JPH0687481B2 - アイソレ−シヨンの製造方法 - Google Patents

アイソレ−シヨンの製造方法

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JPH0687481B2
JPH0687481B2 JP27684086A JP27684086A JPH0687481B2 JP H0687481 B2 JPH0687481 B2 JP H0687481B2 JP 27684086 A JP27684086 A JP 27684086A JP 27684086 A JP27684086 A JP 27684086A JP H0687481 B2 JPH0687481 B2 JP H0687481B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体集積回路において複数の半導体素子の相
互間を電気的に分離するためなどに設けられるアイソレ
ーシヨンの製造方法に関する。
(従来例) 従来のアイソレーシヨンの製造を第10図に基づいて説明
する。同図はCCD(電荷転送デバイス)におけるアイソ
レーシヨンの構造を示し、斜線で示した櫛形状の部分1
がアイソレーシヨン領域であり、半導体基板の表面から
内部に向けて高濃度の不純物を拡散などすることにより
形成される。半導体基板の上面には、ゲート酸化膜(図
示せず)を介して複数の転送電極2が形成され、アイソ
レーシヨン領域1を除く転送電極2の下に電荷転送チヤ
ネル3が形成されている。そして、夫々の転送電極2に
転送駆動信号φV1〜φV4を印加することにより信号電荷
を転送し、又、相互に隣接する転送チヤネル3の間はア
イソレーシヨン領域1で電気的に分離されているので、
常に信号電荷は所定の転送チヤネル3を移動するように
なつている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような構造のアイソレーシヨンにあつ
ては、フオトリングフライ(Photolithography)によつ
て形成されるため、最小幅l(第10図参照)は通常の製
造工程では1〜2μm、高密度の製造工程でも0.8μm
程度が限界であり、更なる高密度の半導体集積回路の開
発を困難にしていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点に鑑みて成されたものであ
り、極めて幅の狭いアイソレーシヨンを形成することの
できる製造方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、半導体基板の上面
に特定の層を積層し、該層の側端部に形成した酸化膜を
用いて、該酸化膜の厚さと同程度の幅の溝部を半導体基
板内に形成し、該溝部の表面を酸化処理することにアイ
ソレーシヨンを形成するようにしたことを技術的要点と
する。
(実施例) 以下、本発明によるアイソレーシヨンの製造方法の一実
施例を図面とともに説明する。第1図ないし第9図は一
連の製造工程を順番に示す要部縦断面図である。
これらの図面に基づいて製造方法及び構造を説明する
と、例えば、P-形の半導体基板(サブストレート)4の
表面にシリコン酸化膜(SiO2)5及び窒化膜(Si3N4
6を積層し、更に上面に適宜の形状のポリシリコン層7
を堆積させる。例えばCCDを形成する場合には、形成さ
れるべき転送チヤネルの形状に合わせて長さ及び幅Wを
設計する。
第2の製造工程においては、第2図に示すように、気相
成長(CVD)等によりポリシリコン層7の表面にポリ酸
化膜8を堆積させる。ここで、一例として、シリコン酸
化膜5の厚さを250Å、窒化膜6の厚さを1500Å、ポリ
シリコン層7の厚さを5000Å、そしてポリ酸化膜8の厚
さを0.2μm程度に形成する。
次に、第3図に示す第3の製造工程において、ポリ酸化
膜8のポリシリコン層7と同程度の幅Wの範囲をエツチ
ングにより除去し、ポリシリコン層7の上端面を露出さ
せる。
第4の製造工程では、ポリシリコン層7をエツチングに
より除去することにより、第4図に示すように窒化膜6
の表面を露出させると共に、ポリ酸化膜8を残す。
第5の製造工程では、窒化膜6をエツチングした後、更
にシリコン酸化膜5をエツチングする。即ち、これらの
エツチングを行なうと、第4図で残されているポリ酸化
膜8の下に位置する窒化膜6とシリコン酸化膜5の部分
が残されるので、第5図に示すように、その残された窒
化膜6とシリコン酸化膜5の部分を除いて半導体基板4
の表面が露出される。
次に、第6図に示すように、第6の製造工程では、熱酸
化例えばウエツト酸化により、半導体基板4の表面部分
に約6000Å程度の二酸化シリコン(SiO2)の絶縁層9を
形成する。ここで、窒化膜6及びシリコン酸化膜5で覆
われた部分には絶縁層9は形成されない。
次の第7の製造工程では、残されていた窒化膜6をエツ
チングにより除去し、次にシリコン酸化膜5をエツチン
グにより除去する。このシリコン酸化膜5のエツチング
の際に絶縁層9の上面が約250Å程度除去され、第7図
に示すように半導体基板4の一部分が露出される。これ
らの露出部分の幅Δwは第6図で示した窒化膜5の幅に
ほぼ等しくなる。
第8図に示す第8の工程では、異方性エツチングによ
り、該露出部分を介して半導体基板4の内部に溝部10を
形成する。尚、夫々の溝部10の幅は露出部分の幅Δwと
ほぼ等しくなる。次に、溝部10の底端部にボロンをイオ
ン注入しP+の領域11を形成する。そして、絶縁層9をエ
ツチングにより除去し、半導体基板4の表面を露出させ
る。
次に、第9の製造工程においては、イオン注入技術によ
り半導体基板4の表面部にn-領域12を形成し、更に、上
面に酸化膜(SiO2)13を形成した後、ポリシリコン層14
を堆積させる。これにより、n-領域12を転送チヤネゾ、
酸化膜13をゲート酸化膜、ポリシリコン層14を転送電極
とするCCDが形成される。そして、溝部10に形成された
酸化膜13及びP+領域11により各転送チヤネル間は電気的
に絶縁される。
このように、溝部10にて形成されるアイソレーシヨン領
域の幅は、第8図に示すように、夫々Δwに等しくな
り、従来に較べて極めて狭くすることができるので高集
積度化が可能である。
尚、この実施例ではCCDの製造を一例として示したが、
他の半導体集積回路にも適用することができ、同様に高
集積化を可能にする。又、溝部10の底端部にP+領域11を
形成して絶縁効果を高めるようにしているが、この領域
11の形成は適宜に省略しても良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のアイソレーシヨンの製造方
法によれば、半導体基板の上面に特定の層を積層し、該
層の側端部に形成した酸化膜を用いて、該酸化膜の厚さ
と同程度の幅の溝部を半導体基板内に形成し、該溝部の
表面を酸化処理することによりアイソレーシヨンを形成
するようにしたので、極めて幅の狭いアイソレーシヨン
を形成することができ、又溝部により極めて優れた絶縁
効果を得ることができ、更に高集積度の半導体集積回路
の製造を可能にする効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明によるアイソレーシヨンの
製造方法の一実施例を示すための製造工程を順に示す要
部縦断面図、第10図は従来のアイソレーシヨンの構造を
CCDの場合について示す概略平面図である。 4…半導体基板、5…シリコン酸化膜、6…窒化膜、7
…ポリシリコン層、8…ポリ酸化膜、9…絶縁層、10…
溝部、11…P+領域、12…n-領域、13…酸化膜、14…ポリ
シリコン層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の上面にシリコン酸化膜及び窒
    化膜を順に積層し、該窒化膜の上面に適宜の形状のポリ
    シリコン層を形成する第1の工程と、 該ポリシリコン層の表面に酸化膜を形成する第2の工程
    と、 該酸化膜の上端部をエツチングにて除去し、該ポリシリ
    コン層の上面部を露出させる第3の工程と、 該ポリシリコン層をエツチングにより除去する第4の工
    程と、 異方性エツチングにより、該酸化膜の下にあるシリコン
    酸化膜及び窒化膜を除く該シリコン酸化膜及び窒化膜を
    除去する第5の工程と、 該半導体基板4の表面に熱酸化による絶縁層を形成する
    第6の工程と、 残されたシリコン酸化膜及び窒化膜をエツチングにより
    除去する第7の工程と、 該絶縁層の部分を除く半導体基板4に異方性エツチング
    により溝部を形成する第8の工程と、 該溝部の表面に熱酸化によりシリコン酸化膜を形成する
    第9の工程を具備することを特徴とするアイソレーシヨ
    ンの製造方法。
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