は少なくとも自車に対する障害物の相対速度を含むよう構成される(請求項の構成)。
上記請求項1の構成によれば、第一の範囲にある障害物よりの反射レーダー波が第一の受信手段により受信され、第二の範囲にある障害物よりの反射レーダー波が第二の受信手段により受信され、第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物の存在が判定され、第一及び第二の範囲はそれぞれ固有の領域と互いに共通の領域とよりなるので、共通の領域に障害物が存在すれば、固有の領域に存在する障害物に比して高い確度にて障害物の存否を判定し、これにより高い確度にて障害物に対する相対距離、自車に対する障害物の相対速度、障害物の方向を判定することができる。
また上記請求項1の構成によれば、第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物が存在する位置が推定されて障害物が共通の領域に存在するか否かが判定され、障害物が共通の領域に存在すると判定されたときには、第一の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置と前記第二の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置とが同一であるか否かが判定される。
また推定された障害物の位置が同一であると判定されたときには第一及び第二の受信手段よりの信号に基づく障害物に関する物理量が同一であるか否かが判定され、推定された障害物の位置が同一であるか否か及び障害物に関する物理量が同一であるか否かに応じて障害物が前記推定された位置に存在する確度が判定される。よって第一の受信手段よりの信号に基づく位置と第二の受信手段よりの信号に基づく位置とが同一であると判定された場合に第一及び第二の受信手段よりの信号に基づく障害物に関する物理量が同一であるか否かが判定されない場合に比して、推定された位置に存在する障害物の存在確度を一層正確に判定することができ、また障害物に関する物理量は第一及び第二の受信手段よりの信号に基づく物理量であるので、障害物に関する物理量を別途検出する手段の必要性を排除することができる。
また上記請求項2の構成によれば、送信手段は第一の周波数の第一の範囲用レーダー波と、第一の周波数とは異なる第二の周波数の第二の範囲用レーダー波とを送信可能であるので、第一の範囲用レーダー波を送信する送信手段と第二の範囲用レーダー波を送信する送信手段とが個別に設けられる場合に比して、障害物検出レーダー装置の構造を簡略化しそのコストを低減することができる。
また上記請求項3の構成によれば、前記物理量が同一であると判定されたときには前記物理量が同一ではないと判定されたときに比して障害物が前記推定された位置に存在する確度が高く判定される。よって前記物理量が同一ではないときに障害物が前記推定された位置に存在する確度が不必要に高く判定されることを防止しつつ、前記物理量が同一であるときには障害物が前記推定された位置に存在する確度を確実に高く判定することができる。また推定された障害物の位置が同一であり且つ障害物に関する物理量が同一であると判定したときには、推定された障害物の位置が同一であり且つ障害物に関する物理量が同一ではないと判定したときに比して障害物が推定された位置に存在する確度が高く判定される。よって推定された障害物の位置が同一である場合に障害物に関する物理量が同一であるか否かに応じて障害物が推定された位置に存在する確度を適切に判定することができる。
また上記請求項の構成によれば、第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき少なくとも障害物に対する相対距離及び障害物の方向が判定され、障害物に対する相対距離及び障害物の方向に基づき前記位置が推定されるので、共通の領域に存在する障害物の位置を正確に判定することができる。
また上記請求項の構成によれば、障害物に関する物理量は少なくとも自車に対する障害物の相対速度を含むので、共通の領域に存在する障害物の位置を確実に且つ正確に判定することができる。
[課題解決手段の好ましい態様]
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の何れか一つの構成に於いて、レーダー波は所謂ミリ波であるよう構成される(好ましい態様1)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の何れか一つの構成に於いて、判定手段は固有の領域若しくは共通の領域に複数の障害物が存在するときには、各障害物について存在を判定するよう構成される(好ましい態様2)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項2の構成に於いて、第一の範囲用レーダー波は近距離・広視野用のレーダー波であり、第二の範囲用レーダー波は遠距離・狭視野用のレーダー波であるよう構成される(好ましい態様3)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様3の構成に於いて、第二の範囲用レーダー波の周波数は第一の範囲用レーダー波の周波数よりも高いよう構成される(好ましい態様4)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項2の構成に於いて、送信手段は切り換えにより第一の範囲用レーダー波及び第二の範囲用レーダー波を択一的に送信するよう構成される(好ましい態様5)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の何れか一つの構成に於いて、判定手段は共通の領域に複数の障害物が存在すると判定したときには、各障害物について確度を判定するよう構成される(好ましい態様6)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の何れか一つの構成に於いて、判定手段は共通の領域に複数の障害物が存在すると判定したときには、各障害物についてそれらに関する物理量が同一であるか否かに応じて障害物が推定された位置に存在する確度を判定するよう構成される(好ましい態様7)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項の構成に於いて、判定手段は共通の領域に複数の障害物が存在すると判定したときには、各障害物について少なくとも障害物に対する相対距離及び障害物の方向を判定し、障害物に対する相対距離及び前記障害物の方向に基づきそれらの存在位置を推定するよう構成される(好ましい態様8)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項の構成に於いて、判定手段は共通の領域に複数の障害物が存在すると判定したときには、各障害物について少なくとも自車に対する障害物の相対速度を推定するよう構成される(好ましい態様9)。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は本発明による車輌の障害物検出レーダー装置の一つの実施例を示す概略構成図、図2は近距離・広視野用の第一のレーダー波により障害物が検出される第一の範囲及び遠距離・狭視野用の第二のレーダー波により障害物が検出される第二の範囲を示す説明図である。
図1に於いて、10は障害物検出レーダー装置を全体的に示しており、レーダー装置10は高周波発信器12を含んでいる。高周波発信器12は図には示されていない周波数2倍器及び増幅器14を介して送信アンテナ16に接続されている。高周波発信器12は信号処理装置18の送信処理部18Aよりの制御信号によって制御され、FM変調幅が切り換えられることにより第一の高周波信号及び該第一の高周波信号よりも高周波の第二の高周波信号を択一的に発振し得るようになっている。
かくして高周波発信器12は送信アンテナ16、送信処理部18A等と共働して送信アンテナ16より車輌20の前方へ近距離・広視野用の第一のレーダー波W1及び該第一のレーダー波よりも周波数が高い遠距離・狭視野用の第二のレーダー波W2を択一的に送信する送信装置22を構成している。
図2に示されている如く、近距離・広視野用の第一のレーダー波W1は車輌20の前方の近距離且つ幅の広い第一の範囲24について障害物を検出するために使用され、遠距離・狭視野用の第二のレーダー波W2は車輌20の前方の遠距離且つ幅の狭い第二の範囲26について障害物を検出するために使用される。また第一の範囲24及び第二の範囲26はそれぞれ固有の領域25A及び25Bと共通の領域25Cとよりなり、互いに共働してレーダー装置10の障害物検出領域25を郭定している。
また図1に於いて、30及び32はそれぞれチャンネルA及びBのアンテナを示しており、アンテナ30及び32は障害物により反射された第一のレーダー波W1を受信する第一のアンテナとして機能する。アンテナ30及び32はそれぞれRFミキサ34及び36、増幅器38及び40、ローパスフィルタ42及び44、A/D変換器46及び48を介して信号処理装置18の第一の受信処理部18Bに接続されている。RFミキサ34及び36にはアンテナ30及び32よりの受信信号及び送信装置22よりの第一のレーダー波W1の送信信号が入力され、RFミキサ34及び36はこれらの信号をミキシングした後第一の受信処理部18Bへ出力する。
かくしてアンテナ30及び32はRFミキサ34及び36、第一の受信処理部18B等と共働して送信アンテナ16より送信され第一の範囲24に存在する障害物により反射された第一のレーダー波W1を受信する第一の受信装置50を構成している。尚アンテナ30及び32は車輌の横方向に距離D1互いに隔置されており、第一の受信処理部18Bは位相差モノパルス処理回路を含み、第一の受信装置50はモノパルスレーダー装置として機能する。
また図1に於いて、52、54、56はそれぞれチャンネル1、2、3のアンテナを示しており、アンテナ52、54、56は障害物により反射された第二のレーダー波W2を受信する第二のアンテナとして機能する。アンテナ52、54、56はスイッチ回路58、増幅器60、RFミキサ62、増幅器64、ローパスフィルタ66、A/D変換器68を介して信号処理装置18の第二の受信処理部18Cに接続されている。スイッチ回路58は第二の受信処理部18Cよりの制御信号によって制御され、アンテナ52、54、56が受信した信号を択一的に増幅器60へ出力する。RFミキサ62にはアンテナ52、54、56により受信された信号及び送信装置22よりの第二のレーダー波W2の送信信号が入力され、RFミキサ60はこれらの信号をミキシングした後第二の受信処理部18Cへ出力する。
かくしてアンテナ52、54、56はスイッチ回路58、RFミキサ62、第二の受信処理部18C等と共働して送信アンテナ16より送信され第二の範囲26に存在する障害物により反射された第二のレーダー波W2を受信する第二の受信装置70を構成している。尚アンテナ52、54、56は車輌の横方向に距離D2の等距離互いに隔置されており、第二の受信処理部18Cはデジタルフィルタ、DBF処理回路、高分解能処理回路を含み、第二の受信装置64はDBF方式の電子スキャンレーダー装置として機能する。
尚第一の受信装置50のアンテナ30及び32の間隔D1は第二の受信装置70のアンテナ52、54、56の間隔D2よりも小さい。また第一の受信装置50のアンテナ30及び32のビーム幅は第二の受信装置70のアンテナ52、54、56のビーム幅よりも大きい。
またアンテナ52、54、56はそれぞれ車輌の横方向に互いに隔置された複数のアンテナよりなり、スイッチ回路58と同様のスイッチ回路を介してスイッチ回路58に接続されていてもよい。また図1に於いては、送信アンテナ16、第一のアンテナ30及び32、第二のアンテナ52、54、56は互いに他に対し車輌横方向に配列された状態にて図示されているが、例えば送信アンテナ16の上方又は下方に第一のアンテナ30及び32が配設され、送信アンテナ16の下方又は上方に第二のアンテナ52、54、56が配設されていてよい。
信号処理装置18は認識処理部18Dを含み、認識処理部18Dには第一の受信処理部18Bよりの出力信号、第二の受信処理部18Cよりの出力信号、図には示されていない車速センサにより検出された車速Vを示す信号が入力される。認識処理回路18Dは上記各信号に基づき第一の範囲24若しくは第二の範囲26に障害物が検出されたか否かを判定し、障害物が検出されたときには障害物までの距離L1、L2、自車に対する障害物の相対速度Vr1、Vr2、車輌の前後方向に対する障害物の方向θ1、θ2を演算し、これらのデータに基づき障害物の存否及び障害物が第一の範囲24若しくは第二の範囲26に存在する確度を判定する。
この場合図3に示されている如く、アンテナ30及び32により受信された第一のレーダー波W1の位相差に基づき障害物とアンテナ30及び32との間の距離の差ΔL1が演算され、下記の式1を満たす値として障害物の方向θ1が演算される。
ΔL1=D1sinθ1 …(1)
同様に、図3に示されている如く、アンテナ52、54、56により受信された第二のレーダー波W2の位相差に基づき障害物とアンテナ52、54、56との間の距離の差ΔL2が演算され、下記の式2を満たす値として障害物の方向θ2が演算される。尚θ2はアンテナ52、54により受信された第二のレーダー波W2の位相差に基づき演算される値とアンテナ54、56により受信された第二のレーダー波W2の位相差に基づき演算される値との平均値であってよい。
ΔL2=D2sinθ2 …(2)
また信号処理装置18の一部、例えば認識処理回路18DはCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続されたマイクロコンピュータであってよい。
図1には示されていないが、信号処理回路18による判定結果及び演算結果を示す信号はエアバッグの如き衝突影響低減装置の作動を制御する電子制御装置へ出力され、これにより障害物の存否、障害物存在の確度、障害物までの距離L、自車に対する障害物の相対速度Vr、車輌の前後方向に対する障害物の方向θに基づいて判定される障害物と衝突する虞れ等に応じて衝突影響低減装置が無駄なく効果的に作動するよう制御される。
次に図4に示されたフローチャートを参照して図示の実施例に於ける障害物存在の確度判定制御ルーチンについて説明する。尚図4に示されたフローチャートによる制御は図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては第一の受信処理部18Bより入力される近距離・広視野用の信号が処理されることにより、第一の範囲24に存在する障害物について障害物までの距離L1、自車に対する障害物の相対速度Vr1、車輌の前後方向に対する障害物の方向θ1が演算される。
同様にステップ20に於いては第二の受信処理部18Cより入力される遠距離・狭視野用の信号が処理されることにより第二の範囲26に存在する障害物について障害物までの距離L2、自車に対する障害物の相対速度Vr2、車輌の前後方向に対する障害物の方向のθ2が演算される。
尚ステップ10及び20に於いて、それぞれ第一の範囲24及び第二の範囲26に複数の障害物が存在する場合には、各障害物について距離L1i、相対速度Vr1i、θ1i(i=1、2……、n(正の整数))及び距離L2j、相対速度Vr2j、θ2j(j=1、2……、m(正の整数))が演算される。
ステップ30及び40に於いてはそれぞれ第一の範囲24及び第二の範囲26に障害物が検出されたか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ160へ進み、肯定判別が行われたときにはそれぞれステップ40及び50へ進む。
ステップ50に於いては例えば距離L1及びL2が同一であり且つ方向θ1及びθ2が同一であるか否かの判別により、検出された障害物の位置が同一であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ130へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ60へ進む。
ステップ60に於いては同一の位置にあると判定された障害物の物理量としての相対速度Vr1及びVr2が同一であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ100へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ70へ進む。
ステップ70に於いては検出された二つの障害物の位置が前回も同一であると判別されたか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ80に於いて障害物存在確度XがAAに設定され、否定判別が行われたときにはステップ90に於いて障害物存在確度XがAに設定される。
ステップ100に於いては前回のステップ50及び60の判別結果が今回と同一であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ110に於いて障害物存在確度XがCCに設定され、否定判別が行われたときにはステップ120に於いて障害物存在確度XがCに設定される。
ステップ130に於いては第一の範囲24及び第二の範囲26に共通の領域25Cに存在する障害物が所定のサイクルに亘り連続して検出されたか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ140に於いて障害物存在確度XがBBに設定され、否定判別が行われたときにはステップ150に於いて障害物存在確度XがBに設定される。
この場合障害物存在確度XはAよりもAAが高く、BB、B、CC、CよりもAが高い。またBBはBよりも高く、CCはCよりも高いが、BB及びBとCC及びCの間の高低関係は本発明のレーダー装置が適用される車輌等に応じて適宜に設定される。
ステップ160に於いては領域25A〜25Cに障害物が存在するか否か、障害物までの距離L1及びL2、自車に対する障害物の相対速度Vr1及びVr2、車輌の前後方向に対する障害物の方向θ1及びθ2、障害物存在確度X等のデータが記憶手段に記録されると共に、これらのデータに基づき各障害物について距離L、相対速度Vr、方向θが推定され、距離L、相対速度Vr、方向θ、障害物存在確度Xのデータが衝突影響低減装置を制御する電子制御装置へ出力される。
尚ステップ50〜160は、近距離・広視野用の信号の処理若しくは遠距離・狭視野用の信号の処理により障害物検出領域25の何れかの領域25A〜25Cに複数の障害物が存在すると判定されたときには、各障害物について実行され、例えば距離Lについては近距離・広視野用の信号に基づく値が優先され、方向θについては遠距離・狭視野用の信号に基づく値が優先され、相対速度Vrについては両者の重み平均の値が採用される。
かくして図示の実施例によれば、ステップ10に於いて第一の範囲24に存在する障害物について障害物までの距離L1、自車に対する障害物の相対速度Vr1、車輌の前後方向に対する障害物の方向θ1が演算され、ステップ20に於いて第二の範囲26に存在する障害物について障害物までの距離L2、自車に対する障害物の相対速度Vr2、車輌の前後方向に対する障害物の方向のθ2が演算される。
そしてステップ30及び40に於いて第一の範囲24及び第二の範囲26のそれぞれに障害物が検出されたと判定されると、ステップ50に於いて例えば距離L1及びL2が同一であり且つ方向θ1及びθ2が同一であるか否かの判別により、検出された障害物の位置が同一であるか否かの判別が行われ、ステップ60に於いて同一の位置にあると判定された障害物の物理量としての相対速度Vr1及びVr2が同一であるか否かの判別が行われ、これらの判別結果に応じてステップ70〜150に於いて障害物存在確度XがAA〜Cに設定される。
従って障害物が共通の領域25Cに存在する場合に於いて、障害物が存在すると推定された位置が同一であるか否か及び同一の位置にあると判定された障害物の物理量(相対速度)が同一であるか否かに応じて障害物が共通の領域25Cの推定された位置に存在する確度を確実に且つ正確に判定することができる。
特に図示の実施例によれば、ステップ60に於いて同一の位置にあると判定された障害物の物理量としての相対速度Vr1及びVr2が同一であると判定されたときには、ステップ70に於いて検出された二つの障害物の位置が前回も同一であると判別されたか否かの判別が行われ、その判別結果に応じて障害物存在確度XがAA又はAに設定されるので、ステップ70の判別が行われない場合に比して高精度に障害物の存在確度を判定することができる。
また図示の実施例によれば、ステップ60に於いて障害物の物理量としての相対速度Vr1及びVr2が同一ではないと判定されたときには、ステップ100に於いて前回のステップ50及び60の判別結果が今回と同一であるか否かの判別が行われ、その判別結果に応じて障害物存在確度XがCC又はCに設定されるので、ステップ100の判別が行われない場合に比して高精度に障害物の存在確度を判定することができる。
また図示の実施例によれば、ステップ50に於いて検出された障害物の位置が同一ではないと判定されたときには、ステップ130に於いて共通の領域25Cに存在する障害物が所定のサイクルに亘り連続して検出されたか否かの判別が行われ、その判別結果に応じて障害物存在確度XがBB又はBに設定されるので、ステップ130の判別が行われない場合に比して高精度に障害物の存在確度を判定することができる。
また図示の実施例によれば、送信装置22は高周波発信器12が信号処理装置18の送信処理部18Aよりの制御信号によって制御され、FM変調幅が切り換えられることにより、近距離・広視野用の第一のレーダー波W1及び該第一のレーダー波よりも周波数が高い遠距離・狭視野用の第二のレーダー波W2を択一的に送信し得るようになっているので、レーダー波W1を送信する送信手段とレーダー波W2を送信する送信手段とが個別に設けられる場合に比して、障害物検出レーダー装置10の構造を簡略化しそのコストを低減することができる。
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、第二の受信装置70は三つのアンテナ52、54、56を有しているが、第二の受信装置64のアンテナの数は3以外であってもよく、受信装置は第一の受信装置50及び第二の受信装置70の二つであるが、受信装置が3以上設けられ、これに対応して三種類以上のレーダー波が送信され、障害物検出領域25が独自の領域、二つの受信装置の受信範囲に共通の領域、三つの受信装置の受信範囲に共通の領域…に設定されてもよい。
また上述の実施例に於ける障害物検出レーダー装置10の具体的構造は例示のためのものであり、レーダー波を送信する送信手段と、第一の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第一の受信手段と、第二の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第二の受信手段と、第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物の存在を判定する判定手段とを有し、第一及び第二の範囲はそれぞれ固有の領域と互いに共通の領域とよりなっている限り、任意の構成のものであってよい。
本発明による車輌の障害物検出レーダー装置の一つの実施例を示す概略構成図である。 近距離・広視野用の第一のレーダー波により障害物が検出される第一の範囲及び遠距離・狭視野用の第二のレーダー波により障害物が検出される第二の範囲を示す説明図である。 車輌の前後方向に対する障害物の方向θ1、θ2の演算要領を示す説明図である。 実施例に於ける障害物存在の確度判定制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 障害物検出レーダー装置
12 高周波発信器
16 送信アンテナ
18 信号処理装置
22 送信装置
24 第一の範囲
26 第二の範囲
30、32 アンテナ
50 第一の受信装置
52、54、56 アンテナ
64 第二の受信装置

Claims (5)

  1. レーダー波を送信する送信手段と、第一の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第一の受信手段と、第二の範囲にある障害物よりの反射レーダー波を受信する第二の受信手段と、前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物存在する確度を判定する判定手段とを有し、前記第一及び第二の範囲はそれぞれ固有の領域と互いに共通の領域とよりなる車輌の障害物検出レーダー装置に於いて、
    前記判定手段は
    前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき障害物が存在する位置を推定して障害物が前記共通の領域に存在するか否かを判定し、
    障害物が前記共通の領域に存在すると判定したときには、前記第一の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置と前記第二の受信手段よりの信号に基づき推定された障害物の位置とが同一であるか否かを判定し、
    前記推定された障害物の位置が同一であると判定したときには前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づく障害物に関する物理量が同一であるか否かを判定し、
    前記推定された障害物の位置が同一であるか否か及び前記障害物に関する物理量が同一であるか否かに応じて障害物が前記推定された位置に存在する確度を判定する
    ことを特徴とする車輌の障害物検出レーダー装置。
  2. 前記送信手段は第一の周波数の前記第一の範囲用レーダー波と、前記第一の周波数とは異なる第二の周波数の前記第二の範囲用レーダー波とを送信可能であることを特徴とする請求項1に記載の車輌の障害物検出レーダー装置。
  3. 前記判定手段は、前記推定された障害物の位置が同一であると判定したときには前記推定された障害物の位置が同一ではないと判定したときに比して障害物が前記推定された位置に存在する確度を高く判定し、前記推定された障害物の位置が同一であり且つ前記障害物に関する物理量が同一であると判定したときには、前記推定された障害物の位置が同一であり且つ前記障害物に関する物理量が同一ではないと判定したときに比して障害物が前記推定された位置に存在する確度を高く判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車輌の障害物検出レーダー装置。
  4. 前記判定手段は前記第一及び第二の受信手段よりの信号に基づき少なくとも障害物に対する相対距離及び障害物の方向を判定し、前記障害物に対する相対距離及び前記障害物の方向に基づき前記位置を推定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の車輌の障害物検出レーダー装置。
  5. 前記障害物に関する物理量は少なくとも自車に対する障害物の相対速度を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の車輌の障害物検出レーダー装置。
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