JPH08207672A - 締付ノブ - Google Patents

締付ノブ

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JPH08207672A
JPH08207672A JP7032870A JP3287095A JPH08207672A JP H08207672 A JPH08207672 A JP H08207672A JP 7032870 A JP7032870 A JP 7032870A JP 3287095 A JP3287095 A JP 3287095A JP H08207672 A JPH08207672 A JP H08207672A
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JP
Japan
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knob
tightening
hole
base portion
base
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JP7032870A
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English (en)
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Toyohisa Kinouchi
豊久 木野内
Noriyuki Okutsu
紀幸 奥津
Takamitsu Shimizu
隆光 清水
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KAAMEITO KK
Original Assignee
KAAMEITO KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/058Carriers associated with vehicle roof characterised by releasable attaching means between carrier and roof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B41/00Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B41/00Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
    • F16B41/005Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G5/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、締付ノブ、特に、安全性の
高いスキーキャリア等の固定用締付ノブを得るにある。 【構成】 締付ノブ部分に、基部を軸方向に摺動自在
に、且つ回転自在に挿入し、上記基部により締付ボルト
を操作せしめると共に上記ノブ部分の突出する第一の摺
動位置においては上記ノブ部分と上記基部とを一体に回
転でき、上記ノブ部分が突出しない第二の摺動位置にお
いては互いに遊動する締付ノブ。上記締付ノブ部分は施
錠装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は締付ノブ、特に、ルーフ
キャリア等を自動車の屋根に固定するための締付ノブに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は従来の締付ノブを示し、1はス
キー等を載置するためのキャリアバー、2はその支脚、
3は車体、4はこの車体3に設けられた雨樋、5は上記
雨樋4に外側面よりその下部が結合される締付フック、
6は上記支脚2の内側面から上記締付フック5を貫通し
てその外側に突出する締付ボルト、7は上記支脚2の内
側において上記締付ボルト6の頭部6´に係合した回り
止め部材、8は上記締付ボルト6の他端に螺合されるナ
ット部分、9はこのナット部分8をその基部に形成した
締付ノブ本体を示し、このような従来の締付ノブにおい
ては上記締付ノブ本体9を回転せしめてナット部分8を
締付ボルト6に螺合し、上記支脚2と上記締付フック5
間で上記雨樋4を挾持することにより上記支脚2を車体
3に固定するようにしている。
【0003】また、例えば実開昭58−86753号公
報に示されているように、スキーキャリア等の盗難防止
のため、上記締付ノブ本体9に施錠装置を設け、締付ノ
ブ本体の回転をロックするようにしたものもある。
【0004】図26はこのような締付ノブを示し、10
は締付ノブ本体9と一体ならしめた施錠装置のキーシリ
ンダーである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の締付ノブは、その操作上締付ノブ本体9を被取付物か
ら大きく外方に突出しており、安全性が損なわれるとい
う欠点があった。
【0006】また、施錠装置を有する締付ノブにおいて
は、上記締付ノブ本体9を回転せしめて最適の締付状態
とした時に図9に示すように上記施錠装置のキーシリン
ダー10の位置が締付フック5の中心部から偏心する場
合や、締付フック5から側方に突出する場合を生じ美観
や安全性が損なわれ、キーシリンダー10が締付フック
5の中心線上に位置せしめるか、または側方に突出しな
いよう上記締付ノブ本体9を適正な締付位置から更に正
転または逆転せしめると、必要以上に締付トルクが生じ
て締付ノブの破損を発生せしめるか、または、締付トル
クが不足することになるおそれがあった。
【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の締付ノブは、締
結部材を操作する基部と、この基部をその軸方向に摺動
自在に嵌入せしめたノブ部分とより成り、両者は互いに
軸方向に離間する方向に摺動された位置で互いに一体に
係合され、互いに軸方向に接近する方向に摺動された位
置で互いに遊動自在である。
【0009】上記ノブ部分は、大径の孔部分と、この孔
部分に軸方向に連なる小径の孔部分と、上記両孔部分間
に形成される壁の外側面に形成された互いに係合される
部分の一方とより成り、上記基部は、上記ノブ部分の小
径の孔部分に対応する外径の柱状部と、この柱状部の外
端側に形成した、上記ノブ部分の大径の孔部分に対応す
る外径の鍔部と、この鍔部の内側面に形成した上記互い
に係合する部分の他方とより成る。
【0010】また、上記ノブ部分は、上記孔の中心より
偏心した位置に設けた施錠装置と、上記施錠装置によっ
て操作される鍵杆が挿通し係合される孔と上記締付ボル
トを挿通せしめる孔とを形成した、被締結部材に固定さ
れるロック用プレートとを有する。
【0011】また、上記ノブ部分は、上記孔の中心より
偏心した位置に設けた施錠装置と、上記施錠装置によっ
て操作される鍵杆が挿通し係合される孔と上記締結部材
を挿通せしめる孔とを形成した、上記締結部材の周りに
回動自在なロック用プレートとを有する。
【0012】また、上記ノブ部分は、上記基部に一体に
係合された状態で両者が互いに相対的に軸方向に摺動す
るのを抑制する機構を更に有する。
【0013】更に上記互いに係合される部分の一方は凹
部であり、他方が凸部である。
【0014】上記互いに係合される部分の一方はラチェ
ット輪であり、他方がラチェット爪である。
【0015】また、本発明の締付ノブにおいては、上記
基部と上記ノブ部分の少なくとも一方が軸方向に2分割
し、互いに入れ子式に嵌入される。
【0016】また、本発明の締付ノブにおいては、上記
基部に対し上記ノブ部分の回動がラチェット機構を介し
て伝達される。
【0017】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0018】本発明の締付ノブは、図1〜図4に示すよ
うに、締付ノブ本体9を筒状のノブ部分11と、このノ
ブ部分11に軸方向に摺動自在に嵌入される、締付ボル
ト6に螺合されるナット部分となる基部12に分離せし
める。
【0019】上記ノブ部分11は、大径の孔部分11a
と、この大径の孔部分11aに軸方向に連なる小径の孔
部分11bと、上記大径の孔部分11aと小径の孔部分
11b間に形成される壁の外側面に形成した複数の円周
方向に離間した凹部11cとを有する。
【0020】また、上記基部12は、上記ノブ部分11
の小径の孔部分11bに対応する外径の円柱状部12a
と、この円柱状部12aの外端側に形成した、上記ノブ
部分11の大径の孔部分11aに対応する外径の円形鍔
部12bと、この円形鍔部12bの内側面に形成した、
上記ノブ部分11の壁の外側面に形成された複数の凹部
11cに合致する凸部12cとを有し、図1に示す上記
ノブ部分11を上記基部12から引出した第一の摺動位
置においては上記ノブ部分11の壁の凹部11cと上記
基部12の鍔部12bの凸部12cが嵌合し上記基部1
2に上記ノブ部分11が一体に連結され、図2に示す上
記ノブ部分11内に上記基部12を嵌入した第二の摺動
位置においては、上記凹部11cと凸部12cが互いに
離脱し上記基部12に無関係に上記ノブ部分11を回転
できるように構成する。
【0021】本発明の締付ノブは上記のような構成であ
るから、上記第一の摺動位置に上記ノブ部分11を上記
基部12に相対的に摺動せしめ、上記ノブ部分11を回
転せしめると上記締付ボルト6に螺合されている上記基
部12も共に回転するから、上記支脚2と上記締付フッ
ク5間で上記車体3の雨樋4を挾持し上記支脚2を車体
3に固定することができ、最適の締付状態となった場
合、上記ノブ部分11の回転を止め、上記ノブ部分11
をその内部に上記基部12を嵌入せしめる方向に摺動せ
しめ第二の摺動位置とすれば、上記ノブ部分11が上記
締付フック5から突出する高さを減少できるようにな
る。
【0022】本発明の他の実施例においては、図5〜図
7に示すように、上記ノブ部分11に、その中心部から
偏心した位置で施錠装置のキーシリンダー10を設け、
上記締付ボルト6が挿入される孔13aと上記キーシリ
ンダー10によって操作される長方形の鍵杆10aが挿
入される長方形の係合孔13bとを有する短柵状のロッ
ク用プレート13を締付フック5に固定して用いる。
【0023】この実施例では、上記ノブ部分11を図5
に示すように上記ノブ部分11の凹部11cと上記基部
12の凸部12cが嵌合する第一の摺動位置に摺動せし
め、上記ノブ部分11を回転し上記支脚2と上記締付フ
ック5間で上記車体3の雨樋4を挾持し上記支脚2を車
体3に固定せしめ、最適な締付状態となった場合、図6
に示すように上記ノブ部分11を上記基部12に対し自
由に回転できる第二の摺動位置に摺動せしめ、この位置
で上記ノブ部分11を回転して上記キーシリンダー10
の鍵杆10aが上記ロック用プレート13の係合孔13
bの位置に合致するまで回転せしめ、次いで図7に示す
ように上記鍵杆10aが上記ロック用プレート13の孔
13b内に挿入される第三の摺動位置まで上記ノブ部分
11を更に上記基部12に相対的に摺動せしめ、キー操
作によって上記鍵杆10aを回動し、これを上記ロック
用プレート13の孔13bにこれから抜け出ない状態に
掛止せしめる。
【0024】この結果、上記ノブ部分11は上記基部1
2から軸方向外方に引き出して上記第1の摺動位置とす
ることができなくなるので、基部12を回転してスキー
キャリア本体等を車から取り外すことができず、盗難防
止を達成できるようになる。
【0025】なお、上記締付ボルト6を上記基部12に
固定し、上記回り止め部材7としてナットを用いてもよ
い。
【0026】また、上記ノブ部分11及び基部12に夫
々設けた凹部11cと凸部12cは互いに逆に設けても
良く、または、他の任意の係合手段、例えばラチェット
と爪としてもよい。
【0027】また、上記実施例における締付ボルト6の
頭部の部分を図8に示すようにナット8とし、これに頭
部6´を有する締付ボルト6を螺合せしめる構成として
もよい。
【0028】本発明の更に他の実施例においては、上記
ノブ部分11が基部12に互いに係合された状態で両者
が互いに釈放自在に係止されるよう、図9〜図11に示
すように上記ノブ部分11と基部12が互いに係合され
た状態で上記基部12の外端面にその垂直面が対接され
る断面三角状の爪14を上記ノブ部分11にその大径の
孔部分11aより内側に突出して形成し、この爪14が
形成されているノブ部分11の内端部分には、爪14の
両側に軸方向に沿って延びるスリット15,15を形成
し、この結果形成される短柵状部分16の遊端に解除レ
バー17をノブ部分11の外周から突出するように形成
する。
【0029】この実施例によれば解除レバー17を操作
して爪14をノブ部分11の大径の孔部分11aより外
方に引き込めば基部12を釈放できるようになる。
【0030】なお、この実施例において図12に示すよ
うに爪14を断面をなだらかな山形状に形成すれば、上
記解除レバー17を設けることなくノブ部分11と基部
12間の釈放、係止を上記短柵状部分16の弾性変形を
利用して達成することができる。
【0031】本発明の更に他の実施例においては、図1
3に示すように上記基部12の円形鍔部12bに凸部1
2cを設けることなく、円形鍔部12bの内側面から軸
方向に或る摺動距離、例えば5mm離間した位置に多角
形、例えば5角形のその外接円が上記円形鍔部12bよ
り小径のナット部材18を設ける。
【0032】また、上記ノブ部分11の内周には、図1
4に示すように上記ナット部材18に合致する形状で、
上記摺動距離に合致する、例えば5mmの幅の5角形の
孔19と、この5角形の孔19に内側面に隣接する、上
記ナット部材18の外接円以上の直径のロック孔20を
形成し、このロック孔20の内周面には図15に示すよ
うに上記5角形孔19の少なくとも1つの頂部に対応す
る位置から円周方向両側に若干の遊動距離、例えば2m
m離間した位置に夫々半径方向内方に突出するロック壁
21を形成せしめる。
【0033】この実施例によれば、上記ノブ部分11を
上記基部12に相対的に外方に摺動せしめ、基部12の
ナット部材18が、ノブ部分11の5角形の孔19内を
通過して図14に示すロック孔20内に位置されるよう
になった状態ではノブ部分11の上記5角形の孔19部
分の外側面に基部12の円形鍔部12bの内側面が対接
し、基部12と相対的にこれ以上ノブ部分11を外方に
引き出すことはできない。
【0034】この状態でノブ部分11を回動せしめれ
ば、ノブ部分11は上記遊動距離2mmに相当するだけ
回動した時点で図16に示すように上記ロック壁21が
上記基部12のナット部材18の頂部側面に対接され、
ノブ部分11と基部12とが一体に回動し、締め付け、
または締め戻し作業が実行されるようになる。
【0035】この場合、一般にノブ部分11には締付力
と共にノブ部分11を基部12に相対的に内方に押し込
む方向の力が加わる。
【0036】然しながらこの実施例においては、上記基
部12のナット部材18が上記ノブ部分11の5角形の
孔19から円周方向に上記遊動距離だけ回動変位した状
態にあるから上記ナット部材18の外側面が上記5角形
の孔19の内側面に接するようになり、上記押し込み力
が加わっても上記ノブ部分11と基部12が互いに相対
的に軸方向に移動することがなく、従って両者の係合が
解除されてしまうという不都合を防ぐことができる。
【0037】なお、上記ロック壁21はピン等の突起で
も良い。
【0038】本発明の他の実施例においては図17に示
すように上記基部12を、上記ノブ部分11の小径の孔
部分11bに対応する外径の円柱部12aと、この円柱
部12aの外端部外周に円周方向に互いに離間した位置
で半径方向外方に突出する、上記ノブ部分11の大径の
孔部分11aに対応する外径を有する所定の円周方向長
さ及び軸方向の幅を有する複数個の、例えば5個の第1
の突起12dと、この第1の突起12dの内側面にその
中心を互いに合致して隣接する上記第1の突起12dの
円周方向長さより長い所定の円周方向長さ及び幅を有す
る同様の第2の突起12eとにより構成する。
【0039】また、上記ノブ部分11はその小径の孔部
分11bに凹部11cを設けることなく、図18及び図
19に示すように上記小径の孔部分11bの外側面側に
軸方向に上記基部12の第2の突起12eの幅に対応す
る摺動距離だけ離間した位置で上記ノブ部分11の大径
の孔部分11aから半径方向内方に上記基部12の第2
の突起12e相互間に形成される溝12fに合致する形
状の第3の突起11dを突出して設ける。
【0040】この実施例によれば、上記ノブ部分11を
上記基部12に相対的に外方に摺動せしめ、基部12の
第2の突起12e相互間に形成される溝12fを上記ノ
ブ部分11の第3の突起11dが通過して図20に示す
ように基部12の第2の突起12eの内側面がノブ部分
11の小径の孔部分11bの外側面に接するようになっ
た状態では、ノブ部分11は基部12に相対的にこれ以
上外方に引き出すことはできない。
【0041】この状態でノブ部分11を回動せしめれ
ば、ノブ部分11は上記基部12の第1,第2の突起1
2d,12eの円周方向長さの差に相当する距離だけ回
動した時点で図21に示すように上記ノブ部分11の第
3の突起11dの側面が上記基部12の第1の突起12
dの側面に対接され、ノブ部分11と基部12とが一体
に回動し、締付け、または締め戻し作業が実行されるよ
うになる。
【0042】この場合、一般にノブ部分11には締付力
と共にノブ部分11を基部12に相対的に内方に押し込
む方向の力が加わる。
【0043】然しながらこの実施例においては、上記基
部12の第2の突起12e相互間に形成される溝12f
から上記ノブ部分11の第3の突起11dが回動偏位し
た状態にあるから上記ノブ部分11の第3の突起11d
の内側面が上記基部12の第2の突起12eの外側面に
接し、上記押し込み力が加わっても上記ノブ部分11と
基部12が互いに相対的に軸方向に移動することがな
く、従って両者の係合が解除されてしまうという不都合
を防ぐことができる。
【0044】本発明の更に他の実施例においては、図2
2に示すように上記ロック用プレート13を上記締付フ
ック5に固定することなく、上記締付フック5と締付ノ
ブ本体9間で上記締付ボルト6に空転ワッシャ22を介
して回動自在ならしめる。
【0045】この実施例によれば上記ロック用プレート
13に鍵杆10aを係合した状態でもノブ部分11を回
動できるが、この状態では、基部12とは一体ではな
く、締付け、または締め戻しは不可能である。
【0046】なお、本発明においては上記ノブ部分11
及びまたは上記基部12を軸方向に2分割し、互いに軸
方向に入れ子式に嵌合可能とし、また、その伸長位置及
び縮小位置でロック可能とし、ノブ部分11が基部12
と相対的に軸方向に3段以上変位可能ならしめることが
できる。
【0047】また、基部12とノブ部分11が互いに軸
方向に接近した位置で両者が互いに係合し、離間された
位置で互いに遊動自在となるようにしても良い。
【0048】更に、基部12とノブ部分11が互いに軸
方向に離間する方向に摺動されて互いに係合されるよう
になった位置より、さらに軸方向に離間した位置では両
者が遊動自在となるように構成することも可能である。
【0049】図23及び図24は上記ノブ部分11と基
部12間をラチェット機構23を介して連結した本発明
の更に他の実施例を示す。
【0050】図23及び図24においては、24は基部
12の外周に固定したラチェット歯車、25a,25b
は夫々このラチェット歯車24の歯にその一方及び他方
の側で噛合するラチェット、26はこのラチェット25
a,25bをその両端に形成したカム板、27はこのカ
ム板26の中央部を回動自在に枢支せしめた枢支ピン、
28はこの枢支ピン27をトグル機構29を介して回動
するレバーを示し、レバー28を従来既知のトグル用ス
プリング(図示せず)に抗して左右に回動することによ
り、上記ラチェット25a,25bの何れか一方が上記
ラチェット歯車24の歯に噛合し、ラチェット歯車24
に時計方向及び反時計方向の何れか一方の回動のみが伝
達されるようにする。
【0051】この実施例ではノブ部分11を回動すれば
ラチェット機構23を介して基部12が何れかの方向に
回動し、締付け、または締め戻し作業が実行されるよう
になる。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明の締付ノブによれ
ば、ノブ部分の回転による締付時には外方にノブ部分が
突出しているので締付操作を容易に行うことができ、締
付完了時にはノブ部分を押し込み突出高さを低めること
ができるため安全性を高くできる。
【0053】また、施錠装置を有するものでは締付完了
後更にノブ部分を自由な位置に回動できるので鎖錠操作
が容易である等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の締付ノブの締付状態を示す縦断側面図
である。
【図2】図1に示す締付ノブの締付完了状態を示す縦断
側面図である。
【図3】図1に示す締付ノブの基部の斜視図である。
【図4】図1に示す締付ノブのノブ本体の正面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例における締付ノブの締付状
態を示す縦断側面図である。
【図6】図5に示す締付ノブの締付完了後の状態を示す
縦断側面図である。
【図7】図5に示す締付ノブの鎖錠状態を示す縦断側面
図である。
【図8】本発明の他の実施例における締付ノブの鎖錠状
態を示す縦断側面図である。
【図9】本発明の他の実施例における締付ノブの鎖錠状
態を示す縦断側面図である。
【図10】本発明の他の実施例の締付ノブにおけるノブ
部分の左側端面図である。
【図11】図10の締付ノブにおけるノブ部分の底面図
である。
【図12】本発明の他の実施例の締付ノブにおける要部
の縦断側面図である。
【図13】本発明の他の実施例の締付ノブにおける基部
の斜視図である。
【図14】図13に示す基部を用いる締付ノブにおける
ノブ部分の縦断側面図である。
【図15】図14に示すノブ部分の右側端面図である。
【図16】図13に示す基部と、図14に示すノブ部分
とを有する締付ノブの要部の縦断端面図である。
【図17】本発明の他の実施例における締付ノブにおけ
る基部の斜視図である。
【図18】図17に示す基部を用いる締付ノブにおける
ノブ部分の右側端面図である。
【図19】図18に示すノブ部分の縦断端面図である。
【図20】図17及び図18に示す基部とノブ部分を用
いた締付ノブの鎖錠状態を示す縦断側面図である。
【図21】図20に示す締付ノブの作動説明用縦断端面
図である。
【図22】本発明の他の実施例における締付ノブの鎖錠
状態を示す縦断側面図である。
【図23】本発明の他の実施例における締付ノブの端面
図である。
【図24】図23に示す締付ノブの縦断側面図である。
【図25】従来の締付ノブの縦断側面図である。
【図26】従来の締付ノブの正面図である。
【符号の説明】
1 キャリアバー 2 支脚 3 車体 4 雨樋 5 締付フック 6 締付ボルト 7 回り止め部材 8 ナット部分 9 締付ノブ本体 10 キーシリンダー 10a 鍵杆 11 ノブ部分 11a 大径の孔部分 11b 小径の孔部分 11c 凹部 11d 第3の突起 12 基部 12a 円柱状部 12b 円形鍔部 12c 凸部 12d 第1の突起 12e 第2の突起 12f 溝 13 ロック用プレート 13a 孔 13b 係合孔 14 爪 15 スリット 16 短柵状部分 17 解除レバー 18 ナット部材 19 5角形の孔 20 ロック孔 21 ロック壁 22 空転ワッシャ 23 ラチェット機構 24 ラチェット歯車 25a ラチェット 25b ラチェット 26 カム板 27 枢支ピン 28 レバー 29 トグル機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締結部材を操作する基部と、この基部を
    その軸方向に摺動自在に嵌入せしめたノブ部分とより成
    り、両者は互いに軸方向に離間する方向に摺動された位
    置で互いに一体に係合され、互いに軸方向に接近する方
    向に摺動された位置で互いに遊動自在であることを特徴
    とする締付ノブ。
  2. 【請求項2】 上記ノブ部分が、大径の孔部分と、この
    孔部分に軸方向に連なる小径の孔部分と、上記両孔部分
    間に形成される壁の外側面に形成された互いに係合され
    る部分の一方とより成り、 上記基部が、上記ノブ部分の小径の孔部分に対応する外
    径の柱状部と、この柱状部の外端側に形成した、上記ノ
    ブ部分の大径の孔部分に対応する外径の鍔部と、この鍔
    部の内側面に形成した上記互いに係合する部分の他方と
    より成ることを特徴とする請求項1記載の締付ノブ。
  3. 【請求項3】 上記ノブ部分が、上記孔の中心より偏心
    した位置に設けた施錠装置と、上記施錠装置によって操
    作される鍵杆が挿通し係合される孔と上記締結部材を挿
    通せしめる孔とを形成した、被締結部材に固定されるロ
    ック用プレートとを有することを特徴とする請求項2記
    載の締付ノブ。
  4. 【請求項4】 上記ノブ部分が、上記孔の中心より偏心
    した位置に設けた施錠装置と、上記施錠装置によって操
    作される鍵杆が挿通し係合される孔と上記締結部材を挿
    通せしめる孔とを形成した、上記締結部材の周りに回動
    自在なロック用プレートとを有することを特徴とする請
    求項2記載の締付ノブ。
  5. 【請求項5】 上記ノブ部分が、上記基部に一体に係合
    された状態で両者が互いに相対的に軸方向に摺動するの
    を抑制する機構を更に有することを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載の締付ノブ。
  6. 【請求項6】 上記互いに係合される部分の一方が凹部
    であり、他方が凸部であることを特徴とする請求項2,
    3,4または5記載の締付ノブ。
  7. 【請求項7】 上記互いに係合される部分の一方がラチ
    ェット輪であり、他方がラチェット爪であることを特徴
    とする請求項2,3,4または5記載の締付ノブ。
  8. 【請求項8】 上記基部と上記ノブ部分の少なくとも一
    方が軸方向に2分割し、互いに入れ子式に嵌入されるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7
    記載の締付ノブ。
  9. 【請求項9】 上記基部に対し上記ノブ部分の回動がラ
    チェット機構を介して伝達されることを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6,7または8記載の締付ノ
    ブ。
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