JPS60249480A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPS60249480A
JPS60249480A JP59106096A JP10609684A JPS60249480A JP S60249480 A JPS60249480 A JP S60249480A JP 59106096 A JP59106096 A JP 59106096A JP 10609684 A JP10609684 A JP 10609684A JP S60249480 A JPS60249480 A JP S60249480A
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井田 正利
Yutaka Yunoki
裕 柚木
Yasuhiro Fujiwara
康博 藤原
Hidetoshi Yamada
秀俊 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電子カメラ等に用いられる固体撮像装置に関し
、特に固体撮像素子の駆動手段の改良に関する。
〔従来技術) 従来の電子カメラ等に使用されている固体撮像装置とく
にインターライン型固体撮像素子を用いた装置にあって
は、主としてN丁SCテレどジョンモードの動画撮像に
使用されているため、光電荷の蓄積時間は1/30秒ま
たは1/60秒であった。すなわち、A、B二つのフィ
ールドについてフレーム記録を行なうべく固体撮像素子
をフレーム蓄積モードで駆動させる場合は1/30秒の
露光時間での撮像が行なえるだけで他の露光時間は選択
することができない。また固体撮像素子をフィールド蓄
積モードで駆動する場合には1/60秒の露光時間での
撮像が行なえるだけのものとなる。したがって上記固体
撮像装置で静止画を得ようとしても、動きの速い被写体
の場合にはいわゆる蓄積効果の影響で[はけJ等が生じ
、鮮明な静止画像を得ることができないという問題があ
った。なおこの点を解決する手段として、光学系に通常
のフィルムカメラのようなメカニカルシャッタを介在さ
せることが考えられるが、メカニカルシャッタを用いる
と、シャッタの開閉動作時における立ち上がりまたは立
ち下がり速度つまり応答速度が比較的遅いために露光時
間に誤差が介入し易いものとなる。そこでfil素子自
体にシャッタ効果をもたせることができれば、機構およ
び特性上極めて有利となる。撮像素子における受光セン
サすなわち充電変換素子としてMOSダイオードを用い
たCCD撮像素子の場合、Mo5t極に高レベルな電圧
を印加したときはMO8電極下に空乏層が生じて光電荷
が蓄積され、M6S電極に低レベルな電圧を印加したと
きは光電荷が蓄積されない。したがって上記高レベル電
圧の印加期間を短縮すれば光電荷蓄積時間が短縮され、
いわゆる素子シャッタ機能をもたせ得る。しかしながら
実際上は次のような問題がある。すなわち高レベル電圧
の印加期間を短縮することにより、光電荷蓄積時間は短
縮されるが、画像にいわゆるゴーストが現われ、良好な
画質の画像が(aられない。その理由はMO8電極に低
レベル電圧を印加している期間中、垂直シフトレジスタ
は動作しているため、この垂直シフトレジスタに受光セ
ンサすなわち光電変換素子で生成された若干の光電荷が
混入するためである。
〔目的] 本発明の目的は、固体撮像素子における光電荷蓄積時間
を任意にしかも高精度に可変調整することができ、たと
え動きの速い被写体であっても鮮明な静止画を得ること
が可能であると共に、画像にゴーストなどが現われるお
それのない、構成簡単な固体撮像装置を提供することに
ある。
〔概要〕
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち、固体撮像素子における
各画素を構成する光電変換素子内に蓄積された光電荷を
、撮像指令を与えられた後の第1の時点で垂直シフトレ
ジスタヘ一括転送し、口の一括転送が行なわれた時点か
ら所定時間だけ経過した第2の時点で前記光電変換素子
に光電荷の蓄積を開始させ、その蓄積された光電荷を測
光情報に基いて決定される露光時間だけ経過した第3の
時点で前記垂直シフトレジスタへ転送して読出しを行な
うとともに、この読出し動作前において上記垂直シフト
レジスタを高速駆動し、この垂直シフトレジスタ内の残
存電荷を外部へ排出させるように構成したことを特徴と
している。
〔実施例〕
第1図は本発明を電子カメラに適用した一実施例の撮像
記録部の構成を示すブロック図である。
第1図においてIA、IBは光学系のレンズであり、そ
の間に絞り機構2が介挿されている。絞り機構2は後述
するアイリスドライバー33により駆動されるものとな
っている。
上記レンズIA、1Bおよび絞り機構2を介′して捉え
られた被写体、(不図示)の光像は、レンズ系の焦点位
置に設置されている固体撮像素子3の光電変換面上に結
像する。固体撮像素子3は後述するように例えばインタ
ーライン一括転送型CODからなり、光電変換面上に結
像した被写体の光像を電気信号に変換し、その出力をア
ンプ4.サンプリングホールト回路5.アンプ6、LP
F7を経て色分離回路8に供給すると共に、後述するC
OD測光回路へ供給する。色分離回路8は与えられた電
気信号を輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Yに分離し
、FM変調器9に供給する。FM変調器9は輝度信号Y
と色差信号R−Y、B−Yをそれぞれの周波数帯域にお
いてFM変調し、記録アンプ10に供給する。記録アン
プ10は後述する書込みパルスを与えられた期間におい
て、FM変調された各信号を増幅して磁気ヘッド11に
与える。磁気ヘッド11は供給された信号を磁気ディス
ク12の記録トラックにFM記録する。
同期パルス発生器20は後述する露光制御回路30から
の制御信号に応動し、φ■ドライバー21、φHドライ
バー22.8Gドライバー23にそれぞれパルスを与え
、各ドライバー21.22゜23から垂直転送りaツク
φV、水平転送りロックφH,センサーゲートパルスS
Gをそれぞれ出力させる。かくして固体撮像素子3を駆
動させるものとなっている。また同期パルス発生器2o
は色分離回路8およびFM変調器9に対しタイミングパ
ルスを与えると共に、撮像系の動作タイミングと記録系
の動作タイミングおよび位相を合わせるための同期パル
スを同期検出器24の一方の入力端に与える。
同期検出器24の他方の入力端には磁気ディスク12に
付設した回転位相検出用パルスジェネレータ25からの
PGパルスが与えられる。かくして同期検出器24は上
記PGパルスと前記同期パルスとを比較し、磁気ディス
ク12の回転速度および位相が常に撮像系の動作タイミ
ングに一致するような信号をモータ駆動回路26に与え
る。モータ駆動回路26は上記検出器24がら与えられ
た信号に基いてディスク駆動モータ27を駆動制御する
。その結果、磁気ディスク12は定常状態において、3
600PPMで定速回転し、1回転する間に1フイール
ドの画像記録を行なうものとなる。
記録ゲート回路28は電子カメラのレリーズボタンに連
動する撮像指令スイッチ29がONとなったときに発生
するトリガパルスTGによってトリガされ、同期パルス
発生器20がらの同・期パルスに基いて1フィールド期
間に相当する幅の書込みパルスWGを前記記録アンプ1
oに与えて、その期間だけ記録アンプ10を作動状態と
なす。
露光制御回路30は、固体fi1g!素子3の各画素を
構成する光電変換素子内に蓄積された光電荷を、R像指
令スイッチ29がONとなることによって撮像指令が与
えられた後の所定の第1の時点で垂直シフトレジスタへ
一括転送する転送手段、この転送手段による一括転送が
行なわれた時点から所定時間だけ経過した第2の時点で
前記各光電変換素子に光電荷の蓄積を開始させる手段、
この手段により蓄積された光電荷を、前記LPF7の出
力に応動するCOD測光回路31や、フォトダイオード
などからなる外部測光回路32などにて得られる測光情
報に基いて決定される露光時間だけ経過した第3の時点
で、前記垂直シフトレジスタへ転送して読出しを行なう
読出し手段、この読出し手段のによる読出し動作以前に
上記垂直シフトレジスタを高速駆動してこの垂直シフト
レジスタ内の残存電荷を排出する手段、の少なくとも一
部を備えている。そして上記露光制御回路3oは端子3
0aに外部指令を与えられると、前記同期パルス発生器
20へ上記外部指令に応じた制御信号を与えて前記各手
段を実行させ、固体撮像素子3を静止画撮像モードで駆
動し、それ以外は固体撮像素子3を動画撮像モードで駆
動するものとなっている。また、いずれの場合において
もアイリスドライバー33へ制御信号を与えて絞り機構
2の絞り値を所定値に設定するものとなっている。
なお、本装置においては、レリーズボタンが押圧操作さ
れ、m像指令スイッチ29がONとなり、トリガーパル
スTGが露光制御回路3oに入力する以前の段階で、露
光制御回路30においてccD測光回路31の出力と絞
りfi12の絞り値に基いて露光時間を常峙測定計算す
るものとなっている。
また第1図において34はエンコーダであり、色分離回
路8の出力である輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y
とをたとえばNTSC信号に変換し、これをビューファ
インダ35へ送る。がくしてどユーフ1インタ35によ
り撮像の内容をモニタすることができるものとなってい
る。
次に前記固体撮像素子3について詳細に説明する。本装
置に使用される固体撮像素子3としては、各画素に蓄積
される光電荷が同一のタイミングで画素外に一括して転
送される一括転送型の素子が望ましい。このような素子
として例えばインターライン一括転送型のCOD固体撮
像素子が知られている。この種の素子については、テレ
ビジョン学会誌Vo137.N010(1983)P7
76〜781「高抵抗MCZ基板を用いたMO3型セン
サーCCD撮像素子」に記載されている。
第2図は上述した観点に基いて本装置で採用した固体撮
像素子3の具体例であり、インターライン一括転送型C
CD40を示している。図中41はそれぞれ色フイルタ
−R,G、Bを表面にもつMOSダイオードからなる受
光センサすなわち光電変換素子であり、各々1画素を形
成している。
上記光電変換素子41に隣接してCODからなる垂直シ
フトレジスタ42が設けである。これらの垂直シフトレ
ジスタ42は、光電変換素子41に蓄積された光電荷を
受取り、CODからなる水平シフトレジスタ43に順次
転送する。水平シフトレジスタ43は1水平走査線率位
に、光電荷を出力部44に転送する。出力部44はプリ
アンプを内蔵しており、微小電流を増幅して出力端子■
0utから出力する。なお上記インターライン一括転送
型CCD40の各入力端子には、リセットパルスである
センサーゲート信号SG、垂直レジスタ転送りロックφ
V1.φV2.水平レジスタ転送りロックφH1,φH
2などがCODドライバ(第1図の21〜23)から供
給される。
上記各光電変換素子41における光電荷の蓄積時間は、
光電変換素子41から垂直シフト5レジスタ42へ電荷
を移すタイミングに基いて決定されている。
第3図は上記第2図の一部を取出して示した図である。
この第3図から明らかなようにセンサーゲート45は、
各光電変換素子41に対し共通に形成した共通電極であ
る。また垂直シフl−レジスタ42は細矢印で示す如く
奇数フィールド時に有効に動くものと、太矢印で示す如
く偶数フィールド時に有効に働くものとが交互に配置さ
れており、それぞれのグループ毎に転送りロックφV1
.φV2を共通に供給されるものとなっている。
かくして光電荷一括転送は次のように行なわれる。すな
わち第3図における各部の電位が下記のように設定され
たとき、光電変換素子41内に蓄積された光電荷が垂直
シフトレジスタ42に転送される。
■奇数フィールド時 センサーゲート信号SGが「し」でφV1が「H」であ
るどき ■偶数フィールド時 センサーゲート信号SGが「シ」でφV2がrl−IJ
であるとき したがってセンサーゲート信号SGがHレベルからLレ
ベルに変化する変化点が蓄積された光電荷の一括転送開
始時点である。
第4図は上記インターライン一括転送型C0D40を通
常の動画撮像モードで作動させた場合の動作タイミング
を示す図である。第4図においてVDは垂直ドライブパ
ルス、HDは水平ドライブパルスである。HDに書込ん
である数字「1〜525」は水平走査線番号に対応して
いる。センサーゲート信号SGは1フイールドに1回「
H」。
rLJが変化する。上記「シ」の変化のタイミングで光
電変換素子41の光電荷は、垂直シフトレジスタ42に
移送される。つまりこのタイミングで、そのフィールド
の全画素の情報が垂直シフトレジスタ42内に移される
わけである。φV1゜φV2は2相の垂直レジスタ転送
りロックであると同時に、各光電変換素子41から垂直
シフトレジスタ42への電荷移送にも関係している。
いま、ある時点で撮像指令スイッチ29がONとなり、
トリガーパルスTGが露光制御回路30に入力すると、
露光制御回路30がはたらき同期パルス発生器20へ転
送制御信号をあたえる。このため同期パルス発生器20
から転送指令パルスが送出され、ドライバー21.22
.23を介して固体M@素子3に転送パルスがあたえら
れる。
その結果第1フイールドでは、時点t1すなわち第11
HてSGがrLJとなったときφV1がrHJとなるた
め、この時点で第1フイールドにて出力される画像に関
係する全画素の電荷が垂直シフトレジスタ42に移送さ
れ、画素内がクリアされる。同時にふたたび光電荷の蓄
積が開始される。一方、第2フイールドでは、時点t2
すなわち275H目にセンサーゲート信号SGがrLJ
となったタイミングでφV2がrHJであるため、この
時点で第2フイールドにて出力される画像に関係する全
画素の電荷が垂直シフトレジスタ42に移送される。上
記の如く各フィールドにおいて垂直シフトレジスタ42
へ移送された信号電荷は、その直後からのφV1.φV
2およびφH1,φH2による垂直シフトレジスタ42
および水平シフトレジスタ43の転送動作により、ビデ
オ出力として出力される。すなわち第4図中、「Vレジ
スタ空送り」のあとの第1HからCOD出力信号として
出力される。
なお、第4図の例はフレーム蓄積モードの場合であり、
光電荷の蓄積時間は1 、/ 30となる。
第5図は前記インタニライン一括転送型C0D40を静
止画撮画モードで駆動した場合の動作タイミングを示す
図である。露光制御回路30の端子30aに外部指令を
与えると、この露光制御回路30は静止画撮像モードで
固体撮像素子3を駆動制御する。すなわち、撮像指令ス
イッチ2つがONとなり、トリガーパルスT、Gが露光
制御回路30に入力すると、露光制御回路30が作動し
同期パルス発生器20へ静止画撮像用の転送制御信号を
与える。このため同期パルス発生器20から転送指令パ
ルスが送出され、ドライバー21.22.23を介して
固体撮像素子3へ転送パルスが与えられる。その結果、
第5図に示すように本発明でいう第1の時点である時点
t3においてSGがrLJになったときφV1.φV2
がいずれも「H」となるため、奇数フィールドおよび偶
数フィールドの各画素を構成する光電変換素子41に蓄
積されている光電荷が同時に全て垂直シフトレジスタ4
2へ移送される。この直後から時点t4まての期間にお
いて垂直シフトレジスタ42内の電荷は通常の周波数の
2〜4倍の速い周波数のφV1.φV2により、高速度
で水平シフ]・レジスタ43へ転送される。水平シフト
レジスタ43では上記垂直シフトレジスタ42から転送
された電荷をφH1,φH2により出力部44へ転送す
る。
時点t4から時点t5までの期間はSG、φV1゜φV
2はいずれもrLJに保持される。かくして時点t3か
ら時点t5までの期間は光電変換素子41での光電荷の
蓄積は行なわれず、しかも時点t4から時点t5までの
期間は垂直シフトレジスタ42も信号電荷の読出しが終
了した状態に保たれるので光生成電荷をひろうこともな
い。本発明でいう第2の時点である時点t5においてS
Gがrl−IJになると、光電荷の蓄積が開始される。
そして、本発明でいう第3の時点である時点t7におい
てSGがrLJになると、このときφV2がrHJであ
るため偶数フィールドの光電変換素子41に蓄積された
光電荷が垂直シフトレジスタ42へ転送される。このと
きの光電荷の蓄積時間は時点t5から時点t7までの期
間であるが、上記期間は前記測光情報に基いて決定され
るものであり、この期間の長短によりいわゆる素子シャ
ッタ効果がもたらされる。時点t7から1フィールド期
間、上記シャッタ効果を有する出力信号が読出され、か
つ書込みパルスWGによって磁気ディスク12の記録ト
ラックに1フイールドの画像が記録される。
ところで時点t5から所定時間だけ経過した時点t6に
から時点t7までの期間においては、前述した時点t3
から時点t4までの期間のφV1゜φV2の周波数と同
じかそれ以上の高い周波数のφV1.φV2によって垂
直シフトレジスタ42を駆動し、垂直シフトレジスタ4
2内の残存電荷を排出している。これは時点t3から時
点t4まての期間において垂直シフトレジスタ42を高
速度で駆動しているとき、SGがrLJになっているた
め、この期間においては光電変換素子41の暗電流と光
電荷とが垂直シフトレジスタ42内へ混入し、若干の電
荷が残存するおそれがある。そこで時点t7以前の時間
帯にて再度垂直シフトレジスタ42内の残存電荷を排出
するためである。
なお、時点t6から時点t7までの期間における垂直シ
フトレジスタ42の駆動周波数は、短時間シャッタを実
現する上から、より高い周波数であることか望ましい。
上記時点t6から時点t7までの期間において転送する
電荷の量は定常の状態よりも著しく少ないため、φV1
.φV2の高周波数化による転送効率の低下はあまり問
題とはならない。したがって高周波数化は十分可能であ
り、例えば定常状態の周波数的15KHzの数10倍以
上とすることができる。なお、垂直シフトレジスタ42
の電荷を効率よく水平シフトレジスタ43へ転送するた
めに、垂直シフトレジスタ42の駆動周波数を水平シフ
トレジスタ43の駆動周波数の整数分の−に設定するこ
とが望ましい。例えば水平シフトレジスタ43の周波数
が7.16MHzであれば垂直シフトレジスタ42の周
波数は3゜58 tVI Hzなどが選ばれる。
このように本実施例によれば、静止画撮像モード時にお
いてSGのrLJ期間を制御することにより、相対的に
光電変換素子41への光電荷の蓄積時間を制御し、素子
シャッタ効果をもたせるようにしているので、メカニカ
ルシャッタを用いた場合のように、シャッタ機構の開閉
動作の立上り速度や立下り速度等を格別配慮する必要が
なく、高い精度でシャッタ効果を発揮させ得る。しかも
本装置においては静止画撮像時において垂直シフトレジ
スタ42を高速駆動させ、光電変換素子41から混入し
てくる電荷を排出するようにしているので、得られた画
像にゴーストなどが現われるおそれがない。また本装置
においては通常は動画撮像モードで作動させ、必要時に
のみシャッタ効果をもった静止画IIモードで作動させ
うるので、通常は動画像をビューファインダ35へ送り
、レリーズボタンを押圧操作したときだけ、静止画の撮
像および記録を行なうといった使い方ができる。
なおメカニカルシャッタが存在してないので通常時にお
いて固体撮像素子3は常に露光状態を呈している。この
ため、レンズを通してのいわゆるTTL測光を行なうこ
とができ、−眼しフタイブの電子カメラなどにも適用可
能となる。
次に本発明の他の実施例を説明する。第6図は本発明の
他の実施例の動作タイミングを示す図である。前記実施
例では高速のシャッタ効果を得る場合の駆動手段を示し
たが、この実施例では少なくとも1フィールド以上の長
時間シャッタ効果を得ることのできる駆動手段を用いて
いる。第6図においてSG1は通常の撮像時にお1プる
センサーグーl−信号の電圧波形を示しており、SG2
は静止画撮像時において上記S01と共に用いられるセ
ンサーグー1−信号の電圧波形を示している。
時点t8においてSG2が「シ」になると、このときφ
V1.φV2はいずれもrHJであるため、奇数フィー
ルドおよび偶数フィールドの各光電変換素子41の光電
荷が垂直シフトレジスタ42へ同時に転送される。その
後、時点t9までの期間は高い周波数のφV1.φV2
およびφ)−11゜φH2により垂直シフトレジスタ4
2および水平シフトレジスタ43は高速駆動され、前フ
イールド以前に蓄積されていた垂直シフトレジスタ42
内の光電荷を全て外部へ排■する。その後、時点t10
まではSG2およびφV1.φV2はいずれもrLJに
保持される。時点MOにおいてS02がrHJになると
、光電変換素子41への光電荷の蓄積が開始され、SG
Iのタイミングとは無関係な時間T×だけ経過した時点
t12において充電変換素子41の電荷が垂直シフトレ
ジスタ42へ転送される。時点t12より前の時点t1
1から時点t12に至るまでの間では、時点t8と時点
t9との間と同様に垂直シフトレジスタ42が再び高速
駆動され、上記レジスタに混入した暗電流および光電荷
が外部へ排出される。なおこのとき水平シフ1へレジス
タ43についても転送効率を低下させない範囲でφH1
,φH2により高速駆動させるようにしてもよい。時点
t12において垂直シフトレジスタ42内に転送された
信号電荷は、その後φV1.φv2がrLJになるため
垂直シフトケジスタ42内に保持される。そして時点t
12より後の時点であって最初にSG1が到来する時1
=t13から次のSG1が到来する時点t14までの1
フィールド期間において、前記シャッタ効果をもった信
号電荷が読出される。
時点t14以後は再び通常の撮像または静止画撮像が繰
返されることになる。
このように本実施例においては、光電荷の蓄積を終了す
る時点t12をSG1とは無関係に設定することができ
るので、露光制御回路30の端子30aに外部指令を与
えることにより、時点t10から時点t12までの時間
TXを任意に設定することができ、低速から高速までの
シャッタ効果を随意に得ることができる。上記以外は前
記実施例と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではない
。たとえば前記実施例ではセンサーゲート信号を最初に
rLJにした直後の期間と、その後「H」にして光電荷
の蓄積をおこない、その蓄積動作を終了する直前の期間
との2期間において、垂直シフトレジスタ42を高速駆
動し、同レジスタ内の電荷の排出を行なうようにした例
を示したが、2期間に分けずに全期間に屋り高速駆動す
るようにしてもよい。このほか本発明の要旨を変えない
範囲で種々変形実施出来るのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、固体撮像素子の画素を構成する光電変
換素子にあたえるセンサーゲート信号と、固体撮像素子
の垂直シフトレジスタおよび水平シフトレジスタにあた
える駆動パルスとを制御することにより、光電荷の蓄積
時間を調整するようにしかも、上記シャッタ効果を発生
させるための動作が実行されている期間中において、垂
直シフトレジスタを高速駆動して同レジスタ内に混入し
た電荷をすべて外部へ排出するようにしたので、ゴース
ト等のない良好な画像をうろことのできる構成簡単な固
体flit像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は本発明を電子カメラに適用した場合の撮像記録部の構
成を示すブロック図、第2図は固体撮像素子の具体例を
示す図、第3図は第2図の主要部分を示す図、第4図は
固体撮像素子を動画撮像モードで駆動した場合の動作タ
イミングを示す図、第5図は固体撮像素子を静止画搬像
モードにて駆動した場合の動作タイミングを示す図、第
6図は本発明の他の実施例の動作タイミングを示す図で
ある。 IA、IB・・・レンズ、2・・・絞りtlll13・
・・固体撮像素子、4,6・・・アンプ、5・・・サン
プリングホールド回路、7・・・LPF、10・・・記
録アンプ、11・・・磁気ヘッド、12・・・磁気ディ
スク、21・・・φVドライバー、22・・・φHドラ
イバー、23・・・SGドライバー、25・・・回転位
相検出用パルスジェネレータ、27・・・ディスク駆動
モータ、29・・・撮像指令スイッチ、35・・・ビュ
ーファインダ、40・・・インターライン一括転送型C
CD、41・・・光電変換素子、42・・・垂直シフト
レジスタ、43・・・水平シフトレジスタ、44・・・
出力部、45・・・センサーゲート。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固体撮像素子と、この固体m検素子における各画
    素を構成す′る光電変換素子に対し光学系を通して入射
    した光像に対応する光電荷を蓄積する手段と、この手段
    により各光電変換素子内に蓄積された光電荷を撮像指令
    を与えられた後で第1の時点で垂直シフトレジスタへ一
    括転送する転送手段と、この転送手段による一括転送が
    行なわれた時点から所定FR間だけ経過した第2の時点
    で前記光電変換素子に光電荷の蓄積を開始させる手段と
    、この手段により蓄積された光電荷を測光情報に基いて
    決定される露光時間だけ経過した第3の時点で前記垂直
    シフトレジスタへ転送して読出しを行なう読出し手段と
    、この読出し手段による読出し動作前において上記垂直
    シフトレジスタを高速駆動しこの垂直シフトレジスタ内
    の残存電荷を外部へ排出させる手段とを具備したことを
    特徴とする固体撮像装置。
  2. (2)測光情報は撮像動作開始前の固体撮像素子の出力
    から得たものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の固体撮像装置。
  3. (3)垂直シフトレジスタの高速駆動周波数は、水平シ
    フトレジスタの駆動周波数の整数分の−であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の固体撮像装置
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