JPH065025Y2 - 抵抗溶接機 - Google Patents
抵抗溶接機Info
- Publication number
- JPH065025Y2 JPH065025Y2 JP14573587U JP14573587U JPH065025Y2 JP H065025 Y2 JPH065025 Y2 JP H065025Y2 JP 14573587 U JP14573587 U JP 14573587U JP 14573587 U JP14573587 U JP 14573587U JP H065025 Y2 JPH065025 Y2 JP H065025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- work
- resistance welding
- welded
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は抵抗溶接機に関し、たとえば固体電界コンデン
サなどの溶接によるリード線接続に用いる抵抗溶接機に
関する。
サなどの溶接によるリード線接続に用いる抵抗溶接機に
関する。
従来、この種の抵抗溶接機は一定間隔で固定された複数
の被溶接物（以下、ワークという）に対し、ワークの間
隔（以下ワークピッチという）と同一の移動距離で電極
を移動させる電極移動機構を装備していた。
の被溶接物（以下、ワークという）に対し、ワークの間
隔（以下ワークピッチという）と同一の移動距離で電極
を移動させる電極移動機構を装備していた。
上述した従来の抵抗溶接機はワークピッチと電極の移動
距離が同一であり、第２図(a)に示すように電極４とワ
ークの接触するポイント10が同一箇所に集中するため、
電極４の一部のみの摩耗が激しく溶接可能回数も少なく
なり、かつ電極の再研削の頻度が頻繁になり、作業能率
が低下するという欠点があった。
距離が同一であり、第２図(a)に示すように電極４とワ
ークの接触するポイント10が同一箇所に集中するため、
電極４の一部のみの摩耗が激しく溶接可能回数も少なく
なり、かつ電極の再研削の頻度が頻繁になり、作業能率
が低下するという欠点があった。
本考案の目的は前記問題点を解消した抵抗溶接機を提供
することにある。
することにある。
上述した従来の抵抗溶接機はワークピッチと電極移動距
離が同一寸法であるのに対し、本考案はワークピッチと
電極移動距離とを若干異ならせたことを相違点を有す
る。
離が同一寸法であるのに対し、本考案はワークピッチと
電極移動距離とを若干異ならせたことを相違点を有す
る。
本考案は電極を順次移動させつつ一定間隔に配列された
複数の被溶接物の各々に抵抗溶接を行う抵抗溶接機にお
いて、前記被溶接物の間隔と異なる移動ピッチで前記電
極を前記被溶接物に対し相対移動させて該被溶接物に圧
着する電極移動機構を装備したことを特徴とする抵抗溶
接機である。
複数の被溶接物の各々に抵抗溶接を行う抵抗溶接機にお
いて、前記被溶接物の間隔と異なる移動ピッチで前記電
極を前記被溶接物に対し相対移動させて該被溶接物に圧
着する電極移動機構を装備したことを特徴とする抵抗溶
接機である。
次に本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の抵抗溶接機溶接部の斜視図である。
図において、本考案は、ワーク３，３…を整列固定させ
る中子６と溶接電流の流れを促進させる板状の電極５の
間に絶縁板７をはさみ込んでねじどめなどの手段で固定
したワーク整列台８と、前記ワーク整列台８の上方に位
置し上部電極となる電極４を固定し、かつワーク整列方
向への移動及び上下移動の機能を備えワークの整列ピッ
チＡと異なるピッチで電極４を移動させる電極移動機構
９とを有する。
る中子６と溶接電流の流れを促進させる板状の電極５の
間に絶縁板７をはさみ込んでねじどめなどの手段で固定
したワーク整列台８と、前記ワーク整列台８の上方に位
置し上部電極となる電極４を固定し、かつワーク整列方
向への移動及び上下移動の機能を備えワークの整列ピッ
チＡと異なるピッチで電極４を移動させる電極移動機構
９とを有する。
ワークを整列固定させる中子６に円筒状の頂面からリー
ド線１が導出したワーク３をセットし他方よりリード線
１と溶接接合させるリード線２を電極５上にそれぞれ接
触するようにセットする。次にセットされたリード線1,
2を溶接接合する電極４が下降して溶接が行われ、次い
で上昇した後にワーク整列方向にピッチ送りされ次のリ
ード線２上に移動する動作を順次繰り返すがこのとき、
電極移動ピッチＢをワーク整列ピッチＡにわずかな移動
増加分（又は、減少分）ｘを加えてわずかづつ異ならせ
このピッチＢ＝Ａ＋ｘ（但し、ｘは任意に設定，Ａ≠
Ｂ）により電極４を順次移動させ、電極４の溶接ポイン
ト11を毎回若干づつ移動し、電極４の巾全体を利用する
ことができる。第２図(a)，(b)は電極４の摩耗状態図を
示すが、第２図(a)に示すように従来方法によると、ワ
ーク整列ピッチと電極移動ピッチは同一ピッチのため、
同一箇所でのポイント10が摩耗される状態となるが、第
２図(b)に示すように本考案によると電極巾を全体に利
用するため、リード線と接触する電極４のポイント11が
分散され摩耗される状態となり摩耗量も少ない。
ド線１が導出したワーク３をセットし他方よりリード線
１と溶接接合させるリード線２を電極５上にそれぞれ接
触するようにセットする。次にセットされたリード線1,
2を溶接接合する電極４が下降して溶接が行われ、次い
で上昇した後にワーク整列方向にピッチ送りされ次のリ
ード線２上に移動する動作を順次繰り返すがこのとき、
電極移動ピッチＢをワーク整列ピッチＡにわずかな移動
増加分（又は、減少分）ｘを加えてわずかづつ異ならせ
このピッチＢ＝Ａ＋ｘ（但し、ｘは任意に設定，Ａ≠
Ｂ）により電極４を順次移動させ、電極４の溶接ポイン
ト11を毎回若干づつ移動し、電極４の巾全体を利用する
ことができる。第２図(a)，(b)は電極４の摩耗状態図を
示すが、第２図(a)に示すように従来方法によると、ワ
ーク整列ピッチと電極移動ピッチは同一ピッチのため、
同一箇所でのポイント10が摩耗される状態となるが、第
２図(b)に示すように本考案によると電極巾を全体に利
用するため、リード線と接触する電極４のポイント11が
分散され摩耗される状態となり摩耗量も少ない。
尚、実施例では電極４をワークに対し移動させる電極移
動構造を用いたが、逆に電極４は固定し、ワーク整列台
８を移動させる構造の電極移動機構を用いても同様の効
果が得られる。
動構造を用いたが、逆に電極４は固定し、ワーク整列台
８を移動させる構造の電極移動機構を用いても同様の効
果が得られる。
以上説明したように本考案によれば電極巾を全体に利用
できるため、摩耗が分散すると共に摩耗量も少なくな
り、溶接可能回数の増加及び電極の再研削頻度の低減と
いう効果があり、設備稼働率の高い抵抗溶接機を得るこ
とができ効果を有するものである。
できるため、摩耗が分散すると共に摩耗量も少なくな
り、溶接可能回数の増加及び電極の再研削頻度の低減と
いう効果があり、設備稼働率の高い抵抗溶接機を得るこ
とができ効果を有するものである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図(a)，
(b)は電極の摩耗状態を示す正面図である。 1,2…リード線、３…ワーク 4,5…電極、６…中子 ７…絶縁板、８…ワーク整列台 ９…電極移動機構
(b)は電極の摩耗状態を示す正面図である。 1,2…リード線、３…ワーク 4,5…電極、６…中子 ７…絶縁板、８…ワーク整列台 ９…電極移動機構
Claims (1)
- 【請求項１】電極を順次移動させつつ一定間隔に配列さ
れた複数の被溶接物の各々に抵抗溶接を行う抵抗溶接機
において、前記被溶接物の間隔と異なる移動ピッチで前
記電極を前記被溶接物に対し相対移動させて該被溶接物
に圧着する電極移動機構を装備したことを特徴とする抵
抗溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14573587U JPH065025Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 抵抗溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14573587U JPH065025Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 抵抗溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6449382U JPS6449382U (ja) | 1989-03-27 |
| JPH065025Y2 true JPH065025Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31414584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14573587U Expired - Lifetime JPH065025Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 抵抗溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065025Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP14573587U patent/JPH065025Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6449382U (ja) | 1989-03-27 |
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