JP2001012654A - 配管支持金具 - Google Patents
配管支持金具Info
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- JP2001012654A JP2001012654A JP11126609A JP12660999A JP2001012654A JP 2001012654 A JP2001012654 A JP 2001012654A JP 11126609 A JP11126609 A JP 11126609A JP 12660999 A JP12660999 A JP 12660999A JP 2001012654 A JP2001012654 A JP 2001012654A
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- tube holding
- screw rods
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/10—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/1091—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members, the two members being fixed to each other with fastening members on each side
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 螺子杆2を回すことで高さ調整でき、取り付
け作業性に秀れる上に、量産性に秀れ、製作コストもさ
ほどアップせず、強度も十分となる画期的な配管支持金
具を提供すること。 【解決手段】 台部1上に螺子杆2を左右並設状態に立
設し、この螺子杆2間の上下に管抱持板3を配設し、少
なくとも下側の前記管抱持板3は、端部に設けた取付孔
部4に前記螺子杆2が挿通配設され、前記螺子杆2に螺
着したナット5によって支承保持されるように構成した
配管支持金具において、前記螺子杆2を前記台部1に対
して自転回動自在に立設し、この螺子杆2に螺着した前
記ナット5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部
6を前記下側の管抱持板3に設けたことを特徴とする配
管支持金具。
け作業性に秀れる上に、量産性に秀れ、製作コストもさ
ほどアップせず、強度も十分となる画期的な配管支持金
具を提供すること。 【解決手段】 台部1上に螺子杆2を左右並設状態に立
設し、この螺子杆2間の上下に管抱持板3を配設し、少
なくとも下側の前記管抱持板3は、端部に設けた取付孔
部4に前記螺子杆2が挿通配設され、前記螺子杆2に螺
着したナット5によって支承保持されるように構成した
配管支持金具において、前記螺子杆2を前記台部1に対
して自転回動自在に立設し、この螺子杆2に螺着した前
記ナット5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部
6を前記下側の管抱持板3に設けたことを特徴とする配
管支持金具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管を所定位置に
支持固定するための配管支持金具に関するものである。
支持固定するための配管支持金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の配管支持金具としては、次のような構成のものがあ
る。
の配管支持金具としては、次のような構成のものがあ
る。
【0003】例えば、台板上に螺子杆を左右並設状態に
立設し、この各螺子杆に夫々支承用のナットを螺着し、
このナットを回動してナットを所定高さに調整する。
立設し、この各螺子杆に夫々支承用のナットを螺着し、
このナットを回動してナットを所定高さに調整する。
【0004】そして左右両端部に設けた取付孔部をこの
螺子杆に被嵌挿通して前記ナットに支承させることで螺
子杆間の下側に管抱持板を架設し、この下側の管抱持板
で配管を支承し、更に左右両端部に設けた取付孔部を螺
子杆に被嵌挿通して螺子杆間に上側の管抱持板を架設
し、この上側の管抱持板を螺子杆に夫々螺着した締付用
のナットで上方から締め付けて配管を上下の管抱持板に
よって挾持し、所定位置に配管を支承固定する構成であ
る。
螺子杆に被嵌挿通して前記ナットに支承させることで螺
子杆間の下側に管抱持板を架設し、この下側の管抱持板
で配管を支承し、更に左右両端部に設けた取付孔部を螺
子杆に被嵌挿通して螺子杆間に上側の管抱持板を架設
し、この上側の管抱持板を螺子杆に夫々螺着した締付用
のナットで上方から締め付けて配管を上下の管抱持板に
よって挾持し、所定位置に配管を支承固定する構成であ
る。
【0005】従って、配管を所定高さに支承固定するた
めには、配管の大きさや、支承高さに応じて締付用ナッ
トを締め付ける前に下側の支承用のナットを回動してこ
のナットの高さを調整することで下側の管抱持板の架設
高さを調整する必要があるが、この下側に位置するナッ
トを回す調整作業は非常に厄介であった。
めには、配管の大きさや、支承高さに応じて締付用ナッ
トを締め付ける前に下側の支承用のナットを回動してこ
のナットの高さを調整することで下側の管抱持板の架設
高さを調整する必要があるが、この下側に位置するナッ
トを回す調整作業は非常に厄介であった。
【0006】また、例えば本出願人が開発した実開平2
−77381号は、ナットを回すのではなく、螺子杆を
回して螺子杆自体を昇降調整する構成としたが、この構
成は台板上に螺子筒を立設し、この螺子筒に螺子杆を螺
着して台板上に螺子杆を立設する構成であるから、螺子
杆を回すことで管抱持板の高さを調整でき、前述した従
来構成に比して作業性に秀れるものの、螺子筒を設ける
ため量産性にやや劣り製作コストもかかる上、螺子杆を
螺子筒によって螺着支承するため、強度的にもやや劣る
欠点などもあった。
−77381号は、ナットを回すのではなく、螺子杆を
回して螺子杆自体を昇降調整する構成としたが、この構
成は台板上に螺子筒を立設し、この螺子筒に螺子杆を螺
着して台板上に螺子杆を立設する構成であるから、螺子
杆を回すことで管抱持板の高さを調整でき、前述した従
来構成に比して作業性に秀れるものの、螺子筒を設ける
ため量産性にやや劣り製作コストもかかる上、螺子杆を
螺子筒によって螺着支承するため、強度的にもやや劣る
欠点などもあった。
【0007】本発明は、このような現状に鑑み、更に試
行錯誤を繰り返し、試作研究を重ねる中で、螺子杆を回
すことで高さ調整でき、取り付け作業性に秀れる上に、
量産性にも秀れ、製作コストもさほどアップせず、強度
も十分となる画期的な配管支持金具を提供することを目
的としている。
行錯誤を繰り返し、試作研究を重ねる中で、螺子杆を回
すことで高さ調整でき、取り付け作業性に秀れる上に、
量産性にも秀れ、製作コストもさほどアップせず、強度
も十分となる画期的な配管支持金具を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0009】台部1上に螺子杆2を左右並設状態に立設
し、この螺子杆2間の上下に管抱持板3を配設し、少な
くとも下側の前記管抱持板3は、端部に設けた取付孔部
4に前記螺子杆2が挿通配設され、前記螺子杆2に螺着
したナット5によって支承保持されるように構成した配
管支持金具において、前記螺子杆2を前記台部1に対し
て自転回動自在に立設し、この螺子杆2に螺着した前記
ナット5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部6
を前記下側の管抱持板3に設けたことを特徴とする配管
支持金具に係るものである。
し、この螺子杆2間の上下に管抱持板3を配設し、少な
くとも下側の前記管抱持板3は、端部に設けた取付孔部
4に前記螺子杆2が挿通配設され、前記螺子杆2に螺着
したナット5によって支承保持されるように構成した配
管支持金具において、前記螺子杆2を前記台部1に対し
て自転回動自在に立設し、この螺子杆2に螺着した前記
ナット5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部6
を前記下側の管抱持板3に設けたことを特徴とする配管
支持金具に係るものである。
【0010】また、前記下側の管抱持板3に、前記螺子
杆2の自転回動に伴って回動しようとする前記ナット5
の外面に当接する垂下片状の回り止め部6を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の配管支持金具に係るもので
ある。
杆2の自転回動に伴って回動しようとする前記ナット5
の外面に当接する垂下片状の回り止め部6を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の配管支持金具に係るもので
ある。
【0011】また、前記螺子杆2の上端面に回転工具係
止用溝7を設けたことを特徴とする請求項1,2のいず
れか1項に記載の配管支持金具に係るものである。
止用溝7を設けたことを特徴とする請求項1,2のいず
れか1項に記載の配管支持金具に係るものである。
【0012】また、前記上側並びに下側の管抱持板3の
両端部に前記螺子杆2が挿通配設される取付孔部4を設
け、少なくとも上側の管抱持板3の一方の取付孔部4
は、この上側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通配
設される螺子杆2を支点に水平回動し得るように切欠開
放部8を有する取付孔部4としたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載の配管支持金具に係るも
のである。
両端部に前記螺子杆2が挿通配設される取付孔部4を設
け、少なくとも上側の管抱持板3の一方の取付孔部4
は、この上側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通配
設される螺子杆2を支点に水平回動し得るように切欠開
放部8を有する取付孔部4としたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載の配管支持金具に係るも
のである。
【0013】また、前記上側の管抱持板3を前記螺子杆
2に螺着したナット5によって締め付け固定し得るよう
に構成し、このナット5を緩めた状態で少なくとも上側
の管抱持板3を、前記一方の取付孔部4に挿通配設され
ている螺子杆2から前記切欠開放部8を介してこの一方
の取付孔部4を抜け脱させて水平回動退避し得るように
構成したことを特徴とする請求項4記載の配管支持金具
に係るものである。
2に螺着したナット5によって締め付け固定し得るよう
に構成し、このナット5を緩めた状態で少なくとも上側
の管抱持板3を、前記一方の取付孔部4に挿通配設され
ている螺子杆2から前記切欠開放部8を介してこの一方
の取付孔部4を抜け脱させて水平回動退避し得るように
構成したことを特徴とする請求項4記載の配管支持金具
に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0015】螺子杆2を工具11などを用いて自転回動さ
せると、螺子杆2に螺着した支承用のナット5は、これ
に伴って回動しようとするが回り止め部6によって回動
が阻止されるため、ナット5は螺子杆2に対して昇降す
る。
せると、螺子杆2に螺着した支承用のナット5は、これ
に伴って回動しようとするが回り止め部6によって回動
が阻止されるため、ナット5は螺子杆2に対して昇降す
る。
【0016】このナット5が昇降することでナット5が
支承している下側の管抱持板3が昇降調整されるため、
例えば予めこの下側の管抱持板3に配管9を支承させて
いれば、この配管9の高さを昇降調整できるし、所定位
置に配管9を保持させておいてある場合には、この配管
9を支承固定できる位置まで管抱持板3を上昇調整でき
ることとなる。
支承している下側の管抱持板3が昇降調整されるため、
例えば予めこの下側の管抱持板3に配管9を支承させて
いれば、この配管9の高さを昇降調整できるし、所定位
置に配管9を保持させておいてある場合には、この配管
9を支承固定できる位置まで管抱持板3を上昇調整でき
ることとなる。
【0017】従って、管抱持板3に設けた回り止め部6
によってナット5を回り止めさせておく構成によって、
ナット5を回動調整しなくても、例えば螺子杆2の上端
面の回転工具係止用溝7を利用して工具11によって回動
することで管抱持板3を昇降調整することができる。
によってナット5を回り止めさせておく構成によって、
ナット5を回動調整しなくても、例えば螺子杆2の上端
面の回転工具係止用溝7を利用して工具11によって回動
することで管抱持板3を昇降調整することができる。
【0018】従って、取り付け作業性に極めて秀れると
共に、簡易な構成によって実現できることとなるから、
量産性に秀れ、コストアップにもならない画期的な配管
支持金具となる。
共に、簡易な構成によって実現できることとなるから、
量産性に秀れ、コストアップにもならない画期的な配管
支持金具となる。
【0019】また、更に前記上側並びに下側の管抱持板
3の両端部に前記螺子杆2が挿通配設される取付孔部4
を設け、少なくとも上側の管抱持板3の一方の取付孔部
4は、この上側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通
配設される螺子杆2を支点に水平回動し得るように切欠
開放部8を有する取付孔部4とすれば、配管9を抱持す
る前や、前記昇降調整においては、上側の管抱持板3を
水平回動させて退避させておくことができ、調整後、配
管9を上下から抱持して締め付け固定するに際は、一々
螺子杆2の上方から挿入するのではなく、退避させてい
た管抱持板3を水平回動して取付孔部4に螺子杆2を挿
入配設でき、一層取り付け作業性に秀れた極めて画期的
な配管支持金具となる。
3の両端部に前記螺子杆2が挿通配設される取付孔部4
を設け、少なくとも上側の管抱持板3の一方の取付孔部
4は、この上側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通
配設される螺子杆2を支点に水平回動し得るように切欠
開放部8を有する取付孔部4とすれば、配管9を抱持す
る前や、前記昇降調整においては、上側の管抱持板3を
水平回動させて退避させておくことができ、調整後、配
管9を上下から抱持して締め付け固定するに際は、一々
螺子杆2の上方から挿入するのではなく、退避させてい
た管抱持板3を水平回動して取付孔部4に螺子杆2を挿
入配設でき、一層取り付け作業性に秀れた極めて画期的
な配管支持金具となる。
【0020】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】本実施例は、板状の台部1上に螺子杆2を
左右並設状態に立設し、この螺子杆2間の上下に管抱持
板3を配設し、この上下双方の管抱持板3は、左右両端
部に設けた取付孔部4に前記螺子杆2が挿通配設し、前
記螺子杆2に螺着した支承用のナット5によって下側の
管抱持板3を支承保持し、この下側の管抱持板3によっ
て配管9を支承し、上側の管抱持板3で配管9を押さえ
込み、螺子杆2に螺着した締付用のナット10で上側の管
抱持板3の両端部を締め付けて固定するように構成して
いる。
左右並設状態に立設し、この螺子杆2間の上下に管抱持
板3を配設し、この上下双方の管抱持板3は、左右両端
部に設けた取付孔部4に前記螺子杆2が挿通配設し、前
記螺子杆2に螺着した支承用のナット5によって下側の
管抱持板3を支承保持し、この下側の管抱持板3によっ
て配管9を支承し、上側の管抱持板3で配管9を押さえ
込み、螺子杆2に螺着した締付用のナット10で上側の管
抱持板3の両端部を締め付けて固定するように構成して
いる。
【0022】本実施例は、前記螺子杆2の下部を例えば
台部1に挿通して抜け止めかしめするなどして枢着し
て、台部1に対して自転回動自在に立設している。
台部1に挿通して抜け止めかしめするなどして枢着し
て、台部1に対して自転回動自在に立設している。
【0023】また、例えば図6に示すように、螺子杆2
の下端の台部1貫通部分に緩衝材12としてスプリングコ
イル12を設け、回動自在に立設する螺子杆2のガタ付き
をなくすると共に、良好に回動操作できるように構成し
ている。具体的には、回動摺面となる傘部分2Aを台部
1の上面に当接しつつ台部1の取付孔を貫通させ、この
貫通部分の下端フランジ部2Bと台部1裏面との間にガ
タ付緩衝材12としてスプリングコイル12を被嵌し、自転
回動自在に螺子杆2を台部1上に立設している。
の下端の台部1貫通部分に緩衝材12としてスプリングコ
イル12を設け、回動自在に立設する螺子杆2のガタ付き
をなくすると共に、良好に回動操作できるように構成し
ている。具体的には、回動摺面となる傘部分2Aを台部
1の上面に当接しつつ台部1の取付孔を貫通させ、この
貫通部分の下端フランジ部2Bと台部1裏面との間にガ
タ付緩衝材12としてスプリングコイル12を被嵌し、自転
回動自在に螺子杆2を台部1上に立設している。
【0024】この螺子杆2に螺着した前記支承用のナッ
ト5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部6を前
記下側の管抱持板3に設けた構成としている。
ト5を螺子杆2に対して回り止めする回り止め部6を前
記下側の管抱持板3に設けた構成としている。
【0025】具体的には本実施例では、前記下側の管抱
持板3に、前記螺子杆2の自転回動に伴って回動しよう
とする前記ナット5の外面に当接する垂下片状の回り止
め部6を例えば管抱持板3から切り出し片を折り曲げ加
工によって一体的に垂下突設したり、あるいは溶接する
などして設けた構成としている。
持板3に、前記螺子杆2の自転回動に伴って回動しよう
とする前記ナット5の外面に当接する垂下片状の回り止
め部6を例えば管抱持板3から切り出し片を折り曲げ加
工によって一体的に垂下突設したり、あるいは溶接する
などして設けた構成としている。
【0026】また、本実施例は、前記螺子杆2の上端面
にマイナスドライバーなどの回転工具11を係止する係止
用溝7を設けた構成としている。
にマイナスドライバーなどの回転工具11を係止する係止
用溝7を設けた構成としている。
【0027】また、更に本実施例は、前記上側並びに下
側の管抱持板3の両端部に前記螺子杆2が挿通配設され
る取付孔部4を設けているが、上側の管抱持板3の取付
孔部4は長孔状とし、この一方の取付孔部4は、この上
側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通配設される螺
子杆2を支点に水平回動し得るように切欠開放部8を有
する取付孔部4としている。
側の管抱持板3の両端部に前記螺子杆2が挿通配設され
る取付孔部4を設けているが、上側の管抱持板3の取付
孔部4は長孔状とし、この一方の取付孔部4は、この上
側の管抱持板3の他方の取付孔部4に挿通配設される螺
子杆2を支点に水平回動し得るように切欠開放部8を有
する取付孔部4としている。
【0028】従って、本実施例は、前記上側の管抱持板
3を前記螺子杆2に螺着したナット5によって締め付け
固定し得るように構成するが、このナット5を緩めた状
態で、長孔構造を利用して少しスライドさせた上で、上
側の管抱持板3を前記一方の取付孔部4に挿通配設され
ている螺子杆2から前記切欠開放部8を介してこの一方
の取付孔部4を抜け脱させて水平回動退避し得るように
構成している。
3を前記螺子杆2に螺着したナット5によって締め付け
固定し得るように構成するが、このナット5を緩めた状
態で、長孔構造を利用して少しスライドさせた上で、上
側の管抱持板3を前記一方の取付孔部4に挿通配設され
ている螺子杆2から前記切欠開放部8を介してこの一方
の取付孔部4を抜け脱させて水平回動退避し得るように
構成している。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、管
抱持板に設けた回り止め部によって支承用のナットを回
り止めさせておく構成によって、ナットを回動調整しな
くても、例えば管抱持板の上端面の回転工具係止用溝を
利用して工具によって回動することで管抱持板を昇降調
整することができるから、取り付け作業性に極めて秀れ
ると共に、簡易な構成によって実現できることとなるか
ら、量産性に秀れ、コストアップにもならなず強度的に
も秀れた画期的な配管支持金具となる。
抱持板に設けた回り止め部によって支承用のナットを回
り止めさせておく構成によって、ナットを回動調整しな
くても、例えば管抱持板の上端面の回転工具係止用溝を
利用して工具によって回動することで管抱持板を昇降調
整することができるから、取り付け作業性に極めて秀れ
ると共に、簡易な構成によって実現できることとなるか
ら、量産性に秀れ、コストアップにもならなず強度的に
も秀れた画期的な配管支持金具となる。
【0030】しかも請求項2記載の発明においては、本
発明を更に容易に実現でき、一層量産性に秀れ極めて実
用性に秀れた配管支持金具となる。
発明を更に容易に実現でき、一層量産性に秀れ極めて実
用性に秀れた配管支持金具となる。
【0031】また、更に請求項4記載の発明において
は、配管を抱持する前や、前記昇降調整においては、上
側の管抱持板を水平回動させて退避させておくことがで
き、調整後、配管を上下から抱持して締め付け固定する
に際しては、一々螺子杆の上方から挿入するのではな
く、退避させていた管抱持板を水平回動して取付孔部に
螺子杆を挿入配設でき、一層取り付け作業性に秀れた極
めて画期的な配管支持金具となる。
は、配管を抱持する前や、前記昇降調整においては、上
側の管抱持板を水平回動させて退避させておくことがで
き、調整後、配管を上下から抱持して締め付け固定する
に際しては、一々螺子杆の上方から挿入するのではな
く、退避させていた管抱持板を水平回動して取付孔部に
螺子杆を挿入配設でき、一層取り付け作業性に秀れた極
めて画期的な配管支持金具となる。
【図1】本実施例の概略構成斜視図である。
【図2】本実施例の支承用ナット(下側の管抱持板)の
昇降調整を示す説明正面図である。
昇降調整を示す説明正面図である。
【図3】本実施例の下側の管抱持板の平面図である。
【図4】本実施例の側面図である。
【図5】本実施例の上側の管抱持板の平面図である。
【図6】本実施例の螺子杆の緩衝材を用いた枢着構造を
示す説明正面図である。
示す説明正面図である。
1 台部 2 螺子杆 3 管抱持板 4 取付孔部 5 ナット 6 回り止め部 7 係止用溝 8 切欠開放部
Claims (5)
- 【請求項1】 台部上に螺子杆を左右並設状態に立設
し、この螺子杆間の上下に管抱持板を配設し、少なくと
も下側の前記管抱持板は、端部に設けた取付孔部に前記
螺子杆が挿通配設され、前記螺子杆に螺着したナットに
よって支承保持されるように構成した配管支持金具にお
いて、前記螺子杆を前記台部に対して自転回動自在に立
設し、この螺子杆に螺着した前記ナットを螺子杆に対し
て回り止めする回り止め部を前記下側の管抱持板に設け
たことを特徴とする配管支持金具。 - 【請求項2】 前記下側の管抱持板に、前記螺子杆の自
転回動に伴って回動しようとする前記ナットの外面に当
接する垂下片状の回り止め部を設けたことを特徴とする
請求項1記載の配管支持金具。 - 【請求項3】 前記螺子杆の上端面に回転工具係止用溝
を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項
に記載の配管支持金具。 - 【請求項4】 前記上側並びに下側の管抱持板の両端部
に前記螺子杆が挿通配設される取付孔部を設け、少なく
とも上側の管抱持板の一方の取付孔部は、この上側の管
抱持板の他方の取付孔部に挿通配設される螺子杆を支点
に水平回動し得るように切欠開放部を有する取付孔部と
したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
載の配管支持金具。 - 【請求項5】 前記上側の管抱持板を前記螺子杆に螺着
したナットによって締め付け固定し得るように構成し、
このナットを緩めた状態で少なくとも上側の管抱持板
を、前記一方の取付孔部に挿通配設されている螺子杆か
ら前記切欠開放部を介してこの一方の取付孔部を抜け脱
させて水平回動退避し得るように構成したことを特徴と
する請求項4記載の配管支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126609A JP2001012654A (ja) | 1999-04-26 | 1999-05-07 | 配管支持金具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11788299 | 1999-04-26 | ||
JP11-117882 | 1999-04-26 | ||
JP11126609A JP2001012654A (ja) | 1999-04-26 | 1999-05-07 | 配管支持金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001012654A true JP2001012654A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=26455924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126609A Pending JP2001012654A (ja) | 1999-04-26 | 1999-05-07 | 配管支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001012654A (ja) |
Cited By (3)
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1999
- 1999-05-07 JP JP11126609A patent/JP2001012654A/ja active Pending
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