JP4352828B2 - 光受信器 - Google Patents

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Description

本発明は、信号光をアバランシェフォトダイオードにより検出する光受信器に関するものである。
従来より、光通信システムにおいては、受光素子としてアバランシェフォトダイオード(以下、APDという)を用いた光受信器が用いられる。APDは、信号光電流の増幅作用を有し、微弱な光信号を用いる光ファイバ通信システムの受光素子として好適である。
ところで、APDは、温度変動などによってそのアバランシェ増倍率が変化するという特性を有している。この特性は、アバランシェ増倍作用を生じさせる際に、比較的高い逆バイアス電圧がAPDへ印加されることに由来する。すなわち、APDは、PN接合のブレークダウン電圧付近で動作することとなるので、その動作特性が環境温度などの変化に対して非常に敏感になる。従って、温度変動などが生じても一定の増倍率が得られるように、APDのアバランシェ増倍率を制御することが好ましい。
特許文献1には、APDの増倍率を制御する光受信器が開示されている。この光受信器の構成を図13に示す。この光受信器は、APD111及びフォトダイオード112を備えている。この光受信器においては、APD11が光ファイバ113からの信号光を受光するとともに、フォトダイオード112がAPD111の受光面で反射した信号光を受光する。そして、フォトダイオード112における出力電流値に基づいて、APD111における増倍率が制御される。
特開昭63−105541号公報
しかしながら、特許文献1に開示された光受信器では、必然的に信号光がAPD111の斜め方向から入射し、反射光がフォトダイオード112へ入射する構成となる。APD111の受光面に対して斜め方向から信号光を入射させると、その反射率は信号光の偏波状態によって変化する。従って、この光受信器では、光ファイバ113からの信号光の偏波状態によってフォトダイオード112へ入射する信号光の光量が変化するので、APD111におけるアバランシェ増倍率を適切に制御することが難しい。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、APDのアバランシェ増倍率を適切に制御することが可能な光受信器を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の光受信器は、信号光を受ける入射面を有し、信号光の一部を入射面の反対面へ透過させるPINフォトダイオードと、PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有するアバランシェフォトダイオードと、主面を有するステムと、ステムの主面上に設けられ、PINフォトダイオードを搭載したマウント部と、アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段とを備えたことを特徴とする。PINフォトダイオードは、アバランシェフォトダイオードへの電源電圧を制御するための出力電流を生成し、アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率は、PINフォトダイオードからの前記出力電流の値に基づいて制御手段によって制御され、アバランシェフォトダイオードは、PINフォトダイオードとステムの主面との間に配置され、マウント部に設けられた開口を介してPINフォトダイオードを透過した光を受け、アバランシェフォトダイオード及びPINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、アバランシェフォトダイオードの入射面及びPINフォトダイオードの入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している。
上記した光受信器では、PINフォトダイオード(以下、PIN−PDという)が受けた信号光の一部を透過させ、透過させた信号光をアバランシェフォトダイオード(以下、APDという)に入射させるようにしてPIN−PDで検出する信号光とAPDで検出する信号光とを分けている。従って、PIN−PDで検出する信号光とAPDで検出する信号光との光量比が光受信器に入射する信号光の偏波状態に影響を受けることなく、一定の光量比でPIN−PD及びAPDへ信号光を入射させることが可能となる。よって、PIN−PDで検出する信号光に基づいてAPDのアバランシェ増倍率を適切に制御することが可能となる。
本発明の光受信器は、主面を有するステムと、ステムの主面上に設けられ、PINフォトダイオードを搭載したマウント部と、を更に備え、アバランシェフォトダイオードは、PINフォトダイオードと主面との間に配置され、マウント部に設けられた開口を介してPINフォトダイオードを透過した光を受けることを特徴としてもよい。
本発明の光受信器は、信号光を受ける入射面を有し、信号光の一部を入射面の反対面へ透過させるPINフォトダイオードと、PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有するアバランシェフォトダイオードと、アバランシェフォトダイオードを搭載するステムと、アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段とを備え、PINフォトダイオードはアバランシェフォトダイオードに搭載されていることを特徴としてもよい。PINフォトダイオードは、アバランシェフォトダイオードへの電源電圧を制御するための出力電流を生成し、アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率は、PINフォトダイオードからの出力電流の値に基づいて制御手段によって制御され、PINフォトダイオードはアバランシェフォトダイオードに搭載され、アバランシェフォトダイオードはPINフォトダイオードとステムの主面との間に配置され、マウント部に設けられた開口を介してPINフォトダイオードを透過した光を受け、アバランシェフォトダイオード及びPINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、アバランシェフォトダイオードの入射面及びPINフォトダイオードの入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している。
本発明の光受信器は、主面と、主面に設けられた溝と、溝の一端に設けられた反射面とを有する基板と、溝内に設けられた光伝送媒体と、主面上に設けられたPINフォトダイオードと、PINフォトダイオードに搭載されたアバランシェフォトダイオードと、 前記アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段とを備え、PINフォトダイオードは、反射面を介して光伝送媒体からの信号光を受ける入射面を有し、入射面に受けた信号光を入射面の反対面へ透過させ、アバランシェフォトダイオードは、PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有することを特徴としてもよい。
PINフォトダイオードは、アバランシェフォトダイオードへの電源電圧を制御するための出力電流を生成し、アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率はPINフォトダイオードからの出力電流の値に基づいて制御手段によって制御され、アバランシェフォトダイオード及びPINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、アバランシェフォトダイオードの入射面及びPINフォトダイオードの前記入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している
上記した光受信器では、PINフォトダイオードの入射面は反射面を介して光伝送媒体からの光を受ける。よって、信号光を入力するための反射面を主面に設けることができるので、光受信器の小型化が容易になる。
本発明の光受信器は、アバランシェフォトダイオードが所定のアバランシェ増倍率を維持するように、アバランシェフォトダイオードへの電源電圧及びアバランシェフォトダイオードを流れる電流のうち少なくとも一方をPINフォトダイオードからの出力電流値に基づいて制御する制御手段をさらに備えることを特徴としてもよい。これによって、APDのアバランシェ増倍率を良好に制御することができる。
また、光受信器は、或る光量の光が入射したときのアバランシェフォトダイオードのPINモードにおける出力電流値及びそのときのPINフォトダイオードの出力電流値をそれぞれIava2及びIpin2として、信号光が入射したときのアバランシェフォトダイオードの平均出力電流値が以下の値
m・Ipin1・(Iava2/Ipin2
(m:所望のアバランシェ増倍率、Ipin1:PINフォトダイオードからの出力電流値)に近づくように、制御手段が、アバランシェフォトダイオードへの電源電圧及びアバランシェフォトダイオードを流れる電流のうち少なくとも一方を制御することを特徴としてもよい。
また、光受信器は、制御手段が、PINフォトダイオードからの出力電流値を電圧信号に変換する変換回路と、入力、第1の出力、及び第2の出力を有し、第2の出力における電流量と第1の出力における電流量との比が所定の比になるよう構成され、第1の出力がアバランシェフォトダイオードに接続されたカレントミラー回路と、カレントミラー回路の入力に電源電圧を供給する電源回路と、変換回路からの電圧信号とカレントミラー回路の第2の出力における電流量とに基づいて、電源電圧を制御する電圧制御回路とを備えることを特徴としてもよい。この光受信器では、カレントミラー回路の第2の出力における電流量が第1の出力からAPDに供給される電流量に略等しくなることを利用して、第2の出力における電流量に基づいてAPDへの電源電圧を制御している。これによって、APDのアバランシェ増倍率をさらに良好に制御することができる。
また、光受信器は、制御手段が、PINフォトダイオードからの出力電流値を電圧信号に変換する変換回路と、入力、第1の出力、及び第2の出力を有し、第2の出力における電流量と第1の出力における電流量との比が所定の比になるよう構成され、第2の出力がアバランシェフォトダイオードに接続されたカレントミラー回路と、カレントミラー回路の入力に電源電圧を供給する電源回路と、カレントミラー回路の第1の出力における電流量を、変換回路からの電圧信号に基づいて制御する電流制御回路とを備えることを特徴としてもよい。この光受信器では、カレントミラー回路の第2の出力における電流量が第1の出力からAPDに供給される電流量に略等しくなることを利用して、第1の出力における電流量を制御することによって第2の出力からAPDに供給される電流量を制御している。
本発明の光受信器によれば、PIN−PDの出力電流に基づいてAPDのアバランシェ増倍率を適切に制御することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の光受信器の実施の形態を詳細に説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の光受信器の実施形態を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の光受信器1は、光モジュール3、制御部5、及び増幅器9を備えている。光モジュール3は、APD11、及びPIN−PD13を備えている。
光モジュール3において、PIN−PD13は、入射面13aに光受信器1の外部から光伝送媒体53を介して入射した信号光L1が入射する位置に配置されている。入射した信号光L1のうち一部(信号光L3とする)はPIN−PD13で出力電流I2へと変換される。信号光L1のうち一部(信号光L2とする)はPIN−PD13の反対面13zへ透過する。APD11は、入射面11aに信号光L2が入射する位置に配置されている。このとき、例えば信号光L1の光量のうちの90〜99%が透過して信号光L2となるようにするとよい。
APD11は、信号光L2を出力電流I1に変換するための素子である。APD11のカソード電極は制御部5に電気的に接続されており、APD11のアノード電極は増幅器9に電気的に接続されている。APD11は、カソード電極に制御部5から電源電圧P1を受けることによって作動し、入射面11aに信号光L2が入射すると出力電流I1を生成する。このとき、APD11内部では、信号光L2の入射によって発生した光電流がアバランシェ増倍作用により所定の増倍率で増倍されることにより、出力電流I1が生成される。APD11は、生成した出力電流I1をアノード電極から増幅器9へ提供する。増幅器9は、APD11からの出力電流I1を電圧信号に変換するとともに増幅することにより受信信号S1を生成し、該受信信号S1を光受信器1の外部へ提供する。
PIN−PD13は、信号光L1のうち一部の信号光L3を出力電流I2に変換し、一部の信号光L2を透過させる。信号光L2の光量は、信号光L1の光量の90〜99%である。PIN−PD13のカソード電極は図示しない所定の電源に電気的に接続されており、PIN−PD13のアノード電極は制御部5に電気的に接続されている。PIN−PD13は、入射面13aに信号光L3が入射すると出力電流I2を生成する。PIN−PD13は、生成した出力電流I2をアノード電極から制御部5へ提供する。
制御部5は、制御手段として用いることができる。制御部5は、APD11が所定のアバランシェ増倍率を維持するように、APD11への電源電圧P1をPIN−PD13からの出力電流値に基づいて制御する。制御部5は、PIN−PD13からの出力電流I2によって、信号光L3の光量を検出する。制御部5は、APD11が信号光L2の光量に応じて発生する光電流を所望の増倍率でアバランシェ増倍するように、信号光L3の光量に基づいてAPD11への電源電圧P1を生成する。制御部5は、例えばCPU等を搭載した演算装置や電気回路などによって構成されることができる。
ここで、制御部5の上記した機能について、さらに詳細に説明する。図2は、APD11の電源電圧に対する出力電流の特性を示すグラフである。なお、図2に示すグラフでは、APD11の入射面11aに入射する光の光量を一定としている。図2を参照すると、APD11に或る電圧Vよりも小さい電源電圧が印加されている場合には、APD11は入射光量に応じた光電流Iを発生する(この状態を、APD11におけるPINモードと称する)。また、APD11に電圧Vよりも大きな電源電圧が印加されている場合には、APD11においてアバランシェ増倍作用が生じ、APD11からの出力電流値は光電流Iに所定の増倍率を掛けた値となる。
アバランシェ増倍作用は、比較的高い逆バイアス電圧がAPD11に印加されることにより生じる。このとき、APD11は、pn接合のブレークダウン電圧付近で動作することとなるので、その動作特性はAPD11の温度に依存する。例えば、図2のグラフにおいて、曲線A、B、CはそれぞれAPD11の温度T、T、T(T<T<T)における動作特性を示している。このように、一定の光量下で且つAPD11への電源電圧が同じ値(例えばV)であっても、温度に応じてAPD11からの出力電流値がI、I、Iと変化することとなる。
図2に示したグラフにおいて、例えば所定の入射光量に対して出力電流I(=m・I、m:所望のアバランシェ増倍率)を得ようとすれば、APD11の特性の変動に応じて電源電圧値をV、V、Vなどのように変化させるとよい。従来、サーミスタ等を用いてAPDの温度を測定し、APDの温度に基づいて電源電圧を変化させる方法が主に用いられているが、APDの温度特性にも個体差があるため、この方法では所望のアバランシェ増倍率mを精度良く得ることが難しい。
これに対し、本実施形態の制御部5では、PIN−PD13からの出力電流I2に基づいてAPD11のアバランシェ増倍率を制御する。光受信器1に或る光量の光を入射させ、このときのAPD11のPINモードにおける出力電流I1の値及びPIN−PD13の出力電流I2の値をそれぞれIava2(A)及びIpin2(A)とする。制御部5は、APD11に信号光L2が入射したときのAPD11の出力電流I1の平均値が以下の式
m・Ipin1・(Iava2/Ipin2
(m:所望のアバランシェ増倍率、Ipin1:信号光L3に対するPIN−PD13からの出力電流I2の電流値(A))に近づくように、電源電圧P1を制御する。これにより、温度変化などの影響を受けることなくAPD11において所望のアバランシェ増倍率mが得られる。なお、出力電流I2の平均値とは、パルス化されている信号光L1(L2)に応じた出力電流I2における、複数のパルスにわたる充分な時間の時間平均値を意味する。出力電流I2の平均値は、例えば積分回路などによって生成されることができる。
次に、光モジュール3について詳細に説明する。図3は、本実施形態の光モジュール3を示す断面図である。光モジュール3は、いわゆる同軸型CANパッケージの構成を有しており、ステム41、キャップ43、レンズ45、APD11、PIN−PD13、サブマウント49a、マウント部50、及びリードピン47を備えている。スリーブ71はステム41上に搭載されている。スリーブ73はスリーブ71上に搭載され、スリーブ73はフェルール54を保持し、フェルール54は光伝送媒体53を保持している。光モジュール3は光伝送媒体53を介して外部から入射する信号光を受光する。光伝送媒体53、レンズ45、PIN−PD13、マウント部50に含まれるサブマウント50b、APD11、サブマウント49a、及びステム41は、所定の軸に沿って配置されている。PIN−PD13の入射面13a及びAPD11の入射面11aは当該所定の軸にほぼ垂直に交差している。光伝送媒体53からレンズ45の方向に信号光が出射される。レンズ45を通過した信号光L1は入射面13aにほぼ垂直に入射する。PIN−PD13を透過した信号光L2は入射面11aにほぼ垂直に入射する。
ステム41は、例えば直径5.6mmといった大きさの円盤状の部材である。ステム41は、複数のリードピン47を有し、リードピン47はステム41を貫通している。ステム41は例えばステンレス、銅、鉄等の金属材料から成る。
マウント部50はポール50aとサブマウント50bから構成される。ポール50aはステム41の主面41aに略垂直に伸びるように立設されている。ポール50aは例えばステンレス、銅、鉄等の金属材料から成る。サブマウント50bは一端をポール50aに支持され、その一端から主面41aに略平行に伸びている。サブマウント50bは、例えばアルミナ、ジルコニア等のセラミック材料からなる。サブマウント50b上にはPIN−PD13が搭載されている。PIN−PD13はサブマウント50bに搭載されている。サブマウント50bの中心部には開口50hが形成されている。PIN−PD13を透過した信号光L2は開口50hを通過することが可能である。
PIN−PD13のアノード電極13cはサブマウント50b上に設けられたパターン電極50cに導線W1で電気的に接続され、パターン電極50cは導線W2を介してリードピン47cと電気的に接続されている。PIN−PD13のカソード電極13bは、サブマウント部に埋め込まれたスルーホール電極50dと電気的に接続されている。スルーホール電極50dはポール50aと電気的に接続されており、ポール50aはステム41と電気的に接続されている。ステム41は図示しないリードピンと電気的に接続されている。上記のように接続されることによってPIN−PD13はリードピン47c及び上記の図示しないリードピンを介して光モジュール3の外部へ出力電流I2を提供する。リードピン47cは制御部5に電気的に接続され、上記の図示しないリードピンは所定の電源に電気的に接続されている。
サブマウント49aはステム41の主面41a上に設けられており、サブマウント49a上にAPD11が載置されている。APD11は主面41aとPIN−PD13との間に配置されることになる。APD11の入射面11aとPIN−PD13の反対面13zとの間には間隙が設けられている。APD11のアノード電極11cはリードピン47aと導線W3を介して電気的に接続されている。APD11のカソード電極11bはサブマウント49a上に設けられた電極49bと電気的に接続されている。電極49bは導線W4を介してリードピン47bと電気的に接続されている。上記のように接続されることによってAPD11はリードピン47a及びリードピン47bを介して光モジュール3の外部へ出力電流I1を提供する。リードピン47bは制御部5に電気的に接続され、リードピン47aは増幅器9(図1参照)に電気的に接続されている。APD11の入射面11aはPIN−PD13の反対面13zに開口50hを介して光学的に結合されている。
キャップ43は、上記したAPD11、PIN−PD13、及びマウント部50を覆うための部材である。キャップ43は、一端が塞がれた円筒形状をしており、例えばステンレス、鉄、鉄ニッケル合金、真鍮等の金属材料からなる。キャップ43は、その他端がステム41の主面41aに接するようにステム41に固定されている。キャップ43の一端には、PIN−PD13の入射面13aと光学的に結合されたレンズ45が設けられている。信号光L1は、レンズ45によって集光され、PIN−PD13の入射面11aへ入射する。
PIN−PD13の断面図を図4に示す。PIN−PD13は基板13s、バッファ層13u、受光層13vを有している。基板13sは例えば厚さ100〜300マイクロメートルのn+−InPからなる。バッファ層13uは例えば厚さ1〜2マイクロメートルのn−InPからなる。受光層13vは例えばn−InGaAsからなる。PIN−PD13の透過率は、受光層13vの厚さに依存するので、受光層13vの厚さを調製することによってPIN−PD13の透過率を所望の値に設定することができる。
受光層13vがn−InGaAsからなる場合を例に、受光層13vの厚さdの設定について説明する。n−InGaAsの吸収係数をαとすれば、PIN−PD13の透過率Tと厚さdとの関係は式(1)で表される。
d=−lnT/α …(1)
ここでn−InGaAsの吸収係数αはα=1.3・10cm−1であるので、
d(マイクロメートル)=−lnT/1.3 …(2)
である。例えばPIN−PD13の透過率Tを90%に設定したい場合には、式(2)より、dが0.081マイクロメートルになるように調製すればよい。また、PIN−PD13の透過率Tを99%に設定したい場合には、式(2)より、dが0.0077マイクロメートルになるように調製すればよい。
次に、制御部5について詳細に説明する。図5は、制御部5の内部回路を示す回路図である。制御部5は、DC−DCコンバータ7と、変換回路17と、カレントミラー回路21と、電圧制御回路19とを備えている。DC−DCコンバータ7は、電源回路として使用される。DC−DCコンバータ7は入力7a及び7b、並びに出力7cを有している。入力7aは、所定電圧(例えば3.3V)の電源端に電気的に接続されている。出力7cは、カレントミラー回路21に電気的に接続されている。入力7bは電圧制御回路19に電気的に接続されており、DC−DCコンバータ7は制御信号S3(後述)を電圧制御回路19から受ける。DC−DCコンバータ7は、電源端からの電源電圧を制御信号S3に基づいて変圧し、電源電圧P1を生成する。そして、DC−DCコンバータ7は、出力7cからカレントミラー回路21へ電源電圧P1を供給する。
カレントミラー回路21は、抵抗素子211及び213、並びにpnp型のトランジスタ215及び217を含んでいる。また、カレントミラー回路21は、入力21a、出力21b(第2の出力)及び出力21c(第1の出力)を有している。そして、カレントミラー回路21は、出力21bにおける電流量が出力21cにおける電流量と所定の電流比になるように構成されている。本実施形態での電流比は1である。トランジスタ215のエミッタ端子は、抵抗素子211を介して入力21aに電気的に接続されている。トランジスタ217のエミッタ端子は、抵抗素子213を介して入力21aに電気的に接続されている。カレントミラー回路21の入力21aは、DC−DCコンバータ7の出力7cに電気的に接続されており、DC−DCコンバータ7から電源電圧P1が供給される。トランジスタ215のベース端子とトランジスタ217のベース端子とは、ノード219を介して互いに電気的に接続されている。ノード219は、トランジスタ217のコレクタ端子に電気的に接続されている。トランジスタ215のコレクタ端子は、カレントミラー回路21の出力21bに電気的に接続されている。トランジスタ217のコレクタ端子は、カレントミラー回路21の出力21cを介してAPD11のカソード電極11bに電気的に接続されている。なお、APD11のアノード電極11cは、前述したように増幅器9に電気的に接続されている。
変換回路17は、バッファアンプ171及び抵抗素子173を含んでいる。また、変換回路17は、入力17a、出力17b及び17cを有している。抵抗素子173の一端は、ノード175及び入力17aを介してPIN−PD13のアノード電極13cに電気的に接続されている。なお、PIN−PD13のカソード電極13bは、所定の電源端(例えば3.3V)に電気的に接続されている。抵抗素子173の他端は、基準電位線に電気的に接続されている。バッファアンプ171の+側入力端子はノード175に電気的に接続されており、バッファアンプ171の−側入力端子はバッファアンプ171の出力端子に電気的に接続されている。バッファアンプ171の出力端子は、出力17cを介してモニタ用端子に電気的に接続されるとともに、出力17bを介して抵抗素子25の一端に電気的に接続されている。抵抗素子25の他端は、ノード27及びダイオード23を介して基準電位線に電気的に接続されている。
電圧制御回路19は、OPアンプ191、抵抗素子193及び195を含んでいる。また、電圧制御回路19は、入力19a及び19c、並びに出力19bを有している。OPアンプ191の−側入力端子は、入力19aを介してノード27に電気的に接続されているとともに、抵抗素子195を介してOPアンプ191の出力端子に電気的に接続されている。OPアンプ191の出力端子は、電圧制御回路19の出力19bを介してDC−DCコンバータ7の入力7bに電気的に接続されている。OPアンプ191の+側入力端子は、ノード197に電気的に接続されている。ノード197は、抵抗素子193を介して基準電位線に電気的に接続されるとともに、電圧制御回路19の入力19cを介してカレントミラー回路21の出力21bに電気的に接続されている。
続いて、光受信器1の動作について説明する。再び図3を参照すると、レンズ45で集光された信号光L1が、PIN−PD13の入射面13aに入射する。信号光L1の一部(信号光L3とする)は、PIN−PD13で出力電流I2へ変換される。また、信号光L1の他の一部(信号光L2とする)は、PIN−PD13を反対面13zへ透過する。透過した信号光L2は、APD11の入射面11aに入射する。入射した信号光L2はAPD11で出力電流I1へ変換される。このように、入力された信号光L1は、PIN−PD13に入射し検出される信号光L3とAPD11に入射し検出される信号光L2とに分離される。
再び図5を参照すると、PIN−PD13のカソード電極13bとアノード電極13cとの間には3.3Vの逆バイアス電圧が印加されており、PIN−PD13に信号光L3が入射することによって該信号光L3の光量に応じた出力電流I2が流れる。出力電流I2は、変換回路17に入力され、ノード175及び抵抗素子173を通って基準電位線に達する。このとき、抵抗素子173に電流I2が流れることよってノード175の電位及びバッファアンプ171の+側入力端子の電位がV1となる。そして、バッファアンプ175の出力端子から信号光L3の光量に応じた電圧信号S2が出力される。
変換回路17から出力された電圧信号S2は、変換回路17の出力17bから出力され、抵抗素子25及びノード27を介して電圧制御回路19に入力される。なお、この回路においては、PIN−PD13に過大な光量の光が入力されて電圧信号S2の電圧値が規定値を超えると、ダイオード23が作動してOPアンプ191に過大な電流が流れない。
一方、APD11のカソード電極11bとアノード電極11cとの間には、DC−DCコンバータ7からカレントミラー回路21を介して電源電圧P1が逆バイアス電圧として印加されている。そして、APD11に信号光L2が入射すると、APD11において該信号光L2の光量に応じた出力電流I1が流れる。出力電流I1は、増幅器9によって電圧信号に変換されて受信信号S1となり、該受信信号S1が光受信器1の外部へ提供される。このとき、カレントミラー回路21の作用により、抵抗素子211及びトランジスタ215を流れる電流I3の電流量は、抵抗素子213及びトランジスタ217を流れる電流I1の電流量とほぼ等しくなる。電流I3は、カレントミラー回路21の出力21bから出力され、電圧制御回路19の入力19c、ノード197、及び抵抗素子193を順に通って基準電位線へ流れる。電圧制御回路19の抵抗素子193に電流I3が流れることよってノード197の電位及びOPアンプ191の+側入力端子の電位がV2となる。
また、電圧制御回路19へ入力された電圧信号S2は、OPアンプ191の−側端子に入力される。そして、OPアンプ191の出力端子は抵抗素子195を介して負帰還されているので、電圧信号S2と電位V2との差が所定倍率で増幅され、制御信号S3が生成される。すなわち、制御信号S3の値は、APD11の出力電流I1の電流値と、PIN−PD13の出力電流I2の電流値とが所定の比率から乖離したときに大きくなる。DC−DCコンバータ7は、電圧制御回路19から制御信号S3を受けると、この制御信号S3の値が所定値に近づくように電源電圧P1の電圧値を調整する。
以上に説明した動作によって、APD11への電源電圧P1が制御され、APD11は所望のアバランシェ増倍率mを維持することができる。なお、本実施形態においては、或る光量の光が入射したときのAPD11のPINモードにおける出力電流I1の電流値(=Iava2)及びPIN−PD13の出力電流I2の電流値(=Ipin2)をまず測定し、それらの比と所望のアバランシェ増倍率mとの積m(Iava2/Ipin2)に基づいて、抵抗素子193の抵抗値を定めるとよい。また、アバランシェ増倍率mを変更する場合は、抵抗素子193の抵抗値を変更するとよい。抵抗素子193をデジタルポテンショメータとすれば、外部信号によってアバランシェ増倍率mを変化させることが可能になる。以下に、図5に示した回路図における数値例を記しておく。
出力電流I1:10μA(信号光L2の光量:0.95μW)
出力電流I2:50nA(信号光L3の光量:0.05μW)
電流I3:10μA
抵抗素子173:100kΩ
抵抗素子193:500kΩ
抵抗素子195:OPアンプ191に関する閉ループが発振しない程度に大きいことが好ましい
抵抗素子211:1kΩ
抵抗素子213:1kΩ
電源電圧P1:50V
電位V1:5mV
電位V2:5mV
あるいは、抵抗素子211、抵抗素子213、及び電流I3については、以下の数値とすることもできる。この場合、DC−DCコンバータ7の消費電力を上記数値の場合と比べて11/20に低減することができる。
電流I3:1μA
抵抗素子211:10kΩ
抵抗素子213:1kΩ
抵抗素子193:5MΩ
上記光受信器1は、以下の効果を有する。すなわち、光受信器1では、PIN−PD13が受けた信号光L1の一部である信号光L2を透過させ、透過させた信号光L2をAPD11に入射させる。このようにして、信号光L3をPIN−PD13で検出させ、信号光L2をAPD11で検出させている。従って、PIN−PD13で検出する信号光L3とAPD11で検出する信号光L2との光量比が光受信器に入射する信号光の偏波状態等に影響を受けることなく、一定の光量比でPIN−PD13及びAPD11へ信号光を入射させることが可能となる。従って、本実施形態の光受信器1によれば、PIN−PD13の出力電流I2に基づいてAPD11のアバランシェ増倍率を適切に制御することが可能となる。
また、上記光受信器1では、APD11が所定のアバランシェ増倍率mを維持するように、APD11への電源電圧P1をPIN−PD13からの出力電流I2の電流値に基づいて制御する制御部5を備えている。光受信器1はこのような制御部5を備えることが好ましく、これによって、APD11のアバランシェ増倍率mを適切に制御することができる。
また、上記した光モジュール3において、図6に示すようにPIN−PD13の反対面13zにモノリシックレンズ13tを設けてもよい。このようにすれば、PIN−PD13を透過する信号光L2はモノリシックレンズ13tによって集光されAPD11へ効率よく入射する。また、図7に示すように、PIN−PD13の入射面13aにモノリシックレンズ13tを設けてもよい。この場合は、PIN−PD13は反対面13z側にpn接合13jが設けられた裏面入射型のフォトダイオードとするのが好ましい。
このようにすれば、PIN−PD13に入射する信号光L1をモノリシックレンズ13tによって集光することができるので、レンズ45を省略することが可能となる。また、PIN−PD13を構成する材料は通常のガラスに比べて屈折率が高い。例えば、通常のガラスの屈折率が1.2〜2.0であるのに対してInPの屈折率は3.5である。このため、モノリシックレンズ13tを用いれば大きな屈折角が得られ、短い距離でAPD11に集光が可能であるので、PIN−PD13とAPD11とを近接して設けることができ、光モジュールの小型化が可能となる。
(第1の変形例)
上記した実施形態の光受信器1の第1変形例について説明する。本変形例と上記実施形態との相違点は、APD11及びPIN−PD13の配置にある。図8は、光モジュール3aの一部であるAPD11及びPIN−PD13を示す断面図である。本変形例の光モジュール3aは、APD11、PIN−PD13、サブマウント49aが所定の軸に沿って配置されている。PIN−PD13は電極55を有している。APD11及びPIN−PD13は電極55を挟んで近接して配置されている。
電極55は、PIN−PD13の反対面13zに形成されたカソード電極13bとAPD11の入射面11aに形成された拡散層11pとの双方に電気的に接続されている。電極55は、PIN−PD13のカソード電極として機能し、APD11のアノード電極としても機能する。電極55は導線W23を介してリードピン47aに電気的に接続されている。PIN−PD13のアノード電極13cは導線W21を介してリードピン47cに電気的に接続されている。APD11のカソード電極11bはサブマウント49a上に形成された電極49bに電気的に接続されている。電極49bは導線W24を介してリードピン47bに電気的に接続されている。電極55の中心部には開口55hが形成されている。PIN―PD13を通過した光は、開口55hを介してAPD11の入射面11aに入射する。
図9を参照し、APD11のアバランシェ増倍率の制御について説明する。図9は制御部5A、PIN−PD13、APD11の接続を模式的に示す回路図である。制御部5Aとしては、例えばCPU等を搭載した演算装置が用いられる。電極55は、PIN−PD13のカソード電極として機能し、APD11のアノード電極としても機能する。電極55とアノード電極13cとの間には電源装置174によって例えば3.3Vの逆バイアス電圧が印加されている。カソード電極11bと電極55との間にはDC/DCコンバータ7によって逆バイアス電圧P1が印加されている。制御部5Aは制御信号S4をDC/DCコンバータ7へ送信する。DC/DCコンバータ7は制御信号S4に応じてカソード電極11bと電極55との間へ印加するバイアス電圧を調整する。
光モジュール3aに信号光L1が入射すると、PIN−PD13には信号光L3に対応して電流I2が流れ、APD11には信号光L2に対応して電流I1が流れる。このとき、制御部5Aにはアノード電極13cと抵抗素子173との間の点の電位V2に対応する電気信号、及びカソード電極11bと抵抗素子193との間の点の電位V1に対応する電気信号が入力される。制御部5Aは入力された電気信号に対応する電位V1、V2に基づいてI1とI2との電流比を算出する。そして、制御部5Aは算出したI1とI2との電流比が下式(1)を満たすように電圧P1を制御すればよい。
I1=m・I2・(Iava2/Ipin2) …(1)
上記のような制御を行うことによりAPD11のアバランシェ増倍率を制御することができる。
光受信器1は、図3に示した光モジュール3に代えて本変形例による光モジュール3aを備え、制御部5に代えて制御部5Aを備えることによっても、上記した実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
(第2の変形例)
上記光受信器1の第2変形例について説明する。図10は、上記光受信器1の第1変形例として、光モジュール3bを示す断面図、図11はその平面図である。光モジュール3bは、基板52、光伝送媒体53、APD11及びPIN−PD13、電極55を備えている。また、本変形例の光受信器1は第1の変形例と同様の制御部5Aを備えている。
例えばシリコンベンチといった基板52は、主面52aに形成された溝52bを有している。溝52b内に例えば光ファイバといった光伝送媒体53が配置されている。溝52bの端部には反射面52cが形成されている。光伝送媒体53は端面53aから反射面52bの方向へ信号光L0を出射する。反射面52cは、信号光L0を反射する。反射面52cは主面52aに対して傾けて設けられており、信号光L0をPIN−PD13の方向に反射する。反射面52cは例えば溝52bの端部にAuメッキすることによって形成される。
PIN−PD13は、裏面入射型のフォトダイオードである。PIN−PD13は基板52上に入射面13aを接するように設置されている。PIN−PD13は、入射面13aが反射面52cに対向するように位置合わせされており、入射面13aは反射面52cからの信号光L1を受けることができる。PIN−PD13の入射面13aの反対面13z側にはpn接合13jが形成されている。PIN−PD13は、入射面13aから入射した信号光L1の一部(信号光L3とする)を出力電流I2へ変換する。信号光L1のうち信号光L3以外の一部(信号光L2とする)は反対面13zへ透過する。信号光L2は、後述する電極55に形成された開口55hを通過してAPD11の入射面11aに入射する。
APD11は、裏面入射型のフォトダイオードである。APD11の入射面11aの反対面11z側にpn接合11jが形成されている。APD11は、入射面11aから入射した信号光L2を出力電流I1へ変換する。
電極55は、PIN−PD13の反対面13zに形成された拡散層13p及びAPD11の入射面11aに形成されたカソード電極11bの双方に接触している。電極55はPIN−PD13のアノード電極として機能し、また、APD11のカソード電極としても機能する。電極55は導線W43を介して電極56aに電気的に接続されている。APD11のアノード電極11cは導線W41を介して電極56cに電気的に接続されている。PIN−PD13のカソード電極13bは基板52の主面52a上に設けられたパターン電極52eに接触しており、パターン電極52eは導線W44を介して電極56bに電気的に接続されている。電極55の中心部には開口55hが形成されている。PIN―PD13の反対面13zとAPD11の入射面11aは、開口55hを介して光学的に結合されている。
上記のように接続されることによってPIN−PD13は電極56a及び電極56bを介して光モジュール3の外部へ出力電流I2を提供する。電極56a及び電極56bは制御部5A及び所定の電源に電気的に接続されている。電極56cは増幅器9(図1参照)に電気的に接続されている。本変形例の光受信器1は第1の変形例と同様の制御部5Aを備えており、第1の変形例と同様にAPD11のアバランシェ増倍率を制御することができる。
光受信器1は、図3に示した光モジュール3に代えて、本変形例による光モジュール3bを備えることによっても、上記した実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。また、本変形例では、PIN―PD13の入射面13aが反射面52cに対向するように設置され、反射面52cからの光を受ける。よって、信号光を入力するための反射面52cを主面52aに設けることができ、光モジュール3bの小型化が可能になる。また、反射面52cは主面52aに形成されているので、入射面13aに近接させることが可能である。よって、PIN―PD13への信号光L1を集光する必要がなく、信号光L1を直接入射面13aに入射させることができる。また、本変形例ではAPD11及びPIN―PD13を裏面入射型のフォトダイオードとしているので、実装の際には表面実装技術を用いることができる。
(第3の変形例)
図12は、上記光受信器1の第3変形例として、制御部6の内部回路を示す回路図である。本変形例による制御部6は、以下の点を除き、上記した実施形態の制御部5と同様の構成を備えている。すなわち、本変形例による制御部6は、上記した実施形態の電圧制御回路19及びDC−DCコンバータ7に代えて、電流制御回路18及びDC−DCコンバータ51を備えている。また、本変形例による制御部6では、上記した実施形態と異なり、カレントミラー回路21の出力21b(第2の出力)がAPD11のカソード電極11bに電気的に接続されており、カレントミラー回路21の出力21c(第1の出力)が電流制御回路18に電気的に接続されている。
電流制御回路18は、OPアンプ181、抵抗素子183及び185、並びにnpn型のトランジスタ189を含んでいる。また、電流制御回路18は、入力18a及び18bを有している。OPアンプ181の−側入力端子は、入力18aを介してノード27に電気的に接続されているとともに、抵抗素子185を介してノード187に電気的に接続されている。OPアンプ181の+側入力端子は、基準電位線に電気的に接続されている。OPアンプ181の出力端子は、トランジスタ189のベース端子に電気的に接続されている。トランジスタ189のコレクタ端子は、入力18bを介してカレントミラー回路21の出力21cに電気的に接続されている。トランジスタ189のエミッタ端子は、ノード187及び抵抗素子183を介して基準電位線に電気的に接続されている。
また、DC−DCコンバータ51は、本変形例における電源回路であり、入力51a及び出力51bを有している。入力51aは、所定電圧(例えば3.3V)の電源端に電気的に接続されている。出力51bは、カレントミラー回路21の入力21aに電気的に接続されている。DC−DCコンバータ51は、上記した実施形態のDC−DCコンバータ7とは異なり、電源端からの電源電圧を予め定められた電源電圧P1(例えば80V)に変換する。そして、DC−DCコンバータ51は、出力51bからカレントミラー回路21へ電源電圧P1を供給する。
続いて、本変形例の動作について説明する。なお、上記した実施形態による光受信器1の動作と重複する動作については、説明を省略する。
PIN−PD13に信号光L3が入射した後、変換回路17において電圧信号S2が生成され、電流制御回路18へ入力される。電圧信号S2は、OPアンプ181の−側端子に入力される。そして、OPアンプ181において制御信号S4が生成される。制御信号S4はトランジスタ189のベース端子に入力され、トランジスタ189のコレクタ−エミッタ間に制御信号S4に応じた電流I3が流れる。電流I3が抵抗素子183を流れると、ノード187に電位V3が生じ、この電位V3が抵抗素子185を介してOPアンプ181の−側入力端子に負帰還される。従って、制御信号S4の電圧は電圧信号S2の電圧を所定倍した大きさとなり、制御信号S4の大きさに従って電流I3の電流量が決定される。
一方、APD11のカソード電極11bとアノード電極11cとの間には、DC−DCコンバータ51からカレントミラー回路21を介して電源電圧P1が逆バイアス電圧として印加されている。そして、APD11に信号光L2が入射すると、APD11に出力電流I1が流れる。このとき、カレントミラー回路21の作用により、抵抗素子211及びトランジスタ215を流れる電流I1の電流量は、抵抗素子213及びトランジスタ217を流れる電流I3の電流量とほぼ等しくなる。すなわち、電流I3の電流量は前述したように電流制御回路18によって制御されているので、この電流I3とほぼ同じ電流量の出力電流I1がAPD11に流れることとなる。出力電流I1は、増幅器9によって電圧信号に変換されて受信信号S1となり、該受信信号S1が光受信器1の外部へ提供される。
以上に説明した動作によって、APD11の出力電流I1が制御され、APD11は所望のアバランシェ増倍率mを維持することができる。なお、本変形例においても上記した実施形態と同様に、或る光量の光が入射したときのAPD11のPINモードにおける出力電流I1の電流値(=Iava2)及びPIN−PD13の出力電流I2の電流値(=Ipin2)をまず測定し、それらの比と所望のアバランシェ増倍率mとの積m(Iava2/Ipin2)に基づいて、抵抗素子183の抵抗値を定めるとよい。
本変形例では、制御部6が、APD11が所定のアバランシェ増倍率mを維持するように、APD11を流れる出力電流I1をPIN−PD13からの出力電流I2の電流値に基づいて制御している。光受信器1は制御部5に代えて上記制御部6を備えることによっても、APD11のアバランシェ増倍率を良好に制御することができる。
本発明の光受信器は、上記した実施形態及び変形例に限られるものではなく、他にも様々な変形が可能である。例えば、上記した実施形態及び各変形例では、APDへの信号光の光量とPIN−PDへの信号光の光量との比が9:1〜99:1となるようにPIN−PDの透過率を設定しているが、これらの光量の比を他の所望の比率とすることも可能である。また、上記した実施形態では制御部がAPDへの電源電圧を制御し、第3変形例では制御部がAPDを流れる電流量を制御しているが、制御手段は電源電圧及び電流の双方を同時に制御してもよい。
光受信器の実施形態を示すブロック図である。 APDの電源電圧に対する出力電流の特性を示すグラフである。 受光モジュールを示す断面図である。 PIN−PDの断面図である。 制御部の内部回路を示す回路図である。 光モジュールの変形例を示す断面図である。 光モジュールの変形例を示す断面図である。 光受モジュールの変形例を示す断面図である。 変形例の光受信器の接続を模式的に示す回路図である。 光モジュールの変形例を示す断面図である。 光モジュールの変形例を示す平面図である。 変形例の、制御部の内部回路を示す回路図である。 従来の光受信器を示す図である。
符号の説明
1…光受信器、3、3a、3b…光モジュール、5、5A、6…制御部、7…DC/DCコンバータ、11c…アノード電極、11…アバランシェフォトダイオード、11b…カソード電極、11a…入射面、11z…反対面、11p…拡散層、13c…アノード電極、13b…カソード電極、13u…バッファ層、13…アバランシェフォトダイオード、13a…入射面、13z…反対面、17…変換回路、18…電流制御回路、19…電圧制御回路、21…カレントミラー回路、41…ステム、41a…主面、43…キャップ、45…レンズ、49a…サブマウント、50b…サブマウント、50d…スルーホール電極、50c…パターン電極、50a…ポール、50…マウント部、50h…開口、52…基板、52a…主面、52b…溝、53…光伝送媒体、55h…開口、55…電極。

Claims (8)

  1. 信号光を受ける入射面を有し、前記信号光の一部を前記入射面の反対面へ透過させるPINフォトダイオードと、
    前記PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有するアバランシェフォトダイオードと、
    主面を有するステムと、
    前記ステムの前記主面上に設けられ、前記PINフォトダイオードを搭載したマウント部と、
    前記アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段と
    を備え、
    前記PINフォトダイオードは、前記アバランシェフォトダイオードへの電源を制御するための出力電流を生成し、
    前記アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率は、前記PINフォトダイオードからの前記出力電流の値に基づいて前記制御手段によって制御され、
    前記アバランシェフォトダイオードは、前記PINフォトダイオードと前記ステムの前記主面との間に配置され、前記マウント部に設けられた開口を介して前記PINフォトダイオードを透過した光を受け、
    前記アバランシェフォトダイオード及び前記PINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、前記アバランシェフォトダイオードの前記入射面及び前記PINフォトダイオードの前記入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している、ことを特徴とする光受信器。
  2. 信号光を受ける入射面を有し、前記信号光の一部を前記入射面の反対面へ透過させるPINフォトダイオードと、
    前記PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有するアバランシェフォトダイオードと、
    前記アバランシェフォトダイオードを搭載するステム
    前記アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段と
    を備え、
    前記PINフォトダイオードは、前記アバランシェフォトダイオードへの電源を制御するための出力電流を生成し、
    前記アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率は、前記PINフォトダイオードからの前記出力電流の値に基づいて前記制御手段によって制御され、
    前記PINフォトダイオードは前記アバランシェフォトダイオードに搭載され
    前記アバランシェフォトダイオードは、前記PINフォトダイオードと前記ステムの前記主面との間に配置され、前記マウント部に設けられた開口を介して前記PINフォトダイオードを透過した光を受け、
    前記アバランシェフォトダイオード及び前記PINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、前記アバランシェフォトダイオードの前記入射面及び前記PINフォトダイオードの前記入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している、ことを特徴とする光受信器。
  3. 主面と、前記主面に設けられた溝と、前記溝の一端に設けられた反射面とを有する基板と、
    前記溝内に設けられた光伝送媒体と、
    前記主面上に設けられたPINフォトダイオードと、
    前記PINフォトダイオードに搭載されたアバランシェフォトダイオードと、
    前記アバランシェフォトダイオードを所定のアバランシェ増倍率に維持するための制御手段と
    を備え、
    前記PINフォトダイオードは、前記アバランシェフォトダイオードへの電源を制御するための出力電流を生成し、
    前記アバランシェフォトダイオードのアバランシェ増倍率は、前記PINフォトダイオードからの前記出力電流の値に基づいて前記制御手段によって制御され、
    前記PINフォトダイオードは、前記反射面を介して前記光伝送媒体からの信号光を受ける入射面を有し、前記入射面に受けた信号光を前記入射面の反対面へ透過させ、
    前記アバランシェフォトダイオードは、前記PINフォトダイオードを透過した光を受ける入射面を有し、
    前記アバランシェフォトダイオード及び前記PINフォトダイオードは、所定の軸に沿って配置されており、前記アバランシェフォトダイオードの前記入射面及び前記PINフォトダイオードの前記入射面は当該所定の軸にほぼ垂直に交差している、ことを特徴とする光受信器。
  4. 前記制御手段は、前記アバランシェフォトダイオードへの電源電圧及び前記アバランシェフォトダイオードを流れる電流のうち少なくとも一方を前記PINフォトダイオードからの前記出力電流の値に基づいて制御することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の光受信器。
  5. 或る光量の光が入射したときのアバランシェフォトダイオードのPINモードにおける出力電流値及びそのときのPINフォトダイオードの出力電流値をそれぞれIava2及びIpin2として、前記信号光が入射したときの前記アバランシェフォトダイオードの平均出力電流値が以下の値m・Ipin1・(Iava2/Ipin2)
    (m:所望のアバランシェ増倍率、Ipin1:PINフォトダイオードからの出力電流値)に近づくように、前記制御手段が、前記アバランシェフォトダイオードへの電源電圧及び前記アバランシェフォトダイオードを流れる電流のうち少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項に記載の光受信器。
  6. 前記制御手段が、
    前記PINフォトダイオードからの出力電流値を電圧信号に変換する変換回路と、
    入力、第1の出力、及び第2の出力を有し、前記第2の出力における電流量と前記第1の出力における電流量との比が所定の比になるよう構成され、前記第1の出力が前記アバランシェフォトダイオードに接続されたカレントミラー回路と、
    前記カレントミラー回路の前記入力に前記電源電圧を供給する電源回路と、
    前記変換回路からの前記電圧信号と前記カレントミラー回路の前記第2の出力における電流量とに基づいて、前記電源電圧を制御する電圧制御回路と
    を備えることを特徴とする請求項またはに記載の光受信器。
  7. 前記制御手段が、
    前記PINフォトダイオードからの出力電流値を電圧信号に変換する変換回路と、
    入力、第1の出力、及び第2の出力を有し、前記第2の出力における電流量と前記第1の出力における電流量との比が所定の比になるよう構成され、前記第2の出力が前記アバランシェフォトダイオードに接続されたカレントミラー回路と、
    前記カレントミラー回路の前記入力に前記電源電圧を供給する電源回路と、
    前記カレントミラー回路の前記第1の出力における電流量を、前記変換回路からの前記電圧信号に基づいて制御する電流制御回路と
    を備えることを特徴とする請求項またはに記載の光受信器。
  8. 前記PINフォトダイオードに入射した光量の90%〜99%が透過する、ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の光受信器。
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