JPH0685730A - 携帯無線電話機 - Google Patents
携帯無線電話機Info
- Publication number
- JPH0685730A JPH0685730A JP4260580A JP26058092A JPH0685730A JP H0685730 A JPH0685730 A JP H0685730A JP 4260580 A JP4260580 A JP 4260580A JP 26058092 A JP26058092 A JP 26058092A JP H0685730 A JPH0685730 A JP H0685730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- hand strap
- antenna
- telephone set
- antenna element
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- Pending
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- Support Of Aerials (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナ特性を低下させることなく、安全性
に優れ、かつ取り扱いが簡単なアンテナ構造を備えた携
帯無線電話機を提供する。 【構成】 マイク９が配設された電話機本体２の一端側
にスピーカー１３を有する受話部３を支軸１４を介して
回動可能に取り付け、前記受話部３を前記電話機本体２
上に折り畳んだ格納位置と前記電話機本体２よりも外側
に展開された使用位置とに切り替え可能な携帯無線電話
機において、弾性体をループ状にして、この内部にアン
テナ素子１８を埋設してなるハンドストラップ４を前記
電話機本体２の他端側に設けている。
に優れ、かつ取り扱いが簡単なアンテナ構造を備えた携
帯無線電話機を提供する。 【構成】 マイク９が配設された電話機本体２の一端側
にスピーカー１３を有する受話部３を支軸１４を介して
回動可能に取り付け、前記受話部３を前記電話機本体２
上に折り畳んだ格納位置と前記電話機本体２よりも外側
に展開された使用位置とに切り替え可能な携帯無線電話
機において、弾性体をループ状にして、この内部にアン
テナ素子１８を埋設してなるハンドストラップ４を前記
電話機本体２の他端側に設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話機に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、携帯無線電話機の普及がめざまし
く、各種のものが提案されている。一般的に、この携帯
無線電話機のアンテナとしては電話機本体の上側に延ば
されて使用されるホイップ状のものが設けられ、これを
スライド式あるいは回動式にして、非使用時や待機時に
邪魔にならない位置に収納しておく形式のものが採用さ
れている。
く、各種のものが提案されている。一般的に、この携帯
無線電話機のアンテナとしては電話機本体の上側に延ば
されて使用されるホイップ状のものが設けられ、これを
スライド式あるいは回動式にして、非使用時や待機時に
邪魔にならない位置に収納しておく形式のものが採用さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の携帯無線電話機では、次の（１）〜（４）に記
載するような問題点があった。 （１）アンテナを電話機本体の上側に延ばして使用する
ので、例えば天井の低い自動車内で使用するようなとき
に、アンテナが天井にぶつかって破損や曲がり等のトラ
ブルを発生し易い。 （２）使用及び非使用時毎に、アンテナを伸長及び収納
操作を行わなければならないので操作が面倒である。 （３）収納時のゲインの低下が発生し、場所によっては
呼出音等を受信しにくい場合がある。 （４）アンテナが上側に延ばされているので、目に刺さ
ったりする危険性もある。
た従来の携帯無線電話機では、次の（１）〜（４）に記
載するような問題点があった。 （１）アンテナを電話機本体の上側に延ばして使用する
ので、例えば天井の低い自動車内で使用するようなとき
に、アンテナが天井にぶつかって破損や曲がり等のトラ
ブルを発生し易い。 （２）使用及び非使用時毎に、アンテナを伸長及び収納
操作を行わなければならないので操作が面倒である。 （３）収納時のゲインの低下が発生し、場所によっては
呼出音等を受信しにくい場合がある。 （４）アンテナが上側に延ばされているので、目に刺さ
ったりする危険性もある。
【０００４】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はアンテナ特性を低下させることな
く、また安全性に優れ、かつ取り扱いが簡単なアンテナ
構造を備えた携帯無線電話機を提供することにある。
のであり、その目的はアンテナ特性を低下させることな
く、また安全性に優れ、かつ取り扱いが簡単なアンテナ
構造を備えた携帯無線電話機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、弾性体をループ状にして電話機本体に取り付
けてなるハンドストラップ内にアンテナ素子を埋設させ
て設けたものである。その具体的な構造としては、マイ
クが配設された電話機本体の一端側にスピーカーを有す
る受話部を支軸を介して回動可能に取り付け、前記受話
部を前記電話機本体上に折り畳んだ格納位置と前記電話
機本体よりも外側に展開された使用位置とに切り換え可
能な携帯無線電話機において、弾性体をループ状にし
て、この内部にアンテナ素子を埋設してなるハンドスト
ラップを前記電話機本体の他端側に設けると良い。ま
た、前記ハンドストラップに自立可能な剛性を持たせる
とともに、このハンドストラップを前記電話機本体に対
して角度調整可能にして回動自在に設けても良い。さら
に、前記アンテナ素子を前記ハンドストラップ内に加え
て、前記受話部内にも設けても良い。
本発明は、弾性体をループ状にして電話機本体に取り付
けてなるハンドストラップ内にアンテナ素子を埋設させ
て設けたものである。その具体的な構造としては、マイ
クが配設された電話機本体の一端側にスピーカーを有す
る受話部を支軸を介して回動可能に取り付け、前記受話
部を前記電話機本体上に折り畳んだ格納位置と前記電話
機本体よりも外側に展開された使用位置とに切り換え可
能な携帯無線電話機において、弾性体をループ状にし
て、この内部にアンテナ素子を埋設してなるハンドスト
ラップを前記電話機本体の他端側に設けると良い。ま
た、前記ハンドストラップに自立可能な剛性を持たせる
とともに、このハンドストラップを前記電話機本体に対
して角度調整可能にして回動自在に設けても良い。さら
に、前記アンテナ素子を前記ハンドストラップ内に加え
て、前記受話部内にも設けても良い。
【０００６】
【作用】この構成によれば、ハンドストラップは常に付
けて使用され、収納と言う概念が無いので、常にアンテ
ナが作動した状態に置かれる。また、ハンドストラップ
はループ状に形成してあるので、例え目等にぶつかって
も刺さったりする危険性も少ない。
けて使用され、収納と言う概念が無いので、常にアンテ
ナが作動した状態に置かれる。また、ハンドストラップ
はループ状に形成してあるので、例え目等にぶつかって
も刺さったりする危険性も少ない。
【０００７】マイクが配設された電話機本体の一端側に
スピーカーを有する受話部を支軸を介して回動可能に取
り付け、受話部を電話機本体上に折り畳んだ格納位置と
電話機本体よりも外側に展開された使用位置とに切り換
え可能な携帯無線電話機とし、弾性体をループ状にし
て、この内部にアンテナ素子を埋設してなるハンドスト
ラップを前記電話機本体の他端側に設けた場合では、ア
ンテナ素子が埋設されたハンドストラップは下側を向い
て使用されるので、天井の低い車内で使用したような場
合でも、アンテナが天井にぶつかって折損や曲がり等の
トラブルが発生するようなこともない。
スピーカーを有する受話部を支軸を介して回動可能に取
り付け、受話部を電話機本体上に折り畳んだ格納位置と
電話機本体よりも外側に展開された使用位置とに切り換
え可能な携帯無線電話機とし、弾性体をループ状にし
て、この内部にアンテナ素子を埋設してなるハンドスト
ラップを前記電話機本体の他端側に設けた場合では、ア
ンテナ素子が埋設されたハンドストラップは下側を向い
て使用されるので、天井の低い車内で使用したような場
合でも、アンテナが天井にぶつかって折損や曲がり等の
トラブルが発生するようなこともない。
【０００８】さらに、ハンドストラップに自立可能な剛
性を持たせるとともに、このハンドストラップを電話機
本体に対して角度調整可能にして回動自在に設けると、
電話機を放置しておく場合でもハンドストラップ、すな
わちアンテナを立てた状態にして使用することができ
る。
性を持たせるとともに、このハンドストラップを電話機
本体に対して角度調整可能にして回動自在に設けると、
電話機を放置しておく場合でもハンドストラップ、すな
わちアンテナを立てた状態にして使用することができ
る。
【０００９】また、アンテナ素子をハンドストラップ内
に加えて受話部内にも設けた構造にすると、アンテナ線
を長くすることができるととも、ハンドストラップ内の
アンテナ線と受話部内のアンテナ線とによりダイバシテ
ィ方式のアンテナを形成することもできる。
に加えて受話部内にも設けた構造にすると、アンテナ線
を長くすることができるととも、ハンドストラップ内の
アンテナ線と受話部内のアンテナ線とによりダイバシテ
ィ方式のアンテナを形成することもできる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例として示す携
帯無線電話機の概略断面図である。図１において、電話
機１は、大きくは電話機本体２と受話部３とハンドスト
ラップ４等で構成されている。
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例として示す携
帯無線電話機の概略断面図である。図１において、電話
機１は、大きくは電話機本体２と受話部３とハンドスト
ラップ４等で構成されている。
【００１１】さらに詳述すると、電話機本体２は、偏平
をした細長い中空ブロック状に形成されており、上面２
Ａには受話部３を受け入れるための凹部５が設けられて
いる。この凹部５には入力操作部６が配設され、この入
力操作部６のキー７を介して外部情報が入力可能になっ
ている。また、電話機本体２には上面２Ａに複数の小孔
８が設けられており、この小孔８に対応して電話機本体
２の内部に送話用のマイク９が取り付けられている。加
えて、電話機本体２内には、制御回路部１０及びバッテ
リー１１等が配設されている。
をした細長い中空ブロック状に形成されており、上面２
Ａには受話部３を受け入れるための凹部５が設けられて
いる。この凹部５には入力操作部６が配設され、この入
力操作部６のキー７を介して外部情報が入力可能になっ
ている。また、電話機本体２には上面２Ａに複数の小孔
８が設けられており、この小孔８に対応して電話機本体
２の内部に送話用のマイク９が取り付けられている。加
えて、電話機本体２内には、制御回路部１０及びバッテ
リー１１等が配設されている。
【００１２】受話部３は、電話機本体２の凹部５に略対
応して、偏平をした中空ブロック状に形成されている。
また、受話部３の内側面３Ａには複数の小孔１２が設け
られており、この小孔１２に対応して受話部３の内部に
受話用のスピーカー１３が取り付けられている。そし
て、この受話部３は、電話機本体２の上端側に回動自在
に配設された支軸１４を介して電話機本体２に回動自在
に取り付けられ、図１中に実線で示すように電話機本体
２よりも外側に倒されて展開された「使用位置」と、一
点鎖線で示すように凹部５内に収納されて電話機本体２
上に折り畳んだ状態となる「格納位置」とに切り換え可
能にして配設されている。
応して、偏平をした中空ブロック状に形成されている。
また、受話部３の内側面３Ａには複数の小孔１２が設け
られており、この小孔１２に対応して受話部３の内部に
受話用のスピーカー１３が取り付けられている。そし
て、この受話部３は、電話機本体２の上端側に回動自在
に配設された支軸１４を介して電話機本体２に回動自在
に取り付けられ、図１中に実線で示すように電話機本体
２よりも外側に倒されて展開された「使用位置」と、一
点鎖線で示すように凹部５内に収納されて電話機本体２
上に折り畳んだ状態となる「格納位置」とに切り換え可
能にして配設されている。
【００１３】また、支軸１４には周面を貫通してスリッ
ト状のワイヤ通し孔１５が設けられ、受話部３にはワイ
ヤ通し孔１５に対応して開口１７が形成されている。そ
して、開口１７及びワイヤ通し孔１５にリード線１６を
通し、このリード線１６でスピーカー１３と制御回路１
０との間が電気的に接続された状態になっている。
ト状のワイヤ通し孔１５が設けられ、受話部３にはワイ
ヤ通し孔１５に対応して開口１７が形成されている。そ
して、開口１７及びワイヤ通し孔１５にリード線１６を
通し、このリード線１６でスピーカー１３と制御回路１
０との間が電気的に接続された状態になっている。
【００１４】ハンドストラップ４は樹脂材で形成され、
内部にはアンテナ素子１８を埋設させて可撓性を有した
帯状の弾性体とし、これをループ状にして電話機本体２
の下端側の側面に取り付けられている。
内部にはアンテナ素子１８を埋設させて可撓性を有した
帯状の弾性体とし、これをループ状にして電話機本体２
の下端側の側面に取り付けられている。
【００１５】図２は、そのハンドストラップ４を電話機
本体２に取り付けている部分の構造を示す拡大断面図で
ある。図２において、電話機本体２の側面には貫通孔２
１が形成され、この貫通孔２１の内面にはリブ２２が周
回して設けられている。また、ハンドストラップ４が取
り付けられる外表面側には貫通孔２１の外側を囲むよう
にして同じくリブ２３が形成され、これと反対の内表面
側にも貫通孔２１の外側を囲むようにして同じくリブ２
４が形成されている。
本体２に取り付けている部分の構造を示す拡大断面図で
ある。図２において、電話機本体２の側面には貫通孔２
１が形成され、この貫通孔２１の内面にはリブ２２が周
回して設けられている。また、ハンドストラップ４が取
り付けられる外表面側には貫通孔２１の外側を囲むよう
にして同じくリブ２３が形成され、これと反対の内表面
側にも貫通孔２１の外側を囲むようにして同じくリブ２
４が形成されている。
【００１６】上記ハンドストラップ４は、この貫通孔２
１に回動可能に挿入された支軸２５を介して取り付けら
れる。この支軸２５には、一端側に鍔部２５ａを一体に
有し、中心には取付孔２５ｂが形成されている。なお、
ここでのハンドストラップ４には、一面側に支軸２５の
鍔部２５ａを受け入れる凹部４ａが形成されているとと
もに、他面側には取付ネジ２６の頭部２６ａを受け入れ
る凹部４ｂが形成されていて、この凹部４ａ及び凹部４
ｂ内にアンテナ素子１８が露出された状態になってい
る。また、この露出されたアンテナ素子１８の部分に
は、取付ネジ２６のネジ部２６ｂが通される取付孔が形
成されている。
１に回動可能に挿入された支軸２５を介して取り付けら
れる。この支軸２５には、一端側に鍔部２５ａを一体に
有し、中心には取付孔２５ｂが形成されている。なお、
ここでのハンドストラップ４には、一面側に支軸２５の
鍔部２５ａを受け入れる凹部４ａが形成されているとと
もに、他面側には取付ネジ２６の頭部２６ａを受け入れ
る凹部４ｂが形成されていて、この凹部４ａ及び凹部４
ｂ内にアンテナ素子１８が露出された状態になってい
る。また、この露出されたアンテナ素子１８の部分に
は、取付ネジ２６のネジ部２６ｂが通される取付孔が形
成されている。
【００１７】そして、ハンドストラップ４を取り付ける
場合は、凹部４ａに鍔部２５ａを挿入させるとともに、
取付ネジ２６を凹部４ｂ側より差し込む。すると、ネジ
部２６ｂがアンテナ素子１８の取付孔と支軸２５の取付
孔２５ｂを通って反対側に突出する。さらに、この反対
側においてネジ部２６ｂに導電性のディテント板２７及
びナット２６ｃを取り付け、さらにナット２６ｃが締め
付けられて取り付けられる。これにより、アンテナ素子
１８は取付ネジ２６の頭部２６ａで支軸２５に押え付け
られ、取付ネジ２６とアンテナ素子１８との電気導通が
図られた状態となるとともに、ハンドストラップ４が支
軸２５を支点として回動可能に保持される。
場合は、凹部４ａに鍔部２５ａを挿入させるとともに、
取付ネジ２６を凹部４ｂ側より差し込む。すると、ネジ
部２６ｂがアンテナ素子１８の取付孔と支軸２５の取付
孔２５ｂを通って反対側に突出する。さらに、この反対
側においてネジ部２６ｂに導電性のディテント板２７及
びナット２６ｃを取り付け、さらにナット２６ｃが締め
付けられて取り付けられる。これにより、アンテナ素子
１８は取付ネジ２６の頭部２６ａで支軸２５に押え付け
られ、取付ネジ２６とアンテナ素子１８との電気導通が
図られた状態となるとともに、ハンドストラップ４が支
軸２５を支点として回動可能に保持される。
【００１８】一方、電話機本体２の内側において、上記
ディテント板２７には、電話機本体２に固定されている
回路基板３０にね取付ネジ３１で固定して取り付けられ
ている導電性のディテントバネ２８が圧接して配置され
ている。このディテントバネ２８とディテント板２７は
互いにディテント機構を構成しているものであり、また
図３に示すように、ディテント板２７側にはディテント
凹部２７ａが同心円上に点在して複数形成されている。
これに対して、ディテントバネ２８側には、ディテント
凹部２７ａ内に離脱可能に係合される半球状をしたディ
テント用の突起２８ａが、互いに１８０度変位した位置
に一対形成されている。また、この部分においては、デ
ィテントバネ２８がディテント板２７に当接されている
とともに、ディテントバネ２８が取付ネジ３１で直接固
定されていることによって、アンテナ素子１８と取付ネ
ジ３１との間が電気的に導通され、さらにアンテナ素子
１８が取付ネジ３１に取り付けたアンテナリード３３を
介して制御回路１０に電気的に接続された状態になって
いる。
ディテント板２７には、電話機本体２に固定されている
回路基板３０にね取付ネジ３１で固定して取り付けられ
ている導電性のディテントバネ２８が圧接して配置され
ている。このディテントバネ２８とディテント板２７は
互いにディテント機構を構成しているものであり、また
図３に示すように、ディテント板２７側にはディテント
凹部２７ａが同心円上に点在して複数形成されている。
これに対して、ディテントバネ２８側には、ディテント
凹部２７ａ内に離脱可能に係合される半球状をしたディ
テント用の突起２８ａが、互いに１８０度変位した位置
に一対形成されている。また、この部分においては、デ
ィテントバネ２８がディテント板２７に当接されている
とともに、ディテントバネ２８が取付ネジ３１で直接固
定されていることによって、アンテナ素子１８と取付ネ
ジ３１との間が電気的に導通され、さらにアンテナ素子
１８が取付ネジ３１に取り付けたアンテナリード３３を
介して制御回路１０に電気的に接続された状態になって
いる。
【００１９】そして、このディテント機構では、ハンド
ストラップ４が支軸２５と共に回動されると、支軸２５
と一体に回転しているディテント板２７のディテント凹
部２７ａにディテントバネ２８の突起２８ａが順次ディ
テント係合され、その回動された位置で解除可能に保持
される。
ストラップ４が支軸２５と共に回動されると、支軸２５
と一体に回転しているディテント板２７のディテント凹
部２７ａにディテントバネ２８の突起２８ａが順次ディ
テント係合され、その回動された位置で解除可能に保持
される。
【００２０】図４乃至図６は、図１に示した携帯無線電
話機の使用状態図である。そこで、次に図１に示した携
帯無線電話機の使用方法を図４乃至図６と共に説明す
る。先ず、電話機を使用する場合は、受話部３を上記
「使用位置」まで回動させるとともに、ハンドストラッ
プ４を電話機本体２の下側に向けて延した状態にする。
次いで、入力操作部６のキー７を操作して通話状態に
し、受話部３を耳にあてがうとともに、マイク９の部分
を使用者の口元に配置すると使用可能な状態になる。図
４は、この使用状態を示しており、アンテナ素子１８を
埋設しているハンドストラップ４は下側を向いている。
話機の使用状態図である。そこで、次に図１に示した携
帯無線電話機の使用方法を図４乃至図６と共に説明す
る。先ず、電話機を使用する場合は、受話部３を上記
「使用位置」まで回動させるとともに、ハンドストラッ
プ４を電話機本体２の下側に向けて延した状態にする。
次いで、入力操作部６のキー７を操作して通話状態に
し、受話部３を耳にあてがうとともに、マイク９の部分
を使用者の口元に配置すると使用可能な状態になる。図
４は、この使用状態を示しており、アンテナ素子１８を
埋設しているハンドストラップ４は下側を向いている。
【００２１】次に、電話を終えて保管しておく場合は、
受話部３を上記「格納位置」まで回動させて電話機本体
２上に受話部３を折り畳んだ状態にする。そして、ハン
ドストラップ４を手に掛ける等して持ち歩くことができ
る。さらに、ハンドストラップ４を図５に示すように壁
４０のフック４１に掛けると、フック４１に吊り下げて
保管しておくこともできる。
受話部３を上記「格納位置」まで回動させて電話機本体
２上に受話部３を折り畳んだ状態にする。そして、ハン
ドストラップ４を手に掛ける等して持ち歩くことができ
る。さらに、ハンドストラップ４を図５に示すように壁
４０のフック４１に掛けると、フック４１に吊り下げて
保管しておくこともできる。
【００２２】また、壁４０のフック４１に吊り下げずに
床の上に置いておく場合は、支軸２５の部分でハンドス
トラップ４を回動させて図６に示すように起き上がらせ
ておき、待機状態にして使用することもできる。
床の上に置いておく場合は、支軸２５の部分でハンドス
トラップ４を回動させて図６に示すように起き上がらせ
ておき、待機状態にして使用することもできる。
【００２３】図７は、本発明に係る携帯無線電話機の一
変形例を示すものである。図７において、図１と同じ符
号を付したものは図１と同一のものを示している。そし
て、この変形例では、アンテナ素子１８をワイヤ通し孔
１５及び開口１７を通して受話部３内にも配設したもの
である。この場合、受話部３には、ハンドストラップ４
内に埋設して設けたアンテナ素子１８からのアンテナリ
ード３３を延長させた状態にして設けても良いし、ある
いはダイバーシティ方式として使用するアンテナとして
構成しても良いものである。
変形例を示すものである。図７において、図１と同じ符
号を付したものは図１と同一のものを示している。そし
て、この変形例では、アンテナ素子１８をワイヤ通し孔
１５及び開口１７を通して受話部３内にも配設したもの
である。この場合、受話部３には、ハンドストラップ４
内に埋設して設けたアンテナ素子１８からのアンテナリ
ード３３を延長させた状態にして設けても良いし、ある
いはダイバーシティ方式として使用するアンテナとして
構成しても良いものである。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る携帯
無線電話機によれば、ハンドストラップは常に付けて使
用され、収納と言う概念が無いので、常にアンテナが作
動した状態に置かれる。また、ハンドストラップはルー
プ状に形成してあるので例え目等にぶつかっても刺さっ
たりする危険性も少なく、安全性が向上する。マイクが
配設された電話機本体の一端側にスピーカーを有する受
話部を支軸を介して回動可能に取り付け、受話部を電話
機本体上に折り畳んだ格納位置と受話器本体よりも外側
に展開された使用位置とに切り換え可能な携帯無線電話
機とし、弾性体をループ状にして、この内部にアンテナ
素子を埋設してなるハンドストラップを前記電話機本体
の他端側に設けた場合では、アンテナ素子が埋設された
ハンドストラップは下側を向いて使用されるので、天井
の低い車内で使用したような場合でも、アンテナが天井
にぶつかって折損や曲がり等のトラブルが発生するよう
なこともない。さらに、ハンドストラップに自立可能な
剛性を持たせるとともに、このハンドストラップを電話
機本体に対して角度調整可能にして回動自在に設ける
と、電話機を放置しておく場合でもハンドストラップ、
すなわちアンテナを立てた状態にして使用することがで
きる。また、アンテナ素子をハンドストラップ内に加え
て受話部内にも設けた構造にすると、アンテナ線を長く
することができるととも、ハンドストラップ内のアンテ
ナ線と受話部内のアンテナ線とによりダイバシティ方式
のアンテナを形成することもできる。
無線電話機によれば、ハンドストラップは常に付けて使
用され、収納と言う概念が無いので、常にアンテナが作
動した状態に置かれる。また、ハンドストラップはルー
プ状に形成してあるので例え目等にぶつかっても刺さっ
たりする危険性も少なく、安全性が向上する。マイクが
配設された電話機本体の一端側にスピーカーを有する受
話部を支軸を介して回動可能に取り付け、受話部を電話
機本体上に折り畳んだ格納位置と受話器本体よりも外側
に展開された使用位置とに切り換え可能な携帯無線電話
機とし、弾性体をループ状にして、この内部にアンテナ
素子を埋設してなるハンドストラップを前記電話機本体
の他端側に設けた場合では、アンテナ素子が埋設された
ハンドストラップは下側を向いて使用されるので、天井
の低い車内で使用したような場合でも、アンテナが天井
にぶつかって折損や曲がり等のトラブルが発生するよう
なこともない。さらに、ハンドストラップに自立可能な
剛性を持たせるとともに、このハンドストラップを電話
機本体に対して角度調整可能にして回動自在に設ける
と、電話機を放置しておく場合でもハンドストラップ、
すなわちアンテナを立てた状態にして使用することがで
きる。また、アンテナ素子をハンドストラップ内に加え
て受話部内にも設けた構造にすると、アンテナ線を長く
することができるととも、ハンドストラップ内のアンテ
ナ線と受話部内のアンテナ線とによりダイバシティ方式
のアンテナを形成することもできる。
【図１】本発明の一実施例に係る携帯無線電話機の概略
断面図である。
断面図である。
【図２】本実施例の携帯無線電話機における要部拡大断
面図である。
面図である。
【図３】図２のＡーＡ線断面図である。
【図４】本実施例の携帯無線電話機の使用状態図であ
る。
る。
【図５】本実施例の携帯無線電話機の非使用状態時の保
管例を示す図である。
管例を示す図である。
【図６】本実施例の携帯無線電話機の非使用状態時の他
の保管例を示す図である。
の保管例を示す図である。
【図７】本発明の一変形例を示す概略断面図である。
１ 電話機 ２ 電話機本体 ３ 受話部 ４ ハンドストラップ ９ マイク １３ スピーカー １４ 支軸 １８ アンテナ素子
Claims (4)
- 【請求項１】 弾性体をループ状にして電話機本体に取
り付けてなるハンドストラップ内にアンテナ素子を埋設
させて設けたことを特徴とする携帯無線電話機。 - 【請求項２】 マイクが配設された電話機本体の一端側
にスピーカーを有する受話部を支軸を介して回動可能に
取り付け、前記受話部を前記電話機本体上に折り畳んだ
格納位置と前記電話機本体よりも外側に展開された使用
位置とに切り換え可能な携帯無線電話機において、 弾性体をループ状にして、この内部にアンテナ素子を埋
設してなるハンドストラップを前記電話機本体の他端側
に設けたことを特徴とする携帯無線電話機。 - 【請求項３】 前記ハンドストラップに自立可能な剛性
を持たせるとともに、このハンドストラップを前記電話
機本体に対して角度調整可能にして回動自在に設けた請
求項２に記載の携帯無線電話機。 - 【請求項４】 前記アンテナ素子を前記ハンドストラッ
プ内に加えて、前記受話部内にも設けた請求項２または
３に記載の携帯無線電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260580A JPH0685730A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 携帯無線電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260580A JPH0685730A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 携帯無線電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685730A true JPH0685730A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17349925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4260580A Pending JPH0685730A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 携帯無線電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685730A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5603100A (en) * | 1993-10-29 | 1997-02-11 | Sony Corporation | Portable telephone with speaker projected in front upper oblique direction |
| WO1998039815A1 (fr) * | 1997-03-03 | 1998-09-11 | Sony Corporation | Recepteur portatif |
| KR20010067741A (ko) * | 2001-03-14 | 2001-07-13 | 이은구 | 연질의 타원형 핸드폰 안테나 |
| WO2003009418A1 (en) * | 2001-07-20 | 2003-01-30 | Actipass Co., Ltd. | Wire antenna for portable wireless communication terminal |
| WO2003021716A1 (fr) * | 2001-08-31 | 2003-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif d'antenne, terminal de communication sans fil, antenne exterieure et dragonne |
| JP2007082261A (ja) * | 2006-11-22 | 2007-03-29 | Fujifilm Corp | カメラ |
| JP2007103987A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sony Corp | 通信装置 |
| US7362371B1 (en) | 1999-11-08 | 2008-04-22 | Fujifilm Corporation | Camera using conductive camera element as radio antenna |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4260580A patent/JPH0685730A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6985110B2 (en) | 2001-08-31 | 2006-01-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna device, wireless communication terminal, external antenna and hand-strap |
| JP2007103987A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sony Corp | 通信装置 |
| JP2007082261A (ja) * | 2006-11-22 | 2007-03-29 | Fujifilm Corp | カメラ |
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