JP2588370Y2 - 装飾体貼着設備 - Google Patents

装飾体貼着設備

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JP2588370Y2
JP2588370Y2 JP1993031889U JP3188993U JP2588370Y2 JP 2588370 Y2 JP2588370 Y2 JP 2588370Y2 JP 1993031889 U JP1993031889 U JP 1993031889U JP 3188993 U JP3188993 U JP 3188993U JP 2588370 Y2 JP2588370 Y2 JP 2588370Y2
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decorative
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洋次郎 林
直史 牧口
福次 小沢
哲 薮野
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、布地等の装飾体材料か
ら装飾体を裁断成形するとともに裁断成形した装飾体の
周縁部を、下型上にセットされた成形体の木目込み溝に
押し込むようにして、前記装飾体を前記成形体に貼着す
るのに好適な設備の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の内装部材やカバン・バッ
ク等のケース類の外装部分に、布地等の装飾体を貼着し
て高級化を図っており、この装飾体の貼着においては、
装飾体の周縁部を成形体の木目込み溝に押し込んで品質
を高めるようにしている。そして、従来、この作業を行
う設備の一つとして、特開平2ー305626号公報に
開示されているように、上型と、昇降可能な下型、裁断
装置および木目込み装置とを一ヶ所に配設して、成形体
を上型にセットし、続いて、装飾体材料を成形体に圧着
するとともに前記装飾体材料から装飾体を裁断成形し、
その後、装飾体の周縁部を前記成形体の木目込み溝に押
し込むように構成されたものがある。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかし、このように構
成された従来の設備では、上向き作業になる成形体の上
型へのセットや、狭い場所での作業になる装飾体材料の
保持装置へのセットが、困難で生産性、作業性に欠ける
などの問題があった。本考案は上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、成形体の下型へのセットおよび装飾体材料
の保持装置へのセットを容易に行なうことが可能な装飾
体貼着設備を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案における上型機構18、下型、裁断装置
および木目込み装置20を備えて、装飾体材料を成形
体に圧着するとともに前記装飾体材料から装飾体を裁断
成形し、その後、装飾体の周縁部を前記成形体の木目込
み溝に押し込むようにした装飾体貼着設備において、前
記上型機構18、前記裁断装置19および前記木目込み
装置20を下向きにして昇降可能に設け、かつ、前記装
飾体材料を保持する保持装置および前記下型を、前
記上型機構18、前記裁断装置19および前記木目込み
装置20の直下方位置に入出可能に配設し、さらに、前
記上型機構18の上型本体21を前記下型5よりも長さ
の短いものに構成して下型5の周縁部の上方に所要広さ
の空間を形成し、前記保持装置8を、前記上型本体21
の外形より相似的に若干大きい開口を備えて昇降可能に
配設した板状の支持部材11と、この支持部材11の上
面に前記開口の外周に沿うように配置した複数個の装飾
体材料杷持用の把持機構12とで構成したことを特徴と
する。
【0005】
【作用】このように構成した設備は、下型および保持装
置を、上型、裁断装置および木目込み装置の直下方位置
から外に出した状態にして、所定の成形体を下型に、装
飾体材料を保持装置にそれぞれセットし、その後、成形
体および装飾体材料をそれぞれセットした下型および保
持装置を、上型、裁断装置および木目込み装置の直下方
位置に移送する。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例について図1および図2に
基づき詳細に説明する。一部断面正面図である図1に示
すように、基礎フレーム1上に第1走行台車2が、第1
走行台車2に装着した第1摺動機構3および前記基礎フ
レーム1上に敷設した第1レール4を介して前後方向へ
往復動可能に配設してあり、第1走行台車2上には下型
5が取り付けてある。そして、第1走行台車2には、図
1のAーA断面図である図2に示すように、前記基礎フ
レーム1上に設置した横向きの第1シリンダ6のピスト
ンロッドの先端が連結部材7を介して連結してあって、
第1走行台車2は第1シリンダ6の伸縮作動により往復
移動するようになっている。
【0007】また、図1に示すように、前記基礎フレー
ム1上における前記下型5の上方には保持装置8が配設
してあり、保持装置8は、第2走行台車9をもって図1
において前後方向へ往復動するようになっている。そし
て、保持装置8においては、第2走行台車9上に前記第
1走行台車2を挾んで装着した上向きの第2シリンダ1
0のピストンロッドの上端に、板状の支持部材11が架
設してあり、支持部材11は、後述の上型本体21の外
形より相似的に若干大きい開口を備え、かつ上面に装飾
体材料把持用の把持機構12が複数個、開口の外周に沿
うように配置されて装着されている。
【0008】把持機構12は、水平移動可能にされて把
持した装飾体材料Sの周縁部を水平方向へ引っ張ること
ができるようになっている。また、前記第2走行台車9
は、第2走行台車9に装着した第2摺動機構13および
前記基礎フレーム1上に敷設した第2レール14を介し
て前後方向へ往復動可能とされ、前記基礎フレーム1に
設置した横向きの第3シリンダ15のピストンロッドの
先端が連結部材16を介して連結してあって、保持装置
8は、第3シリンダ15の伸縮作動により第2走行台車
9を介して前後方向へ移動するようになっている。
【0009】また、前記下型5の上方には、取付けフレ
ーム17が昇降可能に配設してあり、取付けフレーム1
7の下面には上型機構18、裁断装置19および木目込
み装置20がそれぞれ装着してある。上型機構18にお
いては、上型本体21が取付け部材22を介して前記取
付けフレーム17に取り付けてある。
【0010】また、前記裁断装置19においては熱刃2
3が、取付け機構24を介して下向きの第4シリンダ2
5のピストンロッドの下端に取り付けてあり、第4シリ
ンダ25は取付け台26を介して前記取付けフレーム1
7に装着してあって、熱刃23は第4シリンダ25の伸
縮作動により昇降するようになっている。
【0011】また、前記木目込み装置20においては、
木目込み刃27がフレーム28を介して下向きの第5シ
リンダ29のピストンロッドの下端に取り付けてあり、
第5シリンダ29は傾斜台30を介して前記取付けフレ
ーム17に取り付けてある。
【0012】次にこのように構成した設備の動作につい
て説明する。まず、保持装置8の第2シリンダ10を伸
長作動して支持部材11を上昇させ、続いて、第1シリ
ンダ6を伸長作動して、下型5を上型機構18、裁断装
置19および木目込み装置20の直下方位置から外に移
動させる。次いで、下型5上に成形体をセットし、続い
て、第3シリンダ15を伸長作動して、図2において一
点鎖線で示すように、保持装置8を上型機構18、裁断
装置19および木目込み装置20の直下方位置から外に
移動させる。次いで、保持装置8に成形体材料Sをセッ
トし、続いて、支持部材11上の装飾体材料Sを把持機
構12をもって把持する。次いで、前記第1シリンダ6
を収縮作動して、成形体Wをセットした下型5を上型機
構18等の直下方位置に移動させ、続いて、把持機構1
2をもって装飾体材料Sの周縁部を引っ張って装飾体材
料Sにテンションを与える。
【0013】次いで、前記第3シリンダ15を収縮作動
して、成形体材料Sをセットした保持装置8を、上型機
構18等の直下方位置に移動させ、続いて、第2シリン
ダ10を収縮作動して支持部材11を下降させ前記下型
5上面にセットする。次いで、取付けフレーム17を介
して上型機構18、裁断装置19等を下降させ、上型機
構18をもって装飾体材料Sを成形体Wに圧着する。次
いで、裁断装置19の第4シリンダ25を伸長して熱刃
23を下降させ、装飾体材料Sを所要の形状に裁断して
装飾体を成形し、装飾体の成形後、第4シリンダ25を
収縮作動して熱刃23を上昇させる。次いで、木目込み
装置20の第5シリンダ29を伸長作動して木目込み刃
27を下降させ、装飾体の周縁部を成形体Wの木目込み
溝に押し込み、押し込み完了後、第5シリンダ29を収
縮作動して木目込み刃27を上昇させる。これにより、
成形体の所要部位に装飾体を適確に貼着することができ
る。
【0014】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、装飾体材料を保持する保持装置および下型を、上
型、裁断装置および木目込み装置の直下方位置に入出可
能に配設したから、成形体の下型へのセットおよび装飾
体材料の保持装置へのセットを容易に行なうことがで
き、従来のこの種の設備と比較して生産性、作業性が大
幅に向上するなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図2】
【図1】のAーA断面図である。
【符号の説明】
5 下型 8 保持装置 18 上型機構 19 裁断装置 20 木目込み装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−305626(JP,A) 特開 平3−219940(JP,A) 特開 平2−120027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 69/00 B29C 51/00 - 51/46 B29D 31/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型機構18、下型、裁断装置19
    よび木目込み装置20を備えて、装飾体材料を成形体に
    圧着するとともに前記装飾体材料から装飾体を裁断成形
    し、その後、装飾体の周縁部を前記成形体の木目込み溝
    に押し込むようにした装飾体貼着設備において、 前記上型機構18、前記裁断装置19および前記木目込
    み装置20を下向きにして昇降可能に設け、 かつ、前記装飾体材料を保持する保持装置および前記
    下型を、前記上型機構18、前記裁断装置19および
    前記木目込み装置20の直下方位置に入出可能に配設
    し、前記上型機構18の上型本体21を前記下型5よりも長
    さの短いものに構成して下型5の周縁部の上方に所要広
    さの空間を形成し、 さらに、前記保持装置8を、前記上型本体21の外形よ
    り相似的に若干大きい開口を備えて昇降可能に配設した
    板状の支持部材11と、この支持部材11の上面に前記
    開口の外周に沿うように配置した複数個の装飾体材料杷
    持用の把持機構12とで構成した ことを特徴とする装飾
    体貼着設備。
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US4923539A (en) * 1988-09-16 1990-05-08 Stanztechnik Gmbh R+S Method and apparatus for manufacturing trim panels including several trim components
JP2708549B2 (ja) * 1989-05-19 1998-02-04 河西工業株式会社 自動車用ドアトリムの製造方法
JPH03219940A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk オーナメント部材の成形用型およびその上型を用いて行うオーナメント部材の貼着方法

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