JPH0687413A - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
- Publication number
- JPH0687413A JPH0687413A JP24109392A JP24109392A JPH0687413A JP H0687413 A JPH0687413 A JP H0687413A JP 24109392 A JP24109392 A JP 24109392A JP 24109392 A JP24109392 A JP 24109392A JP H0687413 A JPH0687413 A JP H0687413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- brush
- cleaning brush
- surface cleaning
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新ワゴンタイプの上面洗浄を可能とした洗車
機を提供する。 【構成】 洗車機本体に、回転するブラシにより車両の
上面を洗浄する昇降自在な上面洗浄ブラシと、車両の車
高を検出するソニックセンサ9を備え、洗車機本体を前
進させながら上面洗浄ブラシにより車両の上面を洗浄す
る際に、ソニックセンサ9から車高信号cを入力して車
両の天井部を検出し、この天井部で天井部より高い段差
を検出すると、この段差で上面洗浄ブラシを強制上昇さ
せる制御装置12を備えて構成する。 【効果】 車両の天井の段差において、上面洗浄ブラシ
を上昇させることにより、段差部においてブラシが引っ
掛かることが防止され、よって車両の車体、ブラシ3の
損傷を防止できる。
機を提供する。 【構成】 洗車機本体に、回転するブラシにより車両の
上面を洗浄する昇降自在な上面洗浄ブラシと、車両の車
高を検出するソニックセンサ9を備え、洗車機本体を前
進させながら上面洗浄ブラシにより車両の上面を洗浄す
る際に、ソニックセンサ9から車高信号cを入力して車
両の天井部を検出し、この天井部で天井部より高い段差
を検出すると、この段差で上面洗浄ブラシを強制上昇さ
せる制御装置12を備えて構成する。 【効果】 車両の天井の段差において、上面洗浄ブラシ
を上昇させることにより、段差部においてブラシが引っ
掛かることが防止され、よって車両の車体、ブラシ3の
損傷を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自走して洗車を行う洗車
機に関するものである。
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の洗車機における車両の上
面の洗浄方法について説明する。車両の上面を洗浄する
ために、図7に示すように、車両を跨いでその前後を往
復走行する門型の洗車機本体1に、アーム2の一端に回
転するブラシ3、他端にバランス用のウエイト4を取付
け、アーム2の回転支点Aを中心にブラシ3を上下して
車両5の上面をブラシ3で洗車する上面洗浄ブラシ6を
配置し、車両5の上面の洗浄に際しては、ブラシ3を回
転させながら洗車機本体1を前方向Fに自走させ、アー
ム2を回転させることによりブラシ3を上下に制御して
車両5の上面に適度に接触させ、車両5の上面の洗浄を
行っている。図7において、7はアーム2のウエイト4
と回転支点A間に取付けられたブラシ3の回転用モータ
であり、モータ7の回転力はブラシ3の軸に固定された
スプロケット3Aとの間に張設されたチェーン8を介し
てブラシ3へ伝達される。
面の洗浄方法について説明する。車両の上面を洗浄する
ために、図7に示すように、車両を跨いでその前後を往
復走行する門型の洗車機本体1に、アーム2の一端に回
転するブラシ3、他端にバランス用のウエイト4を取付
け、アーム2の回転支点Aを中心にブラシ3を上下して
車両5の上面をブラシ3で洗車する上面洗浄ブラシ6を
配置し、車両5の上面の洗浄に際しては、ブラシ3を回
転させながら洗車機本体1を前方向Fに自走させ、アー
ム2を回転させることによりブラシ3を上下に制御して
車両5の上面に適度に接触させ、車両5の上面の洗浄を
行っている。図7において、7はアーム2のウエイト4
と回転支点A間に取付けられたブラシ3の回転用モータ
であり、モータ7の回転力はブラシ3の軸に固定された
スプロケット3Aとの間に張設されたチェーン8を介し
てブラシ3へ伝達される。
【0003】車両5の上面(洗浄面)の形状にあわせて
車両5の上面を最適に洗浄できるよう上面洗浄ブラシ6
を制御する方法としては、ブラシ3の自重と、ブラシ3
の回転による洗浄面との反発バランスによる方法、ある
いはアーム2の角度変化をセンサにて検知して制御する
方法がとられている。
車両5の上面を最適に洗浄できるよう上面洗浄ブラシ6
を制御する方法としては、ブラシ3の自重と、ブラシ3
の回転による洗浄面との反発バランスによる方法、ある
いはアーム2の角度変化をセンサにて検知して制御する
方法がとられている。
【0004】また、図7において、9は洗車機本体1の
前面上部に取付けられ、車両5の車高を検出する車高検
出手段であるソニックセンサである。
前面上部に取付けられ、車両5の車高を検出する車高検
出手段であるソニックセンサである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の車
両上面の洗浄方法では、図8に示す、車両5の天井部5C
にさらに段差部5C’を設けて天井を高くし、積載する荷
物の空間を増加させた新ワゴンタイプの車両5’におい
ては、アーム2の回転支点Aが段差部5C’より低い位置
となることから、ブラシ3がこの段差で引っ掛かり、車
両5’の車体、ブラシ3が損傷するという問題が発生し
た。
両上面の洗浄方法では、図8に示す、車両5の天井部5C
にさらに段差部5C’を設けて天井を高くし、積載する荷
物の空間を増加させた新ワゴンタイプの車両5’におい
ては、アーム2の回転支点Aが段差部5C’より低い位置
となることから、ブラシ3がこの段差で引っ掛かり、車
両5’の車体、ブラシ3が損傷するという問題が発生し
た。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
新ワゴンタイプの上面洗浄を可能とした洗車機を提供す
ることを目的とするものである。
新ワゴンタイプの上面洗浄を可能とした洗車機を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の洗車機は、車両を跨いでその前後を往復走行す
る門型の洗車機本体に、回転するブラシにより前記車両
の上面を洗浄する昇降自在な上面洗浄ブラシと、前記上
面洗浄ブラシより一定距離前方に位置し、上面洗浄ブラ
シより先に前記車両の車高を検出する車高検出手段とを
備え、前記洗車機本体を前進させながら前記上面洗浄ブ
ラシにより前記車両の上面を洗浄する際に、前記車高検
出手段から車高信号を入力して前記車両の天井部を検出
し、この天井部で天井部より高い段差を検出すると、こ
の段差で前記上面洗浄ブラシを強制上昇させる制御手段
を備えたことを特徴とするものである。
本発明の洗車機は、車両を跨いでその前後を往復走行す
る門型の洗車機本体に、回転するブラシにより前記車両
の上面を洗浄する昇降自在な上面洗浄ブラシと、前記上
面洗浄ブラシより一定距離前方に位置し、上面洗浄ブラ
シより先に前記車両の車高を検出する車高検出手段とを
備え、前記洗車機本体を前進させながら前記上面洗浄ブ
ラシにより前記車両の上面を洗浄する際に、前記車高検
出手段から車高信号を入力して前記車両の天井部を検出
し、この天井部で天井部より高い段差を検出すると、こ
の段差で前記上面洗浄ブラシを強制上昇させる制御手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成により、車両の天井部において段差が
検出されると、上面洗浄ブラシは、この段差において強
制上昇され、よってこの段差に上面洗浄ブラシが引っ掛
かることがなくなり、車両の車体、ブラシの損傷が防止
される。
検出されると、上面洗浄ブラシは、この段差において強
制上昇され、よってこの段差に上面洗浄ブラシが引っ掛
かることがなくなり、車両の車体、ブラシの損傷が防止
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図7、図8の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
明する。なお、従来例の図7、図8の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】図1は本発明の一実施例における洗車機の
制御系のブロック図である。図1において、11はブラシ
3の回転用モータ7の電流によりトルクを検出するトル
ク検出装置であり、ブラシ3の自重と、ブラシ3の回転
による車両5の洗浄面との反発バランスを検出してお
り、そのトルク検出信号dは制御装置12に入力される。
また、ソニックセンサ9の車高値hからなる車高検出信
号cも制御装置12に入力される。
制御系のブロック図である。図1において、11はブラシ
3の回転用モータ7の電流によりトルクを検出するトル
ク検出装置であり、ブラシ3の自重と、ブラシ3の回転
による車両5の洗浄面との反発バランスを検出してお
り、そのトルク検出信号dは制御装置12に入力される。
また、ソニックセンサ9の車高値hからなる車高検出信
号cも制御装置12に入力される。
【0011】上面洗浄ブラシ6の昇降駆動系は図2に示
すように、第1および第2のオイルタンク13,14からシ
リンダ15にオイルを供給・排出して上面洗浄ブラシ6を
昇降させる構成となっており、上面洗浄ブラシ6を上昇
させる際は切替スイッチ(ソレノイドA)16および切替
スイッチ(ソレノイドB)17をともにオフとし、コンプ
レッサ18からサイレンサ19を介して第1のオイルタンク
13にエアを供給し、第1のオイルタンク13内のオイルを
加圧押出してシリンダ15へオイルを供給し、昇降をロッ
クする際は切替スイッチ16をオンとし、下降させる際は
切替スイッチ16をオフ、切替スイッチ17をオンとして逆
止弁20、サイレンサ21を介して第1のオイルタンク13内
のエアを排気ノズル22から排出し、シリンダ15から第1
のオイルタンク13にオイルを戻している。23は、切替ス
イッチ16をオンとして昇降をロックしている状態時、上
面洗浄ブラシ6を上方へ押し上げる力が働いた場合、外
気を吸い込ませシリンダ15の動きを軽くさせるために設
けられたチェック弁である。
すように、第1および第2のオイルタンク13,14からシ
リンダ15にオイルを供給・排出して上面洗浄ブラシ6を
昇降させる構成となっており、上面洗浄ブラシ6を上昇
させる際は切替スイッチ(ソレノイドA)16および切替
スイッチ(ソレノイドB)17をともにオフとし、コンプ
レッサ18からサイレンサ19を介して第1のオイルタンク
13にエアを供給し、第1のオイルタンク13内のオイルを
加圧押出してシリンダ15へオイルを供給し、昇降をロッ
クする際は切替スイッチ16をオンとし、下降させる際は
切替スイッチ16をオフ、切替スイッチ17をオンとして逆
止弁20、サイレンサ21を介して第1のオイルタンク13内
のエアを排気ノズル22から排出し、シリンダ15から第1
のオイルタンク13にオイルを戻している。23は、切替ス
イッチ16をオンとして昇降をロックしている状態時、上
面洗浄ブラシ6を上方へ押し上げる力が働いた場合、外
気を吸い込ませシリンダ15の動きを軽くさせるために設
けられたチェック弁である。
【0012】制御装置12は、図1に示すように、入出力
部31、制御部32および記憶部33から構成されており、上
面洗浄ブラシ6の制御のために、操作面34からの操作信
号a、前記車高検出信号cおよびトルク検出信号dを入
力し、上面洗浄ブラシ6の駆動系に、上昇・昇降ロック
あるいは下降指令、モータ回転・停止指令からなる制御
信号e、すなわち、切替スイッチ16,17のオン、オフ信
号、コンプレッサ18の駆動信号、およびモータ7の駆動
信号を出力している。35は制御装置12の電源である。
部31、制御部32および記憶部33から構成されており、上
面洗浄ブラシ6の制御のために、操作面34からの操作信
号a、前記車高検出信号cおよびトルク検出信号dを入
力し、上面洗浄ブラシ6の駆動系に、上昇・昇降ロック
あるいは下降指令、モータ回転・停止指令からなる制御
信号e、すなわち、切替スイッチ16,17のオン、オフ信
号、コンプレッサ18の駆動信号、およびモータ7の駆動
信号を出力している。35は制御装置12の電源である。
【0013】天井部5Cにさらに段差部5C’を設けて天井
を高くし、積載する荷物の空間を増加させた新ワゴンタ
イプの車両5’の所定位置の検出方法について図3によ
り説明する。
を高くし、積載する荷物の空間を増加させた新ワゴンタ
イプの車両5’の所定位置の検出方法について図3によ
り説明する。
【0014】ソニックセンサ9からの車両5’の車高検
出信号cは、車両5’のフロントウインド部5Bにおいて
は音の反射が斜めとなり、車高を検知できないために零
となる。よって、上記現象から車高検出信号cがボンネ
ット部5Aの車高値h1 から急激に零となり、車高検出信
号cが復帰し、このときの車高値h2 がボンネット部5A
の車高値h1 より大きいとき、車両5’の天井部5Cの前
端(この点をP点とする)を検出でき、つぎに車高値h
が零となることにより車両5’の後端(この点をR点と
する)を検出できる。図3において、天井部5Cの段差部
5C’の前端をQ点とする。
出信号cは、車両5’のフロントウインド部5Bにおいて
は音の反射が斜めとなり、車高を検知できないために零
となる。よって、上記現象から車高検出信号cがボンネ
ット部5Aの車高値h1 から急激に零となり、車高検出信
号cが復帰し、このときの車高値h2 がボンネット部5A
の車高値h1 より大きいとき、車両5’の天井部5Cの前
端(この点をP点とする)を検出でき、つぎに車高値h
が零となることにより車両5’の後端(この点をR点と
する)を検出できる。図3において、天井部5Cの段差部
5C’の前端をQ点とする。
【0015】以下、制御部32による上面洗浄ブラシ6の
制御方法について図4〜図6のフローチャートにしたが
って説明する。なお、制御部32への入出力は入出力部31
を介して行われるものとし、また操作面34から上面洗浄
ブラシ6により車両5’の洗浄を前進時に行う操作信号
aが出力されるものとし、上記方法によりP点、R点が
検出されるものとする。また、図3に示すように、ソニ
ックセンサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水
平距離qを、ブラシ3が車両5’の天井部5Cの高さにあ
るときをq1 、段差部5C’の高さにあるときをq2 とす
る。
制御方法について図4〜図6のフローチャートにしたが
って説明する。なお、制御部32への入出力は入出力部31
を介して行われるものとし、また操作面34から上面洗浄
ブラシ6により車両5’の洗浄を前進時に行う操作信号
aが出力されるものとし、上記方法によりP点、R点が
検出されるものとする。また、図3に示すように、ソニ
ックセンサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水
平距離qを、ブラシ3が車両5’の天井部5Cの高さにあ
るときをq1 、段差部5C’の高さにあるときをq2 とす
る。
【0016】まず、洗車機本体1が前方向Fへ走行中で
あるかを確認し(ステップ−1)、前方向Fへ走行中で
ない場合は後述するパラメータ、フラグを初期化して
(ステップ−2)、終了とし、前方向Fへ走行中のとき
は、上面洗浄ブラシ6の制御終了フラグFR がセットさ
れているか(FR =1か)を確認し(ステップ−3)、
セットされていない場合、走行時間Sをカウント(S=
S+TS )する(ステップ−4)。次に、P点検出制御
終了フラグFP がセットされているか(FP =1か)を
確認し(ステップ−5)、セットされていない場合、P
点が検出されたかを確認し(ステップ−6)、P点が検
出されないと、走行開始直後(走行時間S<時間S1 )
かを確認し(ステップ−7)、走行開始直後にはまず、
コンプレッサ18へ駆動信号を出力し(ステップ−8)、
モータ7へ駆動信号を出力し(ステップ−9)、次に上
面洗浄ブラシ6を最も低い位置まで下降させるよう切替
スイッチ16をオフ、切替スイッチ17をオンとする下降操
作を行う(ステップ−10)。そして、時間S1 の経過後
は、トルク検出信号dによりトルクが一定となるように
昇降あるいは保持を行う(ステップ−11)。すなわち、
トルクが小さくなるとブラシ3を車両5’の洗浄面に押
付けるよう下降操作を行い(ステップ−10)、トルクが
一定の範囲内にあれば、切替スイッチ16をオンとする保
持操作を行い(ステップ−12)、トルクが大きくなると
ブラシ3を車両5’の洗浄面から離すように、切替スイ
ッチ16,17をともにオフとする上昇操作を行う(ステッ
プ−13)。
あるかを確認し(ステップ−1)、前方向Fへ走行中で
ない場合は後述するパラメータ、フラグを初期化して
(ステップ−2)、終了とし、前方向Fへ走行中のとき
は、上面洗浄ブラシ6の制御終了フラグFR がセットさ
れているか(FR =1か)を確認し(ステップ−3)、
セットされていない場合、走行時間Sをカウント(S=
S+TS )する(ステップ−4)。次に、P点検出制御
終了フラグFP がセットされているか(FP =1か)を
確認し(ステップ−5)、セットされていない場合、P
点が検出されたかを確認し(ステップ−6)、P点が検
出されないと、走行開始直後(走行時間S<時間S1 )
かを確認し(ステップ−7)、走行開始直後にはまず、
コンプレッサ18へ駆動信号を出力し(ステップ−8)、
モータ7へ駆動信号を出力し(ステップ−9)、次に上
面洗浄ブラシ6を最も低い位置まで下降させるよう切替
スイッチ16をオフ、切替スイッチ17をオンとする下降操
作を行う(ステップ−10)。そして、時間S1 の経過後
は、トルク検出信号dによりトルクが一定となるように
昇降あるいは保持を行う(ステップ−11)。すなわち、
トルクが小さくなるとブラシ3を車両5’の洗浄面に押
付けるよう下降操作を行い(ステップ−10)、トルクが
一定の範囲内にあれば、切替スイッチ16をオンとする保
持操作を行い(ステップ−12)、トルクが大きくなると
ブラシ3を車両5’の洗浄面から離すように、切替スイ
ッチ16,17をともにオフとする上昇操作を行う(ステッ
プ−13)。
【0017】ステップ−6において、P点が検出される
と、P点検出フラグFX がセットされているかを(FX
=1)かを確認し(ステップ−14)、セットされていな
い場合、P点検出フラグFX をセット(FX =1)し
(ステップ−15)、このときの現状の車高値hを車高値
h1 として記憶(h1 =h)し(ステップ−16)、ステ
ップ−7へ戻る。ステップ−14において、P点検出フラ
グFX がセットされていることが確認されると、段差Q
点検出フラグFQ がセットされているか(FQ =1か)
を確認し(ステップ−17)、セットされていない場合、
現状の車高値hと前回のデータである車高値h1 の偏差
が所定の車高値Hより大きいかを確認し、すなわち車高
値H以上の段差があるかどうかを確認し(ステップ−1
8)、段差がない場合、ステップ−16へ戻る。段差があ
ると、走行時間Sを時間SQ として記憶し(SQ =S)
(ステップ−19)、段差Q点検出フラグFQ をセット
(FQ =1)する(ステップ−20)。ステップ−17にお
いて、段差Q点検出フラグFQ がセットいることが確認
されるか、あるいはステップ−20が終了すると、走行時
間Sが時間SQ に水平距離q1 を洗車機本体1が走行す
る時間(q1 /V;Vは走行速度)を加算した時間を越
えたか(S>SQ +q1 /Vか)を確認し(ステップ−
21)、確認すると、さらに走行時間Sが所定の時間S2
を経過したか(S>SQ +q1 /V+S2 か)を確認し
(ステップ−22)、確認されないと、切替スイッチ16,
17をともにオフとする上昇操作を行い(ステップ−2
3)、確認されると、切替スイッチ16をオフ、切替スイ
ッチ17をオンとする下降操作を行い(ステップ−24)、
P点検出制御終了フラグFP をセット(FP =1)して
(ステップ−25)、終了する。
と、P点検出フラグFX がセットされているかを(FX
=1)かを確認し(ステップ−14)、セットされていな
い場合、P点検出フラグFX をセット(FX =1)し
(ステップ−15)、このときの現状の車高値hを車高値
h1 として記憶(h1 =h)し(ステップ−16)、ステ
ップ−7へ戻る。ステップ−14において、P点検出フラ
グFX がセットされていることが確認されると、段差Q
点検出フラグFQ がセットされているか(FQ =1か)
を確認し(ステップ−17)、セットされていない場合、
現状の車高値hと前回のデータである車高値h1 の偏差
が所定の車高値Hより大きいかを確認し、すなわち車高
値H以上の段差があるかどうかを確認し(ステップ−1
8)、段差がない場合、ステップ−16へ戻る。段差があ
ると、走行時間Sを時間SQ として記憶し(SQ =S)
(ステップ−19)、段差Q点検出フラグFQ をセット
(FQ =1)する(ステップ−20)。ステップ−17にお
いて、段差Q点検出フラグFQ がセットいることが確認
されるか、あるいはステップ−20が終了すると、走行時
間Sが時間SQ に水平距離q1 を洗車機本体1が走行す
る時間(q1 /V;Vは走行速度)を加算した時間を越
えたか(S>SQ +q1 /Vか)を確認し(ステップ−
21)、確認すると、さらに走行時間Sが所定の時間S2
を経過したか(S>SQ +q1 /V+S2 か)を確認し
(ステップ−22)、確認されないと、切替スイッチ16,
17をともにオフとする上昇操作を行い(ステップ−2
3)、確認されると、切替スイッチ16をオフ、切替スイ
ッチ17をオンとする下降操作を行い(ステップ−24)、
P点検出制御終了フラグFP をセット(FP =1)して
(ステップ−25)、終了する。
【0018】また、トルクに応じたステップ−10,12,
13が終了すると、R点が検出されたかを確認し(ステッ
プ−26)、R点が検出されると、R点検出フラグFZ が
セットされているか(FZ =1か)を確認し(ステップ
−27)、セットされていない場合、このときの走行時間
Sを時間SR として記憶(SR =S)し(ステップ−2
8)、R点検出フラグFZ をセット(FZ =1)する
(ステップ−29)。ステップ−27において、R点検出フ
ラグFZ がセットされていることが確認されると、走行
時間Sが時間SR に水平距離q2 を洗車機本体1が走行
する時間(q2 /V;Vは走行速度)を加算した時間を
越えたか(S>SR +q2 /Vか)を確認し(ステップ
−30)、確認すると、ブラシ3を車両5’の洗浄面から
離すように、切替スイッチ16,17をともにオフとする上
昇操作を行い(ステップ−31)、上面洗浄ブラシ6の制
御終了フラグFR をセット(FR =1)する(ステップ
−32)。
13が終了すると、R点が検出されたかを確認し(ステッ
プ−26)、R点が検出されると、R点検出フラグFZ が
セットされているか(FZ =1か)を確認し(ステップ
−27)、セットされていない場合、このときの走行時間
Sを時間SR として記憶(SR =S)し(ステップ−2
8)、R点検出フラグFZ をセット(FZ =1)する
(ステップ−29)。ステップ−27において、R点検出フ
ラグFZ がセットされていることが確認されると、走行
時間Sが時間SR に水平距離q2 を洗車機本体1が走行
する時間(q2 /V;Vは走行速度)を加算した時間を
越えたか(S>SR +q2 /Vか)を確認し(ステップ
−30)、確認すると、ブラシ3を車両5’の洗浄面から
離すように、切替スイッチ16,17をともにオフとする上
昇操作を行い(ステップ−31)、上面洗浄ブラシ6の制
御終了フラグFR をセット(FR =1)する(ステップ
−32)。
【0019】また、ステップ−3において、上面洗浄ブ
ラシ6の制御終了フラグFR がセット(FR =1)され
ている場合、切替スイッチ16をオンとする保持操作を行
い(ステップ−33)、コンプレッサ18へ停止信号を出力
し(ステップ−34)、モータ7へ停止信号を出力し(ス
テップ−35)、終了する。
ラシ6の制御終了フラグFR がセット(FR =1)され
ている場合、切替スイッチ16をオンとする保持操作を行
い(ステップ−33)、コンプレッサ18へ停止信号を出力
し(ステップ−34)、モータ7へ停止信号を出力し(ス
テップ−35)、終了する。
【0020】上記構成により、洗車機本体1の前進開始
時に、ブラシ3を回転させながら上面洗浄ブラシ6は下
降され(ステップ−8〜10)、以後検出されるトルクに
応じて昇降制御され(ステップ−10〜13)、またP点が
検出され、段差Q点が検出され、距離q1 走行すると、
すなわちブラシ3が段差Q点に達すると、強制上昇させ
(ステップ−17〜23)、時間S2 の経過により下降して
段差部5C’上にブラシ3を接触させ(ステップ−24)、
以後検出されるトルクに応じて昇降制御され(ステップ
−10〜13)、続いてR点が検出され、距離q2 走行する
と、すなわちブラシ3が車両5’の後端に達すると、上
面洗浄ブラシ6は上昇され、ブラシ3の回転は停止され
る(ステップ−26〜35)。
時に、ブラシ3を回転させながら上面洗浄ブラシ6は下
降され(ステップ−8〜10)、以後検出されるトルクに
応じて昇降制御され(ステップ−10〜13)、またP点が
検出され、段差Q点が検出され、距離q1 走行すると、
すなわちブラシ3が段差Q点に達すると、強制上昇させ
(ステップ−17〜23)、時間S2 の経過により下降して
段差部5C’上にブラシ3を接触させ(ステップ−24)、
以後検出されるトルクに応じて昇降制御され(ステップ
−10〜13)、続いてR点が検出され、距離q2 走行する
と、すなわちブラシ3が車両5’の後端に達すると、上
面洗浄ブラシ6は上昇され、ブラシ3の回転は停止され
る(ステップ−26〜35)。
【0021】このように、車両5’の段差Q点におい
て、ブラシ3を上昇し、段差部5C’上に再び下降して接
触させることにより、段差部Q点においてブラシ3が引
っ掛かることが防止され、よって車両5’の車体、ブラ
シ3の損傷を防止でき、また段差部5C’上の洗浄も通常
通り行うことができる。
て、ブラシ3を上昇し、段差部5C’上に再び下降して接
触させることにより、段差部Q点においてブラシ3が引
っ掛かることが防止され、よって車両5’の車体、ブラ
シ3の損傷を防止でき、また段差部5C’上の洗浄も通常
通り行うことができる。
【0022】なお、本実施例では、車高検出手段とし
て、ソニックセンサ9を使用しているが、所定高さ間隔
に車両5’を挟んで対向して設置された複数の光電スイ
ッチにより検出することも可能である。また、ソニック
センサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水平距
離qを、車両5’の天井部5C、段差部5C’において固定
値q1 ,q2 としているが、上面洗浄ブラシ6の回転支
点Aとブラシ3間のアーム2の長さは予めわかっている
ので、アーム2の傾きを検出することにより、ソニック
センサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水平距
離を検出することができ、P点、Q点、R点をブラシ3
が通過する時点を正確に検出することもできる。
て、ソニックセンサ9を使用しているが、所定高さ間隔
に車両5’を挟んで対向して設置された複数の光電スイ
ッチにより検出することも可能である。また、ソニック
センサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水平距
離qを、車両5’の天井部5C、段差部5C’において固定
値q1 ,q2 としているが、上面洗浄ブラシ6の回転支
点Aとブラシ3間のアーム2の長さは予めわかっている
ので、アーム2の傾きを検出することにより、ソニック
センサ9と上面洗浄ブラシ6のブラシ3の軸間の水平距
離を検出することができ、P点、Q点、R点をブラシ3
が通過する時点を正確に検出することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の天
井部において段差を検出すると、上面洗浄ブラシを、こ
の段差において強制上昇することによって、この段差に
上面洗浄ブラシが引っ掛かることを防止でき、よって車
両の車体、ブラシの損傷を防止できる。
井部において段差を検出すると、上面洗浄ブラシを、こ
の段差において強制上昇することによって、この段差に
上面洗浄ブラシが引っ掛かることを防止でき、よって車
両の車体、ブラシの損傷を防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す洗車機の制御系のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】同洗車機の上部洗浄ブラシの駆動系の構成図で
ある。
ある。
【図3】同洗車機の上部洗浄ブラシの制御を説明するた
めの模式図、およびソニックセンサの特性図である。
めの模式図、およびソニックセンサの特性図である。
【図4】同洗車機の制御装置による上部洗浄ブラシ制御
のフローチャート図である。
のフローチャート図である。
【図5】同洗車機の制御装置による上部洗浄ブラシ制御
のフローチャート図である。
のフローチャート図である。
【図6】同洗車機の制御装置による上部洗浄ブラシ制御
のフローチャート図である。
のフローチャート図である。
【図7】従来の車の洗浄時の上部洗浄ブラシの軌跡図で
ある。
ある。
【図8】従来の新ワゴンタイプ車の洗浄時の上部洗浄ブ
ラシと段差の位置関係を示す図である。
ラシと段差の位置関係を示す図である。
1 洗車機本体 3 ブラシ 5 車両 6 上面洗浄ブラシ 7 ブラシ回転用モータ 9 ソニックセンサ(車高検出手段) 11 トルク検出装置 12 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 車両を跨いでその前後を往復走行する門
型の洗車機本体に、回転するブラシにより前記車両の上
面を洗浄する昇降自在な上面洗浄ブラシと、前記上面洗
浄ブラシより一定距離前方に位置し、上面洗浄ブラシよ
り先に前記車両の車高を検出する車高検出手段とを備
え、前記洗車機本体を前進させながら前記上面洗浄ブラ
シにより前記車両の上面を洗浄する際に、前記車高検出
手段から車高信号を入力して前記車両の天井部を検出
し、この天井部で天井部より高い段差を検出すると、こ
の段差で前記上面洗浄ブラシを強制上昇させる制御手段
を備えたことを特徴とする洗車機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24109392A JP2773567B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24109392A JP2773567B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 洗車機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687413A true JPH0687413A (ja) | 1994-03-29 |
JP2773567B2 JP2773567B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17069188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24109392A Expired - Fee Related JP2773567B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 洗車機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2773567B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP24109392A patent/JP2773567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2773567B2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |