JPH07307682A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH07307682A
JPH07307682A JP7132635A JP13263595A JPH07307682A JP H07307682 A JPH07307682 A JP H07307682A JP 7132635 A JP7132635 A JP 7132635A JP 13263595 A JP13263595 A JP 13263595A JP H07307682 A JPH07307682 A JP H07307682A
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JP
Japan
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speaker
strap
state
wrist
detection means
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Application number
JP7132635A
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English (en)
Inventor
Greg E Blonder
イー.ブロンダー グレッグ
Bertrand H Johnson
ハロルド ジョンソン バートランド
Jr George Knoedl
ノードル ジュニア ジョージ
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
Application filed by American Telephone and Telegraph Co Inc, AT&T Corp filed Critical American Telephone and Telegraph Co Inc
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/385Transceivers carried on the body, e.g. in helmets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
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    • H04B2001/3872Transceivers carried on the body, e.g. in helmets with extendable microphones or earphones

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストラップの上部層の位置に応じて、確実に
オンフック状態またはオフフック状態に切り換え可能に
する。 【構成】 リスト無線電話装置(2)は、トランシーバ
を含むケース(4)と、使用者の手首に装置を装着する
ためにケースに取り付けられる多層のストラップ(1
0)を有する。ストラップは、上部層(12)と底部層
(14)を含み、上部層は底部層から解放可能に構成さ
れる。マイクロホン(22)は、ストラップ上に配置さ
れ、トランシーバに電気的に接続される。スピーカ(2
0)は、ストラップの上部層の一端に配置され、トラン
シーバに電気的に接続される。スピーカ収納部(16)
は、ケースに設けられる。スピーカ収納部の下に配置さ
れた磁気リードスイッチ(検知手段:36)は、スピー
カがスピーカ収納部から外れているか否かを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リストタイプの携帯型
無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロエレクトロニクスにおける最近
の進歩は、受信機、送信機、およびアンテナのような無
線通信装置を大幅に縮小化した。このような縮小化は、
無線通信装置のこれらの構成要素をリスト無線装置に統
合することを可能にした。
【0003】そのような携帯型のリスト無線電話装置
は、例えば、1993年8月24日に発行された米国特
許第5239521号公報において開示されている。こ
の公報のリスト無線電話装置は、ディスプレイを有する
ケースと上部層と底部層を有するストラップを備えてい
る。上部層は解放可能な端部を含む。この解放端部は、
そのストラップの一端をケースに取り付けている領域
で、底部層から上部層を切り離すことを可能にする。ス
トラップの上部層は、上部層の回転を可能にするヒンジ
を介して底部層との接合状態を維持する。ストラップの
内部にはマイクロホンとスピーカが埋設されており、こ
れらは、導体を介して、ケースに配置されたトランシー
バに接続されている。スピーカは、ストラップの上部層
の解放可能な端部に配置されており、マイクロホンは、
ストラップの接合端部に配置されている。
【0004】リスト無線電話装置の操作の際に、外され
た上部層は、スピーカが使用者の掌側に配置され、か
つ、マイクロホンが使用者の前腕の内側に沿って配置さ
れるようにして回転させられる。使用者の腕は、その使
用者の手でその使用者の耳を覆うように上げられる。音
声ポートは、使用者の耳に面するスピーカの正面に配置
される。使用者の手は、スピーカを含むその使用者の掌
がその使用者の耳に最も近づき、かつ、マイクロホンが
使用者の口に最も近づくような方向に向けられる。この
ような構成は、そのリスト無線電話装置を、電話と同様
に使用することを可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなタイプのリスト無線電話装置において、操作終了
後には、ストラップの上部層をクローズドポジションに
戻すとともに、装置をオフフック状態からオンフック状
態に戻す必要がある。この場合、オンフック状態とオフ
フック状態の切り換えはボタン操作で行われるため、こ
のボタン操作が行われない場合や適切でない場合には、
装置がオンフック状態に戻されないまま、ストラップの
上部層がクローズドポジションに戻されることになる。
この場合、実際はオフフック状態であるにも関わらず、
外観上はオンフック状態であると誤認される可能性があ
り、不都合である。
【0006】本発明の目的は、ストラップの上部層がク
ローズドポジションにある場合には確実にオンフック状
態にすることができ、オープンポジションにある場合に
は確実にオフフック状態にすることができるような、信
頼性の高いオンフック/オフフックメカニズムを有する
リスト無線電話装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリスト無線電話
装置においては、磁気スイッチなどの検知手段が、ケー
ス内におけるスピーカ収納部の真下に配置される。この
検知手段は、スピーカがスピーカ収納部に収納されてい
る状態と外れている状態とを検出できるように構成され
る。リスト無線電話装置は、そのような検出に応答し
て、オンフック状態とオフフック状態の間で切り換えら
れる。本発明の代表的な実施例によれば、リスト無線電
話装置は、トランシーバを含むケースと、使用者の手首
に装置を装着するためにケースに取り付けられる多層の
ストラップを有する。ストラップは、上部層と底部層を
含み、上部層は底部層から解放可能に構成される。マイ
クロホンは、ストラップ上に配置され、トランシーバに
電気的に接続される。スピーカは、ストラップの上部層
の一端に配置され、トランシーバに電気的に接続され
る。スピーカを収納するスピーカ収納部は、ケースに設
けられる。スピーカ収納部の下に配置された検知手段
は、スピーカがスピーカ収納部から外れているか否かを
検出する。
【0008】
【作用】上記の構成によって、スピーカがスピーカ収納
部から外れているか否かを確実に検出することができ
る。したがって、ストラップの上部層がクローズドポジ
ションにあり、スピーカがスピーカ収納部に収納されて
いる場合には、確実にこの状態を検出してオンフック状
態にすることができる。また、ストラップの上部層がオ
ープンポジションにあり、スピーカがスピーカ収納部か
ら外れている場合には、確実にこの状態を検出してオフ
フック状態にすることができる。
【0009】
【実施例】図1と図2は、リスト無線電話装置2を示し
ている。リスト無線電話装置2は、電話機のケース4と
多層のストラップ(バンド)10という2つの主要部分
から構成されている。ストラップ10は、ケース4に取
り付けられており、使用者の手首にケース4を装着す
る。ケース4は、2方向可動の電話通信を提供するよう
に設計された小型トランシーバ(図示せず)と、キーパ
ッドまたは音声認識装置を備えた電話発呼用の手段(図
示せず)と、ディスプレイ7および電池のような電源
(図示せず)を含む。ケース4には、時計回路、アラー
ム回路、または無線呼出回路を組み込むこともできる。
【0010】ケース4は、いくつかの方法によって、ス
トラップ10に取り付けられている。最も望ましい2つ
の方法は、ケース4をストラップ10上に据え付ける方
法と、ストラップ10をケース4の上面6および下面8
に固定する方法である。クラスプ手段17は、ケース4
の裏面に完全に接続されるスリーブとして形成されてい
る。このクラスプ手段17は、ストラップ10を受け止
めて、このストラップ10のサイズを、リスト無線電話
装置2が使用者の手に適合してその手首に固定されるよ
うに調整可能にする。このリスト無線電話装置2の紛失
を防止するために、安全ストラップ(図示せず)をケー
ス4とストラップ10に取り付けることもできる。スト
ラップ10は、外部層である上部層12と使用者の手首
に接触する底部層14という少なくとも2つの層を有す
る。
【0011】図11は、ストラップ10の底部層14領
域に含まれる形でケース4の上面6に設けられたスピー
カ受け(スピーカ収納部)16を示している。このスピ
ーカ受け16は、ストラップ10の上部層12の第1の
端部13を収納する。上部層12は、ストラップ10の
領域内のスピーカ受け16からその第1の端部13を外
すことによって、ケース4の上面6または下面8に最も
近いこの端部で、底部層14から解放可能に構成されて
いる。上部層12は、ケース4の反対側に配置された回
転可能なヒンジ18(図2参照)を介して底部層14と
の接合状態を維持する。上部層12が外された場合に、
このヒンジ18は、左手または右手に対して、上部層1
2をプラスマイナス約90度回転可能にする。図4に示
すように、上部層12の回転は、一般的には、外された
上部層12が、底部層14とほぼ垂直となるようにして
使用者の手の方向に向けられ、使用者の掌に配置される
ようにして行われる。
【0012】図1〜図5、図7、および図11に示すよ
うに、スピーカ20は、上部層12の第1の端部13に
配置されている。ハウジング21は、そのフロント表面
30に配置された音声ポート34Aを含むとともに、本
発明にしたがって、エッジ表面32に配置された少なく
とも一つの音声ポート34Bを含む。マイクロホン22
は、ヒンジ18に最も近い部分の底部層14の表面また
は上部層12に配置され、ヒンジ18に組み込まれてい
る。上部層12の回転は、スピーカ20を使用者の掌に
配置し、マイクロホン22を使用者の前腕の内側に残
す。スピーカ20とマイクロホン22は、図7に示すよ
うに、ストラップ10の上部層12と底部層14内に分
離して埋設された一対の導体バンドル73を介してトラ
ンシーバに接続されている。
【0013】上部層12が外されて回転した場合に、リ
スト無線電話装置2は、オープンポジションとなり、呼
の送信用または受信用の“オフ”フック状態になる。図
5および図6に示すように、本発明の望ましい実施例に
おいては、磁気リードスイッチ36のような検知手段
が、スピーカ受け16の真下に位置するようにしてケー
ス4内に配置される。この磁気リードスイッチ36は、
ハウジング21に付随する磁石のようなメカニズムに応
答する接点40を含む。磁石は、スピーカ20とは別に
設けることも可能であるが、スピーカ20が、可動コイ
ル型スピーカなどの磁性を持つスピーカである場合に
は、このスピーカ自体が磁石として機能する。図5の実
施例においては、スピーカ20は、可動コイルと磁石3
8を含む。磁気リードスイッチ36は、磁石38の接近
を感知するようになっている。スピーカ20が磁気リー
ドスイッチ36に最も接近した場合、スピーカ20から
の漏れ磁束は磁界を発生させ、この磁界によって磁気リ
ードスイッチ36の接点40が開き、その結果、リスト
無線電話装置2は、オンフック状態になる。スピーカ2
0がスピーカ受け16から外された場合には、磁気リー
ドスイッチ36の接点40が閉じ、その結果、リスト無
線電話装置2は、自動的にオフフック状態になる。この
ように、オンフック/オンフック状態を制御するための
センサとしては、光スイッチ、容量性センサ、ホール効
果センサ、あるいは機械センサなどの他のタイプのセン
サを使用可能であるが、これらに限定されるものではな
い。
【0014】しかしながら、磁気リードスイッチ36は
抵抗特性が低いため、このような検知手段を使用するこ
とは、特に有利である。磁気リードスイッチ36は、受
動素子であり、トランシーバからの電力を何等要求せ
ず、無線周波信号の受信に対する干渉を生じることがな
い。さらに、スピーカ受け16内に磁気リードスイッチ
36を密閉する構成は、汚染や腐食の危険性を低減す
る。
【0015】使用者が呼を発信しようとする場合には、
スピーカ20を使用者の掌に配置する。次に、使用者
は、その耳を手で覆うようにしてリスト無線電話装置2
を使用する。使用者は、スピーカ20を掌に置きかつマ
イクロホン22を前腕の内側に沿って口の直近に近づけ
ることにより、会話可能な私的な環境を作る。また、エ
ッジ表面32に音声ポート34Bがあるため、たとえフ
ロント表面30の音声ポート34Aが部分的または完全
にブロックされた場合でも、使用者は相手の話を聞き取
ることができる。そのような条件は、使用者がその手を
休めようとして、スピーカ20がその頬に載せられたよ
うな場合に生じる。そのような条件はまた、使用者の手
が大きくて、スピーカ20がその掌で落ちつかない状態
にあるような場合にも生じる。
【0016】リスト無線電話装置2は、使用時に使用者
の手首から外される必要はなく、しかも、使用者のシャ
ツやコートの袖口が上部層12の回転に干渉することは
ない。図3と図4は、リスト無線電話装置2の手に装着
する前の状態と、耳に近づける前の上部層12の回転状
態とをそれぞれ示している。図11に示すように、上部
層12の第1の端部13がスピーカ受け16内にある場
合には、リスト無線電話装置2は、クローズドポジショ
ンにあり、“オンフック”状態にある。このクローズド
ポジションにおいて、リスト無線電話装置2は、腕時
計、アラーム、小型無線呼出装置(ポケットベル)、ま
たはブレスレットとして使用することができる。このモ
ードにおいて、スピーカ20は、電話呼出信号、アラー
ム時刻、または、無線呼出信号の受信および送信するた
めにプログラム可能な装置を提供する。
【0017】本発明による別の実施例のリスト無線電話
装置2において、ケース4は、図4に示すような、使用
者の手首の平らな位置ではなく、使用者の手首の前部の
標準でない位置に配置される。このような標準でない位
置においてケース4の装着感を追求した場合には、ケー
ス4の底面の形状は、使用者の手首の前部の周囲に適合
するサドルのような形状となる。さらに、このようにケ
ース4を標準でない位置に配置した場合には、ディスプ
レイ7を使用者が見やすい位置に配置でき、しかも、ケ
ース4の表面にかき傷が付くことを防止できる。
【0018】ストラップ10は、このストラップ10の
上部層12が外されて回転した場合に、この上部層12
が“直立”位置に維持されるような、比較的硬い材料で
形成されている。同時に、上部層12は、手首の周囲に
装着されるのに十分な柔軟性と変形性を持たなければな
らない。ストラップ10に内蔵する導体用としてスプリ
ング材料を使用するか、または、硬質プラスチック層を
含むことによって、適度な硬度を得ることができる。
【0019】望ましい実施例においては、図7に示すよ
うに、ストラップ10の上部層12と底部層14の各々
は、少なくとも一つのアンテナ導体を含む。第1のアン
テナは、第1と第2の導体70、71からなり、ストラ
ップ10の底部層14に埋設されている。第2のアンテ
ナは、第3の導体72からなり、ストラップ10の上部
層12に埋設されている。これらのアンテナは、上部層
が底部層から離れて回転した場合に、第1のアンテナと
第2のアンテナが互いにほぼ垂直状態となり、その結
果、互いにほぼ切り離されて独立状態となるように構成
されている。
【0020】それらのアンテナが直交する独立信号によ
って駆動された場合には、そのようなアンテナの垂直配
置によって、偏波ダイバーシチを提供する。アンテナの
垂直方向の組み合わせと、アンテナ駆動用に使用される
直交信号は、本質的に方向に反応しない構成を実現し、
送受信性能を向上させる。その結果、リスト無線電話装
置の位置が送受信性能に大きな影響を与えることはな
い。そのような独立信号は、時分割信号、周波数分割信
号、または、同じ周波数で直交位相の信号を含むことも
できる。例えば、一方のアンテナが信号の受信性能を失
った場合でも、他方のアンテナの受信性能を保持するこ
とができるため、使用者は、連続した通信性能を享受す
ることができる。別の実施例として、送信用のアンテナ
と、この送信用のアンテナから本質的に切り離された受
信用のアンテナを使用することも可能である。
【0021】図8においては、アンテナ導体70、71
の間には中央分岐型のインダクタ82が接続されてい
る。このインダクタ82は、差動モード励磁に対して
は、高インピーダンス回路として作用し、共通モード励
磁に対しては、ショート回路として作用する。共通モー
ド励磁において、インダクタ82は、アンテナ導体7
0、71をブリッジして、これらのアンテナを、その上
にアンテナ導体72がイメージされるような連続的な接
地面として機能させる。ダイポール構成のアンテナ導体
70、71からなる第1のアンテナは、端子対80で差
動的に駆動される。アンテナ導体70、71をブリッジ
するインダクタ82によって形成される接地面とアンテ
ナ導体72とによって構成される第2のアンテナは、ア
ンテナ導体72とインダクタ82の中央分岐との間に配
置された端子対81で駆動される。
【0022】図7と図9において、破線73は、具体的
には、ストラップ10に埋設された複数の導体からなる
相互接続用の導体バンドルを示している。この導体バン
ドル73は、ケース4、ヒンジ18、および上部層12
の第1の端部13にそれぞれ配置された回路ブロック9
1、92、93に電力を配給し、かつ、これらの回路ブ
ロック91、92、93間において信号を送るために使
用される。ここで、回路ブロック91、92、93は、
それぞれ、システム回路ブロック、アンテナ回路ブロッ
ク、音声回路ブロックである。このうち、アンテナ回路
ブロック92は、アンテナ導体70、71、72駆動用
の受動信号分割調整ネットワーク、または、ダイレクト
ドライブの能動無線周波数(RF)生成回路を含むこと
ができる。ストラップ10にはまた、多重線インダクタ
95、96、97が埋設されており、これらの多重線イ
ンダクタ95、96、97は、導体バンドル73の複数
の構成部分のRF絶縁を提供する。導体バンドル73
は、アンテナ導体70、71、72の近接位置で動作し
て、これらのアンテナ導体70、71、72に強力に結
合する。また、導体バンドル73の絶縁された部分は、
アンテナ導体71、72の代わりとしても使用可能であ
る。
【0023】別の実施例として、図10は、ストラップ
10の底部層14(図示せず)に埋設され、中央分岐上
でその両端部が終端しているループ状の伝送ライン10
0と、ケース4内の二重線インダクタ103を模式的に
示している。この図10において、ケース4は、四角形
によって簡略に示されている。伝送ライン100の外部
導体は、第1のループアンテナとして機能する。伝送ラ
イン100の外部導体へのアクセスは、伝送ライン10
0の端部で端子対104を駆動することによって確保さ
れる。
【0024】ストラップ10の上部層12に埋設された
アンテナ導体72は、伝送ライン100の内部導体10
1の分岐に接続されており、この分岐は、ヒンジ18内
に設けられている。この図10において、ストラップ1
0の周囲のヒンジ18は、四角形によって簡略に示され
ている。アンテナ導体72は、ストラップ10の上部層
12が底部層14から切り離されて回転した場合に、伝
送ライン100によって形成されるループアンテナの平
面に対して本質的に垂直となる。図8の装置において示
すように、伝送ライン100の外部導体は、その上にア
ンテナ導体72がイメージされるような接地面として機
能する。アンテナ導体72を含む第2のアンテナは、二
重線インダクタ103の中央分岐で端子対105を駆動
することによってアクセスされる。二重線インダクタ1
03は、図8の装置におけるインダクタ82と同様に機
能する。この図10の構成において、第1のループアン
テナは、共通モードで駆動されて本質的に非励磁状態で
維持され、それによって、第2のアンテナに対してほぼ
独立状態に保たれる。
【0025】以上の説明においては、無線周波数利用の
装置について述べたが、本発明のリスト無線電話装置
は、赤外線利用の伝送設備やその他の伝送設備に対して
も同様に適用可能である。当業者であれば、本発明の範
囲内で多種多様な実施例や変形例を適宜構成可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明のリスト無線電話装置によれば、
スピーカ収納部にスピーカが収納されているか否かを検
知する検知手段を設けることにより、この検知手段によ
って、スピーカの位置を確実に検出することができる。
したがって、このような検出に基づいて、スピーカがス
ピーカ収納部に収納されており、ストラップの上部層が
クローズドポジションにある場合には、確実にオンフッ
ク状態にすることができ、スピーカがスピーカ収納部か
ら外れており、ストラップの上部層がオープンポジショ
ンにある場合には、確実にオフフック状態にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリスト無線電話装置を示す正面側斜視
図。
【図2】図1のリスト無線電話装置を示す側面側斜視
図。
【図3】ストラップの上部層を外してオープンポジショ
ン状態にある図1のリスト無線電話装置を示す斜視図。
【図4】図1のリスト無線電話装置を使用者の手首に装
着した状態を示す概略図。
【図5】図1のリスト無線電話装置のうち、特に、その
オンフック/オフフックメカニズムとスピーカのハウジ
ングを部分的に切断して示す断面図。
【図6】図5のオンフック/オフフックメカニズムとス
ピーカの電気的な機能性を模式的に示すダイヤグラム。
【図7】図1のリスト無線電話装置のうち、特に、その
ストラップ内に埋設されてダイバーシチを提供するアン
テナを示す斜視図。
【図8】図7のアンテナの構造を模式的に示すダイヤグ
ラム。
【図9】図7のアンテナの構造を模式的に示すダイヤグ
ラム。
【図10】図8と図9のアンテナ構造の代替的な実施例
を模式的に示すダイヤグラム。
【図11】ストラップの上部層を外した状態にある図1
のリスト無線電話装置を示す斜視図。
【符号の説明】
2 リスト無線電話装置 4 ケース 6 上面 8 下面 10 ストラップ 12 上部層 13 第1の端部 14 底部層 16 スピーカ受け 17 クラスプ手段 18 ヒンジ 20 スピーカ 21 ハウジング 22 マイクロホン 30 フロント表面 32 エッジ表面 34A、34B 音声ポート 36 磁気リードスイッチ 38 磁石 40 接点 70、71、72 アンテナ導体 73 導体バンドル 81 端子対 82 インダクタ 91、92、93 回路ブロック 95、96、97 多重線インダクタ 100 伝送ライン 101 内部導体 103 二重線インダクタ 104、105 端子対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/05 Z 1/06 A (72)発明者 バートランド ハロルド ジョンソン アメリカ合衆国、07974 ニュージャージ ー、 マーレイ ヒル、ポッサム ウェイ 60 (72)発明者 ジョージ ノードル ジュニア アメリカ合衆国、08848 ニュージャージ ー、 ミルフォード、プリーザント ロー ド、リトル ヨーク マウンテン 191

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線で送受信を行うための無線電話装置
    において、 a)トランシーバを含むケースと、 b1)使用者の手首に前記装置を装着するために前記ケ
    ースに取り付けられ、かつ、上部層と底部層を含み、さ
    らに、上部層が底部層から解放可能に構成されたストラ
    ップと、 c)前記ストラップ上に配置され、かつ、前記トランシ
    ーバに電気的に接続されたマイクロホンと、 d1)前記ストラップの前記上部層の端部に配置され、
    かつ、前記トランシーバに電気的に接続されたスピーカ
    と、 e1)前記ケースに設けられ、前記スピーカを収納する
    スピーカ収納部と、 f1)前記スピーカ収納部の近接位置に配置され、か
    つ、前記スピーカに付随するメカニズムの存在を検知す
    る検知手段を有することを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記スピーカ
    収納部に前記スピーカが収納されている場合にオンフッ
    ク状態になるように構成されていることを特徴とする装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1の装置において、前記検知手段
    が前記メカニズムの存在を検知した場合にオンフック状
    態になるように構成されていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の装置において、前記スピーカ
    収納部から前記スピーカが外れている場合にオフフック
    状態になるように構成されていることを特徴とする装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置において、前記検知手段
    が前記メカニズムの不在を検知した場合にオフフック状
    態になるように構成されていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の装置において、前記検知手段
    は磁気リードスイッチであることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の装置において、前記検知手段
    によって検知される前記メカニズムは、磁石であること
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の装置において、前記スピーカ
    は前記検知手段によって検知される前記メカニズムであ
    ることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1の装置において、前記検知手段
    は容量性センサであることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1の装置において、前記スピー
    カが前記スピーカ収納部に収納されている場合に第1の
    状態になるように構成されていることを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10の装置において、前記スピ
    ーカが前記スピーカ収納部から外れている場合に第2の
    状態になるように構成されていることを特徴とする装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1の装置において、前記検知手
    段が前記メカニズムの存在を検知した場合に第1の状態
    になるように構成されていることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12の装置において、前記検知
    手段が前記メカニズムの不在を検知した場合に第2の状
    態になるように構成されていることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項10または請求項12の装置に
    おいて、前記第1の状態はオンフック状態であることを
    特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項11または請求項13の装置に
    おいて、前記第2の状態はオフフック状態であることを
    特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 無線で送受信を行うための無線電話装
    置において、 g)無線電話トランシーバ回路と、 b2)使用者の手首に前記装置を装着するストラップ
    と、 d2)前記無線電話トランシーバ回路に電気的に接続さ
    れたスピーカと、 e2)前記スピーカを収納するスピーカ収納部と、 f2)前記スピーカ収納部における前記スピーカの存在
    と不在を検知する検知手段を有し、 h)前記無線電話トランシーバ回路は、前記検知手段が
    前記スピーカ収納部における前記スピーカの存在を検知
    した場合に前記無線電話装置をオンフック状態に置き、
    前記検知手段が前記スピーカ収納部における前記スピー
    カの不在を検知した場合に前記無線電話装置をオフフッ
    ク状態に置くように構成されたことを特徴とする無線電
    話装置。
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