JPH0684619U - 車両用灯具のキャップ固定構造 - Google Patents

車両用灯具のキャップ固定構造

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JPH0684619U
JPH0684619U JP2457893U JP2457893U JPH0684619U JP H0684619 U JPH0684619 U JP H0684619U JP 2457893 U JP2457893 U JP 2457893U JP 2457893 U JP2457893 U JP 2457893U JP H0684619 U JPH0684619 U JP H0684619U
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JP
Japan
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cap
flange
housing
valve
socket
Prior art date
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Pending
Application number
JP2457893U
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Inventor
明人 西尾
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定用別部材を用いることなくバルブとキャッ
プとを固定することができ、しかも、バルブ及びキャッ
プのハウジングへの固定作業時間の短縮化を実現するこ
とができる車両用灯具のキャップ固定構造を提供する。 【構成】ハウジング12の裏面12bにバルブ挿入開口
12cを取り巻くように円筒部12dが形成され、円筒
部12dの内壁面12gに裏面12bと離間するフラン
ジ12hが形成され、バルブ15を装着したソケット1
6の外壁面16aに鍔部16bが形成され、バルブ15
を覆うキャップ18に鍔部18aが形成され、ソケット
16のハウジング12への保持操作と同時にキャップ1
8を固定すべく裏面12bとフランジ12hとの間で各
鍔部16b,18aを挟持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バルブからの出射光を特定の有色光で投射するようにフィルム機能 を有するキャップでバルブを覆った車両用灯具のキャップ固定構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ハウジングの開口部を無色又は白色透明なアウタレンズで閉成 すると共に、ハウジングに保持されたバルブをハウジングに固定した有色透明な キャップで覆ったコーナーリングランプ内蔵型の車幅灯や、フォグランプ或はリ ヤコンビネーションランプ等の車両用灯具がある。
【0003】 図8(A),(B)は、斯かる車両用灯具1の一例を示し、2は所定形状に形 成されたハウジング、3はハウジング2の開口部2aを閉成するアウタレンズ、 4はアウタレンズ3をハウジング2に固定するための接着部材、5はバルブ、6 はバルブ5をハウジング2に保持させるためのソケット、7は配線コード、8は パッキン、9はバルブ5を覆う有色透明なキャップである。
【0004】 ソケット6には放射状に複数(例えば、4等分点)の突起6a,6a…が突出 形成されていて、図8(B)に示すように、ハウジング2に形成されたバルブ挿 入開口2bに開口する複数(突起6aと同一)の凹部2c,2c…に突起6a, 6a…を挿入した後、ソケット6を回転させることによりハウジング2にソケッ ト6が固定される。
【0005】 キャップ9の開口縁部9aには突起9b,9b(例えば、2ヶ所)が一体に形 成されていて、図9に示すように、突起9b(一方のみ図示)に金属製の薄肉ク リップ10を嵌着し、ハウジング2に形成された凹部2dに薄肉クリップ10を 圧入することによりキャップ9がハウジング2に固定される。
【0006】 薄肉クリップ10は、図10に示すように、略円筒状の胴部10aの内径が可 変するように軸線に沿うスリット10bが形成されている。また、薄肉クリップ 10の胴部10aには爪10c,10cが切り起こしにより形成されていて、こ の爪10c,10cが凹部2d,2dの内壁面に食い込むことによりキャップ9 のガタや抜けが防止される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された車両用灯具のキャップ固定構造にあっては、 ソケット6及びキャップ9のハウジング2への固定を別々に行う構造であるため に固定作業が面倒であるばかりでなく、複数の薄肉クリップ10を使用しなけれ ばキャップ9の固定が不安定となるために部品点数が増し、しかも、薄肉クリッ プ10を突起9bに固定するための作業が別に必要となり、コストが全体的に高 騰するという問題が生じていた。
【0008】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、薄肉クリップ等の固定用別部 材を用いることなくバルブとキャップとを固定することができ、しかも、バルブ 及びキャップのハウジングへの固定作業時間の短縮化を実現することができる車 両用灯具のキャップ固定構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、ハウジングの裏面にバルブ挿入開口を取 り巻くように円筒部が形成され、該円筒部の内壁面に前記裏面と離間するフラン ジが形成され、バルブを装着したソケットの外壁面に鍔部が形成され、前記バル ブを覆うキャップの開口縁部に鍔部が形成され、前記ソケットの前記ハウジング への保持操作と同時に前記キャップを固定すべく前記裏面と前記フランジとの間 で前記各鍔部を挟持させたことを要旨とする。
【0010】
【作用】 このような構成においては、バルブ挿入開口を取り巻くように円筒部がハウジ ングの裏面に形成され、この裏面と離間するフランジが円筒部の内壁面に形成さ れ、鍔部がバルブを装着したソケットの外壁面とバルブを覆うキャップの開口縁 部にそれぞれ形成され、裏面とフランジとの間で各鍔部を挟持させることにより ソケットとキャップのハウジングへの保持操作が同時に行なわれる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の車両用灯具のキャップ固定構造の実施例を図1乃至図7に基づ いて説明する。
【0012】 図1及び図2において、車両用灯具11は、所定形状に形成されたハウジング 12と、ハウジング12の開口部12aを閉成するアウタレンズ13と、アウタ レンズ13をハウジング12に固定するための接着部材14と、バルブ15と、 バルブ15をハウジング12に保持させるためのソケット16と、パッキン17 と、バルブ15を覆う有色透明なキャップ18とを備えている。
【0013】 ハウジング12の裏面12bにはバルブ15を挿入させるためのバルブ挿入開 口12cが形成されている。また、この裏面12bには、図3及び図4に示すよ うに、バルブ挿入開口12cを取り巻くようにバルブ挿入開口12cの径よりも 大径な円筒部12dが形成されている。さらに、裏面12bと側面12eとの境 界部分には薄肉ヒンジ12fを介して環状のリング部材19が円筒部12d内に 挿脱可能となるようにハウジング12と一体に形成されている。
【0014】 円筒部12dの内壁面12gには裏面12bと離間し且つ所定間隔(例えば、 3等分点)を存してフランジ12h,12h…が形成されている。また、円筒部 12dには、その端面に開口する凹部12iが形成されている。この凹部12i には、リング部材19を円筒部12d内に位置させた場合に薄肉ヒンジ12fが 位置する。
【0015】 一方、リング部材19は、バルブ15を挿入させるための開口部19aが形成 されている。また、リング部材19には端面に開口する凹部19b,19b…が ハウジング12のフランジ12h,12h…に対応するように形成されている。 さらに、リング部材19の一面には環状のパッキン20が固定されている。
【0016】 ソケット16の外壁面16aには上下一対の鍔部16b,16cが所定間隔を 存して一体に形成されている。パッキン17は、この上下の鍔部16b,16c の間に位置して設けられている。また、鍔部16bには、図5に示すように、端 面に開口する凹部16d,16d…がハウジング12のフランジ12h,12h …に対応するように形成されている。
【0017】 キャップ18の開口縁部には鍔部18aが形成されている。この鍔部18aに は、図6に示すように、端面に開口する凹部18b,18b…がハウジング12 のフランジ12h,12h…に対応するように形成されている。
【0018】 上記の構成において、バルブ15とキャップ18をハウジング12に固定させ るには、先ず、キャップ18をバルブ挿入開口12cに挿入しつつ凹部18bと フランジ12hとを一致させて鍔部18aを裏面12bとフランジ12hとの間 に位置させる。
【0019】 次に、薄肉ヒンジ12fを折り曲げつつ凹部19bとフランジ12hとを一致 させてリング部材19を円筒部12d内に挿入して鍔部18aとフランジ12h との間に位置させる。
【0020】 さらに、この状態からソケット16に保持されたバルブ15をバルブ挿入開口 12cから挿入してキャップ18内に位置させると共に、凹部16dとフランジ 12hとを一致させて鍔部16bを鍔部18aとフランジ12hとの間に位置さ せる。
【0021】 従って、裏面12bとフランジ12hとの間には、キャップ18の鍔部18a と、リング部材19と、ソケット16の鍔部16bが位置している。
【0022】 そして、この状態から、ソケット16を光軸を中心として回転させることによ りフランジ12hと凹部16dとの一致状態が解除され、フランジ12hに鍔部 16bが重なり合って裏面12bとフランジ12hとの協同によりキャップ18 とソケット16とが固定される。
【0023】 このとき、これら裏面12b、鍔部18a、リング部材19、鍔部16b、フ ランジ12h及び鍔部16cは、各パッキン17,20の弾性により密着した状 態で重なり合っているため、その固定は強固なものとなる。
【0024】 ところで、図7に示すように、リング部材19を廃止してソケット16の鍔部 16bとキャップ18の鍔部18aの何れか一方の対向面にパッキン21を一体 に設けることにより裏面12b、鍔部18a、リング部材19、鍔部16b、フ ランジ12hの密着性を確保することも可能である。尚、図7において、上記実 施例と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】
【考案の効果】
以上説明した様に、本考案の車両用灯具のキャップ固定構造にあっては、ハウ ジングの裏面にバルブ挿入開口を取り巻くように円筒部が形成され、該円筒部の 内壁面に前記裏面と離間するフランジが形成され、バルブを装着したソケットの 外壁面に鍔部が形成され、前記バルブを覆うキャップの開口縁部に鍔部が形成さ れ、前記ソケットの前記ハウジングへの保持操作と同時に前記キャップを固定す べく前記裏面と前記フランジとの間で前記各鍔部を挟持させたことにより、薄肉 クリップ等の固定用別部材を用いることなくバルブとキャップとを固定すること ができ、しかも、バルブ及びキャップのハウジングへの固定作業時間の短縮化を 実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具のキャップ固定構造を示す
キャップ固定状態の要部の断面図である。
【図2】同じくキャップ固定前の要部の断面図である。
【図3】同じくハウジングの要部の斜視図である。
【図4】同じくハウジングの要部の背面図である。
【図5】同じくソケットの平面図である。
【図6】同じくキャップの平面図である。
【図7】本考案の車両用灯具のキャップ固定構造の変形
例を示すキャップ固定状態の要部の断面図である。
【図8】従来の車両用灯具のキャップ固定構造を示し、
(A)はキャップ固定状態の車両用灯具の断面図、
(B)はハウジングの要部の背面図である。
【図9】同じく要部の拡大断面図である。
【図10】同じく薄肉クリップの拡大正面図である。
【符号の説明】
11…車両用灯具 12…ハウジング 12b…裏面 12c…バルブ挿入開口 12d…円筒部 12g…内壁面 12h…フランジ 15…バルブ 16…ソケット 16a…外壁面 16b…鍔部 18…キャップ 18a…鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの裏面にバルブ挿入開口を取
    り巻くように円筒部が形成され、該円筒部の内壁面に前
    記裏面と離間するフランジが形成され、バルブを装着し
    たソケットの外壁面に鍔部が形成され、前記バルブを覆
    うキャップの開口縁部に鍔部が形成され、前記ソケット
    の前記ハウジングへの保持操作と同時に前記キャップを
    固定すべく前記裏面と前記フランジとの間で前記各鍔部
    を挟持させたことを特徴とする車両用灯具のキャップ固
    定構造。
JP2457893U 1993-05-12 1993-05-12 車両用灯具のキャップ固定構造 Pending JPH0684619U (ja)

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