JPH0686922U - 装飾布貼着装置 - Google Patents

装飾布貼着装置

Info

Publication number
JPH0686922U
JPH0686922U JP3384693U JP3384693U JPH0686922U JP H0686922 U JPH0686922 U JP H0686922U JP 3384693 U JP3384693 U JP 3384693U JP 3384693 U JP3384693 U JP 3384693U JP H0686922 U JPH0686922 U JP H0686922U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative cloth
blade
decorative
cloth
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3384693U
Other languages
English (en)
Inventor
福次 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP3384693U priority Critical patent/JPH0686922U/ja
Publication of JPH0686922U publication Critical patent/JPH0686922U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形基材のセツト及び装飾布材料の緊張保持
とを容易に行なうことができる装飾布貼着装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 上型16、裁断熱刃18及び木目込み刃22
を下向きにして昇降可能に設けると共に装飾布材料Sを
緊張する布張り機3を前記上型16裁断熱刃18および
木目込み刃22と、下型2との間位置に入出可能に設け
た装飾布貼着装置

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車ドアトリム等の加飾部に装飾布材料を圧着切断すると共にこの 切断された装飾布の周縁を成形基材の木目込み溝に押し込んで貼着する装置に関 する。
【0002】
【従来技術と問題点】
近年、ドアトリム等自動車の内装部に装飾布を貼着して高級化を図っており、こ の装飾布の貼着においては装飾布の周縁部を成形基材の木目込み溝に押し込んで 品質を高めるようにしている。 従来上記の作業を行なう装置として特開平2−305626号公報に開示するも のが公知である。すなわち、上型と、昇降可能な下型、裁断熱刃及び木目込み刃 を対向させて配設して、成形基材を上型に手作業でセットし、続いて装飾布材料 をクランプ爪に保持セットさせた後、装飾布材料を成形基材に圧着すると共に前 記装飾布材料から装飾布を裁断成形し、装飾布の周縁部を前記成形基材の木目込 み溝に押し込むようにしている。
【0003】 しかし、このように構成された装置においては、成形基材を上型にセットする作 業が上向きの作業となり作業性が悪く、全体として生産性の悪い作業になってい た。 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので、成形基材のセットを容易に行なう ことができる装飾布貼着装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題解決のための手段】
上記の目的を達成するために、本考案における装飾布貼着装置は、上型、裁断 熱刃、及び木目込み刃と、下型とを対向して備え、装飾布材料を成形基材に圧着 すると共に該装飾布材料から装飾布を裁断成形し、該装飾布の周縁部を前記成形 基材の木目込み溝に押し込む装飾布貼着装置において、前記上型、裁断熱刃及び 木目込み刃を下向きにして昇降可能に設けると共に、前記装飾布材料を緊張保持 する布張り機を前記上型、裁断熱刃および木目込み刃と、下型との間位置に入出 可能に設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本考案は上記のような解決手段を採用することにより布張り機を上型、裁断熱 刃及び木目込み刃と、下型との間位置から後方に搬出したあと成形基材を下型に 対して下向きの被せ作業で済ませるとともに布張り機を上型と下型との間位置に 移送して装飾材料をセットし、その後に機械作業により貼着を行なう。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように基礎フレ− ム1上には下型2が取付けてあり、該下型2の上方には布張り機3が配設してあ り、該布張り機3は走行台車4をもって図1において前後方向へ往復動するよう になっている。該布張り機3においては走行台車4上に前記下型2を挾んで装着 した上向きの第1シリンダ5のピストンロッドの上端に板状の支持部材6が架設 してあり、該支持部材6は後述の上型本体16の外形より相以的に若干大きい開 口を備え、かつ上面に装飾布材料把持用の把持機構7が複数個、該開口の外周に 沿って放射状に配置されて装着している。
【0007】 該把持機構7は、水平移動可能にされていて把持した装飾布材料Sの周縁部を水 平方向へ引っ張ることができるようになっている。また前記走行台車4は、該走 行台車4に装着した摺動機構8および前記基礎フレ−ム1上に敷設したレ−ル9 を介して前後方向へ往復動可能とされ、前記基礎フレ−ム1に設置した横向きの 第2シリンダ10のピストンロッドの先端が連結部材11を介して連結してあっ て、布張り機3は、第2シリンダ10の伸縮作動により走行台車4を介して前後 方向へ移動するようになっている。
【0008】 前記下型2の上方には取付けフレ−ム12が昇降可能に配設してあり、該取付 けフレ−ム12の下面には上型機構13、裁断機構14、および木目込み機構1 5がそれぞれ装着されている。該上型機構13においては、上型本体16が取付 け部材17を介して前記取付けフレ−ム12に取り付けてある。また前記裁断機 構14においては裁断熱刃18が取付けプレ−ト19を介して下向きの第3シリ ンダ20のピストンロッドの下端に取付けてあり、第3シリンダ20は、取付け 台21を介して前記取付けフレ−ム12に装着してあって裁断熱刃18は第3シ リンダ20の伸縮作動により昇降するようになっている。また前記木目込み機構 15においては、木目込み刃22がフレ−ム23を介して下向きの第4シリンダ 24のピストンロッドの下端に取り付けてあり、該第4シリンダ24は傾斜台2 5を介して前記取付けフレ−ム12に取り付けてある。
【0009】 このように構成されたものは、図1の状態で取付フレ−ム12が上昇されて、 上型機構13、裁断機構14および木目込み機構15を上昇させた後第1シリン ダ5が伸長作動して布張り機3を若干上昇される。この作動により装飾布材料S の裁断後の穴のあいた装飾布材料Sが支持部材6上において複数の把持機構7. 7により把持された状態で下型から離される。 次に第2シリンダ10が作動して台車4と共に布張り機3を図2の鎖線図位置ま で後退させる。 ここで下型2の上部に残された成形基材Wと装飾布の貼着製品が取り除かれて新 しい成形基材Wが下型2上面に被せられる。
【0010】 新しい成形基材Wのセット後、第2シリンダ10が逆作動して布張り機3を下型 2の直上に移動させるとともに複数の把持機構7.7が作動して装飾布材料Sの クランプがはずされ、装飾布材料Sが取り除かれ、新しい装飾布材料Sが支持部 材6上に載置されて、把持機構7.7によりクランプされると共に緊張するよう に水平移動される。次に、第1シリンダ5が逆作動して装飾布材料Sを下型2上 の成形基材Wに接近させる。以後、機械作業として取付けフレ−ム12の下降と 、上型機構13、裁断機構14、および木目込み機構15の作動により、装飾布 材料Sを成形基材Wに圧着すると共に裁断熱刃18により裁断し、さらに木目込 み刃により裁断された装飾布の周縁部を成形基材Sの木目込み溝に押し込んで木 目込みを行なう。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から明らかなように装飾布材料を緊張保持する布張り機を 上型、裁断熱刃及び木目込み刃の直下位置に入出可能に設けたから成形基材のセ ット作業等が下向き作業でできるようになり従来この種装置と比較して生産性、 作業性が大幅に向上するなどの優れた効果があり利とするところは著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切り欠き正面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【符号の説明】
2 下型 3 布張り機 4 台車 7 把持機構 16 上型 18 裁断熱刃 22 木目込み刃 S 装飾布材料 W 成形基材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型16、裁断熱刃18、及び木目込み
    刃22と、下型2とを対向して備え、装飾布材料Sを成
    形基材Wに圧着すると共に該装飾布材料Sから装飾布を
    裁断成形し、該装飾布の周縁部を前記成形基材Wの木目
    込み溝に押し込む装飾布貼着装置において、 前記上型16裁断熱刃18及び木目込み刃22を下向き
    にして昇降可能に設けると共に、前記装飾布材料Sを緊
    張保持する布張り機3を、前記上型16、裁断熱刃18
    および木目込み刃22と、下型2との間位置に入出可能
    に設けたことを特徴とする装飾布貼着装置
JP3384693U 1993-05-28 1993-05-28 装飾布貼着装置 Pending JPH0686922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3384693U JPH0686922U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 装飾布貼着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3384693U JPH0686922U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 装飾布貼着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686922U true JPH0686922U (ja) 1994-12-20

Family

ID=12397870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3384693U Pending JPH0686922U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 装飾布貼着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0686922U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120027A (ja) * 1988-09-16 1990-05-08 Stanztechnik Gmbh R & S 内張りパネルを製造するための方法および装置
JPH02305626A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドアトリムの製造方法
JPH03219940A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk オーナメント部材の成形用型およびその上型を用いて行うオーナメント部材の貼着方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120027A (ja) * 1988-09-16 1990-05-08 Stanztechnik Gmbh R & S 内張りパネルを製造するための方法および装置
JPH02305626A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドアトリムの製造方法
JPH03219940A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk オーナメント部材の成形用型およびその上型を用いて行うオーナメント部材の貼着方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08318570A (ja) 真空成形同時巻込トリミング装置
JPH08267592A (ja) 加飾体貼着装置
KR101999990B1 (ko) 내장재의 마감 작업용 자동화 설비
KR101149730B1 (ko) 도어용 채널의 노칭장치
JPH0686922U (ja) 装飾布貼着装置
JPH0110185Y2 (ja)
CN214872784U (zh) 一种汽车内饰件表皮拉料装置
JP3962619B2 (ja) 車両用シートの製造装置及び製造方法
JPH07117062A (ja) 表皮材とパッド材との一体成形方法及び一体成形型
CN115122647A (zh) 车门上装饰板包边焊接系统及包边焊接方法
JP3019745B2 (ja) 積層成形体の成形方法及び成形装置
JP3164277B2 (ja) 加飾体貼着装置の型交換機構
JPH1177818A (ja) 成形用金型装置及び成形品の成形方法
JPH11268127A (ja) シート材の張り込み装置
JP4320642B2 (ja) 加飾体貼着木目込み方法及びその装置
JPH045308Y2 (ja)
JP2588370Y2 (ja) 装飾体貼着設備
JP2558287Y2 (ja) 装飾体材料クランプ装置
JPH04105938A (ja) 加飾布の圧着切断・木目込み装置
JP3948647B2 (ja) シート材料の位置決め方法及び位置決め装置
JPH06234168A (ja) 接着シート用シートカバーのセット装置
JPS6259160B2 (ja)
CN213108285U (zh) 汽车地毯喷胶包边机
CN212555106U (zh) 一种拉伸贴布装置
JPH0659490U (ja) 装飾体貼着設備