JPH0683917U - 排気管 - Google Patents

排気管

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Publication number
JPH0683917U
JPH0683917U JP3161593U JP3161593U JPH0683917U JP H0683917 U JPH0683917 U JP H0683917U JP 3161593 U JP3161593 U JP 3161593U JP 3161593 U JP3161593 U JP 3161593U JP H0683917 U JPH0683917 U JP H0683917U
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JP
Japan
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tubular member
exhaust pipe
exhaust
outlet
pipe body
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Withdrawn
Application number
JP3161593U
Other languages
English (en)
Inventor
一雄 石田
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エンジンの排気をエンジンルーム10外部に
排出する排気管本体11の出口11aを覆う筒部材12
を備える。その筒部材12の先端の開口12aは上向き
とされると共に排気管本体11の出口11aの横方向に
位置される。その筒部材12の内周は先端開口12aか
ら排気管本体11の出口11aに向かうに従い下方に向
かうよう傾斜する。その排気管本体11の外周下方と筒
部材123の内周上方との間に、筒部材12内の水を排
出可能な隙間Sが形成されている。 【効果】 雨水を排気管本体に侵入させることなく排気
ガスの気流音を上方へ逃してエンジンルームの側方の騒
音を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設車両等の屋外で使用される機器のエンジンの排気を、エンジン ルーム外部に排出するのに適した排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばホイールローダ等の建設車両の排気管は、エンジンの排気をエンジンル ーム外部に排出するため、入口がエンジンルーム内のマフラーに連結され、出口 がエンジンルーム外部において開口している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
エンジンルーム外部において開口する排気管の出口が横方向を向いていると、 エンジンルームの側方において排気ガスの気流音による騒音が大きくなる。また 、排気管の出口が上方を向いていると、騒音は小さくなるが、雨水等が直接管内 へ侵入するため排気管やマフラーが錆び易くなってしまう。また、排気管の出口 を上向きとすると共に、雨水等の侵入を阻止するため排気出口を開閉する蓋を設 けたものもあるが、蓋の開閉音が新たな騒音源になってしまう。
【0004】 本考案は、上記問題を解決することのできる排気管を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の排気管は、エンジンの排気をエンジンルーム外部に排出する排気管本 体と、その排気管本体の出口を覆う筒部材とを備え、その筒部材の先端の開口は 上向きとされると共に排気管本体の出口の横方向に位置され、その筒部材の内周 は先端開口から排気管本体の出口に向かうに従い下方に向かうよう傾斜し、その 排気管本体の外周下方と筒部材の内周上方との間に、筒部材内の水を排出可能な 隙間が形成されている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、排気管本体の出口を覆う筒部材の先端の開口は上向きとさ れているため、排気ガスは筒部材の先端の開口より上方に排出され、エンジンル ームの側方において排気ガスの気流音による騒音が生じるのを防止できる。その 筒部材の先端開口は排気管本体の出口の横方向に位置されるので、その筒部材の 先端の開口より筒部材内に侵入した雨水は排気管本体に直接浸入することはない 。その筒部材の内周は先端開口から排気管本体の出口に向かうに従い下方に向か うよう傾斜し、その排気管本体の外周下方と筒部材の内周上方との間に、筒部材 内の水を排出可能な隙間が形成されているので、筒部材内に侵入した雨水はその 隙間から排気管の外部に排出される。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。
【0008】 図4に示すホイールローダ1は、前輪2と後輪3とに支持された車体4を備え 、この車体4の前部にブーム5が油圧シリンダ7により昇降可能に取り付けられ 、このブーム5の前端にバケット6が油圧シリンダ7aにより揺動可能に取り付 けられている。その車体4の中央部に設けられたキャビン8の内部が運転室とさ れ、そのキャビン8の後方がカバー9に覆われたエンジンルーム10とされてい る。そのエンジンルーム10に内蔵されたエンジン(図示省略)からの排気をエ ンジンルーム10の外部に排出するテイルパイプ(排気管本体)11が設けられ ている。
【0009】 そのテイルパイプ11は、一端側に形成された排気入口がエンジンルーム10 内のマフラー(図示省略)に連結され、他端側がカバー9を貫通して上方に向か い突出する。図1および図2に示すように、そのテイルパイプ11の他端は斜め 上方に向かい屈曲した傾斜部11bとなっており、その傾斜部11bに形成され た排気出口11aが車両後方に向かい開口している。
【0010】 その排気出口11aを覆う筒部材12がテイルパイプ11に取り付けられてい る。その筒部材12は、テイルパイプ11より大きな径を有する円筒材の先端を 軸方向に対し傾斜する方向に沿い切断することで構成されている。図3にも示す ように、その筒部材12の内周上部はテイルパイプ11の傾斜部11bの外周上 部に接するように固定されている。また、筒部材12の先端の開口12aは上向 きとされると共に排気出口11aの横方向(本実施例では排気出口11aの後方 )に位置される。これにより、その筒部材12の内周は先端開口12aからテイ ルパイプ11の排気出口11aに向かうに従い下方に向かうよう傾斜し、そのテ イルパイプ11の外周下方と筒部材12の内周上方との間に、筒部材12内の水 を排出可能な隙間Sが形成されている。
【0011】 上記構成によれば、テイルパイプ11の排気出口11aを覆う筒部材12の先 端の開口12aは上向きとされているため、排気ガスは図2において矢印Aで示 すように排気出口11aから筒部材12の先端の開口12aより上方に排出され 、ホイールローダ1の側方において排気ガスの気流音による騒音が生じるのを防 止できる。その筒部材12の先端開口12aはテイルパイプ11の排気出口11 aの横方向に位置されるので、その筒部材12の先端開口12aより筒部材12 内に侵入した雨水はテイルパイプ11に直接浸入することはない。その筒部材1 2の内周は先端開口12aからテイルパイプ11の排気出口11aに向かうに従 い下方に向かうよう傾斜し、そのテイルパイプ11の外周下方と筒部材12の内 周上方との間に排水用隙間Sが形成されているので、筒部材12内に侵入した雨 水は、図2において矢印Bで示すようにその隙間Sからテイルパイプ11の外部 に排出される。
【0012】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例で は筒部材12を円筒材により構成したが断面は円形に限定されず、例えば角筒材 により構成してもよい。また、ホイールローダ以外の機器の排気管にも本考案は 適用できる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、雨水を排気管本体に侵入させることなく排気ガスの気流音を 上方へ逃してエンジンルームの側方の騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の排気管の斜視図
【図2】本考案の実施例の排気管の側面図
【図3】図2のIII‐III線に沿う断面図
【図4】ホイールローダの側面図
【符号の説明】
10 エンジンルーム 11 テイルパイプ(排気管本体) 11a 排気出口 12 筒部材 12a 開口 S 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気をエンジンルーム外部に
    排出する排気管本体と、その排気管本体の出口を覆う筒
    部材とを備え、その筒部材の先端の開口は上向きとされ
    ると共に排気管本体の出口の横方向に位置され、その筒
    部材の内周は先端開口から排気管本体の出口に向かうに
    従い下方に向かうよう傾斜し、その排気管本体の外周下
    方と筒部材の内周上方との間に、筒部材内の水を排出可
    能な隙間が形成されていることを特徴とする排気管。
JP3161593U 1993-05-19 1993-05-19 排気管 Withdrawn JPH0683917U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3161593U JPH0683917U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 排気管

Applications Claiming Priority (1)

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JP3161593U JPH0683917U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 排気管

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JPH0683917U true JPH0683917U (ja) 1994-12-02

Family

ID=12336124

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JP3161593U Withdrawn JPH0683917U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 排気管

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JP (1) JPH0683917U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014005785A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Unicarriers Corp 車両用排気装置
US9189437B2 (en) 1997-03-04 2015-11-17 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Analog data generating and processing device having a multi-use automatic processor
KR20190122605A (ko) * 2019-10-11 2019-10-30 (주)닥터케어스아이엔씨 결로방지 및 빗물유입방지가 가능한 맞춤형 토양 라돈가스 배출 시스템

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JP2014005785A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Unicarriers Corp 車両用排気装置
KR20190122605A (ko) * 2019-10-11 2019-10-30 (주)닥터케어스아이엔씨 결로방지 및 빗물유입방지가 가능한 맞춤형 토양 라돈가스 배출 시스템

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106