JPH0686176A - 固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法

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JPH0686176A
JPH0686176A JP4235655A JP23565592A JPH0686176A JP H0686176 A JPH0686176 A JP H0686176A JP 4235655 A JP4235655 A JP 4235655A JP 23565592 A JP23565592 A JP 23565592A JP H0686176 A JPH0686176 A JP H0686176A
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JP
Japan
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unnecessary
signal
control pulse
signal charge
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JP4235655A
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Inventor
Toshiyuki Kozono
利幸 小薗
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強い光が入射した場合でも電荷転送部で転送
漏れの発生することがない固体撮像装置の駆動方法を提
供する。 【構成】 光電変換部11から電荷転送部12へ信号電
荷を読み出すための信号電荷読み出し制御パルス21の
印加を開始してから、少し遅れて、不要電荷を不要電荷
掃き捨て部14へ掃き捨てるための不要電荷掃き捨て制
御パルス25の印加を開始し、信号電荷読み出し制御パ
ルス21の印加が終了した後も一定期間は、不要電荷掃
き捨て制御パルス25を印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラ等に用
いられる固体撮像装置の駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置はビデオカメラや監
視カメラ等に広く使用されている。以下、図面を参照し
ながら、従来の固体撮像装置について説明する。図4は
従来の固体撮像装置の駆動方法に適用される固体撮像装
置の構成を示す概略図である。なお、図4(a) は同固体
撮像装置の平面図、図4(b) は図4(a)のA−B線にお
ける断面図である。
【0003】図4において、41は光信号を信号電荷に
変換し、この信号電荷を蓄積する光電変換部、42は信
号電荷を転送する電荷転送部、43は光電変換部41に
蓄積されている信号電荷を電荷転送部42に読み出すた
めの信号電荷読み出し部、44は光電変換部41で発生
した不要電荷や余剰電荷を掃き捨てる電荷掃き捨て部、
45は光電変換部41から電荷掃き捨て部44への電荷
の掃き捨てを制御する電荷掃き捨て制御部である。
【0004】このように構成された従来の固体撮像装置
の駆動方法を図4ないし図6を参照しながら説明する。
図5はこの発明の一実施例の固体撮像装置の駆動方法を
説明するためのタイミング図である。なお、図5(a) は
信号電荷読み出し部43の信号電荷読み出し動作を制御
する信号電荷読み出し制御パルス51の印加タイミング
を示すタイミング図、図5(b) は不要電荷掃き捨て制御
部45の不要電荷掃き捨て動作を制御する不要電荷掃き
捨て制御パルス55の印加タイミングを示すタイミング
図である。
【0005】図5において、51は信号電荷読み出し部
43の信号電荷読み出しを制御する信号電荷読み出し制
御パルスであり、52は光電変換部41で光信号が光電
変換され信号電荷として蓄積される信号電荷蓄積期間、
53は光電変換部41で光信号が光電変換され不要電荷
として蓄積される不要電荷蓄積期間、54は光電変換部
41に蓄積された信号電荷を電荷転送部42に読み出す
信号電荷読み出し期間である。
【0006】また、55は電荷掃き捨て制御部45の不
要電荷掃き捨てを制御する不要電荷掃き捨て制御パルス
であり、56は不要電荷蓄積期間53で光電変換部41
に蓄積された不要電荷を電荷掃き捨て部44へ掃き捨て
る不要電荷掃き捨て期間である。図6は従来の固体撮像
装置の駆動方法を説明するためのポテンシャル図であ
る。
【0007】図6において、61は光電変換部41に対
応する領域を示す光電変換部領域、62は電荷転送部4
2に対応する領域を示す電荷転送部領域、63は信号電
荷読み出し部43に対応する領域を示す信号電荷読み出
し部領域、64は電荷掃き捨て部44に対応する領域を
示す電荷掃き捨て部領域、65は電荷掃き捨て制御部4
5に対応する領域を示す電荷掃き捨て部領域であり、C
−D線は図5(b) におけるC−D線に対応している。
【0008】図6(a) は不要電荷掃き捨て期間56のポ
テンシャル図であり、661は不要電荷の流れを示す不
要電荷掃き捨て方向、662は不要電荷掃き捨て期間5
6に光電変換部41で光電変換された電荷(以下「不要
電荷掃き捨て期間不要電荷」という。)である。図6
(b) は不要電荷蓄積期間53および信号電荷蓄積期間5
2のポテンシャル図であり、675は光電変換部41に
蓄積された蓄積電荷である。
【0009】図6(c)は信号電荷読み出し期間54のポ
テンシャル図であり、681は信号電荷の流れを示す信
号電荷読み出し方向、682は光電変換部41から電荷
転送部42へ読み出された信号電荷、683は信号電荷
読み出し期間54に光電変換部41で光電変換された電
荷(以下「信号電荷読み出し期間信号電荷」という。)
である。
【0010】以下、各期間52〜54,56について説
明する。不要電荷蓄積期間53では、図6(b) に示すよ
うに、光電変換部領域61に蓄積された不要電荷となる
蓄積電荷671が存在している。不要電荷掃き捨て期間
56では、不要電荷掃き捨て制御パルス55が印加され
ることによって図6(a) に示すように、不要電荷となる
蓄積電荷671が、光電変換部領域61から電荷掃き捨
て部領域64へ電荷掃き捨て制御部領域65を通して不
要電荷掃き捨て方向661へ掃き捨てられる。
【0011】このとき、不要電荷掃き捨て期間不要電荷
662も同時に不要電荷掃き捨て方向661へ掃き捨て
られる。また、信号電荷蓄積期間52には、図6(b) に
示すように光電変換部領域61に蓄積された信号電荷と
なる蓄積電荷671が存在している。信号電荷読み出し
期間54では、信号電荷読み出し制御パルス51が印加
されることによって図6(c)に示すように、信号電荷と
なる蓄積電荷671が、光電変換部領域61から電荷転
送部領域62へ信号電荷読み出し部領域63を通して信
号電荷読み出し方向681へ読み出され、信号電荷68
2となる。
【0012】このとき、信号電荷読み出し期間信号電荷
683も信号電荷読み出し方向681の方向へ読み出さ
れ信号電荷682となる。このようにして、電荷転送部
領域62つまり電荷転送部42に読み出された信号電荷
682は順次出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の固体撮像装置の駆動方法では、強い光が光電
変換部41に入射した場合、信号電荷読み出し期間信号
電荷683が多量に発生し信号電荷682として電荷転
送部42に読み出されることにより、電荷転送部42で
転送漏れが生じるという問題があった。
【0014】また、信号電荷読み出し期間信号電荷68
3を抑えるためには、信号電荷読み出し制御パルス51
のパルス幅を狭くし、信号電荷読み出し期間54を短く
すれば良いのであるが、容量的に大きい信号電荷読み出
し部43を狭いパルス幅で制御するのは回路的に困難で
あるという問題があった。この発明の目的は、上記問題
点に鑑み、強い光が入射した場合でも電荷転送部で転送
漏れの発生することがない固体撮像装置の駆動方法を提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の固体撮像
装置の駆動方法は、光電変換部から電荷転送部に信号電
荷を読み出すための信号電荷読み出し制御パルスの後半
にオーバラップするように、光電変換部から不要電荷掃
き捨て部に不要電荷を掃き捨てるための不要電荷掃き捨
て制御パルスを印加する。
【0016】請求項2記載の固体撮像装置の駆動方法
は、請求項1記載の固体撮像装置の駆動方法において、
信号電荷読み出し制御パルスの印加を開始してから所定
期間遅れて不要電荷掃き捨て制御パルスを印加し、信号
電荷読み出し制御パルスの印加を終了した後に、所定期
間不要電荷掃き捨て制御パルスを印加した後に不要電荷
掃き捨て制御パルスの印加を終了することを特徴とす
る。
【0017】
【作用】この発明の構成によれば、信号電荷読み出し制
御パルスの後半にオーバラップするように、不要電荷掃
き捨て制御パルスを印加することで、信号電荷読み出し
制御パルスと不要電荷掃き捨て制御パルスとを同時に印
加している期間には、光電変換部の電荷を不要電荷掃き
捨て部に掃き捨てる。したがって、実質的に信号電荷読
み出し制御パルス自体のパルス幅を狭めることはなく、
信号電荷読み出し制御パルスのパルス幅を狭めたのと同
様に駆動することができ、信号電荷読み出し制御パルス
の印加中に光電変換部で光電変換された電荷を、電荷転
送部に読み出すことがなく、不要電荷掃き捨て部に掃き
捨てることができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例の固
体撮像装置の駆動方法に適用される固体撮像装置の構成
を示す概略図である。なお、図1(a) は、同固体撮像装
置の平面図、図1(b) は図1(a) のA−B線における断
面図である。
【0019】図1において、11は光信号を信号電荷に
変換し、この信号電荷を蓄積する光電変換部、12は信
号電荷を転送する電荷転送部、13は光電変換部11に
蓄積されている信号電荷を電荷転送部12に読み出す信
号電荷読み出し部、14は光電変換部11で発生した不
要電荷や余剰信号電荷を掃き捨てる不要電荷掃き捨て
部、15は光電変換部11から不要電荷掃き捨て部14
への電荷の掃き捨てを制御する不要電荷掃き捨て制御部
である。
【0020】この固体撮像装置は、光電変換部11で発
生した信号電荷を一定時間蓄積するために前記一定時間
以外に光電変換部11に蓄積された不要電荷を不要電荷
掃き捨て部14へ捨てるための不要電荷掃き捨て制御パ
ルスを、前記一定時間内または前記一定時間以外に光電
変換部11で発生した信号電荷で光電変換部11に蓄積
することができない余剰信号電荷を不要電荷掃き捨て部
14へ掃き捨てる余剰電荷掃き捨て電圧に重乗して印加
することにより駆動することが可能なものである。
【0021】このように構成した固体撮像装置の駆動方
法を図1ないし図3を参照しながら説明する。図2はこ
の発明の一実施例の固体撮像装置の駆動方法を説明する
ためのタイミング図である。なお、図2(a) は信号電荷
読み出し部13の信号電荷読み出し動作を制御する信号
電荷読み出し制御パルス21の印加タイミングを示すタ
イミング図、図2(b) は不要電荷掃き捨て制御部15の
不要電荷掃き捨て動作を制御する不要電荷掃き捨て制御
パルス25の印加タイミングを示すタイミング図であ
る。
【0022】図2において、21は信号電荷読み出し部
13の信号電荷読み出し動作を制御する信号電荷読み出
し制御パルスであり、22は光電変換部11で光信号が
光電変換され、信号電荷として蓄積される信号電荷蓄積
期間、23は光電変換部11で光信号が光電変換され、
不要電荷として蓄積される不要電荷蓄積期間、24は信
号電荷読み出し部13に信号電荷読み出し制御パルス2
1が印加される信号電荷読み出し制御パルス印加期間で
ある。
【0023】また、25は不要電荷掃き捨て制御部15
の不要電荷掃き捨て動作を制御する不要電荷掃き捨て制
御パルスであり、26は不要電荷蓄積期間23で光電変
換部11に蓄積された不要電荷を電荷掃き捨て部14へ
掃き捨てる不要電荷掃き捨て期間、27は光電変換部1
1に蓄積された信号電荷を電荷転送部12に読み出す信
号電荷読み出し期間、28は信号電荷読み出し後の不要
電荷掃き捨て期間である。
【0024】また、29は信号電荷読み出し部13に信
号電荷読み出し制御パルス21を印加し、かつ不要電荷
掃き捨て制御部15に不要電荷掃き捨て制御パルス25
を印加する期間(以下「同時印加期間」という。)であ
る。図3はこの発明の一実施例の固体撮像装置の駆動方
法を説明するためのポテンシャル図である。
【0025】図3において、31は光電変換部11に対
応する領域を示す光電変換部領域、32は電荷転送部1
2に対応する領域を示す電荷転送部領域、33は信号電
荷読み出し部13に対応する領域を示す信号電荷読み出
し部領域、34は不要電荷掃き捨て部14に対応する領
域を示す不要電荷掃き捨て部領域、35は不要電荷掃き
捨て制御部15に対応する領域を示す不要電荷掃き捨て
部領域であり、C−D線は図1におけるC−D線に対応
している。
【0026】図3(a) は不要電荷掃き捨て期間26およ
び信号電荷読み出し後の不要電荷掃き捨て期間28のポ
テンシャル図であり、361は不要電荷の流れを示す不
要電荷掃き捨て方向、362は不要電荷掃き捨て期間2
6および信号電荷読み出し後の不要電荷掃き捨て期間2
8に光電変換部11で光電変換された電荷(「不要電荷
掃き捨て期間不要電荷」という。)である。
【0027】図3(b) は不要電荷蓄積期間23および信
号電荷蓄積期間22のポテンシャル図であり、371は
光電変換部11に蓄積された蓄積電荷である。図3(c)
は信号電荷読み出し期間27のポテンシャル図であり、
381は信号電荷の流れを示す信号電荷読み出し方向、
382は光電変換部11から電荷転送部12へ読み出さ
れた信号電荷、383は信号電荷読み出し期間27に光
電変換部11で光電変換された電荷(以下「信号読み出
し期間信号電荷」という。)である。
【0028】図3(d) は同時印加期間29のポテンシャ
ル図であり、391は最終読み出し信号電荷、392は
同時印加期間29に光電変換部11で光電変換された電
荷(以下「同時印加期間信号電荷」という。)、393
は同時印加期間信号電荷392の流れを示す同時印加期
間信号電荷方向である。以下、各期間22〜24,26
〜29について説明する。
【0029】不要電荷蓄積期間23では、図3(b) に示
すように光電変換部領域31に不要電荷となる蓄積電荷
371が存在している。この不要電荷となる蓄積電荷3
71を、不要電荷掃き捨て期間26において、不要電荷
掃き捨て制御パルス25を印加することによって、図3
(a) に示すように電荷掃き捨て制御部領域35を通した
光電変換部領域31から不要電荷掃き捨て部領域34へ
の不要電荷掃き捨て方向361に掃き捨てる。このと
き、不要電荷掃き捨て期間不要電荷362も同時に、不
要電荷掃き捨て方向361に掃き捨てられる。
【0030】信号電荷蓄積期間22では、図3(b) に示
すように光電変換部領域31に信号電荷となる蓄積電荷
371が存在している。この信号電荷となる蓄積電荷3
71を、信号電荷読み出し期間27において、図3(a)
に示すように信号電荷読み出し制御パルス21のみを印
加することによって、図3(c)に示すように信号電荷読
み出し部領域33を通して光電変換部領域31から電荷
転送部領域32への信号電荷読み出し方向381に読み
出すことで信号電荷382となる。このとき、信号読み
出し期間信号電荷383も信号電荷読み出し方向381
へ読み出されて信号電荷382となる。
【0031】この信号電荷読み出し制御パルス21の印
加を開始してから少し遅れて、不要電荷掃き捨て制御パ
ルス25を印加することで、同時印加期間29となる。
この同時印加期間29では、信号読み出し期間信号電荷
383は同時印加期間信号電荷392となり、この同時
印加期間信号電荷392が同時印加期間信号電荷方向3
93へ移動することで、不要電荷掃き捨て部領域34に
掃き捨てられる。したがって、同時印加期間29に最終
読み出し信号電荷391が増加することはない。
【0032】このように同時印加期間29において、信
号電荷読み出し制御パルス21と不要電荷掃き捨て制御
パルス25とを同時に印加しても、光電変換部領域31
の同時印加期間信号電荷392が、電荷転送部領域32
に読み出されることなく、不要電荷掃き捨て部領域34
に掃き捨てられるのは、不要電荷掃き捨て制御部15お
よび電荷掃き捨て部14が、信号電荷読み出し部13と
比較して光電変換部11に広く隣接しているためであ
る。
【0033】そして、信号電荷読み出し後の不要電荷掃
き捨て期間28では、信号電荷読み出し制御パルス21
の印加を終了した後に、所定期間、不要電荷掃き捨て制
御パルス25のみを印加することで、不要電荷掃き捨て
部領域34に不要電荷を掃き捨てる。このようにして電
荷転送部領域32、つまり電荷転送部12に読み出され
た最終読み出し信号電荷391は順次出力される。
【0034】このように固体撮像装置を駆動すること
で、強い光が光電変換部11に入射して信号電荷読み出
し制御パルス21を印加している期間(信号電荷読み出
し制御パルス印加期間24)に、信号電荷が多量に発生
しても電荷転送部12へ読み出されることがなくなり、
電荷転送部12での転送漏れを防止することができる。
以上のように実施例によれば、光電変換部11から電荷
転送部12へ信号電荷を読み出すための信号電荷読み出
し制御パルス21の印加を開始してから、少し遅れて、
不要電荷を不要電荷掃き捨て部14へ掃き捨てるための
不要電荷掃き捨て制御パルス25の印加を開始し、信号
電荷読み出し制御パルス21の印加が終了した後も一定
期間は、不要電荷掃き捨て制御パルス25を印加する。
【0035】信号電荷読み出し制御パルス21と不要電
荷掃き捨て制御パルス25とを同時に印加する同時印加
期間29では、不要電荷掃き捨て制御部15および電荷
掃き捨て部14が、信号電荷読み出し部13と比較して
光電変換部11に広く隣接しているため、光電変換部領
域31の同時印加期間信号電荷392は、電荷転送部領
域32に読み出されることがなく、不要電荷掃き捨て部
領域34に掃き捨てられることとなる。
【0036】すなわち、信号電荷読み出し制御パルス2
1の後半にオーバラップするように、不要電荷掃き捨て
制御パルス25を印加することで、信号電荷読み出し制
御パルス21自体のパルス幅を狭くするのではなく、信
号電荷読み出し制御パルス21のパルス幅を狭めたのと
同様に駆動することができ、信号読み出し期間信号電荷
383、すなわち信号電荷読み出し期間27に光電変換
部11で光電変換された電荷を不要電荷掃き捨て部14
に掃き捨てることができる。
【0037】その結果、強い光が光電変換部11に入射
することにより、信号電荷読み出し制御パルス21の印
加している期間に信号電荷が多量に発生しても電荷転送
部12に読み出されることはなくなり、電荷転送部12
で転送漏れの発生することのない固体撮像装置の駆動方
法を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】この発明の固体撮像装置の駆動方法によ
れば、信号電荷読み出し制御パルスの後半にオーバラッ
プするように、不要電荷掃き捨て制御パルスを印加する
ことで、信号電荷読み出し制御パルスと不要電荷掃き捨
て制御パルスとを同時に印加している期間には、光電変
換部の電荷を不要電荷掃き捨て部に掃き捨てる。したが
って、実質的に信号電荷読み出し制御パルス自体のパル
ス幅を狭めることはなく、信号電荷読み出し制御パルス
のパルス幅を狭めたのと同様に駆動することができ、信
号電荷読み出し制御パルスの印加中に光電変換部で光電
変換された電荷を、電荷転送部に読み出すことがなく、
不要電荷掃き捨て部に掃き捨てることができる。
【0039】その結果、強い光が光電変換部に入射する
ことにより、信号電荷読み出し制御パルスの印加してい
る期間に信号電荷が多量に発生しても電荷転送部に読み
出されることはなくなり、電荷転送部で転送漏れの発生
することのない固体撮像装置の駆動方法を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はこの発明の一実施例の固体撮像装置の駆
動方法に適用される固体撮像装置の平面図、(b) は(a)
のA−B線における断面図である。
【図2】(a) は信号電荷読み出し部13の信号電荷読み
出し動作を制御する信号電荷読み出し制御パルス21の
印加タイミングを示すタイミング図、(b) は不要電荷掃
き捨て制御部15の不要電荷掃き捨て動作を制御する不
要電荷掃き捨て制御パルス25の印加タイミングを示す
タイミング図である。
【図3】この発明の一実施例の固体撮像装置の駆動方法
を説明するためのポテンシャル図である。
【図4】(a) はこの従来の固体撮像装置の駆動方法に適
用される固体撮像装置の平面図、(b) は(a) のA−B線
における断面図である。
【図5】(a) は信号電荷読み出し部43の信号電荷読み
出し動作を制御する信号電荷読み出し制御パルス51の
印加タイミングを示すタイミング図、(b) は不要電荷掃
き捨て制御部45の不要電荷掃き捨て動作を制御する不
要電荷掃き捨て制御パルス55の印加タイミングを示す
タイミング図である。
【図6】従来の固体撮像装置の駆動方法を説明するため
のポテンシャル図である。
【符号の説明】
11 光電変換部 12 電荷転送部 14 不要電荷掃き捨て部 21 信号電荷読み出し制御パルス 25 不要電荷掃き捨て制御パルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷が蓄積される光電変換部と、前記電
    荷のうち信号電荷が転送される電荷転送部と、前記電荷
    のうち不要電荷が掃き捨てられる不要電荷掃き捨て部と
    を有する固体撮像装置の駆動方法であって、 前記光電変換部から前記電荷転送部に前記信号電荷を読
    み出すための信号電荷読み出し制御パルスの後半にオー
    バーラップするように、前記光電変換部から前記不要電
    荷掃き捨て部に前記不要電荷を掃き捨てるための不要電
    荷掃き捨て制御パルスを印加する固体撮像装置の駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 信号電荷読み出し制御パルスの印加を開
    始してから所定期間遅れて不要電荷掃き捨て制御パルス
    を印加し、前記信号電荷読み出し制御パルスの印加を終
    了した後に、所定期間前記不要電荷掃き捨て制御パルス
    を印加した後に前記不要電荷掃き捨て制御パルスの印加
    を終了することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
    置の駆動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833209A (en) * 1985-06-26 1989-05-23 Akzo N.V. Process for cross-linking or degrading polymers and shaped articles obtained by this process

Cited By (1)

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US4833209A (en) * 1985-06-26 1989-05-23 Akzo N.V. Process for cross-linking or degrading polymers and shaped articles obtained by this process

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