JP3019745B2 - 積層成形体の成形方法及び成形装置 - Google Patents
積層成形体の成形方法及び成形装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランクルーム内に
設置される内装トリムのように、樹脂基材表面に表皮材
を一体貼着してなる積層成形体の成形方法並びに成形装
置に関する。
設置される内装トリムのように、樹脂基材表面に表皮材
を一体貼着してなる積層成形体の成形方法並びに成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、図13に示すように、トランクル
ーム内に設置されるトランクサイドトリム1は、樹脂基
材2と表皮材3とをコールドプレス成形により一体化し
て成形されており、樹脂基材2としては、コスト,成形
性,剛性等からポリプロピレン樹脂に木粉フィラーを混
入したPP複合樹脂材料が使用され、表皮材3として
は、各種不織布が使用されることが多い。
ーム内に設置されるトランクサイドトリム1は、樹脂基
材2と表皮材3とをコールドプレス成形により一体化し
て成形されており、樹脂基材2としては、コスト,成形
性,剛性等からポリプロピレン樹脂に木粉フィラーを混
入したPP複合樹脂材料が使用され、表皮材3として
は、各種不織布が使用されることが多い。
【0003】そして、これらトランクサイドトリム1の
成形においては、図14に示すように、下型4と上型5
とが型開き状態にあるとき、表皮材3の周縁部を下型4
のセットピン4aに突き刺して表皮材3を位置決めセッ
トするとともに、その後、コンベア台車6の搬送により
樹脂基材2の素材である加熱軟化されたシート原反Pを
下型4の型面上にセットする。
成形においては、図14に示すように、下型4と上型5
とが型開き状態にあるとき、表皮材3の周縁部を下型4
のセットピン4aに突き刺して表皮材3を位置決めセッ
トするとともに、その後、コンベア台車6の搬送により
樹脂基材2の素材である加熱軟化されたシート原反Pを
下型4の型面上にセットする。
【0004】このとき、コンベア台車6はプーリ6aに
金網6bが循環駆動され、コンベア台車6は、図示しな
い搬送手段により加熱炉7内を経由して上下型4,5内
に進退するように搬送され、コンベア台車6の破線位置
でシート原反Pの先端を下型4上にセットし、コンベア
台車6が後退することにより、順次シート原反Pを下型
4上にセットし、型外に回避する。
金網6bが循環駆動され、コンベア台車6は、図示しな
い搬送手段により加熱炉7内を経由して上下型4,5内
に進退するように搬送され、コンベア台車6の破線位置
でシート原反Pの先端を下型4上にセットし、コンベア
台車6が後退することにより、順次シート原反Pを下型
4上にセットし、型外に回避する。
【0005】その後、上型5が図示しない昇降機構によ
り、所定ストローク下降して上下型4,5の係合圧締め
により樹脂基材2と表皮材3とを所要形状にコールドプ
レス成形するというものである。
り、所定ストローク下降して上下型4,5の係合圧締め
により樹脂基材2と表皮材3とを所要形状にコールドプ
レス成形するというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の樹
脂基材2と表皮材3とのコールドプレス成形方法におい
ては、表皮材3並びにシート原反Pを直接下型4の型面
上にセットするため、セット作業が煩わしく、特に、下
型4の型面形状の高低差が多くある箇所に皺が発生しや
すく、この皺を防止するように適切にセットするには、
作業に熟練を要する等、成形サイクル時間が大幅に長期
化するという不具合がある。
脂基材2と表皮材3とのコールドプレス成形方法におい
ては、表皮材3並びにシート原反Pを直接下型4の型面
上にセットするため、セット作業が煩わしく、特に、下
型4の型面形状の高低差が多くある箇所に皺が発生しや
すく、この皺を防止するように適切にセットするには、
作業に熟練を要する等、成形サイクル時間が大幅に長期
化するという不具合がある。
【0007】また、皺をとらないでプレス成形した場
合、皺,潰れ等が発生し、製品表面が白化するため、外
観性能が低下し、製品として供しない。
合、皺,潰れ等が発生し、製品表面が白化するため、外
観性能が低下し、製品として供しない。
【0008】さらに、下型4の深絞り部分においてはシ
ート原反Pが上型5と下型4との間でずりが発生しやす
く、材料が伸ばされて切れが発生するが、このことは上
型5の下降と同時にシート原反Pの引き込みができない
ため、同様に切れが発生し、そのため、トランクサイド
トリム1の形状を深絞りできず、造形自由度に制約を受
けるという欠点も指摘されていた。
ート原反Pが上型5と下型4との間でずりが発生しやす
く、材料が伸ばされて切れが発生するが、このことは上
型5の下降と同時にシート原反Pの引き込みができない
ため、同様に切れが発生し、そのため、トランクサイド
トリム1の形状を深絞りできず、造形自由度に制約を受
けるという欠点も指摘されていた。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、樹脂基材と表皮材とを一体にコールドプレ
ス成形してなる積層成形体の成形方法並びに成形装置に
おいて、素材のセット作業が簡単に行なえ、かつ、成形
精度を高め、白化や潰れ、切れ等の成形不良が可及的に
防止でき、しかも、かなりな深絞り形状を可能とし、造
形自由度を大幅に向上させた積層成形体の成形方法並び
に成形装置を提供することを目的とする。
れたもので、樹脂基材と表皮材とを一体にコールドプレ
ス成形してなる積層成形体の成形方法並びに成形装置に
おいて、素材のセット作業が簡単に行なえ、かつ、成形
精度を高め、白化や潰れ、切れ等の成形不良が可及的に
防止でき、しかも、かなりな深絞り形状を可能とし、造
形自由度を大幅に向上させた積層成形体の成形方法並び
に成形装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、加熱軟化された樹脂板あるいは複合樹脂
板からなるシート原反と表皮材とを所要形状にコールド
プレス成形して樹脂基材と表皮材とからなる積層成形体
の成形方法において、表皮材を枠体にセットするととも
に、この枠体をスライド操作により下型の上方に位置決
めし、その後、加熱軟化させたシート原反を表皮材の上
面に載置し、上型の下降に伴ない、枠体を下降させて、
表皮材及びシート原反を下型の型面上に追従させるよう
にして上下型の型係合により、樹脂基材と表皮材とを所
要形状にコールドプレス成形することを特徴とする。
に、本発明は、加熱軟化された樹脂板あるいは複合樹脂
板からなるシート原反と表皮材とを所要形状にコールド
プレス成形して樹脂基材と表皮材とからなる積層成形体
の成形方法において、表皮材を枠体にセットするととも
に、この枠体をスライド操作により下型の上方に位置決
めし、その後、加熱軟化させたシート原反を表皮材の上
面に載置し、上型の下降に伴ない、枠体を下降させて、
表皮材及びシート原反を下型の型面上に追従させるよう
にして上下型の型係合により、樹脂基材と表皮材とを所
要形状にコールドプレス成形することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明に係る成形装置は、昇降可
能な上型型板の下面に上型及びその4隅部に押下げ部材
が設置されているとともに、下側型板上には、上型と対
応する下型が取り付けられ、かつ、表皮材を仮セットす
る枠体を保持するサポートメンバーがガイドピンによ
り、上下動可能に設置され、かつ、常時上方に付勢さ
れ、上側型板の下降時、押下げ部材により、枠体及びサ
ポートメンバーが所定ストローク押し下げられることを
特徴とする。
能な上型型板の下面に上型及びその4隅部に押下げ部材
が設置されているとともに、下側型板上には、上型と対
応する下型が取り付けられ、かつ、表皮材を仮セットす
る枠体を保持するサポートメンバーがガイドピンによ
り、上下動可能に設置され、かつ、常時上方に付勢さ
れ、上側型板の下降時、押下げ部材により、枠体及びサ
ポートメンバーが所定ストローク押し下げられることを
特徴とする。
【0012】さらに、本発明の成形装置に係るサポート
メンバーの付勢手段としては、スプリングあるいはエア
シリンダ等の使用が可能である。
メンバーの付勢手段としては、スプリングあるいはエア
シリンダ等の使用が可能である。
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明方法に
よれば、表皮材の型へのセットは、まず、枠体上に表皮
材の周縁をセットし、その後枠体をサポートメンバーに
スライド装着すればよいため、表皮材のセット作業は簡
単なものとなる。
よれば、表皮材の型へのセットは、まず、枠体上に表皮
材の周縁をセットし、その後枠体をサポートメンバーに
スライド装着すればよいため、表皮材のセット作業は簡
単なものとなる。
【0014】また、樹脂基材の素材であるシート原反は
加熱軟化後、コンベア台車等の搬送手段により表皮材上
面にセットすればよいため、シート原反のセット作業も
簡素化される。
加熱軟化後、コンベア台車等の搬送手段により表皮材上
面にセットすればよいため、シート原反のセット作業も
簡素化される。
【0015】さらに、上型の下降に伴ない、表皮材及び
シート原反をセットしてあるサポートメンバーが押し下
げられ、表皮材及びシート原反が下型型面形状に容易に
追従する。
シート原反をセットしてあるサポートメンバーが押し下
げられ、表皮材及びシート原反が下型型面形状に容易に
追従する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る積層成形体の成形方法並
びに成形装置の実施例について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
びに成形装置の実施例について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明方法を適用して成形したトラ
ンクサイドトリムの外観図、図2は同トランクサイドト
リムの構成を示す断面図、図3は本発明に係る積層成形
体の成形装置の全体構成を示す断面図、図4は同成形装
置の分解斜視図、図5乃至図10は本発明方法をトラン
クサイドトリムの成形方法に適用した実施例を示す各工
程の断面図、図11は本発明に係る積層成形体の成形装
置の別実施例の全体構成を示す断面図である。
ンクサイドトリムの外観図、図2は同トランクサイドト
リムの構成を示す断面図、図3は本発明に係る積層成形
体の成形装置の全体構成を示す断面図、図4は同成形装
置の分解斜視図、図5乃至図10は本発明方法をトラン
クサイドトリムの成形方法に適用した実施例を示す各工
程の断面図、図11は本発明に係る積層成形体の成形装
置の別実施例の全体構成を示す断面図である。
【0018】まず、本発明方法を適用して成形したトラ
ンクサイドトリムの構成について図1,図2を基に簡単
に説明すると、トランクサイドトリム10は樹脂基材1
1表面に表皮材12を貼着した積層成形体から構成され
ており、後述するコールドプレス成形により、図示する
形状に成形されている。
ンクサイドトリムの構成について図1,図2を基に簡単
に説明すると、トランクサイドトリム10は樹脂基材1
1表面に表皮材12を貼着した積層成形体から構成され
ており、後述するコールドプレス成形により、図示する
形状に成形されている。
【0019】さらに詳しくは、樹脂基材11としては、
コスト,剛性,成形性を考慮して、ポリプロピレン樹脂
に木粉フィラーを混入した複合樹脂材料を使用し、Tダ
イ押出成形機によりシート状に押し出したシート原反を
加熱軟化させてコールドプレス成形により、所要形状に
成形され、この樹脂基材11のコールドプレス成形時、
表皮材12は一体成形されるが、この表皮材12として
は、不織布が本実施例では使用されている。
コスト,剛性,成形性を考慮して、ポリプロピレン樹脂
に木粉フィラーを混入した複合樹脂材料を使用し、Tダ
イ押出成形機によりシート状に押し出したシート原反を
加熱軟化させてコールドプレス成形により、所要形状に
成形され、この樹脂基材11のコールドプレス成形時、
表皮材12は一体成形されるが、この表皮材12として
は、不織布が本実施例では使用されている。
【0020】そして、本発明方法は、上述したトランク
サイドトリム10のような積層成形体の成形方法におい
て、金型へのセット作業が簡単に行なえ、かつ、不良率
を大幅に低減でき、成形精度を高めるとともに、かなり
な深絞り形状を可能とし、形状自由度を大幅に向上させ
たことが特徴である。
サイドトリム10のような積層成形体の成形方法におい
て、金型へのセット作業が簡単に行なえ、かつ、不良率
を大幅に低減でき、成形精度を高めるとともに、かなり
な深絞り形状を可能とし、形状自由度を大幅に向上させ
たことが特徴である。
【0021】次いで、図3,図4を基に本発明方法に使
用する成形装置について説明する。
用する成形装置について説明する。
【0022】成形装置20は、上部構成30と下部構成
40と素材の搬送手段50とから大略構成されている。
40と素材の搬送手段50とから大略構成されている。
【0023】さらに詳しくは、上部構成30の構成とし
ては、上下動可能なプレススライド31に上側型板32
が取り付けられており、この上側型板32の下面には、
製品形状に合致した型面を有する上型33が取り付けら
れ、上側型板32の4隅部には、押下げ部材34が設け
られている。
ては、上下動可能なプレススライド31に上側型板32
が取り付けられており、この上側型板32の下面には、
製品形状に合致した型面を有する上型33が取り付けら
れ、上側型板32の4隅部には、押下げ部材34が設け
られている。
【0024】尚、この押下げ部材34としては、押下げ
ピン341の先端に押下げブロック342が設定されて
いる。
ピン341の先端に押下げブロック342が設定されて
いる。
【0025】次に、下部構成40としては、プレスボル
スタ41に下側型板42が取り付けられており、この下
側型板42の上面には所望の型面形状を備えた下型43
が取り付けられ、さらに、上部構成30における押下げ
部材34にほぼ対応する4カ所にガイドピン44が立設
され、このガイドピン44にサポートメンバー45が上
下動可能に挿通されており、コイルスプリング46によ
り、このサポートメンバー45は常時上方にバネ付勢さ
れている。
スタ41に下側型板42が取り付けられており、この下
側型板42の上面には所望の型面形状を備えた下型43
が取り付けられ、さらに、上部構成30における押下げ
部材34にほぼ対応する4カ所にガイドピン44が立設
され、このガイドピン44にサポートメンバー45が上
下動可能に挿通されており、コイルスプリング46によ
り、このサポートメンバー45は常時上方にバネ付勢さ
れている。
【0026】尚、サポートメンバー45は図4に示すよ
うに、枠体47をスライド装着してこの枠体47を保持
するように、断面コ字状のレール部451とこれと一体
化した取付フランジ部452とからなる長尺状のもの
で、取付フランジ部452には、ガイドピン44を挿通
するための挿通孔453が開設されている。
うに、枠体47をスライド装着してこの枠体47を保持
するように、断面コ字状のレール部451とこれと一体
化した取付フランジ部452とからなる長尺状のもの
で、取付フランジ部452には、ガイドピン44を挿通
するための挿通孔453が開設されている。
【0027】また、枠体47は、表皮材12をセットす
るためのセットピン471が各コーナー部に設けられて
いるが、このセットピン471の設定箇所は特に限定し
ない。
るためのセットピン471が各コーナー部に設けられて
いるが、このセットピン471の設定箇所は特に限定し
ない。
【0028】さらに、上述した上部構成30並びに下部
構成40に加えて、上下型33,43が型開き状態にあ
るとき、樹脂基材11の素材である加熱軟化状態のシー
ト原反Pを所定位置に位置決めする手段として、搬送手
段50が設置されている。
構成40に加えて、上下型33,43が型開き状態にあ
るとき、樹脂基材11の素材である加熱軟化状態のシー
ト原反Pを所定位置に位置決めする手段として、搬送手
段50が設置されている。
【0029】この搬送手段50としては、コンベア台車
51が使用されており、このコンベア台車50は、プー
リ52により金網53を循環駆動する構成であり、図示
しない搬送機構により、コンベア台車50は、加熱炉6
0を経由して上下型33,43内に前進あるいは後退す
る。
51が使用されており、このコンベア台車50は、プー
リ52により金網53を循環駆動する構成であり、図示
しない搬送機構により、コンベア台車50は、加熱炉6
0を経由して上下型33,43内に前進あるいは後退す
る。
【0030】そして、本発明による成形装置20は、こ
のように、上部構成30、下部構成40、搬送手段50
とから構成されており、表皮材12並びに樹脂基材11
の素材であるシート原反Pを直接下型43の型面上にセ
ットするのではなく、枠体47を上下動可能なサポート
メンバー45のレール部451にスライド装着すること
により、素材のセット作業が簡単に行なえ、かつ、上部
構成30の下降時、押下げ部材34の押下げブロック3
42がサポートメンバー45をコイルスプリング46の
バネ圧に対して押し下げることにより、下型43の型面
形状に沿って素材、すなわち、表皮材12とシート原反
Pが容易に追従して、成形不良のない優れた成形精度を
有する積層成形体が得られるということが特徴である。
のように、上部構成30、下部構成40、搬送手段50
とから構成されており、表皮材12並びに樹脂基材11
の素材であるシート原反Pを直接下型43の型面上にセ
ットするのではなく、枠体47を上下動可能なサポート
メンバー45のレール部451にスライド装着すること
により、素材のセット作業が簡単に行なえ、かつ、上部
構成30の下降時、押下げ部材34の押下げブロック3
42がサポートメンバー45をコイルスプリング46の
バネ圧に対して押し下げることにより、下型43の型面
形状に沿って素材、すなわち、表皮材12とシート原反
Pが容易に追従して、成形不良のない優れた成形精度を
有する積層成形体が得られるということが特徴である。
【0031】次いで、この成形装置20を使用して、ト
ランクサイドトリム10の成形工程について図5乃至図
11を基に詳細に説明する。
ランクサイドトリム10の成形工程について図5乃至図
11を基に詳細に説明する。
【0032】まず、図5に示すように、表皮材12を枠
体47上に位置決めし、表皮材12の周縁部をセットピ
ン471に突き刺して仮止めした後、この枠体47をサ
ポートメンバー45のレール部451に沿って矢印方向
にスライドさせて、枠体47をサポートメンバー45に
保持させる。
体47上に位置決めし、表皮材12の周縁部をセットピ
ン471に突き刺して仮止めした後、この枠体47をサ
ポートメンバー45のレール部451に沿って矢印方向
にスライドさせて、枠体47をサポートメンバー45に
保持させる。
【0033】従って、表皮材12のセットが完了した状
態を図6に示すように、下型43の上方に表皮材12が
位置し、この表皮材12の周縁を枠体47により保持
し、更にこの枠体47をサポートメンバー45により保
持している。
態を図6に示すように、下型43の上方に表皮材12が
位置し、この表皮材12の周縁を枠体47により保持
し、更にこの枠体47をサポートメンバー45により保
持している。
【0034】次いで、表皮材12のセット工程が完了す
れば、樹脂基材11のシート原反Pを載せたコンベア台
車51が加熱炉60内を経由して、この加熱炉60内で
シート原反Pの表面温度が190±10℃まで加熱され
た状態で上下型33,43内にコンベア台車51が進入
し、シート原反Pを載置した金網53はプーリ52によ
り循環運動しているため、図7に示すように、シート原
反Pの先端がサポートメンバー45の上に載り、その
後、図8に示すように、コンベア台車51が後退するに
したがい、順次シート原反Pが表皮材12上に載置さ
れ、コンベア台車51が完全に型内から退避した状態で
は、図9に示すようにシート原反Pは枠体47に仮止め
された表皮材12上にセットされる。
れば、樹脂基材11のシート原反Pを載せたコンベア台
車51が加熱炉60内を経由して、この加熱炉60内で
シート原反Pの表面温度が190±10℃まで加熱され
た状態で上下型33,43内にコンベア台車51が進入
し、シート原反Pを載置した金網53はプーリ52によ
り循環運動しているため、図7に示すように、シート原
反Pの先端がサポートメンバー45の上に載り、その
後、図8に示すように、コンベア台車51が後退するに
したがい、順次シート原反Pが表皮材12上に載置さ
れ、コンベア台車51が完全に型内から退避した状態で
は、図9に示すようにシート原反Pは枠体47に仮止め
された表皮材12上にセットされる。
【0035】以上が表皮材12及びシート原反Pのセッ
ト工程であるが、枠体47上に表皮材12並びにシート
原反Pをセットするだけであり、従来のように直接下型
43にセットするというものではなく、かつ、皺取り作
業も不要になるなど、素材のセット作業が著しく簡単な
ものとなり、セット作業における作業性を大幅に向上さ
せることができるという利点がある。
ト工程であるが、枠体47上に表皮材12並びにシート
原反Pをセットするだけであり、従来のように直接下型
43にセットするというものではなく、かつ、皺取り作
業も不要になるなど、素材のセット作業が著しく簡単な
ものとなり、セット作業における作業性を大幅に向上さ
せることができるという利点がある。
【0036】そして、素材のセット工程が完了すれば、
プレススライド31の下降動作により、上側型板32が
所定ストローク下降するが、このとき、図10に示すよ
うに、上型33とシート原反Pが接触する前に、上側型
板32に設けた押下げ部材34の押下げブロック342
が表皮材12及びシート原反Pを保持しているサポート
メンバー45の取付フランジ452と当接し、上側型板
32の下降動作に応じて、この押下げ部材34によりサ
ポートメンバー45が押し下げられ、表皮材12及びシ
ート原反Pの周縁も下方向に移動し、下型43の型面に
追従しやすくなる。
プレススライド31の下降動作により、上側型板32が
所定ストローク下降するが、このとき、図10に示すよ
うに、上型33とシート原反Pが接触する前に、上側型
板32に設けた押下げ部材34の押下げブロック342
が表皮材12及びシート原反Pを保持しているサポート
メンバー45の取付フランジ452と当接し、上側型板
32の下降動作に応じて、この押下げ部材34によりサ
ポートメンバー45が押し下げられ、表皮材12及びシ
ート原反Pの周縁も下方向に移動し、下型43の型面に
追従しやすくなる。
【0037】そして、図11に示すように、上型33が
下死点まで下降し、上下型33,43の係合圧締めによ
り、シート原反Pと表皮材12が所要形状にコールドプ
レス成形され、トランクサイドトリム10の成形が完了
する。
下死点まで下降し、上下型33,43の係合圧締めによ
り、シート原反Pと表皮材12が所要形状にコールドプ
レス成形され、トランクサイドトリム10の成形が完了
する。
【0038】このとき、コイルスプリング46の復起限
界の関係で、サポートメンバー45の下降ストロークは
150mmに設定されている。
界の関係で、サポートメンバー45の下降ストロークは
150mmに設定されている。
【0039】従って、上型33の下降に追随して押下げ
部材34がサポートメンバー45を押し下げ、表皮材1
2やシート原反Pの周縁部を下型43の型面に近付ける
ように移動するため、素材が下型43の型面に容易に追
従するようになり、切れ等の成形不良を未然に防止で
き、成形精度を高めることが可能になるとともに、かな
りな程度の深絞り形状の成形が可能となり、製品の造形
自由度を大幅に拡大することができるという利点があ
る。
部材34がサポートメンバー45を押し下げ、表皮材1
2やシート原反Pの周縁部を下型43の型面に近付ける
ように移動するため、素材が下型43の型面に容易に追
従するようになり、切れ等の成形不良を未然に防止で
き、成形精度を高めることが可能になるとともに、かな
りな程度の深絞り形状の成形が可能となり、製品の造形
自由度を大幅に拡大することができるという利点があ
る。
【0040】尚、上下型33,43の型形状により、押
下げ部材34の押下げピン341の長さを調整すること
により、上下型33,43への素材の追従性を任意に調
整できる。
下げ部材34の押下げピン341の長さを調整すること
により、上下型33,43への素材の追従性を任意に調
整できる。
【0041】次いで、図12は本発明に係る成形装置2
0の第2実施例を示すもので、第1実施例と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
0の第2実施例を示すもので、第1実施例と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0042】この第2実施例の成形装置20´は、上部
構成30は第1実施例と同一構成であり、下部構成40
におけるサポートメンバー45を上方に付勢する手段が
第1実施例とは相違する。
構成30は第1実施例と同一構成であり、下部構成40
におけるサポートメンバー45を上方に付勢する手段が
第1実施例とは相違する。
【0043】すなわち、図12に示すように、サポート
メンバー45の取付フランジ部452にロッドレスシリ
ンダ48が設置されており、サポートメンバー45の下
降動作は上側型板32に設けられた押下げ部材34によ
り行なうが、元位置への復起はこのロッドレスシリンダ
48を使用して行なう。
メンバー45の取付フランジ部452にロッドレスシリ
ンダ48が設置されており、サポートメンバー45の下
降動作は上側型板32に設けられた押下げ部材34によ
り行なうが、元位置への復起はこのロッドレスシリンダ
48を使用して行なう。
【0044】このロッドレスシリンダ48内には常にエ
アがイン状態になっており、エア圧はレギュレータで調
整可能である。
アがイン状態になっており、エア圧はレギュレータで調
整可能である。
【0045】従って、第1実施例のコイルスプリング4
6では最大150mmの下降ストロークであるが、第2
実施例のように、ロッドレスシリンダ48を使用するこ
とにより、最大ストローク300mmまでサポートメン
バー45を押し下げることが可能となり、積層成形体の
成形自由度を更に向上させることができるという利点が
ある。
6では最大150mmの下降ストロークであるが、第2
実施例のように、ロッドレスシリンダ48を使用するこ
とにより、最大ストローク300mmまでサポートメン
バー45を押し下げることが可能となり、積層成形体の
成形自由度を更に向上させることができるという利点が
ある。
【0046】以上の説明はトランクルーム内に設置され
るトランクサイドトリム10に本発明方法並びに成形装
置を適用した実施例であるが、トランクルーム内の内装
トリムの他に自動車室内に装着される積層成形体にも適
用でき、適用範囲は極めて広いものである。
るトランクサイドトリム10に本発明方法並びに成形装
置を適用した実施例であるが、トランクルーム内の内装
トリムの他に自動車室内に装着される積層成形体にも適
用でき、適用範囲は極めて広いものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る積層成
形体の成形方法並びに成形装置によれば、以下に記載す
る格別の作用効果を有する。
形体の成形方法並びに成形装置によれば、以下に記載す
る格別の作用効果を有する。
【0048】(1)本発明方法によれば、表皮材は枠体
上にセットしたものをサポートメンバーにスライド装着
した後、樹脂基材の素材であるシート原反は加熱軟化し
たものを枠体上の表皮材上面にセットすればよいため、
従来のように表皮材及びシート原反をそれぞれ下型の型
面上に直接セットする方法に比べ、セット作業に熟練を
要することなく、かつ、皺取り作業も廃止できるなど、
簡単かつ迅速に素材のセット作業が完了し、素材のセッ
ト作業における作業性が著しく向上するという効果を有
する。
上にセットしたものをサポートメンバーにスライド装着
した後、樹脂基材の素材であるシート原反は加熱軟化し
たものを枠体上の表皮材上面にセットすればよいため、
従来のように表皮材及びシート原反をそれぞれ下型の型
面上に直接セットする方法に比べ、セット作業に熟練を
要することなく、かつ、皺取り作業も廃止できるなど、
簡単かつ迅速に素材のセット作業が完了し、素材のセッ
ト作業における作業性が著しく向上するという効果を有
する。
【0049】(2)本発明方法によれば、下型上方に表
皮材及びシート原反を位置決めした後、これら表皮材及
びシート原反の周縁を保持するサポートメンバーを上型
の下降動作に伴ない所定ストローク押し下げることによ
り、素材の下型型面への追従性が向上し、従来のよう
に、上下型間でズリが発生したり、材料の引き込みが不
良により切れが発生することがなく、切れ等の不良率を
大幅に低減させ、成形精度を大幅に向上させることがで
きるという効果を有する。
皮材及びシート原反を位置決めした後、これら表皮材及
びシート原反の周縁を保持するサポートメンバーを上型
の下降動作に伴ない所定ストローク押し下げることによ
り、素材の下型型面への追従性が向上し、従来のよう
に、上下型間でズリが発生したり、材料の引き込みが不
良により切れが発生することがなく、切れ等の不良率を
大幅に低減させ、成形精度を大幅に向上させることがで
きるという効果を有する。
【0050】(3)本発明方法によれば、表皮材及びシ
ート原反の周縁を保持するサポートメンバーを下型の下
降動作に伴ない下方向に押し下げることにより、下型へ
の素材の追従性を向上させ、かなりな深絞り形状の成形
を可能にする一方、シート原反の薄肉化を図れることか
ら、軽量化並びに材料節約にも貢献できるという効果を
有する。
ート原反の周縁を保持するサポートメンバーを下型の下
降動作に伴ない下方向に押し下げることにより、下型へ
の素材の追従性を向上させ、かなりな深絞り形状の成形
を可能にする一方、シート原反の薄肉化を図れることか
ら、軽量化並びに材料節約にも貢献できるという効果を
有する。
【0051】(4)本発明に係る成形装置によれば、上
下型を備える上部構成及び下部構成と、シート原反を搬
送する搬送手段とから構成され、成形素材をセットした
枠体を保持するサポートメンバーを上下動可能に設置す
るとともに、上部構成に設けた押下げ部材により、上型
の下降に伴ないサポートメンバーを押し下げることによ
り、素材のセット作業における作業性を向上させるとと
もに、成形精度を高めるというものであり、下部構成に
は、ガイドピンに挿通され、上下動可能なサポートメン
バーが設置され、常に上方に付勢され、上部構成にはこ
のサポートメンバーを所定ストローク押し下げる押下げ
部材を設置するという簡単な構成であるため、実用性に
優れるという効果を有する。
下型を備える上部構成及び下部構成と、シート原反を搬
送する搬送手段とから構成され、成形素材をセットした
枠体を保持するサポートメンバーを上下動可能に設置す
るとともに、上部構成に設けた押下げ部材により、上型
の下降に伴ないサポートメンバーを押し下げることによ
り、素材のセット作業における作業性を向上させるとと
もに、成形精度を高めるというものであり、下部構成に
は、ガイドピンに挿通され、上下動可能なサポートメン
バーが設置され、常に上方に付勢され、上部構成にはこ
のサポートメンバーを所定ストローク押し下げる押下げ
部材を設置するという簡単な構成であるため、実用性に
優れるという効果を有する。
【0052】(5)本発明に係る成形装置によれば、押
下げ部材の押下げピンのピン長さを調整するかあるいは
サポートメンバーを上方に復起させる復起機構としてロ
ッドレスシリンダを使用することにより、素材の金型へ
の追従性を更に向上させることができるという効果を有
する。
下げ部材の押下げピンのピン長さを調整するかあるいは
サポートメンバーを上方に復起させる復起機構としてロ
ッドレスシリンダを使用することにより、素材の金型へ
の追従性を更に向上させることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して成形したトランクサイド
トリムを示す外観図。
トリムを示す外観図。
【図2】図1に示すトランクサイドトリムの断面図。
【図3】本発明に係る積層成形体の成形装置の一実施例
の全体構成を示す断面図。
の全体構成を示す断面図。
【図4】図3に示す成形装置の分解斜視図。
【図5】本発明方法における表皮材のセット状態を示す
説明図。
説明図。
【図6】本発明方法における表皮材をセットした枠体を
サポートメンバーに取り付けた状態を示す断面図。
サポートメンバーに取り付けた状態を示す断面図。
【図7】本発明方法におけるシート原反のセット初期の
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図8】本発明方法におけるシート原反のセット途中の
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図9】本発明方法におけるシート原反のセットを完了
した状態を示す断面図。
した状態を示す断面図。
【図10】本発明方法におけるサポートメンバーの下降
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図11】本発明方法におけるコールドプレス成形工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図12】本発明方法に使用する積層成形体の成形装置
の別実施例の全体構成を示す断面図。
の別実施例の全体構成を示す断面図。
【図13】従来のトランクサイドトリムの構成を示す断
面図。
面図。
【図14】従来のトランクサイドトリムの成形工程を示
す断面図。
す断面図。
10 トランクサイドトリム 11 樹脂基材 12 表皮材 20 成形装置 33 上型 34 押下げ部材 43 下型 45 サポートメンバー 46 コイルスプリング 47 枠体 48 ロッドレスシリンダ 50 搬送手段 51 コンベア台車 60 加熱炉 P シート原反
Claims (5)
- 【請求項1】 加熱軟化された樹脂板あるいは複合樹脂
板からなるシート原反(P)と表皮材(12)とを所要
形状にコールドプレス成形して樹脂基材(11)と表皮
材(12)とからなる積層成形体の成形方法において、 表皮材(12)を枠体(47)にセットするとともに、
この枠体(47)をスライド操作により下型(43)の
上方に位置決めし、その後、加熱軟化させたシート原反
(P)を表皮材(12)の上面に載置し、上型(33)
の下降に伴ない、枠体(47)を下降させて、表皮材
(12)及びシート原反(P)を下型(43)の型面上
に追従させるようにして上下型(33,43)の型係合
により、樹脂基材(11)と表皮材(12)とを所要形
状にコールドプレス成形することを特徴とする積層成形
体の成形方法。 - 【請求項2】 加熱軟化状態のシート原反(P)と表皮
材(12)とを所要形状にコールドプレス成形してなる
積層成形体の成形装置において、 この成形装置(20)は、昇降可能な上型型板(32)
の下面に上型(33)及びその4隅部に押下げ部材(3
4)が設置されているとともに、 下側型板(42)上には、上型(33)と対応する下型
(43)が取り付けられ、かつ、表皮材(12)を仮セ
ットする枠体(47)を保持するサポートメンバー(4
5)がガイドピン(44)により、上下動可能に設置さ
れ、かつ、常時上方に付勢され、上側型板(32)の下
降時、押下げ部材(34)により、枠体(47)及びサ
ポートメンバー(45)が所定ストローク押し下げられ
ることを特徴とする積層成形体の成形装置。 - 【請求項3】 枠体(47)にセットされた表皮材(1
2)上に加熱軟化された樹脂基材を搬送する搬送手段
(50)として、加熱炉(60)内を経由して上下型
(33,43)内に進退するコンベア台車(51)が設
置されていることを特徴とする請求項2記載の積層成形
体の成形装置。 - 【請求項4】 サポートメンバー(45)を上方に付勢
する手段としてコイルスプリング(46)が使用されて
いることを特徴とする請求項2,3記載の積層成形体の
成形装置。 - 【請求項5】 サポートメンバー(45)を上方に付勢
する手段としてエア駆動によるロッドレスシリンダ(4
8)が使用されていることを特徴とする請求項2,3記
載の積層成形体の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109543A JP3019745B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 積層成形体の成形方法及び成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109543A JP3019745B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 積層成形体の成形方法及び成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300379A JPH08300379A (ja) | 1996-11-19 |
JP3019745B2 true JP3019745B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14512925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7109543A Expired - Fee Related JP3019745B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 積層成形体の成形方法及び成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019745B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7901201B2 (en) | 2005-07-25 | 2011-03-08 | Kojima Press Industry Co., Ltd. | Press-molding machine and press-molding method |
DE102012200701A1 (de) * | 2012-01-18 | 2013-07-18 | Dieffenbacher GmbH Maschinen- und Anlagenbau | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines dreidimensionalen Vorformlings aus einem Fasergelege im Zuge der Herstellung von faserverstärkten Formteilen |
DE102012200699A1 (de) * | 2012-01-18 | 2013-07-18 | Dieffenbacher GmbH Maschinen- und Anlagenbau | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines dreidimensionalen Vorformlings aus einem Fasergelege im Zuge der Herstellung von faserverstärkten Formteilen |
CN102700042B (zh) * | 2012-06-13 | 2014-12-17 | 林启鹏 | 一种大张塑料片材模压成型的流水作业装置 |
CN112265207B (zh) * | 2020-09-15 | 2021-09-21 | 广州中新汽车零部件有限公司 | 一种汽车行李箱饰件生产线及其生产方法 |
JP7505430B2 (ja) * | 2021-03-24 | 2024-06-25 | トヨタ自動車株式会社 | セパレータの加工装置および加工方法 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP7109543A patent/JP3019745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08300379A (ja) | 1996-11-19 |
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