JPS6116328Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116328Y2 JPS6116328Y2 JP11654879U JP11654879U JPS6116328Y2 JP S6116328 Y2 JPS6116328 Y2 JP S6116328Y2 JP 11654879 U JP11654879 U JP 11654879U JP 11654879 U JP11654879 U JP 11654879U JP S6116328 Y2 JPS6116328 Y2 JP S6116328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- bolt
- field edge
- side wall
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は野縁受固定金具、特に天井裏空間のき
わめて狭い場合に対応する野縁受固定金具に関す
るものである。
わめて狭い場合に対応する野縁受固定金具に関す
るものである。
従来、チヤンネル状の野縁受1は、第1図に示
すように野縁受1の長さlより相当高い長さmを
有し、かつ吊りボルト2に固定されたハンガー3
により支架さている。しかし、これによると野縁
受1と天井スラブ面4との間の距離nが長くな
り、野縁受1に対し図示しない野縁を介して設け
られる天井板よりの天井裏空間を狭くできない欠
点を有する。
すように野縁受1の長さlより相当高い長さmを
有し、かつ吊りボルト2に固定されたハンガー3
により支架さている。しかし、これによると野縁
受1と天井スラブ面4との間の距離nが長くな
り、野縁受1に対し図示しない野縁を介して設け
られる天井板よりの天井裏空間を狭くできない欠
点を有する。
本考案の目的は野縁受をできるだけ上部に位置
せしめ、野縁受の下部に取付けられる天井板を天
井スラブ面に近接させるとともに、高さlが少さ
い野縁受をも固定可能とし、この野縁受に野縁を
固定するに際し野縁がナツト20より下方に位置
るようにするものであり、以下実施例を用いて詳
細に説明する。
せしめ、野縁受の下部に取付けられる天井板を天
井スラブ面に近接させるとともに、高さlが少さ
い野縁受をも固定可能とし、この野縁受に野縁を
固定するに際し野縁がナツト20より下方に位置
るようにするものであり、以下実施例を用いて詳
細に説明する。
第2図、第3図は本考案による野縁受固定金具
の一実施例を示す側面図及び斜視図であり、同図
において5は天井スラブ面4に埋設される吊りボ
ルトであり、このボルト5には野縁受固定金具6
の後述する取付舌片1に設けられたタツプネジ7
が螺合し、金具6はボルト5に固定される。この
場合、ボルト5には下部ナツト20も螺合し、こ
のナツト20によつて金具6はより強固に保持さ
れる。なお、タツプネジ7に代えて単なる貫通孔
を設け、この貫通孔にボルト5を貫入し、舌片1
1の上下に位置させた2個のナツトで舌片11を
挾むようにしてもよい。
の一実施例を示す側面図及び斜視図であり、同図
において5は天井スラブ面4に埋設される吊りボ
ルトであり、このボルト5には野縁受固定金具6
の後述する取付舌片1に設けられたタツプネジ7
が螺合し、金具6はボルト5に固定される。この
場合、ボルト5には下部ナツト20も螺合し、こ
のナツト20によつて金具6はより強固に保持さ
れる。なお、タツプネジ7に代えて単なる貫通孔
を設け、この貫通孔にボルト5を貫入し、舌片1
1の上下に位置させた2個のナツトで舌片11を
挾むようにしてもよい。
野縁受固定金具6は水平片8と、該水平片8の
側部より下方に折曲された側壁片9,10と、側
壁片11の側部より水平方向でかつ側壁片9とは
反対方向に延在するボルト取付舌片11を有す
る、この取付舌片11は、側壁板10の下端11
2より上部位置の部分111を基点として外側に
折曲して形成され、これにより舌片11は下端1
12よりも上部位置に存在することになる。側壁
片10の両端には水平片8の下面との間で上下方
向の挾持空隙12を有し、かつ水平片8に対し直
角方向に延在する挾持片13が設けられ、上記挾
持空隙12には野縁受14の上部水平体15が挿
入される。
側部より下方に折曲された側壁片9,10と、側
壁片11の側部より水平方向でかつ側壁片9とは
反対方向に延在するボルト取付舌片11を有す
る、この取付舌片11は、側壁板10の下端11
2より上部位置の部分111を基点として外側に
折曲して形成され、これにより舌片11は下端1
12よりも上部位置に存在することになる。側壁
片10の両端には水平片8の下面との間で上下方
向の挾持空隙12を有し、かつ水平片8に対し直
角方向に延在する挾持片13が設けられ、上記挾
持空隙12には野縁受14の上部水平体15が挿
入される。
また、側壁片9のほぼ中央部にはタツプネジ1
71が設けられ、該タツプネジ171にはボルト
17が螺入し、ボルト17の先端は野縁受14の
垂直体16を挾持片13側に押圧する。
71が設けられ、該タツプネジ171にはボルト
17が螺入し、ボルト17の先端は野縁受14の
垂直体16を挾持片13側に押圧する。
上記挾持片13の長さSは野縁受14の上部水
平体15とほぼ同じか又は僅か長めに設定され、
これにより垂直体16の内側は挾持片13の端部
に圧接する。なお、本実施例においては、水平片
8の両端部は挾持片13の上部に対向していない
のであるが、水平片8の幅を広くしてその上部に
対向するか又はその外側に張り出すようにしても
よいことはもちろんである。
平体15とほぼ同じか又は僅か長めに設定され、
これにより垂直体16の内側は挾持片13の端部
に圧接する。なお、本実施例においては、水平片
8の両端部は挾持片13の上部に対向していない
のであるが、水平片8の幅を広くしてその上部に
対向するか又はその外側に張り出すようにしても
よいことはもちろんである。
このような構成において野縁受14を固定する
には、まず野縁受固定金具6のタツプネジ7をボ
ルト5に螺合し、つぎにナツト20を螺合し取付
舌片11に、上方に押圧する方向の力を加えて取
付舌片11をボルト5に固定する。つぎに、野縁
受14の水平体15を挾持空隙12に挿入し、ボ
ルト17をタツプネジ171に螺合し、あるいは
すでに螺入されたボルト17をさらにねじ込んで
その端部で野縁受14の垂直体16を押圧する。
には、まず野縁受固定金具6のタツプネジ7をボ
ルト5に螺合し、つぎにナツト20を螺合し取付
舌片11に、上方に押圧する方向の力を加えて取
付舌片11をボルト5に固定する。つぎに、野縁
受14の水平体15を挾持空隙12に挿入し、ボ
ルト17をタツプネジ171に螺合し、あるいは
すでに螺入されたボルト17をさらにねじ込んで
その端部で野縁受14の垂直体16を押圧する。
これにより、野縁受14は水平片15が挾持空
間12に挾持され、垂直体6が押圧されることか
ら、水平、垂直いずれの方向にも移動不可能とな
り確実に固定される。一般に、野縁受14は第4
図aに示すように高さlか低いタイプのもの14
1と、第4図bに示すように高さlが高いタイプ
のもの142が市販されているが、本実施例によ
れば高さの低いタイプの野縁受141を野縁受固
定金具6に装着した場合、ナツト20の下端20
1よりも野縁受14の下部水平体35が下部に位
置するので、野縁を下部水平体35に取付ける際
この野縁がナツト20あるいはボルト5の下端に
接するおそれがなくなり、野縁を取付けできない
という不都合を解消できる。
間12に挾持され、垂直体6が押圧されることか
ら、水平、垂直いずれの方向にも移動不可能とな
り確実に固定される。一般に、野縁受14は第4
図aに示すように高さlか低いタイプのもの14
1と、第4図bに示すように高さlが高いタイプ
のもの142が市販されているが、本実施例によ
れば高さの低いタイプの野縁受141を野縁受固
定金具6に装着した場合、ナツト20の下端20
1よりも野縁受14の下部水平体35が下部に位
置するので、野縁を下部水平体35に取付ける際
この野縁がナツト20あるいはボルト5の下端に
接するおそれがなくなり、野縁を取付けできない
という不都合を解消できる。
なお、本考案においてはタツプネジ171の代
りに単なる円孔を設け、この円孔にボルト17を
貫入し、側壁片9の内側、外側に位置する2個の
ナツトで側壁片を挾むようにしてボルト17を取
付けてもよい。また、ボルト17は複数個螺合す
るようにしてもよい。
りに単なる円孔を設け、この円孔にボルト17を
貫入し、側壁片9の内側、外側に位置する2個の
ナツトで側壁片を挾むようにしてボルト17を取
付けてもよい。また、ボルト17は複数個螺合す
るようにしてもよい。
第1図は従来の野縁受固定金具の一例を示す簡
略構成図、第2図、第3図は本考案による野縁受
固定金具の一実施例を示す側面図及び斜視図、第
4図a,bはそれぞれ野縁受の高さの低いものと
高いものを示す斜視図である。 5……吊りボルト、6……野縁受固定金具、
7,17……タツプネジ、8……水平片、9,1
0……側壁片、11……取付舌片、13……挾持
片、14……野縁受、17……ボルト。
略構成図、第2図、第3図は本考案による野縁受
固定金具の一実施例を示す側面図及び斜視図、第
4図a,bはそれぞれ野縁受の高さの低いものと
高いものを示す斜視図である。 5……吊りボルト、6……野縁受固定金具、
7,17……タツプネジ、8……水平片、9,1
0……側壁片、11……取付舌片、13……挾持
片、14……野縁受、17……ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平片8の側部より折曲され、互に対向する
第1,第2側壁片と、第1側壁片より内側に突
出して水平片8の内面側とで野縁受14の上部
水平体を挾む挾持片13と、第2側壁片の外側
より内側方向に螺入して野縁受14の垂直体を
挾持片13側に押圧するボルト17と、天井ス
ラブ面より突出する吊りボルトに取付けるボル
ト取付手段とを具備する野縁受固定金具。 (2) ボルト17は第2側壁片に形成されたタツプ
ネジ171に螺入する実用新案登録請求の範囲
第1項記載の野縁受固定金具。 (3) ボルト取付手段は、第1側壁片の下端112
より上部に位置する個所111より外側に突出
する取付舌片11に孔を形成して成る実用新案
登録請求の範囲第1項記載の野縁受固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11654879U JPS6116328Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11654879U JPS6116328Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5634920U JPS5634920U (ja) | 1981-04-04 |
JPS6116328Y2 true JPS6116328Y2 (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=29348759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11654879U Expired JPS6116328Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116328Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-24 JP JP11654879U patent/JPS6116328Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5634920U (ja) | 1981-04-04 |