JPH068583A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH068583A
JPH068583A JP4193224A JP19322492A JPH068583A JP H068583 A JPH068583 A JP H068583A JP 4193224 A JP4193224 A JP 4193224A JP 19322492 A JP19322492 A JP 19322492A JP H068583 A JPH068583 A JP H068583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
recording
cover
thermal
release knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4193224A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Osada
尚省 長田
Toshiro Kono
俊郎 河野
Satoshi Kanbe
聡 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP4193224A priority Critical patent/JPH068583A/ja
Publication of JPH068583A publication Critical patent/JPH068583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドの移動機構を手動で操作する
ことで簡単に構成し、かつ、前記サーマルヘッドが退避
位置にあることを確実に知らせて検出素子の使用を必要
最小限にすることでコストの削減をする。 【構成】 板金ベース28の解除ツマミ28aをリブ2
5a上で図中で右に移動することで、図示しないサーマ
ルヘッドを記録紙に対向した記録位置へ移動でき、左に
移動する(図に示した位置)ことで転写紙カートリッジ
7の着脱のための退避位置に移動できる。この解除ツマ
ミ28aが図に示すような位置にあるときは、カバー3
1の左側壁部31aが解除ツマミ28aに当たるため、
閉じることができないようになっている。また、サーマ
ルヘッドが記録位置にあるときは、解除ツマミ28aが
カバー31の左側壁部31aに設けられた切欠き部31
bに位置するため、カバー31を閉じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、転写紙を介してサーマ
ルヘッドを記録紙に圧接して記録を行う熱転写記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、転写紙表面のインクをサーマ
ルヘッドの熱で溶かしたり(熱溶融性)、昇華させたり
(熱昇華性)して、記録紙上の所望の位置に文字や画像
情報に応じて記録を行う熱転写記録装置が知られてい
る。図6は、後述する本発明の一実施例及び一従来例の
熱転写記録装置の概略を示す構成図である。同図に示す
ように、従来例の熱転写記録装置21は、ケース2、ラ
イン状のサーマルヘッド5、プラテンローラ6、制御回
路10、動作制御用マイコン11、表示パネル12、カ
ッタ13などから構成されている。
【0003】この熱転写記録装置21は、長手方向にロ
ール状に巻回された記録紙4が、記録紙ローラ15を経
由して、その記録面4aの裏面が前記プラテンローラ6
の外周に添うように、ほぼU字状に巻き付けられ、記録
紙ローラ14を経由して、前記カッタ13により一画面
ずつカットされて、記録済み記録紙として排紙される。
また、転写紙軸9A及び9Bには、それぞれ転写紙3が
巻回され、転写紙軸9Bを図中の矢印(反時計回り)に
回転すると転写紙3を巻き取ることができ、転写紙軸9
Aを図中の矢印とは逆(時計回り)に回転すると、転写
紙3を巻き戻すことができる。また、転写紙軸9A,9
Bの間に掛け渡された転写紙3は、転写紙ローラ8A,
8B及び、8Cによって位置決めされることによって、
前記プラテンローラ6の外周上の記録紙4の記録面4a
上に常時圧着されている。そして、記録時には、この記
録面4a上に、この転写紙3を介して前記サーマルヘッ
ド5が圧接される。
【0004】そして、このサーマルヘッド5の通電制御
による熱によって、記録紙4の記録面4a上に、転写紙
3上のカラーインクが、同図の矢印方向への各部の移動
にともない、1ラインずつ転写される。この動作は、前
記マイコン11の指令によって、前記制御回路10の制
御により行われ、この動作状況は前記表示パネル12に
表示される。
【0005】ところで、上述のような熱転写記録装置2
1において、消耗品である前記転写紙3は容易に交換で
きる構造となっていることが望ましい。そこで、この熱
転写記録装置21では、転写紙3の巻回されている転写
紙軸9A,9Bと転写紙ローラ8A,8Bを転写紙カー
トリッジ7として一体に構成し、転写紙3の交換の際に
は、前記ケース2に設けた開閉自在のカバー(保守点検
蓋)2Aを開けて、この転写紙カートリッジ9をケース
2から取り出し、転写紙3を交換する構造となってい
る。
【0006】また、この熱転写記録装置21は、前記転
写紙カートリッジ7をケース2内から着脱自在に取り出
すために、転写紙3を介して記録紙4に対向している前
記サーマルヘッド5を転写紙カートリッジ7の取り出し
の妨げにならないように図中の二点鎖線で示した退避位
置まで移動できるような図示省略した移動機構を設けて
いる。
【0007】ところで、前記サーマルヘッド5が退避位
置にある場合は、サーマルヘッド5が前述の記録位置に
ある場合よりも、サーマルヘッド5にごみや埃などが付
着しやすく、それが原因でサーマルヘッド5の破損を早
める恐れがある。よって、サーマルヘッド5を退避位置
に移動して、転写紙3を交換した後には確実に前記記録
紙4と対向した記録位置へ戻すことが必要である。
【0008】しかし、最近では、記録装置の小型化によ
り、前記転写紙3や、前記記録紙4によって、サーマル
ヘッド5やその他の内部機構の位置状態は容易に確認で
きない構造になっている。このため、サーマルヘッド5
の位置状態は、転写紙3に隠れて容易に確認できない構
造になっていて、サーマルヘッド5の前記記録位置に移
動するセット動作をしないまま前記カバー2Aを閉じて
しまう恐れがある。この状態(サーマルヘッド5を退避
したままカバー2Aを閉じている状態)のまま、例え
ば、熱転写記録装置の電源を落としてそのまま放置して
しまえば、前述したように、サーマルヘッド5の破損を
早めてしまう。
【0009】そこで、この熱転写記録装置21では、前
記カバー2Aが閉じられている状態でも確実に前記サー
マルヘッド5が前記記録位置にあるようにするために、
カバー2Aの開閉動作に連動してサーマルヘッド5の退
避動作とセット動作とを図示しないモータなどを用いて
自動的に行っていた。すなわち、カバー2Aを開けるこ
とによって自動的に前記サーマルヘッド5が退避位置に
移動し、また、カバー2Aを閉めることによって自動的
に記録位置に移動するようになっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来例の熱転写記録装置21によれば、前記転写紙3の交
換は、50〜100枚記録ごとに行う作業であるにもか
かわらず、前記サーマルヘッド5の退避動作や、セット
動作を自動で行わせるための機構やカバー2Aに連動さ
せるための機構が複雑になってしまい、材料コストや、
製造コストが高くなってしまう。そこで、前述の熱転写
記録装置21において、自動で動かしている部分を手動
で操作するようにして内部の機構構造を簡単にする方法
も考えられるが、前述のように内部機構の位置状態は容
易に確認できないので、その位置状態を検出するための
検出素子を設けなくてはいけなくなり結局はコストが高
くなってしまう。
【0011】そこで、本発明は上記の点に着目したもの
であり、サーマルヘッドの移動機構を手動で操作するこ
とで簡単に構成し、かつ、サーマルヘッドが退避位置に
あることを確実に知らせて検出素子の使用を必要最小限
にすることでコストの削減をすることを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するための手段として、転写紙を介してサーマルヘッ
ドを記録紙に圧接して記録を行い、前記サーマルヘッド
を前記転写紙交換のための退避位置と前記記録紙に対向
した記録位置とに手動で移動できるように構成した熱転
写記録装置において、前記サーマルヘッドが退避位置に
あるときには保守点検蓋を閉蓋状態にさせない係止部を
設けたことを特徴とする熱転写記録装置を提供しようと
するものである。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。なお、前述の図6において、1は、本発明
の熱転写記録装置1であるが、以下で説明する実施例に
おいて、前述した従来例と同様の部分については説明を
省略する。図1、図3、図4は、本発明の熱転写記録装
置の一実施例の移動機構部を示した左側面図であり、図
1は、サーマルヘッドロック(セット)時、図3は、サ
ーマルヘッドロック解除時、図4は、サーマルヘッド退
避時である。また、図2、図5は、本発明の熱転写記録
装置の一実施例の機構部断面図であり、図2は、サーマ
ルヘッドセット時、図5は、サーマルヘッド退避時であ
る。最初に、図1〜図5を用いて前記サーマルヘッド5
の記録位置と退避位置とについて説明する。
【0014】図1において、図示しないサーマルヘッド
記録位置ロック機構(以下ロック機構と記す)を一体的
に固定しているシャフト27は、フレーム25の長孔2
6を貫通してフレーム25の外側まで突出している。ま
た、前記サーマルヘッド5の装着されたサーマルヘッド
機構部22(図2に記載)と一体に固定された軸23も
フレーム25の図示しない軸受を貫通してフレーム25
の外側に突出しており、サーマルヘッド機構部22を回
動自在に指示している。また、突出した軸23の先端に
は、従動アーム24がネジ23aによって一体に固定さ
れて構成されているため、従動アーム24とサーマルヘ
ッド機構部22とは一体的に回動することになる。な
お、解除ツマミ28a(係止部)が図1で示す位置にあ
るとき前記サーマルヘッド5は、図2で示すように、記
録位置にある。
【0015】一方、フレーム25の上辺に設けられたリ
ブ25aをレールとして、溝部を有する解除ツマミ28
aが図1中、左右方向にスライド自在となっている。解
除ツマミ28aには板金ベース28が一体に固定されて
おり、板金ベース28上にはピン28bがカシメてあ
る。ピン28bは、先に述べた従動アーム24の先端部
に設けられた長孔24aに貫入係合しており、解除ツマ
ミ28aのスライド動作を従動アーム24の回動動作に
変換する。
【0016】また、板金ベース28上にはロック解除板
29が、一対の長孔29a,29aと一対のガイドピン
28c,28cとによって、図1中、上下にスライド可
能に設けられている。更に、ロック解除板29と板金ベ
ース28との間にはバネ30が掛けられており、このバ
ネ30によってロック解除板29は板金ベース28に対
して、図1中上方に付勢されている。そして、ロック解
除板29の下部に設けられた曲げ部29dは、シャフト
27の先端部と当接しているので、ロック解除板29を
バネ30に抗して下方へ押し下げると前記ロック機構が
外れることになる(図3の状態)。尚、29bはロック
解除板29と一体に設けられたロック解除ノブである。
【0017】図3に示すように、ロック解除ノブ29b
を充分に押し込むと、ロック解除ノブ29bと解除ツマ
ミ28aとは、同一の高さとなり、この状態で解除ツマ
ミ28aを、図3中、左方向にスライドさせれば、サー
マルヘッド機構部22は回動して、退避位置に移動す
る。ここで、ロック解除ノブ29bを離せば、バネ30
によってロック解除ノブ29bは復帰し、図4の状態と
なり、サーマルヘッド5は、図5に示す退避位置に固定
される。サーマルヘッド5を上記の退避位置から復帰さ
せてセット状態とするためには、解除ツマミ28aを、
図4中、右方向へスライドさせるだけでよく、これによ
り前記ロック機構がロックして、サーマルヘッド5が記
録位置に固定される。
【0018】ところで、解除ツマミ28aが左方向位
置、即ちサーマルヘッド5が退避位置(図5の位置)に
あるときは、カバー31はその左側壁部31aが解除ツ
マミ28aに当たるため、閉じることができないように
なっている。また、解除ツマミ28aが右方向位置、即
ちサーマルヘッド5が記録位置(図2の位置)にあると
きは、カバー31の左側壁部31aに設けられた切欠き
部31bが解除ツマミ28aの位置にあるため、カバー
31を閉じることができる。このように解除ツマミ28
aは、サーマルヘッド5を移動操作するためのツマミで
あると共に、カバー31の係止部にもなっている。
【0019】このように、前記サーマルヘッド5が退避
しているときには、カバー31を閉めようとしても閉じ
ることができない構造になっているので、例えば、サー
マルヘッド5のセット動作を忘れてカバー31を閉じよ
うとしても、カバー31は閉まらないのでサーマルヘッ
ド5が退避状態にあることを確実に知ることができる。
これによって、サーマルヘッド5のセット動作が確実に
行われるので、サーマルヘッド5の破損を防ぐことがで
きる。また、カバー31の左側壁部31aは、このカバ
ー31の右側端にも設けられ、前述のしたカバー31の
係止だけでなく、カバー31の剛性や、熱転写記録装置
1内へのごみや埃などの侵入の防止にも効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱転写記録
装置によれば、サーマルヘッドが退避位置にあるときは
移動機構の一部がカバーの係止部に当たって、カバーを
閉じることができないため、サーマルヘッドが記録位置
になっていないことを確実に確認できるので、サーマル
ヘッドのセット動作を忘れることもなく、サーマルヘッ
ドの移動操作を手動で行わせても、サーマルヘッドの破
損を防ぐことができる。また、サーマルヘッドの移動操
作を手動で行わせることで記録装置内部の構造も簡単に
できるので、材料コストや、製造コストも低く抑えるこ
とができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写記録装置の一実施例の移動機構
部を示した左側面図である(サーマルヘッドロック
時)。
【図2】本発明の熱転写記録装置の一実施例の機構部断
面図である(サーマルヘッドセット時)。
【図3】本発明の熱転写記録装置の一実施例の移動機構
部を示した左側面図である(サーマルヘッドロック解除
時)。
【図4】本発明の熱転写記録装置の一実施例の移動機構
部を示した左側面図である(サーマルヘッド退避時)。
【図5】本発明の熱転写記録装置の一実施例の機構部断
面図である(サーマルヘッド退避時)
【図6】熱転写記録装置の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
1 熱転写記録装置 3 転写紙 4 記録紙 5 サーマルヘッド 6 プラテンローラ 28a 解除ツマミ(係止部) 31 カバー(保守点検蓋)
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/316 8907−2C B41J 3/20 109 Z 25/28 H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写紙を介してサーマルヘッドを記録紙に
    圧接して記録を行い、前記サーマルヘッドを前記転写紙
    交換のための退避位置と前記記録紙に対向した記録位置
    とに手動で移動できるように構成した熱転写記録装置に
    おいて、 前記サーマルヘッドが退避位置にあるときには保守点検
    蓋を閉蓋状態にさせない係止部を設けたことを特徴とす
    る熱転写記録装置。 【0001】
JP4193224A 1992-06-26 1992-06-26 熱転写記録装置 Pending JPH068583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193224A JPH068583A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193224A JPH068583A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068583A true JPH068583A (ja) 1994-01-18

Family

ID=16304386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4193224A Pending JPH068583A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 熱転写記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068583A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175671A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Toshiba Corp 印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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