JPH0687594A - 重機旋回安全装置 - Google Patents

重機旋回安全装置

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Publication number
JPH0687594A
JPH0687594A JP24048792A JP24048792A JPH0687594A JP H0687594 A JPH0687594 A JP H0687594A JP 24048792 A JP24048792 A JP 24048792A JP 24048792 A JP24048792 A JP 24048792A JP H0687594 A JPH0687594 A JP H0687594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limit switch
driver
heavy machine
alarm
arms
Prior art date
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Pending
Application number
JP24048792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaomi Yokoyama
雅臣 横山
Shizuo Ishida
静夫 石田
Tetsuo Suwa
哲夫 諏訪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注意力に依存しないで重機運転者に確実に危
険を知らせる。 【構成】 車体の後半部を囲んで線状の検知センサを外
方に張り出してリミットスイッチに連結し、検知センサ
に人間などが接触したときに、リミットスイッチにより
運転室内の警報器を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーン車、バックホ
ウ等重機の重機旋回安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】重機が比較的狭い現場を移動して作業を
する場合、旋回により、重機と重機、重機と手摺りなど
の構造物に他の作業員が狭まれる災害が発生し易い。こ
の災害は、重機運転者の死角で発生することから重大災
害になる事例が多く、また、器物や構造物を破損する事
故も発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これに対し従来は、危
険範囲を設定し、各作業員に周知徹底すると共に、重機
運転者の注意力に頼る手段で対処してきた。しかし、作
業の種類により移動が頻繁であったり、作業にとらわれ
るなどの原因により、重機運転者、他作業員の注意確認
行動が散漫になって災害が発生する。
【０００４】本発明は、注意力に依存しないで重機運転
者に確実に危険を知らせる重機旋回安全装置を提供する
ことを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、重機の
後半部を囲み外方に張り出す線状の検知センサを設け、
該検知センサをリミットスイッチに連結し、該リミット
スイッチを運転室に設けた警報器に接続している。
【０００６】前記線状の検知センサは、ピアノ線で構成
するのが好ましいが、赤外線等のセンサを用いてもよ
い。
【０００７】また、重機後部の両角部には、ピアノ線を
支持する薄肉の支持部材を設け、ピアノ線に張力を与え
て支持するのが好ましい。
【０００８】また、警報器は、警報ブザーで構成するの
が好ましい。
【０００９】また、警報器と並列に、旋回自動停止装置
を設けるのが好ましい。
【００１０】
【作用】上記のように構成された重機旋回安全装置にお
いては、ピアノ線に人間等が触れると、マイクロスイッ
チが閉じて警報ブザーが作動し、運転者に危険を知らせ
る。
【００１１】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【００１２】図１ないし図４において、全体を符号１で
示すクレーン車の車体２の後半部には、カウンタウエイ
ト３を囲み外方に張り出して線状の検知センサすなわち
ピアノ線５が設けられている。
【００１３】そのピアノ線５は、車体２の略中央部左側
に一端が止着され後コーナ部に張り出されたコーナアー
ム６ａ、６ｂにガイドされ、他端は車体２の略中央部右
側に設けられたリミットスイッチ１０に緊張状態で連結
されている。このコーナアーム６ａ、６ｂは、２個の長
さＬ（例えば２５０ｍ）のアーム７と、そのアーム７に
より地面から高さＨ（例えば１０５５ｍｍ）に支持され
た薄肉のアルミ管８からなり、ピアノ線５はアルミ管８
の内孔に挿通されている。そして、リミットスイッチ１
０は、コード１１により運転室４の内部に設けられた警
報器すなわち警報ブザー１２に接続されている。なお、
図中の符号Ｃは旋回中心である。
【００１４】したがって、作業中にピアノ線５に人間等
が触れると、緊張しているピアノ線５によりリミットス
イッチ１０が引張られて閉じる。これにより警報ブザー
１２が作動し、作動範囲すなわち危険範囲Ｄに人間等が
侵入した危険を重機運転者に警告する。なお、警報ブザ
ー１２と並列に図示しない旋回自動停止装置を設け、同
時に旋回を停止させることもできる。
【００１５】図５は本発明の別の実施例を示し、バック
ホウ１Ａの車体２Ａの中央部両側に長さＬ１（例えば５
０ｍｍ）のアーム９ａ、９ｂを突設し、ピアノ線５の一
端を左側のアーム９ａの先端に止着し、他端を右側のア
ーム９ｂの先端に設けたリミットスイッチ１０に連結
し、他を図３と同様に構成した例である。この実施例で
は、車体２Ａの中央部両側の危険範囲を拡大することが
できる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、注意力に依存しないで重機運転者に確実に
危険を知らせ、安全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すクレーン車の側面図。
【図２】図１の上面図。
【図３】図２の要部を示す図面。
【図４】図３のＡ−Ａ線矢視図。
【図５】本発明の別の実施例を示す図３に相当する図
面。
【符号の説明】
Ｃ・・・旋回中心 Ｄ・・・危険範囲 １・・・クレーン車 １Ａ・・・バックホウ ２、２Ａ・・・車体 ３・・・カウントウエイト ４・・・運転室 ５・・・ピアノ線 ６ａ、６ｂ・・・コーナアーム ７・・・アーム ８・・・アルミ管 ９ａ、９ｂ・・・アーム １０・・・リミットスイッチ １１・・・コード １２・・・警報ブザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 重機の後半部を囲み外方に張り出す線状
    の検知センサを設け、該検知センサをリミットスイッチ
    に連結し、該リミットスイッチを運転室に設けた警報器
    に接続したことを特徴とする重機旋回安全装置。
JP24048792A 1992-09-09 1992-09-09 重機旋回安全装置 Pending JPH0687594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24048792A JPH0687594A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 重機旋回安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24048792A JPH0687594A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 重機旋回安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH0687594A true JPH0687594A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17060247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24048792A Pending JPH0687594A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 重機旋回安全装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0687594A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569071B2 (ja) * 1989-01-27 1993-09-30 Inax Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569071B2 (ja) * 1989-01-27 1993-09-30 Inax Corp

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