JP3014492U - 天井建材支持機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、２本の内外経の異なる中空金
属間を合わせ、中に収めめた金属管をワイヤーで吊上げ
駆動させ、建設作業時の天井板取付工事補助機である。 【構 成】 ▲１１▼の溝、の切欠けをつけた中空金
属管の中に、の荷台、の微調整ネジ軸、の微調
整ナットをつけた中空金属管の駆動軸を収めて、の
ワイヤーでを吊上げるもの。

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建設工事における内装作業時、天井への板材取付け作業を、労力を 著しく軽減しつつ正確な取付位置を確定できる、作業補助機である。

従来、この種作業は、補助者の支持が必要であり、どうしても独力での作業がや むを得ない場合、脚立上でのかなり危険で、集中力を要するものであって、建設 作業者の高齢化、建設業への就業者の減少などから、此の種作業者から大歓迎さ れることは間違いがない。

本考案を図面をもって説明する。

図１は本考案天井用板材支持機（以下、本支持機と云う）の斜視図である。

所定の位置に本支持機をセットする。の天井用板材を荷台にのせての駆動 ハンドルを廻すとの駆動軸に取付けたピン▲１０▼に結ばれたのワイヤーに ひっぱり上げられの駆動軸が上方に天井用板材を持上げる。

所定の高さ、所定の位置近くまで持上げたらピン▲１０▼を位置固定用の切欠 穴に止める。

そこ迄の操作によって所定の高さ、所定の位置に寸分違うことなく決まればその まま固定の作業に移る訳であるが、大抵の場合微調整が必要であり、微調整ナッ トを廻すと、微調整駆動ネジ軸が上下する。最後に、天井用板そのものを動か すか、荷台を軸回りに回転させるかによって駆動軸との直角方向の位置を索定 する。

以上によって、天井用板材の取付け位置を決定するものである。

次に、図２及び図３をもって、本支持機の作動メカニズムの主要部分を説明する 。図２は、本支持機を所定の位置にセットし天井用板材をのせたところである 。ここからハンドルによってワイヤーを巻き上げ駆動軸をひっぱり上げる。

図３は、所定の高さ迄天井用板材を持上げ固定用ピン▲１０▼を固定用切欠穴 に倒し微調整ナットを廻して、微調整用駆動ネジ軸を上昇させたところであ って、この状態のまま釘等で天井に取付ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】は、本支持機斜視図。

【図２】、本支持機作動原理図による始動の状態

【図３】、本支持機作動原理図による作動の状態 は、駆動外軸 は、駆動軸 は、天井用板材 は、荷台部 は、微調整駆動ネジ軸 は、微調整駆動ナット は、駆動ハンドル は、駆動ワイヤー は、ピン固定用切欠穴 ▲１０▼は、ワイヤー取付ピン ▲１１▼は、ワイヤー取付けピン上下動ガイド溝 ▲１２▼は、本支持機支柱

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】直径の異なる２本の中空金属管を重ね合わ
   せ、内側のものをワイヤーで吊上げて駆動させる天井建
   材取付作業補助機。