JPH0684412U - 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット - Google Patents

光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット

Info

Publication number
JPH0684412U
JPH0684412U JP030992U JP3099293U JPH0684412U JP H0684412 U JPH0684412 U JP H0684412U JP 030992 U JP030992 U JP 030992U JP 3099293 U JP3099293 U JP 3099293U JP H0684412 U JPH0684412 U JP H0684412U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
image pickup
unit
microscope
connecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP030992U
Other languages
English (en)
Inventor
一馬 関家
隆之 馬橋
Original Assignee
株式会社ディスコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ディスコ filed Critical 株式会社ディスコ
Priority to JP030992U priority Critical patent/JPH0684412U/ja
Publication of JPH0684412U publication Critical patent/JPH0684412U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学手段の連結手段、及びその連結手段を用
いたアライメントユニットを提供する。 【構成】 第1の光学手段と、第2の光学手段とを連結
する連結手段であって、第1の光学手段に結合する固定
部と、第2の光学手段に結合するスリ割りリング部とか
ら構成する。第1の光学手段である顕微鏡と、第2の光
学手段である撮像手段とを連結してダイシング装置等に
装着されるアライメントユニットにおいて、顕微鏡と撮
像手段との光軸を揃えて前記連結手段によって連結す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたダイシング装置等の アライメントユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ダイシング装置等のアライメントユニットには、撮像手段(CCDカメラ等) と顕微鏡とが同軸に連結して組み込まれるが、その連結手段としては、従来図4 (イ) 、(ロ) に示すように第1の光学手段である顕微鏡1の上部の取付孔1aに、 円筒形の連結手段2を嵌めてフランジ部2aをビス3で固定し、この連結手段2 に第2の光学手段である撮像手段4の被結合部4aを挿入し、前記フランジ部2 aの側部に放射方向(求心方向)に取り付けられた複数本の締め付けねじ5で撮 像手段4の被結合部4aを締め付け固定するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ダイシング装置等に前記顕微鏡1及び撮像手段4を組み込む際、撮像手段4で 撮像されモニター上に写し出される画像がずれないようにしなければならない。 即ち、図5(イ) 、(ロ) に示すように回転ブレード6によって形成されたダミーウ ェーハ7上の溝7aを顕微鏡1で捉え、撮像手段4で撮像しモニター8に写し出 した際、モニター8上の中心線であるヘアーラインCと切削溝7aの切削ライン Lとが少なくとも平行になるようにしなければならない。そのため装置に固定さ れている顕微鏡1に対し撮像手段4を軸心回りに回転(θ方向)させ、ヘアーラ インCと切削ラインLとが平行になるように微調整をしている。 この調整作業は前記締め付けねじ5を緩め、撮像手段4をθ方向に所定角度回 転させ、調整後には再び締め付けねじ5を締め付けて撮像手段4を固定するよう にしている。しかし、締め付けねじ5の先端部が撮像手段4の被結合部4aに強 く接触して傷が付いたり、或はねじの回転に起因して撮像手段4に歪みが生じる 等の不具合があった。 本考案は、このような従来の不具合を除去するためになされ、撮像手段を傷付 けずに且つ歪みが生じる事無く顕微鏡と撮像手段とを連結出来るようにした連結 手段、及びその連結手段を用いたアライメントユニットを提供することを課題と したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を技術的に解決するための手段として、本考案は、第1の光学手段と 、第2の光学手段とを連結する連結手段であって、前記第1の光学手段に結合す る固定部と、前記第2の光学手段に結合するスリ割りリング部と、から構成され た光学手段の連結手段を要旨とするものである。 更に、第1の光学手段である顕微鏡と、第2の光学手段である撮像手段とを連 結してダイシング装置等に装着されるアライメントユニットにおいて、前記顕微 鏡と、前記撮像手段との光軸を揃えて請求項1記載の連結手段によって連結した アライメントユニットを要旨とするものである。
【0005】
【作 用】
第1の光学手段である顕微鏡と第2の光学手段である撮像手段との連結手段が スリ割りリングを有しており、このスリ割りリングで撮像手段の被結合部を全体 的に締め付けて固定し、締め付けねじが被結合部に接触しないので傷を付けるこ とがなく、又撮像手段に歪みが生じることもない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳説する。 図1において、9はアルミニウム、合成樹脂等で一体形成された連結手段であり 、円筒部9aと、この円筒部9aをほぼ上下に二分する固定部9bを有し、上半 部の円筒部はスリット9cで欠円状に形成されている。そのスリット9cの両側 には切り込み9dが前記固定部9bの上面に沿って対称的に設けられ、且つスリ ット9cの両側には肉厚の締付片9eが対設されると共に締め付けねじ10が螺 挿され、この締め付けねじ10を締め付けると上半部の円筒部が窄まるようにし てある。つまり、上半部の円筒部はスリ割りリング部9fに形成され、円筒部9 aに挿入した棒状物等をクランプ出来るようにしてある。更に、前記固定部9b には取付孔9gが円周方向に沿って複数個設けられている。
【0007】 この連結手段9は前記第1の光学手段である顕微鏡1の取付孔1aに挿入し、 固定部9bをビス11で結合する。次いで、図2に示すように第2の光学手段で ある撮像手段4の被結合部4aを連結手段9の円筒部9aに挿入し、前記締め付 けねじ10を締め付ければスリ割りリング部9fによって、被結合部4aを締め 付けて同軸に結合することが出来る。
【0008】 この時、締め付けねじ10の先端部が撮像手段4の被結合部4aに全く接触し ないので傷を付けることがなく、又撮像手段4に歪みが生じることもない。しか も、スリ割りリング部9fで撮像手段4の被結合部4aを全体的に締め付けて固 定することから、安定性の高い結合状態が得られる。
【0009】 このように連結された顕微鏡1と撮像手段4は、図3に示すようにダイシング 装置12等のアライメントユニット13に組み込んで使用される。顕微鏡1と撮 像手段4とを結合し固定する際、モニター8を見ながら前記のようにヘアーライ ンCと切削ラインLとを平行に合わせるために顕微鏡1に対する撮像手段4の微 調整が行われる。この調整時に前記締め付けねじ10を少し緩めれればスリ割り リング部9fのクランプが解除され、撮像手段4をθ方向に回転させることが出 来るので調整作業が非常にし易くなる。 従来は、複数本の締め付けねじ5を全部緩めないと、撮像手段4をθ方向に回 転させることが出来ないので調整作業は面倒であった。更に、調整後の再固定も 前記締め付けねじ10のみで操作できるので、従来例より著しく簡単である。
【0010】 前記ダイシング装置12においては、先ずスライド可能な出入手段14によっ てカセット15からウェーハが待機領域16に1枚ずつ引き出され、そのウェー ハは次に回転アームを備えた搬送手段17によってチャックテーブル18に搬送 される。その後、前記アライメントユニット13の下部まで移動してアライメン トが遂行される。このアライメントは従来通りに前記撮像手段4で撮像すること により遂行され、モニター8にその状況が写し出される。
【0011】 アライメントの終了後、チャックテーブル18は更に移動して回転ブレードを 備えた切削手段19によりダイシングが遂行される。ダイシング後に、チャック テーブル18は最初の位置に戻り、ウェーハはスライド式の搬送手段20によっ て洗浄領域21に搬送され、ここで所定の洗浄を受けた後に前記回転式の搬送手 段17によって待機領域16に戻され、出入手段14により前記カセット15内 に再び収納される。この一連の作業がタイミングを取りながら連続的に行われる 。
【0012】 尚、22は搬送手段17の回転アーム先端部の上面に取り付けられた透明円盤 カバーで、待機領域16でのウェーハの汚染を防止するものであり、23は搬送 手段20のアーム先端下部の吸着機構の上に取り付けられた透明円盤カバーで、 洗浄時に洗浄領域21の開口部を施蓋し洗浄液の飛散を防止するためのものであ る。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ダイシング装置等のアライメントユニ ットに組み込む第1の光学手段である顕微鏡と第2の光学手段である撮像手段と を、スリ割りリングを有する連結手段で連結したので、安定性の高い結合状態が 得られ、撮像手段の被結合部を傷付けたり或は撮像手段に歪みを生じたりするこ とはなく、又スリ割りリング部を開閉するねじ1本を操作するだけで撮像手段の θ方向の微調整を簡単に出来る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例における連結手段の取付要
領を示す斜視図である。
【図2】 顕微鏡と撮像手段との連結状態を示す正面図
である。
【図3】 顕微鏡と撮像手段とをアライメントユニット
に組み込んだダイシング装置の斜視図である。
【図4】 (イ) は従来例での顕微鏡と撮像手段との連結
要領を示す斜視図、(ロ) はその連結状態を示す正面図で
ある。
【図5】 (イ) はダミーウェーハを回転ブレードで溝付
けする様子を示す斜視図、(ロ) は撮像手段で撮像した切
削ラインをモニターに写し出し、モニターのヘアーライ
ンと見比べて撮像手段をθ方向に微調整する様子を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…顕微鏡 1a…取付孔 2…連結手段 2a
…フランジ部 3…ビス 4…撮像手段 4a…
被結合部 5…締め付けねじ 6…回転ブレード
7…ダミーウェーハ 7a…切削溝 8…モニタ
ー 9…連結手段 9a…円筒部 9b…固定部
9c…スリット 9d…切り込み 9e…締付片 9f…スリ割りリング部 9g…取
付孔 10…締め付けねじ 11…ビス 12…
ダイシング装置 13…アライメントユニット 14…出入手段 15…カセット 16…待機領域
17…搬送手段 18…チャックテーブル 19…切削手段 20…
搬送手段 21…洗浄領域 22、23…透明円盤
カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光学手段と、第2の光学手段とを
    連結する連結手段であって、前記第1の光学手段に結合
    する固定部と、前記第2の光学手段に結合するスリ割り
    リング部と、から構成された光学手段の連結手段。
  2. 【請求項2】 第1の光学手段である顕微鏡と、第2の
    光学手段である撮像手段とを連結してダイシング装置等
    に装着されるアライメントユニットにおいて、前記顕微
    鏡と、前記撮像手段との光軸を揃えて請求項1記載の連
    結手段によって連結したアライメントユニット。
JP030992U 1993-05-18 1993-05-18 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット Pending JPH0684412U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP030992U JPH0684412U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP030992U JPH0684412U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684412U true JPH0684412U (ja) 1994-12-02

Family

ID=12319108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP030992U Pending JPH0684412U (ja) 1993-05-18 1993-05-18 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0684412U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046110A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社ディスコ 調整方法及び装置
JP2021016109A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 株式会社ディスコ カメラの傾き調整方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216323B2 (ja) * 1972-06-22 1977-05-09
JPS5554157A (en) * 1978-10-16 1980-04-21 Natl Aerospace Lab Method and device for making plate
JPS62157760A (ja) * 1985-12-27 1987-07-13 Citizen Watch Co Ltd 精密加工機
JPS63271215A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Kitasato Supply:Kk 光学的観察装置用のテレビカメラ装置
JPH0545135A (ja) * 1990-12-26 1993-02-23 Ind Technol Res Inst 精密輪郭の視覚測定方法及び装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216323B2 (ja) * 1972-06-22 1977-05-09
JPS5554157A (en) * 1978-10-16 1980-04-21 Natl Aerospace Lab Method and device for making plate
JPS62157760A (ja) * 1985-12-27 1987-07-13 Citizen Watch Co Ltd 精密加工機
JPS63271215A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Kitasato Supply:Kk 光学的観察装置用のテレビカメラ装置
JPH0545135A (ja) * 1990-12-26 1993-02-23 Ind Technol Res Inst 精密輪郭の視覚測定方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046110A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社ディスコ 調整方法及び装置
JP2021016109A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 株式会社ディスコ カメラの傾き調整方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI787481B (zh) 切削裝置
JPH10197804A (ja) 簡易着脱式アダプタ機構、簡易離脱式アダプタ機構、およびそれらを用いた装置の接続方法
JPH11330013A (ja) ウェーハのパターン撮像装置
JP3370445B2 (ja) マウント装置
JP3159184B2 (ja) ダイシング装置におけるアライメントユニットの調整方法
JPH0684412U (ja) 光学手段の連結手段及びその連結手段を用いたアライメントユニット
KR950007012A (ko) 반도체 처리 시스템 및 그 실어옮김기구를 위한 위치맞춤방법 및 장치
JPH09211656A (ja) カメラ、レンズ及びレンズ脱着装置
US5268067A (en) Wafer clamping method
JP3982644B2 (ja) 光学的位置較正システム
JPH041710A (ja) レンズ調整装置
JP2001272719A (ja) 光学機器
JP3535969B2 (ja) レボルバの調心機構
JPH10115757A (ja) Cctvカメラ用レンズのマウントシフト装置
JPH0879774A (ja) 撮像装置の製造装置およびチャック機構
JPH0651386A (ja) 補助光学系装着用アダプタ
US20230194827A1 (en) Lens apparatus and image pickup apparatus
JP3038724B2 (ja) ビデオカメラ
JP2003191111A (ja) 装着具固定機構
JPH0542427Y2 (ja)
JPS5852551A (ja) 固形剤外観検査装置における光学調整機構
JP3113375B2 (ja) 超小型近接撮影装置を用いたic観察装置
JP4560689B2 (ja) 三脚への傘等固定装置
US4790661A (en) Cross-mask holder device
JPH06160286A (ja) 半導体パッケージの外観検査方法