JPH0684079B2 - ドット位置ずれ補正回路 - Google Patents

ドット位置ずれ補正回路

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JPH0684079B2
JPH0684079B2 JP63168432A JP16843288A JPH0684079B2 JP H0684079 B2 JPH0684079 B2 JP H0684079B2 JP 63168432 A JP63168432 A JP 63168432A JP 16843288 A JP16843288 A JP 16843288A JP H0684079 B2 JPH0684079 B2 JP H0684079B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/125Sensors, e.g. deflection sensors

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオンディマンド型インクジェット噴射ノズルを
複数個有したヘッドにより記録を行うプリンタ装置の印
写ドット位置の補正回路に関する。
〔発明の概要〕
ヘッド走査方向に複数のノズルまたはノズル列が任意の
離隔距離をもって配置されたヘッドをもつプリンタ装置
の印写ドット位置ずれの補正を、ドットピッチ単位とそ
のn分の1(nは2以上の整数)単位の補正にわけて行
うようにしたもので、前記ドットピッチ単位の補正は画
素データが格納されているメモリの読み出しアドレスを
離隔ドットピッチ分ずらす事によって得られ、またn分
の1の補正は位置検出手段の出力分解能をドットピッチ
のn分の1として、位置検出手段の出力が補正値分計数
されるまで印写タイミングをずらすことによって得られ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来この種の補正方法においては、シフトレジスタ等を
用いた方法がまず挙げられる。これは明らかにドットピ
ッチ単位でしか補正できないし、離隔距離分の段数を必
要とし非効率的である。またヘッド進行方向に対して後
方となるノズルの印写タイミングをその離隔距離に相当
する時間だけ遅延させるという方法がある。これは距離
と時間の関係が極めて厳密に維持されなければならない
という欠点をもつ。ドットピッチの微細化の動向と合わ
せて考えるならば、ヘッド走査の定速性維持は極めてコ
スト高である。
〔発明が解決しようとする課題〕
高密度化、高速化、カラー化の市場要求に応じて多ノズ
ル化の技術開発が進められているが、ヘッド上に指定さ
れた高密度のピッチで平面的にノズルを一体で形成する
には至っておらず、いくつかのヘッドを組み合せてひと
つのヘッドを形成しているのが実態である。従って、組
立誤差を吸収するには任意ノズル間隔を補正する事が必
要になっている。この点に鑑て従来技術を考察するに、
補正長の柔軟性に乏しく、また最大の弱点としてヘッド
走査方向によって基準が切換わるということがある為、
往路、復路の各々においては補正できたとしても、往路
のドットと、復路のドットは整列しずらく、高品位の印
字結果を得るには、一方向のみの印写に限られる。従っ
て印刷時間が長くなる。
本発明は従来技術の弱点を克服し、精度の高い補正方法
を提供し、高印刷品質の装置を実現するものである。
〔課題を解決するための手段〕
基準ノズルあるいは基準ノズル列のヘッド走査方向の位
置検出手段と、その位置検出手段の出力信号を計数する
座標カウンタと、各ノズルあるいはノズル列の往路用、
復路用各々の補正値を記憶した補正レジスタと、補正レ
ジスタのひとつを選択する選択手段と、その選択手段の
出力と前記座標カウンタの出力を加算する加算器と、タ
イミング発生回路と、タイミング発生回路の出力と前記
補正レジスタの出力とから基準ノズルあるいは基準ノズ
ル列以外のノズルあるいはノズル列の印写タイミングを
決定するタイミング選択回路と、これらを制御する制御
回路を設けることにより、ヘッド走査方向に任意の離隔
距離をもつ複数のノズルあるいはノズル列の印写位置ず
れの補正ができるようにした。
〔作用〕
基準ノズルあるいは基準ノズル列と他のノズルあるいは
ノズル列との離隔距離Lは L=l×D+m×d (式1) 但し、dは位置検出手段の分解能、 Dはドットピッチで、D=n×d またl、mは0を含む正整数、nは2以上の整数で、m
<n。
と表わすことができる。また(式1)は L=(l+1)×D−(n−m)×d (式2) とも表現できる。基準ノズルあるいは基準ノズル列との
位置関係及び往路走査か復路走査かによって(式1)、
(式2)を各ノズルあるいはノズル列の補正値とする。
Dの係数はドットピッチ単位の補正項であり、具体的に
は基準ノズルあるいは基準ノズル列の画素データが存在
するメモリのアドレス値をDの係数分だけ加算した値を
当該ノズルあるいはノズル列の画素データの読み出しア
ドレス値として読み出す。またdの係数は位置検出手段
の分解能単位での補正項であり、ドットピッチ未満の細
かな補正量を示している。具体的には基準ノズルあるい
は基準ノズル列の印写位置よりもdの係数分だけ印写位
置をずらす、時系列で言うならば遅延させる操作を意味
する。以上述べた補正係数を記憶しているのが補正レジ
スタであり、整数部と小数部からなり、整数部がDの係
数、小数部がdの係数に対応する。座標カウンタも同様
に整数部と小数部からなる。この整数部の値と補正レジ
スタの整数部の値の加算値が補正をかけるノズルあるい
はノズル列の画素データをメモリから読み出すアドレス
値となる。また、これらの小数部から印写位置ずらしを
行なう。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明す
る。
第1図に示す如く、ヘッド上には用紙面に向ってイエロ
ー用ノズル1・Y、マゼンタ用ノズル1・M、シアン用
ノズル1・Cがヘッド走査方向にノズル1・MからL1、
L2の離隔距離をもって配置されているとする。この例で
はノズル1・Yを基準ノズルとし、ヘッド走査駆動源で
ある図示されないDCモータの回転軸にとりつけられた位
置検出器エンコーダ10はノズル1・Yの位置を検出する
ように調整、取りつけされているとする。エンコーダ10
の出力パルスは座標カウンタ11によって計数され、その
カウンタ値はノズル1・Yの座標値を示している。
さて、このエンコーダ10の出力パルスの意味する単位で
あるが、用紙面上での印写ドットピッチをD(m m)とす
ると、その単位d(m m)はd=1/n×D(nは2以上の整
数)で示される。ここでは説明をわかりやすくする為具
体的にn=8とする。このように関係づけると、ヘッド
が往路方向(右方向)に移動するとエンコーダ10の出力
パルスはアップカウントパルスとして座標カウンタ11に
入力され、8パルスで1ドットビッチ分の走査移動を行
なったことになる。復路方向(左方向)の場合も同様で
あるが、ダウンカウントパルスとなる。図中座標カウン
タ11は破線で上下に区分されているが、これは上を整数
部、下を小数部とわけて考える為である。n=8とした
ので、小数部は3ビット(23=8)である。これはドッ
トピッチD単位で考えると、dの単位で0〜7ケのパル
スがはいってもDに満たないから、これを小数部とす
る。4ビット目以上はD単位の座標値を示しているので
整数部とする。次に補正レジスタ8・a〜8・dである
がここにセットされる値は以下の如く求められる。まず
L1が例えばL1=2×D+3×dであったとすると、往路
用補正レジスタ8・aには上式を式2を用いてL1=3×
D−5×dとして得られるDとdの係数の組(3、5)
をセットする。復路用補正レジスタ8・bにはそのまま
(2、3)をセットする。カッコ内左項は整数部、右項
は小数部を示している。同様にL2が例えばL2=3×D+
dであったとすると、ノズル1・C用の往路用補正レジ
スタ8・cには(4、7)、復路用補正レジスタ8・d
には(3、1)がセットされる。すなわち本実施例に示
すように基準ノズルが左に位置する場合は往路用には
(式2)を、復路用には(式1)を使用するのである。
この補正レジスタ8・a〜8・dの出力はセレクタ7・
a、7・bに入力され、現在のヘッド走査方向が往路か
復路かを示す信号FOW/BAKによってそれに対応する補正
レジスタ出力が選択される。例えば往路ならば補正レジ
スタ8・aと8・cが選ばれる。セレクタ7・a、7・
bについても座標カウンタ11同様に整数部、小数部の圧
分として破線を施している。
次にセレクタ6、加算器5であるが、これは画素データ
を読み出す際のメモリ2のアドレス値を生成する機構で
ある。制御回路14から与えられる選択信号によってセレ
クタ6はa、b、c入力のひとつを加算器5に接続す
る。まず基準のノズル1・Yの画素データ読み出しアド
レスは座標カウンタ11の整数部そのものによって得られ
るので、その値に値0を加算してアドレス値を得る。次
にノズル1・Mの画素データ読み出しアドレスはノズル
1・Yの読み出しアドレス値に補正レジスタ8・aまた
は8・bの整数部、すなわちセレクタ7・aの整数部出
力の値を加算することによって得られるので、座標カウ
ンタ11の整数部出力値とセレクタ7・aの整数部出力値
を加算するようにする。同様にノズル1・Cの場合には
セレクタ6でセレクタ7・bの整数部出力が選ばれるよ
うにして、当該画素データの読み出しアドレス値を得
る。
セレクタ4は図示されない画素データ書き込み回路によ
って発生される信号と、制御回路14と加算器5によって
発生される画素データ読み出し用の信号の切換えを行な
う。当然の事ながら印写動作を行なう時には制御回路14
と加算器5の出力信号がメモリ2に接続される。メモリ
2の出力である画素データ信号3は各ノズル駆動用に設
けられたピエゾ駆動回路13・Y、13・M、13・Cに接続
される。なお回路上ノズルとピエゾ素子は同一視してい
る。各ピエゾ駆動回路13・Y、13・M、13・Cは制御回
路14の制御信号によって画素データを記憶し、印写タイ
ミングがくるのを待っている。
一方タイミング発生回路12は第2図に示す如く、T0〜T7
の各信号を生成する。座標カウンタ11の小数部の値が変
化した時点からある一定時間幅をもつパルスを生成す
る。このパルス巾Wはピエゾを駆動するに充分な時間巾
として定められる。T0は基準ノズルすなわちノズル1・
Yを駆動するものとして一意に定められ、第1図でタイ
ミング発生回路12からピエゾ駆動回路13・Yに送られる
信号はT0である。更に第2図を説明するならば、これは
往路における動作であり、時間の経過と共に座標カウン
タ11の小数部の値は0、1、2〜7と増加していること
からもわかる。また値0から1、1から2、2から3な
どに遷移していく時間間隔が一定であるかのように記載
しているが、これは各々バラバラの間隔で構わない。つ
まりヘッド走査速度の安定度は必ずしも必要としない。
第3図は復路走査時における座標カウンタ11の小数部の
値とT0〜T7の関係を示している。第2図の説明から容易
に理解できるので説明は省く。
更に、このようにタイミング発生回路12で生成されたT0
〜T7の信号はタイミング選択回路9・a、9・bに入力
される。これらはノズル駆動回路13・M、及び13・Cに
印写タイミングを与える回路である。T0〜T7の各タイミ
ング信号の中から、セレクタ7・a、7・bの小数部出
力信号によってひとつを選ぶ動作をする。まとめて言う
ならばピエゾ駆動回路13・Y、13・M、13・Cがセット
されていた画素データに従ってピエゾを駆動するタイミ
ングは各々T0、タイミング選択回路9・aで選ばれたT0
〜T7のひとつ、タイミング選択回路9・bで選ばれたT0
〜T7のひとつで与えられる。
さて、ここで印写ドット位置補正の考え方を第4図をも
とに詳しく説明する。まず走査方向の座標はdの単位で
目盛ってあり、8ケおきにマーク▼を打っている。これ
が印写ドットの中心が存在すべき位置である。しかる
に、ノズル間の距離はノズル1・MについてみるとL
1(=2×D+3×d)であった。従って、ノズル1・
Yが例えばA1なる座標において印写を行なうとして、同
時にノズル1・Mにおいても印写を行なうと5×dの距
離の印写位置ズレを発生する。そこで、ノズル1・Yが
座標A1で印写すべき画素データがピエゾ駆動回路13・Y
にセットされている時には、ピエゾ駆動回路13・Mには
A4で印写すべき画素データがセットされるようにする。
そしてノズル1・Yの印写動作がおこなわれてから、5
×dのヘッド移動が行なわれた時にノズル1・Mの印写
を行なうものとすれば、第4図に示す如く、座標A4にお
いてノズル1・Mの印写ドットが形成されることにな
る。また復路走査時においては、第5図に示すように、
ノズル駆動回路13・Yに座標A1で印写すべき画素デー
タ、ノズル駆動回路13・Mに座標A3で印写すべき画素デ
ータをセットしておいて、ノズル1・Yの印写後3×d
のヘッド移動が行なわれた時にノズル1・Mの印写を行
なうことによって座標A3においてノズル1・Mの印写ド
ットが形成される。ノズル1・Cについても同様であ
る。
全体の動作シーケンスを第6図をもとに説明しながら印
写位置補正が行なわれる事を明らかにしていく。第6図
はヘッドの往路走査によってノズル1・Yの座標値が更
新されるに伴って発生するシーケンスを示したものであ
る。なお図中のA1、A2等は第4図、第5図におけるそれ
と同じである。
まずピエゾ駆動回路13・Yとノズル1・Yについて説明
する。ノズル1・Yが座標カウンタ11の整数部が示すA1
−1の位置に到った時に座標A1において印写すべき画素
データを読み出す。それを記憶しておいて実際にA1に到
った時にその画素データに従ってT0に同期して印写す
る。従って、今までノズル1・Yの画素データの読み出
しアドレス値は座標カウンタ11の整数部そのものである
と説明してきたが、前記説明から座標A1−1にあるとき
に、アドレス値A1を示さなければならない事が明らかに
なった。これを実現するひとつの手法として、ここでは
加算器5にFOW/BKW信号を加え、往路走査時には更に+
1加算出力を得るようにする。こうすることによって座
標カウンタ11の整数部出力の値がA1−1のときに、アド
レス値はA1、座標カウンタ11の整数部出力の値がA1のと
き、アドレス値はA2(=A1+1)が得られるようにな
る。更に第6図を詳しく見ると、画素データの読み出し
と印写の動作が並列に進行していることがわかる。ノズ
ル1・Yの座標値がA1−1にあるときに座標値A1で印写
すべき画素データを読み、実際にA1に致った時にその印
写動作を行なうと共に、座標値A2で印写すべき画素デー
タの読み出し動作を行なっている。この動作を実現する
為に、各ピエゾ駆動回路13・Y〜13・Cが第7図に示す
構造になっている。第1のフリップフロップFFA30は画
素データ信号3をラッチ信号Aにてとり込み第2のフリ
ップフロップFFB31はFFAの出力値をラッチ信号Bにてと
り込み保持する。印写タイミング信号が与えられるとFF
B31出力とANDゲート32を経てドライバ33を活性化し、ピ
エゾ駆動信号を発生する。ノズル1・Yに注目して第6
図と第7図をあわせて動作シーケンスを表わしたものが
第8図である。座標A1−1に達すると座標A1にて印写す
べき画素データの読み出し動作を開始し、画素データ信
号3が安定した所で制御回路14はラッチ信号Aを発して
FFA30にとり込む。ヘッド走査が進行して座標A1に達し
ようとする時までにはラッチ信号Bを発してFFB31にFFA
30の出力信号をとり込んでおく。そうすることによって
FFA30のデータはFFB31に退避されたことになるので、座
標A1に達したときに印写と新らたな画素データのセット
を重なり合った時間帯の中で行なうことが可能になる。
ラッチ信号Aは各ノズル1・Y、1・M、1・Cの各デ
ータ読み出し期間中に発生しなければならないが、ラッ
チ信号Bは一括してある一定のタイミング、たとえば座
標カウンタ11の小数部が値7から0に遷移するタイミン
グで発生させればよい。以上説明した内容を前提に再度
第6図をもとにノズル1・M、ノズル1・Cについても
説明する。ピエゾ駆動回路13・Yへの画素データの読み
出しとセットの動作につづいてピエゾ駆動回路13・M、
13・Cの画素データの読み出しとセット動作が順次発生
する。各々の動作は第8図で説明した内容と同等であ
り、各々のラッチ信号Aのタイミングで各ピエゾ駆動回
路13・M、13・Cにセットされる。この読み出しとセッ
トの動作時間は全くメモリ2の読み出し速度によって規
定され、ヘッドの走査速度には無関係であるが、遅くと
もヘッドが座標値A1−1からA1へ、A1からA2へというよ
うにドットピッチ分の移動を終えるまでには終了してい
る必要がある。この画素データの読み出し時のメモリ2
のアドレス値は補正レジスタ8・a、8・cの内容が
(3、5)、(4、7)であったから、ピエゾ駆動回路
13・Mへの読み出しにはA1+3=A4、ピエゾ駆動回路13
・Cへの読み出しにはA1+4=A4+1のアドレス値とな
っている。こうしてセットされた画素データに従って印
写されるのは図中矢印で示した箇所で行なわれる。たと
えばノズル1・Mについていうならばノズル1・Yの印
写タイミングT0よりも5×dだけ後方に位置した箇所で
発生するT5に同期して印写される。このことは第4図と
対比して考えると明解である。こうしてメモリ2のアド
レス値をA4として読み出された内容が実際にノズル1・
Mが座標A4に達した時に印写ドットとなって用紙面に現
われる。改めて言うと、補正レジスタ8・aの小数部の
値5というのはドットピッチ未満のdを単位とする補正
量であり、具体的動作としては第6図に示すように5×
dの距離分ノズル1・Yよりも印写位置をズラすことで
あり、印写タイミングT5をその印写タイミングとして選
択することである。以上の説明はピエゾ駆動回路13・
C、ノズル1・Cについても同様であり、補正レジスタ
8・cの内容が(4、7)であった事をあてはめれば容
易に理解できる。
次に復路走査時における動作シーケンスを第9図をもと
に説明する。ノズル1・Yが座標A1にて印写する画素デ
ータは座標A2を超えた時に読み出される。この時座標カ
ウンタ11の整数部の出力値もA1を示すから、復路の場
合、加算器5は単純加算演算を行なえばよい。このこと
から加算器5へのFOW/BKW信号はいわゆるキャリー入力
信号として取扱えばよい事が明らかになった。次にピエ
ゾ駆動回路13・Mへの画素データの読み出しアドレスは
補正レジスタ8・bの内容が(2、3)であった事か
ら、A1+2=A3として与えられる。同様ピエゾ駆動回路
13・Cの場合は補正レジスタ8・bの内容が(3、1)
であったから、A1+3=A4として与えられる。このよう
にして順次FFA30にとり込まれた画素データはラッチ信
号BによってFFB31に退避される。ノズル1・Yが座標A
1に達すると、T0同期の印写タイミングでノズル1・Y
の印写が行なわれる。ノズル1・Mについては補正レジ
スタ8・bの内容が(2、3)であったから3×d分の
ヘッド移動が行なわれた時に発生するT3信号に同期して
印写を行なう。これは第5図を参照するとより明解に理
解できる。これはまたノズル1・Cについても同様であ
る。
なお本発明はヘッド走査方向の補正を趣旨としたもので
あるから、実施例に示した3つのノズルが走査方向に対
して傾斜して配列されていたとしても本発明は適用可能
である。また走査方向に離隔距離をもって配置された3
つのノズル列であっても、さらにその数が4以上であっ
ても本発明の適用を制限するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明してきた如く、本発明は (1)任意のノズル間隔の補正がエンコーダの検出分解
能単位で行なうことができる。
(2)補正を位置検出によって行なっているのでヘッド
走査速度の高い安定性を必要としない。
(3)往路、復路走査において補正基準が一定している
ため補正の安定性が高い。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図、第3図
は往路、復路における座標カウンタの小数部の値とタイ
ミング信号T0〜T7の関係を示した説明図、第4図、第5
図は往路、復路におけるノズル配置と印写ドット位置関
係を示した説明図、第6図は往路における画素データの
読み出しと印写のシーケンスを示した説明図、第7図は
ピエゾ駆動回路の内部を示したブロック図、第8図はピ
エゾ駆動回路の動作を示した説明図、第9図は復路にお
ける画素データの読み出しと印写のシーケンスを示した
説明図である。 1……ノズル 2……メモリ 3……画素データ信号 4……セレクタ 5……加算器 6……セレクタ 7……セレクタ 8……補正レジスタ 9……タイミング選択回路 10……エンコーダ 11……座標カウンタ 12……タイミング発生回路 13……ピエゾ駆動回路 14……制御回路 30……フリップフロップFFA 31……フリップフロップFFB 32……AND回路 33……ピエゾドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙送りと、用紙送り方向に直角方向のヘ
    ッド走査によって印刷を行なうオンディマンド型インク
    ジェットプリンタ装置であって、そのヘッド上のノズル
    配置がヘッド走査方向に各離隔距離をもって配置された
    複数のノズル、または複数のノズル列からなるヘッドを
    有し、少くとも一走査分のデータを記憶するメモリをも
    つ装置において、基準ノズルあるいは基準ノズル列の用
    紙上での走査方向の位置座標を検出する為の手段で、そ
    の検出分解能が印刷のドットピッチのn分の1(nは2
    以上の整数)である位置検出手段と、その位置検出手段
    の出力信号を計数して基準ノズルあるいは基準ノズル列
    の座標値を得る座標カウンタで、上記n値のn進カウン
    タで構成される小数部と、n進カウンタの桁あふれ(キ
    ャリまたはボロー)を計数する整数部とから構成される
    座標カウンタと、各ノズルあるいは各ノズル列の基準ノ
    ズルある基準ノズル列からの離隔距離を記憶する補正レ
    ジスタで、前記位置検出手段の分解能単位でその値は表
    現されており、かつその構成は前記座標カウンタと同じ
    く整数部と小数部からなり、さらに往路走査用と復路走
    査用を具備する補正レジスタと、前記座標カウンタの整
    数部と、同じく補正レジスタの整数部を加算し、その出
    力はメモリの読み出しアドレス信号の少くとも一部を構
    成する加算器と、該加算器と補正レジスタの間に位置
    し、複数ある補正レジスタのうちのひとつと加算器を接
    続する選択手段で、その出力は補正レジスタの整数部小
    数部の両方であり、整数部が加算器に接続される選択手
    段と、前記座標カウンタの小数部出力を入力信号とし
    て、前記n値のn通りのタイミング信号を発生するタイ
    ミング発生回路と、基準ノズルあるいは基準ノズル列以
    外の各ノズルあるいはノズル列の印写タイミングを与え
    る回路で、前記タイミング発生回路のn通りの出力信号
    を選択枝とし、前記補正レジスタの選択手段の小数部出
    力を選択指示入力とするタイミング選択回路と、上記構
    成要素を制御する制御回路とからなるドット位置ずれ補
    正回路で、ドットピッチ単位の補正とそのn分の1単位
    の補正の二重の補正を行なうことを特徴とするドット位
    置ずれ補正回路。
JP63168432A 1988-07-05 1988-07-05 ドット位置ずれ補正回路 Expired - Lifetime JPH0684079B2 (ja)

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JP63168432A JPH0684079B2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 ドット位置ずれ補正回路
US07/375,485 US4956648A (en) 1988-07-05 1989-07-05 Dot position discrepancy correcting circuit for printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP63168432A JPH0684079B2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 ドット位置ずれ補正回路

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