JPH068486A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH068486A
JPH068486A JP16576592A JP16576592A JPH068486A JP H068486 A JPH068486 A JP H068486A JP 16576592 A JP16576592 A JP 16576592A JP 16576592 A JP16576592 A JP 16576592A JP H068486 A JPH068486 A JP H068486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
heat
ink holding
holding belt
thermal head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16576592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Yagi
智仁 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP16576592A priority Critical patent/JPH068486A/ja
Publication of JPH068486A publication Critical patent/JPH068486A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】インク保持帯を容易に交換できる。 【構成】この熱転写記録装置は、常温で固体で加熱する
と流動性が増加する熱溶融性インク6を貯蔵しヒータ1
0を有するインク貯蔵槽7内に設けられたインク補充部
材9により環状のインク保持帯1の一方の面にインク層
を形成しインク層をサーマルヘッド3により局部的に加
熱溶融した熱溶融性インク6を記録紙2に転写させる熱
転写記録手段を備える。また、インク保持帯1の走行を
案内する少なくとも2本のローラ4aおよび4bとサー
マルヘッド3とで構成するユニット5の一端部の支軸2
0を中心に開閉可能な手段と、インク保持帯1の走行を
案内するローラ4aを支持し支軸25の回りに回転可能
なアーム21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録装置に関し、
特に再生可能なインクフィルムを使用し普通紙などの媒
体に印字ができる熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱転写記録装置は、イン
ク補充部材によりインク保持帯の表面にインク層を形成
する。インク層は、砂目状または浅い溝を形成したイン
ク補充部材の表面の凹部に満たした熱溶融性インクをイ
ンク保持帯の表面に塗布することで生成される。また、
ステンレスまたはブロンズの粉体を焼結して焼き固めた
インク補充部材はそのメッシュの径が20〜100μ程
度の細かな粒子を濾過できるので、その中から熱溶融性
インクを染み出させることによりインク保持帯の表面に
熱溶融性インクを塗布することでインク層を生成するこ
ともできる。通常環状のインク保持帯はインク補充部材
により繰り返し熱溶融性インクを塗布されることにより
インク層が形成される。このインク層をサーマルヘッド
で加熱し記録紙に転写することにより印字が行なわれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インク補充部材は熱溶
融性インクを塗布するためには熱溶融性インクの融点以
上に加熱されている必要がある。このためインク補充部
材はヒータを備えたインク貯蔵槽のインクの中にあり常
に熱溶融性インクと同じ温度になっている。インク保持
帯は熱溶融性インクを塗布される度に毎回この高熱にさ
らされ熱収縮等の損傷を受ける。さらにまたインク保持
帯は印字過程においてもサーマルヘッドにより熱溶融性
インクが溶融可能な熱を供給され熱的損傷を受ける。ま
た、環状のインク保持帯を安定走行させるためにはイン
ク保持帯にある程度の張力を付加する必要がある。この
張力によりインク保持帯は徐々に機械的な損傷を受け
る。
【0004】上述した原因により長時間インク保持帯を
使用すると、インク保持帯はしわが入ったり最悪の場合
には切れてしまうので、容易に交換できる必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写記録装置
は、常温で固体で加熱すると流動性が増加する熱溶融性
インクを貯蔵し加熱手段を有するインク貯蔵槽内に設け
られたインク補充部材により環状のインク保持帯の一方
の面にインク層を形成し前記インク層をサーマルヘッド
により局部的に加熱溶融した前記熱溶融性インクを記録
紙に転写させる熱転写記録手段と、前記インク保持帯の
走行を案内する少なくとも2本のローラと前記サーマル
ヘッドとで構成する機構部の一端部の第1の支軸を中心
に開閉可能な手段とを備える。また、本発明の熱転写記
録装置は、前記インク保持帯の走行を案内する前記ロー
ラの1本を支持するアームが前記機構部内の第2の支軸
の回りに回転可能であることを特徴とする。
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例によるリインキング機構を
有するライン型熱転写記録装置の平面図、図2は図1に
おける正面図、第3図はその側面図である。この実施例
の熱転写記録装置において、インク保持帯1はポリイミ
ドまたはポリアラミドの材質の帯状耐熱性フィルムの両
端を接合して環状にし、その外側面にはワックスおよび
樹脂にカーボンブラックを混合した熱溶融性インク6が
塗布されている。インク保持帯1の外側面の一部と記録
紙2とはサーマルヘッド3の発熱体部とプラテンローラ
8とで圧接されている。この熱溶融性インク6が塗布さ
れたインク保持帯1はサーマルヘッド3によって印字さ
れると同時に図示省略のプラテンローラ8の駆動手段と
2本のローラ4aおよび4bとにより搬送される。イン
ク貯蔵槽7は熱伝導性のよいアルミ等の金属から成り、
内部に熱溶融性インク6を収容する。インク貯蔵槽7の
底面に設置されたヒータ10は熱溶融性インク6の融点
よりも若干高い一定の温度を維持し、インク貯蔵槽7の
中の熱溶融性インク6を液体状に溶かす。インク補充部
材9はステンレスまたはアルミのローラであり、その表
面はサンドブラスト等の加工にて粗面状にしたり、浅い
ナール状の溝を形成したり、もしくはクロム等のメッキ
を施した後エッチング処理によりセル溝を形成したりし
てある。インク保持帯1の走行を案内する2本のローラ
4aおよび4bはサーマルヘッド3とともにユニット5
としてまとめられていて、このユニット5は支軸20を
中心に矢印A方向に開閉可能に設置されている。さらに
インク保持帯1を案内するローラ4aは、左右に設けら
れたアーム21により支持され、アーム21は支軸25
に関して矢印B方向に回転可能である。
【0006】上述した構成において、サーマルヘッド3
に図示省略の制御回路から駆動信号が与えられると、こ
の駆動信号に基づいてサーマルヘッド3の発熱体が発熱
し、その熱でインク保持帯1上の熱溶融性インク6は加
熱溶融し記録紙2に転写される。プラテンローラ8は図
3の矢印C方向に回転してインク保持帯1を順次搬送す
る。搬送されたインク保持帯1に接触しているインク補
充部材9はインク保持帯1の走行と共に回転する。イン
ク貯蔵槽7の中で液体状に溶融された熱溶融性インク6
はインク補充部材9表面の凹部に充填されインク保持帯
1表面に塗布される。ここでインク保持帯1表面に均一
なインク膜が形成され、再度サーマルヘッド3により繰
り返し印字がなされる。インク補充部材9は熱溶融性イ
ンク6を塗布するためには熱溶融性インク6の融点以上
に加熱されている必要がある。このためインク補充部材
9はヒータ10を備えたインク貯蔵槽7の熱溶融性イン
ク6の中で常に熱溶融性インク6と同じ温度になってい
る。インク保持帯1は熱溶融性インク6を塗布される度
に毎回この高熱にさらされ熱収縮等の損傷を受ける。さ
らにまたインク保持帯1は印字過程においてもサーマル
ヘッド3により熱溶融性インク6が溶融可能な熱を供給
され熱的損傷を受ける。また、環状のインク保持帯1を
安定走行させるためにはインク保持帯1にある程度の張
力を付加する必要がある。この張力によりインク保持帯
1は徐々に機械的な損傷を受る。このような原因により
長時間インク保持帯1を使用すると、インク保持帯1は
しわが入ったり最悪の場合には切れてしまう。このとき
インク保持帯1の走行を案内する2本のローラ4aおよ
び4bとサーマルヘッド3とをまとめたユニット5が支
軸20を中心に矢印A方向に開閉可能に設置されている
ため、ユニット5を開くことにより、切れたりしわが入
ったインク保持帯1を容易に交換できる。またインク保
持帯1を案内するローラ4aは、アーム21をユニット
5に設けられた支軸25に関して矢印B方向に折り曲げ
ることにより2本のローラ4aおよび4bの軸間距離が
短くなり、より簡単にインク保持帯1を交換することが
できる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク保持帯の走行を案内する少なくとも2本のローラ
とサーマルヘッドとで構成する機構部の一端部の第1の
支軸を中心に開閉可能にし、さらに、インク保持帯の走
行を案内するローラの1本を支持するアームが機構部内
の第2の支軸の回りに回転可能にすることにより、イン
ク保持帯を容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す平面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における側面図である。
【符号の説明】
1 インク保持帯 2 記録紙 3 サーマルヘッド 4a,4b ローラ 5 ユニット 6 熱溶融性インク 7 インク貯蔵槽 8 プラテンローラ 9 インク補充部材 10 ヒータ 20 支軸 21 アーム 25 支軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温で固体で加熱すると流動性が増加す
    る熱溶融性インクを貯蔵し加熱手段を有するインク貯蔵
    槽内に設けられたインク補充部材により環状のインク保
    持帯の一方の面にインク層を形成し前記インク層をサー
    マルヘッドにより局部的に加熱溶融した前記熱溶融性イ
    ンクを記録紙に転写させる熱転写記録手段と、前記イン
    ク保持帯の走行を案内する少なくとも2本のローラと前
    記サーマルヘッドとで構成する機構部の一端部の第1の
    支軸を中心に開閉可能な手段とを備えることを特徴とす
    る熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク保持帯の走行を案内する前記
    ローラの1本を支持するアームが前記機構部内の第2の
    支軸の回りに回転可能であることを特徴とする請求項1
    記載の熱転写記録装置。
JP16576592A 1992-06-24 1992-06-24 熱転写記録装置 Withdrawn JPH068486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16576592A JPH068486A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16576592A JPH068486A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068486A true JPH068486A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15818621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16576592A Withdrawn JPH068486A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 熱転写記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH068486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9028625B2 (en) 2004-10-21 2015-05-12 Nippon Steel Materials Co., Ltd. High Al-content steel sheet excellent in workability and method of production of same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9028625B2 (en) 2004-10-21 2015-05-12 Nippon Steel Materials Co., Ltd. High Al-content steel sheet excellent in workability and method of production of same
US9616411B2 (en) 2004-10-21 2017-04-11 Nippon Steel & Sumkin Materials Co., Ltd. High Al-content steel sheet excellent in workability and method of production of same

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831