JPH0686262B2 - 表裏反転制御方式 - Google Patents

表裏反転制御方式

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JPH0686262B2
JPH0686262B2 JP60278910A JP27891085A JPH0686262B2 JP H0686262 B2 JPH0686262 B2 JP H0686262B2 JP 60278910 A JP60278910 A JP 60278910A JP 27891085 A JP27891085 A JP 27891085A JP H0686262 B2 JPH0686262 B2 JP H0686262B2
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JP
Japan
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ticket
bill
paper sheet
yen
gate
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JP60278910A
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Inventor
武正 中野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0686262B2 publication Critical patent/JPH0686262B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表裏反転制御方式に関し、例えば、いわゆる銀
行端末装置等において、模擬券を用いて装置の動作チェ
ックを行うに好適な表裏反転制御方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に、紙葉類搬送装置において紙葉類を鑑別する際に
は、紙葉の種類,サイズの違い等により鑑別している
が、特開昭57−75392号公報に記載されている紙葉類反
転機構を設けた装置においては、紙葉類の鑑別に際して
表,裏の判別を行い、表紙葉の場合には正転ルートに搬
送し裏紙葉の場合には反転ルートに搬送して表裏を揃え
るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
紙葉類搬送装置のうちでも、紙幣等を搬送する装置の調
整,保守を行う際には、紙幣紛失等のトラブルを防止す
るため、装置を極力模擬券モードにセットして模擬券を
使用している。この場合に問題となるのは、上記模擬券
は表裏判別機構によるチェックに適合するようには作ら
れていないことである。このため、通常の表裏反転機構
付き装置でこの種の模擬券を使用すると、金種の鑑別は
できても表裏判別ができず、常に表券扱いとなって正転
ルートのみを通り、表裏反転機構の反転ルートには搬送
されず、表裏反転機構の動作チェックができないという
問題があった。
本発明の目的は、従来の紙葉類取扱装置の表裏反転制御
方式における上述の如き問題を解消し、表裏判別機構に
は適合しない模擬券を使用したチェックにおいても装置
の動作チェックが可能で、調整,保守を容易にした表裏
反転制御方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、紙葉類の表裏を揃える表裏反転手
段と、サイズ検出を含む紙葉類鑑別手段および複数の搬
送モードの内から特定の搬送モードを選択・設定する搬
送モード切替え手段とを備えた紙葉類搬送装置におい
て、紙葉類を少なくとも前記表裏反転手段を通る経路と
通らない経路とに振分ける振分け手段を設けて、前記搬
送モード切替え手段により前記特定の搬送モードが選択
された場合に、前記紙葉類鑑別手段によるサイズ検出結
果に基づいて、前記振分け手段を制御する如く構成した
ことを特徴とする表裏反転制御方式によって達成され
る。
〔作用〕
本発明においては、例えば、上述の如き紙幣搬送装置に
おける模擬券を使用しての表裏反転機構の動作チェック
が可能なように、装置が模擬券モードのときには、鑑別
部の機能を寸法判別のみ動作させて、該鑑別部による紙
幣のサイズ鑑別結果により、前記表裏反転機構を動作さ
せるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である還流式入出金装置のブ
ロック構成図であり、第2図は該装置において、紙幣を
鑑別し搬送先を選択する制御の流れを示すフローチャー
トである。
第1図において、1は本装置への紙幣の供給,回収に用
いられる金庫、2は万円札ボックス、3は千円札ボック
ス、4は入金一時スタッカ、5は紙幣投入口、6は紙幣
放出口、7はリジェクトボックス、8は紙幣鑑別部、9
は搬送路を示している。また、10は入出金ゲート、11は
千円ゲート、12は万円ゲート、13は金庫ゲート、14は入
金一時スタッカゲート、15はリジェクトゲート、16は表
裏反転ゲート、17は正転ルート搬送路、18は反転ルート
搬送路、19は表裏反転機構をそれぞれ示している。
最初に本実施例装置における通常の入出金動作を説明す
る。
まず、第1図を基に千円出金動作を説明する。千円出金
動作においては、千円ボックス3から紙幣を搬送路9に
取込み、紙幣鑑別部8に搬送し紙幣の鑑別を行う。鑑別
された紙幣が真券である場合には、入出金ゲート10を経
由して紙幣放出口6に搬送されるが、このとき当該紙幣
が表券であれば前記表裏反転ゲート16を正転ルート搬送
路17側にして搬送する。また、紙幣が真券であれば表裏
反転ゲート16を反転ルート搬送路18側にして搬送し、紙
幣の表裏を揃えて出金するようにする。
また、鑑別された紙幣がリジェクト券である場合には、
当該紙幣を入出金ゲート10,表裏反転ゲート16,正転ルー
ト搬送路17を経由して搬送し、リジェクトゲート15をオ
ンとすることによりリジェクトボックス7に回収する。
万円出金動作は万円ボックス2から紙幣を取込み、紙幣
鑑別部8で万円券の鑑別を行う以外は上記千円出金動作
と同様である。なお、以上の動作は、すべて真券モード
で行われるものである。
次に、模擬券モード時の出金動作を説明する。千円出金
動作においては、基本的には真券モード時と同様の制御
を行うが、使用する券が模擬券であるため寸法のみの判
定を行う。千円サイズ券であると判定された場合には、
表裏の判定は行わず前記表裏反転ゲート16を反転ルート
搬送路18側にして模擬券を搬送する。
万円出金動作においては、寸法判定により万円サイズ券
であると判定された場合には、千円サイズ券の場合と同
様の表裏の判定は行わず、前記表裏反転ゲート16を正転
ルート搬送路17側にして模擬券を搬送する。上記動作に
より、模擬券を使用して表裏反転機構19の動作確認が可
能となる。なお、リジェクト券であった場合にはリジェ
クトボックス7に回収することは、真券の場合と同様で
ある。
次に、第2図により搬送制御方法を説明する。紙幣搬送
制御始めとなると、ステップ21〜23で処理モードを設定
する。全券の搬送が終了するまではステップ24はNOとな
り、紙幣鑑別済みでなければステップ25がNOとなり、ル
ープする。紙幣鑑別済みのときはステップ25がYESとな
り、ステップ26で真券モードのときは、ステップ27の通
常の紙幣搬送動作を行う。
ステップ26でYES、すなわち模擬券モードのときは、ス
テップ28でサイズの判定を行い、YESのときはステップ2
9で正転ルート搬送路17を選択する。ステップ28の判定
結果がNOのときはステップ30で再びサイズ判定を行い、
YESのときはステップ31で表裏反転機構19の反転ルート
搬送路18を選択する。この判定結果がNOのときは、リジ
ェクト券としてステップ32でリジェクトボックス7に搬
送する処理を行う。
金券の処理が完了するとステップ24がYESとなり、紙幣
搬送制御終りとなる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、表裏反転機構を有す
る紙葉類搬送装置で模擬券として特殊なものを使用する
ことなく、千円券,万円券に対応するサイズを有する模
擬券を使用して、動作チェックの際に模擬券指定を行う
だけで表裏反転機構の動作チェックを行うことが可能に
なり、紙葉類搬送装置の動作試験の効率向上が可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例である還流式入出金装置のブ
ロック構成図、第2図はその処理のフローチャートであ
る。 8:紙幣鑑別部、9:紙幣搬送路、10:入出金ゲート、15:リ
ジェクトゲート、16:表裏反転ゲート、17:正転ルート搬
送路、18:反転ルート搬送路、19:表裏反転機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類の表裏を揃える表裏反転手段と、サ
    イズ検出を含む紙葉類鑑別手段および複数の搬送モード
    の内から特定の搬送モードを選択・設定する搬送モード
    切替え手段とを備えた紙葉類搬送装置において、紙葉類
    を少なくとも前記表裏反転手段を通る経路と通らない経
    路とに振分ける振分け手段を設けて、前記搬送モード切
    替え手段により前記特定の搬送モードが選択された場合
    に、前記紙葉類鑑別手段によるサイズ検出結果に基づい
    て、前記振分け手段を制御する如く構成したことを特徴
    とする表裏反転制御方式。
JP60278910A 1985-12-13 1985-12-13 表裏反転制御方式 Expired - Lifetime JPH0686262B2 (ja)

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JP60278910A JPH0686262B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 表裏反転制御方式

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JPS62140970A JPS62140970A (ja) 1987-06-24
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