JPH0587143U - パイプクランプ取付け装置 - Google Patents

パイプクランプ取付け装置

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JPH0587143U
JPH0587143U JP3617592U JP3617592U JPH0587143U JP H0587143 U JPH0587143 U JP H0587143U JP 3617592 U JP3617592 U JP 3617592U JP 3617592 U JP3617592 U JP 3617592U JP H0587143 U JPH0587143 U JP H0587143U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプクランプ連結部の支持強度を向上でき
ると共に、構造が簡単で製作が容易なパイプクランプ取
付け装置を提供すること。 【構成】 コ形本体1と、コ形本体1の側壁部2との間
で被挟持部材Fを挟持固定する締結用螺軸5と、側壁部
2と連結壁部4との間に形成した貫通孔8を首部9にお
いて略90度の範囲で揺動自在に貫通する位置決め部材
7と、位置決め部材7の首部9外端に連結されたパイプ
クランプ取付け座10と、パイプクランプ取付け座10
に固定用螺軸12で取付けられたパイプクランプ11と
から成り、位置決め部材7は、被挟持部材Fの端面と連
結壁部4との間で挟持固定される第一姿勢と、側壁部2
とこれに対面するフランジ部Fの側面との間で挟持固定
される第二姿勢とに切り換え可能に構成され、パイプク
ランプ取付け座10とパイプクランプ11の底部とに、
回り止め用嵌合部22及び25A,25Bが、固定用螺
軸12を中心に90度位相を異ならしめて配設されて成
ること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄骨のフランジ部などに足場用パイプや足場に付設される手摺用パ イプを取付けるのに使用されるクランプに関し、特に、前記フランジなどの被挟 持部材を挟持するコ形本体に、パイプクランプを前記被挟持部材の側面と平行な 向きと垂直な向きとに切り換え自在に取付け固定できるパイプクランプ取付け装 置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来におけるこの種のクランプ装置としては、コ型クランプにパイプクランプ を角根ボルトにより枢支連結して、パイプクランプの連結角度を自在に変更でき るようにしたものがあるが、このクランプ装置では、パイプクランプから角根ボ ルトに荷重がかかる位置にパイプを支持したときに、その荷重が角根ボルトに集 中して、そのボルトの角根部分が変形するおそれがあった。また、装置全体の構 造が簡単になってはいるものの、角根ボルトを挿通させる角孔の精度を維持しな がらの穿設作業が量産鍛造のネックになっていた。
【0003】 本考案は、上記の課題に鑑み、パイプクランプ連結部の支持強度を向上できる と共に、構造が簡単で製作が容易なパイプクランプ取付け装置を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のパイプクランプ取付け装置は、コ形本体と、このコ形本体の一方の側 壁部との間で被挟持部材を挟持固定する締結用螺軸と、前記一方の側壁部と連結 壁部との間のコーナー部に形成した貫通孔を首部において略90度の範囲で揺動 自在に貫通する位置決め部材と、この位置決め部材の前記首部の外端に連結され たパイプクランプ取付け座と、このパイプクランプ取付け座に1本の固定用螺軸 で取付けられたパイプクランプとから成り、前記位置決め部材が、前記被挟持部 材の端面とこれに対面する前記連結壁部との間で挟持固定される第一姿勢と、前 記一方の側壁部とこれに対面する前記被挟持部材の側面との間で挟持固定される 第二姿勢とに切り換え可能に構成され、前記パイプクランプ取付け座とこれに対 面するパイプクランプ底部とに、互いに嵌合して前記固定用螺軸の周りでのパイ プクランプの回転を阻止する回り止め用嵌合部が、前記固定用螺軸を中心に90 度位相を異ならしめて配設されて成ることを特徴とする。
【0005】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1〜図3は本考案に係るパイプ クランプ取付け装置を示しており、これらの図において1は、鉄骨などのフラン ジ部Fを挟持するコ形本体で、相対向する両側壁部2,3とこれらをつなぐ連結 壁部4とから成る。5はコ形本体1の一方の側壁部2との間でフランジ部Fを挟 持固定する締結用螺軸部で、他方の側壁部3に螺合貫通されていて、その先端部 に皿ばね6が取付けられている。7は、前記一方の側壁部2と連結壁部4との間 のコーナー部に形成してある貫通孔8を首部9において略90度の範囲で揺動自 在に貫通する位置決め部材であり、10は、この位置決め部材7の首部9外端に 回転不能に嵌合するパイプクランプ取付け座で、このパイプクランプ取付け座1 0にパイプクランプ11が1本の固定用螺軸12で取付けられている。この固定 用螺軸12は段付きボルトより成る。
【0006】 前記コ形本体1には、その一方の側壁部2の先端近傍位置から他方の側壁部3 の先端近傍位置までコの字形に連続して外側へ張り出す突曲部13が形成され、 前記貫通孔8はこの突曲部13における側壁部2側部分と連結壁部4側部分との 間のコーナー部に形成されたものである。また、この突曲部13の内側凹部14 の深さは両側壁部2,3及び連結壁部4のいずれの部分でも同じ深さd(図1参 照)となっている。
【0007】 前記位置決め部材7は、図1〜図3に示すように、前後両面が陥没している( 図3参照)胴体部15と、この胴体部15の頂部に一体突設された首部9とから 成るもので、胴体部15の両肩部15a,15aは突曲面状に形成されている。 首部9は角筒状に形成されていて、この首部9のみが前記貫通孔8に貫通嵌合さ れ、前記胴体部15の両肩部15a,15aは前記突曲部13の内側凹部14内 面でスライド案内されるようになっている。またこの首部9には前記固定用螺軸 12が螺入されるねじ孔9aが設けてある。胴体部15は、その厚さが首部9の 厚さと等しく且つ前記突曲部13の内側凹部14の深さdと略等しく形成されて いる。しかして、この位置決め部材7は、その胴体部15が前記フランジ部Fの 端面とこれに対面する前記連結壁部4との間で挟持固定される第一姿勢(図1参 照)と、同じく胴体部15が一方の側壁部2とこれに対面するフランジ部Fの側 面との間で挟持固定される第二姿勢(図2参照)とに切り換え可能であると共に 、第一及び第二の各姿勢にある当該位置決め部材7の胴体部15が前記突曲部1 1の内側凹部14に嵌合するように構成されている。
【0008】 前記パイプクランプ11は、抱持台16とこれの一端部に枢着された抱持アー ム17と前記抱持台16の他端部に枢支されたクランプ用螺軸18とから成り、 抱持台16と抱持アーム17との間にパイプPを抱持して、クランプ用螺軸18 の先端部を抱持アーム17先端部の係入溝19に係入させ、ナット20を締め付 けることにより、パイプPを抱持固定するものである。そして、前記抱持台16 の底壁部16aにはその中央部に、前記固定用螺軸12の円筒段部12aを嵌合 させる挿通孔21が設けられ、またこの挿通孔21から一定距離を隔てた位置に 嵌合凸部22が下向きに一体突設されている。
【0009】 前記パイプクランプ取付け座10は、図3に示すような円板体から成るもので 、その下面に、前記位置決め部材7の首部9外端に回転不能に嵌合する角形の凹 陥部23が形成されていると共に、この凹陥部23の中央部には前記固定用螺軸 12のねじ部12bが挿通する挿通孔24が形成されている。また、このパイプ クランプ取付け座10の外周面には、前記固定用螺軸12が前記挿通孔24とパ イプクランプ底壁部16aの挿通孔21とに挿通された状態において前記嵌合凸 部22に選択的に嵌合可能な2つの嵌合凹部25A,25Bが、前記固定用螺軸 12を中心に90度位相を隔てて設けられている。尚、パイプクランプ11側の 嵌合凸部22とパイプクランプ取付け座10側の嵌合凹部25A,25Bとによ って、パイプクランプ11の回転を阻止する回り止め用嵌合部を構成する。
【0010】 しかして、このパイプクランプ取付け座10を介してパイプクランプ11を位 置決め部材7の首部9に連結するには、先ず、前記コ形本体1の貫通孔8に貫通 させた前記首部9の外端に、前記パイプクランプ取付け座10の凹陥部23を嵌 合させ、このパイプクランプ取付け座10の上面にパイプクランプ11の抱持台 16側を載せる。このとき、当該抱持台16の底壁部16a下面に突出した嵌合 凸部22を、パイプクランプ取付け座10の2つの嵌合凹部25A,25Bの一 方、例えば25Aに嵌合させる。そして、固定用螺軸12を、図4に示すように 前記抱持台16の挿通孔21からパイプクランプ取付け座10の挿通孔24を通 じて前記首部9のねじ孔9aに螺入締結する。これによって、パイプクランプ1 1とパイプクランプ取付け座10とコ形本体1と位置決め部材7とが互いに組み 付けられる。この場合、パイプクランプ11は、前記嵌合凸部22がパイプクラ ンプ取付け座10の嵌合凹部25Aに嵌合していることから、図1及び図2に示 すようにパイプPを左右水平方向または上下垂直方向に抱持しうる位置に固定さ れる。
【0011】 次に、上述したような構成を有するパイプクランプ取付け装置の使用方法につ いて説明すると、鉄骨などの水平に延びたフランジ部FにパイプPを水平に固定 する場合には、図1に示すように、首部9がコ形本体1の貫通孔8を貫通してい る位置決め部材7をコ形本体1の連結壁部4と平行に位置させて、当該位置決め 部材7の胴体部15を前記突曲部13の内側凹部14に嵌合させた状態で、コ形 本体1を前記フランジ部Fの端部に嵌合させて、このフランジ部Fの端面に前記 位置決め部材7の胴体部15及び前記連結壁部4の内面を当接させ、そして締結 用螺軸5を締め付けて、コ形本体1をフランジ部Fに固定させることにより、前 記位置決め部材7がフランジ部Fの端面と前記連結壁部4との間で挟持固定され た第一姿勢となり、それによってパイプクランプ11はフランジ部Fの側面と垂 直な向きに固定される。しかして、このパイプクランプ10にパイプPを抱持固 定させたとき、パイプPからの荷重が位置決め部材7に直接かかっても、その荷 重をこの位置決め部材7を介してフランジ部Fに支持させることができ、位置決 め部材7を破損させるような虞はない。
【0012】 この場合、パイプクランプ11側の嵌合凸部22をパイプクランプ取付け座1 0側の一方の嵌合凹部25Aに嵌合しておくと、パイプクランプ11は、図1に 示すようにパイプPを左右水平方向に抱持しうる向きに固定され、また前記嵌合 凸部22を他方の嵌合凹部25Bに嵌め換えることにより、パイプクランプ11 は、図1の位置から水平面に沿って90度転回した向き、即ち図7に示すように パイプPを前後水平方向に抱持しうる向きに固定される。
【0013】 また、パイプPをフランジ部Fの側面と垂直な向きに固定する場合には、図2 に示すように、位置決め部材7をコ形本体1の一方の側壁部2と平行に位置させ て、その胴体部15を前記突曲部13の内側凹部14に嵌合させた状態で、コ形 本体1を前記フランジ部Fの端部に嵌合させ、このフランジ部Fの側面に位置決 め部材7の胴体部15及び前記側壁部2の内面を当接させて、締結用螺軸5を締 め付けることにより、この位置決め部材7はフランジ部Fの側面とコ形本体1の 側壁部2との間で挟持固定された第二姿勢となり、パイプクランプ11はフラン ジ部Fの側面と平行な向きに固定されることになる。この場合も、パイプクラン プ11側の嵌合凸部22をパイプクランプ取付け座10側の一方の嵌合凹部25 Aに嵌合したときは、パイプクランプ11は、図2に示すようにパイプPを上下 垂直方向に抱持しうる向きに固定され、また前記嵌合凸部22を他方の嵌合凹部 25Bに嵌め換えることによって、パイプクランプ11は、図2の位置から垂直 面に沿って90度転回した向き、即ち図8に示すようにパイプPを前後水平方向 に抱持しうる向きに固定される。
【0014】 図1〜図4で説明した実施例のパイプクランプ取付け装置では、パイプクラン プ11を位置決め部材7の首部9に連結するのに、首部9にねじ孔9aを設けて おいて、コ形本体1の貫通孔8に貫通させた当該首部9のねじ孔9aにパイプク ランプ11側から固定用螺軸12を螺入するようにしているが、図5に示ように 、位置決め部材7の首部9外端にパイプクランプ取付け座10を一体に形成する と共に、このパイプクランプ取付け座10に、パイプクランプ11底部の挿通孔 26に挿通する固定用螺軸27を一体突設し、この固定用螺軸27にナット28 を螺合して締結するようにしてもよい。この場合、位置決め部材7の胴体部15 は、首部9と同じ幅でコ形本体1の貫通孔8を貫通しうる中間部材29と、この 中間部材29の両側面に凹設した嵌合溝29a,29aに内端部が嵌合するよう な両側部材30,30とに分割構成し、これら3つの部材29,30,30を例 えばリベット31により一体的に結合すればよい。
【0015】 また、以上の実施例では、パイプクランプの回転を阻止する回り止め用嵌合部 として、パイプクランプの底部に嵌合凸部を設け、パイプクランプ取付け座に嵌 合凹部を設けているが、パイプクランプの底部に嵌合凹部を設け、パイプクラン プ取付け座に嵌合凸部を設けるようにしてもよい。また実施例の場合にはパイプ クランプ側のつの嵌合凸部を、パイプクランプ取付け座側の90度位相の異なる 2つの嵌合凹部に選択的に嵌合させるようにしているが、好ましくは、パイプク ランプ側に90度位相の異なる2つの嵌合凸部又は嵌合凹部を設け、パイプクラ ンプ取付け座側には90度位相の異なる3つの嵌合凹部または嵌合凸部を設けて 、パイプクランプ側の2つの嵌合凸部又は嵌合凹部がパイプクランプ取付け座側 の3つの嵌合凹部又は嵌合凸部のうちの2つの嵌合凹部又は嵌合凸部に同時に嵌 合するようにすれば、パイプクランプの固定がより確実且つ強固となる。
【0016】
【考案の作用及び効果】
本考案によれば、被挟持部材にパイプを水平に固定する場合には、首部がコ形 本体の貫通孔を貫通している位置決め部材をコ形本体の連結壁部と平行に位置さ せた状態で、コ形本体を被挟持部材に嵌合させて、この被挟持部材の端面に位置 決め部材を当接させ、締結用螺軸を締め付けて、コ形本体を被挟持部材に固定さ せることにより、前記位置決め部材は被挟持部材の端面と前記連結壁部との間で 挟持固定された第一姿勢となり、これによってパイプクランプは、被挟持部材の 側面と垂直な向きに固定され、また回り止め用嵌合部によって固定用螺軸の回り での回転が阻止される。そして、パイプクランプ取付け座側の回り止め用嵌合部 とパイプクランプ底部側の回り止め用嵌合部との嵌合位置を変えることにより、 前記パイプクランプの固定位置を水平面に沿って90度変更することができる。 こうして固定されたパイプクランプにパイプを抱持固定させたとき、パイプから の荷重が位置決め部材に直接かかっても、その荷重はこの位置決め部材を介して 被挟持部材に支持させることができる。従って、パイプクランプの連結部の支持 強度を大幅に向上できる。
【0017】 パイプを被挟持部材の側面と垂直な向きに固定する場合には、位置決め部材を コ形本体の一方の側壁部と平行に位置させた状態で、コ形本体を被挟持部材に嵌 合させ、この被挟持部材の側面に位置決め部材を当接させて、締結用螺軸を締め 付けることにより、この位置決め部材は被挟持部材の側面とコ形本体の一方の側 壁部との間で挟持固定された第二姿勢となり、パイプクランプは被挟持部材の側 面と平行な向きに固定され、また回り止め用嵌合部によって固定用螺軸の回りで の回転が阻止される。そして、前記回り止め用嵌合部の嵌合位置を変えることに より、前記パイプクランプの固定位置を垂直面に沿って90度変更することがで きる。この場合も、パイプクランプに固定されたパイプからの荷重を位置決め部 材を介して被挟持部材に負担させることができる。
【0018】 また、前記コ形本体に外側へ張り出す突曲部を形成し、前記位置決め部材の厚 さを前記突曲部の内側凹部の深さと略等しくして、前記第一及び第二の各姿勢に ある前記位置決め部材を前記突曲部の内側凹部に嵌合しうるように構成した場合 には、被挟持部材を位置決め部材とコ形本体の側壁部内面とに当接させることが でき、従ってコ形本体を被挟持部材に対して安定且つ強固に取付けることができ る。
【0019】 前記パイプクランプ取付け座を、位置決め部材の首部外端に回転不能に嵌合す る別部材で構成して、パイプクランプ底部との間で挟持固定するように構成した 場合(実施例の図1〜図4に示す)には、製作及び組み付け上、有利となる。
【0020】 更に、本考案のパイプクランプ取付け装置は、構造が簡単で、部品点数も比較 的少ないため、製作が容易となり、コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパイプクランプ取付け装置の一実
施例を示す側面図で、パイプクランプを被挟持部材の側
面と垂直な向きに固定する場合を示している。
【図2】図1と同様な側面図で、パイプクランプを被挟
持部材の側面と平行な向きに固定する場合を示してい
る。
【図3】同上のパイプクランプ取付け装置の分解斜視図
である。
【図4】図1の略A−A線に沿った拡大断面図である。
【図5】パイプクランプ取付け座を位置決め部材と一体
に形成した実施例を示す図4と同様な断面図である。
【図6】同上の一部分解斜視図である。
【図7】パイプクランプを図1の取付け状態から水平面
に沿って90度転回して固定させた状態を示す側面図で
ある。
【図8】パイプクランプを図2の取付け状態から垂直面
に沿って90度転回して固定させた状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
F フランジ部(被挟持部材) 1 コ形本体 2 側壁部 3 側壁部 4 連結壁部 5 締結用螺軸 7 位置決め部材 8 貫通孔 9 首部 10 パイプクランプ取付け座 11 パイプクランプ 12 固定用螺軸 13 突曲部 14 内側凹部 22 嵌合凸部(パイプクランプ回り止め用嵌合部) 25A 嵌合凹部(パイプクランプ回り止め用嵌合部) 25B 嵌合凹部(パイプクランプ回り止め用嵌合部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コ形本体と、このコ形本体の一方の側壁部
    との間で被挟持部材を挟持固定する締結用螺軸と、前記
    一方の側壁部と連結壁部との間のコーナー部に形成した
    貫通孔を首部において略90度の範囲で揺動自在に貫通
    する位置決め部材と、この位置決め部材の前記首部の外
    端に連結されたパイプクランプ取付け座と、このパイプ
    クランプ取付け座に1本の固定用螺軸で取付けられたパ
    イプクランプとから成り、前記位置決め部材が、前記被
    挟持部材の端面とこれに対面する前記連結壁部との間で
    挟持固定される第一姿勢と、前記一方の側壁部とこれに
    対面する前記被挟持部材の側面との間で挟持固定される
    第二姿勢とに切り換え可能に構成され、前記パイプクラ
    ンプ取付け座とこれに対面するパイプクランプ底部と
    に、互いに嵌合して前記固定用螺軸の周りでのパイプク
    ランプの回転を阻止する回り止め用嵌合部が、前記固定
    用螺軸を中心に90度位相を異ならしめて配設されて成
    るパイプクランプ取付け装置。
  2. 【請求項2】前記コ形本体に、その一方の側壁部の先端
    近傍位置から他方の側壁部の先端近傍位置までコの字形
    に連続して外側へ張り出す突曲部が形成され、前記位置
    決め部材の厚さが前記突曲部の内側凹部の深さと略等し
    く構成され、前記第一及び第二の各姿勢にある前記位置
    決め部材が前記突曲部の内側凹部に嵌合するように構成
    されて成る請求項1に記載のパイプクランプ取付け装
    置。
  3. 【請求項3】前記パイプクランプ取付け座が、前記位置
    決め部材の首部外端に回転不能に嵌合する別部材から構
    成されて、前記パイプクランプ底部との間で挟持固定さ
    れるように構成された請求項1または2に記載のパイプ
    クランプ取付け装置。
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JP2015200083A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社国元商会 仮設工事用クランプ
JP2017119972A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社Osk 足場における単管接続機構およびそれを備える足場

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