JPH0688461A - 電波キー受信機用アンテナ - Google Patents
電波キー受信機用アンテナInfo
- Publication number
- JPH0688461A JPH0688461A JP4264196A JP26419692A JPH0688461A JP H0688461 A JPH0688461 A JP H0688461A JP 4264196 A JP4264196 A JP 4264196A JP 26419692 A JP26419692 A JP 26419692A JP H0688461 A JPH0688461 A JP H0688461A
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- JP
- Japan
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- antenna
- vehicle
- receiver
- key
- electric wave
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両周囲のどの車両端部から一定距離以内で
電波キー操作を可能にする。 【構成】 1/4λアンテナにて形成され、受信電波信
号を処理しキー装置の解錠または施錠を制御する回路部
2との接続端1aから延びる長方形アンテナ1を構成す
る。長方形アンテナは短辺cと長辺dをもっており、こ
の長辺側を車両の前後方向に向けて設置し、受信機の作
動範囲を車両から一定距離にする。ユーザは車両のどの
位置でも感覚的に覚えている車両からの距離にてキー操
作を行えば、受信機は動作し、キー装置の解錠または施
錠ができる。
電波キー操作を可能にする。 【構成】 1/4λアンテナにて形成され、受信電波信
号を処理しキー装置の解錠または施錠を制御する回路部
2との接続端1aから延びる長方形アンテナ1を構成す
る。長方形アンテナは短辺cと長辺dをもっており、こ
の長辺側を車両の前後方向に向けて設置し、受信機の作
動範囲を車両から一定距離にする。ユーザは車両のどの
位置でも感覚的に覚えている車両からの距離にてキー操
作を行えば、受信機は動作し、キー装置の解錠または施
錠ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアやトランク
などのキー装置を電波により解錠または施錠を行う電波
キーに係り、特に車両の形状に合わせた指向性をもった
受信機用アンテナに関する。
などのキー装置を電波により解錠または施錠を行う電波
キーに係り、特に車両の形状に合わせた指向性をもった
受信機用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】電波キーの受信機用アン
テナは、従来無指向性受信アンテナが用いられており、
この無指向性受信アンテナを車両中心に配置すると、図
4に示すように、車両の前後と左右方向では作動距離が
異なる。すなわち、車両の前後方向は、車両左右方向よ
り車両端部からの作動距離が短く(a<<b)なる。受信
アンテナは、アンテナサイズを小型するために、使用周
波数の1/4λのものが使用されているが、一般的には
そのアンテナ長から受信機から離れた車両内に配備され
る。受信アンテナの取付けは内装材の装着時に行われて
おり、その後に受信機との接続が行われる。このような
受信アンテナでは、受信機側の組付けを効率良く行え
ず、またアンテナ組付け後に最終調整を行わなければな
らない。
テナは、従来無指向性受信アンテナが用いられており、
この無指向性受信アンテナを車両中心に配置すると、図
4に示すように、車両の前後と左右方向では作動距離が
異なる。すなわち、車両の前後方向は、車両左右方向よ
り車両端部からの作動距離が短く(a<<b)なる。受信
アンテナは、アンテナサイズを小型するために、使用周
波数の1/4λのものが使用されているが、一般的には
そのアンテナ長から受信機から離れた車両内に配備され
る。受信アンテナの取付けは内装材の装着時に行われて
おり、その後に受信機との接続が行われる。このような
受信アンテナでは、受信機側の組付けを効率良く行え
ず、またアンテナ組付け後に最終調整を行わなければな
らない。
【0003】そこで、車両に配備する前に、受信機に受
信アンテナを取付ける場合は、例えば使用周波数を30
0MHz帯の受信アンテナとして、利得を考慮して1/
4λを用いると、受信機ケースに収めるのには大きすぎ
るし、またアンテナのみ飛び出してしまうという問題が
あった。本発明の目的は、車両周囲のどの車両端部から
一定距離以内で電波キー操作を可能にした電波キー受信
機用アンテナを提供することにある。また他の目的は、
小型で、かつ受信機への組込みを可能にした電波キー受
信機用アンテナを提供することにある。
信アンテナを取付ける場合は、例えば使用周波数を30
0MHz帯の受信アンテナとして、利得を考慮して1/
4λを用いると、受信機ケースに収めるのには大きすぎ
るし、またアンテナのみ飛び出してしまうという問題が
あった。本発明の目的は、車両周囲のどの車両端部から
一定距離以内で電波キー操作を可能にした電波キー受信
機用アンテナを提供することにある。また他の目的は、
小型で、かつ受信機への組込みを可能にした電波キー受
信機用アンテナを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は発信機から発信される電波信号を車両側に
配置された受信機で受信し、該信号を処理してキー装置
の解錠または施錠を行う電波キーにおいて、縦と横の寸
法が異なる形状の指向性アンテナを備え、指向性のある
側を車両の前後方向に向けて設置し、前記受信機の作動
範囲を車両から一定距離にした構成にある。また他の発
明は、上記発明において、アンテナが受信機側の回路基
板にパターン形成されている構成にある。
め、本発明は発信機から発信される電波信号を車両側に
配置された受信機で受信し、該信号を処理してキー装置
の解錠または施錠を行う電波キーにおいて、縦と横の寸
法が異なる形状の指向性アンテナを備え、指向性のある
側を車両の前後方向に向けて設置し、前記受信機の作動
範囲を車両から一定距離にした構成にある。また他の発
明は、上記発明において、アンテナが受信機側の回路基
板にパターン形成されている構成にある。
【0005】
【作用】このように構成すると、ユーザは車両のどの位
置でも感覚的に覚えている車両からの距離にてキー操作
を行えば、受信機は動作し、キー装置の解錠または施錠
ができる。またアンテナを回路基板にパターン形成する
ことにより、アンテナが受信機から飛び出すことがなく
なると共に、受信機とは別にアンテナを車両の内側に取
付ける作業がなくなり、電波キーの調整が容易になる。
置でも感覚的に覚えている車両からの距離にてキー操作
を行えば、受信機は動作し、キー装置の解錠または施錠
ができる。またアンテナを回路基板にパターン形成する
ことにより、アンテナが受信機から飛び出すことがなく
なると共に、受信機とは別にアンテナを車両の内側に取
付ける作業がなくなり、電波キーの調整が容易になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の電波キー受信機用アンテナの構
成とその指向性を示す。なお、電波キーを構成するキー
装置やそれを作動させる受信機、発信機からなるシステ
ム構成については公知なので、その説明を省略し、ここ
では本発明の特徴部分の実施例について説明する。アン
テナ1は、アンテナ長が1/4λにて形成され、受信電
波信号を処理しキー装置の解錠または施錠を制御する回
路部2との接続端1aから延びる長方形によって構成さ
れている。この長方形は、図1aに示すように、短辺c
と長辺d(c+d=1/4λ)をもっており、この両辺
によって囲われる長方形の中に外側辺との間に所定の距
離をあけて内側辺を形成するようにして折り曲げられて
いる。
する。図1は、本発明の電波キー受信機用アンテナの構
成とその指向性を示す。なお、電波キーを構成するキー
装置やそれを作動させる受信機、発信機からなるシステ
ム構成については公知なので、その説明を省略し、ここ
では本発明の特徴部分の実施例について説明する。アン
テナ1は、アンテナ長が1/4λにて形成され、受信電
波信号を処理しキー装置の解錠または施錠を制御する回
路部2との接続端1aから延びる長方形によって構成さ
れている。この長方形は、図1aに示すように、短辺c
と長辺d(c+d=1/4λ)をもっており、この両辺
によって囲われる長方形の中に外側辺との間に所定の距
離をあけて内側辺を形成するようにして折り曲げられて
いる。
【0007】このアンテナ1を回路部2に接続し、受信
機を構成した場合、そのアンテナ指向性は、図1bに示
すように、長辺d方向にくぼんだ形となる。このアンテ
ナの指向性のある側を車両4の前後方向に向け、かつ車
両4の中心に受信機3を配置すると、図2に示す車両4
の前後方向の端部から距離a、左右方向の端部から距離
bが受信機3の作動範囲となる。すなわち、受信機の作
動範囲は、a≒bにより車両周囲の端部からほぼ一定の
距離以内になる。次にアンテナの他の実施例を説明す
る。図3は受信機の回路基板にパターン形成されたアン
テナの構成を示す。
機を構成した場合、そのアンテナ指向性は、図1bに示
すように、長辺d方向にくぼんだ形となる。このアンテ
ナの指向性のある側を車両4の前後方向に向け、かつ車
両4の中心に受信機3を配置すると、図2に示す車両4
の前後方向の端部から距離a、左右方向の端部から距離
bが受信機3の作動範囲となる。すなわち、受信機の作
動範囲は、a≒bにより車両周囲の端部からほぼ一定の
距離以内になる。次にアンテナの他の実施例を説明す
る。図3は受信機の回路基板にパターン形成されたアン
テナの構成を示す。
【0008】受信機の回路基板10は、キーホルダ側の
発信機から発信されるキーコードに応じた所定周波数の
電波を受信し、この信号を処理してキー装置の解錠また
は施錠を制御する回路部10Aを設け、この回路部10
Aに隣接してアンテナ部10Bが設けられている。アン
テナ部10Bは、回路部10Aのパターンを利用してア
ンテナ長が1/4λ(図3破線)の長方形アンテナ11
がパターン形成されている。本実施例では、アンテナと
して、長方形構造にしているが、長径と短径をもつ楕円
形構造としても構わない。
発信機から発信されるキーコードに応じた所定周波数の
電波を受信し、この信号を処理してキー装置の解錠また
は施錠を制御する回路部10Aを設け、この回路部10
Aに隣接してアンテナ部10Bが設けられている。アン
テナ部10Bは、回路部10Aのパターンを利用してア
ンテナ長が1/4λ(図3破線)の長方形アンテナ11
がパターン形成されている。本実施例では、アンテナと
して、長方形構造にしているが、長径と短径をもつ楕円
形構造としても構わない。
【0009】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、車両用
電波キーの受信機用アンテナに、指向性のあるアンテナ
を使用し、このアンテナを受信機の作動範囲が車両端部
から一定となるように配置することにより、キー操作を
車両からの感覚的な距離で行うことができ、取扱性が向
上される。またアンテナを回路基板にパターン形成した
ことにより、小型化かつ内蔵化が可能となる。
電波キーの受信機用アンテナに、指向性のあるアンテナ
を使用し、このアンテナを受信機の作動範囲が車両端部
から一定となるように配置することにより、キー操作を
車両からの感覚的な距離で行うことができ、取扱性が向
上される。またアンテナを回路基板にパターン形成した
ことにより、小型化かつ内蔵化が可能となる。
【図1】 本発明の電波キー受信機用アンテナの構成を
示し、図1(a)はアンテナの構造図、図1(b)はア
ンテナ指向性を示す図である。
示し、図1(a)はアンテナの構造図、図1(b)はア
ンテナ指向性を示す図である。
【図2】 受信機を車両に配置したときの作動範囲を説
明する図である。
明する図である。
【図3】 回路基板にパターン形成されたアンテナの平
面図である。
面図である。
1 指向性アンテナ、2 回路部、3 受信機、4 車
両、10 回路基板、10A 回路部、10B アンテ
ナ部、11 パターンアンテナ
両、10 回路基板、10A 回路部、10B アンテ
ナ部、11 パターンアンテナ
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電波キー受信機用アンテナの構成を
示し、図1(a)はアンテナの構造図、図1(b)はア
ンテナ指向性を示す図である。
示し、図1(a)はアンテナの構造図、図1(b)はア
ンテナ指向性を示す図である。
【図2】 受信機を車両に配置したときの作動範囲を説
明する図である。
明する図である。
【図3】 回路基板にパターン形成されたアンテナの平
面図である。
面図である。
【図4】 従来の電波キー受信機の作動範囲を説明する
図である。
図である。
【符号の説明】 1 指向性アンテナ、2 回路部、3 受信機、4 車
両、10 回路基板、10A 回路部、10B アンテ
ナ部、11 パターンアンテナ
両、10 回路基板、10A 回路部、10B アンテ
ナ部、11 パターンアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 貴久 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 発信機から発信される電波信号を車両側
に配置された受信機で受信し、該信号を処理してキー装
置の解錠または施錠を行う電波キーにおいて、縦と横の
寸法が異なる形状の指向性アンテナを備え、指向性のあ
る側を車両の前後方向に向けて設置し、前記受信機の作
動範囲を車両から一定距離にしたことを特徴とする電波
キー受信機用アンテナ。 - 【請求項2】 アンテナが受信機側の回路基板にパター
ン形成されていることを特徴とする請求項1記載の電波
キー受信機用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4264196A JPH0688461A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 電波キー受信機用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4264196A JPH0688461A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 電波キー受信機用アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688461A true JPH0688461A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17399820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4264196A Pending JPH0688461A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 電波キー受信機用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688461A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014522924A (ja) * | 2011-06-17 | 2014-09-08 | ヤイクス・エルエルシー | 指向性アンテナおよび無線トークンを用いて構造物にアクセスするためのシステムおよび方法 |
US9501884B2 (en) | 2011-06-17 | 2016-11-22 | Yikes, Llc | System and method for accessing a structure using directional antennas and a wireless token |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4264196A patent/JPH0688461A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014522924A (ja) * | 2011-06-17 | 2014-09-08 | ヤイクス・エルエルシー | 指向性アンテナおよび無線トークンを用いて構造物にアクセスするためのシステムおよび方法 |
US9501884B2 (en) | 2011-06-17 | 2016-11-22 | Yikes, Llc | System and method for accessing a structure using directional antennas and a wireless token |
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