JPH0686309U - コアホルダー - Google Patents
コアホルダーInfo
- Publication number
- JPH0686309U JPH0686309U JP3440593U JP3440593U JPH0686309U JP H0686309 U JPH0686309 U JP H0686309U JP 3440593 U JP3440593 U JP 3440593U JP 3440593 U JP3440593 U JP 3440593U JP H0686309 U JPH0686309 U JP H0686309U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- holder
- fixing spring
- divided
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランスのコア固定の際、ホルダーのコア固
定用バネがコア側面を安定して保持することのできる構
造を供する。 【構成】 ホルダーのコア固定用バネの長い部分2およ
びコア固定用バネの短い部分3を、上下方向に一定間隔
の切り込みを入れ、数片に分割し、分割片の長さを変化
させ、交互に配置する。
定用バネがコア側面を安定して保持することのできる構
造を供する。 【構成】 ホルダーのコア固定用バネの長い部分2およ
びコア固定用バネの短い部分3を、上下方向に一定間隔
の切り込みを入れ、数片に分割し、分割片の長さを変化
させ、交互に配置する。
Description
【0001】
本考案は、電源装置内におけるトランス用の磁気コアを固定するホルダーに関 するものである。
【0002】
図3に従来のコアとボビンとホルダーを組み合わせた電源トランスの外観斜視 図を示した。図3に示すようにトランスはボビン15とホルダー11よりなり、 従来のホルダーは、側面に、コアの位置合わせ用の仕切り板17とコア側面を加 圧することによってコアを固定するコア固定用バネ8が設けられている。
【0003】
トランスを組み立てる際のコアの固定方法には、テープ固定、ホルダー固定、 接着固定等があり、その中でもホルダー固定は、作業性が良いという利点がある 。しかし、ホルダー固定の場合には、図4(a)に示す様にホルダー11のコア 固定用バネ8がコア14側面の上部を加圧した際にはコア同志の接合面の下部に 空間を生じ、また、図4(b)の様に、ホルダーのコア固定用バネ8が下部のみ を加圧した際にはコアの接合面の上部に、空間を生じ、インダクタンスの値が設 定値よりも低下するという欠点があった。
【0004】
本考案は、これらの欠点を除去するために、トランスとして組み立てる際にホ ルダーがコアの側面を加圧するポイントを、1点だけではなく、上下左右の数点 にわけ、加圧し、コアを安定に保持し、接合面に空間が生じさせることを防止し 、インダクタンスの値を一定に保つことができるコアホルダーを提供しようとす るものである。
【0005】 即ち、電源用トランスのコアを固定する、コ字型のコア固定用バネであって、 コ字型の一面の固定用バネに上下方向に一定間隔の切り込みを入れ、数片に分割 し、該分割片の長さを変化させ、かつ長さの異なった前記分割片を交互に配置し 、コ字型の対向面においては、相対する分割片の長さが異なるように配置するこ とによって、前記のコア同志の接合面に生ずる空間をなくして、インダクタンス の低下を防止する。また奇数個分割した場合はコの字型の対抗面においては、相 対する分割片の長さを等しくなるように配置することによっても同様にインダク タンスの低下を防止する。
【0006】
トランスのコアの固定の際、コア固定用バネがコア側面を加圧するポイントを 上下左右の数点に分けることにより、コアを安定して保持することができ、接合 面に空間が生ずることを防止できる。
【0007】
本考案について図面を参照して説明する。図1は、本考案による固定用バネを 2分割したコアホルダーを含むトランスの分解斜視図である。図2は、本考案の 固定用バネを2分割したホルダーをトランスに実装した場合の断面図である。
【0008】 コア固定用バネが2分割となっている場合、図1に示すようにホルダー1の側 面には、トランスに組み立てた際コア4の側面に対応する位置に、分割片のコア 固定用バネの長い部分2(以下長い部分と記す)とコア固定用バネの短い部分3 (以下短い部分と記す)が備えられていて、その対向面には、前記分割片の長い 部分2に対向するように分割片の短い部分が、前記の分割片の短い部分3に対向 するように分割片の長い部分が交互に相対して備えられている。また、ホルダー 1の側面には、コア同志が接合している面の側面に対応する位置に、コア4の位 置あわせ用の仕切り板7が備えられている。
【0009】 図2に示すように、トランスに組み立てた際、前記固定用バネの長い部分2お よび短い部分3はコアの側面に対して一定間隔で加圧する。すなわち、前記分割 片の短い部分3は、コアの上面から3分の1の位置でコア側面を加圧し、また、 前記分割片の長い部分2は、コア上面から3分の2の位置でコア側面を加圧する 。したがって、前記ホルダーはコア側面を一定間隔で高さが異なる箇所を加圧で きるため、コアを安定して保持し接合面に空間を生じさせることを防止できる。 なお、磁気コア固定用バネは2分割の例を示したが、コアの大きさ及び分割後 のバネの強度の点で、3分割以上でも使用可能である。図5は本考案による固定 用バネを3分割した別の実施例を示すコアホルダーの斜視図である。固定用バネ が奇数個分割(図5は3分割の例)となっている場合、ホルダー1の側面には、 トランスに組み立てた際コア4の側面に対応する位置に、分割片のコア固定用バ ネの長い部分2と短い部分3が交互に備えられていて、その対抗面には前記長い 部分2に長い部分が、前記短い部分3に短い部分と片長が同じ組合せで備えられ ている。コアホルダーをこの様に構成してもコア側面を一定間隔で高さが異なる 箇所を加圧できるため、コアを安定して保持し接合面に空間を生じさせることを 防止できる。
【0010】
以上本考案によるコアホルダーを使用して電源トランスを構成すれば、組立時 の、作業性もよく、コア側面の数点を加圧出来るために、コアどうしが均一に加 圧保持出来る。
【図1】図1は、本考案によるコア固定用バネを2分割
したコアホルダーを含むトランスの分解斜視図。
したコアホルダーを含むトランスの分解斜視図。
【図2】図2は、本考案の固定用バネを2分割したホル
ダーをトランスに実装した場合の断面図である。
ダーをトランスに実装した場合の断面図である。
【図3】図3は、従来の技術によるトランスの外観斜視
図。
図。
【図4】図4は、従来の技術によってコアをコア固定用
バネで固定した状態を示す。(a)は、従来の技術によ
るコア固定用バネの加圧点がコア側面の上部にある場合
の不良例の断面図。(b)は、従来の技術によるコア固
定用バネの加圧点がコア側面の下部にある場合の不良例
の断面図。
バネで固定した状態を示す。(a)は、従来の技術によ
るコア固定用バネの加圧点がコア側面の上部にある場合
の不良例の断面図。(b)は、従来の技術によるコア固
定用バネの加圧点がコア側面の下部にある場合の不良例
の断面図。
【図5】図5は、本考案の他の例による固定用バネを3
分割した場合のコアホルダーの斜視図。
分割した場合のコアホルダーの斜視図。
1 ホルダー 2 コア固定用バネの長い部分 3 コア固定用バネの短い部分 4 コア 5 ボビン 6 端子 7 コア位置あわせ用の仕切り板 8 コア固定用バネ 11 ホルダー 15 ボビン 17 コア位置あわせ用の仕切り板
Claims (2)
- 【請求項1】 コ字型のコア固定用バネとコア位置合わ
せ用仕切り板から成るコアホルダーにおいて、前記コ字
型のコア固定用バネの1面と対面とのそれぞれの面は片
長の異なる分割片が交互に配置されて成り、かつ前記そ
れぞれの面の相対する分割片どうしが片長の異なる組合
せで配置されていることを特徴とするコアホルダー。 - 【請求項2】 コの字形のコア固定用バネとコア位置合
わせ用仕切り板から成るコアホルダーにおいて、前記コ
の字形のコア固定用バネの1面と対面とのそれぞれの面
は奇数個に分割され片長の異なる分割片が交互に配置さ
れて成り、かつ前記それぞれの面の相対する分割片どう
しの片長が同じである組合せで配置されていることを特
徴とするコアホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440593U JPH0686309U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | コアホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440593U JPH0686309U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | コアホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686309U true JPH0686309U (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=12413283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3440593U Pending JPH0686309U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | コアホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686309U (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP3440593U patent/JPH0686309U/ja active Pending
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