JPH0683859U - 根太材用レベル調整金具の操作工具 - Google Patents
根太材用レベル調整金具の操作工具Info
- Publication number
- JPH0683859U JPH0683859U JP3193993U JP3193993U JPH0683859U JP H0683859 U JPH0683859 U JP H0683859U JP 3193993 U JP3193993 U JP 3193993U JP 3193993 U JP3193993 U JP 3193993U JP H0683859 U JPH0683859 U JP H0683859U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joists
- level adjustment
- metal fittings
- diameter pipe
- Prior art date
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ナットを含み床面に固定される固定部と、根
太材を支持する基板の中央から上記ナットに螺合するボ
ルトが垂下している昇降部とよりなるレベル調整金具の
調整操作を容易にする。 【構成】 上端に固定部34を設けた外管31内に、上
端に固定部35を設けた中間管32を挿入し、更に中間
管32内に上端にレーザーレベル計受光部41の取付部
40を設け、中間管32及び内管33の表面に繰出量を
示す目盛36及び37をそれぞれ設け、外管31の下端
に上記レベル調整金具の昇降部基板に係合する係合部3
8を設けた。
太材を支持する基板の中央から上記ナットに螺合するボ
ルトが垂下している昇降部とよりなるレベル調整金具の
調整操作を容易にする。 【構成】 上端に固定部34を設けた外管31内に、上
端に固定部35を設けた中間管32を挿入し、更に中間
管32内に上端にレーザーレベル計受光部41の取付部
40を設け、中間管32及び内管33の表面に繰出量を
示す目盛36及び37をそれぞれ設け、外管31の下端
に上記レベル調整金具の昇降部基板に係合する係合部3
8を設けた。
Description
【0001】
考案者は、コンクリート壁などの打設に際して設置する型枠の下端を受ける根 太材を水平に調整する金具を先に開発した。この考案は上記調整金具の操作を容 易に行うための工具に関する。
【0002】
考案者は、先に「コンクリート型枠用レベル調整具」について、平成4年実用 新案登録願第39098号の出願を行った。 そのレベル調整金具は、図3に示すように、固定部材10と昇降部材20とよ りなる。 固定部材10は、基板11に穿設したボルト穴12に連通するナット13を下 面に有する。昇降部材20は基板21の中央に上方へ向かって切起こした尖鋭な 舌片22と、基板21の中央から下方へ垂下するボルト23とを有する。
【0003】 使用に際しては、先ずコンクリート床1に角柱状の基礎材2をコンクリート釘 3によって固定するが、基礎材2の上面は必ずしも水平にならない。基礎材2に は、予め適所に上下方向のナット挿通孔4が穿設されている。 固定部材10は、ナット13を孔3に挿通し、基板11を釘4、4によって基 礎材2に固定する。 次に、昇降部材20のボルト23を、穴12を経てナット13に螺入する。そ して、複数組の調整金具について、基板21の上面の高さが同一水平面内に位置 するように、基板21と共にボルト23を回転して、その高さを調節する。
【0004】 各調整金具の基板21に跨がって根太材5を載せ、ハンマーでたたいて舌片2 2を根太材5に喰込ませると、根太材5の上面は水平になる。 そこで、根太材5上にモルタル漏洩防止材6を置いて、基礎材3と根太材5の 隙間を塞ぎ、かつコンクリートパネル7の枠部8を釘9によって根太材5に固定 する。
【0005】
個々の調整金具の上面の高さを調節するにはその都度腰をかがめねばならず、 その高さの確認は立上がって行うことが多いため、その調節作業は面倒で能率が 悪かった。この考案は個々の調整金具の高さの調節を、立ったままで高さを確認 しながら行い得るようにするものである。
【0006】
この考案は、大径の管内に小径の管を挿入し、大径管の一端に設けた固定部に よって所定量だけ繰出された小径管を固定するようにした多段式繰出棒を使用す る。 この多段式繰出棒は一端に上記レベル調整金具の基板21に回転不能に係合す る係合部を有する。この係合部は、基板21に舌片22が突設されている場合は 、これを受入れる凹溝状をなし、基板21が適当な透孔を有する場合はこれに嵌 合する突部をなす。
【0007】 多段式繰出棒は他端にレーザーレベル計の受光部に対する取付部を有する。そ して、小径管の表面には、その繰出量を示す目盛が設けられている。
【0008】
床面の適所に、適当な高さに調節したレーザーレベル計の発光部を置く。 床面に釘で固定した基礎材上に、適当な間隔でレベル調整金具を固定する。 適当な長さに調節した多段式繰出棒の上端にレーザーレベル計の受光部を取付 ける。
【0009】 作業者は、立ったまま多段式繰出棒の下端を調整金具に係合させてこれを回わ し、受光部がレーザービームの示す高さになるように調節すれば、すべての調整 金具を所定の高さに調節することができる。
【0010】 段差を異にする箇所が存在する場合は、多段式繰出棒を段差の寸法だけ伸長ま たは短縮して同様な調節を行えば、段差を異にする箇所の調整金具も適正な高さ に調節することができる。
【0011】
図1において、30は三段式繰出棒で、外管31、中間管32、内管33より なり、外管31及び中間管32の上端にはそれぞれ固定部34及び35が設けら れている。固定部34、35は、これを緩めると繰出棒30の伸縮が可能になり 、これを緊締すると繰出棒30の伸縮が不能になる。中間管32及び内管33の 外周面には、それぞれ繰出量を示す寸法目盛36及び37が設けられている。
【0012】 外管31の下端には係合部38が固定されており、係合部38は下面に係合溝 39を有している。 内管33の上端にはL字形の取付部40が設けられており、これにレーザーレ ベル計の受光部41が螺子42によって固定される。
【0013】 レーザーレベル計受光部41は、電源スイッチ釦43と、レーザビーム入射窓 44と、レベル表示窓45とを有する。表示窓45内には、水平マーク46と下 降指示マーク47と上昇指示マーク48とが存在する。
【0014】 図2において、コンクリート床1に釘止めされた基礎材2上には、図3に示す ように固定部材10と昇降部材20とよりなる調整金具50、50・・・・が、 適当な間隔で取付けられており、各調整金具の上面には尖鋭な舌片22、22・ ・・・が突出している。 床1の適所に、適当な高さの三脚51に支持されたレーザーレベル計の発光部 52を置く。発光部52は発光窓53を有し、ここから水平方向にレーザービー ム54を投射する。
【0015】 繰出棒30の長さを適切な値に調節し、これを垂直に持ち、下端の係合部38 を調整金具50に載せ、その係合溝39を舌片22に係合させて繰出棒30を回 わすと、それにつれて調整金具50の昇降部材20が回転し、その高さが変化す る。 この過程で、受光部41の高さがレーザービーム54に対して適正な高さにな ると、表示窓45内には水平マーク46が現れ、高過ぎるときには下降指示マー ク47が、また低過ぎるときには上昇指示マーク48が現れる。 よって、作業員は立った姿勢で、表示窓45の表示を見ながら繰出棒30を回 わすことにより、調整金具50の高さを調節することができる。
【0016】 図2に示すように、設置される根太材55と56とが段差Hを要するときには 、目盛36、37(図1)の指定値をHだけ変化させて上記と同様な調整金具5 0の調節操作を行う。
【0017】
以上のようにこの考案の工具を使用することにより、床面に設けたレベル調整 金具の高さをその都度腰を屈めて調節する必要が無くなり、作業能率も向上させ ることもできる。
【図1】この考案の実施例の側面図及び正面図である。
【図2】この考案による操作工具の使用状態を示す正面
図である。
図である。
【図3】この考案による操作工具の使用対象となるレベ
ル調整金具の縦断面図である。
ル調整金具の縦断面図である。
30 三段繰出棒 31 外管 32 中間管 33 内管 34 固定部 35 固定部 36 目盛 37 目盛 38 係合部 39 凹溝 40 取付部 41 レーザーレベル計受光部 42 螺子
Claims (1)
- 【請求項1】 大径の管内にこれよりも小径の管を挿入
し上記大径管の一端に上記小径管を固定する固定部を設
けた多段式繰出棒の一端に、根太材用レベル調整金具に
回転不能に係合する係合部を設け、上記多段式繰出棒の
他端にレーザーレベル計の受光部の取付部を設け、上記
小径管の表面にその繰出量を示す目盛を設けてなる根太
材用レベル調整金具の操作工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193993U JPH0683859U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 根太材用レベル調整金具の操作工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193993U JPH0683859U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 根太材用レベル調整金具の操作工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683859U true JPH0683859U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12344946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3193993U Pending JPH0683859U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 根太材用レベル調整金具の操作工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683859U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124092A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置の扉装置 |
JPH02213559A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 支柱高さ調整装置 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP3193993U patent/JPH0683859U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124092A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置の扉装置 |
JPH02213559A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 支柱高さ調整装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960423 |