JPH0687549B2 - 光受信器 - Google Patents
光受信器Info
- Publication number
- JPH0687549B2 JPH0687549B2 JP61251122A JP25112286A JPH0687549B2 JP H0687549 B2 JPH0687549 B2 JP H0687549B2 JP 61251122 A JP61251122 A JP 61251122A JP 25112286 A JP25112286 A JP 25112286A JP H0687549 B2 JPH0687549 B2 JP H0687549B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- avalanche photodiode
- photodiode
- optical receiver
- avalanche
- optical
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光通信の分野で使用される、アバランシェ・
フォトダイオードを用いた光受信器に関するものであ
る。
フォトダイオードを用いた光受信器に関するものであ
る。
従来の技術 従来のアバランシェ・フォトダイオードを受光素子とし
て使用した光受信器には、例えば第３図のようなものが
ある。第３図において、１はアバランシェ・フォトダイ
オード、２はプリアンプ、３は可変利得アンプ、４は振
幅検出器、５はAGC（Automatic Gain Contorl）回路で
ある。光受信器の出力電気信号６の振幅は、振幅検出器
４で大きさを検出され、その大きさに応じてAGC回路５
が可変利得アンプ２の利得およびアバランシェ・フォト
ダイオード１の増倍率を変化することによって、受光電
力が変動しても一定となるように制御される。
て使用した光受信器には、例えば第３図のようなものが
ある。第３図において、１はアバランシェ・フォトダイ
オード、２はプリアンプ、３は可変利得アンプ、４は振
幅検出器、５はAGC（Automatic Gain Contorl）回路で
ある。光受信器の出力電気信号６の振幅は、振幅検出器
４で大きさを検出され、その大きさに応じてAGC回路５
が可変利得アンプ２の利得およびアバランシェ・フォト
ダイオード１の増倍率を変化することによって、受光電
力が変動しても一定となるように制御される。
一方、アバランシェ・フォトダイオード１の増倍率に
は、出力電気信号のSN比を最大とする受光電力によって
決まる最適値が存在することが知られている。しかしな
がら、上記のような構成の光受信器では、受光電力を直
接知ることができないために、アバランシェ・フォトダ
イオードが常に最適増倍率をとるように制御することは
難しい。このため、従来の光受信器では、最小受光電力
において最適増倍率をとるように利得を調節し、それ以
上の受光電力では可変利得アンプ３の利得とアバランシ
ェ・フォトダイオード１の増倍率Ｍをどちらか片方のみ
を変化させる方法がとられることが多い。
は、出力電気信号のSN比を最大とする受光電力によって
決まる最適値が存在することが知られている。しかしな
がら、上記のような構成の光受信器では、受光電力を直
接知ることができないために、アバランシェ・フォトダ
イオードが常に最適増倍率をとるように制御することは
難しい。このため、従来の光受信器では、最小受光電力
において最適増倍率をとるように利得を調節し、それ以
上の受光電力では可変利得アンプ３の利得とアバランシ
ェ・フォトダイオード１の増倍率Ｍをどちらか片方のみ
を変化させる方法がとられることが多い。
発明が解決しようとする問題点 光ファイバあるいは光源からの光信号は、アバランシェ
・フォトダイオード１に照射され、そこで大部分が電気
信号に変換されるが、その一部はアバランシェ・フォト
ダイオード１の受光面で反射されてしまう。この反射光
は、アバランシェ・フォトダイオード１の電子効果を低
下させる一因となっていた。
・フォトダイオード１に照射され、そこで大部分が電気
信号に変換されるが、その一部はアバランシェ・フォト
ダイオード１の受光面で反射されてしまう。この反射光
は、アバランシェ・フォトダイオード１の電子効果を低
下させる一因となっていた。
本発明はかかる点に鑑み、アバランシェ・フォトダイオ
ードにおける反射光を利用して受光電力の大きさをモニ
ターし、アバランシェ・フォトダイオードが最適増倍率
をとる制御を実現させる光受信器を提供することを目的
とする。
ードにおける反射光を利用して受光電力の大きさをモニ
ターし、アバランシェ・フォトダイオードが最適増倍率
をとる制御を実現させる光受信器を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、光受信器において、光ファイバまたは光源か
ら光信号が照射されるアバランシェ・フォトダイオード
と、そのアバランシェ・フォトダイオードからの光信号
の反射光を受ける光電素子とを有することを特徴とする
光受信器である。
ら光信号が照射されるアバランシェ・フォトダイオード
と、そのアバランシェ・フォトダイオードからの光信号
の反射光を受ける光電素子とを有することを特徴とする
光受信器である。
作用 前記の構成により、光電素子が受光したアバランシェ・
フォトダイオード反射光の光電力からアバランシェ・フ
ォトダイオードに照射されている受光電力の大きさを知
り、この大きさをもとにアバランシェ・フォトダイオー
ドが最適増倍率をとるように制御する。
フォトダイオード反射光の光電力からアバランシェ・フ
ォトダイオードに照射されている受光電力の大きさを知
り、この大きさをもとにアバランシェ・フォトダイオー
ドが最適増倍率をとるように制御する。
実施例 第１図は本発明の実施例の光受信器に使用するアバラン
シェ・フォトダイオード・モジュールの断面図を、第２
図にこのモジュールを用いた光受信器のブロック図を示
す。第１図において７はアバランシェ・フォトダイオー
ドであり、８は受光電力モニター用の光電素子であるフ
ォトダイオード、９は光ファイバである。また、第２図
において７、８は第１図と同様にそれぞれアバランシェ
・フォトダイオード，フォトダイオードであり、10はフ
ォトダイオード８の出力電流値に対応した信号を出力す
る最適信号値発生器、11は最適信号値発生器10の出力と
アバランシェ・フォトダイオード７からの出力の大きさ
を比較する演算増幅器、12は演算増幅器11の結果によっ
てアバランシェ・フォトダイオード10に印加されるバイ
アス電圧を制御するバイアス制御部である。
シェ・フォトダイオード・モジュールの断面図を、第２
図にこのモジュールを用いた光受信器のブロック図を示
す。第１図において７はアバランシェ・フォトダイオー
ドであり、８は受光電力モニター用の光電素子であるフ
ォトダイオード、９は光ファイバである。また、第２図
において７、８は第１図と同様にそれぞれアバランシェ
・フォトダイオード，フォトダイオードであり、10はフ
ォトダイオード８の出力電流値に対応した信号を出力す
る最適信号値発生器、11は最適信号値発生器10の出力と
アバランシェ・フォトダイオード７からの出力の大きさ
を比較する演算増幅器、12は演算増幅器11の結果によっ
てアバランシェ・フォトダイオード10に印加されるバイ
アス電圧を制御するバイアス制御部である。
以上のように構成された本実施例の光受信器について、
以下にその動作を説明する。
以下にその動作を説明する。
第１図において、光ファイバ９からの光信号は、アバラ
ンシェ・フォトダイオード７に照射され、大部分が電流
に変換されるが、一部は受光面で反射される。一方、フ
ォトダイオード８は光ファイバ９からの光信号を遮らず
しかもアバランシェ・フォトダイオード７における反射
光のすべてあるいはその一部を決まった割合で受光でき
るように配置する。このフォトダイオード８からの出力
電流は、反射光の光電力に正比例して増減するので、こ
の電流値と前もって測定しておいたアバランシェ・フォ
トダイオード７の受光面における反射率とからアバラン
シェ・フォトダイオード７に照射されている受光電力の
大きさを知ることができる。そして、この受光電力の値
をもとにこの時のアバランシェ・フォトダイオード７の
最適増倍率を決めることができる。最適信号値発生器10
は、この最適増倍率におけるアバランシェ・フォトダイ
オード７の出力電流と同じ大きさの信号を出力するよう
にしておく。そして、演算増幅器12でこの出力とアバラ
ンシェ・フォトダイオード７からの実際の出力の大きさ
を比較して後者の方が小さい場合バイアス制御部12を通
じてアバランシェ・フォトダイオード７に印加されるバ
イアス電圧を上げ、反対に後者が大きい場合にはバイア
ス電圧を下げて両者が同じになるように制御する。この
ような構成とすることによって、常にアバランシェ・フ
ォトダイオード７の増倍率を最適とする制御を実現する
ことが可能となる。
ンシェ・フォトダイオード７に照射され、大部分が電流
に変換されるが、一部は受光面で反射される。一方、フ
ォトダイオード８は光ファイバ９からの光信号を遮らず
しかもアバランシェ・フォトダイオード７における反射
光のすべてあるいはその一部を決まった割合で受光でき
るように配置する。このフォトダイオード８からの出力
電流は、反射光の光電力に正比例して増減するので、こ
の電流値と前もって測定しておいたアバランシェ・フォ
トダイオード７の受光面における反射率とからアバラン
シェ・フォトダイオード７に照射されている受光電力の
大きさを知ることができる。そして、この受光電力の値
をもとにこの時のアバランシェ・フォトダイオード７の
最適増倍率を決めることができる。最適信号値発生器10
は、この最適増倍率におけるアバランシェ・フォトダイ
オード７の出力電流と同じ大きさの信号を出力するよう
にしておく。そして、演算増幅器12でこの出力とアバラ
ンシェ・フォトダイオード７からの実際の出力の大きさ
を比較して後者の方が小さい場合バイアス制御部12を通
じてアバランシェ・フォトダイオード７に印加されるバ
イアス電圧を上げ、反対に後者が大きい場合にはバイア
ス電圧を下げて両者が同じになるように制御する。この
ような構成とすることによって、常にアバランシェ・フ
ォトダイオード７の増倍率を最適とする制御を実現する
ことが可能となる。
なお、フォトダイオード８からの出力は、それほど速い
応答が要求されないので十分広い受光面で受光できるう
えに高いSN比も必要とされないので、フォトダイオード
８に照射される光信号の反射光がごくわずかでも、上記
の制御が可能である。
応答が要求されないので十分広い受光面で受光できるう
えに高いSN比も必要とされないので、フォトダイオード
８に照射される光信号の反射光がごくわずかでも、上記
の制御が可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、アバランシェ・
フォトダイオードの量子効率を低下させていた反射光を
利用して、受光電力の大きさを常時モニターでき、アバ
ランシェ・フォトダイオードが最適増倍率をとったとき
の電気信号を出力する光受信器を簡単に実現させること
ができる。
フォトダイオードの量子効率を低下させていた反射光を
利用して、受光電力の大きさを常時モニターでき、アバ
ランシェ・フォトダイオードが最適増倍率をとったとき
の電気信号を出力する光受信器を簡単に実現させること
ができる。
第１図は本発明の一実施例の光受信器に用いたアバラン
シェ・フォトダイオード・モジュールの要部概念図、第
２図は本発明の一実施例の光受信器のブロック構成図、
第３図はアバランシェ・フォトダイオードを用いた従来
の光受信器のブロック構成図である。 ７……アバランシェ・フォトダイオード、８……フォト
ダイオード、９……光ファイバ、10……最適信号値発生
器、11……バイアス制御部、12……演算増幅器。
シェ・フォトダイオード・モジュールの要部概念図、第
２図は本発明の一実施例の光受信器のブロック構成図、
第３図はアバランシェ・フォトダイオードを用いた従来
の光受信器のブロック構成図である。 ７……アバランシェ・フォトダイオード、８……フォト
ダイオード、９……光ファイバ、10……最適信号値発生
器、11……バイアス制御部、12……演算増幅器。
Claims (1)
- 【請求項１】光ファイバまたは光源から光信号が照射さ
れるアバランシェ・フォトダイオードと、前記アバラン
シェ・フォトダイオードにおける前記光信号の反射光を
受ける光電素子と、前記光電素子からの出力値により前
記アバランシェ・フォトダイオードの増倍率を制御する
機能を有することを特徴とする光受信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251122A JPH0687549B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 光受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251122A JPH0687549B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 光受信器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105541A JPS63105541A (ja) | 1988-05-10 |
| JPH0687549B2 true JPH0687549B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17217990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61251122A Expired - Lifetime JPH0687549B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 光受信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687549B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7366428B2 (en) | 2003-09-16 | 2008-04-29 | Sumitomo Electric Indutries, Ltd. | Optical receiver |
| JP2005093610A (ja) | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光受信器 |
| JP4352828B2 (ja) | 2003-09-18 | 2009-10-28 | 住友電気工業株式会社 | 光受信器 |
| JP3956923B2 (ja) | 2003-09-19 | 2007-08-08 | 住友電気工業株式会社 | アバランシェフォトダイオードのバイアス電圧制御回路 |
| US7315698B2 (en) | 2003-10-22 | 2008-01-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical module and an optical receiver using the same |
| JP2005183538A (ja) | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 受光素子及び光受信器 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP61251122A patent/JPH0687549B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105541A (ja) | 1988-05-10 |
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