JP2998618B2 - 携帯無線電話機 - Google Patents

携帯無線電話機

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JP2998618B2
JP2998618B2 JP7322888A JP32288895A JP2998618B2 JP 2998618 B2 JP2998618 B2 JP 2998618B2 JP 7322888 A JP7322888 A JP 7322888A JP 32288895 A JP32288895 A JP 32288895A JP 2998618 B2 JP2998618 B2 JP 2998618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯無線電話機に関
し、特にハンドストラップを有する小型携帯無線電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は携帯無線電話機の第1の従来例の
の斜視図である。
【0003】この携帯無線電話機は、ディスプレイ7
と、入力用ダイヤルパッド5と、送話用のマイクロホン
6と、レシーバ24とを本体41内に備えている。マイ
クロホン6とレシーバ24との間の距離は人間工学的見
地より制限を受け、約15cmである。
【0004】図7はレシーバがイヤホーンになった携帯
無線電話機の第2の従来例の斜視図である。
【0005】この携帯無線電話機は、ディスプレイ7
と、ダイヤルパッド5と、マイクロホン6とを携帯無線
電話機の本体(以下本体と称す)51に備えており、外
設のイヤホーン34と、イヤホーンコード23を有して
いる。この携帯無線電話機はイヤホーンコード23を使
用するので、送話口6と受話部分であるイヤホーンとの
間の距離は自由に設定可能であり、イヤホーンコード2
3の巻取り機構を本体51内に有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
の携帯無線電話機は、マイクロホンとレシーバ間の距離
が人間工学的に制限され、また、第2の従来例の携帯無
線電話機は、この制限はないがイヤホーンコードの巻取
り機構のための設備とスペースが必要になっていること
により、小型化の傾向を阻害するという欠点を有してい
る。
【0007】本発明の目的は、これらの小型化を阻害す
る要因を排除するために、イヤホーンを採用された携帯
無線電話機において、巻き取り機構の不要な携帯無線電
話機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様の携
帯無線電話機は、少なくとも送話用マイクロホンと、
ヤホーンと、帯用のハンドストラップとが携帯無線電話
機の本体に設けられている携帯無線電話機において、
記携帯用のハンドストラップの少なくとも一方の端部が
自由端として着脱可能に本体に係留される手段と 前記ハ
ンドストラップに沿ってコードを保持された受話部とし
てのイヤホーンが前記ハンドストラップの一方の端部に
着脱可能に収納されるイヤホーン収納受口と、前記ハン
ドストラップに沿って固定的に組み込まれたイヤホーン
コードの先端部の一部をハンドストラップから解放可能
にする手段と前記一方の端部近傍に着脱可能に収納され
るイヤホーン収納受口が、前記ハンドストラップの自由
端が係留されたときイヤホーンが容易に滑入可能な手段
とを有している。
【0009】また、前記イヤホーンコードがハンドスト
ラップに沿って設けられている溝に着脱可能であるのが
望ましい態様の一つである。
【0010】本発明の第2の態様の携帯無線電話機は、
少なくとも送話用マイクロホンと、イヤホーンと、携帯
用のハンドストラップとが携帯無線電話機の本体に設け
られている携帯無線電話機において、前記ハンドストラ
ップが、一方の端が自由端になっており、他方の端が固
定され、さらに、該自由端に固定され前記携帯無線電話
機の本体に対して着脱可能、かつ、該本体にハンドスト
ラップに要求される強度で装着可能である、受話部とし
てのイヤホーンを有し、前記ハンドストラップにイヤホ
ーンを接続するイヤホーンコードが全長にわたって組み
込まれている。
【0011】本発明の第3の態様の携帯無線電話機は、
少なくとも送話用マイクロホンと携帯用のハンドストラ
ップとが携帯無線電話機の本体に設けられている携帯無
線電話機において、前記ハンドストラップが、一方の端
部を自由端として携帯無線電話機の本体に対して着脱可
能な手段を有し、かつ、該ハンドストラップの自由端に
取付けられている受話部としてのイヤホーンを有してい
る。
【0012】また、前記ハンドストラップがイヤホーン
コード自体であるものも本発明の携帯無線電話機に含ま
れる。
【0013】さらに、イヤホンのハウジングが形態無線
電話機の本体に着脱可能な掛になっており、形態無線
電話機の一部に前記着脱可能な掛を引留める手段を有
するものも、本発明の形態無線電話機含まれる。
【0014】前記イヤホーンコードがハンドストラップ
に沿って設けられている溝に着脱可能である請求項1記
載の携帯無線電話機。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の携帯無線電話機は、イヤ
ホーンコードをハンドストラップに沿わせて保持し、イ
ヤホーンをハンドストラップの自由端に取付けており、
イヤホーンの使用時には本体から取り外して使用するの
で、イヤホーンコードの巻き取りの必要がなくなる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0017】図1(a)は本発明の携帯無線電話機の第
1の実施例の斜視図で、(b)はハンドストラップ19
にイヤホーンコード13が装着された状態を示す断面
図、(c)は収納受け口20にイヤホーン4がはめ込ま
れた状態を示す断面図と平面図である。
【0018】この携帯無線電話機1は、本体の外面にマ
イクロホン6と、ダイヤルパッド5とディスプレイ7
と、イヤホーンの掛金部を着脱可能に収納するイヤホー
ン収納受け口20を有し、さらに、ハンドストラップ1
9が両端を本体に固定して設けられ、一方の端部はイヤ
ホーンを着脱可能に収容するイヤホーンの収納受け口2
0を含み、ハンドストラップ19に沿ってイヤホーンコ
ード13を容易に着脱可能にはめ込める溝を有してい
る。
【0019】図2は本発明の携帯無線電話機の第2の実
施例の斜視図、図3(a)は図2に示す第2の実施例の
側面図、図3(b)はその平面図である。
【0020】第2の実施例の携帯無線電話機は、本体1
1の外面にマイクロホーン6と、ダイヤルパッド5とデ
ィスプレイ7と、イヤホーン部分4を着脱可能に収納す
る引止部8を有し、さらに、イヤホーンコード3は、一
端が本体に固定され、他端がイヤーホンのハウジングに
固定されたフレキシブルなシースになっているハンドス
トラップ3内に納められ一体化されている。常時イヤホ
ーン4が引止部8に入れられノッチ部分にスライドイン
して固定されており、イヤホーンの使用時には引止部8
のノッチ部分からスライドアウトして外され、耳に挿入
される。
【0021】第3の実施例は図2のハンドストラップ3
がイヤホーンコードとして絶縁被覆自体が強度を有して
製造されたものである。
【0022】図4は本発明の携帯無線電話機の第4の実
施例の平面図である。この第4の実施例は本体を極端に
小型化し、第1乃至第3の実施例のハンドストラップを
首に掛けられる長さとしたもので、本体21には小型化
されたダイヤルパッド15、マイクロホン16、ディス
プレイ17を有し、第1から第3までの実施例のハンド
ストラップとイヤホーンコードとの関連を同様に有する
ものがそれぞれ実施態様として提案される。
【0023】図5は本発明の携帯無線電話機の第5の実
施例の斜視図である。この携帯無線電話機は、ハンドス
トラップ22の自由端にイヤホーン4が固定され、ハン
ドストラップ22の自由端の近くに掛爪29を有し、本
体31の側面上に掛爪29を着脱可能に固定する掛金2
8を有する。イヤホーン使用時には掛爪29を掛金28
から外してイヤホーンを耳に挿入する。掛爪29を本体
31に装着中イヤホーン4はイヤホーン収納部27に収
納される。
【0024】また、第5の実施例のイヤホーンと、イヤ
ホーンコードと、ハンドストラップの構造が第4の実施
例に摘用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、イヤホー
ンコードをハンドストラップに沿わせて収納し、ハンド
ストラップの両端が固定されているものはイヤホーンと
イヤホーンコードとをハンドストラップと本体から外し
て使用し、イヤホーンコードとハンドストラップとが固
着されハンドストラップの一端が着脱可能になっている
構造のものはハンドストラップの自由端を本体から外し
てその端部に設けられているイアホーンを受話部として
使用するので、携帯無線電話機ダイヤルパッドとディス
プレイとマイクロホンとが本来の作動が可能な範囲の制
約の下で、究極的に小型化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の携帯無線電話機の第1の実施
例の斜視図、(b)ハイヤホーンコード13がハンドス
トラップ19に装着された状態の断面図、(c)はイヤ
ホーン4が収納受け口20に収納された状態を示す断面
図と平面図である。である。
【図2】本発明の携帯無線電話機の第2の実施例の斜視
図である。
【図3】図2に示す第2の実施例の(a)がその側面図
(b)が平面図である。
【図4】本発明の携帯無線電話機の第4の実施例の斜視
図である。
【図5】本発明の携帯無線電話機の第5の実施例の斜視
図である。
【図6】携帯無線電話機の第1の従来例の斜視図であ
る。
【図7】携帯無線電話機の第2の従来例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の実施例の本体 2 アンテナ 3 ハンドストラップ 4 イヤホーン 5 ダイヤルパッド 6 マイクロホン 7 ディスプレイ 8 イヤホーン引止部 11 本体 13 イヤホーンコード 15 ダイヤルパッド 16 マイクロホン 17 ディスプレイ 18 ハンドストラップ 19 ハンドストラップ 20 収納受け口 21 本体 22 ハンドストラップ 27 イヤホーン収納部 28 掛金 29 掛爪 31 本体

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも送話用マイクロホンと、イヤ
    ホーンと、携帯用のハンドストラップとが設けられてい
    る携帯無線電話機において、 前記携帯用のハンドストラップの少なくとも一方の端部
    が自由端として着脱可能に本体に係留される手段と前記
    ハンドストラップに沿ってコードを保持された受話部と
    してのイヤホーンが前記一方の端部近傍に着脱可能に収
    納されるイヤホーン収納受口と、 ハンドストラップに沿って固定的に組み込まれたイヤホ
    ーンコードの先端部の一部をハンドストラップから解放
    可能にする手段を有することを特徴とする携帯無線電話
    機。
  2. 【請求項2】 少なくとも送話用マイクロホンと、イヤ
    ホーンと、携帯用のハンドストラップとが設けられてい
    る携帯無線電話機において、 前記ハンドストラップが、一方の端が自由端になってお
    り、他方の端が固定され、さらに、該自由端に固定され
    前記携帯無線電話機の本体に対して着脱可能、かつ該本
    体にハンドストラップに要求される強度で装着可能であ
    る、受話部としてのイヤホーンを有し、前記ハンドスト
    ラップにイヤホーンを接続するイヤホーンコードが全長
    にわたって固定的に組み込まれていることを特徴とする
    携帯無線電話機。
  3. 【請求項3】 前記一方の端部近傍に着脱可能に収納さ
    れるイヤホーン収納受口が、前記ハンドストラップの自
    由端が係留されたときイヤホーンが容易に滑入可能な手
    段である請求項1記載の携帯無線電話機。
  4. 【請求項4】 前記ハンドストラップがイヤホーンコー
    ド自体である請求項2記載の携帯無線電話機。
  5. 【請求項5】 イヤホーンのハウジングが携帯無線電話
    機の本体に着脱可能な掛になっており、携帯無線電話
    機の一部に前記着脱可能な掛を引止める手段を有する
    請求項4記載の携帯無線電話機。
  6. 【請求項6】 前記イヤホーンコードがハンドストラッ
    プに沿って設けられている溝に着脱可能である請求項1
    記載の携帯無線電話機。
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