JP3045952U - H型鋼用の自在式器具吊下げ金具 - Google Patents

H型鋼用の自在式器具吊下げ金具

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JP3045952U
JP3045952U JP1997007955U JP795597U JP3045952U JP 3045952 U JP3045952 U JP 3045952U JP 1997007955 U JP1997007955 U JP 1997007955U JP 795597 U JP795597 U JP 795597U JP 3045952 U JP3045952 U JP 3045952U
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JP1997007955U
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昇 羽賀
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昇 羽賀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】建築物などの梁や桁に用いられる傾斜した(水
平を含む)H型鋼の傾斜角度や幅に自在に対応して器具
類を垂直に簡単に吊り下げることができる自在式器具吊
下げ金具を提供するものである。 【解決手段】側面がコの字形の吊下げ金具1の上下辺に
取付けボルト2及び吊下げボルト3を取り付け、これを
傾斜した(水平を含む)H型鋼5の下辺5−1の両側
に、コの字形の開口部が対向するように2個を1組とし
て取り付け、更に若干間隔を開けてもう1組取り付け
る、このとき吊下げボルト3はH型鋼5に直角になって
いる、これを垂直に調節して、この吊下げボルト3に、
予めH型鋼5の幅に対応して穴を開けた器具吊下げ板4
をナットで水平に調節しながら取り付けるものである。
器具類はこれに垂直に吊り下げるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駅のプラットホームの上屋などの梁や桁に用いられている傾斜した (水平を含む)H型鋼に電気子時計やスピーカなどの器具類を垂直に吊り下げる ことに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
私の考案した実用新案登録2115849号懸垂角度自在式の器具懸垂金具が あるがあまり普及していない、その他は従来どうりその都度現場調査や設計製作 をしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
私の考案した実用新案登録2115849号懸垂角度自在式の器具懸垂金具よ り製作及び取り付け作業を容易にし、更に従来のような非効率的な作業過程も簡 易化しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下本考案の実施例によって説明する、第1図は吊下げ金具1の視斜図で1− 1は取付ボルト2を取り付けるねじ穴、1−2は吊下げボルト3を取り付けるね じなしの穴で、第2図は夫々の穴に各ボルトを取り付けた視斜図である。第3図 は各ボルトを取り付けた吊下げ金具1を傾斜したH型鋼5の下辺5−1に取り付 けた背面図で、吊下げボルト3の実線で示すボルト部分は垂直に調節したもので ある。 第4図は器具吊下げ板4で4−3から4−8を1グループとし同様に4−9から 4−14及び4−15から4−20と4−21から4−26までを夫々のグルー プとして全部で4グループの吊下げボルト3の取り付け用ねじなし穴を設け、そ の各グループがほぼ対象としてある。 第5図は傾斜したH型鋼5の梁や桁などの下辺5−1の両側面に、取付けボルト 2及び吊下げボルト3を取り付けた吊下げ金具1−(A)と1−(B)の2個を 1組としてコの字形の開口部を対向するように取り付け、更に所定の間隔を開け て1−(C)と1−( D)の1組を取り付けたものに器具吊下げ板4をナット によって水平に調節して取り付けた視斜図で、第6図は吊下げ金具1−(C)と 1−(D)の箇所の側面図である。以上のように本考案はH型鋼の幅や傾斜に自 在に対応して容易に器具吊下げ板4を水平に取り付け、これに器具類を垂直に吊 り下げることができるものである。
【0005】
【作用と実施例】
本項では作用と実施例などを説明する。 第7図に於て吊下げ金具1−(A)(C)(D)の吊下げボルト3の実線は垂直 に曲げて調節したもので、点線は調節前を示すものである。 吊下げ金具1−(B)の吊下げボルト3は調節前で、これを鋼管6に挿入しFの 方向に手で力を加えれば容易に曲げて垂直に調節することができる。 鋼管6の穴の大きさは、吊下げボルト3の太さより若干太い程度でよい。 取付けボルト2はH型鋼5の下辺5−1を挟んで取り付けるもので、若干余裕の ある長さにすれば、その長さは一定にすることができる。 吊下げボルト3は、H型鋼の傾斜の低い方に取り付ける吊下げ金具1−(C)と 1−(D)のものは一般的にはその長さは一定にすることができるが、H型鋼5 の傾斜の高い方に取り付ける吊下げ金具1−(A)と1−(B)の吊下げボルト 3の長さはH型鋼の傾斜や幅の差で器具吊下げ板4の吊下げボルト3の取付穴の 位置が異なるため一定化することはできないが、H型鋼の傾斜と幅を一定範囲毎 に限定し、その範囲内で最長の長さを必要とする吊下げボルト3をその範囲内に 用いればそれ以外の箇所では若干長い程度で支障はない、即ち一定範囲毎に限定 して吊下げボルト3の長さも一定化することができる。 本考案の実施例は前項で説明したとうりであるが、第図7に於て、吊下げ金具1 −(B)の吊下げボルト3に被せた鋼管6に手でFの方向に力を加えて垂直に調 節した後鋼管6を抜き取り、各4本の吊下げボルト3に器具吊下げ板4をナット で上下から挟むようにして水平に取り付けると第図5のようになる。 若しH型鋼5が水平の場合は吊下げボルト3を垂直に調節することは不要となる 、よって第図7に於て、吊下げ金具1−(A)と1−(B)の2個を吊下げ金具 1−(C)と1−(D)のように短い吊下げボルト3に変更し点線で示す位置の まま器具吊下げ板4を前記と同様に取り付けるもので第図8のようになる。 第3図に示すように吊下げボルト3を垂直に曲げて調節するとき、その力は、H 型鋼5の下辺5−1を挟んで、吊下げボルト3の頭部と取付けボルト2の先端部 の狭い範囲に集中して加えられる、よってコの字形の吊下げ金具1は、その力と 更に器具類を吊り下げる荷重に十分耐える強度を持つものである。 尚、吊下げボルト3を垂直に曲げるとき、その頭部に集中する力を分散するには 吊下げボルト3の頭部の両側に、その頭部と同じか又は若干高い補助金具のよう なものを用いればよい。 器具吊下げ板4は、第4図に示すように吊下げボルト3の取り付け用ねじなし穴 は前述のように4グループになって、互いに、ほぼ対象としてある、形状は長方 形で、長方形の長い方の中心線4−27をH型鋼5の中心線5−2に平行に用い た時は、適用する型鋼5の幅は長方形の横幅以下となる、但し、コの字形の吊下 げ金具1をH型鋼5の下辺5−1を両側から挟んでコの字形の上辺の先端がH型 鋼5の中央辺に接触すれば、その点が適用するH型鋼5の幅の最低となる、即ち それ以下の幅のH型鋼には利用出来ないことになる。 又長方形の短い方の中心線4−28をH型鋼5の長い方の中心線5−2に平行に 用いた時は、適用するH型鋼5の幅は長方形の縦幅以下で且つ横幅以上となる、 これは長方形の長い方の幅より幅の広いH型鋼5には利用出来ないことになる、 この場合はより大きな器具吊下げ板4を製作すれば解決できる。 次に器具吊下げ板4の取り付け例ついて説明する、第4図の器具吊下げ板4の吊 下げボルト3の取り付け用ねじなし穴4−7と4−13に第7図の吊下げ金具1 −(B)と1−(A)の吊下げボルト3を、同様に取り付け用ねじなし穴4−1 5と4−21に吊下げ金具1−(D)と1−(C)の吊下げボルト3をナットで 水平に調節し乍ら取り付けると第5図のようになる。即ち取り付け穴は縦又は横 の中心線を挟んで対象の穴4か所を2組として用いるもので、穴の選定はH型鋼 5の幅によって定まる。穴の配列は中心点から見ると夫々ハの字型になっている が、逆ハの字型の配列にしてもよい。 尚、取り付け穴は、穴の配列でなく長方形の穴にすることもできるが、もし何ら かの理由で器具吊下げ板4を取り付けたナットが全部弛緩し更に取付けボルト2 が全部弛緩すると、いずれは自在式吊下げ金具はH型鋼5より外れて落下する危 険性である。穴の配列式では上記の条件でも吊下げボルト3は所定の穴から移動 しないため物理的に外れて落下しないので安全である。
【0006】
【考案の効果】
従来駅の上屋などの梁や桁に用いられている傾斜したH型鋼などの構築物に器 具類を垂直に吊り下げるには、その都度現場で傾斜角度やH型鋼の幅等を測量し 、これをもとに適宜の形状に設計製作するか、前述の私の考案した実用新案登録 2115849号懸垂角度自在式の器具懸垂金具を使用するかであったが、本考 案により更にその製作及び取り付け作業が簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【第1図】 吊下げ金具1の視斜図
【第2図】 取付けボルト2及び吊下げボルト3を取り
付けた吊下げ金具1の視斜図
【第3図】 取付けボルト2及び吊下げボルト3を傾斜
したH型鋼5の下辺5−1に取り付けた吊下げ金具1の
背面図
【第4図】 器具吊下げ板4の平面図、側面図、正面図
【第5図】 傾斜したH型鋼5の下辺5−1に本考案の
自在式器具吊下げ金具を取り付けた視斜図
【第6図】 H型鋼5の下辺5−1に本考案の自在式器
具吊下げ金具を取り付けた側面図
【第7図】 傾斜したH型鋼5の下辺5−1に取付けボ
ルト2及び吊下げボルト3を取り付けた吊下げ金具1を
2対向取り付け、鋼管6を用いて吊下げボルト3を垂直
に調節している視斜図但し点線は吊下げボルト3の調節
前、実線は調節後。
【第8図】 水平のH型鋼5の下辺5−1に本考案の自
在式器具吊下げ金具を取り付けた視斜図
【符号の説明】
1 吊下げ金具 1−1 取付けボルト2の取り付け用ねじ穴 1−2 吊下げボルト3の取り付け用ねじなし穴 1−(A)(B)(C)(D)は夫々個別の吊下げ金具
1の符号 2 取付けボルト 3 吊下げボルト 4 器具吊下げ板の平面図 4−1 器具吊下げ板の側面図 4−2 器具吊下げ板の正面図 4−3から4−26までは器具吊下げ板の吊下げボルト
3の取り付け用ねじなし穴 4−27器具吊下げ板の縦の中心線 4−28器具吊下げ板の横の中心線 5 H型鋼 5−1 H型鋼の下辺 5−2 H型鋼の縦の中心線 6 鋼管 →F 力の方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面がコの字形の吊下げ金具1の上辺の中
    央部にねじ穴1−1を設けこれに取付けボルト2を取り
    付け、下辺の中央部にねじなしの穴1−2を設けこれに
    吊下げボルト3を取り付けたもの2個1−(A)と1−
    (B)を1組とし、傾斜した(水平を含む)H型鋼5の
    梁や桁などの下辺5−1の両側面にコの字形の開口部が
    対向するように取り付け、更に、所定の間隔を開けた箇
    所に前記と同様に1−(C)と1−(D)2個を1組と
    して取り付け、この取り付けた4個の吊下げ金具1の吊
    下げボルト3を夫々曲げながら垂直に調節して、これに
    器具吊下げ板4の予めH型鋼の幅に対応して開けられた
    吊下げボルト3の取り付け穴4−3から4−26の中
    の、その幅に対応する4個所の穴にナットで上下を挟む
    ようにして水平に調節し乍ら取り付けるこができるとを
    特徴とするH型鋼用の自在式器具吊下げ金具。
JP1997007955U 1997-08-04 1997-08-04 H型鋼用の自在式器具吊下げ金具 Expired - Lifetime JP3045952U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499851A (ja) * 1990-08-13 1992-03-31 Nippon Carbon Co Ltd 溶融メッキ金属浴中のドロス除去装置
JP2021021214A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 東芝エレベータ株式会社 揚重装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0499851A (ja) * 1990-08-13 1992-03-31 Nippon Carbon Co Ltd 溶融メッキ金属浴中のドロス除去装置
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