JPH0685418U - 軽操作型柵柱 - Google Patents

軽操作型柵柱

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JPH0685418U
JPH0685418U JP2732193U JP2732193U JPH0685418U JP H0685418 U JPH0685418 U JP H0685418U JP 2732193 U JP2732193 U JP 2732193U JP 2732193 U JP2732193 U JP 2732193U JP H0685418 U JPH0685418 U JP H0685418U
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lifter
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lifter body
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JP2732193U
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根 朗 山
本 貞 而 中
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株式会社サンポール
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成によってリフター本体を引
上げ位置に係止することができると共に、定荷重バネな
どのメンテナンスが容易である。 【構成】 支持リング11はリフター本体1を所定の間
隙をもって取囲んでいる。この支持リング11には定荷
重バネ10のベルト10bが固着され、この定荷重バネ
10のドラム10aは地際フランジ8に取付けられてい
る。定荷重バネ10は常時、支持リング11と連結ボル
ト4とを介してリフター本体1を一定の付勢力で上方向
に付勢しているので、リフター本体1は僅かな力で地中
から引出すことができる。この引出した位置でリフター
本体1を支持リング11に対して相対回転すると、ハー
ト形の係止体5はリフター本体1を引出し位置に係止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、使用時に地中から引出してチェーンなどを張って車両止め等に用い られる軽操作型柵柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車が店舗等の敷地に無断進入することを防止するために、種々の車止め装 置が使用されている。地中落し込み式の車止めは、地中からリフター本体を引上 げると共にこのリフター本体を所定量回転してこの引上げ位置に係止した後に、 それにチェーンを張って自動車の進入を阻止する。 このような車止めは、不使用時には地中に位置しているため、取扱いが簡便で あり操作性が良いという利点を有する。しかしながら、リフター本体は金属製で かなりの重量を有するため、地中から引出すのに多大な労力を必要とし、女性や 子供等にとっては扱い難いといった問題があった。
【0003】 そこで、このような問題を解決するために、リフター本体を常時、定荷重バネ で上方に付勢した軽操作型リフターが提案されている。この軽操作型リフターは 、リフター本体が定荷重バネによって上方に付勢されているため、僅かな力でリ フター本体を地中から引出すことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の軽操作型リフターは、リフター本体が常時、定荷重バネに連 結しているため、リフター本体を地中から引出した位置で所定量回転してその引 出し位置に係止する機構が非常に複雑化するといった問題が存在する。 更に地中に埋設された定荷重バネなどをメンテナンスのために地上に取出す必 要があるが、構造上、定荷重バネの取出しが非常に面倒でありメンテナンス性が よくないといった問題もある。 そこで、本考案の目的は、比較的簡単な構成によってリフター本体を引出し位 置に係止することができると共に、定荷重バネなどのメンテナンスが容易である 軽操作型柵柱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、地中に埋設される埋込スリーブと、上記 埋込スリーブの上端部に取外し可能に固着される地際フランジと、上記埋込スリ ーブ内に上記地際フランジの開口を介して挿脱可能にかつ回転可能に収容される 円柱状のリフター本体と、上記リフター本体の外周囲を間隙をもって取囲むよう に配置された支持リングと、上記リフター本体に設けられ、少なくとも上記支持 リングの上昇移動時に上記支持リングと上記リフター本体とを連結させる連結部 と、一端が上記支持リングに、他端が上記地際フランジに夫々取付けられ、上記 上記支持リング及び上記連結部を介して上記リフター本体に上方向の付勢力を付 与する定荷重バネと、上記埋込スリーブから引出し位置に引出された上記リフタ ー本体を所定量回転した時にこのリフター本体を上記引出し位置に係止する係止 機構とを具備することを特徴とするものである。
【0006】 この構成にあっては、上記リフター本体はその下端部の外周囲に突設された複 数個の抜止め突起を有し、これらの抜止め突起は上記リフター本体を引き上げた 時に上記支持リングの下端に係合することが好ましい。
【0007】
【作用】
定荷重バネは支持リング及び連結部を介してリフター本体を常時、上方向に付 勢しているので、リフター本体は地中から僅かな力で引上げることができる。 また、支持リングはリフター本体の外周囲を間隙をもって取囲んでいるため、 リフター本体は定荷重バネに何等作用を及ぼすことなく、支持リングに対して相 対回転自在であり、係止機構はこのリフター本体の回転によってリフター本体を 引出し位置に係止する。
【0008】
【実施例】 以下に、本考案による軽操作型柵柱の一実施例を図1乃至図4を参照して説明 する。 図1及び図2において、リフター本体1はほぼ円筒形状であり、上面に取手2 を有し、下端に3本の抜止めボルト3が突設されている。これらの抜止めボルト 3から所定量上方のリフター本体1の外周面には、円周方向に等間隔に8本の連 結ボルト4が突設され、これらの連結ボルト4の上方にハート形の樹脂製の係止 体5が90°間隔に4個突設されている。また、リフター本体1の中間部にはス ライドピン6が、上端部にはチェーン7が夫々内蔵されている。 地際フランジ8はリフター本体1が挿通する開口9を有し、この地際フランジ 8には、一対の定荷重バネ10のドラム10aが取付けられている。これらの定 荷重バネ10のステンレス製ベルト10bの一端は真鍮製の支持リング11に固 着され、この支持リング11は抜止めボルト3と連結ボルト4との間に位置し、 リフター本体1の外周囲を取囲んでいる。なお、支持リング11の内周面とリフ ター本体1の外周面との間には、リフター本体1が支持リング11に対して相対 回転自在となるように、所定の間隙が形成されている。
【0009】 図3及び図4に示したように、地中に埋設される埋込スリーブ12は上端にフ ランジ13を有し、側面に一対の定荷重バネ収容部14が突設されている。この 埋込スリーブ12のフランジ13の上面には地際フランジ8が載置され、この地 際フランジ8は図1に示した取付ボルト15によって埋込スリーブ12のフラン ジ13に固着される。埋込スリーブ12の内部はリフター本体1が収容され、同 様に埋込スリーブ12の定荷重バネ収容部14内には定荷重バネ10が収容され る。
【0010】 また、埋込スリーブ12の側面の上部には、4個の係止ピン16が90°間隔 で挿通され、これらの係止ピン16の先端は、リフター本体1の係止体5に係合 可能となるように埋込スリーブ12の側面の内側に所定量だけ突出している。な お、これらの係止ピン16と係止体5とは係止機構を構成する。
【0011】 次に、この実施例の作用を説明する。 定荷重バネ10は常時、支持リング11を一定の力で上方向に付勢しているの で、図1に示したように支持リング11は連結ボルト4に当接している。こうし て、リフター本体1は支持リング11と連結ボルト4との連結によって定荷重バ ネ10の一定の付勢力を受ける。なお、この付勢力はリフター本体1の重量より も所定量だけ小さく定められている。 取手2を把持してリフター本体1を地中から持上げる時には、リフター本体1 は定荷重バネ10の上向き付勢力の作用によって、僅かな力で持上げることがで きる。
【0012】 リフター本体1は、地上に充分に引出された後に所定角度だけ回転されると、 図2に示したように、ハート形の係止体5の下方凹部5aが埋込スリーブ12の 係止ピン16に当接し、これによって、リフター本体1が引出し位置に係止され る。なお、支持リング11の内周面とリフター本体1の外周面との間には間隙が 存在するので、上述のリフター本体1の回転は支持リング11に対して相対的に 行われ、定荷重バネ10には何等作用を及ぼすことはない。 この後に、チェーン7が引出されて、他のチェーンに連結されて車止めが完成 する。また、上述と逆の操作を行うことによって、リフター本体1を地中に収容 することができる。
【0013】 引出し位置のリフター本体1がいたずら等によって地中に戻されることを防止 するために、図2に示したようにスライドピン6が引出され、これにシリンダー 錠17が取付けられる。 また、リフター本体1を引出し位置から更に持上げようとした場合には、リフ ター本体1の抜け止めボルト3が支持リング11に当接し、リフター本体1の上 昇を制限する。 この軽操作型リフターのメンテナンスは、取付けボルト15を地際フランジ8 から取外すことによって行われる。この取付ボルト14の取外しによって地際フ ランジ8とリフター本体1とを一体に埋込スリーブ12から引上げることができ 、定荷重バネ10等の保守点検を容易に行うことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によると、地中に埋設される埋込スリー ブと、上記埋込スリーブの上端部に取外し可能に固着される地際フランジと、上 記埋込スリーブ内に上記地際フランジの開口を介して挿脱可能にかつ回転可能に 収容される円柱状のリフター本体と、上記リフター本体の外周囲を間隙をもって 取囲むように配置された支持リングと、上記リフター本体に設けられ、少なくと も上記支持リングの上昇移動時に上記支持リングと上記リフター本体とを連結さ せる連結部と、一端が上記支持リングに、他端が上記地際フランジに夫々取付け られ、上記上記支持リング及び上記連結部を介して上記リフター本体に上方向の 付勢力を付与する定荷重バネと、上記埋込スリーブから引出し位置に引出された 上記リフター本体を所定量回転した時にこのリフター本体を上記引出し位置に係 止する係止機構とを具備する構成であるため、定荷重バネの付勢力によって、リ フター本体を僅かな力で引上げることができると共に、リフター本体の回転は定 荷重バネに何等作用を及ぼすことなく行うことができるので、リフター本体を簡 単な構成の係止機構によって引出し位置に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る軽操作型柵柱の一実施例の要部を
示した斜視図。
【図2】実施例を示した部分断面図。
【図3】実施例の埋込スリーブを示した斜視図。
【図4】実施例の埋込スリーブとリフターと定荷重バネ
との関係を示した断面図。
【符号の説明】
1 リフター本体 4 連結部(連結ボルト) 5、16 係止機構 8 地際フランジ 9 開口 10 定荷重バネ 11 支持リング 12 埋込スリーブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設される埋込スリーブと、上記埋
    込スリーブの上端部に取外し可能に固着される地際フラ
    ンジと、上記埋込スリーブ内に上記地際フランジの開口
    を介して挿脱可能にかつ回転可能に収容される円柱状の
    リフター本体と、上記リフター本体の外周囲を間隙をも
    って取囲むように配置された支持リングと、上記リフタ
    ー本体に設けられ、少なくとも上記支持リングの上昇移
    動時に上記支持リングと上記リフター本体とを連結させ
    る連結部と、一端が上記支持リングに、他端が上記地際
    フランジに夫々取付けられ、上記上記支持リング及び上
    記連結部を介して上記リフター本体に上方向の付勢力を
    付与する定荷重バネと、上記埋込スリーブから引出し位
    置に引出された上記リフター本体を所定量回転した時に
    このリフター本体を上記引出し位置に係止する係止機構
    とを具備することを特徴とする軽操作型柵柱。
  2. 【請求項2】上記リフター本体はその下端部の外周囲に
    突設された複数個の抜止め突起を有し、これらの抜止め
    突起は上記リフター本体を引き上げた時に上記支持リン
    グの下端に係合することを特徴とする請求項1に記載の
    軽操作型柵柱。
JP1993027321U 1993-05-25 1993-05-25 軽操作型柵柱 Expired - Lifetime JP2501395Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003297134A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Denki Kogyo Co Ltd 手動伸縮柱
JP2008095470A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nittetsu Corrosion Prevention Co Ltd 伸縮式支柱及びこれを用いた作業台

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229915U (ja) * 1988-08-12 1990-02-26

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