JPH0684088U - 配管支持金具 - Google Patents

配管支持金具

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JPH0684088U
JPH0684088U JP2543393U JP2543393U JPH0684088U JP H0684088 U JPH0684088 U JP H0684088U JP 2543393 U JP2543393 U JP 2543393U JP 2543393 U JP2543393 U JP 2543393U JP H0684088 U JPH0684088 U JP H0684088U
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JP
Japan
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mounting
support
pipe
mounting member
pipe support
Prior art date
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Pending
Application number
JP2543393U
Other languages
English (en)
Inventor
隆介 野島
Original Assignee
株式会社野島角清製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産性に秀れると共に取付部材2に支承部3
を正確に90度に立設できる配管支持金具を提供するこ
と。 【構成】 取付箇所1に固定する取付部材2に所定間隔
を置いて支承部3を立設状態に並設し、この支承部3間
に管部材4を支承保持する配管支持部材5を設けた配管
支持金具において、前記支承部3を取付部材2に立設状
態に設けるボルト杆3Aで形成し、このボルト杆3Aの下端
部に取付部材2に形成した取付孔6に貫通するカシメ止
め用の止着杆3Bを垂設すると共に、取付部材2の表面に
当接係止する係止つば部3Cを形成し、前記取付箇所1の
表面と取付部材2との間に前記カシメ止め用の止着杆3B
を逃げる逃げ間隙7が形成されるように取付部材2を形
成した配管支持金具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス管,水道管等の管部材に使用する配管支持金具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来の配管支持金具は一般に次のような構造である。
【0003】 コ字状に折曲形成して水平架設部20と左右の立設部(支承部)21とから成る支承 金具基体22を形成し、この支承金具基体22の左右の支承部21をボルト杆21Aに形 成し、この左右の支承部21間に管部材23を支承保持する一対の配管支持部材24を 上下方向に対をなすように配し、この左右の支承部21にナット25を螺着し、配管 支持部材24の上下にこのナット25を締め付けて配管支持部材24を固定する。この 支承金具基体22の水平架設部20を取付面26に当接し、水平架設部20に取付部材27 を被覆状態に付設して左右の支承部21が取付面26より垂直に立ち上がるように止 着固定する。前記ナット25を締めて一対の配管支持部材24間に管部材23を配し、 ナット25を再び締め付けて管部材23を締め付け挾持固定する構成である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のような従来の配管支持金具では取付箇所への取付が厄介であり、また、 取付箇所の表面より支承部を正確に90度に立設状態とすることが非常に厄介であ り、また、正確に立設保持する強度が弱い止着方法である欠点があった。
【0005】 本考案はこのような欠点を解決し、支承部を正確且つ確実に立設固定できる秀 れた配管支持金具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0007】 取付箇所1に固定する取付部材2に所定間隔を置いて支承部3を立設状態に並 設し、この支承部3間に管部材4を支承保持する配管支持部材5を設けた配管支 持金具において、前記支承部3を取付部材2に立設状態に設けるボルト杆3Aで形 成し、このボルト杆3Aの下端部に取付部材2に形成した取付孔6に貫通するカシ メ止め用の止着杆3Bを垂設すると共に、取付部材2の表面に当接係止する係止つ ば部3Cを形成し、前記取付箇所1の表面と取付部材2との間に前記カシメ止め用 の止着杆3Bを逃げる逃げ間隙7が形成されるように取付部材2を形成したことを 特徴とする配管支持金具に係るものである。
【0008】
【作用】
取付部材2の取付孔6に支承部3の止着杆3Bを貫通垂下し、この支承部3の係 止つば部3Cを取付部材2の表面に当接係止させて支承部3を立設する。取付箇所 1の表面と取付部材2との間の逃げ間隙7に配されるこの止着杆3Bを取付部材2 にカシメ止めする。
【0009】
【実施例】
本実施例は、取付箇所1に固定する取付部材2に所定間隔を置いて取付孔6を 設け、一方支承部3をボルト杆3Aで形成し、このボルト杆3Aの下端部に前記取付 孔6に貫通垂下するカシメ止め用の止着杆3Bを形成すると共に取付部材2の表面 に当接係止する係止つば部3Cを形成して取付部材2に立設状態で止着杆3Bをプレ ス加工によりカシメ止めし、この取付部材2を取付箇所1に固定する際、カシメ 止め用の止着杆3Bを逃げ得る逃げ間隙7が形成されるように取付部材2を折曲形 成し、この支承部3間に管部材4を支承保持する配管支持部材5を設けたもので ある。
【0010】 まず、取付部材2について説明する。
【0011】 長方形状の板材の左右端部に、取付箇所1に取り付けるための係止固定ピン9 を貫通する係止孔10を形成すると共にこの板材の中心より左右端部の係止孔10方 向に所定間隔を置いて取付孔6をこの係止孔10より内側に形成し、この左右の取 付孔6間とほぼ一致する長さ位置を後述する支承体3の止着杆3Bを逃げ得る突出 長で上方へ突出形成して取付部材2を構成し、この突出部の裏面と取付箇所1の 表面との間隙を逃げ間隙7としている。
【0012】 本実施例では左右の取付孔6間とほぼ一致する長さ位置を突出形成して逃げ間 隙7を形成したが、止着杆3Bの垂下する取付孔6位置のみ突出形成させて逃げ間 隙7を形成しても良い。
【0013】 支承部3について説明する。
【0014】 前記取付部材2に立設する支承部3をボルト杆3Aで形成し、このボルト杆3Aの 下端部に取付部材2に形成した取付孔6に貫通垂下するカシメ止め用の止着杆3B を形成すると共に、このボルト杆3Aの下端部に取付部材2の表面に当接係止する シルクハット状の係止つば部3Cを形成し、このボルト杆3A,止着杆3B,係止つば部 3Cを一体形成して支承部3を構成している。
【0015】 この支承部3を一体形成したことによって、支承部3の強度が増すこととなり 、また、プレス加工によるカシメ止め作業のみで支承部3を取付部材2に立設で きることとなる。
【0016】 配管支持部材5について説明する。
【0017】 上下方向に対をなし、管部材4を挾持支承する配管支持部材5であって、左右 の端部を半円形に切欠形成し、この左右の端部に支承部3が貫通する貫通孔11を 設け、この配管支持部材5の中央部に管部材4を挿通する間隙が形成されるよう に上下の配管支持部材5を対向状態で互いに対向する外側方向に湾曲形成し、こ の上側の配管支持部材5の図面右側の貫通孔11をフック状に形成するものである 。この上側の配管支持部材5は左右のナット8を緩めた際、図面左側の支承部を 支軸として回動し管部材4の着脱の際に一々ナット8をボルト杆3Aより脱せずと も良い構成としている。
【0018】 従って、取付部材2の取付孔6に支承部3の止着杆3Bを貫通し、シルクハット 状の係止つば部3Cを取付部材2の表面に当接係止させてこの支承部3を立設状態 でカシメ止めし、このボルト杆3Aで成る夫々の支承部3の所定高さ位置にナット 8を嵌合し、このナット8の上に一対の配管支持部材5を貫通孔11を支承部3に 貫通して配し、更にこの上から支承部3にナット8を嵌合して配管支持部材5を 挾み込み係止する構成である。
【0019】 即ち、この本案品を取付部材2の係止孔10に係止固定ピン9を挿通させて取付 箇所1の表面に固定し、支承部3に配した上側のナット8を夫々緩めて上側の配 管支持部材5を下側の配管支持部材5上より回動移動させて下側の配管支持部材 5に管部材4を載置し、その後、再び上側の配管支持部材5を下側の配管支持部 材5上に回動復帰させ、夫々のナット8を締め付けて管部材4を挾持支承固定す るものである。
【0020】 本実施例では、立設状態の支承部3をプレス加工によりカシメ止めする構成と したから、取付作業が簡易化すると共に作業能率が向上し、量産性に秀れること となる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上述のように支承部の下端部に止着杆を形成し、取付部材の取付孔に 支承部の止着杆を貫通し、取付箇所の表面と取付部材との間の逃げ間隙に止着杆 を配し、この止着杆を取付部材にカシメ止めする構成としたから、単に支承部の 下端部に形成した係止つば部を取付部材に当てがって止着杆をカシメるだけで支 承部を正確に90度に立設できると共に強固に止着でき、また、支承部を取付部材 にカシメ止めする構成としたから、取付作業が簡易化し、作業能率・量産性が向 上するなど秀れた配管支持金具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の使用状態の斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態の斜視図である。
【図3】本実施例の支承部の立設構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 取付箇所 2 取付部材 3 支承部 4 管部材 5 配管支持部材 6 取付孔 7 逃げ間隙 3A ボルト杆 3B 止着杆 3C 係止つば部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付箇所に固定する取付部材に所定間隔
    を置いて支承部を立設状態に並設し、この支承部間に管
    部材を支承保持する配管支持部材を設けた配管支持金具
    において、前記支承部を取付部材に立設状態に設けるボ
    ルト杆で形成し、このボルト杆の下端部に取付部材に形
    成した取付孔に貫通するカシメ止め用の止着杆を垂設す
    ると共に、取付部材の表面に当接係止する係止つば部を
    形成し、前記取付箇所の表面と取付部材との間に前記カ
    シメ止め用の止着杆を逃げる逃げ間隙が形成されるよう
    に取付部材を形成したことを特徴とする配管支持金具。
JP2543393U 1993-05-17 1993-05-17 配管支持金具 Pending JPH0684088U (ja)

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JP2543393U JPH0684088U (ja) 1993-05-17 1993-05-17 配管支持金具

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JP2543393U JPH0684088U (ja) 1993-05-17 1993-05-17 配管支持金具

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JPH0684088U true JPH0684088U (ja) 1994-12-02

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ID=12165851

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JP2543393U Pending JPH0684088U (ja) 1993-05-17 1993-05-17 配管支持金具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1047542A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Akagi:Kk 配管用フロアバンド
JPH10160048A (ja) * 1996-11-22 1998-06-16 Nichiei Intec Kk 配管支持金具
JP2001012654A (ja) * 1999-04-26 2001-01-16 Nojima Kakusei Seisakusho:Kk 配管支持金具
KR20020078456A (ko) * 2001-04-11 2002-10-18 현대자동차주식회사 차량의 체결부재

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