JPH0142623Y2 - - Google Patents

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JPH0142623Y2
JPH0142623Y2 JP16675984U JP16675984U JPH0142623Y2 JP H0142623 Y2 JPH0142623 Y2 JP H0142623Y2 JP 16675984 U JP16675984 U JP 16675984U JP 16675984 U JP16675984 U JP 16675984U JP H0142623 Y2 JPH0142623 Y2 JP H0142623Y2
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shaft
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JP16675984U
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案の産業上の利用分野は駐車場等に他人の
車が不用意に侵入するのを防ぐ車止めの分野に属
する。
[従来の技術] 従来より駐車場や私有地等に他者の車が入り込
むのを防ぐために各種の車止めが知られている。
この種の車止めとして例えば、地中に垂直な状
態で埋め込まれる鉄等のパイプと、このパイプ内
に摺動自在に嵌合される小直径のパイプと、この
小直径のパイプを地上に突出させた状態で支える
支持機構とから構成されたものが提案されてい
る。
このような車止めにあつては通常は支持機構に
より小直径のパイプを地上に突出させた状態で保
持し、車輌が通る必要が生じた時には何らかの手
段により小直径パイプの支持を解除させれば、小
直径のパイプは地中に埋め込まれたパイプ内に収
容され、車輌の通行が可能となる。
車輌が通つた後は再び小直径のパイプを引き上
げて、支持機構によりその状態を保持させておけ
ば良い。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上述した車止めにあつては、地中に
パイプを埋め込まねばならないため設置工事が面
倒で、また小直径のパイプを地上に突出させた状
態で保持するための支持機構及びその解除機構が
複雑で、部品点数も多くコスト高となるという問
題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては上述した問題点を解決するた
めに、地面に固定された基枠と、この基枠に回動
自在に軸承されたパイプ製の支柱とを設け、基枠
と支柱と間に設けた係合部を解除することにより
支柱を倒し車輌の通行を自由にし、倒した支柱を
引き起こすだけで支柱の直立状態を保持すること
ができる車止めを提供するものである。
[作用] このような構造を採用すると、従来のような複
雑な構造や設置のための工事が不要で、大幅なコ
ストダウンが実現できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
本考案の車止めは地上に固定される基枠1と、
この基枠1に回動自在に軸承されたキヤツプ2a
を有するパイプ製の支柱2とから構成されてい
る。
基枠1は鉄板などから横断面がほぼU字状に形
成された枠体7を有し、その下端には基板3が一
体的に設けられている。
この基板3はアンカーボルト4を複数本用いて
地中に打設されたコンクリートなどの基礎構造物
5に対して固定される。
また、基板3の中央部には支柱2の回動時の邪
魔にならないように開口部3aが形成されてい
る。
この基板3に連続する枠体7は左右の側壁6,
6と、その一端を連結する背面壁6aとを有し、
側壁6の他端側は円弧状部となつている。
この基枠1の基板3には枠体7に囲まれた位置
において「コ」字状の枠体8が固定されている。
この枠体8を含む平面は左右の側壁6,6と平
行である。
一方、支柱2は比較的大直径の金属パイプから
形成されており、その基端には支持枠9が嵌合固
定されている。
支持枠9の下部は平面から見てほぼD字状に形
成されている。
この支持枠9の下部の外形寸法は前記基枠1の
内のり寸法とほぼ等しい。
また、支持枠9の上半部は支柱2の内径とほぼ
等しい外径を有する円筒部10となつており、こ
の部分が支柱2の下部に嵌合され、溶接などの手
段によつて固定される。
支持枠9の下部の一端は軸11を介して基枠1
の長手方向のほぼ中央部の下部に回動自在に軸承
されている。
また、支持枠9の上半部を構成する円筒部10
には前記軸11と直交する軸線上において透孔1
2,12が形成されており、これら透孔12,1
2には軸13の両端が嵌合される。
軸13の長さは円筒部10の外径とほぼ等し
い。
さらに、円筒部10の上端縁には軸11と平行
な軸線上において、中央部を横断した状態で円弧
状の凹部14,14が形成されている。
また、支柱2の下端部を横断して前記軸11と
平行に円筒15が嵌合されている。
円筒15の両端には先端に到る程細くなるテー
パー部15aが形成されており、このテーパー部
15aが支柱2の下端部近傍に形成されたテーパ
ーを有する透孔2b中に嵌合されている。
なお、円筒15の長さは支柱2の外径とほぼ等
しい。
この円筒15の両端部にはスチールボール16
が回転自在に嵌合されており、これら2つのスチ
ールボール16,16間にはスプリング17が弾
装されている。
従つて、スチールボール16はスプリング17
により押され、常に枠体7の両側壁6,6の内側
面に接しており、後述するように支柱2の回動時
において制動力を作用させる。
また、この円筒15の両端部は前記支持枠9の
円筒部10の凹部14によつて支持されている。
ところで、前記円筒部10を横断して配置され
た軸13にはほぼL字状のフツク18の屈曲部が
回動自在に軸承されている。
このフツク18は比較的肉厚の鋼板などから打
抜かれており、その左右の両側面は軸13の両端
部に嵌合されたカラー19,20によつて位置決
めして支持され、軸13の軸線方向に移動しない
ように支持されている。
このフツク18は基枠1側に固定された「コ」
字状の枠体8と対向した位置に設けられている。
フツク18の垂直部には枠体8に係合される爪
18aが設けられており、水平部の先端には支軸
21の下端が回動自在に軸承されている。
また、フツク18の屈曲部と支軸21の下端部
近傍との間にはスプリング22が張架されてお
り、フツク18に対し第5図中反時計方向への回
動習性を与えている。
一方、支軸21は支柱2内を上方に向かつて伸
びており、その上端はレバー23の下端に回動自
在に連結されている。
回動レバー23は支柱と直交して支柱2の上端
部に螺合された軸受部材24に回動自在に軸承さ
れた軸25の内方端に固定されている。
前記軸25は軸受部材4と軸25の間に嵌合さ
れる図示していない円筒状のキーによつて回動さ
れる。
なお、図示の例にあつては軸受部材24は支柱
2の倒れる側の側面に設けられている。
また、この軸受部材24と並んでその近傍の支
柱2の外面には支柱2が倒れる側に向かつてゴム
などのクツシヨン材26が固定されている。
次に、以上のように構成された本考案の車止め
の使用方法及び動作について説明する。
車止めとして機能する場合には第3図及び第4
図に示すように支柱2は直立しており車輌27は
通過することができない。
この状態にあつては支柱2は支持枠9と共に直
立しており、その一方の側面は背面壁6aの内側
面に接している。
また、フツク18の爪18aは枠体8と係合し
ており、スプリング22の引張力により係合状態
を保持されている。
この状態では支柱2を倒そうとしてもフツク1
8が枠体8に係合しているため、支柱2はロツク
されており、倒すことができない。
一方、支柱2を倒して車輌27を通過させたい
場合には、図示していないキーを用いて軸25を
回転させレバー23を左右いずれかの方向へ回動
させる。
すると、支軸21が引き上げられ、フツク18
は第5図中スプリング22の引張力に抗して時計
方向に回動され、第9図に示すように枠体8との
係合を解かれる。
従つて、支柱2は自由状態となり、背面壁6a
と反対側へ押せば倒すことができる。
この時にはスプリング17によつて押されたス
チールボール16が枠体7の両側壁6,6の内面
に押し付けられつつ回動されるため、支柱2は急
激には倒れない。
完全に倒した状態ではクツシヨン材26が地面
等に接し、衝撃を吸収し騒音を発生することなく
倒すことができる。
一方、支柱2を立てたい場合には、倒された状
態から引き起こせば、フツク18はスプリング2
2の力により第5図中反時計方向に回動された状
態となつており、爪18a側が枠体8方向を向い
ているため、支柱を起す動作で爪18aと枠体8
とを係合でき、自動的にロツクされる。
なお、上述した実施例にあつてはロツクを解除
するために別個のキーを用いる構造を採用した
が、軸25と一体にレバーやノブを設けておけば
キーなどを必要とすることなく支柱を倒すことが
できる。
[効果] 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、支柱を基枠に対して回動自在に軸承させ、フ
ツクによるロツク解除を外部からの操作により行
なうことができるように構成されているため、倒
すだけで車を通過させることができ、従来のよう
に大がかりな設置が不要で、構造の簡単な低価格
の車止めを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図及び第2図は正面図及び側面図、第3図乃び第
4図は設置状態を説明する背面図及び側面図、第
5図はロツク機構を説明する分解斜視図、第6図
は支柱を倒した状態の縦断側面図、第7図は直立
状態の縦断側面図、第8図及び第9図は動作を説
明する縦断正面図である。 1……基枠、2……支柱、3……基板、4……
アンカーボルト、6……側壁、6a……背面壁、
8……枠体、9……支持枠、10……円筒部、1
1,13,25……軸、15……円筒、16……
スチールボール、17,22……スプリング、1
8……フツク、18a……爪、21……支軸、2
3……レバー、24……軸受部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 地面側にアンカーボルト4を介して固定され
    る基枠1と、この基枠1に軸11を介して回動
    自在に軸承された支柱2とを備え、前記基枠1
    の下端にはアンカーボルト4が取付けられる基
    板3が一体的に形成されており、その上面には
    横断面がほぼU字状に形成され、左右の側壁
    6,6と円弧状の背面壁6aから成る枠体7が
    突設されており、この枠体7で囲まれた状態で
    基板3には枠体7の軸線方向に沿つて枠体8が
    固定されており、前記支柱2は金属パイプから
    形成され、その下端には枠体8を覆うことがで
    き前記枠体8よりも枠体7の開放側に寄つた位
    置においてその一端を側壁6,6間に横架され
    た軸11に対して回動自在に軸承された筒状の
    支持枠9が嵌合固定され、支柱2の上端部近傍
    で、かつ支柱が倒れる側の側面を支柱2と直交
    した状態で貫通して固定された軸受部材24に
    回転自在に嵌合された軸25を設け、この軸2
    5の支柱2内側の端部にはレバー23の一端が
    固定され、このレバー23の他端には支軸21
    の上端が固定され、支軸21の下端は前記軸1
    1と直交する状態で支持枠9の円筒部10を横
    断して配置された軸13に回動自在に軸承さ
    れ、スプリング22によつて枠体8と係合する
    方向へ回動習性を与えられたフツク18の一端
    に連結されていることを特徴とする車止め。 (2) 支柱2の外面には前記軸受部材24の近傍に
    クツシヨン材26が固定され、支柱2の下端部
    には前記軸11と平行に円筒15が横断して設
    けられ、この円筒15の両端部にはスプリング
    17によつて枠体7の側壁6,6の内側面に押
    圧されるスチールボール16が回転自在に設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の車止め。
JP16675984U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0142623Y2 (ja)

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JP16675984U JPH0142623Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16675984U JPH0142623Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6180957U JPS6180957U (ja) 1986-05-29
JPH0142623Y2 true JPH0142623Y2 (ja) 1989-12-13

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JP16675984U Expired JPH0142623Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528080B2 (ja) * 1994-04-07 1996-08-28 建設省関東地方建設局長 侵入防止柵

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JPS6180957U (ja) 1986-05-29

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