JPH0685901B2 - ロールコータの駆動装置 - Google Patents
ロールコータの駆動装置Info
- Publication number
- JPH0685901B2 JPH0685901B2 JP22570491A JP22570491A JPH0685901B2 JP H0685901 B2 JPH0685901 B2 JP H0685901B2 JP 22570491 A JP22570491 A JP 22570491A JP 22570491 A JP22570491 A JP 22570491A JP H0685901 B2 JPH0685901 B2 JP H0685901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- slide base
- contact force
- shaft
- universal joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
置に関するものである。
57−131869号公報、特公昭62−31619号
公報等で提案されているように、アプリケータロールと
ピックアップロールとを圧接力調節機構によりアプリケ
ータロールをバックアップロールへ、また、ピックアッ
プロールをアプリケータロールへそれぞれ最適な圧接力
となるよう調節されるようになっている。そして、前記
アプリケータロールとピックアップロールは、各々回転
駆動装置にユニバーサルジョイントで連結されている。
いて、1はバックアップロール、2はベース、3はベー
ス2上に摺動手段4を介して載置された第1スライドベ
ースで、この第1スライドベース3には、アプリケータ
ロール5が両端を軸受6で支承されている。7は第2ス
ライドベースで、前記第1スライドベース3上に摺動手
段4を介して載置され、ピックアップロール8が両端を
軸受9で支承されている。
テッピングモータ10a,10bが取付けられ、各ステ
ッピングモータ10a,10bを回転することにより、
前記アプリケータロール5をバックアップロール1に、
ピックアップロール8をアプリケータロール5へ圧接さ
せるようになっている。なお、11はロードセルで、前
記圧接力を制御するものである。Wは被塗装物である帯
状材である。
アップロール8の一方の軸端は、モータ13と減速機1
4とからなる回転駆動装置12の減速機軸14aに、回
転自在に取り付けられ、中間部に面摺動部を有するスプ
ライン式伸縮機構16を備えたユニバーサルジョイント
15に固定継手17により連結された構成となってい
る。
コータにおいては、各ロール1,5,8間の圧接力を調
節するために、第1,第2スライドベース3,7を移動
させる必要がある。しかしながら、前記伸縮機構16は
面摺動部を有するスプライン方式であるため、摩擦係数
μはμ=0.3〜0.5であり、前記第1あるいは第2
スライドベース3,7を移動させるとスラスト力が発生
し、このスラスト力がスライドベース3,7の移動時
に、ユニバーサルジョイント15の連結部側の摺動抵抗
となり、スライドベースの左右における制御量に差が生
じ、その結果、塗布量の制御性を悪くしている。特に、
低い圧接力で制御する場合には、その設定値に限界が生
じる。
プロール8は1日に2〜3回取替える必要があるが、こ
れら各ロール軸端は直接、固定継手17にて連結されて
いるため、ロール交換時には、別途ユニバーサルジョイ
ント15を支持する必要があり、しかも、連結時にはロ
ール軸との芯合わせが必要であって作業性が悪いという
課題を有していた。
ルのバックアップロールとの圧接力およびピックアップ
ロールのアプリケータロールとの圧接力を低押圧力で、
かつ、均一に調節でき、しかも、アプリケータロールと
ピックアップロールのユニバーサルジョイントとの脱着
を、安全かつ容易になし得るロールコータの駆動装置を
提供することを目的とする。
成するために、少なくともアプリケータロールとピック
アップロールとを異なるスライドベース上に軸受を介し
て支承するとともに、バックアップロールを含む各ロー
ル間の圧接力を圧接力調節機構で前記スライドベースを
移動して調節し、前記アプリケータロールとピックアッ
プロールの各ロール軸の一端を、中間部に伸縮機構を備
えたユニバーサルジョイントを介して回転駆動装置に接
続したロールコータの駆動装置において、前記各スライ
ドベースに設けた軸受に前記ユニバーサルジョイントの
連結軸を支承させ、前記ロール軸と連結軸とを脱着可能
なクラッチで連結するとともに、前記伸縮機構をボール
スプラインで構成したものである。
て説明する。本発明は、図1,図2に示すように、第2
スライドベース7の回転駆動装置12側に従来の軸受と
は別個に軸受(深ミゾ玉軸受)18を設け、この軸受1
8に、一端を前記ピックアップロール8のロール軸8a
の端部と歯車クラッチ19で着脱可能に連結され、他端
がユニバーサルジョイント15に連結した連結軸20を
支承するとともに、前記ユニバーサルジョイント15,
15間の伸縮機構16を、摩擦係数μがμ=0.005
以下のボールスプライン式のものとしたものである。な
お、その他の構成は図3に示すものと同様である。
移動してアプリケータロール5への圧接力を大(もしく
は小)にするため第2スライドベース7を移動させる
と、前記伸縮機構16も伸縮するが、前述のように摩擦
係数は極めて小さいため、第2スライドベース7の移動
に抵抗とならず、つまり、ピックアップロール8のアプ
リケータロール5への圧接力を均一に制御することがで
きる。
る場合でも、ロール軸8aは連結軸20と歯車クラッチ
19で連結しているため、外歯を移動することによって
ロール軸8aを連結軸20と容易に脱着できる。しか
も、ユニバーサルジョイント15は連結軸20にて軸受
18に支承されているため、ピックアップロール8を交
換するにあたっても、ホイスト等でユニバーサルジョイ
ント15を支持する必要はない。なお、前記説明は、ピ
ックアップロール8について述べたがアプリケータロー
ル5についても全く同じである。
を行う回路を示す。ピックアップロール8を支持する第
2スライドベース7は、第1スライドベース3の両側に
取付けたステッピングモータ10b,10bの回転によ
り移動し、その移動にもとづくピックアップロール8の
アプリケータロール5への圧接力は第2スライドベース
7の両側に取付けられたロードセル21,21により検
出されるようになっている。
b,10bは、ステッピングモータ制御装置22,22
に入力された設定値の指示により回転し、各ステッピン
グモータ10b,10bの回転により生じるピックアッ
プロール8とアプリケータロール5への圧接力は前記各
ロードセル21,21により検出され、圧接力が設定値
に達したときステッピングモータ10b,10bが停止
する。
ス7の左右に異常な抵抗が発生して第2スライドベース
7が偏位して移動すると、両ステッピングモータ10
b,10bの回転数が異なるため、モータ回転数の差か
ら移動量の偏差を求め、その偏差が、たとえば3mmと
なれば警報を発し、5mmとなれば、一方のステッピン
グモータの回転を停止し、ピックアップロール8のアプ
リケータロール5への圧接力の不均一および歯車クラッ
チ19の損傷を防止するようになっている。なお、アプ
リケータロール5とバックアップロール1との関係も同
様になっている。
よれば、ユニバーサルジョイント間の伸縮機構として摩
擦抵抗の極めて小さいボールスプラインを使用したた
め、ロール間の圧接力調節のためにスライドベースを移
動しても、伸縮機構は殆ど抵抗なく伸縮し、スライドベ
ースの摺動抵抗とならないため、ロールの圧接力を左右
均一に、しかも低押圧力での制御を可能とする。また、
ユニバーサルジョイントの連結軸は、スライドベースに
設けた軸受で支承され、かつ、連結軸とロール軸とはク
ラッチで着脱可能に連結されているため、従来のよう
に、ユニバーサルジョイントをホイスト等で支持するこ
となく、単にクラッチ操作のみで容易に、かつ短時間
(従来の半分以下)で、安全にロール交換を行うことが
できる。
部に関する正面図。
る正面図。
ドベース、5…アプリケータロール、6,9,18…軸
受、7…第2スライドベース、8…ピックアップロー
ル、10a,10b…ステッピングモータ、12…回転
駆動装置、15…ユニバーサルジョイント、16…伸縮
機構、19…歯車クラッチ、20…連結軸、21…ロー
ドセル。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともアプリケータロールとピック
アップロールとを異なるスライドベース上に軸受を介し
て支承するとともに、バックアップロールを含む各ロー
ル間の圧接力を圧接力調節機構で前記スライドベースを
移動して調節し、前記アプリケータロールとピックアッ
プロールの各ロール軸の一端を、中間部に伸縮機構を備
えたユニバーサルジョイントを介して回転駆動装置に接
続したロールコータの駆動装置において、前記各スライ
ドベースに設けた軸受に前記ユニバーサルジョイントの
連結軸を支承させ、前記ロール軸と連結軸とを脱着可能
なクラッチで連結するとともに、前記伸縮機構をボール
スプラインで構成したことを特徴とするロールコータの
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22570491A JPH0685901B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ロールコータの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22570491A JPH0685901B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ロールコータの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564757A JPH0564757A (ja) | 1993-03-19 |
JPH0685901B2 true JPH0685901B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16833496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22570491A Expired - Lifetime JPH0685901B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ロールコータの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685901B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4559896B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-10-13 | クボタ松下電工外装株式会社 | ロール塗装装置 |
JP5063028B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-10-31 | 富士フイルム株式会社 | 塗布方法及び装置並びに塗布ライン用ローラ |
JP5453999B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2014-03-26 | Jfeスチール株式会社 | ロール式コーター装置および塗装金属帯の製造方法 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP22570491A patent/JPH0685901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564757A (ja) | 1993-03-19 |
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Legal Events
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