JP3002055B2 - 自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ - Google Patents

自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ

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JP3002055B2
JP3002055B2 JP4150436A JP15043692A JP3002055B2 JP 3002055 B2 JP3002055 B2 JP 3002055B2 JP 4150436 A JP4150436 A JP 4150436A JP 15043692 A JP15043692 A JP 15043692A JP 3002055 B2 JP3002055 B2 JP 3002055B2
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滋 大川
鈴木  寛
博之 十合
健宏 清水
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己故障検知機能付自動
車衝突防止レーダに関する。現在、自動車衝突防止レー
ダとしてレーザ光を用いたものが存在するが、これは原
理的に霧、雨に弱いといった欠点がある。
【0002】そこで、ミリ波等の高い周波数帯の電波を
用いた自動車衝突防止レーダの開発が進んでおり、近い
将来実現されようとしている。しかし、その開発中の自
動車衝突防止レーダにおいて、自己の動作不良を検知す
ることができるタイプのものが要望されている。
【0003】
【従来の技術】図3に従来の自動車衝突防止レーダのブ
ロック構成図を示し、その説明を行う。
【0004】図3に示す自動車衝突防止レーダは、発振
器1と、アンプ2と、逓倍器3と、ハイブリッド回路4
と、アンテナ5と、ミキサ6とを具備して構成されてい
る。発振器1は、設定信号S1に応じた周波数の信号S
2を出力するものである。
【0005】但し、設定信号S1は所定周波数波であ
り、この波のレベルを変更することによって、発振器1
から出力される信号S2の周波数が変化するものとす
る。また、信号S2はFM波となり、例えば30GHz
の周波数となる。
【0006】信号S2はアンプ2で増幅され、この増幅
信号S3が逓倍器3へ入力される。逓倍器3は入力信号
S3の周波数を逓倍して出力するものであり、例えば2
逓倍したとすると、逓倍器3から60GHzの信号S4
が出力される。
【0007】この信号S4はハイブリッド回路4で分岐
され、一方の信号S5はアンテナ5から電波M1とし
て、このレーダが搭載された自車の前方に出力される。
この出力された電波M1は例えば図示せぬ前方を走行す
る他車で反射し、反射波M2として返ってくる。
【0008】反射波M2はアンテナ6で受信され、この
受信された信号S6と、ハイブリッド回路4から出力さ
れる他方の信号S5′とがミキサ6で混合され、信号S
7として出力される。
【0009】この信号S7は、反射波M2と、逓倍器3
から出力された周波数成分との混合信号なので、図示せ
ぬマイコン等で信号S7を信号処理することによって、
自車と他車との相対速度、及び相対距離を検知すること
ができ、それを表示させれば運転者に知らしめることが
でき、また危険な場合に運転者に警報を出して知らせる
こともできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した自
動車衝突防止レーダにおいては、レーダ自体が故障した
場合に、運転者に誤ったデータを知らせることになるの
でかえって危険であるといった問題がある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、レーダ自己の故障を検知できるようにする
ことによって、それを運転者に知らせることができる自
己故障検知機能付自動車衝突防止レーダを提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1を参照して本発明の
自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダの構成を説明
する。
【0013】図1に示す自己故障検知機能付自動車衝突
防止レーダは、自車に搭載されたレーダの発振器から出
力される高周波信号を増幅器で増幅した後、その周波数
を逓倍器で所定倍数に逓倍して信号分岐手段を介して前
方の他車や障害物へ出力し、その反射波を該信号分岐手
段で分岐された一方の高周波信号と混合し、この混合さ
れた信号の周波数成分を演算処理手段で検出処理するこ
とにより、自車と該他車や障害物との相対距離及び相対
距離情報を検知して衝突防止に役立てるものであり、本
原理の特徴は、前記した逓倍器3′に、逓倍器3′自体
に生じるドレイン電圧Vdを検出して出力する機能を設
けて構成したことにある。
【0014】
【作用】上述した本発明によれば、逓倍器3′から出力
されるドレイン電圧Vd′をモニタリングすることによ
って自己レーダの故障を検知することができるので、レ
ーダ自体が故障した場合に、それを運転者に知らせるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例による自己故障
検知機能付自動車衝突防止レーダのブロック構成図であ
る。この図において、図3に示した従来例の各部に対応
する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0016】図1に示す実施例によるレーダが、図3に
示す従来例のレーダと異なる点は、逓倍器3′に自己の
ドレイン電圧を検出する機能を設け、ドレイン電圧をモ
ニタリングすることによって自己レーダの故障を検知で
きるようにしたことである。
【0017】即ち、逓倍器3′を図2に示すような構成
とした。図2において、T1はアンプ2から出力される
信号S3が入力される入力端子、T2は信号S4出力端
子、T3は図示せぬ電源からの電圧が供給される端子で
ある。
【0018】また、C1,C2は直流カット用コンデン
サ、R1,R2はバイアス抵抗器、7はトランジスタで
ある。トランジスタ7のゲート端Gに信号S3が供給さ
れることによって抵抗器R3の両端に生じるドレイン電
圧Vdをドレイン電圧検出回路8に取り込んで検出する
ように構成されている。
【0019】ドレイン電圧検出回路8で検出されたドレ
イン電圧Vd′は、図1に示す故障判断回路9に入力さ
れる。故障判断回路9は、ドレイン電圧Vd′が定めら
れた範囲の電圧値であるかどうかを検出することによっ
て、定められた範囲外の電圧値であれば、自己レーダが
故障であると判断する。
【0020】逓倍器3′よりも前段の回路が故障してい
る場合、逓倍器3′に信号S4が入力されないので、ド
レイン電圧Vdが発生せず、つまり、ドレイン電圧検出
回路8から検出ドレイン電圧Vd′が出力されないの
で、故障判断回路9で自己レーダの故障と判断すること
ができる。
【0021】このことは逓倍器3′自体が故障した場合
も同様である。故障判断回路9が自己レーダの故障であ
ると判断した場合、判断信号S8が出力されるようにな
っている。
【0022】以上説明したように、本実施例のレーダに
よれば、自己の故障を検出することができるので、従来
のように、レーダ自体が故障した場合に運転者に誤った
データを知らせることになり、かえって危険であるとい
ったことがなくなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自己故障
検知機能付自動車衝突防止レーダによれば、レーダ自己
の故障を検知することができる効果があるので、レーダ
自体が故障した場合にそれを運転者に知らせることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による自己故障検知機能付
自動車衝突防止レーダのブロック構成図である。
【図2】図1に示す逓倍器の回路図である。
【図3】従来の自動車衝突防止レーダのブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 発振器 2 増幅器 3′ 逓倍器 4 信号分岐手段 5 アンテナ 6 ミキサ 8 ドレイン電圧検出回路 9 故障判断回路
フロントページの続き (72)発明者 大川 滋 宮城県仙台市青葉区1番町1丁目2番25 号 富士通東北ディジタル・テクノロジ 株式会社内 (72)発明者 鈴木 寛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 十合 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 清水 健宏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−140290(JP,A) 特開 平4−19588(JP,A) 特開 平3−54494(JP,A) 特開 平5−323023(JP,A) 特開 昭64−805(JP,A) 特開 昭63−149908(JP,A) 特開 昭50−85290(JP,A) 実開 昭63−20079(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車に搭載されたレーダの発振器から出
    力される高周波信号の周波数を逓倍器で所定倍数に逓倍
    して信号分岐手段を介して前方の他車や障害物へ出力
    し、その反射波を該信号分岐手段で分岐された一方の高
    周波信号と混合し、この混合された信号の周波数成分を
    演算処理手段で検出処理することにより、自車と該他車
    や障害物との相対距離及び相対距離情報を検知して衝突
    防止に役立てる自動車衝突防止レーダにおいて、 前記逓倍器に、前記発振器から出力される高周波信号が
    ゲート端に供給されるトランジスタ及び該トランジスタ
    ドレイン電圧を検出して出力する機能を設け、 該逓倍器から出力されるドレイン電圧をモニタリングす
    ることによって自己レーダの故障を検知するようにした
    ことを特徴とする自己故障検知機能付自動車衝突防止レ
    ーダ。
  2. 【請求項2】 前記逓倍器の入力側に増幅器を設け、 前記逓倍器に、前記増幅器で増幅された信号が前記トラ
    ンジスタの前記ゲート端に供給された場合に生じるドレ
    イン電圧を、該トランジスタのドレイン端とアース間に
    接続された抵抗器の両端から取り出して検出するドレイ
    ン電圧検出回路を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の自己故障検知機能付自動車衝突防止レーダ。
  3. 【請求項3】 前記逓倍器から出力されるドレイン電圧
    が定められた範囲外の電圧値である場合、また、該ドレ
    イン電圧が印加されなくなった場合に、自己レーダが故
    障であると判断し、この判断結果を出力する故障判断回
    路を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の自己
    故障検知機能付自動車衝突防止レーダ。
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JP3661573B2 (ja) 2000-07-24 2005-06-15 株式会社村田製作所 電圧制御発振器、電圧制御発振器装置およびレーダ装置
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