JPH068809A - 車両のブレーキ制御装置 - Google Patents

車両のブレーキ制御装置

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JPH068809A
JPH068809A JP4166462A JP16646292A JPH068809A JP H068809 A JPH068809 A JP H068809A JP 4166462 A JP4166462 A JP 4166462A JP 16646292 A JP16646292 A JP 16646292A JP H068809 A JPH068809 A JP H068809A
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哲也 立畑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの低廉化及びブレーキ制御の簡易化を
図りつつ、車両の走行安全性を高める。 【構成】 自車両と前方障害物との接触を回避するなど
のためのブレーキ力を設定するオートブレーキ制御系の
ブレーキ力設定手段である接触可能性判断部45と、駆
動輪の路面に対するスリップ量を検出するスリップ量検
出手段62の信号を受けて駆動輪のスリップを防止する
ためのブレーキ力を設定するトラクション制御系のブレ
ーキ力設定手段であるスリップ制御手段64とを設け
る。また、上記接触可能性判断部45及びスリップ量検
出手段64で各々設定したブレーキ力のうちの一方のブ
レーキ力を駆動輪に付与するようアクチュエータ7を制
御する制御手段49を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両における車輪のブ
レーキ力を制御するブレーキ制御装置に関し、特に、自
車両と前方障害物との接触を回避するために各車輪にブ
レーキ力を自動的に付与するオートブレーキ制御と、発
進時又は加速時等における駆動輪の路面に対する過大な
スリップを防止するブレーキトラクション制御とを併せ
有するものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のオートブレーキ制御装
置として、例えば特開昭54−33444号公報に開示
されるように、光学的方法または超音波周波数等を用い
て自車両と前方の障害物との間の距離及び相対速度を連
続的に検出するとともに、その検出結果から接触の可能
性を判断し、接触の可能性があるときアクチュエータを
作動させて各車輪にブレーキ力を自動的に付与し、前方
障害物との接触を回避するようにしたものは知られてい
る。
【0003】また、車両の発進時又は加速時等に駆動輪
の路面に対するスリップが過大になるのを防止するトラ
クション制御は一般によく知られており、このトラクシ
ョン制御には、駆動輪にブレーキ力を強制的に付与する
ブレーキ制御と、エンジンの出力を制御するエンジン制
御とがあり、この二種のトラクション制御は、通常併用
されている。例えば、特開昭60−128028号公報
には、左右駆動輪の回転速度差が所定値以上となったと
きに、エンジン制御を開始することが開示されており、
また、特開昭63−166649号公報には、駆動輪の
スリップ値が小さいときはエンジン制御のみを行い、駆
動輪のスリップ値が大きいときに、エンジン制御とブレ
ーキ制御との両方の制御を行うことが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、車両
の事故が年々増大して来ているため、車両の走行安全性
を高めることが強く要請されている。この要請に答える
ための一つの方法として、上記の如き接触回避等のため
のオートブレーキ制御装置と駆動輪のスリップを防止す
るブレーキトラクション制御の装置とを車両に共に装備
することが考えられる。しかし、この両装置を各々別個
に装備する場合には、各車輪にブレーキ力を付与するア
クチュエータにおいて、バルブ等の各種部品が重複する
ことになり、コスト的に高くなる。また、両装置間で同
時に異なるブレーキ力が要求されたときには、いずれの
ブレーキ力を優先的に付与するかなどの問題もある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、一つのアクチュエータ
でもってオートブレーキ制御とブレーキトラクション制
御とを行うことにより、部品点数を可及的に少なくして
コストの低廉化を図りつつ、車両の走行安全性を高め得
るブレーキ制御装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車両のブレーキ制御装置と
して、所定の条件で車両を自動的に停止あるいは減速さ
せるためのブレーキ力を設定する第1のブレーキ力設定
手段と、駆動輪の路面に対するスリップ量を検出するス
リップ量検出手段と、該検出手段の信号を受けて駆動輪
のスリップを防止するためのブレーキ力を設定する第2
のブレーキ力設定手段と、上記第1及び第2のブレーキ
力設定手段で各々設定したブレーキ力のうちの一方のブ
レーキ力を駆動輪に付与するようアクチュエータを制御
する制御手段とを備える構成とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に従属し、その構成要素の一つである第1のブレーキ
力設定手段の一つの具体例を示す。すなわち、上記第1
のブレーキ力設定手段は、自車両と前方障害物との間の
距離及び相対速度を検出する距離・相対速度検出手段の
信号を受けて自車両と前方障害物との接触を回避すると
きのブレーキ力を設定する構成のものとする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明に従属し、上記制御手段において、第1及び第
2のブレーキ力設定手段で各々設定したブレーキ力の情
報が同時期に入力されかつその大きさが異なっていると
きには、大きい方のブレーキ力を駆動輪に付与するよう
アクチュエータを制御する構成とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明に従属し、その構成要素の一つであるアクチュエータ
の具体的構成を示すものである。すなわち、上記アクチ
ュエータを、対応する車輪に各々ブレーキ力を付与する
複数のブレーキ装置と、該各ブレーキ装置の作動液圧を
調圧する液圧回路とで構成とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載の従
属し、上記第1及び第2のブレーキ力設定手段を、互い
に自己が設定したブレーキ力を情報交換するよう信号授
受可能に接続するとともに、上記制御手段に対し、自己
が設定したブレーキ力と他のブレーキ力設定手段が設定
したブレーキ力とを共に出力するように設ける構成とす
る。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
例えば自車両が前方障害物に接近したときなど自動制動
を必要とする所定の条件の下では、第1のブレーキ力設
定手段が、自動制動をかける際のブレーキ力を設定す
る。この設定ブレーキ力の情報は制御手段に送られ、該
制御手段の制御の下に、アクチュエータが作動して各車
輪に上記設定ブレーキ力に相当するブレーキ力が付与さ
れ、これにより、前方障害物との接触回避等が図られ
る。
【0012】また、車両の発進時又は加速時等に駆動輪
が路面に対して過大なスリップを生じたとき、そのこと
をスリップ量検出手段で検出し、該検出手段の信号を受
ける第2のブレーキ力設定手段において、駆動輪のスリ
ップを防止するためのブレーキ力を設定する。この設定
ブレーキ力の情報は制御手段に送られ、該制御手段の制
御の下に、アクチュエータが作動して駆動輪に上記設定
ブレーキ力に相当するブレーキ力が付与され、これによ
り、駆動輪の過大なスリップが防止される。
【0013】さらに、駆動輪がスリップしている状態で
自車両が前方障害物に接近したときなどには、上記第1
及び第2のブレーキ力設定手段で各々ブレーキ力が設定
される。この両方の設定ブレーキ力の情報は、制御手段
に同時期に入力され、該制御手段において、優先的な設
定ブレーキ力が決められる。そして、上記制御手段の制
御の下に、アクチュエータが作動して各車輪に上記優先
的な設定ブレーキ力に相当するブレーキ力が付与され
る。ここで、優先的な設定ブレーキ力として、請求項3
記載の発明の如く大きい方のブレーキ力が決められ、そ
のブレーキ力が各車輪に付与されると、前方障害物との
接触回避等と駆動輪の過大なスリップとが共に防止され
る。
【0014】請求項5記載の発明では、第1及び第2の
ブレーキ力設定手段のいずれか一方と制御手段との間で
断線が生じて信号の入出力が不能となったときでも、他
方のブレーキ力設定手段から制御手段に対し、自己が設
定したブレーキ力の情報と断線側のブレーキ力設定手段
が設定したブレーキ力の情報とが共に出力され、断線が
ないときと同様なブレーキ力の制御が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1ないし図3は本発明の一実施例に係わ
る車両のブレーキ制御装置を示し、図1は同ブレーキ制
御装置の油圧回路図であり、図2は同ブレーキ制御装置
のオートブレーキ制御系のブロック構成図であり、図3
は同ブレーキ制御装置のトラクション制御系のブロック
構成図である。尚、車両は、4車輪のうち、前輪又は後
輪のみが駆動される2輪駆動車である。
【0017】図1において、1は運転者によるブレーキ
ペダル2の踏込力を増大させるマスタバック、3は該マ
スタバック1により増大された踏込力に応じたブレーキ
圧を発生するマスタシリンダであって、該マスタシリン
ダ3で発生したブレーキ圧は、液圧回路としての油圧回
路5を通して、各車輪に設けられたブレーキ装置6に供
給されるようになっている。
【0018】上記油圧回路5は、上記マスタシリンダ3
のブレーキ圧をブレーキ装置6に供給するブレーキ圧供
給通路10と、該供給通路10を遮断するシャッターバ
ルブ11と、該シャッターバルブ11と並列に設けられ
た増圧バルブ12及び減圧バルブ13とを有しており、
上記三つのバルブ11〜13はいずれも電磁式の2ポー
ト2位置切換バルブからなる。上記増圧バルブ12とマ
スタシリンダ3との間には、モータ駆動式の油ポンプ1
4と、該油ポンプ14から吐出される圧油を貯溜して一
定圧に保持するためのアキュムレータ15とが介設され
ている。そして、上記シャッターバルブ11が開位置に
あるときには、ブレーキペダル2の踏込力に応じて各車
輪のブレーキ装置6で制動がかかる。一方、シャッター
バルブ11が閉位置にあるとき、増圧バルブ12を開位
置に、減圧バルブ13を閉位置にそれぞれ切換えると、
上記アキュムレータ15からの圧油が各車輪のブレーキ
装置6に供給されてブレーキ圧が増圧され、増圧バルブ
12を閉位置に、減圧バルブ13を開位置にそれぞれ切
換えると、上記ブレーキ装置6から圧油が戻されてブレ
ーキ圧が減圧されるようになっている。
【0019】また、上記ブレーキ装置6は、車輪と一体
的に回転するディスク16と、マスタシリンダ3側から
ブレーキ圧を受けて上記ディスク16を挟持するキャリ
パ17とからなる。
【0020】上記油圧回路5及びブレーキ装置6によ
り、運転者によるブレーキペダル2の踏込み操作とは別
に各車輪にブレーキ力を自在に付与するアクチュエータ
7が構成されている。尚、図1では、ブレーキ装置6は
一つのみ示しているが、4車輪に各々対応して四つ設け
られる。また、油圧回路5は、その構成部品であるバル
ブ11〜13、油ポンプ14及びアキュムレータ15の
全てを4車輪に各々対応して4組設けることで構成さ
れ、あるいはバルブ11〜13のみを4車輪に各々対応
して4組設け、油ポンプ14及びアキュムレータ15を
1個ずつ設けことで構成される。
【0021】また、図2において、31は車体前部に設
けられる超音波レーダユニットであって、該超音波レー
ダユニット31は、図に詳示していないが、周知の如く
超音波を発信部から自車両の前方の車両等の障害物に向
けて発信するとともに、上記前方障害物に当たって反射
してくる反射波を受信部で受信する構成になっており、
このレーダユニット31からの信号を受ける演算部32
は、レーダ受信波の発信時点からの遅れ時間によって自
車両と前方障害物との間の距離及び相対速度を演算する
ようになっている。33及び34は車体前部の左右に各
々設けられる一対のレーダヘッドユニットであって、該
各レーダヘッドユニット33,34は、パルスレーザ光
を発信部から自車両の前方の障害物に向けて送信すると
ともに、上記前方障害物に当たって反射してくる反射光
を受信部で受信する構成になっており、上記演算部32
は、これらのレーダヘッドユニット33,34からの信
号を信号処理部35を通して受け、レーザ受信光の発信
時点からの遅れ時間によって自車両と前方障害物との間
の距離及び相対速度を演算するようになっている。そし
て、演算部32は、上記レーダヘッドユニット33,3
4の系統による距離及び相対速度の演算結果を優先し、
超音波レーダユニット31の系統による距離及び相対速
度の演算結果を補助的に用いるようになっており、ま
た、これらにより、自車両と前方障害物との間の距離及
び相対速度を検出する距離・相対速度検出手段36が構
成されている。
【0022】上記両レーダヘッドユニット33,34に
よるパルスレーザ光の送受信方向は、モータ37により
水平方向に変更可能に設けられており、上記モータ37
の作動は演算部32により制御される。38は上記モー
タ37の回転角からパルスレーザ光の送受信方向を検出
する角度センサであって、該角度センサ38の検出信号
は上記演算部32に入力され、該演算部32におけるレ
ーダヘッドユニット33,34の系統による距離及び相
対速度の演算にパルスレーザ光の送受信方向が加味され
るようになっている。
【0023】また、41は舵角を検出する舵角センサ、
42は自車両の車速(自車速)を検出する車速センサ、
43は車両の前後加速度(前後G)を検出する前後Gセ
ンサ、44は路面の摩擦係数(μ)を検出する路面μセ
ンサであり、これら各種センサ41〜44の検出信号並
びに上記演算部32で求められた自車両と前方障害物と
の間の距離及び相対速度の信号は、いずれも接触可能性
判断部45に入力される。該接触可能性判断部45は、
上記自車両と前方障害物との間の距離及び相対速度に基
づいて自車両と前方障害物との接触の可能性があるか否
かを判断し、接触の可能性があると判断したときには、
該判断部45から信号が上記アクチュエータ7の作動
(特にその油圧回路5を構成するバルブ11〜13の切
換え)を制御するアクチュエータ制御手段49に対し出
力されて、接触を回避するよう各車輪でブレーキ力がか
かるようになっている。46は車室内のインストルメン
トパネルに設けられる警報表示ユニットであって、該警
報表示ユニット46には、上記接触可能性判断部45か
ら各々信号を受ける警報ブザー47及び距離表示部48
が設けられている。
【0024】上記接触可能性判断部45は、先ず、予め
記憶されている、図4に示すようなしきい値マップを用
いて、前方障害物との接触を回避するために急制動をか
けるしきい値L0 を算出する。次に、上記急制動のしき
い値L0 を各々所定倍して、急制動の前に緩制動をかけ
るしきい値及び上記警報ブザー47により警報を発する
しきい値を算出する。そして、自車両と前方障害物との
間の距離が警報、緩制動及び急制動の各しきい値よりも
小さいか否かを判断し、その判断結果に応じて、警報ブ
ザー47を作動させ、あるいは緩制動又は急制動をかけ
るようになっている。ここで、急制動とは、最大限のブ
レーキ力を車輪に付与して制動をかけることをいい、緩
制動とは、最大限のブレーキ力よりも一段低いブレーキ
力を車輪に付与して比較的緩やかに制動をかけることを
いう。よって、接触可能性判断部45は、自車両と前方
障害物との接触を回避するためのブレーキ力を設定する
第1のブレーキ力設定手段としての機能を有する。
【0025】図4に示すしきい値マップにおいて、しき
い値線Aは、前方障害物としての前方車両がそれよりも
更に前方の障害物と接触して停車したときこの車両との
接触を回避するために必要な車間距離を示するものであ
り、相対速度V1 の大きさに拘らず常に、前方障害物が
停止物であるとき(つまり相対速度V1 が自車速v0と
同一のとき)と同じ値(数値式v0 2 /2μg)をと
る。しきい値線Bは前方車両が急制動をかけたときこの
車両との接触を回避するために必要な車間距離(数値式
V1 ・(2v0 −V1 )/2μg)を示し、しきい値線
Cは前方車両が減速度μ/2gの緩制動をかけたときこ
の車両との接触を回避するために必要な車間距離を示
し、しきい値線Dは前方車両が一定車速を保ったときこ
の車両との接触を回避するために必要な車間距離(数値
式V1 2 /2μg)を示す。さらに、しきい値線Eは、
自車両が制動をかけても前方車両との接触を回避できな
いが、接触時の衝撃力を緩和できる車間距離を示す。
尚、しきい値線を横軸線上にとるとき(つまりしきい値
Lを常に零とするとき)は、自動制動はかからず、これ
をキャンセルしたことになる。
【0026】そして、上記接触可能性判断部45は、上
記5種類のしきい値線A〜Eの中から、車両の運転状態
に応じて一つのしきい値線を選択し、このしきい値線に
おいて、自車両と前方障害物(前方車両)との相対速度
V1 に対応するしきい値L0を算出する。例えば、自車
速v0 が高車速のときにはしきい値線Bを、自車速v0
が中車速のときにはしきい値Dを、自車速v0 が低車速
のときにはしきい値線Eをそれぞれ選択することによ
り、車速が高い程接触の可能性のしきい値L0 を大きい
値に変更する。
【0027】一方、図3において、51,52,53及
び54は車両の4車輪の各回転速度を検出する四つの車
輪速センサ、55はアクセルペダル(図示せず)が全閉
となったときにオンとされるアクセルスイッチ、56及
び57はそれぞれブレーキペダル2(図1参照)が踏込
み操作されたときに作動されるブレーキスイッチであっ
て、例えば一方のスイッチは常開型とされ、他方は常閉
型とされる。58はアクセル開度を検出するアクセル開
度センサである。上記センサ及びスイッチ51〜58の
信号は、トラクション制御ユニット61に入力される。
【0028】上記トラクション制御ユニット61は、車
輪速センサ51〜54からの信号に基づいて4車輪のう
ち、駆動輪(前輪又は後輪)の路面に対するスリップ量
を検出するスリップ量検出手段62と、該スリップ量検
出手段62での検出結果等に基づいて駆動輪のスリップ
を防止するように、上記アクチュエータ7の作動を制御
するアクチュエータ制御手段49に対してブレーキ圧の
制御信号を、エンジン(図示せず)の発生トルクを調整
するトルク調整手段63に対してトルクの制御信号を各
々出力するスリップ制御手段64とを有している。
【0029】上記スリップ制御手段64によるスリップ
制御(トラクション(TRC)制御ともいう)は、駆動
輪に付与されるブレーキ力を制御するブレーキ制御(ブ
レーキトラクション制御)と、上記トルク調整手段63
によるエンジン2の発生トルクを調整するエンジン制御
(エンジントラクション制御)とからなる。上記トルク
調整手段63は、具体的には、エンジンの吸気通路にメ
インスロットル弁と共に設けられたサブスロットル弁
と、該サブスロットル弁の開度を調整するアクチュエー
タとを備え、上記サブスロットル弁の開度を調整するこ
とで発生トルクの調整を行うように構成される。また、
トルク調整手段63は、例えば吸入空気量を調整するこ
とにより、あるいは燃料カット気筒数と点火時期調整と
の組み合わせにより、発生トルク調整を行うようにして
もよい。
【0030】ここで、上記トラクション制御の内容を、
図5を参照しつつ説明する。
【0031】図5において、t1 時点前までは、駆動輪
に大きなスリップが生じていないので、エンジン制御は
行われておらず、従ってサブスロットル弁は全開であっ
て、スロットル開度Tn(メイン及びサブスロットル弁
の合成開度であって、開度の小さな方のスロットル弁の
開度に一致する)は、アクセル踏込量に対応したメイン
スロットル開度TH・Mである。
【0032】t1 時点では、駆動輪のスリップ量が、S
ETとなった大きなスリップ発生時となる。この状態は
アクセルペダルが踏み込まれている状態であり、この踏
込みが解除ないしはブレーキペダルが踏み込まれない限
り、トラクション制御が開始される。そして、このt1
時点で、スロットル開度が下限制御値SMにまで一挙に
低下される(フィードフォワード制御)。そして、一旦
SMとした後は、駆動輪のスリップ量がSETとなるよ
うに、サブスロットル弁の開度がフィードバック制御さ
れる。このとき、スロットル開度Tnはサブスロットル
弁開度TH・Sとなる。
【0033】t2 時点では、駆動輪のスリップ量がSB
T以上となったときであり、このときは、駆動輪のブレ
ーキ装置6に対してブレーキ圧が供給され、エンジン制
御とブレーキ制御の両方によるトラクション制御が開始
される。ブレーキ圧は、駆動輪のスリップ量がSBTと
なるようにフィードバック制御される。
【0034】t3 時点では、駆動輪のスリップ量がSB
T未満となったときであり、これによって、ブレーキ圧
が徐々に低下され、やがてブレーキ圧は零となる。但
し、エンジン制御は、なおも継続される。
【0035】以上のようなトラクション制御において、
ブレーキ圧ひいてはブレーキ力は、駆動輪のスリップ量
が大きい程高い値に設定される。但し、そのブレーキ力
は、上記のオートブレーキ制御における急制動時のブレ
ーキ力(つまりブレーキ装置6の最大限のブレーキ力)
よりも低くなる。この制御を行うスリップ制御手段64
は、駆動輪のスリップを防止するためのブレーキ力を設
定する第2のブレーキ力設定手段としての機能を有す
る。
【0036】さらに、図3に戻って実施例の説明を続け
ると、上記アクチュエータ制御手段49は、オートブレ
ーキ制御系の接触可能性判断部45からの信号とトラク
ション制御系のスリップ制御手段64からの信号とを受
け、上記接触可能性判断部45で設定されかつ要求され
る自動制動時のブレーキ力、又は上記スリップ制御手段
64で設定されかつ要求される駆動輪のスリップ時のブ
レーキ力を車輪に付与するようアクチュエータ7を制御
するようになっている。また、上記接触可能性判断部4
5とスリップ制御手段64とは、互いに自己が設定した
ブレーキ力を情報交換するよう信号授受可能に接続され
ているとともに、上記アクチュエータ制御手段49に対
し、自己が設定したブレーキ力と他のものが設定したブ
レーキ力とを共に出力するように設けられている。
【0037】図6は上記接触可能性判断部45でブレー
キ力信号を出力する際の制御フローを示すフローチャー
ト図であり、図7は上記スリップ制御手段64でブレー
キ力信号を出力する際の制御フローを示すフローチャー
ト図であり、図8は上記アクチュエータ制御手段45で
ブレーキ力信号を出力する際の制御フローを示すフロー
チャート図である。
【0038】図6においては、スタートした後、先ず始
めに、ステップS1 で自動制動(緩制動又は急制動)が
必要か否か、つまり自車両と前方障害物との間の距離が
緩制動又は急制動開始距離以下になっているか否かを判
定する。そして、必要ならばステップS2 で接触可能性
判断部45から自動制動のブレーキ力信号をアクチュエ
ータ制御手段49及びスリップ制御手段64に出力す
る。続いて、ステップS3 で接触可能性判断部45にて
スリップ制御手段64からのブレーキ力信号を受信して
いるか否かを判定する。受信しているときには、ステッ
プS4 でそのブレーキ力信号を接触可能性判断部45か
らアクチュエータ制御手段49に出力し、しかる後にリ
ターンする。
【0039】また、図7においては、スタートした後、
先ず始めに、ステップS11でブレーキトラクション制御
が必要か否か、つまり図5中で駆動輪のスリップ量がS
BT以上となっている否かを判定する。そして、必要な
らばステップS12でスリップ制御手段64からトラクシ
ョン制御のブレーキ力信号をアクチュエータ制御手段4
9及び接触可能性判断部45に出力する。続いて、ステ
ップS13でスリップ制御手段64にて接触可能性判断部
45からのブレーキ力信号を受信しているか否かを判定
する。受信しているときには、ステップS14でそのブレ
ーキ力信号をスリップ制御手段64からアクチュエータ
制御手段49に出力し、しかる後にリターンする。
【0040】さらに、図8においては、スタートした
後、先ず始めに、ステップS21でアクチュエータ制御手
段49にて接触可能性判断部45又はスリップ制御手段
64から自動制動のブレーキ力信号を受信しているか否
かを判定するとともに、ステップS22又はS23で同様に
トラクション制御のブレーキ力信号を受信しているか否
かを判定する。そして、自動制動のブレーキ力信号及び
トラクション制御のブレーキ力信号を共に受信している
ときには、ステップS24で更に自動制動の要求するブレ
ーキ力の方がトラクション制御の要求するブレーキ力よ
りも大きいか否かを判定する。ここで、自動制動のう
ち、急制動のときのブレーキ力は、ブレーキ装置の最大
限のものであるので、トラクション制御の要求するブレ
ーキ力よりも常に大きくなるが、緩制動のときのブレー
キ力は、駆動輪のスリップ量に応じて変動するトラクシ
ョン制御の要求するブレーキ力に対し、それよりも大き
くなるときと、小さくなるときとがある。
【0041】そして、上記ステップS24の判定がYES
のときつまり自動制動の要求するブレーキ力の方が大き
いとき、及び上記ステップS22の判定がNOのときつま
り自動制動のブレーキ力信号のみを受信しているときに
は、ステップS25で自動制動の要求するブレーキ力を車
輪に付与するようアクチュエータ制御手段49からアク
チュエータ7にブレーキ力信号を出力し、しかる後にリ
ターンする。一方、上記ステップS24の判定がNOのと
きつまりトラクション制御の要求するブレーキ力の方が
大きいとき、及び上記ステップS23の判定がYESのと
きつまりトラクション制御のブレーキ力信号のみを受信
しているときには、ステップS26でトラクション制御の
要求するブレーキ力を駆動輪に付与するようアクチュエ
ータ制御手段49からアクチュエータ7にブレーキ力信
号を出力し、しかる後にリターンする。上記ステップS
23の判定がNOのときつまり自動制動のブレーキ力信号
及びトラクション制御のブレーキ力信号を共に受信して
いないときはそのままリターンする。
【0042】次に、上記実施例の作動について、主とし
て図3を参照しつつ説明する。
【0043】自車両が前方障害物に接近したとき、オー
トブレーキ制御系の接触可能性判断部45において、そ
の両者間の距離及び相対速度を検出する距離・相対速度
検出手段36の信号を受けて接触の可能性、つまり警
報、緩制動又は急制動をかける必要があるか否かを判断
する。そして、緩制動又は急制動をかける必要があると
きには、上記接触可能性判断部45から自動制動のブレ
ーキ力信号がアクチュエータ制御手段49に出力され、
該アクチュエータ制御手段49の制御の下に、アクチュ
エータ7が作動して各車輪に上記接触可能性判断部45
で要求されるブレーキ力が付与される。これにより、自
車両と前方障害物との接触を回避することができる。
【0044】また、車両の発進時又は加速時等に駆動輪
が路面に対して過大なスリップを生じたとき、トラクシ
ョン制御系のスリップ量検出手段62が車輪速センサ5
1〜54で検出された4車輪(駆動輪及び従動輪)の車
輪速を比較することで駆動輪のスリップ量を検出し、該
検出手段62の信号を受けるスリップ制御手段64にお
いて、駆動輪のスリップを防止するために必要とするブ
レーキ力を設定する。この要求されるブレーキ力の情報
は、スリップ制御手段64からアクチュエータ制御手段
49に送られ、該アクチュエータ制御手段49の制御の
下に、アクチュエータ7が作動して駆動輪に上記スリッ
プ制御手段64で要求されるブレーキ力が付与される。
これにより、駆動輪のスリップを防止することができ
る。
【0045】さらに、駆動輪がスリップしている状態で
自車両が前方障害物に接近したときには、上記接触可能
性判断部45で自動制動のブレーキ力が設定されるとと
もに、上記スリップ制御手段64でトラクション制御の
ブレーキ力が設定され、この両方の設定ブレーキ力の情
報は、アクチュエータ制御手段49に同時期に入力され
る。そして、該制御手段49は、二種の設定ブレーキ力
のうち、大きい方のブレーキ力が車輪に付与されるよう
アクチュエータ7の作動を制御する。つまり、自動制動
として急制動が要求されるときにはブレーキ装置6の最
大限のブレーキ力が各車輪に付与され、これにより、前
方障害物との接触を回避することができる。また、駆動
輪のスリップ量が大きく、トラクション制御の要求する
ブレーキ力が緩制動のブレーキ力よりも大きいときに
は、そのトラクション制御の要求するブレーキ力が駆動
輪に付与され、これにより、駆動輪のスリップを防止す
ることができる。
【0046】このように、オートブレーギ制御とトラク
ション制御とで異なるブレーキ力が同時期に要求される
場合でも、その大きい方のブレーキ力を駆動輪に付与す
るようブレーキ制御が一元化されているので、その制御
で干渉問題を生じることなく、前方障害物との接触防止
と駆動輪のスリップ防止とを共に図ることができる。
【0047】しかも、上記ブレーキ制御系は、各車輪の
ブレーキ装置毎にそのブレーキ圧を調圧するバルブ(増
圧バルブ12及び減圧バルブ13)を一組必要とするに
過ぎず、オートブレーギ制御とトラクション制御とで別
々に調圧バルブを設ける場合に比べてバルブ等の部品点
数を少なくすることができる。
【0048】さらに、本実施例では、上記オートブレー
キ制御系の接触可能性判断部45とトラクション制御系
のスリップ制御手段64とは、互いに自己が設定したブ
レーキ力を情報交換するよう信号授受可能に接続されて
いるとともに、アクチュエータ制御手段49に対し、自
己が設定したブレーキ力と他のものが設定したブレーキ
力とを共に出力するように設けられているため、この接
触可能性判断部45及びスリップ制御手段64のいずれ
か一方とアクチュエータ制御手段49との間で断線が生
じて信号の入出力が不能となったときでも、アクチュエ
ータ制御手段49では、断線がないときと同様に両制御
系で要求されるブレーキ力信号が入力される。このた
め、フェイル対策を有効に施したことになり、制御系の
信頼性を高めることができる。
【0049】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、アクチュエータ制御手段49
に対して、オートブレーギ制御系(接触可能性判断部4
5)からのブレーキ力信号とトラクション制御系(スリ
ップ制御手段64)からのブレーキ力信号とが同時期に
入力されたときには、その大きい方のブレーキ力を駆動
輪に付与するよう制御したが、本発明は、逆に小さい方
のブレーキ力を駆動輪に付与するよう制御し、あるいは
自車両の速度等の運転状態に応じて、いずれか一方のブ
レーキ力を駆動輪に付与するよう制御してもよい。
【0050】また、上記実施例では、第1のブレーキ力
設定手段としての接触可能性判断部45が、自車両と前
方障害物との間の距離及び相対速度を検出する距離・相
対速度検出手段36の信号を受けて自車両と前方障害物
との接触を回避するためのブレーキ力を設定するものの
場合について述べたが、本発明は、第1のブレーキ力設
定手段としてはこれに限らず、自車両を所定の停止ライ
ンで停止させたり、また車速オーバのとき所定の法定速
度又は安全速度になるまで自動的に減速させるためのブ
レーキ力を設定するものの場合にも同様に適用すること
ができる。
【0051】
【発明の効果】以上の如く、本発明のおける車両のブレ
ーキ制御装置によれば、自動制動のためのブレーキ力と
加速時等での駆動輪のスリップを防止するためのブレー
キ力とを各々のブレーキ設定手段で設定し、制御手段に
よってこの両方のブレーキ力の中から一方のブレーキ力
を選択しかつアクチュエータの作動を制御してこの選択
したブレーキ力を駆動輪に付与するようにしたことによ
り、一つのアクチュエータのみでオートブレーキ装置及
びブレーキトラクション装置の両方の機能を発揮するこ
とができるので、部品点数を可及的に少なくしてコスト
の低廉化を図りながら車両の走行安全性を高めることが
できる。しかも、ブレーキ力の制御が一つの制御手段で
もって行われるので、制御の簡易化及び確実性の向上を
図ることができる。
【0052】特に、請求項3記載の発明によれば、上記
両ブレーキ力設定手段で各々設定したブレーキ力の情報
が制御手段に同時期に入力されかつその大きさが異なっ
ているとき、該制御手段は大きい方のブレーキ力を駆動
輪に付与するようアクチュエータを制御するので、接触
回避等と駆動輪のスリップ防止とを同時に図ることがで
きる。
【0053】また、請求項5記載の発明によれば、上記
両ブレーキ力設定手段のいずれか一方と制御手段との間
で断線が生じたときでも、他方のブレーキ力設定手段か
ら制御手段に対し、自己が設定したブレーキ力の情報と
断線側のブレーキ力設定手段が設定したブレーキ力の情
報とが共に出力され、断線がないときと同様なブレーキ
力の制御を行うことができ、ブレーキ制御の信頼性の向
上を図ることができるという効果をも併せ有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる車両のブレーキ制御装
置の油圧回路図である。
【図2】同ブレーキ制御装置のオートブレーキ制御系の
ブロック構成図である。
【図3】同ブレーキ制御装置のトラクション制御系のブ
ロック構成図である。
【図4】接触回避のしきい値を算出するためのマップを
示す図である。
【図5】トラクション制御を説明するためのタイムチャ
ート図である。
【図6】接触可能性判断部でブレーキ力信号を出力する
際の制御フローを示すフローチャート図である。
【図7】スリップ制御手段でブレーキ力信号を出力する
際の制御フローを示すフローチャート図である。
【図8】アクチュエータ制御手段でブレーキ力信号を出
力する際の制御フローを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
5 油圧回路(液圧回路) 6 ブレーキ装置 7 アクチュエータ 36 距離・相対速度検出手段 45 接触可能性判断部(第1のブレーキ力設定手
段) 49 アクチュエータ制御手段 62 スリップ量検出手段 64 スリップ制御手段(第2のブレーキ力設定手
段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件で車両を自動的に停止あるい
    は減速させるためのブレーキ力を設定する第1のブレー
    キ力設定手段と、 駆動輪の路面に対するスリップ量を検出するスリップ量
    検出手段と、 該検出手段の信号を受けて駆動輪のスリップを防止する
    ためのブレーキ力を設定する第2のブレーキ力設定手段
    と、 上記第1及び第2のブレーキ力設定手段で各々設定した
    ブレーキ力のうちの一方のブレーキ力を駆動輪に付与す
    るようアクチュエータを制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のブレーキ力設定手段は、自車
    両と前方障害物との間の距離及び相対速度を検出する距
    離・相対速度検出手段の信号を受けて自車両と前方障害
    物との接触を回避するときのブレーキ力を設定するもの
    である請求項1記載の車両のブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、第1及び第2のブレー
    キ力設定手段で各々設定したブレーキ力の情報が同時期
    に入力されかつその大きさが異なっているときには、大
    きい方のブレーキ力を駆動輪に付与するようアクチュエ
    ータを制御するものである請求項1又は2記載の車両の
    ブレーキ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記アクチュエータは、対応する車輪に
    各々ブレーキ力を付与する複数のブレーキ装置と、該各
    ブレーキ装置の作動液圧を調圧する液圧回路とからなる
    請求項3記載の車両のブレーキ制御装置。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2のブレーキ力設定手段
    は、互いに自己が設定したブレーキ力を情報交換するよ
    う信号授受可能に接続されているとともに、上記制御手
    段に対し、自己が設定したブレーキ力と他のブレーキ力
    設定手段が設定したブレーキ力とを共に出力するように
    設けられている請求項3記載の車両のブレーキ制御装
    置。
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