JPH0684982B2 - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

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JPH0684982B2
JPH0684982B2 JP61104237A JP10423786A JPH0684982B2 JP H0684982 B2 JPH0684982 B2 JP H0684982B2 JP 61104237 A JP61104237 A JP 61104237A JP 10423786 A JP10423786 A JP 10423786A JP H0684982 B2 JPH0684982 B2 JP H0684982B2
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JP
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circuit
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diagnosed
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JP61104237A
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太 鶴田
丹一 安藤
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明はデイジタル回路における故障診断装置に関す
る。
《従来の技術》 従来、故障診断装置として、例えば正常に動作している
回路の測定用のプローブを接続し、この正常回路の動作
状態を記録し、次に、診断の対象となる回路に測定用の
プローブを接続し、この診断回路の動作を先に記録され
ている正常な回路のデータと比較して、一致していれば
正常、一致していなければ故障していると診断する装置
が知られている。
《発明が解決しようとする問題点》 ところで、このような故障診断装置では、回路の動作状
態をすべて記録するようにしている。このため、内容の
異なるデータも記録されてしまい正しく診断を行なえな
い場合があるという問題があつた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、測定毎に少
しずつ異なる動作をする被診断回路に対しても正しく故
障診断を行なうことができる故障診断装置を提供するこ
とを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 本発明は、上記目的を達成するため正常に動作する回路
で得られる基準データ及び被診断回路で得られる診断デ
ータのそれぞれからあらかじめ設定された所定条件に従
つてデータを選択する選択部と、選択部で選び出された
基準データ及び診断データを比較して被診断回路の故障
診断を行なう処理部とを備えたことを特徴とする。
《実施例》 第1図は本発明の一実施例の故障診断装置の構成を示す
ブロツク図である。
この故障診断装置は、ヘツド1、書き込み制御回路2、
データメモリ3、アドレスカウンタ4、CPU5、RAM6、入
力回路7、キーボード8、表示回路9、表示装置10から
構成される。
ヘツド1は診断の対象となる回路に接続され、回路の動
作状態を本装置に入力する。書き込み制御回路2は、デ
ータメモリ3に対して書き込み信号を出力し、アドレス
カウンタ4に対してカウント信号を出力する。データメ
モリ3は、書き込み制御回路2から書き込み信号を入力
したときに、アドレスカウンタ4から入力されたアドレ
ス信号により定まる番地にヘツド1から入力された、診
断の対象となる回路の状態を記録する。アドレスカウン
タ4は、データメモリ3にアドレス信号を出力し、書き
込み制御回路2からカウント信号が入力されたときに、
アドレス信号をカウントアツプする。CPU5は本装置全体
の制御を行なう。また、CPU5は故障診断を行なう制御部
を備えている。RAM6は正常な回路から得られたデータを
記録するのに使われる。入力回路7はキーボード8から
入力されたキー入力信号をCPU5に伝える。キーボード8
は利用者がキー操作を行なつた時に、キー入力信号を入
力回路7に出力する。表示回路9は、CPU5から送られて
来たデータを表示装置10に表示する。表示装置10は診断
の結果を利用者のために表示するのに用いられる。
なお、ヘツド1は複数本のヘツドピンを備え、それぞれ
のヘツドピンはコマンドではシンボルにより表現され
る。例えば4本のヘツドピン11,12,13,14があれば、そ
れぞれS1,S2,S3,S4をシンボルとして利用する。ヘツド
1の構成が異なる場合には、他のシンボルを用いてもよ
い。そして、本実施例では次のような内容を有するコマ
ンドが用いられる。
(a)登録コマンド 本装置を正常に動作する回路に接続して、登録コマンド
を入力すると、本装置はヘツド1から入力された信号を
記録した後記録されたデータを、後の診断の際に基準デ
ータとして用いるために記憶する。
登録コマンドには例えば次のようなシンボルが用いられ
る。
REF (b)データ入力コマンド 本装置を被診断回路に接続して、データ入力コマンドを
入力すると、本装置はヘツド1から入力された信号を記
録する。
データ入力コマンドには例えば次のようなシンボルが用
いられる。
DTA (c)条件設定コマンド この条件設定コマンドを用いて、ヘツド1から入力され
る信号の状態に対する条件を設定する。このコマンドに
より例えばヘツダピン11とヘツダピン12から信号が入力
されている、というような条件が設定される。なお、こ
のコマンドが設定されることによつてヘツド1は選択部
を形成することとなる。
本実施例では、条件設定を行なうコマンドは例えば次の
ような形式である。
SET〈論理式〉 ここで、〈論理式〉の部分には、ヘツダピン11,12,13,1
4を表わすシンボルS1,S2,S3,S4と論理和、論理積、論理
否定を表わす論理記号AND,OR,NOTを用いて設定する条件
を入力する。
例えば、次のコマンドはヘツダピン11とヘツダピン12か
ら信号が入力されたという条件を設定する。この例では
ヘツダピン13とヘツダピン14が記述されていないので、
ヘツダピン13とヘツダピン14の信号は無視される。
SET S1 AND S2 (d)診断コマンド 診断コマンドを入力すると本装置は、正常な回路から得
られたデータと被診断回路から得られたデータとを比較
し、一致する場合には正常と判定、一致しない場合には
故障と判定して、結果を表示装置に表示する。データの
比較を行なう際に、条件設定コマンドで設定した条件を
満たさないデータは無視され、一致しないものがある場
合でも、条件を満たすデータがすべて一致していれば正
常と判定される。このため、記録されたデータの一部
に、測定のたびに変化する部分がある場合でも、条件を
設定することにより正しく診断を行なうことが可能にな
る。
診断コマンドには、例えば次のシンボルが用いられる。
DIA なお、本実施例では(c)条件設定コマンドを用いた場
合について説明するが、(c)条件設定コマンドの代り
に次のようにコンパレータを構成し、このコンパレータ
を用いた条件設定を行なうようにしてもよい。
(イ)コンパレータの構成 コンパレータは複数のヘツダピンを1グループにまとめ
たものから構成される。コンパレータはコマンド中では
シンボルにより表記される。例えば、アドレス線、デー
タ線、ステータス線に接続されるヘツダピンから成るコ
ンパレータをそれぞれAC,DC,Sで表わす。1つのヘツダ
ピンのグループには例えばAC1,AC2,…のように複数のコ
ンパレータを割りあててもよい。
(ロ)コンパレータの設定 ここで説明するコマンドを用いてコンパレータに条件を
設定する。例えばこのコマンドは、次のような形式であ
る。
〈コンパレータ〉=〈式〉 〈式〉としては、〈コンパレータ〉にAC,DCを用いた場
合は数式を、Sを用いた場合は(RD(リード),WR(ラ
イト))のように指定する。このコマンドを用いれば、
アドレス線に接続されるヘツダピンに$Fが入力されて
いるという条件は AC=$F と記述される。これは、アドレス線に接続されるヘツダ
ピンをS1,S2,S3,S4として、 (c)条件設定コマンドを用い、 SET S1 AND S2 AND S3 AND S4 と設定したものに等しい。従つてコンパレータを用いた
条件の設定の方が(c)条件設定コマンドに比べ容易で
ある。
以上のように構成された故障診断装置は以下の手順で動
作する。
ST1:本装置のヘツド1を、正常に動作する回路に接続す
る。
ST2:対象となる回路を動作させ、キーボード8より登録
コマンドを入力する。
ST3:本装置のヘツド1を、回路から取りはずす。
ST4:本装置のヘツド1を被診断回路に接続する。
ST5:被診断回路を動作させ、キーボード8よりデータ入
力コマンドを入力する。
ST6:キーボード8よりコマンドを入力し、診断の条件を
設定する。
ST7:キーボードにより診断コマンドを入力する。
ST8:記録されたデータを比較して診断を行なう。
ST9:結果が表示装置10に表示される。
上記ST1〜ST9の処理手順についてさらに詳しく説明す
る。
A.正常に動作する回路への接続(ST1) 利用者はまず本装置のヘツド1を正常に動作する回路に
接続する。この段階では、本装置はデータの記録を行な
つていない。
B.正常に動作する回路のデータの記録(ST2) ヘツド1を接続した後、利用者は対象となる回路を動作
させ、キーボード8より登録コマンドを入力する。利用
者がキーボード8を操作するとキーボード8は入力回路
7にキー入力信号を出力する。入力回路は、キーボード
8より入力されたデータをCPU5に伝える。CPU5は入力回
路7より受け取つたデータから、登録コマンドと解釈す
る。CPU5は登録コマンドを受け取ると、書き込み制御回
路2を起動する。書き込み制御回路2がCPU5から起動さ
れるとデータの記録が開始される。書き込み制御回路2
は、起動すると、内部のクロツク信号に合わせて、内部
でのタイミング信号を生成し、このタイミング信号に合
わせて、データメモリ3に書き込み信号を出力し、アド
レスカウンタ4にカウント信号を出力する。本実施例で
は、書き込み制御回路2の内部にあるクロツク信号によ
りタイミング信号を生成したが、外部から入力した信号
をもとにタイミング信号を生成する構成も考えられる。
データメモリ3は、書き込み制御回路2から書き込み信
号を入力されると、そのときのヘツド1から入力されて
いる信号の状態をアドレスカウンタ4より入力されたア
ドレス信号の示す番地に記録する。アドレスカウンタ4
は、書き込み制御回路2から、カウント信号が入力され
ると、カウントアツプしアドレス信号の示す番地が1つ
増加する。書き込み制御回路2は、データメモリ3全体
にデータを書き込む回数だけ書き込み信号を出力すると
動作を停止する。CPU5はデータメモリ3全体にデータが
書き込まれる時間だけ待つた後、データメモリ3の内容
を読み出して、第2図に示すようにRAM6の当該エリアに
データを記録する。
C.被診断回路との接続(ST3,ST4) 正常な回路を動作させたときのデータをRAM6に記録した
後、利用者は、ヘツド1を取りはずして、被診断回路に
接続する。
D.被診断回路のデータの記録(ST5) 利用者は、本装置に被診断回路2を接続した後、被診断
回路を動作させ、キーボード8よりデータ入力コマンド
入力する。キーボード8は入力回路7にキー入力信号を
出力する。入力回路7はキーボード8より入力されたデ
ータをCPU5に伝える。CPU5は入力回路7から受け取つた
データから、データ入力コマンドと解釈する。CPU5はデ
ータ入力コマンドを受け取ると、書き込み制御回路2を
起動し、正常な回路のデータを記録したときと同様に被
診断回路のデータを記録する。CPU5はデータメモリ3に
データが書き込まれるまで待つた後、次のコマンドを受
け付ける状態になる。
E.診断条件の設定(ST6) 利用者は診断コマンドを入力する前に診断条件の設定を
行なう。診断条件の設定は、条件設定コマンドにより行
なわれる。利用者が条件設定コマンドをキーボード8よ
り入力すると、キーボード8は入力回路7にキー入力信
号を出力する。入力回路7はキーボード8より入力され
たデータをCPU5に伝える。CPU5は入力回路7から受け取
つたデータを解釈し、条件設定コマンドであるので、条
件の部分を第2図に示すようにRAM6の診断の条件を記録
するエリアに記録する。
F.診断(ST7,ST8,ST9) 利用者は、診断条件を設定した後、キーボード8から診
断コマンドを入力する。利用者が診断コマンドを入力す
ると、キーボード8は入力回路7にキー入力信号を出力
する。入力回路7は、キーボード8より入力されたデー
タをCPU5に伝える。CPU5は入力回路7から受け取つたデ
ータを解釈し、診断コマンドであるので、RAM6に記録さ
れた条件で正常な回路から得たデータと被診断回路から
得たデータを比較する。条件を満たすデータを比較した
結果、一致すれば正常、一致しなければ故障と判定し、
この判定結果を表示回路9を介して表示装置10に表示す
る。
《発明の効果》 以上説明したように、本発明は正常な回路から得られた
データおよび被診断回路から得られるデータのそれぞれ
から所定の選択条件に適合するデータを選び出し、選び
出されたそれぞれのデータを比較するようにしており、
測定毎に異なる動作を行なう被診断回路に対しても正し
く故障診断を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の故障診断装置の構成を示す
ブロツク図、第2図は同装置のRAMのメモリマツプであ
る。 1……ヘツド、2……書き込み制御回路、3……データ
メモリ、5……CPU、6……RAM、8……キーボード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正常に動作する回路で得られる基準データ
    及び被診断回路で得られる診断データのそれぞれからあ
    らかじめ設定された所定条件に従つてデータを選択する
    選択部と、選択部で選び出された基準データ及び診断デ
    ータを比較して被診断回路の故障診断を行なう処理部と
    を備えたことを特徴とする故障診断装置。
JP61104237A 1986-05-07 1986-05-07 故障診断装置 Expired - Lifetime JPH0684982B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61104237A JPH0684982B2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07 故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61104237A JPH0684982B2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07 故障診断装置

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JPS62261082A JPS62261082A (ja) 1987-11-13
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