JPH0688070A - 熱変色性組成物 - Google Patents

熱変色性組成物

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JPH0688070A
JPH0688070A JP4239574A JP23957492A JPH0688070A JP H0688070 A JPH0688070 A JP H0688070A JP 4239574 A JP4239574 A JP 4239574A JP 23957492 A JP23957492 A JP 23957492A JP H0688070 A JPH0688070 A JP H0688070A
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JP
Japan
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color
electron
thermochromic composition
thermochromic
compd
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JP4239574A
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English (en)
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Masaaki Kadoi
昌昭 角井
Fumiko Sakai
史子 境
Yasuyuki Yoshimura
保幸 吉村
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Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
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    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/28Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating
    • B41M5/282Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating using thermochromic compounds
    • B41M5/284Organic thermochromic compounds
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1)電子供与性呈色性有機化合物、(2)
電子受容性化合物及び(3)特定のカルバゾール誘導体
から選ばれる少なくとも1種の減感剤を含有する熱変色
性組成物。この熱変色性組成物を内包するカプセル化熱
変色性組成物。 【効果】 発色濃度、地発色及び変色色差の点で優れて
おり、各種の用途において可逆的な熱変色性を良好に付
与することができる。特に、カプセル化熱変色性組成物
は、各種用途において周囲に存在する物質による悪影響
を受けにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱変色性組成物に関し、
詳しくは、印刷物、インキ、塗料、プラスチック成形
体、包装材料、繊維、記録材料等に可逆的な熱変色性を
付与するための熱変色性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】電子供与性呈色性有機化合物(電子供与
体)と電子受容性化合物(電子受容体)との電子授受反
応を利用した熱変色性組成物については、古くから研究
が行われており、現在では広く利用されている。そし
て、特定の溶剤を使用することによって、一旦発色した
ものを、逆に消色させることも知られている。このよう
な作用を有する溶剤は減感剤と呼ばれる。
【0003】すなわち、発色の原因となる電子供与体と
電子受容体との結合体をこの減感剤と共存させておくこ
とによって、減感剤の融点以上の温度になると、結合体
が減感剤に溶解して電子供与体と電子受容体との結合が
切り離され、消色するものと考えられる。従って、減感
剤の融点付近が、発色と消色とが可逆的に起こる温度
(変色温度)になる。
【0004】このような減感剤としては、例えば、アゾ
メチン類、カルボン酸第一級アミン塩類、アルコール
類、アマイド類、エステル類、酸アミド化合物等が知ら
れている(特開昭51−31682号公報、特公昭51
−44706号公報、特開昭60−58481号公報、
特公昭63−67839号公報)。
【0005】しかし、これらの従来の減感剤には、いず
れのものにも一長一短があって、それぞれ用途が限られ
るものであった。特に、発色濃度と地発色(消色時の発
色濃度)との色差(変色色差)を大きくする作用のある
減感剤、例えば発色濃度に対して悪影響を与えることな
く地発色を十分に低減できる減感剤が各分野で望まれて
いるが、これを十分に満足するものは知られていない。
【0006】すなわち、従来の減感剤では減感作用(消
色させる能力)が小さいため、発色濃度を上げる目的で
電子供与体及び電子受容体の使用量を増加すると地発色
も大きくなるという問題があり、その結果として、変色
色差を大きくすることができない。
【0007】また、前記のとおり減感剤は電子供与体及
び電子受容体並びにこれらの結合体の溶剤として作用す
るものであるが、従来の減感剤は、溶剤としての特性、
すなわち電子供与体や電子受容体に対する溶解作用の点
でも限界があるため、電子供与体及び電子受容体の使用
量を増加することが困難であり、その結果として、発色
濃度を大きくすることが困難であるという問題もあっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発色
濃度及び地発色並びに変色色差の点で優れた可逆的な熱
変色性組成物を提供することにある。また、これを有効
に利用するためのカプセル化熱変色性組成物を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な課題を解決するため鋭意研究を行った結果、電子供与
性呈色性有機化合物と電子受容性化合物とによる熱変色
の減感剤として特定のカルバゾール誘導体が優れた特性
を有し、且つ、カルバゾール誘導体に対する電子供与性
呈色性有機化合物及び電子受容性化合物の溶解性が大き
いことを見出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は以下の熱変色性組成物
にある:(1)電子供与性呈色性有機化合物、(2)電
子受容性化合物及び(3)一般式1又は一般式2で表さ
れるカルバゾール誘導体から選ばれる少なくとも1種の
減感剤を含有する熱変色性組成物A:(1)電子供与性
呈色性有機化合物、(2)電子受容性化合物、(3)一
般式1又は一般式2で表されるカルバゾール誘導体から
選ばれる少なくとも1種の減感剤並びに(4)変色温度
調整剤を含有する熱変色性組成物B:熱変色性組成物A
又は熱変色性組成物Bを微小カプセルに内包させてなる
カプセル化熱変色性組成物。
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明においては、電子供与性呈色性有機
化合物及び電子受容性化合物として公知のものをいずれ
も使用できる。
【0015】本発明において使用可能な電子供与性呈色
性有機化合物としては例えば以下のものを挙げることが
できる:クリスタルバイオレットラクトン、マラカイト
グリーンラクトン、3−(4−ジエチルアミノフェニ
ル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−
イル)フタライド等のジアリールフタリド類;ミヒラー
ヒドロール、クリスタルバイオレットカルビノール、マ
ラカイトグリーンカルビノール等のポリアリールカルビ
ノール類;N−(2,3−ジクロロフェニル)ロイコオ
ーラミン、N−ベンゾイルオーラミン、N−アセチルオ
ーラミン、N−フェニルオーラミン等のロイコオーラミ
ン類;ローダミンBラクタム等のローダミンBラクタム
類;2−(フェニルイミノエチリデン)3,3−ジメチ
ルインドリン等のインドリン類;N−3,3−トリメチ
ルインドリノベンゾスピロピラン、8−メトキシ−N−
3,3−トリメチルインドリノベンゾスピロピラン等の
スピロピラン類;3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキ
シフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−ベンジルオキ
シフルオラン、3−アミノ−5−メチルフルオラン、2
−メチル−3−アミノ−6,7−ジメチルフルオラン、
2−ブロモ−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2
−(o−クロロフェニルアミノ)−6−ジブチルアミノ
フルオラン、1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、3,6−ジフェニルアミノフルオラン、9−
(ジエチルアミノ)−スピロ(12H−ベンゾキサンテ
ン−12,1´(3´H)−イソベンゾフルオラン)−
3´−オン、2−(N−フェニル−N−メチルアミノ)
−6−(N−エチル−N−フェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフル
オラン、3−ジエチルアミノベンゾ(a)−フルオラン
等のフルオラン類。
【0016】また、本発明において使用可能な電子受容
性化合物としては例えば以下のものを挙げることができ
る:ビスフェノールA、p−フェニルフェノール、ドデ
シルフェノール、o−ブロモフェノール、p−オキシ安
息香酸エチル、没食子酸メチル等のフェノール類;フェ
ノール樹脂;フェノールのナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩、カルシウム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩、
マグネシウム塩、ニッケル塩、コバルト塩、錫塩、銅
塩、鉄塩、チタン塩、鉛塩、モリブデン塩等のフェノー
ルの金属塩;フタル酸、安息香酸等の芳香族カルボン
酸;酢酸、プロピオン酸等の炭素数が2〜5の脂肪族カ
ルボン酸類;オレイン酸ナトリウム、サリチル酸亜鉛、
安息香酸ニッケル等のカルボン酸の金属塩;酸性リン酸
エステル;酸性リン酸エステルの金属塩;1,2,3−
トリアゾール、1,2,3−ベンゾトリアゾール等のト
リアゾール化合物;チオ尿素;ジフェニルチオ尿素、ジ
o−トルイルチオ尿素等のチオ尿素の誘導体;ハロヒド
リン類;ベンゾチアゾール類。
【0017】なお、これらの電子受容性化合物の中で
も、本発明においてはフェノール類が特に好適である。
【0018】本発明において減感剤として使用するカル
バゾール誘導体は一般式1又は一般式2で表される。本
発明で使用するカルバゾール誘導体の製造方法について
は特に限定はなく、各種の公知の方法によって製造され
たものを使用することができる。そして、特に限定する
ものではないが、一般に、分子量が181〜900の範
囲内にあるものが好適である。また、融点が−50〜3
00℃の範囲内にあるものが好適である。
【0019】なお、一般式1で表される具体的な化合物
としては、N−メチルカルバゾール、N−エチルカルバ
ゾール、N−プロピルカルバゾール、N−イソブチルカ
ルバゾール、N−カプリルカルバゾール、N−ラウリル
カルバゾール、N−ミリスチルカルバゾール、N−セチ
ルカルバゾール、N−ステアリルカルバゾール、3−ク
ロロ−N−メチルカルバゾール、N−エチル−3−カル
バルデヒド、3−ニトロ−N−プロピルカルバゾール、
3−アミノ−N−ラウリルカルバゾールを挙げることが
できる。
【0020】一般式2で表される具体的な化合物として
は、N−アセチルカルバゾール、N−プロピオニルカル
バゾール、N−ラウロイルカルバゾール、N−ミリスト
イルカルバゾール、N−パルミトイルカルバゾール、N
−ステアロイルカルバゾール、3−アミノ−N−ラウロ
イルカルバゾール、3−ブロモ−N−カプロイルカルバ
ゾール、N−フェニルカルバゾール、N−ベンジルカル
バゾールを挙げることができる。
【0021】電子供与性呈色性有機化合物及び電子受容
性化合物とカルバゾール誘導体との組合せについては、
カルバゾール誘導体の融点が、変色温度の目安になるこ
とを考慮して適宜選択するのがよい。また、使用する電
子供与性呈色性有機化合物及び電子受容性化合物並びに
これらの結合体の溶解性も考慮の対象とするのがよい。
【0022】また、カルバゾール誘導体(第1減感剤)
の他に変色温度調整剤として作用する減感剤、例えば、
アルコール、エステル、ケトン、エーテル、アミド、脂
肪酸、芳香族炭化水素、チオール、スルフィド、ジスル
フィド、スルホキシド、スルホン、アゾメチン及び脂肪
族1級アミンから選ばれる少なくとも1種の減感剤を、
第2減感剤として併用することができる。一般に、カル
バゾール誘導体だけでは、変色温度の細かい調整を行う
のが難しい。これに対して、第2減感剤(変色温度調整
剤)を併用することによって、減感剤成分〔第1減感剤
及び第2減感剤(変色温度調整剤)〕の融点の調整、す
なわち、変色温度調整の自由度が増し、種々の変色温度
の熱変色性組成物が得られる。なお、本発明において
は、変色温度調整剤として、カルバゾール誘導体の効果
(高い発色濃度、少ない地発色)を損なわないものを使
用するのがよい。
【0023】本発明において使用可能な変色温度調整剤
としては、例えば以下のようなものを挙げることができ
る:n−セチルアルコール、n−オクチルアルコール、
シクロヘキサノール、ヘキシレングリコール等のアルコ
ール類;ミリスチン酸エチル、ラウリン酸ステアリル、
フタル酸ジオクチル等のエステル類;メチルヘキシルケ
トン、ベンゾフェノン、ステアロン等のケトン類;ブチ
ルエーテル、ジフェニルエーテル、ジステアリルエーテ
ル等のエーテル類;オレイン酸アミド、ステアリン酸ア
ミド、ラウリン酸オクチルアミド、カプロン酸アニリド
等の酸アミド化合物;ラウリン酸、ステアリン酸、2−
オキシミリスチン酸等の炭素数が6以上の脂肪酸;イソ
プロピルベンゼン、ドデシルベンゼン、ビフェニル、ト
リメチルビフェニル、ジフェニルエタン、ジベンジルト
ルエン、プロピルナフタリン、ブチルテトラリン等の芳
香族炭化水素;n−デシルメルカプタン、n−ミリスチ
ルメルカプタン、n−ステアリルメルカプタン、イソセ
チルメルカプタン、ドデシルベンジルメルカプタン等の
チオール類;ジ−n−オクチルスルフィド、ジ−n−デ
シルスルフィド、ジフェニルスルフィド、ジエチルフェ
ニルスルフィド、ジラウリルジチオプロピオネート等の
スルフィド類;ジ−n−オクチルジスルフィド、ジ−n
−デシルジスルフィド、ジフェニルジスルフィド、ジナ
フチルジスルフィド等のジスルフィド類;ジエチルスル
ホキシド、テトラメチレンカルホキシド、ジフェニルス
ルホキシド等のスルホキシド類;ジエチルスルホン、ジ
ブチルスルホン、ジフェニルスルホン、ジベンジルスル
ホン等のスルホン類;ベンジリデンラウリルアミン、p
−メトキシベンジリデンラウリルアミン、ベンジリデン
p−アニシジン等のアゾメチン類;オレイン酸ステアリ
ルアミン、ステアリン酸ミリスチルアミン、ベヘニン酸
ステアリルアミン等の脂肪族1級アミン塩。
【0024】なお、これらの第2減感剤の中でも、本発
明においてはアルコール類及びエステル類が特に好適で
ある。
【0025】各成分の使用量については、具体的な用
途、要求される発色濃度、地発色等を考慮して適宜選択
することができる。一般的には、減感剤成分〔第1減感
剤(カルバゾール誘導体)と第2減感剤(変色温度調整
剤)との合計〕の使用量を100重量部とした場合に、
電子供与性呈色性有機化合物の使用量が0.1〜20重
量部好ましくは1〜10重量部となり、電子受容性化合
物の使用量が0.1〜40重量部好ましくは1〜20重
量部となる割合で各成分を配合するのが好適である。電
子供与性呈色性有機化合物及び/又は電子受容性化合物
の使用量が多すぎると、消色時の色残り(地発色)が大
きくなる傾向があり、少なすぎると、発色時の色(発色
濃度)が薄くなる傾向がある。
【0026】また、第2減感剤(変色温度調整剤)を使
用する場合の第1減感剤(カルバゾール誘導体)と第2
減感剤との使用割合については、要求される変色温度を
考慮して適宜選択することができるが、通常は、〔第1
減感剤〕:〔第2減感剤〕の重量比が9.5:0.5〜
0.5:9.5好ましくは1:9〜9:1となる範囲内
で選択するのがよい。第2減感剤の使用割合が大きすぎ
る場合、カルバゾール誘導体の効果(発色色差)が小さ
くなる傾向があり、小さすぎる場合、変色温度の微調整
が十分にできない。
【0027】なお、本発明の熱変色性組成物において
は、各種の添加剤を配合することができる。例えば、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤等を本発明の効果を阻
害しない範囲で添加することができる。
【0028】また、本発明の熱変色性組成物の具体的な
調製方法については特に限定はないが、各成分を混合・
融解させて均質な組成物とするのが有利である。
【0029】その他、一般に、熱変色性組成物をそのま
ま使用すると、例えば、インキやプラスチック成形体等
に使用する場合には以下のような問題が起こりやすい。
すなわち、(1)変色の際に、固体−液体の状態変化を
繰返すため、成分のマイグレーションが起こりやすく、
可逆的な変色性が持続する寿命が短くなる、(2)特に
インキの場合、ビヒクル成分(樹脂、溶剤等)が変色性
に影響を及ぼしやすく、悪影響を及ぼすことがある。
【0030】従って、これらの場合には、熱変色性組成
物を微小カプセルに内包させるのがよい。すなわち、熱
変色性組成物をマイクロカプセル化することによって、
使用する際に周りの雰囲気との接触が遮断されることに
なるので、これら周辺に存在する物質による悪影響を防
止することができる。
【0031】マイクロカプセル化する方法としては、公
知のカプセル化技術を適用することができる。具体的な
カプセル化方法としては、界面重合法、インサイチュー
重合法、コアセルベーション法、液中乾燥法、噴霧乾燥
法等を挙げることができる。なお、マイクロカプセルを
形成する材料としては、各種の熱可塑性樹脂及び熱硬化
性樹脂を使用するこができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の熱変色性組成物は、発色濃度及
び地発色並びに変色色差の点で優れているので、各種の
用途において良好な可逆的熱変色性を付与することがで
きる。また、本発明のカプセル化熱変色性組成物によれ
ば、各種用途において周囲に存在する物質による熱変色
に対する悪影響を受けにくい。
【0033】
【実施例】実施例1〜7、比較例1〜5(熱変色性組成物) 表1に記載した配合組成の熱変色性組成物について、変
色温度並びに発色時及び消色時の色度(Lab)を測定
し、発色濃度(EH)、地発色(ES)、変色色差(Δ
E)を算出した。また、変色における色の変化について
観察した。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1に示した結果より、本発明の熱変色性
組成物は、いずれも変色色差(ΔE)が50以上であ
り、変色が鮮明に起こることが判る。特に、比較例4
は、減感剤として、特開昭51−31682号公報に記
載されており現在広く使用されているステアリン酸アミ
ドを使用するものであるが、変色色差が32と低い。こ
のことから本発明の効果の顕著性を理解することができ
る。
【0036】なお、変色温度及び各状態での色度は以下
のようにして測定した。すなわち、15mm×15mm
に裁断したろ紙に、変色性組成物を溶融状態で30μl
含浸させたものを試料とし、温度センサーのついた熱板
上に該試料を設置して徐々に昇温して行き(5℃/mi
n)、目視で変色がほぼ終了するのを確認して温度を読
み取り、この読取り値を変色温度とした。
【0037】また、変色がほぼ終了した時点での試料の
色度(消色色度)を測定した。その後、熱板を冷却して
室温(20℃)に戻してから試料の色度(発色色度)を
同様にして測定した。そして、計算式1によって発色濃
度(EH)を、計算式2によって地発色(ES)を、計
算式3によって変色色差(ΔE)を算出した。
【0038】
【数1】
【0039】
【数2】
【0040】
【数3】
【0041】計算式1、計算式2,計算式3中、Lは明
度指数を表す記号であり、a及びbはクロマティクネス
指数を表す記号である。そして、LH、aH及びbHは
発色時の試料の色度を示し、LS、aS及びbSは消色
時の試料の色度を示し、LB、aB及びbBは標準白色
板の色度を示す。また、EHは算出される発色濃度であ
り、ESは地発色であり、ΔEは変色色度である。な
お、EHの数値が大きいほど発色濃度が高いことを示
し、ESの数値が小さいほど消色が良好に起こっている
ことを示し、ΔEの数値が大きいほど発色時と消色時と
の色の変化が良好(鮮明)であることを示す。
【0042】実施例8〜18(熱変色性組成物) 表2に記載した配合組成の熱変色性組成物について、実
施例1〜7と同様にして変色温度を測定し、変色時の色
の変化を観察した。結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】実施例19(マイクロカプセル化熱変色性
組成物及びその使用例) 実施例3の熱変色性組成物80gに5gのエポキシ樹脂
(シェル石油社製:エピコート828)を80℃で加温
溶解し、これを5%ゼラチン水溶液160g中に滴下
し、微小滴になるように撹拌した(水性懸濁液)。別に
3gの硬化剤(エポキシ樹脂のアミン付加物、シェル石
油社製:エピキュアーU)を6gの水に溶解し、この液
を撹拌を続けている水性懸濁液中に徐々に添加し、液温
を80℃に保って約4時間撹拌を続けて、熱変色性組成
物がエポキシ樹脂に内包された微小カプセルの分散液を
得た。遠心分離して回収し、乾燥した後のカプセルは平
均粒径が10μmであった。
【0045】次に、得られたカプセル化熱変色性組成
物:20重量部、エポキシ樹脂(シェル石油社製:エピ
コート828):65重量部、カージュラーE:10重
量部、蛍光顔料(スターリング社製:蛍光ピンク820
−1/2):5重量部をホモジナイザーで均一に撹拌混
合し、熱変色性エポキシ樹脂型スクリーンインキを得
た。
【0046】得られたインキを印刷直前にポリアミドア
ミン(硬化剤)と混合し、陶器及びガラスコップに印刷
し、常温又は熱乾燥して硬化塗膜とした。この塗膜は、
37℃で黒色(低温側)からピンク(高温側)に可逆的
に変色し、発色時(低温側)と消色時(高温側)との色
のコントラトが非常に大きいものであった。
【0047】実施例20(マイクロカプセル化熱変色性
組成物及びその使用例) 実施例5の熱変色性組成物90gを80℃で加温溶解
し、これを5%エチレン無水マレイン酸共重合体(モン
サント社製:EMA−31)水溶液100g中に滴下
し、微小滴になるように撹拌した後、20%水酸化ナト
リウム水溶液でpHを4.5に調整した(水性懸濁
液)。別に4gのメラミンを37%ホルムアルデヒド水
溶液10gに70℃で溶解し、この液を撹拌を続けてい
る水性懸濁液中に徐々に添加し、液温を70℃に保って
2時間撹拌を続けて、熱変色性組成物がメラミン樹脂に
内包された微小カプセルの分散液を得た。遠心分離して
回収し、乾燥した後のカプセルは平均粒径が5μmであ
った。
【0048】次に、得られたカプセル化熱変色性組成
物:15重量部、アクリルエマルジョン(新中村化学社
製:NKバインダーAS−50):40重量部、水:4
0重量部、蛍光顔料(大日本インキ化学社製:LUMI
NOUS−YELLOW NF):3重量部、増粘剤
(日本純薬社製:レオジック306H)2重量部をホモ
ジナイザーで均一に撹拌混合し、熱変色性捺染糊を得
た。
【0049】得られた捺染糊で、綿ニット布地に100
メッシュのシリクスクリーン版を用いて印刷し、100
℃で5分間乾燥したところ、32℃で黒色(低温側)か
ら黄色(高温側)に可逆的に変色する熱変色性布地が得
られた。
【0050】実施例21(マイクロカプセル化熱変色性
組成物及びその使用例) 実施例7の熱変色性組成物90gを80℃で加温溶解
し、これを5%ポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩
(分子量約50000)水溶液100g中に滴下し、微
小滴になるように撹拌した後、酢酸でpHを3.0に調
整した(水性懸濁液)。別に6gの尿素及び1gのレゾ
ルシンを37%ホルムアルデヒド水溶液15gに溶解
し、この液を撹拌を続けている水性懸濁液中に徐々に添
加し、液温を70℃に保って2時間撹拌を続けて、熱変
色性組成物が尿素樹脂に内包された微小カプセルの分散
液を得た。遠心分離して回収し、乾燥した後のカプセル
は平均粒径が3μmであった。
【0051】次に、得られたカプセル化熱変色性組成
物:15重量部、オリゴエステルアクリレート(東亜合
成化学社製:アロニックスM−8060):84重量
部、ベンゾインイソブチルエーテル:1重量部をホモジ
ナイザーで均一に撹拌混合すると、55℃で黒色(低温
側)から無色(高温側)に可逆的に変色する紫外線硬化
型シルクスクリーンインキが得られた。
【0052】実施例22(マイクロカプセル化熱変色性
組成物及びその使用例) 実施例9の熱変色性組成物80gと多価イソシアネート
(住友化学社製:スミジュールN−75)3gを80℃
で加温溶解し、これをポリビニルアルコール5%水溶液
160g中に滴下し、微小滴になるように撹拌した(水
性懸濁液)。この水性懸濁液中に6gのエピキュアーU
を徐々に添加し、液温を65℃に保って約5時間撹拌を
続けて、熱変色性組成物がポリユリア樹脂に内包された
微小カプセルの分散液を得た。遠心分離して回収し、乾
燥した後のカプセルは平均粒径が18μmであった。
【0053】次に、得られたカプセル化熱変色性組成
物:15重量部、オリゴエステルアクリレート(東亜合
成化学社製:アロニックスM−8060):84重量
部、ベンゾインイソブチルエーテル:1重量部をホモジ
ナイザーで均一に撹拌混合すると、15℃で青色(低温
側)から無色(高温側)に可逆的に変色する紫外線硬化
型シルクスクリーンインキが得られた。
【0054】実施例23(マイクロカプセル化熱変色性
組成物) 5%ゼラチン水溶液100gを50℃に加温し、80℃
で加温溶解した実施例14の熱変色性組成物50gを滴
下し、微小滴になるように撹拌した。更に5%アラビア
ゴム水溶液100gを添加し、撹拌しながら1%塩酸を
加えpHを4.5に下げ、水200gを添加してコアセ
ルベーションを起こさせる。次いで、この液を10℃に
冷却し37%ホルムアルデヒド水溶液1gを添加後、2
0%水酸化ナトリウム水溶液でpHを9とし、常温で4
時間撹拌して、熱変色性組成物がゼラチンに内包された
微小カプセルの分散液を得た。遠心分離して回収し、乾
燥した後のカプセルは平均粒径が20μmであった。
【0055】実施例24、比較例6(熱変色性組成物の
使用例) ポリエチレン100重量部に実施例5の熱変色性組成物
3重量部を添加し、180〜200℃で混練し、熱変色
性ポリエチレンを得た(実施例24)。このものは、3
2℃以上に加熱すると黒色から無色に極めて明瞭に変色
し、再び32℃以下に冷却すると黒色に復色した。
【0056】一方、実施例5の熱変色性組成物3重量部
の代わりに比較例3の熱変色性組成物3重量部を用い、
同様にして熱変色性ポリエチレンを得た(比較例6)
が、実施例24のものと比べると、発色濃度が低く、ま
た、消色時に黒色の残色が目立った。
【0057】実施例25(熱変色性組成物の使用例) 実施例1の熱変色性組成物:5重量部、マイクロクリス
タリンワックス:10重量部、低分子量ポリエチレン
(分子量1500):5重量部を100〜110℃で1
5分間加熱溶融し、クレヨン型に成形して熱変色性クレ
ヨンを得た。このものは、85℃を境に黒色(低温側)
から無色(高温側)に可逆的に明瞭に変色するものであ
った。
【0058】実施例26(熱変色性組成物の使用例) 実施例14の熱変色性組成物:20重量部、ロジン変性
マレイン酸樹脂:30重量部、キシレン:50重量部を
40℃で均一に撹拌溶解して熱変色性塗料を得た。この
ものは、常温では無色であるが、−5℃に冷却すると鮮
やかな青色を呈するものであった。
【0059】実施例27(熱変色性組成物の使用例) 実施例10の熱変色性組成物:20重量部、水添炭化水
素樹脂(エッソ化学社製:エスコレッソ5000):5
重量部、トルエン:60重量部、メチルイソブチルケト
ン:15重量部を十分に撹拌溶解して熱変色性グラビウ
インキを得た。このグラビアインキによる塗膜は、65
℃で黄色(低温側)から無色(高温側)に可逆的に鮮明
な変色をするものであった。
【0060】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6956−2H B41M 5/18 112

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)電子供与性呈色性有機化合物、
    (2)電子受容性化合物及び(3)一般式1又は一般式
    2で表されるカルバゾール誘導体から選ばれる少なくと
    も1種の減感剤を含有する熱変色性組成物。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】(1)電子供与性呈色性有機化合物、
    (2)電子受容性化合物、(3)一般式1又は一般式2
    で表されるカルバゾール誘導体から選ばれる少なくとも
    1種の減感剤並びに(4)変色温度調整剤を含有する熱
    変色性組成物。 【化3】 【化4】
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載された熱変色
    性組成物を微小カプセルに内包させてなるカプセル化熱
    変色性組成物。
JP4239574A 1992-09-08 1992-09-08 熱変色性組成物 Pending JPH0688070A (ja)

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