JPH0688144B2 - 熱間材送りラインにおける板接合方法 - Google Patents

熱間材送りラインにおける板接合方法

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JPH0688144B2
JPH0688144B2 JP60194225A JP19422585A JPH0688144B2 JP H0688144 B2 JPH0688144 B2 JP H0688144B2 JP 60194225 A JP60194225 A JP 60194225A JP 19422585 A JP19422585 A JP 19422585A JP H0688144 B2 JPH0688144 B2 JP H0688144B2
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hot material
tools
welding
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恒 本城
信 長倉
昌夫 三上
正夫 二反田
健夫 後藤
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱間材の先後端部を層状に重ね合わせて接合
する熱間材送りラインにおける板接合方法に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、熱間材送りライン内で先行する熱間材の後端と後
続の熱間材の先端を接合する場合は、熱間材送りライン
内の溶接機を設け、溶接により行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の熱間材送りラインにおける板接合
手段では、溶接機が必要になるため装置が大掛かりとな
り、しかも作業に時間が掛かり、又熱間材の場合はその
表面にスケールが生じるため溶接では接合しにくい、等
の問題があった。
本発明は上述の実情に鑑み、熱間材送りライン内におい
て溶接機を使用せずとも簡単且つ迅速にしかも確実に先
行する熱間材の後端と後続の熱間材の先端を接合するこ
とを目的としてなしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱間材送りライン内を送給される先行する熱
間材の後端部と熱間材送りライン内を送給される後続の
熱間材の先端部を層状に重ね合わせ、該重ね合わせ部を
押え工具により板厚方向から挾持すると共に該重ね合わ
せ部の押え工具により挾持されていない部分を、押え工
具に所要の間隔を隔てて包囲されるよう設けられた接合
工具或いは押え工具間に所要の隙間を隔てて設けられた
接合工具により挾持し、接合工具を熱間材の板厚方向へ
所要回数往復させて重ね合わせ部の前記押え工具と接合
工具間の隙間に面している部分に板厚方向へ向けて繰り
返し局部曲げを与え、重ね合わせ部の前記押え工具と接
合工具間の隙間に面している部分において、両熱間材の
当接面に摺動現象を与えて熱間材摺動面を接合するもの
である。
[作用] 熱間材先後端部は層状に重ね合わされて押え工具により
挾持されると共に接合工具により挾持され、この状態で
接合工具が熱間材に対して板厚方向へ所要回数往復動さ
せられる。このため、熱間材重ね合わせ部の押え工具と
接合工具間の隙間に面している部分において、両熱間材
の当接面に摺動現象が与えられ、その結果、発熱と摺動
によって熱間材の表面に発生したスケールが破壊され、
母材同士の接触が確実に行われて熱間材の摺動面が接合
される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は本発明の一実施例で、図中、1は例えば先行す
る熱間材、2は後続の熱間材、3は昇降可能な上押え工
具、4は固定式の下押え工具、5,6は上、下押え工具3,4
に昇降自在に嵌入された円筒状の上、下接合工具であり
(第2図参照)、上、下押え工具3,4と上、下接合工具
5,6との間には所要の隙間Cが設けられ、上、下接合工
具5,6は隙間Cを隔てて上、下押え工具3,4に包囲された
状態になっている。
熱間材送りライン内で熱間材1の後端と熱間材2の先端
とを接合する場合には、熱間材1の後端と熱間材2の先
端とを層状に重ね合わせ、上、下押え工具3,4により第
2図(イ)に示すように熱間材1,2の重ね合わせ部を挾
持すると共に上、下接合工具5,6により、重ね合わせ部
の上、下押え工具3,4により挾持されていない部分を挾
持し、第2図(ロ)(ハ)(ニ)に示すように上、下接
合工具5,6を熱間材1,2の板厚方向へ往復昇降させ、この
接合工具5,6の昇降を複数回繰返すことにより熱間材1,2
の重ね合わせ部のイ部すなわち、重ね合わせ部の上、下
押え工具3,4と上、下接合工具5,6間の隙間Cに面してい
る部分に繰返して局部曲げを与える。このため、熱間材
1,2のイ部においては、上、下接合工具5,6の昇降に伴な
い熱間材1,2の接触面相互に摺動現象が与えられ、熱間
材1,2には接着効果が与えられ、その結果、熱間材1の
後端部と熱間材2の先端部とが接合される。この場合の
接合面は上、下押え工具3,4と上、下接合工具5,6間の隙
間Cの部分であるため、該接合面はリング状になる。
第3図は本発明の他の実施例で、前記実施例では、上、
下接合工具5,6は円筒状であったのに対し、本実施例で
は、上、下接合工具5,6は熱間材1,2の幅方向へ延びる長
方形状をしており、上押え工具3,3間、下押え工具4,4間
に隙間Cを隔てて配置されている。斯かる構成としても
上、下押え工具3,4及び上、下接合工具5,6により熱間材
1,2の層状の重ね合わせ部を挾持し、上、下接合工具5,6
を複数回繰返し昇降させることにより熱間材1、2は前
述の実施例の場合と同様に接合される。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え
得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明の熱間材送りラインにおける板接合方法によれ
ば、大掛かりな溶接機がなくとも、簡単な手段で容易且
つ迅速にしかも確実に熱間材の接合を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱間材送りラインにおける板接合方法
に使用する装置の一実施例の斜視図、第2図(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の熱間材送りラインにおけ
る板接合方法において熱間材を接合する場合の接合工具
の動きを示す側面図、第3図は本発明の熱間材送りライ
ンにおける板接合方法に使用する装置の他の実施例の側
面図である。 図中1,2は熱間材、3,4は上、下押え工具、5,6は上、下
接合工具を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二反田 正夫 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 後藤 健夫 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特公 昭57−5634(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱間材送りライン内を送給される先行する
    熱間材の後端部と熱間材送りライン内を送給される後続
    の熱間材の先端部を層状に重ね合わせ、該重ね合わせ部
    を押え工具により板厚方向から挾持すると共に該重ね合
    わせ部の押え工具により挾持されていない部分を、押え
    工具に所要の間隔を隔てて包囲されるよう設けられた接
    合工具或いは押え工具間に所要の隙間を隔てて設けられ
    た接合工具により挾持し、接合工具を熱間材の板厚方向
    へ所要回数往復させて重ね合わせ部の前記押え工具と接
    合工具間の隙間に面している部分に板厚方向へ向けて繰
    り返し局部曲げを与え、重ね合わせ部の前記押え工具と
    接合工具間の隙間に面している部分において、両熱間材
    の当接面に摺動現象を与えて熱間材摺動面を接合するこ
    とを特徴とする熱間材送りラインにおける板接合方法。
JP60194225A 1985-09-03 1985-09-03 熱間材送りラインにおける板接合方法 Expired - Lifetime JPH0688144B2 (ja)

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JPS6254586A JPS6254586A (ja) 1987-03-10
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JP2586128B2 (ja) * 1989-02-17 1997-02-26 株式会社安川電機 ロボットを用いた自動アーク溶接方法
JP3149614B2 (ja) * 1993-03-31 2001-03-26 松下電器産業株式会社 アーク溶接装置のアーク溶接方法

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JPS575634A (en) * 1980-06-13 1982-01-12 Fumihiko Masuda Molding and baking method of confectionery base

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