JPH0684597U - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPH0684597U
JPH0684597U JP2190293U JP2190293U JPH0684597U JP H0684597 U JPH0684597 U JP H0684597U JP 2190293 U JP2190293 U JP 2190293U JP 2190293 U JP2190293 U JP 2190293U JP H0684597 U JPH0684597 U JP H0684597U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
chassis
connecting piece
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2190293U
Other languages
English (en)
Inventor
康雄 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2190293U priority Critical patent/JPH0684597U/ja
Publication of JPH0684597U publication Critical patent/JPH0684597U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メカニズム本体をプリント基板と共にシャー
シ上に確実に固定することのできる記録再生装置を提供
する。 【構成】 予めメカニズム本体4と一体化されるブラケ
ット3に連結片3bと押圧片3cとを設け、プリント基
板2に連結片3bが挿通される開口7を設け、この開口
7内で連結片3bとシャーシ1の支持部1aとを直接ね
じ止めすると共に、押圧片3cと支持部1aとでプリン
ト基板2を挟持した。 【効果】 使用環境の温度変化に伴うプリント基板の板
厚方向の変動を、プリント基板を挟持するシャーシと押
圧片との間で吸収でき、連結片とシャーシとのねじ止め
部分に変動時のストレスが作用しないようにできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カセットテープレコーダやCDプレーヤ等の記録再生装置に係り、 特に、メカニズム本体をプリント基板と共にシャーシ上に固定するための取付け 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車載用カセットテープレコーダにあっては、磁気ヘッドやテープ走行系 部品等からなるメカニズム本体と、このメカニズム本体の駆動回路等を実装した プリント基板とを、箱形のシャーシの内部にねじを用いて固定し、このようにユ ニット化した状態で車両の適宜位置に組み込むという方法が採用されている。
【0003】 図6はかかるカセットテープレコーダの従来例を示す要部断面図であり、図中 1は鉄板等からなるシャーシを示し、該シャーシ1には複数の支持部1a(図は それの1つを示している)が折り曲げ形成されている。これらの支持部1a上に はプリント基板2が載置されており、図示しないが、該プリント基板2には後述 するメカニズム本体の駆動回路等が実装されている。プリント基板2上には金属 製のブラケット3が載置されており、該ブラケット3には前記支持部1aの方向 に延びる垂下片3aと、この垂下片3aの下端から水平方向に延びる連結片3b とが折り曲げ形成されており、これら垂下片3aと連結片3bとは全体的にL字 状をなしている。また、ブラケット3上にはメカニズム本体4が適宜固定手段を 用いて予め一体化されており、該メカニズム本体4は図示省略した磁気ヘッドや テープ走行系部品等によって構成されている。
【0004】 シャーシ1の支持部1aとブラケット3の連結片3bとはプリント基板2を介 して同軸上に配置されており、これら支持部1aとプリント基板2および連結片 3bにはそれぞれ透孔が穿設されている。これらの透孔には上方からねじ5が挿 入されており、該ねじ5をナット6に対して締め付けることにより、シャーシ1 とプリント基板2およびブラケット3に固定されたメカニズム本体4の三者は、 互いに一体化されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来のカセットテープレコーダは、フェノール樹脂やエポ キシ樹脂等からなるプリント基板2を金属材からなる支持部1aと連結片3bと で挟持し、これらの三部材をねじ5とナット6を用いて共締めするように構成さ れているため、使用環境の温度変化に伴って各部材が収縮/膨張を繰り返すと、 支持部1aと連結片3bに対してプリント基板2が異なる収縮率をもって板厚方 向に変動し、その時のストレスでねじ5に緩みが発生するという問題があった。 なお、このようにねじ5が緩むと、重量部材であるメカニズム本体4にガタが発 生するため、騒音の原因となったり、メカニズム本体4が故障する等の不具合が 発生する。
【0006】 本考案は、上記した従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、使 用環境の温度変化に起因するねじの緩みを防止し、メカニズム本体をプリント基 板と共にシャーシ上に確実に固定することのできる記録再生装置を提供すること にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、メカニズム本体をプリント基板と共に シャーシ上に固定する記録再生装置において、前記メカニズム本体に連結片と押 圧片とを設け、前記プリント基板に前記連結片が挿通可能な開口を設け、この開 口内で前記連結片と前記シャーシとを直接ねじ止めすると共に、前記押圧片と前 記シャーシとで前記プリント基板を挟持したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
使用環境の温度変化に伴ってプリント基板が板厚方向に変動した場合、その変 動はプリント基板を挟持するシャーシと押圧片との間で吸収され、連結片とシャ ーシとのねじ止め部分には変動時のストレスは作用しない。したがって、ねじの 緩みは防止され、長期にわたりメカニズム本体をシャーシ上に確実に固定するこ とができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の第1実施例に係る記録再生装置の要部断面図、図2はその分解 斜視図であり、図6に対応する部分には同一符号を付してある。
【0010】 図1および図2に示すように、鉄板等からなるシャーシ1には支持部1aが折 り曲げ形成されており、この支持部1a上にはフェノール樹脂やエポキシ樹脂等 を母材とするプリント基板2が載置されている。プリント基板2には後述するメ カニズム本体の駆動回路(図示せず)等が実装されており、所定位置には開口7 が設けられている。このプリント基板2上には金属製のブラケット3が載置され ており、該ブラケット3には支持部1aの上面とほぼ同一の幅をもって下方に延 びる垂下片3aが設けられている。さらに、垂下片3aの下端中央にはプリント 基板2の開口7とほぼ同形状の1つの連結片3bがL字状に折り曲げ形成されて おり、垂下片3aの下端両側には該連結片3bより幾分上方に位置する一対の押 圧片3cがL字状に折り曲げ形成されている。この連結片3bは前記プリント基 板2の開口7を挿通してシャーシ1の支持部1a上面と当接しており、これら連 結片3bと支持部1aとは、両者の透孔8,9に挿入されたねじ5と該ねじ5に 螺合するナット6とによって固定されている。一方、両押圧片3cは開口7の周 縁部でプリント基板2の上面と当接しており、プリント基板2は押圧片3cと支 持部1aとで挟持されている。また、前記ブラケット3上にはメカニズム本体4 が適宜固定手段を用いて予め一体化されており、該メカニズム本体4は図示省略 した磁気ヘッドやテープ走行系部品等によって構成されている。
【0011】 このように概略構成されたカセットテープレコーダを組み立てるに際しては、 シャーシ1の支持部1a上に開口7が一致するようプリント基板2を載置した後 、予めメカニズム本体4と一体化したブラケット3を、その連結片3bが開口7 を挿通して支持部1aの上面と当接するようプリント基板2上に載置する。しか る後、連結片3bと支持部1aのそれぞれの透孔8,9の上方からねじ5を挿入 し、該ねじ5にナット6を螺合して両者を締め付けると、シャーシ1とブラケッ ト3は支持部1aと連結片3bとの当接部分で直接ねじ止めされ、プリント基板 2は押圧片3cと支持部1aとで挟持されると共に、その水平方向の移動が開口 7と連結片3bとの当接によって規制されるため、シャーシ1とプリント基板2 およびブラケット3に固定されたメカニズム本体4の三者は、一つの部材として ユニット化される。そして、このようにユニット化されたカセットテープレコー ダは、車両のコンソールボックス等の適宜位置に組み込まれて使用される。
【0012】 使用に際し、環境温度変化に伴って各部材が収縮/膨張を繰り返すと、フェノ ール樹脂やエポキシ樹脂等からなるプリント基板2と金属材からなるシャーシ1 およびブラケット3とは、互いに異なる収縮率をもって変動する。その結果、支 持部1aと押圧片3cとの間に挟持されたプリント基板2は、これら支持部1a と押圧片3cに対して板厚方向に変動するが、その変動は押圧片3cが自身の弾 性によって変形したり、支持部1aと押圧片3c間に生じる僅かなガタとして吸 収され、変動時のストレスがねじ5に作用することはない。したがって、連結片 3bと支持部1aを固定するねじ5の緩みは防止され、長期にわたりメカニズム 本体4はシャーシ1上に確実に固定される。
【0013】 図3は本考案の他の実施例に係る記録再生装置の要部断面図であり、図1に対 応する部分には同一符号を付してある。本実施例が前述した第1実施例と異なる 点は、押圧片3cの下面にゴムやスポンジ等の弾性体10を貼着したことにあり 、その余の構成は基本的に同じである。
【0014】 このように構成された実施例にあっては、プリント基板2の板厚方向の変動が 弾性体10の変形によって吸収されるため、第1実施例の効果に加え、プリント 基板2のガタを防止できるという効果を奏する。また、プリント基板2のガタが 弾性体10によって確実に防止されるため、プリント基板2と支持部1aとの接 触部分を介して駆動回路のアースを取ることが可能になり、アースの取り出し構 造を簡略化できるのみならず、その電気的接続状態を長期にわたり良好に保つこ とができる。
【0015】 なお、プリント基板2の板厚方向の変動を吸収する手段として、図4に示すよ うに、押圧片3cにスリット11を形成したり、図5に示すように、垂下片3a における押圧片3cと連続する部分に半円筒状の膨出部12を形成し、これらス リット11や膨出部12によって押圧片3cに弾性力を付与するようにしてもよ い。
【0016】 また、上記各実施例では、ねじ5とナット6を用いて連結片3bを支持部1a にねじ止めする場合について説明したが、ナット6の代わりにバーリング加工等 によって支持部1aに雌ねじ部を形成し、この雌ねじ部にねじ5を螺合してもよ い。
【0017】 さらに、上記各実施例では、記録再生装置の一例としてカセットテープレコー ダを挙げて説明したが、本考案がCDプレーヤに代表されるディスクプレーヤ等 の他の記録再生装置にも適用できるのはいうまでもないことである。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、使用環境の温度変化に伴ってプリント 基板が板厚方向に変動した場合、その変動はプリント基板を挟持するシャーシと 押圧片との間で吸収され、連結片とシャーシとのねじ止め部分に変動時のストレ スは作用しないため、ねじの緩みが防止され、長期にわたりメカニズム本体をシ ャーシ上に確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る記録再生装置の要部
断面図である。
【図2】図1の記録再生装置の分解斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る記録再生装置の要部
断面図である。
【図4】押圧片の変形例を示す要部の斜視図である。
【図5】押圧片の他の変形例を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】従来例に係る記録再生装置の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シャーシ 1a 支持部 2 プリント基板 3 ブラケット 3a 垂下片 3b 連結片 3c 押圧片 4 メカニズム本体 5 ねじ 6 ナット 7 開口 8,9 透孔 10 弾性体 11 スリット 12 膨出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカニズム本体をプリント基板と共にシ
    ャーシ上に固定する記録再生装置において、前記メカニ
    ズム本体に連結片と押圧片とを設け、前記プリント基板
    に前記連結片が挿通可能な開口を設け、この開口内で前
    記連結片と前記シャーシとを直接ねじ止めすると共に、
    前記押圧片と前記シャーシとで前記プリント基板を挟持
    したことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記押圧片に
    前記プリント基板の板厚方向に変形可能な弾性手段を設
    けたことを特徴とする記録再生装置。
JP2190293U 1993-04-26 1993-04-26 記録再生装置 Withdrawn JPH0684597U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2190293U JPH0684597U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2190293U JPH0684597U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684597U true JPH0684597U (ja) 1994-12-02

Family

ID=12068043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2190293U Withdrawn JPH0684597U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0684597U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2717985B2 (ja) ディスク装置
JPH0684597U (ja) 記録再生装置
JP2529329Y2 (ja) 情報読取装置の制振装置
JPH0810903Y2 (ja) 記録再生装置
JPH0536306Y2 (ja)
JPH0343748Y2 (ja)
US5680279A (en) Audio head assembly for use in a video cassette recorder
JP2550907B2 (ja) 記録再生装置の取付装置
JPS598391Y2 (ja) 電子装置の収納装置
JPH05226858A (ja) プリント基板の取付け構造
KR910000594Y1 (ko) 테이프 레코더 기구 유닛
JPH064478Y2 (ja) 光デイスク装置の支持構造
JPH0538474Y2 (ja)
JP3906523B2 (ja) ギヤ装置及び該ギヤ装置を備えた記録及び/又は再生装置
JPS5927644Y2 (ja) 基板の取付け構造
JPH03250470A (ja) 磁気ディスク装置
JPS6029093Y2 (ja) 音響機器における表示装置
JPS596483Y2 (ja) プレ−ヤユニット取付装置
JPS632918Y2 (ja)
JP3808117B2 (ja) 固定装置
KR960008053Y1 (ko) 콤팩트디스크 체인저의 텐션조절장치
JPH0248971Y2 (ja)
JPS6224338Y2 (ja)
KR100257446B1 (ko) 자기헤드의 대판구조
JP2597230Y2 (ja) Vtr等におけるキャプスタン取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703