JPH0683858A - ベクトル命令処理装置 - Google Patents

ベクトル命令処理装置

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JPH0683858A
JPH0683858A JP14117992A JP14117992A JPH0683858A JP H0683858 A JPH0683858 A JP H0683858A JP 14117992 A JP14117992 A JP 14117992A JP 14117992 A JP14117992 A JP 14117992A JP H0683858 A JPH0683858 A JP H0683858A
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JP
Japan
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mask
bit
memory
request
vector instruction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14117992A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sekiguchi
淳 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0683858A publication Critical patent/JPH0683858A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベクトル命令を処理する場合に、マスクベクト
ルによりマスク制御があるときの処理速度の向上を目的
とする。 【構成】メモリ4から読み出したマスク情報を32ビッ
ト分セットし、1要素処理ごとにPCS2の制御で上位
ビット方向に1ビットずつシフトする機能を持った第2
のマスクレジスタ10と、その最上位ビットの値のPC
SコマンドによりPCS2の次アドレスを分岐させるP
CSアドレス分岐回路11を設ける。これにより、マス
クビットが“0”のときにはメモリリクエストが出なく
なり、リクエストリプライ待がなくなるため処理速度が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベクトル命令処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベクトル命令処理装置は、図3に
示すように、CPUのメイン処理をするマイクロプログ
ラムを格納する制御記憶(MCS)1と、オペランドの
メモリリクエストを先行制御する制御記憶(PCS)2
と、メモリ4と、メモリ4からオペランドを読み出すメ
モリアクセス装置3と、メモリ4から読み出したマスク
情報を32ビット分セットし、1要素処理ごとにMCS
1の制御で上位ビット方向に1ビットずつシフトする機
能を持ったマスクレジスタ5と、ベクトル命令ごとに要
素演算処理のMCSを先頭アドレスを保持するMCS先
頭アドレスレジスタ6と、マスクレジスタ5を最上位ビ
ットの値によりMCS先頭アドレスを修飾するMCS先
頭アドレス修飾回路7と、MCS先頭アドレスを保持す
るMCS先頭アドレスレジスタ8と、MCSの制御で要
素演算を実行する演算処理装置9とを有している。
【0003】ベクトル命令には、マスクベクトルが存在
し、ベクトル命令の1要素にマスクベクトルの1ビット
が対応して、マスクビットが“0”である要素について
は演算は実行せず、その要素処理によって例外要因が検
出されても例外は発生せず無視する使用となっている。
【0004】次に動作について説明する。ベクトル命令
が開始されると、メモリ4からマスクベクトルの最初の
32要素分である32ビットを読み出してマスクレジス
タ5にセットする。そして、PCS2から32要素分の
オペランドのロードと要素演算結果のストアリクエスト
が連続して出される。マスクレジスタ5にセットされた
マスクデータは、最上位ビットが当該要素のマスクビッ
トでMCS先頭アドレス修飾回路7に入力されている。
【0005】今、マスクレジスタ5の最上位ビットが
“1”であったとすると、MCS先頭アドレスの最下位
ビットが“1”に修飾されMCS先頭アドレスレジスタ
8にセッとされる。そしてMCS1が起動され、オペラ
ンドリクエストの刈取り,データの読み出し,演算の実
行,結果の書き込みをして、1要素分の処理を終了す
る。
【0006】この終了により、マスクレジスタ5は左に
1ビットシフトされ、2番目の要素のマスクビットが最
上位になる。今、仮に2番目の要素のマスクビットが
“0”に修飾されて、マスク制御有のMCS1が起動さ
れ、オペランドリクエストの刈り取りのみ行い、例外が
検出されたらもみ消して要素処理を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のベクトル命
令処理装置では、マスクレジスタが“0”である要素に
対しては、演算も実行しないし例外も検出しないから、
オペランドロード,ストアのリクエストは出す必要がな
いにもかかわらず出しているため、リクエストのリプラ
イ待ちデータ待ちでMCSの実行が停止してしまい、処
理速度が低下するという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベクトル命令処
理装置は、PCSの1要素処理分のリクエスト発行完了
により1ビットシフトする第2のマスクレジスタと、こ
の第2のマスクレジスタの最上位ビットの値を判定し分
岐するPCSコマンド、あるいはこの第2のマスクレジ
スタの最上位ビットの値によってメモリリクエスト信号
を無効とする機能を備えている。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0010】本発明の第1の実施例のブロック図を示す
図1において、図3に示した例と共通な構成要素には共
通な参照数字を付してある。
【0011】本実施例においては、図3の例に対して、
メモリ4から読み出したマスク情報を32ビット分セッ
トし、1要素処理ごとにPCS2の制御で上位ビット方
向に1ビットずつシフトする機能を持った第2のマスク
レジスタ10と、マスクレジスタ10の最上位ビットの
値とPCSコマンドにより、PCS2の次アドレスを分
岐させるPCSアドレス分岐回路11とが設けられてい
る。
【0012】ベクトル命令が開始されると、メモリ4か
らマスクベクトルの最初の32要素分である32ビット
を読み出してマスクレジスタ5及びマスクレジスタ10
にセットする。マスクレジスタ10にセットされたマス
クデータは、最上位ビットが当該要素のマスクビットで
PCSアドレス分岐回路11に入力されている。
【0013】今、マスクレジスタ10の最上位ビットが
“1”であったとすると、PCSアドレス分岐回路11
により、PCSはマスクされない側の処理に進み、オペ
ランドロードと、結果のストアのメモリリクエストの発
行と、次の要素のためのオペランドアドレスの更新とを
して1要素分の処理を終了する。この終了によりマスク
レジスタ10は左に1ビットシフトされ、2番目の要素
のマスクビットが最上位になる。
【0014】今、2番目の要素のマスクビットが“0”
であったとすると、PCS2はマスクされた側の処理に
進み、オペランドのメモリリクエストは出さないでアド
レスの更新だけして2番目の要素のPCS処理は終了す
る。
【0015】このようにしてPCS2は、各要素におい
て対応するマスクビットが“1”であればオペランドの
ロード,ストアのリクエストを出し、マスクビットが
“0”であればリクエストは出さずに、32要素を1区
切りにしてMCS1より先行して処理をする。
【0016】マスクレジスタ5にセットされたマスクデ
ータは、最上位ビットが当該要素のマスクビットでMC
S先頭アドレス修飾回路7に入力されている。今、マス
クレジスタ5の最上位ビットは“1”であるから、MC
S先頭アドレスの最下位ビットが“1”に修飾され、M
CS先頭アドレスレジスタ8にセットされる。そしてM
CS1が起動され、オペランドリクエストの刈り取りデ
ータの読み出し、演算の実行、結果の書き込みが行われ
て1要素分の処理を終了する。
【0017】この終了により、マスクレジスタ5は左に
1ビットシフトされ、2番目の要素のマスクビットが最
上位になる。2番目の要素のマスクビットは“0”であ
るから、MCS先頭アドレスの最下位ビットが“0”に
修飾されて、マスク制御有のMCS1が起動されて、オ
ペランドリクエストの刈り取りも演算の実行も行わな
い。ただ、要素番号のカウントアップのみをして要素処
理を終了する。
【0018】このように、MCS1は各要素において対
応するマスクビットが“1”であれば、オペランドリク
エストの刈り取り,データの読み出し,演算の実行,例
外の検出,結果のストア,要素番号のカウントアップを
行ない、マスクビットが“0”であれば要素番号のカウ
ントアップだけを行う。
【0019】本発明の第2の実施例のブロック図を示す
図2において、図1に示した例と共通な構成要素には共
通な参照数字を付してある。
【0020】本実施例においては、図1に示した実施例
におけるPCMアドレス分岐回路11の代りに、マスク
レジスタ10の最上位ビットの値が“0”であるときに
は、PCS2が発行したメモリリクエストを無効にする
リクエスト抑止回路12が設けられている。
【0021】ベクトル命令が開始されると、メモリ4か
らマスクベクトルの最初の32要素分である32ビット
を読み出して、マスクレジスタ5及びマスクレジスタ1
0にセットする。マスクレジスタ10にセットされたマ
スクデータは、最上位ビットが当該要素のマスクビット
でリクエスト抑止回路12に入力されている。
【0022】今、マスクレジスタ10の最上位ビットが
“1”であったとすると、PCS2はオペランドロード
と結果のストアのメモリリクエストの発行と、次の要素
のためのオペランドアドレスの更新をして1要素分の処
理を終了する。このリクエストはマスクビットが“1”
であるため、リクエスト抑止回路12をそのまま通過し
メモリアクセス装置3に伝えられる。
【0023】1要素分の終了によりマスクレジスタ10
は左に1ビットシフトされ、2番目の要素のマスクビッ
トが最上位になる。
【0024】今、2番目の要素のマスクビット“0”で
あったとすると、PCS2はそれに関係なく、オペラン
ドロードと結果のストアのメモリリクエストの発行と、
次の要素のためのオペランドアドレスの更新をして2要
素目の処理を終了する。しかし、ここで発行されたメモ
リリクエストは、リクエスト抑止回路12において、マ
スクビットが“0”であるために無効にされ、メモリア
クセス装置には伝わらず、メモリアクセスはされない。
【0025】このようなPCS2は各要素においていつ
も同じ処理をするが、対応するマスクビットが“1”で
あればメモリリクエストはそのままメモリまで伝わる
が、マスクビットが“0”であればリクエスト抑止回路
12で無効化され、リクエストは出なかったこととな
る。そして、PCS2は32要素を1区切りにしてMC
S1より先行して処理をする。
【0026】マスクレジスタ5にセットされたマスクデ
ータは、最上位ビットが当該要素のマスクビットでMC
S先頭アドレス修飾回路7に入力されている。今、マス
クレジスタ5の最上位ビットは“1”であるから、MC
S先頭アドレスの最下位ビットが“1”に修飾され、M
CS先頭アドレスレジスタ8にセットされる。そしてM
CS1が起動され、オペランドリクエストの刈り取り,
データの読み出し,演算の実行,結果の書き込みが行な
われて1要素分の処理を終了する。
【0027】この終了により、マスクレジスタ5は左に
1ビットシフトされ、2番目の要素のマスクビットが最
上位になる。2番目の要素なマスクビットは“0”であ
るから、MCS先頭アドレスの最下位ビットが“0”に
修飾されて、マスク制御有のMCS1が起動されて、オ
ペランドリクエストの刈り取りも演算の実行も行わな
い。ただ、要素番号のカウントアップのみをして要素処
理を終了する。
【0028】このようにMCS1は各要素において、対
応するマスクビットが“1”であれば、オペランドリク
エストの刈り取り,データの読み出し,演算の実行,例
外の検出,結果のストア,要素番号のカウントアップを
行い、マスクビットが“0”であれば要素番号のカウン
トアップを行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オペラン
ドリクエスト発行部において、マスク情報の当該マスク
ビットの値に応じてメモリリクエストを変更し、マスク
ビットが“0”で演算処理をする必要がない場合には、
当該要素のリクエストを出さないようにしたので、MC
Sにおけるリクエストリプライ待がなくなり、ベクトル
命令の処理速度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 制御記憶 3 メモリアクセス装置 4 メモリ 5,10 マスクレジスタ 6,8 MCS先頭アドレスレジスタ 7 MCS先頭アドレス修飾回路 9 演算処理回路 11 PCSアドレス分岐回路 12 リクエスト抑止回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置のメイン処理をするマイク
    ロプログラムを格納する第1の制御記憶と、 オペランドリクエスト用の第2の制御記憶と、 メモリから読み出されたベクトル命令のマスク情報を保
    持し、ベクトル命令の1要素処理ごとに第1の制御記憶
    の制御で上位ビット方向に1ビットずつシフトする機能
    を持つ第1のマスクレジスタと、 マスク情報を保持し、ベクトル命令の1要素処理ごとに
    前記第2の制御記憶の制御で上位のビット方向に1ビッ
    トずつシフトする機能を持つ第1のマスクレジスタと、 前記第1のメモリオーバレイの最上位ビットの値に応じ
    て前記第1の制御記憶のプログラムシーケンスを分岐す
    るMCS先頭アドレス修飾回路とを設け、前記第2のマ
    スクレジスタの最上位ビットの地に応じてメモリリクエ
    ストを変更することを特徴とするベクトル命令処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メモリリクエストの変更を、前記第
    2のマスクレジスタの最上位ビットとPCSコマンドと
    により行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    ベクトル命令処理装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリリクエストの変更を、前記第
    2のマスクレジスタの最上位ビットの値に応じて、前記
    第2の制御記憶からのメモリリクエスト信号を無効とす
    ることにより行うことを特徴とする請求項1記載のベク
    トル命令処理装置。
JP14117992A 1992-06-02 1992-06-02 ベクトル命令処理装置 Withdrawn JPH0683858A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14117992A JPH0683858A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 ベクトル命令処理装置

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JP14117992A JPH0683858A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 ベクトル命令処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0683858A true JPH0683858A (ja) 1994-03-25

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ID=15285987

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14117992A Withdrawn JPH0683858A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 ベクトル命令処理装置

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JP (1) JPH0683858A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012134561A1 (en) * 2011-04-01 2012-10-04 Intel Corporation Systems, apparatuses, and methods for jumps using a mask register

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012134561A1 (en) * 2011-04-01 2012-10-04 Intel Corporation Systems, apparatuses, and methods for jumps using a mask register
GB2502754A (en) * 2011-04-01 2013-12-04 Intel Corp Systems, apparatuses, and methods for jumps using a mask register
GB2502754B (en) * 2011-04-01 2020-09-02 Intel Corp Systems, apparatuses, and methods for jumps using a mask register

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803