JPS60220665A - 電子スチルカメラ装置 - Google Patents

電子スチルカメラ装置

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Publication number
JPS60220665A
JPS60220665A JP59077125A JP7712584A JPS60220665A JP S60220665 A JPS60220665 A JP S60220665A JP 59077125 A JP59077125 A JP 59077125A JP 7712584 A JP7712584 A JP 7712584A JP S60220665 A JPS60220665 A JP S60220665A
Authority
JP
Japan
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shutter
time
transfer
period
pixel
Prior art date
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Pending
Application number
JP59077125A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Ida
井田 正利
Yasuhiro Fujiwara
康博 藤原
Yutaka Yunoki
裕 柚木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
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Publication of JPS60220665A publication Critical patent/JPS60220665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は光学系で得た光像をシャッタを通して固体撮像
素子に入射させるようにした電子スチルカメラ装置に関
し、特にシャッタ開閉手段の改良に関する。
〔従来技術〕
第1図は従来の電子スチルカメラ装置の撮像記録部の構
成を示す図である。撮像光学系のレンズ1により捉えら
れた被写体(不図示)の光像は、レンズ1の焦点位置に
設置されている固体撮像素子2の光電変換面上に結像す
る。固体撮像素子2は上記結像した被写体の光像を電気
信号に変換し、その出力■outを色分離回路3に与え
る。色分離回路3は与えられた電気信号を輝度信号Yと
色差信号R−Y、B−Yに分離し、FM変調器4に供給
する。FM変調器4は輝度信号Yと色差信号R−Y、B
−Yをそれぞれの周波数帯域においてFM変調し、記録
アンプ5に供給する。記録アンプ5はFM変調された各
信号を増幅して磁気ヘッド6に与える。磁気ヘッド6は
供給された信号を磁気ディスク7の記録トラックにFM
記録する。
同期パルス発生器8は前記撮像素子2に対し、垂直転送
りロックφV、水平転送りロックφH。
リセットパルスSGを与えると共に、色分離回路3およ
びF M変調器4に対しタイミングパルスを与える。ま
た同期パルス発生器8は撮像系の動作タイミングと記録
系の動作タイミングおよび位相を合わせるための同期パ
ルスを同期検出器9に一方の入力として与える。
同期検出器9は他方の入力として与えられる磁気ディス
ク7に付設した回転位相検出用パルスジェネレータ10
からのPGパルスを、同期パルス発生器8からの同期パ
ルスと比較し、磁気ディスク7の回転速度および位相が
常に撮像系の動作タイミングに一致するような信号をモ
ータ駆動回路11に与える。モータ駆動回路11は上記
検出器9から与えられた信号に基いてディスク駆動モー
タ12を駆動制御する。その結果、磁気ディスク7は定
常状態において、3600RPMの定速回転をし、1回
転する間に1フイールドの画像記録を行なうものとなる
記録ゲート回路13は電子スチルカメラのレリーズボタ
ンに連動する記録指令スイッチ14がONとなったとき
に発生するトリガパルスTGによってトリガされ、同期
パルス発生器8からの同期パルスに基いて1フィールド
期間に相当する幅の履込みパルスWGを前記記録アンプ
5に与えて、その期間だけ記録アンプ5を作動状態とな
す。
第2図はそのもようを示す図である。Aフィールトド(
・5An−1,8An、SAn+1−)。
Bフィールド(・5Bn−1,SBn、SBn+1・・
・)に対応する固体撮像素子2の出力youtの各フィ
ールド毎の信号(・・・VAn−1,VBn−1,VA
n、VBn、−)は、前述(7)tB <色分離され、
FM変調されて記録アンプ5に入力しているが、書込み
パルスWGが与えられていないときは記録アンプ5の出
力として送出されない。今、時点t1において記録指令
スイッチ14がONとなり、トリガパルスTGが記録ゲ
ート回路13に与えられると、記録ゲート回路13から
書込みパルスTGが時点t2−t3間において送出され
、これが記録アンプ5に与えられる。その結果、記録ア
ンプ5は時点t2からtBまでの1フィールド期間だけ
作動状態となり、たとえばVAnを磁気ヘッド6に供給
する。したがって磁気ディスク7には1フイールドの画
像信号VAnが記録される。
なお第1図において15はエンコーダであり、色分離回
路3の出力である輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y
とをたとえばNTSC信号に変換し、これをビューファ
インダ16へ送る。かくしてビューファインダ16によ
りmsの内容をモニタすることができるものとなってい
る。
ところで上記した従来の電子スチルカメラ装置には、露
光時間を調整するためのシャッタが存在していない。し
たがって前述したようにA、B二つのフィールドについ
てフレーム記録を行なうべく固体撮像素子2をフレーム
蓄積モードで駆動させる場合は1/30秒の露光時間で
の撮像および記録が行なえるだけで他の露光時間は選択
することができない。なお固体撮像素子2をフィールド
蓄積モードで駆動する場合には1/60秒の露光時間で
の撮像および記録が行なえるだけのものとなる。したが
って動きの速い被写体の場合には鮮明な静止画像を得る
ことができないという問題があった。なおこの点を解決
する手段として、光学系に通常のフィルムカメラのよう
なメカニカルシャッタを介在させることが考えられてい
る。しかるにメカニカルシャッタを用いると、シャッタ
の開閉動作時における立ち上がりまたは立ち下がり速度
つまり応答速度が比較的遅いために露光時間に誤差が介
入し易いものとなる。
(目的〕 本発明の目的は、固体撮像素子に対する露光時間(光蓄
積時間)を任意に可変調整することができ、たとえ動き
の速い被写体であっても鮮明な静止画を得ることができ
ると共に、シャッタの開閉速度に起因する露光時間の誤
差がほとんど生じるおそれがなく、しかも固体撮像素子
の出力信号を供給されるビューファインダーでのモニタ
ーおよびTTL測光を可能ならしめる構成簡単なメカニ
カルシャッタを備えた電子スチルカメラ装置を提供する
ことにある。
〔概要〕
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち、被写体の光像を得る光
学系における光路を開閉可能にシャッタを設け、このシ
ャッタを通して入射した光像に対応する光電荷を一括転
送型の固体撮像素子の各画素内に蓄積し、この蓄積され
た光電荷を記録指令が与えられた後の所定の第1の時点
で第1の転送手段により画幕外へ一括転送し、この一括
転送が行なわれた時点から測光情報に基いて決定される
静止画露光時間だけ経過した第2の時点でシャツタ閉手
段により前記シャッタを閉状態となす。そしてこのシャ
ツタ閉手段により前記シャッタが閉状態となっている期
間中の第3の時点で前記第1の時点から第2の時点まで
の期間中において前記各画素内に蓄積された光電荷を第
2の転送手段により画素外へ転送し、この第2の転送手
段による転送が完了した後の第4の時点でシャツタ開手
段により前記シャッタを開状態となすようにしたことを
特徴としている。
〔実施例〕
第3図は第1図に対応させて示した本発明の一実論例の
!fi像記録部の構成を示す図である。したがって第1
図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
第3図においてIA、1Bは光学系のレンズであり、そ
の間に絞り機構17.シャッタ18が介挿されている。
絞り機構17はアイリスドライバー19により駆動され
、シャッタ18はシャッタドライバー20により駆動さ
れるものとなっている。これらの各ドライバー19.2
0は後述する露光制御回路30からの一制御信号により
作動制御される。
固体撮像素子2はたとえばCODからなり、同期パルス
発生器8からのパルスに応動するφ■ドライバー21.
φHドライバー22.8Gドライバー23からそれぞれ
出力される垂直転送りロックφV、水平転送りロックφ
H,リセットパルスSGによって駆動されるものとなっ
ている。上記撮像素子2の出力はアンプ24.サンプリ
ングホールド回路25.アンプ26.LPF27を経て
色分離回路3に供給されると共に、CCD測光回吃2B
へ供給される。COD測光回路28の出力は、フォトダ
イオードなどからなる外部測光回路29からの出力と共
に露光制御回路30に供給される。
露光制御回路30は、一括転送型の固体撮像素子2の各
画素内に蓄積された光電荷を記録指令スイッチ14がO
Nとなることによって記録指令が与えられた後の所定の
第1の時点で画素外へ一括転送する第1の転送手段、こ
の第1転送手段による一括転送が行なわれた時点からC
OD測光回路28あるいは外部測光回路29などにて得
られる測光情報に基いて決定される静止画露光時間だけ
経過した第2の時点で前記シャッタ18を閉状態となす
シャツタ閉手段、このシャツタ閉手段により前記シャッ
タ18が閉状態となっている期間中の第3の時点で前記
第1の時点から第2の時点までの期間中において前記各
画素内に蓄積された光電荷を画素外へ転送する第2の転
送手段、この第2の転送手段による転送が完了した後の
第4の時点で前記シャッタ18を開状態となすシャツタ
開手段、の少なくとも一部を備えている。
第4図は第3図の如く構成された本装置の動作タイミン
グを示す図である。ただし第4図はCOD固体撮像素子
2をフィールド蓄積モードで駆動した場合の例を示して
いる。第4図に示すリセットパルスSGにおける各パル
スSG1.8G2・・・相互の間隔はTV信号の1フイ
ールド(1F)に相当している。そしてシャッタ18が
存在してぃない場合には、たとえばSGIとSG2との
間で光蓄積を行なったm機素子2の蓄積電荷は、次のフ
ィールド期間であるSG2とSG3との間においてTV
信号として出力されることになる。
ところで本装置においては、時点toにてレリーズボタ
ンが抑圧操作され、記録指令スイッチ14がONとなり
、トリガーパルスTGが露光制御回路30に入力する以
前の段階では、露光制御回路30においてCOD測光回
路28の出力と絞り[111!17の絞り値に基いて露
光時間(シャッタースピード)を常時測定計算している
時点toにおいエトリガーパルスTGが露光制御回路3
0に入力すると、次のリセットパルスSG3が発せられ
る第1の時点t1において露光制御回路30における第
1の転送手段が働き、同期パルス発生器8へtiIJI
I+信号を与える。このため同期パルス発生器8から転
送指令パルスが送出され、ドライバ21〜23を介して
固体撮像素子2に転送パルスが与えられる。このため固
体撮像素子2はそれまで画素内に蓄積していた光電荷を
一括転送し、画素内がクリアされる。同時に再び光蓄積
を開始する。この時点t1から測光情報に基いて決定さ
れる静止画露光時間TXだけ経過した第2の時点t2に
至ると、露光制御回路30におけるシャツタ閉手段が働
き、ドライバ20にシャツタ閉制御信号を与える。この
ためドライバ20によりシャッタ18は開状態とされる
。上記TXは測光情報に基いて計算された露光時間であ
り、その時の周囲条件に応じて可変制御される。このよ
うにして露光制御されたSG3.SG4間の゛1フィー
ルド信号は次のフィールド期間であるSG4゜SG5の
期間において記録される。すなわち、時点t3に至ると
、第2の転送手段が働き、同期パルスSG4によりそれ
まで蓄積された光電荷が画素外へ転送されると共に、記
録ゲート回路13から書込みパルスWGが送出される。
このため記録アンプ5が時点t3からt5までの期間に
おいて作動状態となり、磁気ヘッド6により1フィール
ド分の画像信号が磁気ディスク7へ記録される。
なお、シャッタ18は時点t3において第2の転送手段
による転送が完了したのちの第4の時点t4にて作動す
るシャツタ開手段により、開状態となる。この第4の時
点t4は、時点t3の後の時点であれば任意の時点でよ
いが、本例のようにt3〜t5の間に位置するのが適当
である。
このように本装置ではシャッタ18を閉じるタイミング
(時点t2>を制御することによりシャッタ18による
露光時間を制御するようにしているので、シャッタ18
を設計する際シャッタ18の閉動作速度のみを高速度と
すればよく、シャッタ18の開速度については格別配慮
する必要がない。このため比較的簡単な構成のシャッタ
機構でよく、設計・製作が容易となる。また本装置にお
いては通常時においてはシャッタ18が同状態を呈して
いるため、レンズを通してのいわゆるTTL測光を行な
うことができるうえ、−眼しフタイブの電子カメラなど
にも適用可能となる。また上記した本装置ではフィール
ド蓄積モードでCOD固体固体素像素子2動する場合を
示したが、フレーム蓄積モードで駆動することも可能で
あるのは勿論である。
第5図および第6図は第3図に示したシャッタ18の具
体的構成を示した図である。第5図および第6図におい
て31はしや光性部材にて形成したシャツタ板であり、
その一部に透光窓すなわちスリット32を有している。
上記シャツタ板31の両端には磁性体にて形成した棒状
コア33a。
33b#設けてあり、これらの棒状コア33a933b
が前述したシャッタドライバー20に相当するソレノイ
ド34a、34bの中空部内に選択的に吸引され得るも
のとなっている。なお上記シャツタ板31は第6図に示
す如く光学系の瞳位置Kに位置する如く配置されており
、かつ通常はソレノイド34a側に吸引された状態にあ
り、このときスリット32の中心が光軸Oと一致するよ
うになっている。
上記の如く構成されたシャッタ18によれば次のような
利点がある。前述したように本装置においては、搬像素
子2への露光開始時点は第1の転送手段により各画素の
光電荷を画素外へ一括転送し終わった第1の時点t1で
ある。したがって全ての画素の光電荷蓄積開始時点は同
時となる。しかる′にフォーカルブレーン方式のシャッ
タの如く、CC[)固体撮像素子2の受光面近傍にシャ
ッタを設置するようにすると、シャツタ閉動作時におい
てシャッタスリット32のエツジが固体撮像素子2上に
投影された状態で移動していくものとなる。
したがってシャッタスリット32の移動方向において露
光終了時間が異なってしまい、各画素の露光時間に差が
生じることになる。この点、第5図。
第6図に示したように、シャツタ板31を光学系の瞳位
置Kに設置されたものにおいては、上記露光時間の差が
生じないものとなる利点がある。なお、第5図、第6図
においては、シャッタドライバーとしてソレノイ下34
a、34bを用い、これらを選択的に励磁することによ
りシャツタ板31を開閉動作させるようにしたものを示
したが、モータとスプリングを組合せたものを用い、ス
プリング力でシャツタ板31を閉状態とし、モータの回
転力によりシャツタ板31を開状態となすようにしたも
のでもよい。
次に前記固体撮像素子2について詳細に説明する。本装
置に使用される固体撮像素子2としては、各画素に蓄積
される光電荷が同一のタイミングで画素外に一括して転
送される一括転送型の素子が望ましい。このような素子
として例えばインターライン転送型のCOD固体撮像素
子が知られている。この種の素子については、テレビジ
ョン学会誌Vo 137.N010 (1983)P7
76〜781「高抵抗MCZ基盤を用いたM OS型セ
ンサーCCD搬像素子」に記載されている。
第7図は上述した観点に基いて本装置で採用した固体撮
像素子2の具体例であり、インターライン転送型CCD
40を示している。図中41はそれぞれ色フイルタ−R
,G、Bを表面にもつ光電変換素子であり、各々1画素
を形成している。上記光電変換素子41に隣接してCO
Dからなる垂直シフトレジスタ42が設けである。これ
らの垂直シフトレジスタ42は、光電変換素子41に蓄
積された光電荷を受取り、CODからなる水平シフトレ
ジスタ43に順次転送する。水平シフトレジスタ43は
1水平走査線型位に、光電荷を出力部44に転送する。
出力部44はプリアンプを内蔵しており、微小電流を増
幅して出力端子Voutから出力する。なお上記インタ
ーライン転送型CCD40の各入力端子には、リセット
パルスであぢセンサーゲート信号SG、垂直レジスタ転
送りロックφV1.φV2.水平レジスタ転送りロック
φH1,φH2などがCOD駆動回路(第3図の21〜
23)から供給される。
上記各光電変換素子41における光蓄積時間は、光電変
換素子41から垂直シフ1−レジスタ42へ電荷を移す
タイミングに基いて決定されている。
第8図は上記第7図の一部を取出して示した図である。
この第8図から明らかなようにセンサーゲート45は、
各光電変換素子41に対し共通に形成した共通電極であ
る。また垂直シフトレジスタ42は細矢印で示す如く奇
数フィールド時に有効に働くものと、太矢印で示す如く
偶数フィールド時に有効に働くものとが交互に配置され
ており、それぞれのグループ毎に転送りロックφV1.
φV2を共通に供給されるものとなっている。
かくして光電荷一括転送は・次のように行なわれる。す
なわち第8図におけや各部の電位が下記のように設定さ
れたとき、光電変換素子41内に蓄積された光電荷が垂
直シフトレジスタ42に転送される。
■奇数フィールドのとき センサーゲート信号SGがrLJでφV1がrHJであ
るとき ■偶数フィールドのとき センサーゲート信号SGがI’LJでφV2がrHJで
あるとき したがってセンサーゲート信号SGがHレベルからLレ
ベルに変化する変化点が蓄積された光電荷の一括転送開
始時点であり、同時にあらたな光蓄積の開始点でもある
第9図は上記インターライン型CCD40のタイミング
を示すタイムチャートである。第9図においてVDは垂
直ドライブパルス、HDは水平ドライブパルスである。
HDに書込んである数字「1〜525」は水平走査線番
号に対応している。
センサーゲート信号SGは1フイールドに1回rHJ、
、rLJが変化する。上記rLJの変化のタイミングで
光電変換素子41の光電荷は、垂直シフトレジスタ42
に移送される。つまりこのタイミングで、フィールドの
全画素の情報が垂直シフトレジスタ42内に移されるわ
けである。φV1、φV2は2相の垂直レジスタ転送り
ロックであると同時に、画素から垂直シフトレジスタ4
2べの電荷移送にも関係している。すなわち第1フイー
ルドでは、第11HでSGがrLJとなったときφV1
がrHJとなるため、この時点で第1フイールドにて出
力される画像に関係する全画素の電荷が垂直シフトレジ
スタ42に移送される。
この電荷はCOD出力信号の第1Hからビデオ信号とし
て16m5間出力される。一方、第2フイールドでは、
275H目にセンサーゲート信号SGがrLJとなった
タイミングでφV2がrHJであるため、この時点で第
2フイールドにて出力される画像に関係する全画素の電
荷が垂直シフトレジスタ42に移送される。移送された
信号電荷は、垂直シフトレジスタ42および水平シフト
レジスタ43の転送動作により、COD出力信号として
第9図中、「Vレジスタ空送り」のあとの第1Hからビ
デオ出力として出力される。
第10図〜第13図は撮像素子2として前述したインタ
ーライン型CCD 40を用いた場合のシャッタ動作と
の関係を示す図である。
第10図はフィールド記録時において1/60秒以下の
露光時間を与える場合のタイムチャートである。フィー
ルド記録では磁気ディスク7上の一つの同心円状トラッ
クに1フイールドの画像を記録する。したがって撮像素
子2としては各画素が最大1/60秒の光蓄積時間をも
つフィールド蓄積モードで動作するようにモード設定を
しておけばよい。
したがって第10図に示すように、SG1.SG2・・
・の如く、SGがrLJになるタイミングに対応してφ
Vl、φV2が同時にrHJとなり、奇数フィールドの
画素および偶数フィールドの画素の電荷が同時に垂直シ
フトレジスタ42に転送されるフィールド蓄積モードと
なっている。そしてSG2とSG3の間においてトリガ
ーパルスTGが与えられると、SG3にて各画素の光電
荷が垂直シフトレジスタに転送され、画素内の光電荷が
クリアされる。垂直シフI・レジスタ42に送り込まれ
た光電荷は垂直シフトレジスタ42に加えられる2相ク
ロックパルスφV1.φV2によって順次水平シフトレ
ジスタ43に転送され、SG3とSG4との間において
ビデオ信号として出力される。SG3における転送が終
了すると、各画素は新たに光電荷の蓄積をはじめ、イン
ターライン型CCD40の出力あるいは外部測光回路2
9の出力等に基いて計算された露光時間TXが経過する
と、レンズシャッタ18が開状態から閉状態になり、イ
ンターライン型CCD40の画素上に光が入射しないも
のとなる。つまり光電荷の蓄積はTXなる時間だけ行な
われて中断する。シャツタ閉時間は最短でも次のSG4
での転送が終了するまで継続する必要がある。したがっ
てTXなる時間が極めて短い場合を考慮すると、シャッ
タ18の閉時間は少なくとも1/60秒以上としておく
ことが望ましい。
TX時間内で各画素に蓄積された光電荷はSG4にて垂
直シフトレジスタ42に転送され、SG4とSG5との
間において記録用ビデオ信号RVとして読み出される。
同時に書込みパルスWGがSG4とSG5との間でON
となる。したがって上記ビデオ信号RVが磁気ディスク
7へ記録される。
第10図におけるビデオ信号RVのレベルは、レンズ校
り機構17の絞り値が一定に保たれている状態での相対
レベルを示している(この点は以下゛ホベる第11図〜
第13図に共通である)。なおトリガーパルスTGが与
えられてからTa11間に至るまでの時間は任意に設定
しつる。たとえばトリガーパルスTGがSG3と重なっ
た場合には、TXはSG4の転送が終ってから開始され
る。またメカニカルな絞り機構17を応答させるための
時間がTXの前に必要であれば、トリガーパルスTGが
与えられた時点からTXまでの時間を1フィールド以上
に設定するようにしてもよい。
第11図はフィールド記録時において1/60秒以上の
長時間露光を行なうときのタイムチャートである。SG
2とSG3との間においてトリガーパルスTGが与えら
れると、SG3にて転送が終了した時点からTXなる時
間だけ光電荷の蓄積が開始される。しかるにこのとき、
測光情報に基いて計算された光蓄積時間TXが1/60
秒より長いため、TXの期間中は各画素から垂直シフト
レジスタ42への光電荷の転送は禁止されている。
この第11図の例ではTXが45m5であるので、SG
4およびSG5におけるφV1.φV2がいずれもrL
Jとなっている。TXなる期間がシャッタ18の閉動作
により終了したのち、SG6にて上記TX期間中に蓄積
された光電荷が垂直シフトレジスタ42に転送され、S
G6とSG7どの間で記録用ビデオ信号RVとして出力
される。同時に書込みパルスWGがONとなり、上記ビ
デオ信号RVはSG6とSG7との間において磁気ディ
スク7の1トラツクに記録される。この場合のシャツタ
閉時間は1/60秒以上であればよい。
第12図はフレーム記録時において1/60秒以下の露
光時間を与える場合のタイムチャートである。フレーム
記録では3600RPMで回転する磁気ディスク7の隣
接する二つの記録トラックに、奇数フィールドおよび偶
数フィールドの画像を連続して記録する。したがってこ
の場合はインターライン型CCD40をフレーム蓄積モ
ードで動作させる必要がある。しかるに前記CCD40
には奇数フィールドの画素読み出しと偶数フィールドの
画素読み出しを、一系統の垂直シフトレジスタ42によ
って共通に行なうものとなっている。
したがって各フィールドの画素読み出しを交互に行なう
必要がある。
このため第12図に示すようにSGが「L」になる毎に
φV1とφV2とを交互にrHJとなす。
これがシャッタ18を動作させない場合における通常の
モードである。この通常モードにおいては、今般フィー
ルドおよび偶数フィールドともに光電荷蓄積時間は33
m5であるが、両フィールド間には16.6msだけ時
間ずれが発生している。
この時間ずれを解消するために、SG2とSG3との間
でトリガーパルスTGが与えられると、次のSG3では
φV1とφV2とを同時にrHJとなし、奇数フィール
ドと偶数フィールドの各画素内の光電荷を同時に垂直シ
フトレジスタ42に転送し、画素内の光電荷をクリアし
ている。同時に測光情報に基いたTX期間に入るが、こ
のとき奇数フィールドおよび偶数フィールドの各画素は
同一時点から光電荷の蓄積を開始することになる。
TX期間が経過すると、レンズシャッタ18が閉となり
、光電荷の蓄積は終了する。つまり奇数フィールドおよ
び偶数フィールドの各画素に対し全く同一のタイミング
で露光が完了することになる。
フィールド記録時においては、光電荷の読み出しは16
.6msで終了するため、シャツタ閉時間もia、6m
s程度に設定すればよかったが、フレーム記録時におい
ては前述したように一系統の垂直シフトレジスタ42を
奇数フィールドと偶数フィールドに共用しているため、
両フィールドの読み出しは33m5かかる。したがって
この場合のシャツタ閉時間TCは3 ’3 m S以上
にする必要がある。
シャッタ18が閉状態になると1次のSG4でφV1が
rHJとなり、奇数フィールドの画素内の光電荷が垂直
シフトレンスタ42に転送され、SG4とSG5との間
でビデオ信号RV1が読み出される。次のSG5ではφ
V2がrHJとなり、偶数フィールドの画素の電荷が垂
直シフトレジスタ42に転送され、S05とSG6との
間でビデオ信号RV2が読み出される。かくして1フレ
ームの読み出しが完了する。これを磁気ディスク7のト
ラックに書込むため、書込みパルスWGはSG4からS
G6までの期間ONとなる。シャツタ開期間TCはTX
の期間がほぼゼロとなるような高速シャッタとなす場合
を考慮すると、本例の場合、33m5以上とすることが
望ましい。因みにシャツタ開期間TOが短かすぎて、S
G5の前の時点で開状態になると、SG5の前の時点で
は偶数フィールドの光電荷は未だ画素内にあるため、偶
数フィールドについては二重露光となり、シャッタ機能
が不完全となってしまうおそれがある。
第13図はフレーム記録時において1/60秒以上の長
時間露光を行なう場合のタイムチャートである。シャッ
タ動作を行なわない場合においてはインターライン型C
CD40は通常のフレーム蓄積モードで動作している。
トリガーパルスTGが与えられると、第12図の場合と
同様にSG3でφV1.φV2が共にrHJとなり、両
フィールドの画素内の光電荷が同時に垂直シフトレジス
タ42に転送され、画素内の光電荷がクリアされる。次
いでTX期間に入ると、この期間内ではφV1.φV2
とも送出を禁止される。そしてTX期間が経過しシャッ
タ18が閉状態となった後のS05以降において読み出
し、記録動作が行なわれる。この動作方式には次の三方
式が考えられる。
[1コシャッタ動作前に維持していた奇数フィールドと
偶数フィールドのタイミングのp削性を保つだめに、第
13図に示すように、SG5での転送も禁止し、SG6
にて奇数フィールドの画素の転送を行ない、SG7にて
偶数フィールドの画素の転送を行なって記録する。
[2]SG5にてφV2をrHJとし先ず偶数フィール
ドの画素の転送を行ない、その後SG6にてφV1をr
HJとし奇数フィールドの画素の転送を行なって記録す
る。
[3]SG5にてφV1をrHJとし先ず奇数フィール
ドの画素の転送を行ない、その後SG6にてφV2をr
HJとし偶数フィールドの画素の転送を行なって記録す
る。
上配三方式のいずれをも実施可能であるが、記録回路が
複雑化するのを避ける上では[1コの方式が望ましい。
なお[1]の方式では、奇数フィールドと偶数フィール
ドとのタイミング調整のために1フイールドを用い、奇
数フィールドおよび偶数フィールドの各読み出し時間の
ために2フイールド使用し、合計3フイールド用いるの
で、シャツタ開期間TOとしては3フィールド分(50
ms)以上に設定する必要がある。第13図の例ではS
G6からSG8までの期間において書込みパルスWGが
ONとなり、2フイールドのフレーム記録が行なわれる
以上述べた実施例によれば、次のような作用効果を奏す
る。一般にシャッタを用いて露光制御する場合には、シ
ャッタを閉の状態から開の状態として露光を行ない、所
定時間経過後においてシャッタを閉の状態となす如くシ
ャッタを駆動する。
このため閉→圓、開→閉なる二つの動作を高速度で行な
うことにより、露光時間を制御する必要がある。したが
ってシャッタ機構の構成がむつかしく製作が困難であっ
た。しかるに本発明の装置では通常時においてはシャッ
タ18を開いた状態にしておき、撮像素子2のリセット
パルスであるSGが入力してからシャッタ18が閉じる
までの期間でもって露光時間を制御するようにしている
ので、シャッタ機構としてはシャッタ18が閉状態とな
る場合の動作だけを高速度で行なえるように構成すれば
十分である。したがってシャッタ18の構成を簡略化で
き製作が容易となる利点がある。
またシャッタ18は通常は開いた状態となっているため
に、記録指令スイッチ14をONとしてトリガパルスT
Gが発生する直前までレンズ系を通してのいわゆるTT
L測光が可能である。
なお本発明は上)ホした実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を越えない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように被写体の光像を得る光学
系における光路を開閉可能にシャッタを設け、このシャ
ッタを通して入射した光像に対応する光電荷を一括転送
型の固体撮像素子の各画素内に蓄積し、この蓄積された
光電荷を記録指令が与えられた後の所定の第1の時点で
第1の転送手段により画素外へ一括転送し、この一括転
送が行なわれた時点から測光情報に基いて決定される静
止画露光時間だけ経過した第2の時点でシャツタ閉手段
により前記シャッタを閉状態となし、このシャツタ閉手
段により前記シャッタが閉状態となっている期間中の第
3の時点で前記第1の時点から第2の時点までの期間中
において前記各画素内に蓄積された光電荷を第2の転送
手段により画素外へ転送し、この第2の転送手段による
転送が完了した後の第4の時点でシャツタ閉手段により
前記シャッタを開状態となすように構成したものである
したがって本発明によれば、固体撮像素子に対する露光
時間(光蓄積時間)を任意に可変調整することができ、
たとえ動きの速い被写体であっても鮮明な静止画を得る
ことができると共に、シャッタの開閉速度に起因する露
光時間の誤差がほとんど生じるおそれがなく、しかも固
体m像素子の出力信号を供給されるビューファインダー
でのモニターおよびTTL測光を可能ならしめる構成簡
単なメカニカルシャッタを備えた電子スチルカメラ装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の電子スチルカメラ装置の
撮像記録部の構成を示すブロック図および動作タイミン
グを示す図である。第3図〜第13図は本発明の一実施
例を示す図で、第3図は電子スチルカメラ装置の撮像記
録部の構成を示すブロック図、第4図は動作タイミング
を示す図、第5図および第6図はシャッタの構成を示す
正面図および側面図、第7図は固体撮像素子の具体例と
してのインターライン型CODの構成を示す図、第8図
は第7図の一部を取出して示した図、第9図は第7図お
よび第8図に示す固体撮像素子の動作タイミングを示す
図、第10図〜第13図はインターライン型CODを用
いた場合のシャッタ動作との関係を示す図である。 1A、IB・・・レンズ、2・・・固体撮像素子、6・
・・磁気ヘッド、7・・・磁気ディスク、10・・・回
転位相検出用パルスジェネレータ、12・・・ディスク
駆動モータ、17・・・絞り機構、18・・・シャッタ
、19・・・アイリスドライバー、20・・・シャッタ
ドライバー、21・・・φVドライバー、22・・・φ
Hドライバー、23・・・SGドライバー、24.26
・・・アンプ、25・・・サンプリングホールド回路、
27・・・LPF。 − 一ズ二二〉 第2図 第5図 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体の光像を得る光学系と、この光学系におけ
    る光路を開閉可能に設けられたシャッタと、このシャッ
    タを通して入射した光像に対応する光電荷を各画素内に
    蓄積する一括転送型の固体R機素子と、この固体撮像素
    子の各画素内に蓄積された光電荷を記録指令が与えられ
    た後の所定の第1の時点で画素外へ一括転送する第1の
    転送手段と、この第1の転送手段による一括転送が行な
    われた時点から測光情報に基いて決定される静止画露光
    時間だけ経過した第2の時点で前記シャッタを閉状態と
    なすシャツタ閉手段と、このシャツタ閉手段により前記
    シャッタが閉状態となっている期間中の第3の時点で前
    記第1の時点から第2の時点までの期間中において前記
    各画素内に蓄積された光電荷を画素外へ転送する第2の
    転送手段と、この第2の転送手段による転送が完了した
    後の第4の時点で前記シャッタを開状態となすシャツタ
    開手段とを具備したことを特徴とする電子スチルカメラ
    装置。
  2. (2)シャツタ閉手段はシャッタが閉状態となる以前の
    固体撮像素子の出力および光学系の絞り設定値から測光
    情報を得、シャッタを閉状態となす第2の時点を算出す
    る如く構成されたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の電子スチルカメラ装置。
  3. (3)シャツタ閉手段によりシャッタが閉状態となった
    のちシャツタ開手段によりシャッタが開状態となるまで
    の期間は、フィールド記録の場合には16ms以上に設
    定され、フレーム記録の場合には33m5以上に設定さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    電子スチルカメラ装置。
  4. (4)第1の転送手段は、フレーム記録時において奇数
    フィールドおよび偶数フィールドの画素を同時に転送す
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の電子スチルカメラ装置。
  5. (5)第2の転送手段は、第1の時点から第2の時点ま
    での期間が1/60秒以上の長時間露光である場合には
    、所定期間作動を禁止されるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の電子スチルカメラ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185468A (ja) * 1986-02-10 1987-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ装置
JP2009115695A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Konica Minolta Sensing Inc 測光装置および測光方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117776A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 Sony Corp 固体撮像装置

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