JP2796422B2 - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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経典 岩間
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)、ディジタ
ル・オーディオ・テープレコーダ(DAT)等の磁気記録
再生装置に内蔵される回転磁気ヘッド装置に関する。
〔従来の技術〕
この種回転磁気ヘッド装置における、磁気ヘッドと回
転トランスロータ部との間の結線構造は、例えば実開平
1−170314号公報に記載されている。
第5図は上記先願に開示された第1の技術思想(第1
従来技術と称す)を示している。同図において、1は、
固定側に軸受2を介して回転自在に保持されたロータシ
ャフトで、その下部にはモータ3の回転子3aが固着され
ていると共に、その上部にはコア回転体4が固着されて
いる。5は、コア回転体4にネジ止め等の手段で固着さ
れた回転シリンダで、磁気ヘッド6が固定されており、
該磁気ヘッド6にはヘッド基板7が接続・一体化されて
いる。8は、上記コア回転体4に接着等の手段で固着さ
れた回転トランスロータ部で、該回転トランスロータ部
8用の接続基板9が接続・一体化されている。10は固定
シリンダで、その上面には上記回転トランスロータ部8
と対向する回転トランスステータ部11が取付けられてい
ると共に、前記モータ3の固定子3bと一体化されてい
る。
前記ヘッド基板7の接続端には、第1中継端子12の下
端12aが半田13で接続され、該第1中継端子12の上端12b
は、前記回転シリンダ5の上部に取付けられた中継基板
14の所定接続端に半田13で接続されている。また、中継
基板14の所定接続端には、第2c中継端子15の上端15bが
半田13で接続され、該第2中継端子15の下端15aが前記
接続基板9の接続端に半田13で接続されている。
斯様に第5図に示した第1従来技術においては、第1
中継端子12、中継基板14、第2中継端子15を介して、ヘ
ッド基板7(磁気ヘッド6)と接続基板9(回転トラン
スロータ部8)とが電気的に接続される構成をとってい
る。
第6図は前記先願に開示された第2の技術思想(第2
従来技術と称す)を示している。この第2図に示された
回転磁気ヘッド装置においては、前記回転シリンダ5に
取付けられたヘッド基板7の接続端(接続用パターン)
と、前記回転トランスロータ部8に取付けられた接続基
板9の接続端(接続用パターン)との間に、外周面に導
電パターンが描かれた圧接型接触子16を介在させ、この
圧接型接触子16によってヘッド基板7と接続基板9との
電気的導通をとるようにされていた。そして、圧接型接
触子16は保持部材17により圧接力を発揮するように保持
されていた。
また、図示していないが前記先願には、第3の技術思
想(第3従来技術と称す)が記載されており、この第3
従来技術においては、前記回転シリンダ5側にヘッド基
板7と導通された第1の中継ピンを設けると共に、前記
回転トランスロータ部8側に接続基板9と導通された第
2の中継ピンを設け、この第1,第2中継ピン同志を回転
シリンダ5に形成した軸方向と平行な穴内で圧着・接続
するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第5図に示した第1従来技術においては、
前記したように第1中継端子12、中継基板14、第2中継
端子15を必要とし、部品点数が嵩んで構造が複雑となる
上、半田による接続行程が多いという問題がある。
また、第6図に示した第2従来技術においては、圧接
型接触子16を押さえる保持部材17が必要である上、各接
続箇所ごとに圧接型接触子16を1個づつ挿入する必要が
あり、組立作業性が悪いという問題がある。
また、前記した第3従来技術においては、1つの接続
箇所ごとに対となった中継ピンを必要とし、部品点数が
増す上、各中継ピンの取付けが面倒であるという問題が
ある。
総じて、各従来技術においては、接続部材の取付け作
業性が考慮されておらず、また、回転シリンダに軸方向
と平行な穴(前記中継端子12,15もしくは前記保持部材1
7もしくは前記対となった中継ピンを挿入するための
穴)を設ける必要があり、スペースファクター上設計の
自由度を阻害するという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、磁気ヘッドと回転トランスロータ部との
間の接続構造が簡易で、組立工数及び部品費の低減が図
れる回転磁気ヘッド装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、磁気ヘッドを
搭載した回転シリンダと、該回転シリンダに一体に組み
込まれた回転トランスロータ部と、該回転トランスロー
タ部と対向する回転トランスステータ部を組み込んだ固
定シリンダとを具備し、前記磁気ヘッド側の接続端部と
前記回転トランスロータ部側の接続端部との電気的導通
を、圧接型接触子によって行うようにした回転磁気ヘッ
ド装置において、前記圧接型接触子を、前記回転トラン
スロータ部側もしくは前記回転シリンダ側に、導電性金
属を用いて鑞付けすることにより取付けるとともにこれ
らの電気的導通をとるように構成される。
〔作用〕
例えば、回転トランスロータ部に取付けられるべき接
続基板が単体の状態にある時に、該接続基板上に半田ペ
ースト等をマスク印刷等で所定部位に塗布し、この半田
印刷部位上に圧接型接触子を位置決めした状態で高音炉
内で加熱して、圧接型接触子を接続基板の接続端(接続
パターン)に半田付け(鑞付け)する。この後、回転ト
ランスロータ部に接続基板を取付け、この回転トランス
ロータ部と磁気ヘッドを搭載した回転シリンダとを組み
付けることにより、磁気ヘッドのヘッド基板の接続端
(接続パターン)と回転トランスロータ部用の接続基板
の接続端(接続パターン)とが、圧接型接触子により確
実に電気的に導通される。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図〜第4図に示した各実施例によ
って説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る回転磁気ヘッド装
置の要部断面図である。同図において、4はコア回転
体、5は回転シリンダ、6は磁気ヘッド、7はヘッド基
板、8は回転トランスロータ部、9は接続基板、10は固
定シリンダ、11は回転トランスステータ部で、これらの
部材は前記第5図に示したものと均等なものであるの
で、ここでは重複を避けるためその説明は省略する。
20は圧接型接触子で、前記回転トランスロータ部8用
の接続基板9上の接続端(接続パターン)に半田付けで
接続されており、本実施例では、例えばスポンジ状の弾
性体と、これを内包し外周面に所定の導電パターンが描
かれたフレキシブルプリント板とから構成されている。
この圧接型接触子20は、接続基板9が単体の状態にある
時に、該接続基板9の接続パターン上に予めマスク印刷
等で塗布された半田ペースト印刷部位上に位置決めされ
た状態で、高温炉内で加熱されることにより、半田付け
(鑞付け)されるようになっている。従って、複数の圧
接型接触子20は一括して同時に半田付けでき、至って取
付けが容易である。
そして、組立状態では第1図に示すように、前記回転
シリンダ5に取付けられた磁気ヘッド6のヘッド基板7
の接触端(接続パターン)が、圧接型接触子20に圧接さ
れ、これによって磁気ヘッド6と回転トランスロータ部
8とが電気的に確実に導通されることになる。
斯様な構成をとる本実施例においては、磁気ヘッド6
と回転トランスロータ部8との電気的導通を図るための
作業工数が削減でき、また、従来に比して部品点数も低
減できて、コストダウンが可能となる。
第2図は本発明の第2実施例に係る回転磁気ヘッド装
置の要部断面図である。本実施例においては、前記第1
実施例の圧接型接触子20が、導電性金属薄板から形成さ
れた圧接型接触子21に置き変わったものとなっており、
該圧接型接触子21の支持片21aが前記接続基板9の接続
パターンに半田付けで接続固定され、圧接型接触子21の
弾性切り起し片21bが前記ヘッド基板7の接続パターン
に弾接している。斯様な構成をとる本実施例において
も、前記第1実施例と同等の効果を奏する。
第3図は本発明の第3実施例に係る回転磁気ヘッド装
置の要部分解斜視図である。本実施例における圧接型接
触子22も、導電性金属薄板から形成されたものとなって
おり、前記ヘッド基板7の接続パターンに弾接する弾性
切り起し片22bが形成されている。この圧接型接触子22
は、前記接続基板9の接続パターンに半田付けで接続固
定される支持片22aが2カ所設けてあり、安定した姿勢
と位置を得られるようにしてある。
第4図は本発明の第4実施例に係る回転磁気ヘッド装
置の要部斜視図である。本実施例における圧接型接触子
23も、導電性金属薄板から形成されたものとなってお
り、前記接続基板9の接続パターンに半田付けで接続固
定される2つの支持片23aと、前記ヘッド基板7の接続
パターンに弾接する弾性切り起し片23bが形成されてい
る。この圧接型接触子23の一方の支持片23aの延長に
は、立上げ部23cが設けられており、該立上げ部23cには
V字形の切り溝23dが形成されている。この切り溝23d
は、同図に示すように、回転トランスロータのコイルの
線材24の端末が嵌め込み支持さされたり、あるいは線材
24の端末の絶縁被覆を剥がした状態のものを嵌め込んで
直接電気的導通をとるために用いられ、線材24の端末処
理や接続処理が容易に行えるようになっている。なおま
た、この圧接型接触子23には、前記接続基板9に穿設さ
れた位置決め穴に挿入される位置決め片23eが設けられ
ており、半田付け前の仮位置決めが容易確実に行えるよ
うになっている。
なお、上述した各実施例においては、圧接型接触子2
0,21,22,23を接続基板9側に鑞付けしているが、これに
代替してヘッド基板7側に鑞付けするようにしても良
い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、磁気ヘッドと回転トラ
ンスロータ部との間の接続構造が簡易で、組立工数及び
部品費の低減が図れる回転磁気ヘッド装置が提供でき、
その価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る回転磁気ヘッド装置
の要部断面図、第2図は本発明の第2実施例に係る回転
磁気ヘッド装置の要部断面図、第3図は本発明の第3実
施例に係る回転磁気ヘッド装置の要部分解斜視図、第4
図は本発明の第4実施例に係る回転磁気ヘッド装置の要
部斜視図、第5図は第1従来技術に係る回転磁気ヘッド
装置の断面図、第6図は第2従来技術に係る回転磁気ヘ
ッド装置の断面図である。 5……回転シリンダ、6……磁気ヘッド 7……ヘッド基板 8……回転トランスロータ部 9……接続基板、10……固定シリンダ 11……回転トランスステータ部 20,21,22,23……圧接型接触子 24……線材
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 信二 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭61−265720(JP,A) 特開 昭62−12110(JP,A) 実開 昭60−186504(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと、該
    回転シリンダに一体に組み込まれた回転トランスロータ
    部と、該回転トランスロータ部と対向する回転トランス
    ステータ部を組み込んだ固定シリンダとを具備し、前記
    磁気ヘッド側の接続端部と前記回転トランスロータ部側
    の接続端部との電気的導通を、圧接型接触子によって行
    うようにした回転磁気ヘッド装置において、 前記圧接型接触子を、前記回転トランスロータ部側もし
    くは前記回転シリンダ側に、導電性金属を用いて鑞付け
    することにより取付けるとともにこれらの電気的導通を
    とることを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記圧接型接触子
    の鑞付け箇所が2カ所以上あることを特徴とする回転磁
    気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記圧接型接触子
    が金属であることを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、前記圧接型接触子
    に、前記回転トランスロータ部側もしくは前記回転シリ
    ンダ側に設けた溝に係合する位置決め片が形成されてい
    ることを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
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JPS61265720A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転磁気ヘツド装置
JPS6212110A (ja) * 1985-07-10 1987-01-21 Hitachi Ltd 回転トランス装置

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