JPH1177818A - 成形用金型装置及び成形品の成形方法 - Google Patents
成形用金型装置及び成形品の成形方法Info
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- JPH1177818A JPH1177818A JP25939597A JP25939597A JPH1177818A JP H1177818 A JPH1177818 A JP H1177818A JP 25939597 A JP25939597 A JP 25939597A JP 25939597 A JP25939597 A JP 25939597A JP H1177818 A JPH1177818 A JP H1177818A
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- Japan
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- molding
- mold
- clamping means
- molded product
- clamp
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形後成形品が下型に付着して人力による脱
型が困難である。 【解決手段】 加熱された成形用素材４を上下方向より
加圧して、成形用素材４を成形品４´に成形する上型２
及び下型３よりなる金型本体１と、上記金型本体１の周
辺に設置され、かつ成形時には成形用素材４の表皮材４
ａにテンションを付与すると共に、成形後は成形品４´
を持ち上げて下型３より脱型する複数のクランプ手段５
とより構成したもので、クランプ手段５により成形品４
´が下型３より脱型できるため、人力による脱型作業が
不要になる。
型が困難である。 【解決手段】 加熱された成形用素材４を上下方向より
加圧して、成形用素材４を成形品４´に成形する上型２
及び下型３よりなる金型本体１と、上記金型本体１の周
辺に設置され、かつ成形時には成形用素材４の表皮材４
ａにテンションを付与すると共に、成形後は成形品４´
を持ち上げて下型３より脱型する複数のクランプ手段５
とより構成したもので、クランプ手段５により成形品４
´が下型３より脱型できるため、人力による脱型作業が
不要になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の内装材の
ような成形品を成形する成形用金型装置及びこの成形用
金型装置を用いた成形品の成形方法に関する。
ような成形品を成形する成形用金型装置及びこの成形用
金型装置を用いた成形品の成形方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来自動車の内装材などに使用する成形
品を成形する成形方法としては、例えば特開昭６２−１
５６９０７号公報に記載されたものが公知である。
品を成形する成形方法としては、例えば特開昭６２−１
５６９０７号公報に記載されたものが公知である。
【０００３】上記公報の成形方法では、上型と下型で圧
縮成形する成形用素材の端部を搬送用クランプにより把
持して、クランプにより成形型の成形面に沿うよう成形
用素材を変形させ、この状態で上型と下型の間で成形用
素材を成形するようにしたもので、手作業により成形用
素材を下型形状に沿うようにセットする手間を省くこと
ができると共に、圧縮成形サイクルに要する時間を節約
できることから、作業能率の向上が図れるなどの効果を
有している。
縮成形する成形用素材の端部を搬送用クランプにより把
持して、クランプにより成形型の成形面に沿うよう成形
用素材を変形させ、この状態で上型と下型の間で成形用
素材を成形するようにしたもので、手作業により成形用
素材を下型形状に沿うようにセットする手間を省くこと
ができると共に、圧縮成形サイクルに要する時間を節約
できることから、作業能率の向上が図れるなどの効果を
有している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の成形
方法では、成形後成形型の間より成形品を取出す作業は
手作業で行わなければならないため、成形品の形状が例
えば図１２に示すような箱形形状であって、これを図１
３に示すような合成樹脂に紙などを混合した複合材ａと
不織布ｂよりなる成形用素材で成形した場合、熱により
合成樹脂が溶けて下型に付着すると同時に、熱収縮によ
り図１２及び図１３の矢印ｃ方向に縮み、下型の凸部を
締めつけるため、成形後下型より成形品を脱型するのに
大きな力を必要として、作業者が早期に疲労したり、人
力では脱型できず、工程時間も長くなるなどの不具合が
あった。
方法では、成形後成形型の間より成形品を取出す作業は
手作業で行わなければならないため、成形品の形状が例
えば図１２に示すような箱形形状であって、これを図１
３に示すような合成樹脂に紙などを混合した複合材ａと
不織布ｂよりなる成形用素材で成形した場合、熱により
合成樹脂が溶けて下型に付着すると同時に、熱収縮によ
り図１２及び図１３の矢印ｃ方向に縮み、下型の凸部を
締めつけるため、成形後下型より成形品を脱型するのに
大きな力を必要として、作業者が早期に疲労したり、人
力では脱型できず、工程時間も長くなるなどの不具合が
あった。
【０００５】また成形時クランプを開放する別の方法で
は、成形時に表皮にテンションを付与できないことか
ら、表皮にシワが発生して、成形品の品質が著しく低下
するなどの不具合もあった。
は、成形時に表皮にテンションを付与できないことか
ら、表皮にシワが発生して、成形品の品質が著しく低下
するなどの不具合もあった。
【０００６】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、成形後人力を使用せずに成形品
の脱型が可能な成形用金型装置及びこの成形用金型装置
を使用した成形方法を提供することを目的とするもので
ある。
ためになされたもので、成形後人力を使用せずに成形品
の脱型が可能な成形用金型装置及びこの成形用金型装置
を使用した成形方法を提供することを目的とするもので
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】目的を達成するため、こ
の発明の請求項１記載の発明は、加熱された成形用素材
を上下方向より加圧して、成形用素材を成形品に成形す
る上型及び下型よりなる金型本体と、上記金型本体の周
辺に設置され、かつ成形時には成形用素材の表皮材にテ
ンションを付与すると共に、成形後は成形品を持ち上げ
て下型より脱型する複数のクランプ手段とより構成した
ものである。
の発明の請求項１記載の発明は、加熱された成形用素材
を上下方向より加圧して、成形用素材を成形品に成形す
る上型及び下型よりなる金型本体と、上記金型本体の周
辺に設置され、かつ成形時には成形用素材の表皮材にテ
ンションを付与すると共に、成形後は成形品を持ち上げ
て下型より脱型する複数のクランプ手段とより構成した
ものである。
【０００８】上記構成により、成形時クランプ手段によ
り表皮材に付与されたテンションにより表皮材にシワが
発生することがないので、表皮にシワのない品質の良好
な成形品が得られると共に、成形後はクランプ手段によ
り成形品が下型より脱型されるため、下型に強固に付着
した成形品も容易に脱型することができる。
り表皮材に付与されたテンションにより表皮材にシワが
発生することがないので、表皮にシワのない品質の良好
な成形品が得られると共に、成形後はクランプ手段によ
り成形品が下型より脱型されるため、下型に強固に付着
した成形品も容易に脱型することができる。
【０００９】この発明の請求項２記載の発明は、予め加
熱された成形用素材を上型と下型の間にセットし、かつ
複数のクランプ手段により成形用素材の周辺部をクラン
プしたら、上型を下降させて、上記クランプ手段により
成形用素材の表皮材にテンションを付与しながら成形用
素材を成形品に成形すると共に、成形後上型の上昇とと
もにクランプ手段により成形品を持ち上げて下型より脱
型するようにしたものである。
熱された成形用素材を上型と下型の間にセットし、かつ
複数のクランプ手段により成形用素材の周辺部をクラン
プしたら、上型を下降させて、上記クランプ手段により
成形用素材の表皮材にテンションを付与しながら成形用
素材を成形品に成形すると共に、成形後上型の上昇とと
もにクランプ手段により成形品を持ち上げて下型より脱
型するようにしたものである。
【００１０】上記方法により、成形品の表皮にシワが発
生することがないため、品質の良好な成形品が得られる
と共に、下型に強固に付着した成形品をクランプ手段に
より短時間で容易に脱型できるため、脱型時間の短縮に
より生産性の向上が図れるようになる。
生することがないため、品質の良好な成形品が得られる
と共に、下型に強固に付着した成形品をクランプ手段に
より短時間で容易に脱型できるため、脱型時間の短縮に
より生産性の向上が図れるようになる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図１
ないし図１１に示す図面を参照して詳述する。
ないし図１１に示す図面を参照して詳述する。
【００１２】図１は成形用金型装置の成形状態の断面
図、図２は同平面図、図３はクランプ手段の側面図、図
４は同斜視図である。
図、図２は同平面図、図３はクランプ手段の側面図、図
４は同斜視図である。
【００１３】図１において１は金型本体で、上型２と下
型３よりなり、これら上下型２，３の対向面に形成され
た凹型成形部２ａと、凸型成形部３ａの間で成形素材４
を成形品４´に成形できるようになっている。
型３よりなり、これら上下型２，３の対向面に形成され
た凹型成形部２ａと、凸型成形部３ａの間で成形素材４
を成形品４´に成形できるようになっている。
【００１４】上記成形用素材４は、例えば表面層が４０
０ｇ／ｍ2、裏面層が１０００ｇ／ｍ2より構成された成
形用不織布よりなる表皮材４ａとポリプロピレンなどの
合成樹脂に紙などを混合した複合材よりなる裏当補強材
４ｂを室温より若干高めに保たれた上型２と下型３の間
で、例えば図５に示す箱形形状の成形品４´に成形され
るようになっている。
０ｇ／ｍ2、裏面層が１０００ｇ／ｍ2より構成された成
形用不織布よりなる表皮材４ａとポリプロピレンなどの
合成樹脂に紙などを混合した複合材よりなる裏当補強材
４ｂを室温より若干高めに保たれた上型２と下型３の間
で、例えば図５に示す箱形形状の成形品４´に成形され
るようになっている。
【００１５】また上記金型本体１の周辺には、成形する
際成形用素材４の周辺部をクランプすると共に、成形後
は下型３より成形品４´を脱型する複数のクランプ手段
５が所定の配列で設置されている。
際成形用素材４の周辺部をクランプすると共に、成形後
は下型３より成形品４´を脱型する複数のクランプ手段
５が所定の配列で設置されている。
【００１６】上記クランプ手段５は、図３及び図４に示
すように、下型３の設置されたベッド６上に固定された
基台５ａを有していて、この基台５ａには金型本体１方
向にロッドシリンダ５ｂが水平に横架されている。
すように、下型３の設置されたベッド６上に固定された
基台５ａを有していて、この基台５ａには金型本体１方
向にロッドシリンダ５ｂが水平に横架されている。
【００１７】上記ロッドシリンダ５ｂには、金型本体１
の接離方向へ移動自在なスライダ５ｃが設けられてい
て、このスライダ５ｃにほぼＬ字形に形成された支持部
材５ｄの下部が固着されている。
の接離方向へ移動自在なスライダ５ｃが設けられてい
て、このスライダ５ｃにほぼＬ字形に形成された支持部
材５ｄの下部が固着されている。
【００１８】上記支持部材５ｄの上部には、エアシリン
ダよりなるクランプ上下シリンダ５ｅがピストン杆５ｆ
を上向きにして取付けられていると共に、このピストン
杆５ｆの先端には、固定クランプ爪５ｇがほぼ水平に固
着されている。
ダよりなるクランプ上下シリンダ５ｅがピストン杆５ｆ
を上向きにして取付けられていると共に、このピストン
杆５ｆの先端には、固定クランプ爪５ｇがほぼ水平に固
着されている。
【００１９】上記固定クランプ爪５ｇにはピン５ｈによ
り可動クランプ爪５ｉが枢着されていて、この可動クラ
ンプ爪５ｉは、固定クランプ爪５ｇ側に取付けられたエ
アシリンダよりなるクランプシリンダ５ｊによりラック
５ｋ及びピニオン５ｍを介してピン５ｈを中心に回動自
在となっていて、固定クランプ爪５ｇと可動クランプ爪
５ｉの先端部間で成形用素材４の周辺部をクランプでき
るようになっている。
り可動クランプ爪５ｉが枢着されていて、この可動クラ
ンプ爪５ｉは、固定クランプ爪５ｇ側に取付けられたエ
アシリンダよりなるクランプシリンダ５ｊによりラック
５ｋ及びピニオン５ｍを介してピン５ｈを中心に回動自
在となっていて、固定クランプ爪５ｇと可動クランプ爪
５ｉの先端部間で成形用素材４の周辺部をクランプでき
るようになっている。
【００２０】次に上記成形用金型装置を使用して成形用
素材４を成形品４´に成形する方法を図７ないし図９を
参照して説明する。
素材４を成形品４´に成形する方法を図７ないし図９を
参照して説明する。
【００２１】予め２５０℃程度に加熱された加熱炉で裏
当補強材４ｂを加熱したら、この裏当補強材４ｂを図７
に示すように下型３の凸型成形部３ａ上にセットし、次
に予め１８０℃程度に加熱した表皮材４ａをセット枠７
の下面に突設された針７ａにシワが発生しないよう突き
刺した状態で上型２と下型３の間に搬入し、表皮材４ａ
の周辺部を、上昇させた固定クランプ爪５ｇ及び可動ク
ランプ爪５ｉの間でクランプする。
当補強材４ｂを加熱したら、この裏当補強材４ｂを図７
に示すように下型３の凸型成形部３ａ上にセットし、次
に予め１８０℃程度に加熱した表皮材４ａをセット枠７
の下面に突設された針７ａにシワが発生しないよう突き
刺した状態で上型２と下型３の間に搬入し、表皮材４ａ
の周辺部を、上昇させた固定クランプ爪５ｇ及び可動ク
ランプ爪５ｉの間でクランプする。
【００２２】そしてこの状態でクランプ上下シリンダ５
ｅにより各クランプ爪５ｇ，５ｈを下降させて、表皮材
４ａをセット枠７の針７ａより抜出しながら、下型３上
にセットされた裏当補強材４ｂに上から密着して両者を
なじませる。
ｅにより各クランプ爪５ｇ，５ｈを下降させて、表皮材
４ａをセット枠７の針７ａより抜出しながら、下型３上
にセットされた裏当補強材４ｂに上から密着して両者を
なじませる。
【００２３】その後セット枠７を型外へ退避させたら、
上型２を下降させながら加圧手段８により上方より圧着
させて成形を開始すると共に、成形の進行に伴い図８に
示すように、表皮材４ａに適度なテンションを加えなが
ら、各クランプ手段５のスライダ５ｃをロッドシリンダ
５ｂにより金型本体１側へ移動させ、表皮材４ａにシワ
が発生しないようにして、成形用素材４を成形する。
上型２を下降させながら加圧手段８により上方より圧着
させて成形を開始すると共に、成形の進行に伴い図８に
示すように、表皮材４ａに適度なテンションを加えなが
ら、各クランプ手段５のスライダ５ｃをロッドシリンダ
５ｂにより金型本体１側へ移動させ、表皮材４ａにシワ
が発生しないようにして、成形用素材４を成形する。
【００２４】以上のようにして成形が完了したら、まず
図９に示すように上型２を上昇させ、次に各爪体５ｇ，
５ｉが成形品４´の周辺をクランプした状態のまま各爪
体５ｇ，５ｉをクランプ上下シリンダ５ｅにより上昇さ
せて、下型３に密着した成形品４´をクランプ上下シリ
ンダ５ｅの力で脱型する。
図９に示すように上型２を上昇させ、次に各爪体５ｇ，
５ｉが成形品４´の周辺をクランプした状態のまま各爪
体５ｇ，５ｉをクランプ上下シリンダ５ｅにより上昇さ
せて、下型３に密着した成形品４´をクランプ上下シリ
ンダ５ｅの力で脱型する。
【００２５】成形品４´の脱型が完了したら、可動クラ
ンプ爪５ｉを開放して成形品４´を上下型２，３間より
搬出すると共に、各クランプ手段５のスライダ５ｃを元
の位置に復帰させて、各爪体５ｇ，５ｈを退避させる。
ンプ爪５ｉを開放して成形品４´を上下型２，３間より
搬出すると共に、各クランプ手段５のスライダ５ｃを元
の位置に復帰させて、各爪体５ｇ，５ｈを退避させる。
【００２６】以下上記動作を繰返すことにより、成形用
素材４を成形品４´に成形するもので、成形の完了した
成形品４´は、別の場所で周辺の不要部分がトリミング
された後、必要な個所に孔が開けられて完成品となる。
素材４を成形品４´に成形するもので、成形の完了した
成形品４´は、別の場所で周辺の不要部分がトリミング
された後、必要な個所に孔が開けられて完成品となる。
【００２７】なお金型本体１の周辺に設けられたクラン
プ手段５は、成形用素材４の大きさや形状に応じて選択
的に使用可能となっていると共に、必要に応じて従来の
クランプ爪が移動しない構造のクランプ手段と組合わせ
て使用してもよい。
プ手段５は、成形用素材４の大きさや形状に応じて選択
的に使用可能となっていると共に、必要に応じて従来の
クランプ爪が移動しない構造のクランプ手段と組合わせ
て使用してもよい。
【００２８】また上記実施の形態では、ロッドシリンダ
５ｂによりスライダ５ｃを移動するようにしたが、図１
０に示すようにエアシリンダ９により移動したり、図１
１に示すようにスライダ５ｃを金型本体１と離間する方
向へけん引する引張りばねなどの付勢手段１０を設け
て、この付勢手段１０のけん引力で表皮材にシワが発生
するのを防止し、成形後は付勢手段１０の復元力でスラ
イダ５ｃを元の位置へ復帰させるようにしてもよい。そ
して、図１０および図１１のスライダ５ｃは、図示しな
いが下面にベッド６上に設けたレール内を滑動する車輪
を設けて、移動させることができ、この場合、移動方向
に対して直行する方向にずれないようにできるので、よ
り一層表皮のシワ防止に寄与することになる。
５ｂによりスライダ５ｃを移動するようにしたが、図１
０に示すようにエアシリンダ９により移動したり、図１
１に示すようにスライダ５ｃを金型本体１と離間する方
向へけん引する引張りばねなどの付勢手段１０を設け
て、この付勢手段１０のけん引力で表皮材にシワが発生
するのを防止し、成形後は付勢手段１０の復元力でスラ
イダ５ｃを元の位置へ復帰させるようにしてもよい。そ
して、図１０および図１１のスライダ５ｃは、図示しな
いが下面にベッド６上に設けたレール内を滑動する車輪
を設けて、移動させることができ、この場合、移動方向
に対して直行する方向にずれないようにできるので、よ
り一層表皮のシワ防止に寄与することになる。
【００２９】またこの場合、シワの発生状態に応じて各
クランプ手段５に設けられた付勢手段１０のばね力を変
えることにより、シワの発生を防止することができるよ
うになる。
クランプ手段５に設けられた付勢手段１０のばね力を変
えることにより、シワの発生を防止することができるよ
うになる。
【００３０】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、金型本
体の周辺に複数のクランプ手段を設けて、これらクラン
プ手段により成形時表皮材にテンションを加えるように
したことから、成形品の表皮にシワが発生するのを確実
に防止することができるため、品質の良好な成形品が得
られるようになる。
体の周辺に複数のクランプ手段を設けて、これらクラン
プ手段により成形時表皮材にテンションを加えるように
したことから、成形品の表皮にシワが発生するのを確実
に防止することができるため、品質の良好な成形品が得
られるようになる。
【００３１】また成形後クランプ手段の爪体を上昇させ
て、クランプ手段により成形品を下型より脱型するよう
にしたことから、成形品が下型に強固に付着していて
も、容易に脱型することができる。
て、クランプ手段により成形品を下型より脱型するよう
にしたことから、成形品が下型に強固に付着していて
も、容易に脱型することができる。
【００３２】これによって脱型に手間取ることがないた
め、生産性が向上すると共に、人力により脱型する必要
がないので、作業者が早期に疲労したり、脱型が困難と
なって作業が中断するなどの不具合も解消することがで
きる。
め、生産性が向上すると共に、人力により脱型する必要
がないので、作業者が早期に疲労したり、脱型が困難と
なって作業が中断するなどの不具合も解消することがで
きる。
【図１】この発明の実施の形態になる成形用金型装置の
断面図である。
断面図である。
【図２】この発明の実施の形態になる成形用金型装置の
平面図である。
平面図である。
【図３】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
設けられたクランプ手段の側面図である。
設けられたクランプ手段の側面図である。
【図４】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
設けられたクランプ手段の斜視図である。
設けられたクランプ手段の斜視図である。
【図５】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
より成形された成形品の斜視図である。
より成形された成形品の斜視図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線に沿う段面図である。
【図７】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
よる成形方法を示す説明図である。
よる成形方法を示す説明図である。
【図８】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
よる成形方法を示す説明図である。
よる成形方法を示す説明図である。
【図９】この発明の実施の形態になる成形用金型装置に
よる成形方法を示す説明図である。
よる成形方法を示す説明図である。
【図１０】この発明の実施の形態になる成形用金型装置
に設けられたクランプ手段の別の実施の形態を示す説明
図である。
に設けられたクランプ手段の別の実施の形態を示す説明
図である。
【図１１】この発明の実施の形態になる成形用金型装置
に設けられたクランプ手段の別の実施の形態を示す説明
図である。
に設けられたクランプ手段の別の実施の形態を示す説明
図である。
【図１２】従来の金型装置で成形された成形品の斜視図
である。
である。
【図１３】図１２のＢ−Ｂ線に沿う段面図である。
１ 金型本体 ２ 上型 ３ 下型 ４ 成形用素材 ４´ 成形品 ４ａ 表皮材 ４ｂ 裏当補強材 ５ クランプ手段 ５ａ 基台 ５ｂ ロッドシリンダ ５ｃ スライダ ５ｄ 支持部材 ５ｅ クランプ上下シリンダ ５ｇ 固定クランプ爪 ５ｊ クランプシリンダ ５ｉ 可動クランプ爪 ７ セット枠 ７ａ 針 ８ 加圧手段
Claims (2)
- 【請求項１】 加熱された成形用素材を上下方向より加
圧して、成形用素材を成形品に成形する上型及び下型よ
りなる金型本体と、上記金型本体の周辺に設置され、か
つ成形時には成形用素材の表皮材にテンションを付与す
ると共に、成形後は成形品を持ち上げて下型より脱型す
る複数のクランプ手段とを具備したことを特徴とする成
形用金型装置。 - 【請求項２】 予め加熱された成形用素材を上型と下型
の間にセットし、かつ複数のクランプ手段により成形用
素材の周辺部をクランプしたら、上型を下降させて、上
記クランプ手段により成形用素材の表皮材にテンション
を付与しながら成形用素材を成形品に成形すると共に、
成形後上型の上昇とともにクランプ手段により成形品を
持ち上げて下型より脱型することを特徴とする成形品の
成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25939597A JPH1177818A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 成形用金型装置及び成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25939597A JPH1177818A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 成形用金型装置及び成形品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177818A true JPH1177818A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17333547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25939597A Pending JPH1177818A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 成形用金型装置及び成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177818A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7115433B2 (en) | 2000-01-07 | 2006-10-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Contact structure of wiring and a method for manufacturing the same |
| JP2011104940A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Kanto Auto Works Ltd | 真空成形装置及び真空成形方法 |
| JP2016203457A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 三井屋工業株式会社 | 搬送装置 |
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1997
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