JPH0686509A - 小型直流モータ - Google Patents
小型直流モータInfo
- Publication number
- JPH0686509A JPH0686509A JP23675492A JP23675492A JPH0686509A JP H0686509 A JPH0686509 A JP H0686509A JP 23675492 A JP23675492 A JP 23675492A JP 23675492 A JP23675492 A JP 23675492A JP H0686509 A JPH0686509 A JP H0686509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- terminal plate
- small
- commutator
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器に使用される小型直流モータに
おいて、端子板と刷子との固定位置関係を明確に示し、
刷子のチャタリングを整流子の回転方向に関係なく抑制
することができ、小型で高信頼性の小型直流モータを実
現することを目的とする。 【構成】 端子板の金型による抜きダレの規制及び、端
子板と刷子を固定するスポット位置の規制、端子板と刷
子の固定位置関係を明確にすることにより、整流子の回
転方向に関係なく刷子のチャタリングを抑制することが
できる。
おいて、端子板と刷子との固定位置関係を明確に示し、
刷子のチャタリングを整流子の回転方向に関係なく抑制
することができ、小型で高信頼性の小型直流モータを実
現することを目的とする。 【構成】 端子板の金型による抜きダレの規制及び、端
子板と刷子を固定するスポット位置の規制、端子板と刷
子の固定位置関係を明確にすることにより、整流子の回
転方向に関係なく刷子のチャタリングを抑制することが
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音響映像機器（ビデオ
ムービー、カセットテープレコーダ、コンパクトディス
クプレーヤー等）その他に使用されている小型直流モー
タに関するものである。
ムービー、カセットテープレコーダ、コンパクトディス
クプレーヤー等）その他に使用されている小型直流モー
タに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、小型直流モータは市場の拡大に伴
い性能の向上と高信頼性、低コスト化が要求され、かつ
セットの小型化、薄型化に伴い使用される小型直流モー
タも更なる小型化を要求されている。
い性能の向上と高信頼性、低コスト化が要求され、かつ
セットの小型化、薄型化に伴い使用される小型直流モー
タも更なる小型化を要求されている。
【０００３】以下に従来の小型直流モータについて説明
する。図２、図３は従来の小型直流モータの刷子、整流
子附近を示したものである。図２において、１は端子
板、２は刷子、３は整流子である。整流子３が矢印
（イ）の方向へ回転した場合、刷子２は矢印（ロ）の方
向へ押される現象が発生する。図３は、図２の端子板
１、刷子２の詳細を示すものである。１は端子板、２は
刷子である。ａは端子板の金型による抜きダレ寸法で、
ｂは端子板の抜きダレを除くストレート面から刷子２の
Ｒ先端の寸法であり、ｃはスポット溶接の電極径であ
る。また、ｄはスポットによる溶接部から端子板１の金
型による抜きダレまでの寸法である。
する。図２、図３は従来の小型直流モータの刷子、整流
子附近を示したものである。図２において、１は端子
板、２は刷子、３は整流子である。整流子３が矢印
（イ）の方向へ回転した場合、刷子２は矢印（ロ）の方
向へ押される現象が発生する。図３は、図２の端子板
１、刷子２の詳細を示すものである。１は端子板、２は
刷子である。ａは端子板の金型による抜きダレ寸法で、
ｂは端子板の抜きダレを除くストレート面から刷子２の
Ｒ先端の寸法であり、ｃはスポット溶接の電極径であ
る。また、ｄはスポットによる溶接部から端子板１の金
型による抜きダレまでの寸法である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図３に示すａ〜ｄの寸法に一貫性がな
く、図２に示すように整流子３が矢印（イ）の方向に回
転する際、刷子２が矢印（ロ）の方向に押されるため、
刷子２のチャタリングが発生する可能性があるという問
題点を有していた。
来の構成では、図３に示すａ〜ｄの寸法に一貫性がな
く、図２に示すように整流子３が矢印（イ）の方向に回
転する際、刷子２が矢印（ロ）の方向に押されるため、
刷子２のチャタリングが発生する可能性があるという問
題点を有していた。
【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、上記ａ〜ｄの寸法を一定の寸法で規制し、刷子のチ
ャタリングを抑制する小型直流モータを提供することを
目的とする。
で、上記ａ〜ｄの寸法を一定の寸法で規制し、刷子のチ
ャタリングを抑制する小型直流モータを提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型直流モータは、刷子と端子板のスポット
溶接またはカシメ位置および端子板の金型抜きダレを規
制するものである。すなわち、上記ａ〜ｄの寸法を一定
の寸法で規制し、端子板と刷子の固定位置関係を明確に
する。
に本発明の小型直流モータは、刷子と端子板のスポット
溶接またはカシメ位置および端子板の金型抜きダレを規
制するものである。すなわち、上記ａ〜ｄの寸法を一定
の寸法で規制し、端子板と刷子の固定位置関係を明確に
する。
【０００７】 ａ寸法は０．１mm以下、ｂ寸法は２．０mm以下 ｃ寸法は刷子２の幅にも依存して決定されるが、刷子幅
の１／２程度 ｄ寸法は０．３mm以下 とする構成を有している。
の１／２程度 ｄ寸法は０．３mm以下 とする構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によって、端子板１と刷子２の固定位
置が明確になり、刷子２がバネ性を保ちながら、端子板
１にしっかりと固定されることになり、整流子３の回転
方向によらず、刷子のチャタリングを抑制することがで
きる。
置が明確になり、刷子２がバネ性を保ちながら、端子板
１にしっかりと固定されることになり、整流子３の回転
方向によらず、刷子のチャタリングを抑制することがで
きる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図１において、１は端子板、２は刷子であ
る。ａ〜ｄは図３と同一であり、各々の寸法は、 ａ…０．１mm以下、ｂ…２．０mm以下 ｃ…刷子２の刷子幅の約１／２ ｄ…０．３mm以下 である。
る。ａ〜ｄは図３と同一であり、各々の寸法は、 ａ…０．１mm以下、ｂ…２．０mm以下 ｃ…刷子２の刷子幅の約１／２ ｄ…０．３mm以下 である。
【００１１】上記構成の如く、端子板１と刷子２とを固
定する際の位置規制を明確に示すことにより、刷子２の
バネ性を保ちながら、端子板１との固定が確実に実現で
き、刷子のチャタリングを抑制することができる。
定する際の位置規制を明確に示すことにより、刷子２の
バネ性を保ちながら、端子板１との固定が確実に実現で
き、刷子のチャタリングを抑制することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明は、端子板と刷子と
を指定寸法内にスポット溶接または、カシメにより固定
する際各々の寸法、位置関係を明確に示すことにより、
整流子の回転方向によらず、刷子のチャタリングを抑制
することができる優れた小型直流モータを実現できるも
のである。
を指定寸法内にスポット溶接または、カシメにより固定
する際各々の寸法、位置関係を明確に示すことにより、
整流子の回転方向によらず、刷子のチャタリングを抑制
することができる優れた小型直流モータを実現できるも
のである。
【図１】本発明の一実施例における小型直流モータの端
子板と刷子の位置関係を示す詳細図
子板と刷子の位置関係を示す詳細図
【図２】小型直流モータの刷子、整流子附近の代表的な
図
図
【図３】従来の小型直流モータの端子板と刷子の位置関
係を示す図
係を示す図
１ 端子板 ２ 刷子 ３ 整流子 ａ 端子板の金型による抜きダレ寸法 ｂ 端子板の金型による抜きダレを除くストレート面か
ら刷子の曲げＲ部までの寸法 ｃ スポット溶接時の電極径寸法 ｄ スポット溶接の溶着部から、端子板の金型による抜
きダレまでの寸法
ら刷子の曲げＲ部までの寸法 ｃ スポット溶接時の電極径寸法 ｄ スポット溶接の溶着部から、端子板の金型による抜
きダレまでの寸法
Claims (1)
- 【請求項１】回転子に整流子を有し、この整流子に通電
するための刷子と、この刷子と端子板が電気的に導通さ
れている状態で、スポット溶接またはカシメにて固定さ
れている端子板組立で、刷子と端子板のスポット溶接ま
たはカシメ位置および端子板の金型の抜きダレを規制し
たことを特徴とする小型直流モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23675492A JPH0686509A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 小型直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23675492A JPH0686509A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 小型直流モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686509A true JPH0686509A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17005300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23675492A Pending JPH0686509A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 小型直流モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6506850B1 (en) | 1998-09-24 | 2003-01-14 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Polyoxymethylene copolymer and composition thereof |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP23675492A patent/JPH0686509A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6506850B1 (en) | 1998-09-24 | 2003-01-14 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Polyoxymethylene copolymer and composition thereof |
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