JPH0685557U - 特定時間帯対応形回線切替装置 - Google Patents

特定時間帯対応形回線切替装置

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JPH0685557U
JPH0685557U JP2957693U JP2957693U JPH0685557U JP H0685557 U JPH0685557 U JP H0685557U JP 2957693 U JP2957693 U JP 2957693U JP 2957693 U JP2957693 U JP 2957693U JP H0685557 U JPH0685557 U JP H0685557U
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Application number
JP2957693U
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Inventor
和己 ▲吉▼村
万壽生 可藤
隆 鹿野
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の中継回線を選択しうる通信ネットワー
クシステムにおいて、特定時間帯は、月極割引システム
が利用できるようにする回線切替装置を提供する。 【構成】 回線切替装置1を回線切替スイッチ14と回
線電圧検出部11と特定時間帯検出部12と制御部13
とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信端末装置に付加して、特定時間帯に市外通話を行う場合は、低 料金の中継回線を自動選択する装置を電話回線から切離して月極割引システムを 利用しうるようにする回線切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、市外通話時の中継回線に既設回線と複数企業の新設回線とを選択して 利用しうるようにした従来の通信ネットワークシステムの一例の構成図である。 図3において、2は回線自動選択装置、3は加入電話機、4は加入者電話回線 (以下電話回線という)、5は月極割引機能、21は加入者線交換機、22は市 外中継線交換機、23は中継交換機、24は相互接続用交換機、25は相互接続 点、26は既設の中継回線(以下、第1ルートという)、27は複数企業による 新設中継回線(以下、第2ルートという)である。
【0003】 前記ネットワークにおいて、加入者が市外通話を行う場合、従来は、加入電話 機3−加入者線交換機21−市外中継線交換機22−第1ルート26−市外中継 線交換機22−加入者線交換機21−加入電話機3へと、第1ルート26を経由 して通信相手に接続される。
【0004】 しかし、近年、複数の企業がそれぞれ新設した中継回線(第2ルート)による サービスを開始したので、利用者は第2ルート27の利用契約をすれば、第1ル ートを含めた全ルートの中から低料金のルートを選択してサービスを受けること ができる。
【0005】 加入者が第2ルートを利用して通話する場合には、第2ルートのうちの希望す る回線を指定する必要がある。
【0006】 すなわち、加入者は、相手先電話番号に先立って、第2ルートのうちの利用す る回線を指定する番号をダイヤルする必要があり、利用者にとっては操作が面倒 であった。
【0007】 そこで、この不便を解消するため、第2ルート利用契約者に対しては、市外通 話時には、第2ルートの回線の選択を自動的に行う回線自動選択装置を電話回線 に接続する。
【0008】 このようにすると加入者が相手先電話番号をダイヤルすると回線自動選択装置 は、該電話番号から、その時間帯における相手先迄の料金が最低となる回線を指 定する番号を前記相手先電話番号に先立って自動的に発信するので、加入者線交 換機21から市外中継交換機22を経由して、相互接続用交換機24の相互接続 点25を経て第2ルート27の指定した回線に接続される。
【0009】 このように、加入者は既設の第1ルート26を経由する場合と同一のダイヤル 操作により、第2ルート27を利用することができる。
【0010】 一方、市外通話に第1ルート26を使用する場合には土曜、日曜、祝日の終日 および、平日の22時から翌日の8時まで(以下、この時間帯を特定時間帯とい う)の通話料金を割り引くシステム(以下、月極割引システムという)が構築さ れており、前記特定時間帯においては、第2ルート27経由よりも割安料金で該 システム契約者に提供している。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、市外通話が多い加入者は、第1ルートの月極割引システムを契 約し、更に第2ルート利用の契約をすると、加入電話機には回線自動選択装置が 接続されるので、特定時間帯に市外通話する場合でも、すべて第2ルートを選択 するため、月極割引システムが利用できないという問題点があった。
【0012】 本考案は回線自動選択装置が接続されている場合でも、特定時間帯に市外通話 を行う場合は月極割引システムを利用できる装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の課題を解決するために、電話回線と加入電話機との間に特定時 間帯に対応して回線を切替える回線切替装置を設け、該装置を回線切替スイッチ と、特定時間帯検出部と、前記電話機のオフフックを検出する回線電圧検出部と 、前記特定時間帯検出部の検出信号が印加されたとき前記回線切替スイッチを駆 動する制御信号を出力し、前記特定時間帯検出部の検出信号と前記回線電圧検出 部の検出信号とが印加されたときには前記制御信号を出力しない制御部とにより 構成し、特定時間帯に市外通話をする場合には月極割引システムを利用できるよ うにする。
【0014】
【作用】
本考案によれば、回線切替装置を前記のように構成したので、特定時間帯にな れば、特定時間帯検出部で該時間帯を検出して検出信号を制御部へ印加するので 制御部は出力を生じ、回線切替スイッチを駆動して、回線自動選択装置を電話回 線から切離す。従って、市外通話の場合は、加入電話機からのダイヤルに従って 第1ルートを経由して通話相手に接続されるので月極割引システムを利用するこ とができるのである。
【0015】 なお、通話中に特定時間帯になると、回線電圧検出部の検出信号が制御部に印 加されているので、該制御部は出力を生じない。従って、回線自動選択装置は電 話回線から切離されないので通話を続けることができる。
【0016】
【実施例】
図1は、加入者線交換機に接続された通信端末装置に含まれる本考案の一実施 例の構成図である。また、図2は本考案の装置を組込んだ通信ネットワークシス テムの一例の構成図である。
【0017】 図1において、1は本考案の回線切替装置、2は回線自動選択装置、3は加入 電話機、4は加入者電話回線、5は加入者線交換機21に設けた月極割引機能で ある。
【0018】 回線切替装置1において、11は回線電圧検出部、12は特定時間帯検出部、 13は制御部、14は回線切替スイッチである。
【0019】 回線切替装置1と加入電話機3と回線自動選択装置2とにより通信端末装置を 構成するときは回線切替スイッチ14は特定時間帯以外では図1に示すように加 入者電話回線4が回線自動選択装置2を経由して加入電話機3に接続された状態 になっている。この状態で特定時間帯に入ると、特定時間帯検出部12は予め設 定された各時間帯に対応して信号を出力する検出手段からの出力を制御部13に 入力するので制御部13は出力を生じ、回線切替スイッチを駆動し、加入者電話 回線は回線自動選択装置2から切離され、加入電話機に直接接続される。従って 、加入者は、特定時間帯に市外通話する場合には、第1ルートを経由して通話相 手に接続され、月極割引システムを利用することができる。
【0020】 なお、特定時間帯に入る前に第2ルートを経由して通話中に、特定時間帯に入 った場合には、電話機3はオフフックされているので、電話回線4の両端の電圧 は48V(公称)から約6Vに低下している。回線電圧検出部11はこの変化を 検出し検出信号を制御部13に印加する。回線電圧検出部11の検出信号は制御 部13から出力を生じないように作用するので、特定時間帯検出部12から検出 信号が出力され制御部13に印加されても回線切替スイッチ14は駆動されない 。従って、通話が中断されることはない。
【0021】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように回線自動選択装置を介して市外通話を行う通信端 末に本考案の回線切替装置を併設することにより、通常の時間帯では第2ルート の中継回線を利用し、特定時間帯においては第1ルートを経由して月極割引シス テムを利用することができ、しかも、通常のダイヤル操作によって、常に低料金 で市外通話を行うことができるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加入者線交換機に接続された通信端末装置に含
まれる本考案の一実施例の構成図である。
【図2】通信端末装置の一部に本考案の回線切替装置を
用いて構成した市外通話回線の通信ネットワークシステ
ム図である。
【図3】従来の市外通話回線の通信ネットワークシステ
ム図である。
【符号の説明】
1 回線切替装置 2 回線自動選択装置 3 加入電話機 4 加入者電話回線 5 月極割引機能 11 回線電圧検出部 12 特定時間帯検出部 13 制御部 14 回線切替スイッチ 21 加入者線交換機 22 市外中継線交換機 23 中継交換機 24 相互接続用交換機 25 相互接続点 26 第1ルート 27 第2ルート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の中継回線と他の複数の中継回線の
    両端に接続される市外中継交換機と、該市外中継交換機
    に接続され、前記第1の中継回線に対する月極割引シス
    テムを構築した加入者線交換機と、該加入者線交換機に
    加入者電話回線を介して接続される複数の通信端末装置
    とにより通信網を構成し、前記通信端末装置の加入電話
    機と加入者電話回線の間に接続され、市外通話時に、相
    手先電話番号に先行して中継回線を指定する番号を送出
    する回線自動選択装置を特定時間帯には前記加入者電話
    回線から切離し、前記月極割引システムを利用しうるよ
    うに前記加入電話機を加入者電話回線に直接接続する切
    替手段を設けてなることを特徴とする特定時間帯対応形
    回線切替装置。
  2. 【請求項2】 予め定めた特定時間帯を検出する特定時
    間帯検出部と、前記通信端末装置の加入電話機のフック
    スイッチの状態を加入者電話回線の電圧の変化により検
    出する回線電圧検出部と、前記加入電話機と加入者電話
    回線との間に前記回線自動選択装置を挿入または切離す
    回線切替スイッチと前記特定時間帯検出部の検出信号が
    印加されたとき前記回線切替スイッチを駆動する制御信
    号を出力し、前記特定時間帯検出部の検出信号と前記回
    線電圧検出部の検出信号とが印加されたときには前記制
    御信号を出力しない制御部とからなることを特徴とする
    請求項1記載の特定時間帯対応形回線切替装置。
JP2957693U 1993-05-12 1993-05-12 特定時間帯対応形回線切替装置 Pending JPH0685557U (ja)

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